513 名前:犬大好き ◆3JQ6Se9. [sage] 投稿日:02/09/27 02:58 ID:bHcSu3KF
お題を置き逃げします(泣
「海」でよろしくです
514 名前:一口感想屋 ◆J90ZEm0g [sage] 投稿日:02/09/27 03:17 ID:QZ7XQX0d
>>513犬大好きさん
おめでとうございます。
>>511-512さん
書いた詩批評~スレに批評家が足りません。
どうかお願いできないでしょうか?
あと3作ほどなんですが。
515 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/27 08:24 ID:Ga17SMfM
>>512 同意。
516 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/27 14:55 ID:VRwdDpc1
解りきった事だが511=いか粘着という事で良い?
517 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/27 15:32 ID:Ew+RP5JP
つーか
2chにある書き込みそのものが「便所の落書き」だと
一般世間では言われているというのに
何を寝言ぬかしてるんだ?511は
518 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/27 21:52 ID:x4WBtKWy
こんばんは。犬大好きさん、おめでとうございます、ならびにお題をありがと
うございます。関係ないけど私は猫好き。
今回のお題は、「海」です。
海をテーマに詩を書いて下さい。
締め切りは、10月5日の午前0時です。
519 名前:現実と想像の間に挟まれ[] 投稿日:02/09/27 22:23 ID:QJZyAQbH
本でしか見たことのない海を回想して
週一の美術で仕上げた
僕だけのミニチュア・シー
瓶に入った手紙
プラスチックの透けるイルカ
白くなった珊瑚礁
水彩絵の具で塗りたくった
抑揚のないコバルトブルーの海の上を
歩く、当てもなく歩く
中2の夏
記憶の底から溢れ出しそうな水を止めることができずに
海に行く道を 独り自転車を走らせていた
どんより重い潮のにおい
ざわめきにも似た波音
砂浜に広がる人の群れ
それなら僕はただ流れてみたかった
すべてを海に投げ出して海になりたかった
藻屑でもなんでもなく、『海』とひとつに
本で見たあの海は偽物だった
僕のミニチュア・シーは作り物だった
目の前にあるのは昔から幾分も変わることのない真実だった
520 名前:「河童」は疑問です。[age] 投稿日:02/09/28 05:26 ID:Dd8tP32U
>ここの審査員さんへ
「このスレの審査員は詩に盲目だ」←とか、いろいろ散々
他スレで審査員が酷評されているが・・・。どうなのだ?
521 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/28 05:43 ID:SX3br2VD
>>520 そうそう。
ひとりは、オチャラケ審査員。
もうひとりは、感情的な子供の審査員、、とまで言われている。
522 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/28 05:58 ID:JlfmYCkL
審査員の質が、そもそも劣悪だ。このスレは。
それなのに、ちゃんぷだ、ちゃんぷだ、なんて
満面で喜んでいるなんて、馬鹿だ。(冷笑
523 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/28 06:50 ID:vLQHmb9D
ここの審査員は批評の手法を理解していないのでは?
、、、とも言われていますが。(w-w
524 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/28 07:07 ID:gO6/aquX
>このスレの審査員へ
詩文に対する「批評の行為」に
勘違いがあることだけは確かなようですね。
批評の行為は「個人的な感想」を述べることではありません。
525 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/28 07:48 ID:vGRPrucX
111 名前 : 名前はいらない :02/09/28 07:26 ID:GRV7X4yO
>ちゃんぷのスレの審査員って
>人生経験が希薄なのではないのかな。
>だから、その詩が人にどう響くかを
>あまり理解できないんだと思う。
>だから「河童」などという駄文を
>オモシロ半分に、ちゃんぷに選んで
>笑いものになっているんだと思う。
↑↑ 申し訳ないが上記に同感しました。
526 名前:ミミ海[sage] 投稿日:02/09/28 08:04 ID:Dhm93HOr
塩味だね 広く地球にぺったり丸く貼り付いていて 僕もそんな感じ
527 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/28 08:23 ID:jXYUMyqf
>>524 う~ん、しかし・・。
特に印象批評などにおいては個人的な感想が
その主体なのではないだろうか?
ただし、その感想を批評として述べるときには
取り巻く状況の中で、いかに客観的にその詩文の
価値を位置づけできるか・・。
ということなのでしょうが。
批評には研ぎ澄まされた時代感覚が必須であると
いわれる所以ですね。
それと豊富は人生経験も必要でしょうね。>>525さん。
528 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/28 16:32 ID:Mt3ZnSmJ
夕焼けが地面にくっつくとこに
嘘つきが孤独に眠ってるって?
やつにゃ顔も名前もない
居所なんてしるかよっ
やつにはトランク一個につまった人生、それだけ
それも借り物のトランクにね
俺ら、自分に乾杯して
ささやかに楽しむよ
空の終わるとこで
いっちばん下のとこで
地の果てでさ、くり返しくり返しね
とっとと失せろってせいぜい祈ってろよ
住所不定の仮住まいでわりぃかよ
そのうちぴかぴかの新しい気分になってるさ
わかったよ、もうたくさんだ、うるせーってんだ
俺らに必要なのはトランク一個につまった人生、それだけ
それも借り物のトランクにね
俺ら、自分に乾杯して
ささやかに楽しむよ
空の終わるとこで
いっちばん下のとこで
地の果てでさ、くり返しくり返しね
529 名前:す、すまん[sage] 投稿日:02/09/28 19:06 ID:Mt3ZnSmJ
>>528
スレ間違えました
530 名前:錯覚[] 投稿日:02/09/29 00:31 ID:7bHoHv4p
世界が満ちた夜に沈む頃
頭上に張り巡らされた
高速道路の下で
静かに目を閉じて見る
波の音が聞こえる
531 名前:暗い海(1/2)[] 投稿日:02/09/29 07:32 ID:WRuceZTA
流れ出す血の赤を見るたびに
あたしの中に
暗くて深い海が広がっていく
タールのように真っ黒で
ねっとりとした海が
雲間から顔を覗かせた半月
妖しいまでに黄色い光が
タールの海で照り映える
たった今
大嫌いなセクハラ課長の胸に
何度もナイフの花を咲かせ
二度と巫山戯た口が
きけないようにしてやった
あとは暗い海の底に
深く深く沈めてやるだけ
二度と浮かび上がって
来られないように
532 名前:暗い海(2/2)[] 投稿日:02/09/29 07:33 ID:WRuceZTA
先月は定職にも就かず
人の稼ぎを充てにしてるだけの
無能な彼氏を絞め殺してやったっけ
もちろんその後は
真っ暗な海の底に
女であることをいやでも
実感させられる日々が訪れるたび
あたしの中は暗い海で満たされる
雲の切れ間からは半月
あたしの心の闇を照らす
533 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/29 12:20 ID:4hF7DAfN
>>532 訂正 × 充てにする
○ 当てにする でお願いします
534 名前:別れ[sage] 投稿日:02/09/29 12:58 ID:bopTUlph
時は時に別れを告げる時です。
人は人に別れを告げる人です。
「いまさら海について何を語れというのだ・・・」
その老いた詩人は嘆いていました。
「私は何年かかっても故人の言葉に勝ることはできなかった。」
人々も嘆いていました。
「仕方ないのです。時が進み人が生きる限り、変わらぬ言葉は消えますから」
そして波がありました。
止むこともなく、変わらぬ響きで。
535 名前:しじま[sage] 投稿日:02/09/29 15:26 ID:K+wpBL52
目をとじた肩ごしに
広がっていく
蒼く月がわれて
いくえにも
魚にかわり
たわむれて
沈み
沈み
月はいない
沈み
色は濃さをまして
いつか
536 名前:懲りない[] 投稿日:02/09/29 17:06 ID:KMqI3aA5
駅まで続く長い下り坂の
オケラ街道がこんなにも長くて
下りなのに足が重いなんて
店先のテレビでは満面の笑みの男が一人
インタビューを受けている
目を背けずにはいられなかった
最寄の駅を通り過ぎて
海へ向かう電車に乗り換える
この単勝馬券捨ててしまおうか
それとも引き出しにしまっておこうか
夕日が落ちてしまった薄暗い海
おじいちゃんが死んだ時だって
涙一つ流さなかった男が
何の関係も無い一頭の馬の運命に
号泣する
海に落としたわけじゃないのに
ぼやけてしまった紙の上の字
サイレンススズカ
今も財布の中に入っている
けれども男は今日も叫ぶ
負けた馬に罵声を浴びせる
537 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/29 17:28 ID:m51B91GQ
>>519
想像の海にまつわる情景を奇を衒わない表現で綴っている。
幾分新鮮味にかけるものの伝わる絵、においそして音がある。
ただ最終前の連の情感は突発的であると思うし
最終連の時的場所的背景が不明瞭なことには難があるように思う。
>>526
まずその味的性質を海に語り告げ体様も併せそれらが自己の性質に通じるとの紹介。
「貼り付いて」にかかる副詞の数が多すぎてリズムに淀みも。
>>530
害するほどの騒がしさの中で波の音を聞くという試み。
「見る」→「みる」、「聞こえる」→「きこえる」or「聴こえる」の方が良かったのではないだろうか。
>>531-532
この社会で女として生きていく上での強い鬱憤が二人の男を殺した。
実際なし得ないことを詩中で敢えて行って
「暗い海」に象徴される自身の「心の闇」のはけ口としている感が否めない。
照らす「半月」の存在が詩に微妙なアクセントを与えている気がする。
絵的に強烈というのではなく何かひどく観念的な光なのだ。
538 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/30 00:57 ID:Os3SBS0k
こんばんは。
>>534 「年年歳歳花相似」という漢詩を思い出しますね。構成としては大成
功なんじゃないかな。静かなたたずまいがよく表れています。語りとのバラン
スもいい。雰囲気に流されたことばが多いのが気になりました(冒頭の2行と
か、1連めの最終行とか)。
>>535 視覚的な情景ですが、「沈む」「いつか」に感情をのせていますね。
「いつか」で締めるのだったら、もう少し感情をのせる必要があったのではな
いかな。「月はいない」は余分かも。透徹とした描写は好感。
>>536 この海、無理矢理だな…。府中だしな…。私はミスターシービーから
の競馬歴ですが、サイレンススズカには思い入れたっぷりです。お父っつあん
もこないだ死んだしね…。共感はできますが、踏み込みが足りない感じです。
539 名前:つらなり[] 投稿日:02/09/30 01:43 ID:o5Mwy/ts
小舟を漕ぎ入り江を手にいれ
恍惚として夕暮れを待つ
その繰り返すのみの毎日だけだが
海は彼女を受けいれたという
波のない夜が星をひきつれ
すべてを喰らい肥え太った朝がくる
焼けるような太陽と支配
静止画の脈拍を盗み取る樹木
蝋燭の火の揺れに波あわす海
火あぶりにもがく囚人の祈り
大地が川に想いを託し
意識を海に植えつけていく
循環する神経細胞のつらなりに
誰かの震えも風に吸われて
的確な自然に溶けあい薄れ
歩行する物を受けいれてくれる
540 名前:高楼より望む[] 投稿日:02/09/30 03:30 ID:3sD9mNIc
それは野分けの過ぎた翌日だった
高見に立ちて海浜のささくれを見る
眼前の海面は無傷に青く
ただ平らかに波浪を癒すのみ
河口へは泥色の暴流がなだれ込み
地表のすべてが押し寄せていた
そして陽光のない海底へと向けて
あまさず大洋は飲み込むのだった
541 名前:楽園の海[] 投稿日:02/09/30 14:03 ID:7a2smNQT
鳥は毎夕波打ち際に出でて
スタイロフォームの漂着する砂浜に
打ち寄せられる屍骸を啄ばんでは
腐った肉と
半ば固形化した血にまみれた嘴で
水泡のはじける音と
沈む太陽を曲解した鶏の喚声に合わせ
ひとしきり不協和音を奏で
闇の訪れる前にと
藪の中へ羽根を隠し
食い散らかされた人肉を
洗う満潮の頃ともなれば
波は黒曜石の輝きを取り戻し
ただ朧げな生白い月の微光を映しては
沈黙を守り
朝になれば発酵する赤潮を内包しながら
言葉を海底へと
深く沈め続けるのみ
542 名前:Sea Of Blue[sage] 投稿日:02/09/30 22:55 ID:bkhcUcgB
Will she see sea she want to ?
She will see sea she have to
You have reason am I so blue
Up and under the sky of true
As she will see sea she have to
I will see sea I have to too
Then might have reason she is so true
Up and under the sea of blue
「海の青」
彼女はそうしたい海を見るだろうか
彼女はそうすべき海を見るだろう
俺がこんなに青いわけは分かるよね
空の本当の上と下で
彼女がそうすべき海を見るだろうから
俺もそうすべき海を見るだろう
そうすれば彼女がこんなに本当なわけが分かるかもね
海の青の上と下で
543 名前:あの日の海[sage ] 投稿日:02/10/01 00:50 ID:9YpzprW/
車をとめたとき音楽も止まった
君の横顔が夕暮れと競演する
君はバッグを一つ買った
ヨコハマ
夜の海を見た
きらめきは足元に降りて
僕らの呼吸は一緒になった
544 名前:お手伝いドン亀 ◆Tp8oxx7. [] 投稿日:02/10/02 00:01 ID:W2L6UyvR
撫子は知恵熱対策で沈黙している。さぁ、俺の出番だ。クックック。
>>539
見事にあっちこっち飛んでる感じだな。こんだけレトリック多けりゃ、
各人好みの言葉も見つかりそうだ。なんだか人間と自然の融け合う
ところを見た感じだぜ。自分でも何言ってっかわかんねぇけどな。
>>540
台風去った後の海か。ただいま関東は台風まっさかりなんだろうけどね。
情景描写に終始してっけど、最後の行がとっても強大な力を感じさせるな。
>>541
まさに楽園だな。人間なんぞいやしねぇ。無為の自然ってやつだな。
しかし長ぇ一文だな、オイ。バカな俺なんて集中力がついて行かず、
5回くらい読み返してようやく内容が入ってきたぜ(藁
>>542
韻踏んでるのね。英語は韻踏みやすいらしいね。シーシーシー、って
スンスンスンみたいでおもしれぇな。そんだけ。ぢゃっ!
>>543
なるほど。これから二人は心中するんだな? 呼吸を揃えていっせーので
ジャンプ!!そして一緒に呼吸は止まった。かに思えたが、彼女は
バッグを一つ買っていた。それはこの世への未練を表すアイテムであった。
そのアイテムが、橋の手摺にひっかかって、二人は止まった。
宙ぶらりんのまま彼女は言った、「ねぇ、やっぱり死ぬのやめよ?」
俺にはそう読まれちまったぞ!!!!!!
545 名前:ドン亀 ◆Tp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/02 00:03 ID:W2L6UyvR
テーマ「海」でなんでもいいから書きやがれ。
締切は10月5日の0:00分。
ちなみに俺は部外者だ。ぢゃっ!
546 名前:ワタクシは海[sage] 投稿日:02/10/03 01:15 ID:ORYVHMw7
こう言うと、皆様はお笑いになるでしょうけれど
ワタクシって、こう見えても海ですのよ
いえ、誤解なさらないで!
海のような女、ということではございませんの
海そのもの、なのですわ
とはいえワタクシが産み出せるものといえばーー
絶えて無くなるまでには限られた言葉の組み合わせ
やがて地球に定住するまっかな宇宙人
ーーそんなものですけれど
そして、海が産み出した子を放り出すようには、できず
自分が産み出したものに執心してしまうのですけれど
波の力に操られるように執心してしまうのですけれど
それでもワタクシは身体の内に潮をもち
満ち干きを風とともに感じるのです
かもめの声が聞こえます
海産物だって獲れるかもしれませんわ
「生命の源」とはよく言ったもの
やっぱり皆様、お笑いになりますのね
ええ、いつものワタクシの「電波話」だとお思いなのでしょう?
よろしくってよ、気にいたしません
だって証拠をお見せすることができないんですもの
証拠なんてものは、いつだってメルヘン☆の中にあるんですものね
それでは皆様、ごきげんよう
ワタクシはこれから一人、寝室に入って
今宵はどんな生命を産み出そうか
ワタクシの中から
547 名前:「鏡像」(1/2)[sage] 投稿日:02/10/03 08:33 ID:zMfs/HQo
こっちへ来いと呼んでいるのか
来るなと追い払っているのか
太陽を呑み
その欠片を夥しい浮標として
海は同じ所作のなか
それぞれ違う叫びを砂浜に投げ捨て
私を途惑いに溺れさせる
夏を過去に追いやり
海は次第に凛とした表情を見せ
悪戯な立ち入りを拒むその硬さは
靴越しに温度となって表れる
しかし海は私を見つめ続ける
ただひとつの真っ直ぐな眼差しで
それは確かなことだ
私の見つめる海は
ただひとつの私の海
それは松葉杖をつき歩く
あの少年の海でもなければ
漁船の近くで言い争う
あの老人たちの海でもない
彼らには彼らの
私の見た事のない
ただひとつの海がある
548 名前:「鏡像」(2/2)[sage] 投稿日:02/10/03 08:34 ID:zMfs/HQo
息を荒げる水平線が
強く私の感傷の首を絞める
ただひとつの海と相対する
ただひとつの命
それは暗くなってゆく
海への帰途に就く太陽に
次第に似てゆく
海は誘いつつまた拒み
流木のように私を置き去りにする
少し冷えてきた砂浜に
誰かの大きな陰影が広がってゆく
ランボーが永遠と喩えた
太陽と海が番う瞬間までに
まだ少し時は余った
549 名前:酸い口[sage] 投稿日:02/10/03 14:16 ID:cxflOAaD
倦怠なるまがい言葉にふさわしからぬ激動が私の体を覆った
そいつは痺れになりきらぬ点描をここだあここだあと
描きつつ私の目に、鼻に、口にと五感すべてを満たし
いつぞやの空気をおもいおこさせるときがそこにやってきていた
冷たい海よ、もはや土のにおいのする秋風をその上で遊ばせ
自らの蒼い色へと染めていくその過程に
わたくしというテトラ堤は港には収まりきらず膨張していく
その虹色の円環がこのキャンバスの額になりきる、という幻想も
ふくめて潮風だ!とおまえはさけびわたしはあくまで冷静に
麻酔だと水をあびせる、わたしがくわえたその電撃を
あらゆるベクトルへと進行させる鉛管を地下に忍ばせながら
海よ おまえは酸味に満ちているのか?
550 名前:オセアーノ (1)[] 投稿日:02/10/04 00:52 ID:tp2ert8U
君の胸に抱かれているような
幸福な眠りから覚めた朝に
沖が時化はじめているのを見た
僕は取り残されてしまったのか
椰子の下で
影と一緒に
愛を知った心は砂漠だ
情念の海を乗せ
決して潤うことのない砂漠だ
僕は椰子の実を拾いあげる
波間に放った
影も一緒に
僕は一日中ここでこうしているんだ
嵐がここまでやって来ない限りは
椰子蟹と戯れたりして
海をなだめすかしている
551 名前:オセアーノ (2)[] 投稿日:02/10/04 00:52 ID:tp2ert8U
そしてまたあの夕暮れ時がやって来る
凪いだ海さえ激しく狂おしくさせる
砂漠は呻き
君を求める
光と影が波を荒立たせ
最も静かな嵐がやって来る
しかしそれでも海を傷つけることなど出来はしない
西に太陽
東に満月
やがて乾燥しきった月が権力を奪うだろう
しかしそれでも海を乾かすことなど出来はしない
やがて君の姿が
海を渡って来る
552 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:02/10/04 02:30 ID:bTypdBQM
少し寸評してから寝ます。
>>546 三好達治が「海」と「母」を引っ掛けて名詩を書いてますが、そこは
かとないオマージュを…。うーん、もう少し感じさせてもよかったかもしれま
せんね。個性的ですが、2連め以降に展開の弱さを感じます。
>>547-548 ことば遣いの綿密さに好感を持ちます。1連めと最終連、いいなあ。
ひとりの瞳と心に映る、たったひとつの海。主題は魅力的ですが、構成にスマ
ートさを欠いています。大事なところはガツンと言っていいと思います。
ごめん、今日はここまで。
553 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/10/04 21:28 ID:qavBjJ+2
>>546
詩作をする内的世界を海に喩えた。
そこは海のように独りで充足したところなのだろう。
>>547-548
この海は私の心象の鏡だ。
>>549
言葉がどんな世界も構築していないあるいはそのつもりもないと思われるほど
絵が見えないしはなしを読むことができない。
無意味という意味さえももつことを拒むかのような難解な詩だと思った。
>>550-551
ここでの海は君への恋慕あるいは愛情の象徴だろうか。
かつて潤いを知り今はそれを渇望する砂漠だ。
554 名前:名残の海辺(1/2)[sage] 投稿日:02/10/04 22:40 ID:n+PfiGSS
海辺のニュータウン
ここは昭和40年頃まで
根と呼ばれた海底の岩山
地名すらなかった
海の生き物達の住処
旧海岸の波よけ神社
ニュータウンの住人は氏子ではない
我々2万4千人は海の亡者か
ほら 小学校も中学校も
水底にゆらめき立つ
フローリングの渚で
打ち寄せられる
宝物とゴミと洗濯物と食いかす
浅蜊でも飼おうか
毎週の掃除もむなしく
潮は満ち 潮は引き
翌朝は元通り
555 名前:名残の海辺(2/2)[sage] 投稿日:02/10/04 22:40 ID:n+PfiGSS
山葡萄の模様のソファーは
船になり 岸壁になり
島巡りクルーズ 魚釣り
小さな船長は忙しそうに梶取り
海には赤ちゃんアザラシ
大潮の晩は
リビングルームは浸水し
船をふわりと浮かばせる
波に揺られて水音に耳を澄ませれば
彼方からゆっくりと近づく
津波
公園を歩く千鳥
薄暮の空を旋回するおびただしい数の鳶
海の磁場を鳥たちは感じている
私の身体も感じるようになった
月と太陽が正面と背後に来る時を
待っている
556 名前:海へ(1/all)[sage] 投稿日:02/10/04 22:59 ID:1AQkhJpd
「海が見たい」と言った
10年前なら、耳にも入らなかっただろう
5年前でも
半年前なら、車を飛ばしただろう、誰の制止も構わず
どうして、
今まで一度も言わなかった
そんな台詞を
今、君は言う?
消えかけた
途切れとぎれの
意識の合間
君は、そう呟いた
海を見せたい、そう思った
15年、一緒に居た君に
はじめて、海を
見せてやりたいと、思った
557 名前:海へ(2/all)[sage] 投稿日:02/10/04 23:00 ID:1AQkhJpd
「海に行こう」と言った
消えかけた
途切れとぎれの
命の瀬戸際
君は、うなずいて
「海が…」と
そして、ひとり
旅に、
でて、
しまった。
558 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/05 00:03 ID:FUIQinoP
締め切りです。すみませんが、残りの寸評と審査は、明日で。
559 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:02/10/05 00:21 ID:n0FntF2S
久しぶりに海に潜った
私の体力では30秒が限界
海底を蹴り上げる
上へ上へ
30秒振りに吸う空気はなかなか美味く感じた
再び潜る
深く深く
昆布茂みの中に体が引きずり込まれそうだ
体を翻す
海中から見る海面は普段とは違った美しさであった
あぁ私も内側から己を見直すとこの海のように違って見えるのだろうか
さぞかしどす黒い色をしているのであろう
きっと3秒も直視していられないだろうな
この海で私の黒さを流し出せるなら
このまま海と一つに成るのも良いかもしれん
560 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:02/10/05 00:23 ID:n0FntF2S
あぁ〆切過ぎちゃった・・・・
一応題名は「洗濯」 です
561 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/10/05 00:51 ID:yjz5qJ/w
チンコのレス】
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【チンコお守りレス】このお守りを見たあなたは超超超幸せ者!
2週間以内に必ず彼氏・彼女が出来るよ!
すでにいる人は超~ラブラブ みんなが幸せになりますように…
そのかわりこのコピペを1時間以内に、5つ別のスレに貼り付けてね・・
でないと、あなたはインポや性病になります
562 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/10/06 00:34 ID:qYy/xcHF
いえ~い♪ひさしぶり☆
まずはついてないところの寸評~☆
>>554-555
海だった場所に人の町ができる。一連目は説明的すぎて読む気失せ
かけたカモ★ 想像力を飛ばして楽しそうだケド、ちょとひとりよがりで
引っ張って行くパワーがないカモ★ 最後から2連目が説得力を
与えてるのが救いかな☆ そのあとの最終連の伏線としても効いて
るし☆ でも、そこまでがちと、長かった★
>>556-557
そんなTVドラマあったな~☆ なんてドラマだったったか、忘れ
たケド★ そのドラマのクライマックスだけダイジェストでお送り
してる感じ~☆ 悪くはないケド、ちょと薄いよな★ もちっとお肉が
ほしかった★
563 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/10/06 00:43 ID:qYy/xcHF
あたしの審査結果発表でーす☆
>>549「酸い口」=3点
今日はTVで「マトリックス」見まちた☆ こういう現実と言葉世界を
自由にひん曲げてしまったよーな作品、なんだかマトリックスぽい
よなー☆ 各連を独立したものだとして読めば、とってもその不確定な
物のダイナミズムが味わえるなー☆と思ったんだケド、はっきりいって
各連の繋がりはさぱーりわかりませんでちた☆ 「私」「わたくし」
「わたし」は別のものを意味してるのかな? よーわからんケド、
読んでて一番気持ちよかったのはコレでちた♪ 88点!は本当は
2点にしてるんだケド、特別サービスで3点あげる☆
564 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/10/06 00:56 ID:0ZtFK7Df
>>541「楽園の海」=2点
ほんっと長い一文だよね☆ でもそれがひとまとまりとしての
楽園の海を表現してるんだと思た☆ まさに人間なんて知らない
楽園の海っちゅ~☆ 正直、キレイだぁ☆と思いまちた☆ 最後の
行なんて、惚れぼれ♪ でも、もうちょと読ませる工夫も欲しかった
かな★ 82てん☆
>>535「しじま」=1点
海のお題からこういう詩が出てくること、正直予想はしてたケド
(結構、歌詞に多いっぽいよね☆)、このシンプルに沈んで行く
潔さがよかた☆ 79点。
>>534「別れ」=1点
これだけで海を感じさせちゃうんだよね☆ すっごい☆
でもちょと言葉がカタイっていうか、平凡になるのを危惧して
わざわざもったいつけた書き方になっちゃってるぽいと思たよ★
76点。
>>551「オセアーノ」=1点
2連目までがよかったな☆ でも2連目2行のあとに「ながら」が
つくんじゃない? クライマックスのところに力があればな~★
76点。
以上っすー♪☆
566 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/06 10:41 ID:Anx3qCpD
こんにちは。ちょっと御無沙汰しちまったっす。
審査したんですけど、>>528-529の誤爆が、結構いいんだよね。確かに水平線
ではなく、地平線なんですけど、あと繰り返しは詩の精度を落としただけで、
あまり効果的ではなかったんですが、魂にことばが乗っかって、はばたいてい
ます。個人的にはいちばん好きだったかも。裏の2点をさしあげます。
>>534 何つっても、魅力的な世界観、これにつきます。人々のかなしみをた
たえたことばが堆積して海になり、波になり、時間になるさまを思い浮かべま
した。個々の部分は、見事に何言ってるか分んないんだけどね。寄せてかえす
潮騒を感じながらの2点。
>>541 反語的な楽園です。時間の推移に従って微妙なきらめきを見せる海。
静謐であり、やわらかく死を包み込む。満潮時と朝の海は、ほぼ同じことを
言ってるよね?そこが気になりましたの2点。
567 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/06 11:13 ID:Anx3qCpD
>>530 コクトオの『耳』の現代版、って感じですね。題名がストレートすぎ
るのと、表現のかたさが気になります。ポエジーを感じることばがほしかった
ですねの1点。
>>547-548 鏡としての心の海。ところどころに魅力的なことばもあって、い
いですね。ただ、中盤の大事なところで表現が停滞しているんです。そのため
か、平板な印象ですの1点。
>>549 タイトルは『すいろ』と読ませるのかな?それにしても何とかならな
かったのかな…。題名で萎えます。2連めがいいですね。前半で飲み込んだも
のを後半で循環させる、つまり味わう図式。口腔にじわっと海の、いのちの味
がひろがってきます。描写力には脱帽でした。1点のつもりだったけど、気が
変わった。2点です。
568 名前:霧都 ◆bKLWQf3H.k [] 投稿日:02/10/06 22:50 ID:rb1noO5G
>>550-551 オセアーノ 2点 (ラストが陳腐なので、残念)
>>547-548 鏡像 2点 (少しだけ、くどい印象)
>>546 ワタクシは海 1点 (最後まで、集中力が持続していれば3点あげた)
>>541 楽園の海 1点 (連分け等、工夫があればもっと良くなる)
す、すいませんが、たてこんでるので、自分の結果を起き逃げさせていただきます。
569 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:02/10/07 23:42 ID:qUoHcSeJ
あれっ? 今回、審査員、3人だけかぁ★
んじゃ審査発表しちゃいまーす☆
☆チャンプ☆
>>541「楽園の海」5点獲得♪
☆準チャンプ☆
>>549「酸い口」?「酸いロ」?4点獲得♪
>>541たん、おめでと~☆
次のお題をよろちくお願いしまーす☆
570 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [sage] 投稿日:02/10/07 23:44 ID:qUoHcSeJ
次回はちょっと亀ちゃんと審査員交代しまちゅ☆
あんまりエラソーにしたら殴っていいからね☆
571 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/10/08 01:42 ID:2f5PFeTJ
撫子さん、集計ありがとう…って、間違えてるがな!
>>549も5点、ですね。
というわけで、チャンプは>>541さんと>>549さんです。
おめでとうございます。
んで、お題は>>541さんに出してもらいます。
準チャンプは、ごめんね、該当者なしで。
572 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/10/08 07:51 ID:KgUMpZi7
バ カ 撫 子
573 名前:ピンクフラミンゴ ◆PINKvHEPP. [sage] 投稿日:02/10/08 11:46 ID:fqn+UGOG
∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◯( ´∀` )◯< チャンプゲットー!!
\ / \_______
|⌒I、│
(_) ノ
∪
∬
オーッホホホホホホホホホ! 遂にチャンプになれたのね! >>541 はアタシYO!
4回目にしてやっとヨ! 長い道のりだったワねぇ、、、
審査員の皆様や、毎回寸評を書いてる名無しさんのコメントが嬉しかったり参考になったりと、
元々「締め切りを守る」「テーマを与えられて書く」という2つが苦手なアタシには、
(・∀・)イイ! 勉強ばっかりさせてもらえるスレだから、これからも投稿させてもらうワネ(w
そうそう、次回のお題は「落葉」ヨ! 上田敏訳に負けないような詩を書いてネ!
じゃ、これからいつものバー貸し切って祝勝会よ!
今日はみんなジャンジャァン呑んで頂戴!(w
最終更新:2006年03月04日 19:49