リア・アトラウィル(カナリア・レーテ)

種族:概念成体
性別:女
年齢:21(本当に…?)
身長:164cm
体重:ヒ・ミ・ツ♪
クラス:破戒僧、クリスの腹心
属性:光  属性均衡:『悠』寄り
戦闘スタイル:神術&魔術、その他詳細不明

「大宇宙の意思です♪」

設定

極天魔王軍所属。
四天王が一人、クリストファー・ブライトの配下。とことん詳細不明。歩くカオスエンドフラグ。
魔王軍に入った経緯その他全てが謎に包まれている。壊れる事無き笑顔の破戒僧。
この女の周りでは理不尽と不条理がまかり通っており、その全てを「大宇宙の意思♪」で通している事以外は詳細不明。
常にシスター服であり、僧帽を被っている為、髪の色及び髪型は詳細が不明という事になっているが、実の所は金髪ロング。
翠色の瞳の造詣の整った美人ではある。だが、本性を知っている者は、絶対的に彼女に近付かない。
トラブルを意図的に引き起こす為に、よくクリスがその被害の矢面に立つ事も。
食物に毒物で味付けをして摂取する事が多い。趣味なのか、生体維持に必要なのかは不明……。

元々は大聖堂正教会の司教。第十二局・殲滅局の決戦兵器。祖に限り無く近い力を持つ聖女であり、また同時に、兵器として運用されていた者。
生まれた時から自身や周囲、ありとあらゆる物事に疑問を抱き、それ故に教義に納得出来ず、また、自らの在り方が教団に相応しくないと判断した為、教団を抜けた過去を持つ。
その後、黒魔術等の禁忌に手を染めていた時期もある。
常に笑顔でありながら、『何かに対して、喜びを見出す事が出来ない』という、ある意味八瀬煉耶と同じ心の瑕を抱えている欠落者だった。
だが極天魔王軍への参入、クリス達との出会いが、僅かずつ彼女自身を変えていっているようだ。

クリスに対して内心恋心を抱いていたものの、彼がジェラート・C・アイシェイジと結ばれた事から、二人を遠巻きに見守る事に決めた様子。同じ境遇のイム・リーディルとは妙な化学反応で馬が合ってしまったらしく、最近は二人でよくつるんでいる。

そんな彼女の正体は、メルキア・レーテ・グランツの実妹。還者としてのメルキアの妹であるメア・レーシェンドとは、血液や遺伝子の繋がりこそ無いが姉妹であり、二人との仲は極めて良好。
またそれと同時に、『不条理』の概念成体でもある。メルキア同様、バルギンの因子を受け継いだ『娘』。
ただ、姉同様何かの間違いで『光』の概念体の因子も受け継いでしまっているらしい。
姉より『光』の因子が強かった為か、保持属性は光となっている。
その為、『光』を嫌うバルギンの手により、生まれた直後に人間界に投棄され、結果、彼女の力を見出した大聖堂正教会の者達に拾われたという事らしい。

間違った悪魔召喚で、エンデと理趣髑髏、レイクとアイリスをこの時代に呼び出した張本人。
アシェル達の戦いに介入した結果としてノルンを死に追いやり、アシェルを絶望に追い落としてしまった大馬鹿者。
トリちゃんことシルハーンの現在の飼い主。クリス達と出会った後、偶然に魔界で拾ってきたらしい。

保有能力

【大宇宙の意思】
詳細不明。ロクでもない能力である事だけは間違いない。

【侵食世界・崩壊時空】
自らの心象世界を外世界に押し出す能力『侵食領域』の最上位層に位置する能力。絶対法則領域形成型特殊能力の一つ。
時間経過で自らを含めた全てを徐々に、しかし確実に崩壊させていく特性を持つ。効果範囲は半径約20km。
精神、肉体、魂、概念その他を問わず、結界内に取り込まれた者は術者を含め、全てが崩壊、壊死させられていく。その場合の存在の修繕は、『アカシックレコード』に介入するレベルのもので無い限りはまず不可能。
また、崩壊させられるものは生物や物に限らない為、時間経過次第では能力発動もままならなくなる。また、視力や触覚、第六感以降の感覚も含めた全身の感覚も、徐々に希薄になり始める。
崩壊時空展開中に一度発動した能力は、能力基盤が崩壊にさらされて使用不可能になる。剥き出しの基盤に水をかけられてショートするのと原理は一緒であるが故に。恐らく修繕手段が無い限りは、一生涯その能力は使用出来ないだろう。
もしも崩壊時空が発動された場合、仮に結界維持者であるリアを殺害し、結界を解除したとしても、無事でいられる保証は無い。結界展開直後に結界外に逃亡した所で同じである。
恐らく一度取り込まれた時点で、原形を留めるものは何一つないであろう。

崩壊という法則にのみ特化した能力。リア曰く自爆技。

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最終更新:2009年01月12日 07:53