《空虚「インフレーションスクウェア」》
ターン終了時まで、〔全てのプレイヤー〕の手札の
コマンドカード、及びプレイされているコマンドカードのテキストは以下に変更される。但し、この効果では「装備」、「呪符」、「
装備/場」のいずれかを持つカードのテキストを変更することは出来ない。
圧倒的な物量の前に、もはや細工は意味を成さない。
テキスト修正@2013/08/03
コメント
十六夜 咲夜の
スペルカード。
コマンドカードのテキストを別のものに置き換える。
テキストしか変わっていないため、変更されたその効果を使うにはカード本来のノードとコストを支払わなければならない。
つまり実質的に「このターン、コマンドカードは使用できない」と言っているに等しい。
言わば
流出のコマンド限定版である。
流出ほどの制限は無いが、使用後もスペルカードは使用できるため、それを使用できるターンプレイヤーにかなり有利に働く。
特に
ディゾルブスペルや
瞋怒と言ったカードを確実に封じる事が出来る為、
神器を持った大型キャラクターによる致死ダメージの攻撃やとどめの
審判「ラストジャッジメント」など、絶対に通さなければならない行動のサポートとして非常に使いやすい。
最も
ディゾルブスペルや
是非曲直庁の威令を始めとしたスペルカードを無効に出来るカードが相手の手札にあれば間違いなくこのカードを止めに来るので、意味合いとしては
カウンターを無駄撃ちさせるorスペルに対するカウンターの無いことの確認といった形になる。
流出ほどではないが、やはり自分の行動も抑制されるので、
村紗 水蜜/12弾などのプレイに対しコマンドで
干渉する事が出来ないというネックがある。また自分のコマンドカードのテキストも変えてしまうため、
離反工作のような大型コマンドを通すサポートとしても使えない。
そのような場合はデッキに合わせて
幻想「花鳥風月、嘯風弄月」を使うと良いだろう。
また、スペルカードであるせいで
メインフェイズまで使えず、アクティブフェイズ・メンテナンスフェイズなどに使用されたコマンドカードには手も足も出ない。逆に
逆転「リバースヒエラルキー」をメインに据えたデッキでは貴重なカウンタースペルとなる。
作戦阻止より2ノードも多いが該当デッキではコマンドカウンターは採用しづらいのでこのカードに頼らざるを得なくなる。コマンドタイミングで打てなくとも、重要なスペルカードを通すための露払いとして使えるのでムダになりにくい。リバースヒエラルキーが見えてる限り相手もカウンターに対する警戒は薄れるので意外なところで刺さるかもしれない。
特にこのカードの存在がバレてしまうと何でもないようなコマンドカードでもそれ以前に使われてしまうので注意が必要。
また、相手の手札の
雲外蒼天の
(自動β)を無効に出来る数少ないカードの一つ。プレイ以後のカウンターを許さないことも相まって
ワンショットの補助としては非常に優秀。
- 低コストの不要なコマンドによって相手側にノードを増やされる可能性があることにも一応注意。
- 奇術「エターナルミーク」と共に咲夜を術者に持つ事が、一時期は非常に大きな意味を持っていた(いぬさくや/PRの項)。
- テキストでは「装備」、「呪符」、「装備/場」となっており、【】が使われていないので想起「うろおぼえの金閣寺」によるサイドボードからのプレイが可能。
収録
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最終更新:2014年10月05日 00:29