海中要塞ドゥームズデイ・クロック

オープ歴に建造された遺物であり、エルドルキア帝国の本拠地となっている要塞。
形状は高さ100メートル・最大幅600メートルもの八角形の円盤型をしており、非常に低速ではあるが海中や海上を自在に航行する事が可能。

元来は『浮遊要塞島グラビノア』と同様の浮遊型要塞だったが、何らかの経緯で落下し海底に沈んでいたようだ。
そしてルドニスがこれを発見し、長い時間と多大な労力の末に修復され帝国の本拠地として使用されている。

外壁はドラゴンの攻撃にすら耐える程の頑強さを誇り、設置されている砲から放たれる光弾は一発一発が上級攻撃呪文に匹敵するらしい。
だがそれらは『本来の性能であれば』の話であり、設備や兵器の殆どが破損による機能停止で利用出来ているのは全性能の2割弱程度との事。

ちなみに要塞内部は古代の空間魔法技術により、外観よりも多少広い空間となっている模様。
強大な魔王候補が列挙するロクシアにおいて、帝国が世界征服を名乗り上げるに至ったのは皇帝がこの要塞を手に入れたと言う部分が非常に大きい。


関連



最終更新:2025年06月10日 10:26