“獣魔大公”ルヴァディウス

堕天使の一群『双狼門』に属する高位悪魔の一柱。
天使だった頃の名はエルディウス
双狼門でも上位に位置する力を持ち、膨大な知識も持ち合わせていると云う。

内なる神に反旗を翻したエルクロンの賛同者であり、堕天戦争にて側近を務めた重鎮。
しかし悪魔と化してからは群れる事にそれほど興味は無かった模様。
だが双狼門の中核を担うかつての同胞達から助力を請われた事で参入したとも云われる。

『悪心の探求者』『闇と悪の肯定者』等の呼び名を持ち、怨霊魔術による召喚には比較的楽に応じてくれるとも。
召喚時には年老いた、またはくすんだローブを纏う黒い髭を伸ばした小柄な老人の姿で現れると云う。
顕現の際には凄まじい威圧を放ちながらも、召喚者が『悪について』一定の見解や信念を示せば自らの力や知識の一部を貸し渡すのも寛容であったらしい。

以上の事から怨霊魔術師達に信仰される程の存在だったものの、数十年程前からぱったりと召喚に応じなくなったという。
一部界隈では消滅したとも思われていたが、バクハーン国で実行された『ブラックシープ商会』討伐作戦の後にその存在を再び知られる事となる。


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最終更新:2022年06月21日 14:31