354 名前:うたた寝死人 ◆ShSU0mOg [sage] 投稿日:02/09/07 00:48 ID:0lxOzg7V
遅くなりまして。
テーマは、 「黒」 でお願いしたいなあと。
355 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/07 01:03 ID:tI0sUken
うたたさん、お題ありがとうございました。
「遅くなりまして」って…。早いよっ。まだ1時間もたってないじゃない。
さて、今回のテーマは「黒」です。
締め切りは、今回は休日があるので、1日延ばしてみましょう。
9日後、9月16日の午前0時を締め切りとします。
投稿をお待ちしています。
356 名前:呟き[sage] 投稿日:02/09/07 03:11 ID:BFjwUEfU
私は呟く
極まれり ここに極まれり君の残酷
なにもそれは、罪悪だけを意味しているのではないのに
何故、そうも忌み嫌われなければならないのか
例えるならば
それは、とばり
遥かなる眠りの世界への緞帳(どんちょう)
星の瞬きのしとね
愛するあの人の瞳にも似た
温かく心地の良い深淵の色
その深さゆえに 光は輝きを増し
死は意味を持つ
祝福された
塵の帰り着く、誰問わぬ故郷
極まれり ここに極まれり君の残酷
どうしてそうも恐れを以って見るのか
何よりも近しいこの色を
357 名前:暗室[sage] 投稿日:02/09/07 04:03 ID:PJdxJUL9
ふらりとゆれてわたしの顔を
おかしくゆがめる 現像液
そのなかに現世でうけた ひかりに焦げて
黒く濁った コダツクをひたした
そうして 赤くかなしひ ひかりをあびて
ぜんたいがでてくるまで
幾百秒とたち すぎて
陰画のなかに ぼんやりみえる
地獄のやうな あかりのなかでも
ゆつくりとゆらゆら
しろうくうつる ちいさなしみは
打ち棄てられたストオブだつたり
くるしくしかめた顔に彫られた 深い深い陰影だつたり
ほんたうのものは黒くて暗く つめたひはずのそれらの像は
これらこの世のさびしひものを
うつすことにはたえかねて
はっきりするのをついにはやめた
ぱあっぱあっとひかりだし
しろくしろく ついにはわたくしのうでへとおよび
すべてをやわらかく けしさりはじめた
358 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/07 07:13 ID:CffQSbap
『揺りかごを干しながら』・・に一言。
1、書き込みがギクシャクとしていてなめらかさに欠ける。
それが故意だとしても効果としてはかなり疑問な挙動です。
2、庶民的な情景をよくものにしているとは思うが常套の
カテゴリーを超越しているとまでは評価されないでしょう。
普通によく見かける一般的な詩文の範疇を越えているとは
言えないものと思います。
3、エレジーとしてはそれなりに上質な書き込みで良いとは
思いましたが、惜しい事は文章の細部の仕上げ・表現に荒さ
が散見・残存しています。妥協を排して細部にもこだわって
創作してみてはどうでしょうか?
359 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/07 07:44 ID:O4T2jS1d
今週のちゃんぷの詩、揺りかごを干しながら、について。
その詩想に目新しさとか斬新さとかがないです。
暖かくほのぼのとした哀歌としては良い方だろう。
ただ巷で普通に書かれるタイプの詩の、典型だとは思う。
360 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/07 09:19 ID:WyvhRZss
>>356
死を恐れ忌み嫌うことを「残酷」だとし死も悪くはないと美しい言葉にそれを喩える。
「死は意味を持つ」>説明的で浮いている印象。「黒」を書かなくてよかったように「死」もそうしてほしかった。
2連の内容を最終連で繰り返し表現していて主張がクリアになるとともにリズムを生んでいる。
>>357
世界の虚実に光学的アプローチでせまる。
最終行>無(黒色)⇒有(黒以外の色)であるはずの”結像”の意味を有(黒色)⇒無(黒以外の色)に逆転。
361 名前:4th ◆qTLODCXU [sage] 投稿日:02/09/07 09:21 ID:PujNm+Wu
>>325-326 ささやかな幸せを求める女の子に読ませてあげたい いい詩。やさしい詩はいいなぁ。>>354君は好調だね。
362 名前:無題[] 投稿日:02/09/07 16:13 ID:Ej9de0Us
じっとして
夕暮れ溶かす
落窪に
床白きまで
熱灯す
363 名前:黒部長[] 投稿日:02/09/08 13:50 ID:lhDvPsHl
俺の名前は黒いさお
会社じゃ部長って言われてる
といっても
げっぷが染まるほど腹黒くはない
黒いタクシーに乗ることがある
黒いタクシーに乗っちゃぁいけないって事はないからだよ
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
年齢(とし)のわりには子沢山
葬式には黒を着ていく
ダークグレイってわけにはいかないからな
そいつは休日用なんだよね
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
会社じゃ部長って言われてる
会社じゃ部長って言われてる
364 名前:黒焦げ詩人[] 投稿日:02/09/08 14:46 ID:tZf4eYbz
日焼けの黒と
雨夜の黒
どっちもやっぱし黒だけど
黒といえば。。。XXXX(報道規制させていただきます)
何で黒いんでしょうねえ。。。
特にブラ●ル人の方なんか。。。
↑
ぶらぶらぶらぶらブラックホール
さかさにすればラブラブだ♪
365 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/08 22:07 ID:0pqsI4Lb
>>356 私と背中合わせ、すぐそこに存在している死、そしてその色。「黒」
ということばを使わずに頑張りました。甘美に誘う終末のイメージ、いいです
ね。色は、完全な黒というよりはモノトーンのイメージでしたね。
>>357 ゆらゆらと現像液にひたったネガが、だんだんと自己に同化していく
さまが上手く描写されています。三連め、ネガの情景と自己の内面が同時に
映し出されて、読んでいて心地いい。最終連はリズムを変えてもよさそう。
>>362 落窪っていうのは、『落窪物語』でしょうか。いや、読んだことはな
いんですが。暗闇に、心にともしびをかかげて。「黒がテーマ」という前提で
読まないと、見落としてしまいそうな危うさがありますね。
366 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/08 22:16 ID:0pqsI4Lb
>>363 姓は黒、名はいさお。確かに黒さんがテーマの詩だなあ。偶然と必然
と常識と。その条件をうまくつなげられれば、あっと驚く詩になったかもしれ
ませんね。
>>364 題名、それでいいの?ことば遊びが断片で終わっています。それなり
に面白いんだけど、もっと黒のイメージを氾濫させて、それから削っていくと
よかったのかも。長さはこのままだっていいんですよ。
367 名前:新月[] 投稿日:02/09/09 00:47 ID:mSULCFmb
空と海が
一つに成り
何時もより大きく
闇が鳴る
黒い月はローレライ
包まれて
僕はもう帰って来ない
368 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/09 01:24 ID:MIcSco3f
今日は勝負に出ちゃいます
3回目のデート
相場ですよね?
3回目
彼も解ってるはず
勝負に出るのは私だけじゃないように
神様お願い ナンチャッテ
小窓だってついてます
369 名前:私の黒[sage] 投稿日:02/09/09 14:27 ID:KqZgKxx1
アスファルトは タールの匂いを残す青み
車輪は 艶を奪い取られて今や木炭色に
一本だけ ぴかぴかの新品が黒耀石みたい
ブラック塗装のボンネットは 青空を映している
星の輝きはじめた夜空は 幻想を誘う宇宙
真っ黒なブナの葉っぱも よく見れば生命の色で溢れている
足元に寄り添う黒猫 背中が月光色に濡れて綺麗
370 名前:私の黒(続き)[sage] 投稿日:02/09/09 14:30 ID:KqZgKxx1
挟まれた夕刻
その刻になると
すべては同じく オレンジ色に己の色を奪われて
たやすく自分の影を地に脱け出させ
木々の影も 人の影も
長く伸びて
まるで一度に千年も成長した 蛇のよう
そしてそれが
私の黒
371 名前:黒い男[sage] 投稿日:02/09/09 23:24 ID:QB35f4CM
瞳は黒いダイヤモンドの輝きで
顔全体を占領していた
黒いリボンタイは胸元の三角形を覆い
髪は年に不相応なほど漆黒
目を縁取る隈は深い孤独
顔を刻む皺はエッチングの線に似て
遠目にはなめらかに見えた
心が黒い物に侵されている者が
したり顔で語れば
暗雲のように立ち上がり
帰れと雷鳴のような声を轟かせた
カフカは言った
「意識と存在との間のクレバス
水滴と大海との間の緊張
彼はそこに身を置いている」
男は全てを知っていて
平明な言葉で語ったのに
誰も理解出来なかった
その男の名 Rudolf Steiner
372 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/10 06:29 ID:ZrfEM0RI
>>362
夜の穴は漆黒の闇。そこに浮き上がる白色蛍光灯の光で満たされた幻想的な建物。秋の夜長。
>>369-370
荒っぽい部分が目立つ。
①「ぴかぴかの新品が黒耀石みたい」>喩えるものと喩えられるものとの意味が近すぎる。
②「よく見れば」>詩人がある発見をするときに「よく見」ているのは当然であり説明する必要はない。
③「刻」、「己の」・「自分の」、「影」>重複させる効果がない。
加点も多い作品であるだけに惜しい。各連のラストはとてもいい。
373 名前:362[sage] 投稿日:02/09/10 19:09 ID:37hTWkU+
>>365
「落窪」、家屋で一段低くなった場所です。
昔の日本建築などにあると思います。
374 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [] 投稿日:02/09/10 23:00 ID:WnJx0AzH
撫子が熱出してるので、代わりに俺が寸評してやる覚悟しろ。
>>356
うまいっちゃぁうまいが、陳腐っちゃぁ陳腐。あんまり黒くない。
「君の残酷」が浮き上がってくるにはまだ不足してる。81点だオルァ!
>>357
むぅぅ。プロの詩貼ったんじゃねぇのか?本当の世界=暗室=黒から、
世界が哀しいほどにぱぁっと出てきやがるぜ!畜生!もってけ96点!!
>>362
黒いところ見つけたのね。ワッビィ&サッビィ?80点。
>>363
なんだかたけおっさんの作風真似してねぇか?真似すんだったら
意外性まで真似しやがれ!56点!!
>>364
自分の作品かと思っちまったじゃねぇか!!!そこ、隠すな!34点!!
>>367
真っ黒か。まさしく暗黒世界だな。それだけだが、普通新月にも
光はあるのに真っ黒にしちまう強引パワーが気に入ったぜ。
ローレライって見たことねぇが、ちょっとここは強引すぎねぇか?77点!!
>>368
こ、小窓ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!100点!!!!
>>369-370
それ、2レスに分けるほどの長さか?心配せずにドーンと送信しな。
見たまんまを素直に表現してみたって感じで好感もてるぜ。でも
2レス目についちゃぁ、やっぱり推敲ってもん試してもよかったんじゃ
ねぇのかな。俺はしたことねぇが。80点!!
>>371
パス。
375 名前:黒[] 投稿日:02/09/11 01:28 ID:xtt0lOyU
純白の心だけをを
純粋な笑顔だけを
白い輝きだけを
ただ
集めて
そうやって埋め尽くされた庭園で
影を消すために閃光が埋め尽くした
ちくり
痛んだ
それは
自分でも気づけなかった
ボクの黒のあげた
幽かな悲鳴
376 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/11 02:08 ID:y9eDBwSv
羽根についた傷は、まだ暖かい血を流してる?
傷つける為の爪はまだ鋭く尖ってる?
心臓が悲鳴をあげながら鳴き続けてる
拘束しろ 縛りつけて・・何もかもを僕のものに・・・
蔑むように光る視線は何処を見てるの?
僕を握り潰してよ 大事に 優しく
優しく抱きしめてめちゃくちゃにしてよ
これ以上、心を掻き乱さないで・・・
これ以上、一人にならないで・・・
差し出した手が腐り落ちる前に
きみの魂で 繋いで
377 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/09/11 03:16 ID:4YAm1h2g
>>376
お題なしで、いいのか?「無題」もしくは「黒」ぐらいいれてくれ
378 名前:La Nuit Americaine[] 投稿日:02/09/11 14:28 ID:p5Oy9GYc
プロテスタント天蓋は満天の星を増量する赤外
地上の太陽を緑の輝点と為すラスタファリアン増幅ノイズ
まだら彼の地の衛星写真は刻々ナショナルジオグラフィック隆起陥没する鳥瞰図と成り
クレーター笑窪はにかむじゃじゃ鳥が供される感謝祭毟られた羽毛
ハッブル境界ブロードウェイのリストが日々書き換える
メインアクター英雄 chorus:“Hallelujah, Hare Krishna !”ヴァルキリー御座
雷鳴に似た埃まみれゴラン高原へと連なる葬列“nine-one-one is jok'n your town.”詠唱永劫
シャム69双生児の街は並び手折れ花は移ろい
儚げな破片の
落ち逝く果て
Hack, Crack, Jump!
Ground Zero
ベスビオスの火口から溢れ出る蒸気噴煙の Fuck'n situation
イオニア式に立ち尽くす首脳達の顔が TIMES 表紙に飾られる頃
墓碑[Amen / Allah-o-Akbar]の立ち並ぶ地上
未だバロック様式に美化される被害者面した悲劇
雲は低く
風は凪ぎ
仲買人の思惑もまた
ステルスに吸収されゆく 'Fiat lux'
379 名前:偽装黒豚[] 投稿日:02/09/11 23:55 ID:RnaZAT5C
黒豚仕立てのバイエルン
ボイルがうまいマスタードたっぷり柔らかジューシー
贈り物にはハムの人別所哲也から筑紫哲也だよ23時だ全員集合
#!/usr/bin/perlで呼び出されたウサマビンラディンが
print "Content-type: text/html\n\n";
あぼーん<>あぼーん<>あぼーん
おいしいお菓子はスコーンスコーン小池屋スコーン
デタラメだらけの掲示板なんか好かん好かん好かん
渡した血の死臭が漂う祇園精舎の鐘の声
魔羅怒我慢汁放出カウパーの滑り良く膣前庭への突入は叶わず
素人童貞の偽装黒豚発覚自作自演発覚西遊記は猪八戒
~ギターソロ~
電気按摩になるんですよ
(♪はMP3が付いてます)
Ufo,Evil Alien,Noah'sFlood,FlyingSaucer,Satan,Moon,religion
<META HTTP-EQUIV="keywords"CONTENT="フラッシュ画像,UFO,宇宙人,天文,天体,エイリアン,
太陽系,ノアの大洪水,津波,不思議,バベルの塔,神,キリスト.パンドラの箱,宗教,空飛ぶ円盤,
不死,キリスト教">
偽者だらけ
380 名前:静止する目[] 投稿日:02/09/12 10:19 ID:3lKMHRs/
逃げ水が走る
頭上を越えて宙空に
潰れたキーラの目がみっつ
真昼のバイパス
削げた地膜は金の蝶だ
見下ろす目に触れて消える
僕ら 今日は何処まで行こう?
海岸線をドライブなんて いいね
光がぱんぱんに詰まった夕陽を見に行くのは
それはとても いいことだよね
真昼のバイパスに
光の完全に抜け落ちた
鴉さえ潰す目がみっつ
銀馬車が走る
三車線を赤金青に
取り戻せないキーラの目はただ見下ろしている
381 名前:満月でない月[] 投稿日:02/09/12 10:56 ID:q/fmyWia
今日地平線から顔を出して
輝いていない部分は
どれだけ時が経とうとも
光を受ける事は無い
けれどそれを気にもとめず
黒く暗く
白く明るい部分の
その今日限りの美しい形をとどめるがため
今日はじっと黒く輝く
ああ、その苦痛がわかるようだと
橋の上から月を見上げる
ああ、まるで僕のようだと
黒い部分を眺めている
その考えを否定するように
いつか月は満月となり
面一帯にうさぎが踊る
382 名前:ありんこ[] 投稿日:02/09/12 11:51 ID:QeeegtH5
みる
部屋をみる
部屋の隅をみる
じっとみる
じっとじーっとみる
白髪がおちている
ほこりが溜まってる
歩いてる
その白髪のうえ
ありんこが歩いてる
ありんこが歩いてる
一匹、歩いている
383 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/12 19:51 ID:FTNBUDVi
>>378
戦争あるいはテロリズムの犠牲者のための葬儀パレードが胡散臭い。
前半部に多く見られる【カタカナ】+【普通名詞】(ex.「プロテスタント天蓋」)の妙味。
最終行>辞書引き>隠密に走行すべきイタリア車の黒い輝度。
>>381
1連>「今日」の繰り返しが目立つが悪い感じはしないhop
2連>一行はさんでの「ああ、」の繰り返しに新鮮な響きstep
3連>いきなり満月になってかなり驚く構成。1、2連の努力は一体なんだったのだろうかというjump
>>382
もし自分が部屋の外にいたならその蟻はいなかったかもしれないという哲学が確かあったはず。
蟻の歩きがほかならぬ自分の存在を浮き彫りにする。
384 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [] 投稿日:02/09/12 23:18 ID:7eh89xpZ
ぐへへ。寸評だ覚悟しやがれ!!
>>375
「心だけをを」か。一連目からやってくれるな。なんて個性的な
レトリックなんだ!!「埋めつくす」の重複もなかなか混乱させて
くれるぜ。庭園なのか。なんでだ?必然性ってもんは必要ねぇのか!!
うん。要らないよな。んじゃ、43点。
>>376
あはん?
>>378
すまねぇ、さっぱりわからん(藁
アメリカに関係ありだってことはわかったぜ。タイトルでな(藁
なんにしろ、この方法でいっくらでも違うのが書けそうな感じだな。
パロディーってのとはまた違う感じで。
385 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [] 投稿日:02/09/12 23:34 ID:TFsFeODe
>>379
うーむ。ぎっしり書いてあるのに思わず全部読んじまったぜ(藁
みんな偽物なのか、楽しいな。黒豚食えよ。偽物でも信じれば
本物だぜ。しかし、黒いのは豚だけだな。おまけに偽物だしな。
俺でも書けそうな感じは気に入ったぜ。19点!!
>>380
不吉な感じだな。「キーラ」っつーと、ウルトラQか?
わかんねぇ奴多そうだな(藁 もう、こりゃ読んだままを想像して
いいんだよな? 「光がぱんぱんに詰まった太陽」と「光の完全に
抜け落ちた」「目」の対比か? なんかシュールな絵になりそうだな。
ウルトラっぽいかっこいい絵になりそうだ。
>>381
自分の認識ばっかにとらわれないで、おおらかに書いてるって感じ
がした。いい意味で裏切るのね、自然は? でもその場でいきなり
作ったって感じがしないでもないな。すんなり読めすぎた。まぁ、いいが。
>>382
四行で書けそうな内容に12行もかける「ひきのばし作戦」が
気に入ったぜ。部屋の掃除くらいちゃんとしろよ。俺はしてねぇがな。
あえて一言文句つけるなら、じーっと見るのがありんこがいるから
なのか、たまたまじーっと見てたらありんこがいたのか、ちっとも
わかんねぇじゃねぇか、ゴルァ!!!
386 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [] 投稿日:02/09/12 23:36 ID:TFsFeODe
テーマは「黒」。
このテーマで自由に詩を作って投稿してくれ。
締切は15日一杯だ。
殺す気で来い。俺は逃げる!!
387 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/13 01:30 ID:1tqP6ISz
うおっと、お休みしている間に、ドン亀氏、頑張ってるね。
と思ったら、逃げてんのかい(笑)。
ピンチヒッター、ありがとうございます。
>>367 情景は魅力的。残念なことに、ことばの魅力が負けています。ローレ
ライは書きたかったんでしょうからいいとして、1連めのことばを掘り下げた
いところですね。
>>368 何か誤爆のような気がするんですが…。
>>369-370 昼の黒、夜の黒、そしてその狭間の私の黒、という構成は凝って
いてカッコいいです。ただ、前半と後半のことばの遣い方と速度がまるっきり
違うんですよね。狙いなのかな。
>>371 人智学の大家、ルドルフ・シュタイナーの顔写真をモチーフに。あの
顔は怖くて、ただならぬ感じですね。顔の黒だけに絞って書いてもよかったの
では。彼の思念を表現するには、ことばがいくらあっても足りないと思いました。
388 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/13 02:14 ID:1tqP6ISz
>>375 明るいものだけを取り揃えたアルカディアに、ぽつんと残された心奥
の暗黒というテーマは好きなんですけど、ことばが荒いなあ…。推敲が必要だ
ったのでは。
>>376 作者の感じた黒、なんでしょうね。どちらかというと血や太陽の酷薄
な赤をイメージしますね。黒のイメージは充分に表現されていないように思わ
れます。
>>378 黒、なあ…。セピア色の情景がパッパッパッと切り替わっていくイメ
ージでした。たゆまないことばの潮流は読んでいて楽しかったんですが。
流れる血が無機質なのも気になりましたね。
>>379 ちょっとした悪意をスパイスにしたブラックなことば遊びですね。
黒は「黒豚」だけなんですけど、結構ことば遣いが高度で、全体を流れる作者
の毒が黒さを感じました。これ、褒めてんのかな(苦笑)。
389 名前:白い遺伝子[] 投稿日:02/09/13 02:33 ID:Fafun20z
体は黒だ
カリスマだろうか
人は私に皆 惹かれたがる
人は度々自重が過ぎると
引力を宿す真空になる
光を吸うほどの果てしない存在
誰からも目視され得ぬ体
そろり遺伝子を
投げだそうにも
外へと向かう周率は無し
何を見ようか
黒い周率
この身からでは白しか見えぬ
時間は光 この身へ向かい
沈む果てには
無意味すら無い
体は黒だ
有るのだろうか
390 名前:モノクローム[] 投稿日:02/09/13 02:47 ID:toTLpu0A
思い出に色をつけてはいけない
散々いいきかせてこのていたらく
過去は過去であり記憶は記憶である
事実は事実であって記憶は事実でない
見たかこの写真を
私の髪は美しい黒であった
色はないのだ
あのときに流れた血にも
色はない
全てモノクロームの思い出
抱っこをせがむ私を
もう一人の自分が空中から見下ろしている
狂っているからもうあの口から
事実は語られることはない
私の髪は次第に空中に融合していく
黒さえなくなる
なにもなくなる
本当はあのときの血は紅かったのに
391 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/13 02:48 ID:1tqP6ISz
>>380 亀ちゃん、キーラはウルトラマンですわ。信号機の灯とキーラの眼は
似ているね、確かに。信号の停車と時間の静止をかけて情景をうまく構築して
います。「暗黒の眼(でも光ってる)」をもっと強調したかった。
>>381 月の陰の部分への同調、そしてくまなき満月へ。陰へのことばがせつ
せつと語られているだけに、満月へのことばも、もう少し何かほしかったとこ
ろでした。
>>382 情景、レトリックとも、面白いですね。どこが黒いんだろうと思った
んですが、ありんこが黒いんだ(!)。となると、白髪とありんこの対比も
際立ってきますね。
392 名前:「フィリピンの太陽」[sage] 投稿日:02/09/13 03:25 ID:1Aa8ZMaT
こんなに暗いのに
君は笑顔で遊んでいる
夜に寝ない子供達
知らなかったんだ
君のベッドがアスファルトだって事を
私は通り過ぎるビジターで
こんな夜まで遊び続ける君たちを
仲がいいのだなぁと眺めていた
知らなかったんだ
君たちには君たちしかいない事を
亜熱帯の国の
大きな太陽に焼かれた私の肌は
少しだけ君たちの色に近づいた
剥き出しの腕を並べて
まだ僕の方が黒いよ と
君は嬉しそうに笑った
少し
上目遣いに
宝物に触れるように
そぉっと私の腕に触れた君の指は
細く小さく
393 名前:「フィリピンの太陽」(続き)[sage] 投稿日:02/09/13 03:26 ID:1Aa8ZMaT
少女達は常夏の島国で
春を掲げた部屋の中に並ぶ
薄暗い部屋に赤い電灯がともり
満面の笑みで少女達は男を見つめる
私を買ってね
売られる彼女達の大きな瞳は
幼さを浮かべながら乾いていく
15歳よ
少女は誇らしげにそう言った
この国で
若さは高値がつくから
毎朝ホテルの窓から
帰っていく君達と挨拶を交わした
私はただ通り過ぎるビジターで
知らなかったんだ
君たちが背負っているものを
君はその指で何を掴むのだろう
この村で この島で この国で この命で
君は何を掴むのだろう
この国が少しでも肌に沁み込む様にと
私は陽光に身を晒す
生きる為に染まった黒
君たちの肌を思いながら
でも太陽は
焼き付ける太陽は
全ての人を同じく染めやしない
この国の上でも
394 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/13 04:28 ID:1oZIg+wQ
あなたがたなあ
なんでんな
そげんことしてしとこんげそ
395 名前:黒は真夜中の空にもそう簡単には見つけられないよぅ[] 投稿日:02/09/13 11:48 ID:10kdhfcS
1)
振り子時計が時を刻む、昭和
二十世紀梨の栽培には斜面が適している
お婆ちゃんがしわしわの汚い手で梨を剥いてくれる
もぎたての甘い果実にはほんのり土の味がして
チクタクボンボン チクタクボンボン
あれはいちように時を刻む、
「お婆ちゃんもう梨食べたくないよぉ。」
幼い頃によく一人で遊んだ
押入れに指してきた蛍光灯の明かりと眠れない七月の夜
蚊帳のなかで江戸川乱歩の探偵小説を読み終えたあと、ふと見あげた
仏壇に飾ってある知らない人の写真
「ねぇ、ぼくを見てた?」
396 名前:黒は真夜中の空にも~[] 投稿日:02/09/13 11:49 ID:10kdhfcS
2)
どってん便所のカマドウマがボクの足先に触る
ボクはうんちを粘っている
あっちにいけやい、便所コオロギめっ、
木枠の小窓から見えるお月様
ずっと見てるとだんだん大きくなってくるみたい
だんだんこっちにくるみたいで
ボクはうんこを全部しないで母屋に走った
「お婆ちゃん、外に何かいるよっ」
397 名前:黒は真夜中の空にも~[] 投稿日:02/09/13 11:59 ID:10kdhfcS
3)
ビルの谷間をせわしなく歩ていた
アブラゼミが鳴き
ミニスカートの女が闊歩し
東京の空はいつでも狂ったように晴れ渡っていた、平成-
俺たちは目的をすでに忘れてしまっていた子供だった
オレは公園のベンチで昼休みののりから弁当を食べながら
ふと、あのお婆ちゃんの剥いてくれた土の匂いのする梨のことを思い出す
今は亡きあの離れにあったドッテン便所で見た月を思い出す
詩人よ漆黒の闇はどこにある?
そんなに明確な黒がどこにある?
私の「ボクのお婆ちゃん」が他界してから丁度十年になる
黒は真夜中の空にもそう簡単には見つけられなかった。
398 名前:黒は真夜中の空にも~[] 投稿日:02/09/13 12:02 ID:10kdhfcS
4)黒は真夜中の空にもそう簡単には見つけられないよぅ。
完
399 名前:コクトウ[] 投稿日:02/09/13 12:13 ID:SgAHMt8I
失われていく現実から
逃れていく自分
愛せないことを
悔やんでいく自分
拒絶
後悔
世界はまわる
貴女は生きる
私は一人
空は遠く
闇は近い
400 名前:『下降』[sage] 投稿日:02/09/13 15:23 ID:t4TSu+oc
黒一色に染められた
美しい世界に抱かれて
さあ 交わろう
冷たい温もりを手繰りながら
踊ろう
酒に酔ったマイナスみたいに
私は溶けてゆく あなたの中へ
黒一色に染められた
この美しい世界に抱かれて
堕ちてゆく
新しい苦痛のネビュラの中を
どこまでも どこまでも
果てしない私の下降
たとえ行き着く果てが
虚無の現実だけだとしても
私は満たされている
あなたの冷たい 胸に抱かれて
401 名前:moment(1/4)[sage] 投稿日:02/09/13 21:00 ID:NmbJ8e7q
闇の只中
ふと 眼を見開く
・・・
見開いた
視線の先は
何も無い 闇
ただ
ォォオォ
時空の
微かな流れ
私は盲目のまま
身動ぎもせず
ォォォォオオオオォォォォ
しかし
視線の先
闇は渦を巻き
すべてを呑み込みはじめ
ォォォォォオオオオオォォォォォォォォ
やがて ォォォォォ
私の惰性をも引き剥がし ォォ
私を ォォオオォォォォオォ
巨大な速度の中に ォォォオオォ
渦巻く ォォォ
闇の只中に
402 名前:moment(2/4)[sage] 投稿日:02/09/13 21:05 ID:NmbJ8e7q
ォォォォォ
ォォォォォォォォォォォォ
ォォォォォォォォォォォォォォオオォォォォ
ォォォォォォォオオオォォォォオオオオォォォォ
ォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
吸い寄せられる オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
何もかもが オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
闇の中で 形を失い オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
もがき オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ オオオオオオオオオオオオオオオオオオ
叫ぶ オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ オオオオオオオオオオオオオ
その声 オオオオオオオオォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ オォォォオオオォオオォォオオオ
オオオオオォォォォオオオォオオオオオオォォォオオオォォオォオオオオオオォォォオ オオオオオオオオオオオオ
オオオオオオオオオオォォォォオオオオオオオオオォォオオオオォオオオオ オォォォオオオオォォオオオオオオオ
その声が オオオオォオオオオォォオオオオォオォオオォオオオォォオオオォォォオ オオォオォオオオオオォオオオオ
巨大な速度を オオオオォォォオオオオオオオォオオオォオオ オオオ オオオオォォオオォ オオオォオオオオオオオ
異形の黒へと変えてゆく オオォオオオオォォオォオオオオ オォオォオオオオォオォ オオオォオォォオオオォオ
オオォオオォオオオオォォオオオオォォオオオオォオオオォォォオオオォオ オォォオオオオ
オオオオォオオオオォオォォオオォォォオオオオォオォオオオォオオオオオォオオォオオォォオォオオオオ
オオオオオオォオォォオオオォオォオオオオオオオオオオォオオオォオオオオオォオオオオオォオォォオオオオオオ
オオオオォオオオオォオォオオォォオォォオオオオオオォォオオォオォオオオオオォォオオォオオオォオオオオオオオオオオオオ
見開かれたままの
眼
403 名前:moment(3/4)[sage] 投稿日:02/09/13 21:06 ID:NmbJ8e7q
オオォオオォオオオオオォオォオオオォオォオオォオォオオオォオォオオォオオォオォオオオォオオォオオオォオオオォオオオオォオオオオオオ
オオオオオオォオオォオォオオォオォォオオオオオオオオオォォオォオオォオォオオオォォオオオオォオォオオオオォオオオォオオオオオオオオ
闇の只中 オオオオォオオオォォオオオオォオオオオオォオ オォオオオ オォォオオオオォォオオオ オォオオオオオォオオオオオオオオオ
私の叫び声も また オオオオオオォオオオオォオォオオオ オォオォオオオオ ォォオオオオォオオ オオオオォオオオオオォオオオオオオオオ
かき消されてゆく オオオオォオオォオオオオオォオオオォォ オオオオォオオオオオォオオオオ ォオオオォオオオォオオオオオオオオオオ
オオオオォォオオォオオォォオオオォオオォオォオオオオオォォ オオオオオォオオオオォオオ オオオォオォォオオオォオオォオオオオオ
オオォォオオォオ かォ消されオゆく オオオォオォオォオオオォオ オオオォォオオオオォ オオオォオオオオオォオォォオオオオオオオオ
オオォオオオオオオオオオォオォオオオオオォオォォオオオオオオオオ オォオ ォオ オオオォオオオオオォオオォオオオォオオ
オォオオオオォオオオオオオォオオオかォオ消オオォてオく オォオオオオオォオオオオオオォオオオオォオオオオオオオオオオオオオ
オオオォオオオオオォオオオオオオオオォオオォオオオオォオォオォオオオオォォオオオォォォオオオオオォォォオオオオオオオォォォオオォオ
オオォォォオオォオオォオオオォオオオオオオオォォオオォォオォオォオオオオォオオオ消 オオオオオォォオオオォオオオォオオオオオオオオ
オォオオォオオオオオオオオオォオォオォオォォォオオォォオォオオオオオォオォオオオオォオオオォォオォオオォォオオオオォオオオオオオオ
すべてを覆い尽くす オオオオオオォォオォオォオオオォォオオォオオォォオオオオオオォオォォオオオオオォォオォオオォオォオォオオオオ
オォオォオオオォオ 闇 オオオォオオオオオオオオオオオオオオオオオォォオォオオオォオオオオオォオオオオオォォオオオオ
オオオオォオオォォオオ 渦 オオオオォォオオォォオオオオォオオオオオオオオォォオオォオオォオオオオオオオオオオォォォオオオオ
404 名前:moment(4/4)[sage] 投稿日:02/09/13 21:07 ID:NmbJ8e7q
オオォォオオオオオォォォォオォオオオォオオオオオォオォオォオオオオオオォォォォオオォオォオオオォォォォォォオオオオオオオオオオオ
オォオオすべてを掻き消す オオオオオォオォォォオオオオオオオォォオオオオオオオオォォォォオォオォオォオォオオォォォオオオオオ
オォオォォオ 暗黒ォォとォ混沌 オオオオォォォォオオォオォオオオォオオオオォォオオオオオオオォオオォォオオオオオオオオオオ
オオォォォォオオオォォオォォォオオオオオオオォォオオォォオオオオォォォォオオォオオォォォォオォォオォォオオオォオオオオオ
オオ時さえも オォオオォオオオオオオォオオオオオオオオオオオォォオオオオオオオォオオオオォォォォオオオオオオオ
オォオオ畏れ慄き オオオオオォォォオオォォォオオオオオオオオオオォォォォオオオォオオォオオオオオォォオオオオオ
オォオやがて 凍りつく オオオォオォォオオオォォオオォォォォオォオオォオオオォオオオオオオォオオオオオオオオオオ
オオォォオオォォオオオォォオォオォオォオオオオォォオォオオオオオォォオオォォオオオォォォオオォォォオオォォォオォオオ
ォオオオ す べてが オオォォオオォォ オオオォオォオォオォオ ォォオォオオ オオォォオオ オオ ォォオオォォォオ オ オ
オォオオォ ォォ オオオォ ォオオ ォオオォォ オオォオォ オ オォオ ォォ オォオオ オオ オォ ォオオ オオォ ォ
オオ オ 闇 に オ オォ ォオ オォ オ オ オォ オォオ オ ォオオ オオ オ ォォ オ ォ ォオ
ォ オオオ 渦 を 巻 い オ ォ ォ ォ オ ォ ォ
オ オ た ォ ォ オ
ォ ォ
ォ
ま
ま
405 名前:カラ穴[] 投稿日:02/09/13 22:38 ID:iR3GfCxg
セカイに真っ黒なところは何ヶ所かある
でも近いところといったらね
ここだけ
鏡の中
入って行くと
キラキラの瞳の向こうに
真っ黒い洞窟が見えたから
もっとずっと奥まで覗くと
見えない筈のそこにね
あたしのパイロットが座っているのが見えたの
ちょこんとね
小さすぎて顔が見えなかったから
怖気づきそうな心を誤魔化して
殻穴の中へ
殻穴の中へ
ずりずり
ぐりぐ
顔は見れなかった
とても人間らしくないターンのしかたで
奥のほうへ逃げて行ってしまったから
あたしの見てる世界は
黒くないのに
あたしの穴ん中は
なんて真っ黒いの
406 名前:ネガの世界[sage] 投稿日:02/09/13 22:39 ID:jnutbs29
反転する色彩
輪郭線が震える
わたしはネガの世界へ
遠のく意識と共に
全てが黒になれば良い
何もかも飲み込まれて
それでもってこの世界は統一される
みな寡黙に身を沈めよ
ふと 思う
果たして黒とは
無から生じるのか
混沌に由来するのか
立体も滲むこの世界に
自我や尊厳や思想や自由は
なんの意味があるのか
瞳を開けて両手を確かめる
てのひらの皺の黒いことを知る
黒はわたしを受け入れたが
同時に拒絶もしていた
あと少しで消えるところであった
わたしは瞳を閉じた
いつもの
ポジの世界で
407 名前:カラ穴(つづき)[] 投稿日:02/09/13 22:39 ID:iR3GfCxg
振り返ろう
振り返りたいから
あたしはあたしの操縦席に座って
両手でレバーをしっかり握って
鏡の中のあたしを動かすんだ
まわれ後ろ!
人間らしいターンで
あたしのパイロットの乗ったあたしが
あたしの乗った鏡の中のあたしの
後ろ姿を見てる
あんまり見ないでよ
あんたの瞳孔って後ろ髪に突き刺さるから
嫌い
さっさと立ち去ろうよ>あたし
自分の手足が動くのが見える
そのまま真っ直ぐね
居間のドアの向こうの
すべてさかさまの部屋へ
バイバイ
408 名前:ロミオ[age] 投稿日:02/09/13 23:41 ID:KdfE5HtD
これは まったく
貴方にふさわしいよ ロミオ
待つことも出来ずに性のない人
後ほんの少しで 薔薇色の日々が待っていたのに
これは まったく
貴方にふさわしいね ロミオ
罪を犯したのは誰
初い乙女は信じることしか知らなかった
真っ直ぐ過ぎた融通の利かない ロミオ
全く これは 貴方にふさわしい色
後ほんの少しで純情にも似た 薔薇色の日々が待っていたというのに
409 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/14 12:01 ID:gHZXx8Pv
「うんこ」
道ばたで転がっている 黒
無理矢理ひねり出された 突然光が差し込み 音を立て 地面に落ちた
それから ずっと 太陽に干されて ひからびた
どいつもこいつも俺を避けて通りやがる そんなに俺は雄大か
俺はある日気がついた 俺は誇れるうんこなんだと
410 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/14 12:34 ID:vUSBwjWp
>409 「うんこ」
これが今週の、ちゃんぷの詩だな。(w
411 名前:コギャルとHな出会い[] 投稿日:02/09/14 12:44 ID:gchb4UxP
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412 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/14 13:31 ID:pMfOoNLE
>>411
> 織 田 敏 憲
小 馬 鹿 者。 氏 ね。
413 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/14 21:20 ID:7AJ84/Rl
>>395-398
昭和のエピソード>変にきどらない筆力。生きたセリフにリズム感。
「詩人よ漆黒の闇はどこにある?
そんなに明確な黒がどこにある?」
>突然の陶酔感>インパクトが臭さを凌駕。
4)>シリアス調を回避しつつそれを求めがちな読者を翻弄。
>>401-404
言葉さえも奪っていく闇のスケールを感覚的に表現。
そのような種類の闇であるなら一見突飛に見えるその方法も逆に至極妥当なもののように思えるのだ。
嗚咽混じりの絶叫にも似た無意味な轟音であるかのようなそれは
一時は永続するかのようでもあったがいよいよ無へとフェードアウトしていくのか。私という闇。
>>408
普通死人を真剣には非難しないものだしましてや彼が作中人物ともなればなおさらだろう。
自己をロミオに投影させたものかとかんぐりたくなるほどだ。
A⇒A'⇒A"という繰り返しにその真剣ぶりをみてとることができる。
414 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/14 23:58 ID:toAAf7Ph
ごぶさたっす☆
体力の都合で、寸評5つほどでご勘弁~★
>>389
んー。ブラックホールみたいな人なんだね☆言葉は凝ってるんだケド、
全体的に見るとバラバラで、唐突に単語が提出されちゃう感じ★
結局「ブラックホールなんでしょ?」で終わっちった感想★
>>390
なんとか頷きながら読もうとしたケド、どーにも「色」の意味が
ずれすぎてるよ~な印象で、入ってけなかたよ★モノクロームの
写真でしょ?色をつけてはいけないってゆーのは★記憶を脚色
しちゃいけないってことじゃないよね?あと、やっぱり「いけない」
の根拠が不明だと思たよ★お題からもずれてる~★
>>392-393
なんか脈絡のない表現をブツ切れにして読まされてるよ~な感想でつ★
「宝物を触るように」って、わかるケド、浮きすぎてない?★
フィリピンの空気もあんまり伝わってこなかたし★どっちかって
いうと黒くないくらい★
415 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/15 00:00 ID:kNYKGVks
>>395-398
平明な言葉で見事にポエジー☆生まれてるね☆でも「詩人よ~」の
ところはべつに黒じゃなくてもいい感じ★まとまりは、見事に
ないよね★細かいこというと、唐突な「俺たち」や「オレ」「私」
はやっぱり気になる~★多重人格を表してるにしても効果は弱い☆
「現実、生活からの詩を書くべし」みたいなメッセージが伏線の
おかげで強く伝わってきた感じ☆でも、結局は読者の想像力を圧迫
しちゃったかも~★
あと、作者バレバレっぽいのは、味かな☆
>>399
うん、現実逃避って、こんな感じ☆
んーと、それで?
もっと黒くしなきゃ~、ただ言葉があるだけの景色しか見えないゾ★
あとタイトル、、、何??黒糖??コクトオ??HN??
416 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/15 01:19 ID:gIDcINRK
>>413さん、いつもながらありがとうございます。気に入った詩、推していた
だいても、いいんですよ?
撫子さん、お帰りなさい。このまま帰ってこなかったら、ドンちゃんに審査も
お願いするところでした。
>>400 隠喩がキツいんで、ちょっとわかりにくい面もあるんですが、私と
パ・ド・ドゥを踊っているのは、死あるいは胎内への逆行(時間)かな。
後半からエンジン全開で美しいことば遣いですが、冒頭5行が少し甘いかも。
>>401-404 思念の質量と速度の大きさにより時空が曲げられ、渦となってい
く。思念のブラックホール。うーん、やりましたね。ことばを失いますね。
417 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/15 01:40 ID:gIDcINRK
>>405>>407 鏡に映った瞳の中に、自分を操縦している「者」。私の分身でも
ある。どんどん私も増えていくんですね。カラ穴は空(から)にも掛けている
のかな。アイディア、面白いですね。もう一歩踏み込んでもよかったかも。
>>406 黒は、やはり死の隠喩かな。ネガの世界に入り込み、沈黙と死の根源
に触れる。ネガの世界に、もうちっと魅力がほしいところでした。真面目な
構成には好感を持ちました。
>>408 運命のすれ違いによって、みずから死を選んだロミオ。黒を強くイメ
ージするまではいきませんが、黒を根底にして読むと、作者の強い哀惜の情が
ひしひしと伝わってきます。
>>409 うん、これは結構いいよ。最終行の「誇れるうんこ」いいですね。
ただ、うんこに感情を持たせるとすれば、複雑な感情も入れてよかったのかも
しれませんね。ことば遣いが所々でおかしいのも気になりました。
418 名前:原色[sage] 投稿日:02/09/15 14:08 ID:DKIQ1jAM
僕の中に新しい色を見つける
それは年を重ねるごとにだんだんと
パレットの中に様々な色が揃いだす
目を覚ます原色
遊びながら描きだす感情
混ぜ合わせると僕が作り出した色
それを周りに見せびらかして
塗り潰していった世界
邪魔ものを消すため使った白色
もう無くなってしまったので
周りにあるのを利用した
計算して混ぜ合わせて
気に入らない色はどこかへ捨てて
それを繰り返すほどに
グロテスクな暗色へと侵食しだした
けれど描くモチーフは技巧を重ね
原色を真似だす
それでも僕の描いた絵をみせたい
残り少ない原色を使いきってもいい
あなたも混ぜ合わせて
このまま全てを混ぜ合わせて
満たされれば僕と同じ
純粋な黒
419 名前:深い森 (1/3)[sage] 投稿日:02/09/15 19:22 ID:umTVIBwr
太陽を埋めたあの場所で
森が森であることをやめたあの場所で
僕は黒山羊を待つ
なんて明るいんだ 夜空は
その広すぎる背中に後ろ手で輝きを隠して
なんて明るいんだ 宇宙は
虫ピンで標本にされた星星が硝子の向こうで煌めいて
明るさが指も引っ掛けない場所へ行こう
黒山羊の眠る場所へ
僕はうわついたスキップで深い森へ入る
紅葉の淡い恥じらいも
楠の静かな威厳もぜんぶ闇に溶け去った
おいで 黒山羊よ
木々が結んだ手と手の間から
無数のインクが滲んでゆく
夜空に雲が差し掛かる 黒山羊が目を醒ます
その凍りかけのメデュサの瞳が僕を見つめる
やあ 待ってたよ
420 名前:深い森 (2/3)[sage] 投稿日:02/09/15 19:24 ID:uXJ5RKpg
踊ろう 黒山羊と 遊ぼう 黒山羊と
誰も僕らを見つけられない
一緒に手紙を食べよう 読めない手紙を
一緒に栗鼠を殺そう
見えない栗鼠を
踊ろう 黒山羊と 遊ぼう 黒山羊と
君の角は立派かい ひげは長いかい
ぼんやり浮かぶ光の幽霊で
君の姿を描いてみよう
笑おう 黒山羊と 跳ねよう 黒山羊と
時計の音は聴こえない
誰も呼びにこないよ
もっと見つめておくれよ
僕を石にするまで
踊ろう 黒山羊と 遊ぼう 黒山羊と
聴こえるのは迷った風
潮の匂わない遠い波涛
僕らはどこにいる?
どこにいる?
遊ぼう 黒山羊と
遊ぼう
遊ぼう
421 名前:深い森 (3/3)[sage] 投稿日:02/09/15 19:25 ID:YR+TwqAl
空がゆっくり後ろ手をまわし
拾ってきた太陽を再び目覚めさせる
少しずつ森が生き返る
様々な色がよみがえる
潮騒が木々のざわめきに変わる
森がおしゃべりになる
遊ぼう 黒山羊と
もっと手紙を食べようよ
見つめてよ メデュサの瞳で
でも黒山羊は 消えてゆく
鮮やかな森の中に溶けてしまう
姿も見せずに
ああ
なんて明るいんだ
どこもかしこも
深い森で 日没を待つ
この深い森で また黒山羊を待つ
僕はひとり
422 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/15 21:30 ID:EpKtmWvW
体力、完全復活でーす☆
>>418
んー。構成がごちゃついてて読むのに苦労する~★ 言葉もなんだか
ひとりよがりで、壁に弾かれちゃう感じ★ 「邪魔なもの」とか
「周りにあるの」「あなた」とか、いきなり出さずに具体的な
言葉になるように書いたほうがいいんじゃないかな★ 自分の中に
増えて行く色、時には減ったり捨てられたりしてて、最後には全色
混ぜあわせて絵を描きたい、でも全色混ぜ合わせると純粋な黒に
なっちゃった? 絵の具にたとえることで「純粋」って言葉に
説得力は生まれるよね☆ でもその説得力、小さいんだよな~★
>>419-421
構成も表現もオーソドックス☆ しかしとっても上手だな~と
思いまちた☆ くわえて凄くイイ!☆ ひねったところもなく
びっくりするようなところもないのに、これほど読ませるのは
なんでかなぁ?と思たら、筋よりも文章じたいを読ませるよーな
「一語入魂」みたいな丁寧さがあるんだよね☆ おかげで読み解く
ことの楽しさがすっごくありまちた☆ 見事に読者の目を意識してる☆
このまま商品化しちゃってもいいくらい☆ ああ、作者が知りたい~★
423 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/15 23:03 ID:j9Vy4aWR
こんばんは。締め切り1時間をきりましたよageです。
午前0時きっかりも遅刻なので、注意してね。
>>419-421 シャガールの絵に入り込んだような心地よさがありますよね。
424 名前:黒いはね(1/3)[sage] 投稿日:02/09/15 23:49 ID:x0IijUAG
ある日
闇のように黒いはねをもつ天使が生まれた
これまで神様のおつくりになった天使に
黒いはねをたずさえたものなど
ひとりとしていなかったから
天界は大騒ぎになった
目にも眩しい白いはねをうちふるわせて
天使たちは相談した
この黒い天使をどうするか
これは何かのまちがいだ
黒いはねは歪んだ醜いこころをもつあかし
天界が汚されぬうちに
地上に追放してしまえ
黒いはねをもつ天使は
何もわからぬまま地上に墜された
黒いはねをたずさえて生まれたというだけで
天使は途方にくれ
ただ地上をとぼとぼ
歩いてまわるしかなかった
黒いはねは本来の役目を失い
空を飛ぶこともできなかったからだ
425 名前:黒いはね(2/3)[sage] 投稿日:02/09/15 23:51 ID:x0IijUAG
そのころ地上では
人が
信じるものの違いから起こした小さな争いを
世界を巻き込む
いつ終わるとも知れない戦いへと広げていた
一粒の戦火はまたたくまに拡がり
多くの人々をその炎の渦に飲み込んでいた
天使は
焼き払われた街の片隅で
黒く煤けながらも
未だ苦しい吐息をもらす少年と出会った
天使はどうすることもできず
ただ自分の黒いはねで
その顔を拭ってやることしかできなかった
少年は歓喜の表情をうかべて
息をひきとった
不思議なことが起きた
少年の顔を拭ってやったはねの一部が
暗闇に投げ上げた真珠のように
白く輝いていたのだ
天使は希望を見たような気がした
そして
天使は戦場を歩きまわり人の最期を
次々と看取っていった
そのたびに天使の黒いはねは
白さを増し
ついには純白のはねへと生まれかわった
426 名前:黒いはね(3/3)[sage] 投稿日:02/09/15 23:52 ID:x0IijUAG
天使は泣きながら空を舞い
やがて地上に降り立つと
両のはねをしっかりと握りしめ
力の限り引き抜いた
はねは切り口から夜光虫のような淡い光を放ち
やがて幾つもの光の粒子となって
天へと還っていった
それを見届けると
天使だった者は
地上に墜された時と同じように
歩きだした
少しだけ力強い足取りで
427 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/15 23:58 ID:j9Vy4aWR
締め切りでーす。
428 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/16 00:07 ID:OaFjDCtn
>>424-426 物語としては綺麗ですが、内容が詩の長さに負けている感
があります。もっとことばを絞って、はねを天に解き放つシーンを書き
込んで、印象的なものにしては如何。
審査に移りますので、ちょっと待っててね。
429 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/16 00:15 ID:uQMghTK0
次は「月の下で」
430 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/16 02:24 ID:o7dhA3ho
今回のテーマは『黒』。16日の午前0時に締め切りました。
今回のノミネート作品 29編
>>356 >>357 >>362 >>363 >>364 >>367 >>369-370 >>371 >>375
>>376 >>378 >>379 >>380 >>381 >>382 >>389 >>390 >>392-393
431 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/16 02:25 ID:o7dhA3ho
続き
>>395-398 >>399 >>400 >>401-404 >>405&407 >>406 >>408 >>409
>>418 >>419-421 >>424-426
※ >>376は、誤爆の可能性もあります。
432 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/16 02:26 ID:o7dhA3ho
寸評一覧(9月16日午前2時30現在)
Canopus氏 >>365-366 >>387-388 >>391 >>416-417 >>423 >>428
撫子氏 >>415-414 >>422
ドン亀氏(代理) >>374 >>384-386
名前はいらない氏 >>372 >>383 >>413
(抜けているものがあったら、ご指摘ください)
433 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/17 00:06 ID:mzVbgHUj
皆さん、まだ審査結果の発表をされていないようですね・・・。
とりあえず、ちょっと立て込んでるので、お先に自分の分、発表します。
>>392-393 フィリピンの太陽 → 3点 (いろんな意味で 秀)
>>389 白い遺伝子 → 2点 (言葉運びに雰囲気がある 良)
>>424-426 黒いはね → 1点 (不思議な世界感がいい 好)
434 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/17 00:40 ID:9KmRvi/B
遅くなりました。って、私が最初かな。審査の結果です。
>>401-404 実は、とある掲示板で、波を利用した視覚詩を見たことがあって、
それと同工異曲であるという指摘は免れないところです。前半のことばの部分
は、これといった欠点もない
最終更新:2006年03月04日 19:48