読むだけでレベルが上がるBOの考え方
指針はシンプルでなくては扱えない。
前提となる基本的な考え方を書くため、例は敢えて露骨なものにする。
BMOの特徴
- アイテム差が顕著に現れる → アイテム差を利用した戦術が鍵
- 狭くならない → アイテム差があってもある程度ドローに持ち込める
タイマンの課題
- アイテム差の確認と、アイテム差の利用、相手のクセを利用した攻撃
指針
- 自分のアイテムがMAX → 爆弾量を増やし補助の確認 → 補助がない → 露骨に包囲しにいく
- 補助がない → 悟られないようにしつつ、普段以上に危険な行動は慎む → ドロー狙い
具体的な技術
アイテムの確認
- 相手の周りに爆弾を置き、動かさなければ位置が悪くなる状況を作る
- 後ろにいけないようなラインを作り特攻する
- わざと位置を悪くし、相手に攻めさせる状況を作る
アイテム差を利用した行動の例
補助なし
- 自分からは絶対に爆弾を置かずに相手の方向を見定めドローに持ち込む。
パンチのみあり
- パンチを連打し、位置取りをベースに相手の動きを制限する。
メリット
- 圧力勝負にすることで、蹴りの価値を下げられる。
- ドローにしやすい。
- 圧に弱いタイプからは確実にポイントが取れる。
蹴りのみあり
メリット
- パンチの価値を下げられる。
- 相手が乗ってくれば、自爆を誘える。
- 攻めている雰囲気を醸し出すことができる。(意外に効果は大きい。)
留意点
- 相手を追う展開にはしない。
- 自力で勝つのは難しいので、相手のミス待ちになる。
グローブのみ
通路投げなど、極力爆弾を散らばらせ、相手のミスを誘う。
- 相手に補助があるなら、相手の攻撃を繋げて単純化する。
制限や繋げることで、相手の攻撃を簡単にする。
グローブの価値は他の二つに比べて低い。
当然ながら相手の補助がこれらに該当する場合、相手の得意な展開にさせないことが重要である。
アイテム差がない場合の基本戦術
アイテム差がないなら、攻めるのは難しく、ドローになりやすい。
はずではあるが、相手のクセを利用することで、自分より下位のプレイヤーからのポイントの取りこぼしを防ぐことができる。
クセの例
- 寸前置きに弱い
- 接近戦が苦手
- 補助に固執気味
- 火力把握が苦手
- 圧に弱い
- 攻めが続くとミスをし易い
- 突っ込んでくる
- 退路を断つ
- 必ず引く
- ドロー焦りする
など。
これらは主観的ながら、ある程度自分の中で分類分けしておくことが重要だ。
大抵のプレイヤーは、圧に弱いかドロー焦りするか接近戦が苦手か突込み癖があることが多い。
ここでは大まかにタイプを分類し、欠陥持ちを前提に対処法を記述する。
あまり攻撃や守備でタイプ分けするのは厳密な定義が難しいが、本人が自分をどちらだと思っているかが重要である。
攻撃タイプ
彼らの得意とする試合展開は双方の爆弾量の多い展開である。
したがって、経験の少ない局面に持っていくことが課題となる。
彼らの弱点は、突っ込み過ぎる、無理攻めをする、爆弾数がすぐに一杯になる、圧が苦手であることが多い。
→
- わざと相手に攻めさせ、自爆を誘う → 自キャラを隅に移動し、常に攻めさせる。爆弾はカウンター用だ。
- 相手の爆弾量を把握し、撒きにほとんど使わせて攻撃のリズムを崩す → こちらは繋げるだけでいい。
- 多少攻めるフリをし、相手に突っ込ませる → 包囲に使う爆弾は残しておく
- パンチ連打による圧勝負に持ち込み、苦手な展開にする。 → 相手の無理攻めを誘う
これらは自分のアイテムの有無によって、また相手や状況によって使い分ける。
守備タイプ
彼らの得意とする展開は、ドローを狙い、突っ込んできた攻撃タイプを狩ることである。
彼らの弱点は、接近戦、裏に行く動き、圧力、火力把握攻めがし易いなどである。
基本的に、守備をする展開を苦にしない以上、攻撃タイプよりは弱点が少ない。
→
- 退路をなくし、接近していく。
- 爆弾量を抑え、動きを優先する
- 単純な圧力勝負に持ち込み、圧死させる。
- 低火力を利用し、複雑な局面にする。
目的はプレッシャーをかけることである。
また、周囲に自分が攻めタイプであると認識させるのも忘れてはいけない。(重要)
ただ俺がアイテムMAXな場合は、何も考えずに特攻し、意地で詰ます。
弱点の確認
基本的な指針に当てはまらない場合は、死なないことが何よりも正解となる。
相手が強者の場合は、アイテム差を利用した状況判断か、中盤の生存力を利用した他プレイヤーからのポイント回収、序盤の生存率でしか勝てない。
逆を言えばそこが実力差となる。
また、相手のクセを利用したつもりが、自分のクセを突かれることもある。
そうならないために、自分の基本的な動きを素直なものにする必要がある。
具体的には、
- リスクが高いときには爆弾を置かない
- 無駄に突っ込み過ぎない
- 攻め過ぎない
- 相手と関係ない攻撃はしない
- ギリギリまで動かない
などである。
当然火力把握などの相手に利用され易い部分は直しておく。
こうしてみるとわかるように、BMOにおけるタイマンの基本は守備にある
最終更新:2009年09月29日 14:14