そして、ひなたは愛に思いを馳せる - オリロワVRC @ ウィキ

ひなには、今の世界が灰色に見えていた。
いや。今だけじゃない。仔猫が消えた時から灰色で……暖かな色彩は灰に塗り潰された。

それでも下らない取り巻き達は居て、灰色の世界の中、仔猫を探した。

そして――この殺し合いでようやく見つけた。
ううん。まだ実際に出会えてないけど――私達は巡り会う運命だと信じてるから

だからひなは、一歩、一歩と突き進むよ。
それがたとえイバラの道でも――仔猫のためならそれすらも乗り越える。乗り越えてみせる。

痛みを交わす度に何かを無くしてるけど、それでも、それでも――。

明日へ迷う時も 心病む時も
覚悟みせた枷に 心震わせて。

清き御霊で 祈り捧げるより、けがれた腕でも仔猫を受け止めていたい

だからどんな相手も与えられし黒きチカラで駆逐するよ？

生きて触れてたいと願うのは強く儚い愛に生まれた命の理由（わけ）
ただそれだけのために、ひなは生きてる

「ねぇ、仔猫。仔猫が今のひなを見たら、どういう反応するかな？」

ふと、本音が漏れる。
狂人（メンヘラ）を気取ってるけどひなにもそういう気持ちはある。

血に塗れたひなを、仔猫は受け入れてくれるかな。
それともこんなひなを、仔猫は厳しく叱るのかな

そんなこと、今のひなにはわからないけど――それでも道を変えるつもりはない。
仔猫だけが、ひなの道標で。ひなは不器用だから。

だから誰が邪魔しようとも――私は仔猫と結ばれたい
その結果、仔猫に叱られちゃったら……それはそれでいいかな。だってそういうところも含めて、仔猫が好きだから

【E-4／一日目／早朝】
【ひなた】
［状態］：袈裟斬りを受けたことによる出血（かなり回復）、右腕負傷（かなり回復）、吸血魔法少女に変身中、回復中
［装備］：前を見たい、月よ照らして（Bloody Moon）＠創造武具
［道具］：基本支給品、ランダム支給品1～3
［思考・状況］基本方針：仔猫を手に入れる 。もう二度と離さない
1：『ぼっちの集い』を最優先に仔猫以外の参加者と主催者は皆殺し
2：しみうさの今後が楽しみ！
3：創造武具をもっと使いこなせるようにならなきゃねっ
4：ぼっちの集い、かぁ……。ほんとは仲良くなれたかもしれないのにね
5：仔猫は仔猫だよっ！リアルの性別なんて、どーでもいい！
6：主催者を殺すために首輪を外せる参加者は殺さない方がいいのかな？
7：今のひなを仔猫が見たらどう思うかな？叱られるのも、悪くないかな……
［備考］
※仔猫のリアルが男であることを知りました
※勇者リチャード、あずきしらたまと情報交換しました

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つまり、彼女は仔猫を愛してる。	ひなた