二人の亀田 ◆NXWWzEezZM
殺し合い? 一体何を言ってるんだ?
それが平山紀之の率直な感想である。
当然だろう、彼は甲子園に出場した後はごく普通の生活を送っていたのだ。
それがいきなりよく分からない所に連れて来られて、『生きるために殺し合う』事を命じられたのである。
普通の高校生が落ち着いてなどいられるハズが無い。
それが平山紀之の率直な感想である。
当然だろう、彼は甲子園に出場した後はごく普通の生活を送っていたのだ。
それがいきなりよく分からない所に連れて来られて、『生きるために殺し合う』事を命じられたのである。
普通の高校生が落ち着いてなどいられるハズが無い。
『生きるために殺し合う』……、殺らなきゃ殺られるって事か?
殺し合いに乗らないのなら無様に死ねってか?
冗談じゃない、こんな所で死ぬのはゴメンだ。
だからと言って、人を殺すなんて出来っこない。
そもそも、俺たちに殺し合いなんかさせて何になるってんだ。
一体何の目的があってアイツはこんな所に連れて来て、殺し合いなんかをさせるんだ?
殺し合いに乗らないのなら無様に死ねってか?
冗談じゃない、こんな所で死ぬのはゴメンだ。
だからと言って、人を殺すなんて出来っこない。
そもそも、俺たちに殺し合いなんかさせて何になるってんだ。
一体何の目的があってアイツはこんな所に連れて来て、殺し合いなんかをさせるんだ?
『時空の覇者、そして我威亜党のトップでもある、亀田と言う者でやんす』
確かアイツはそう名乗ってたな。
時空の覇者? 時空を操って俺達を呼んだのか?
我威亜党? 聞いたことも無い名前だ。
そして──
時空の覇者? 時空を操って俺達を呼んだのか?
我威亜党? 聞いたことも無い名前だ。
そして──
亀田、か。どうしてアイツは死んじまったんだろうな……。
◆ ◆ ◆
ふふふ~ん、ふふふ~ん、ふふふ~ん……
あれ、ここはどこですか?
二朱君との愛をはぐくんでいたはずだったのに、変なところにきてしまったです。
はやく二朱君を探して、さっきの続きをするです。
あれ、ここはどこですか?
二朱君との愛をはぐくんでいたはずだったのに、変なところにきてしまったです。
はやく二朱君を探して、さっきの続きをするです。
「見慣れないリュックがあるです。
とりあえず開けてみるです」
とりあえず開けてみるです」
紀香がデイパックを開けると、中から大砲のような物と、イタチの人形が出てきた。
紀香はそれをおもむろに手に取ると、いとも簡単に
紀香はそれをおもむろに手に取ると、いとも簡単に
「撃つです」
◆ ◆ ◆
おっと、いけねえいけねえ。
つい考え込んじまった。
とにかく俺は死なない、『亀田』の分まで生きてやるんだ。
それでもって、あの殺し合えとか言ってやがった『亀田』を……殺ス!
こんなゲームはブチ壊してやるッ!
そうと決まればまずはアイツに貰ったリュックの中身を見てみるか。
殺し合えとか言ってるヤツが用意した物だ。
銃の一つくらいは入ってるだろう。
つい考え込んじまった。
とにかく俺は死なない、『亀田』の分まで生きてやるんだ。
それでもって、あの殺し合えとか言ってやがった『亀田』を……殺ス!
こんなゲームはブチ壊してやるッ!
そうと決まればまずはアイツに貰ったリュックの中身を見てみるか。
殺し合えとか言ってるヤツが用意した物だ。
銃の一つくらいは入ってるだろう。
そう考えて彼はデイパックの中を覗き込む。
そして手を突っ込んで中身を取り出そうとする。
一瞬吸い込まれるような変な感覚がしたが、デイパックから何かを掴み出す事に成功した。
そして手を突っ込んで中身を取り出そうとする。
一瞬吸い込まれるような変な感覚がしたが、デイパックから何かを掴み出す事に成功した。
「何だ、これは?」
手に掴んだのは小さなガラクタみたいなものと、それにくっついてきた一枚の紙切れである。
彼はその紙切れに書いてある文字を読み上げてみる。
彼はその紙切れに書いてある文字を読み上げてみる。
「この紙は説明書か。
何々、『ピンチに強くなります』、……なんなんだこれは」
何々、『ピンチに強くなります』、……なんなんだこれは」
デパートなどの非常口でよく見かけるマークが書かれた、正方形の物体がそこにある。
彼はそれをとりあえずズボンの左ポケットに突っ込むと、他にも何か入っていないかとデイパックを再び覗き込もうとする。
その時だった。
彼はそれをとりあえずズボンの左ポケットに突っ込むと、他にも何か入っていないかとデイパックを再び覗き込もうとする。
その時だった。
「うわっ、危ねえ!」
凶弾が彼の左足の横を通過していったのは。
◆ ◆ ◆
「ふふふ~ん♪ これはすごいですー」
支給品の『試し撃ち』を終え、紀香は満足していた。
これからどうしようかと考えていた紀香だったが、確実にツキは紀香に来ていたのか、彼女は一つの人影を捉えた。
これからどうしようかと考えていた紀香だったが、確実にツキは紀香に来ていたのか、彼女は一つの人影を捉えた。
「ふふふ~ん♪ あれはたしかに二朱君です。
さっそくあっちに行くです」
さっそくあっちに行くです」
彼女から見て南方D-4の方向に、確かに二朱公人は居た。
ここD-3からは少し距離があるが、なぜか紀香はしっかりとその姿を捉えたのである。
ここD-3からは少し距離があるが、なぜか紀香はしっかりとその姿を捉えたのである。
「ふふふ~ん♪ 愛の力です」
こうして、紀香は二朱を目指して南へと向かっていったのであった。
【D-3/1日目/深夜】
【荒井紀香@パワプロクンポケット2】
[状態]:健康
[装備]:対戦車ライフル(4/5)
[参戦時期]紀香ルート・2年目クリスマス
[道具]:支給品一式、呪いの人形、ランダムアイテム残り0~1個
[思考・状況]
基本:二朱に会う。
1:二朱君に会いに南(D-4)に行くです。
2:二朱君との愛の営みを邪魔するひとは容赦しないです。
【荒井紀香@パワプロクンポケット2】
[状態]:健康
[装備]:対戦車ライフル(4/5)
[参戦時期]紀香ルート・2年目クリスマス
[道具]:支給品一式、呪いの人形、ランダムアイテム残り0~1個
[思考・状況]
基本:二朱に会う。
1:二朱君に会いに南(D-4)に行くです。
2:二朱君との愛の営みを邪魔するひとは容赦しないです。
【対戦車ライフル@パワプロクンポケット7裏】
ライフルという名の小型大砲。
攻撃力12 命中55 使用回数5
【呪いの人形@パワプロクンポケットシリーズ】
よくないことが起こる。
それに加えてロワ内では、少しだけ怪我をしやすくなる。
尚、デイパックの中にあっても効力は発揮される。
ライフルという名の小型大砲。
攻撃力12 命中55 使用回数5
【呪いの人形@パワプロクンポケットシリーズ】
よくないことが起こる。
それに加えてロワ内では、少しだけ怪我をしやすくなる。
尚、デイパックの中にあっても効力は発揮される。
平山の横を通過した弾は、彼の近くにある樹に命中した。
その樹があっさりと倒れてしまったのを見て、改めて自分は命拾いしたという事を痛感した。
ここでふと彼は、さっき見たガラクタと説明書に書いてあった内容を思い出す。
その樹があっさりと倒れてしまったのを見て、改めて自分は命拾いしたという事を痛感した。
ここでふと彼は、さっき見たガラクタと説明書に書いてあった内容を思い出す。
「『ピンチに強くなります』……。
つまり、これを持ってると危ない時でも大丈夫って事か!
これは凄いな!」
つまり、これを持ってると危ない時でも大丈夫って事か!
これは凄いな!」
実際は野球人形のパーツにそんな効果は全く無い。
しかし、生命の危機をあっさりと回避した高揚感は、彼に誤解を持たせるのには十分だった。
しかし、生命の危機をあっさりと回避した高揚感は、彼に誤解を持たせるのには十分だった。
「これさえあれば『亀田』なんて怖くないな!
しかし、一人ってのも寂しいもんだ。
ここは誰かと一緒に回る方が賢いな」
しかし、一人ってのも寂しいもんだ。
ここは誰かと一緒に回る方が賢いな」
そう彼は呟きながら、デイパックから地図を取り出す。
それを一通り眺めた後、方針を決めた。
それを一通り眺めた後、方針を決めた。
「よし、まずは北に行って商店街を目指そう。
商店街ならきっと誰かが居るはずだ」
商店街ならきっと誰かが居るはずだ」
そして彼は歩き出した。
大きな勘違いを背負いながら──
大きな勘違いを背負いながら──
【平山紀之@パワプロクンポケット】
[状態]:健康
[装備]:無し
[参戦時期]ED後(亀田死亡ルート)
[道具]:支給品一式、ピンチ○、ランダムアイテム残り0~2個
[思考・状況]
基本:ゲームをブチ壊す!
1:北に向かう。
2:知り合いに会って協力したい。
3:死にたくない。
[備考]
※ピンチ○は特殊な効果を持つ支給品だと思っています。
※残りの支給品は以降の書き手にお任せします。
[状態]:健康
[装備]:無し
[参戦時期]ED後(亀田死亡ルート)
[道具]:支給品一式、ピンチ○、ランダムアイテム残り0~2個
[思考・状況]
基本:ゲームをブチ壊す!
1:北に向かう。
2:知り合いに会って協力したい。
3:死にたくない。
[備考]
※ピンチ○は特殊な効果を持つ支給品だと思っています。
※残りの支給品は以降の書き手にお任せします。
【ピンチ○ @パワプロクンポケット7裏】
『ピンチに強くなります』との説明書きが付いている、野球人形のパーツ。
特に使い道のないただのハズレアイテムである。
『ピンチに強くなります』との説明書きが付いている、野球人形のパーツ。
特に使い道のないただのハズレアイテムである。
投下順に読む
時系列順に読む
| 前へ | キャラ追跡表 | 次へ |
| GAME START | 荒井紀香 | 027:炎上からの脱出 |
| GAME START | 平山紀之 | 045:五、六年もあれば爽やかな青年も悪の手先に変わってしまうことを彼は知らない |