近鉄傘下を離れた平成15年(2003年)より後、松竹系大劇場(松竹座、南座、新橋演舞場、博多座)で公演を行った記録。
OSKは元々、道頓堀に新設された松竹座のアトラクションとして誕生。昭和32年(1957年)に(株)松竹から独立して以降、直接の資本関係になく、松竹系劇場での公演も半世紀以上途絶えていた。近鉄傘下を離れた平成16年(2004年)、関係者の尽力により、66年振りに松竹座での公演を実施。平成19年(2007)には、57年振りに京都四條南座での公演を実施。
劇団存続に際し、歴史ある一流の劇場で公演できることは、劇団員にもファンにも、大きなモチベーションになっている。
以降、友好的な関係が続き、系列劇場を含め、20年余り公演が継続できている。繰り返すが、松竹とは直接の資本関係にないため、トップスターの挨拶等での「来年の『〇〇のおどり』公演が決まりました」という発表は、とても重大なものである。
令和8年(2026年)をもって松竹座が閉館し、今後の舞台興行存続が不透明になる。一方、同年『夏のおどり』にて、博多座(福岡県福岡市、平成11年開場)にて、初のOSKが行われる運びとなった。
下表の他、御園座(愛知県名古屋市)での公演実績(〜昭和34)もあるが、松竹との業務提携は平成24年(2012年)のため、現状、一覧には未記載とする。また、サンシャイン劇場も座席数800席強のため、現状、同様とする。
※松竹が同年の歌舞伎座再開場にぶつける意図で、日比谷の「日生劇場」で『
春のおどり』を上演。東京公演(※昭和15年の国際劇場公演を最後に途絶え、SKDレビュー公演終了後の平成2年に復活。近鉄劇場(大阪)公演の続演として日本青年館などで公演したが、平成15年を最後に再び途絶えていた)の本格的再開の嚆矢となった。
その他
- (株)松竹との繋がりにより、令和以降、松竹カレンダーにOSK劇団員の登場が恒例化。
- 漫画『舞妓さんちのまかないさん』によれば、南座公演の定着により、京都の花街関係者にもファンが多いとのこと。
- 松竹系列劇場には、もうひとつ歌舞伎座が存在。1980年代にSKDが『夏のおどり』を実施していたが、レビュー公演終了とともに、歌舞伎座も平成2年(1990年)から古典歌舞伎専用劇場になった。
- 歌舞伎座でのレビュー公演は、専用劇場運用をやめない限り不可能。しかし歌舞伎座地下の売店「歌舞伎座はなみち」さんでは、OSKに因んだ展示をして下さっていた。歌舞伎座とは、立地やファン層、日舞関連でのスタッフの重なりもあり、緩やかな交流の維持に期待。
- 日生劇場、博多座は宝塚歌劇団も定期公演を行なっていた実績があり、伝統ある両劇団の公演が行なわれる稀有な例。
最終更新:2026年05月05日 09:45