姫ノ島女子学院(ひめのしまじょしがくいん)は、神奈川県の私立高等学校。
概要
特徴
- さまざまな業種で多角的な経営を行っている姫ノ島グループの傘下にある学校法人姫ノ島学園が、20世紀末に横浜市緑区に設立した学校。英語教育に力を入れており、国際留学制度も導入している。
- 女子校で、少人数制で学費は高め。偏差値は55前後。校内の施設は充実している。また、高学費なこともありお嬢様学校となっている。
女子野球部
2010-2012年
- 女子野球部は創立当時は存在していなかったが、2010年に姫ノ島美晴の入学と同時に設立。最初の2年間は部員数さえ10名弱だったが、姫ノ島美晴が3年時に、4番で主力打者の姫ノ島、エースの天音志津流、3番で捕手のアンリエッタ=バーナードの3年生3名を中心に躍進。県大会準優勝を果たしている。
- ただしこの年も、上記3名以外は他部活との兼任選手や野球経験者だが少数の下級生ばかりで、守備を中心に鍛えはしていたが、強豪校レベルの選手はその3名以外はいなかった。
2013年
- 姫ノ島美晴の卒業後は野球部存続さえ危ぶまれたが、残った下級生により何とか存続。設備やグラウンド自体は良いうえ、海外から招聘したコーチなどもいることや、前年のチームの躍進などから若干ながら野球経験者の新入生なども入り、チームの体は成した。
- とはいえ、秋大会は上記理由で不参加、春大会も1年・転校生が入る前のため他部の掛け持ちが3人もスタメンにいたため、バッテリー、ファースト、二遊間以外は守備がボロボロ。エラー続出で、無名県立高相手に1回戦で敗れている。
- ただし、2年時はショート兼控え投手だった星菜みすずが投手専任になってから急成長。さらに留学生のアリス=バーナードがリリーフとして加入したことで、夏の段階では投手力だけは2012年よりもさらに上回ることになった。
- しかし打力が致命的に乏しいことは変わらず、夏の大会も接戦ながら1回戦負けに終わった。
2014年
- 星菜みすずの代はもともと人数が多くなかったため、戦力はあまり落ちていない。さらに2012年の快進撃を見て入学した2年生が成長し上位打線を担うようになり、打力は格段に上がった。
- 4番に座る主砲の3年生・杏花音は、現・横浜アクアマリンズ所属の春夏秋冬かのんの義理の妹。2年時の粗さがだいぶ無くなり、抜群の長打力に加えてある程度確実性が増してきた。神奈川県内でも有数のスラッガーに成長したと言える。
- また、3年生エースのアリス、インド人留学生・カーンティを始め、多くの海外留学生が入部して国際性豊かになっているところも特徴。レギュラー9人のうち、じつに5人が外国人留学生である。
- 県大会ではベスト16まで進出し、激戦区神奈川でも存在感を示すほどに復活した。
2015年
- 2012年の快進撃を見て入学してきた世代が3年生となり、主力に。4番の一ノ瀬、7番のカッコラ以外は3年がレギュラー。やや投手力に劣るが、高い打力と総合的な成長もあって県ベスト8となった。
2016年
- 投手のプラティ、野手の水流添、一ノ瀬たちを中心に投打ともに充実。2012年以来の実力を秘めたチームに成長し、初の神奈川県予選優勝を飾った。特に初の留学生キャプテンであるプラティは昨年から急成長し、雰囲気に実力が伴い全国進出の原動力となった。留学生やハーフが多く、ベンチ入りの半分以上が海外の血が入っている国際性豊かなチーム構成となっている。
卒業生
最終更新:2016年11月17日 10:15