OSK日本歌劇団歴代トップスター

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OSK日本歌劇団歴代トップスター - (2024/01/23 (火) 13:02:48) のソース

令和2年(2020年)以前は、「トップ娘役」の定義が不明瞭のため、トップスターが出演する松竹座・南座・新橋演舞場・近鉄劇場クラスの公演または[[たけふ菊人形公演]]・あやめ池公演でヒロイン格を務めた方を、主な相手役として記載。

近鉄時代末期の洋と那月はダブルトップ体制。令和3年(2021年)以降は、「男役トップスター」に加え「娘役トップスター」の地位が明確化。

※加筆予定
|期間|芸名(出身地)|主な相手役|
||飛鳥 明子||
|※1|(松組)柏 ハルエ||
|※1|(竹組)アーサー 美鈴||
|※1,2,3,4|秋月 恵美子||
|※1,2,3,4|芦原 千津子||
|※3,4|勝浦 千浪|京 マチ子|
|※4|(松組)香住 豊|歌園 佐智子|
||(竹組)米花 真砂子|大淀 しぐれ|
|~昭和50|牧 香織|小月 恵美子、小町 瑠美子|
|~昭和61|嵯峨 みさ緒|麻里 美由起、水穂 ゆう紀、雅 都貴、八坂みどり|
|昭和61~平成8|東雲 あきら(三重県)|友美 愛、千爽 貴世|
|平成8~12|煌 みちる(大阪府)|湖上 芽映|
|平成12~14|洋 あおい(大阪府)、那月 峻(兵庫県)|千爽 貴世、若木 志帆|
|平成14~15|那月 峻(兵庫県)|千爽 貴世、若木 志帆、沙月 梨乃|
|平成15~19|大貴 誠(神奈川県)|若木 志帆、北原 沙織、朝香 櫻子|
|平成19~26|桜花 昇ぼる(奈良県)|朝香 櫻子、牧名 ことり|
|平成26~30|高世 麻央(神奈川県)|牧名 ことり、折原 有佐|
|平成30~令和2|桐生 麻耶(栃木県)|舞美 りら、城月 れい|

|期間|芸名|
|令和3.4~6.8|男役:楊 琳(神奈川県)|
|令和3.4~6.8※5|娘役:舞美 りら(京都府)|
|令和3.4~|娘役:千咲 えみ(東京都)|

※1
特定の劇団員をクローズアップする「トップスター」の概念は確立されていないものの、ポスターやプログラムにメインのスターとして掲載されていた。

※2
秋月(主に男役)と芦原(女役)は、1930年代から約40年に渡って第一線で活躍。二人のコンビも多数。

※3
秋月、芦原、勝浦は、松竹時代の劇団員序列最上位の「幹部」から、1952年(昭和27年)からは、さらに別格の「特別出演」の位置づけとなった。

※4
秋月、芦原、勝浦、香住は、1954年(昭和29年)の序列名簿で、最上位の「大幹部」となった。

※5
舞美が新設された「娘役トップスター」に就任したのは2021年(令和3年)4月だが、[[2018年(平成30年)時点で娘役序列最上位>2018年度劇団員名簿]]。

*戦時下の慰問について
本拠地の大阪劇場閉鎖に伴い、1944年(昭和19年)、以下のリーダーごと4班に分かれ、移動演劇隊として軍及び軍需工場で慰問公演を行った(『50年のあゆみ』より)。
-第1班:秋月 恵美子 
-第2班:芦原 千津子
-第3班:勝浦 千浪
-第4班:京 マチ子

*組制度の変遷
-1943年(昭和18年)~:「松組」「竹組」
-1946年(昭和21年)~:「松組」「竹組」「梅組」 
-1952年(昭和27年)~:「松組」「竹組」+特別出演(秋月、芦原、勝浦)
-1957年(昭和32年)~:「専科」「松組」「竹組」+特別出演
-1967年(昭和42年)~:「富士組」「桜組」+特別出演(秋月、芦原、勝浦)
(時期不明:組制度消滅)
-2014年(平成26年)~:「特別専科」※組制度なし

*「トップ○○」について
宝塚歌劇団では1980年代にスターシステム(主演男役/娘役コンビと2番手男役の体制、そこに至る序列・育成)が確立されたので、「主演男役(トップスター)」「主演娘役(トップ娘役)」は役職名でもあります。ただしトップ娘役は不在の場合もあり(1984年雪組、1994年雪組、2009年月組、2017年宙組)、あくまでトップスターの相手役に過ぎず、娘役の筆頭というニュアンスです。

一方OSK日本歌劇団では、もともと娘役や別格スターの地位が高いことに加え、劇団員の序列とトップスター候補の境目が曖昧です。男役の「トップスター」はただ一人ですが、その相手役の娘役は複数存在し得ます。2・3番手スターより、別格スターの方が序列が高い場合があり、「序列」と「番手」も同一ではありません。報道やOGの方の経歴で「トップ○○」とある場合、「トップスターの相手役」の他に「序列最上位」「主演/ヒロイン」という意味があります。令和2年以前においては、どの用法も虚偽ではありません。