X11
Spacesとの共存
Leopard?ではSpacesの登場によって、複数画面(マルチデスクトップ)の取り扱いを標準で行えるようになった。これはUNIXやLinuxでは一般的な機能である。しかし、Leopardに付属するX11の仕様のため、問題が発生する。
例えばスペース1でEmacsを起動し、スペース2でもEmacsを起動する。このとき、これらのEmacsのウインドウは同じ位置にいるとしよう。ここでスペース1でEmacsのウインドウをクリックしても、スペース2のEmacsがクリックされたとX11が認識し、スペース1のEmacsをアクティブに出来ないという問題が発生する。
そこで、Xquartz projectの配布している非公式版のX11(2008年12月現在は2.3.1)を入れることによって、この問題を回避できる。Xquartz projectの成果はLeopardに反映されるため、そのうちLeopardでも解決される問題だと考えられる。
あくまでApple非公式のものなので、注意すること。
Last Updated: 2009-01-22
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