四聖獣

大慶帝国の人々を救ったと云われる四体の神獣。
三大霊獣の眷属とも、それとは別の神々の使いとも言われているが詳細は不明。

かつて帝国に大きな災厄を齎した魔獣『四凶獣』が現れた際、始黄帝の子孫達にその力を貸し与えて封印に助力した。
大慶五仙山の内4つの霊山の頂にそれぞれの神殿が建てられており、各流派の当主達により祀られている。

獣神教の三大霊獣とはまた別に守護神として崇拝されているようだ。


玄武(ゲンブ)
四聖獣の一体。
巨大な黒い岩亀の様な姿をしており、尾は白い蛇となっている。
巌の如き甲羅は如何なる攻撃をも跳ね返し、水と冷気を自在に操った。
生み出す水には傷や病を癒す効果があったと云う。

青龍(セイリュウ)
四聖獣の一体。
深い青色の鱗に覆われた長い体躯を持つ
嵐を自在に操る力を持ち、稲妻や竜巻で邪悪な存在を撃ち払った。
その風雨はあらゆる穢れを洗い流したと云う。

朱雀(スザク)
四聖獣の一体。
燃え上がる真紅の羽を持った巨鳥。
飾り羽は常に火の粉を纏い、羽ばたきと共に広がる炎は不浄を焼き尽くした。
姿が似ている事からフェニックスと混同される事もある。

白虎(ビャッコ)
四聖獣の一体。
白に輝く毛並みに強靭な体躯を有する雄々しい虎。
その毛皮は鎧の如く頑強であり、刃の如き強靱さを持つ爪牙はあらゆる悪意を薙ぎ払ったと云う。


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最終更新:2022年07月29日 23:13