187 名前:「おみやさん」書いた人[] 投稿日:02/12/28 18:53 ID:SCq2CDTV
携帯から失礼します。
「胸」は「(雌の)形」。
「雌」を憎悪する神木が、その「形」奪った所で愛した少女は「雌」。でしょうか。
身の縮こまる思いでありがとうございました。
次のお題は「先」で。※遅くなってすみません。
188 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/28 19:35 ID:7Ux+OTIF
期日キボン
189 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [] 投稿日:02/12/28 22:44 ID:6yCAN8Fn
>>184
なんだよ、名無しか。
相手にならん。
コテ出せ。
アンタの歳がいくつか知らんがな、みみっちい。
俺みたいな子供をさ、相手にするな。
しかも俺は詩人じゃない。
そんなレベルに、いない。
目線低すぎ。
俺なんて放置しろ。
気づけ。
190 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/12/28 23:08 ID:0kj6Qzrz
>>187
おめでとさーん&サンクス!
今回のお題は「先」。
締切は1月5日の0時00分(1月4日いっぱい)。
ルールは>>2-3。
ぢゃっ。
191 名前:見えない先に怯え負けた者への詩[sage] 投稿日:02/12/28 23:28 ID:7Ux+OTIF
『先』ッ!
それは全くの不可知である!
よく「一寸先は闇」と言われるように
こいつは全くわからない!
恐ろしい!
お前はその恐怖に負けたのだ!
だがッ!
闇があるなら何故照らす光を焚かない!?
人はッ!予測し!最悪の事態に備えることで!
巨大な『闇』に打ち勝ってきた!
叡智という炎を手に入れた時!
人類は進歩したのだッ!
さあ立ち上がれ!
炎を手に『闇』を照らせ!
そして恐れずに足を踏み出すのだ!
どんな明かりをどうやって灯すかは
お 前 が 考 え ろ !
192 名前:腐れた弱者の戯言[] 投稿日:02/12/28 23:57 ID:Yy3mTbIg
前へ進むその足に
影の笑いが張り付いて
スッテップ刻むその歩調
だんだん速度を失って
いつのまにか立ち止まる
見上げた町の片隅で
月が夜空にぽっかりと
黄色い穴を穿つのを
ただ立ち止まり眺めてて
いつになっても踏み出せず
先へと進むその足を
とどめているのは月と影
粘つく闇と笑い声
いつしか進むのやめたのは
失った前へ進む力
欠けてゆく前を見る自信
また進みだすそのために
どうか勇気をください
また一歩進むために
193 名前:あいだに ちょこりと出ています[] 投稿日:02/12/29 00:25 ID:ocu50u2N
かたつむりの 先
うずまきの家に灯
194 名前:DER SAND(1)[sage] 投稿日:02/12/29 00:58 ID:chvRa0t1
DER SAND
砂漠の砂を赤いバケツにたっぷり入れて
赤いバケツから青いバケツへ移し変える
そおっと青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える砂を赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
きをつけて青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える砂を赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
うんしょと青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える砂を赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
腰に力を入れて青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える砂を赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
もう一度青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変えるまた砂を赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
また青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変えるまた赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
195 名前:DER SAND(1)[sage] 投稿日:02/12/29 00:59 ID:chvRa0t1
青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
青いバケツの砂を赤いバケツに
移し変える赤いバケツから青いバケツへ
移し変える
いつか、砂が虹色に染まるらしい
そのまえに青いバケツをひっくりかえされる
砂はほかのすなとまじってわからなくなる
新しい砂を青いバケツに入れる
青いバケツの砂を赤いバケツに
196 名前:193[sage] 投稿日:02/12/29 13:32 ID:XPvz529x
タイトル変更したいです。
「あいだに ちょこりと出ています」→「先の旅路」に。
今さらダメでしょうか...。
197 名前:平成10年 金鯱賞[] 投稿日:02/12/29 15:48 ID:ovclbiWa
5番の馬が逃げている
僕はその馬の単勝馬券を持ちながら
後方の馬を見ていた
例えばこれが30秒後に紙屑になってしまえば
今月はもう生活できない
祈るような気持ちと
興奮が僕の心を埋め尽くして
そのような生活を恥じる考えは無かった
見よ あの馬もあの人も
後ろを振り返る事無くただひたすら前へ前へ
この人生を振り返っても仕方が無いのだ
もう前へ進むしかないのだ
たとえこの先にあるであろう大きな川に
橋がかかってなくても
ゴールする時あの人は右手の拳を何度も握った
僕は全然違う気持ちで右手の拳を何度も握った
198 名前:春待つ福寿草[] 投稿日:02/12/29 17:29 ID:DerfuGwu
野辺に漂う
痛ましい息吹にうなされて
少女はひとり
真冬を抱いて春を待つ
頼りなく灯火を抱いた少女
つららのような孤独を
抱きしめて雫が
身体を朽ちらす
突如!
薄暗い空の燦然とした一点が
曖昧な雲の濃淡を切り裂いて
少女の肩を掴んで飛び放ち
円弧を描いて春を探求する
時は穏やかに少女を蹂躪し
舞散る涙が地面を黄色く敷き詰める
乾きと湿りのほの暗い倦怠の中で
悪夢の余韻を振り切って
少女は何物かに同化した
199 名前:春待つ福寿草[] 投稿日:02/12/29 17:30 ID:DerfuGwu
少女の影から熱量がほとばしる
己の痩せ細った影に怯え
もはや空を仰ぐだけの背骨もなく
筋肉はもはや真冬の冷たさを察知できない
少女の瞳にただ写るのは
冬の亡霊
死体のように膝を抱え鎮座している
それは
鏡の中の己
少女の灯火が消え
春のさえずりが
野辺にこだまして
新しい命の息吹が
先行く真冬を
やさしく鎮魂した
200 名前:春待つ福寿草[] 投稿日:02/12/29 17:36 ID:DerfuGwu
>>199
訂正。
少女の影から熱量がほとばしる
己の痩せ細った影に怯え
もはや空を仰ぐだけの背骨もなく
筋肉はもはや真冬の怜悧を察知できない
少女の瞳にただ写るのは
冬の亡霊
死体のように膝を抱え鎮座している
それは
鏡の中の己
少女の灯火が消え
春のさえずりが
野辺にこだまして
新しい命の息吹が
先行く真冬を
やさしく鎮魂した
201 名前:春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/29 21:30 ID:DerfuGwu
>>198->>200は無しってことでおねがいします。すいません。
>>202->>203で完成形です。
202 名前:春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/29 21:54 ID:DerfuGwu
野辺に漂う
痛ましい息吹にうなされて
少女はひとり
真冬を抱いて春を待つ
頼りなく灯火を抱いた少女
つららのような孤独を
抱きしめて雫が
身体を朽ちらす
突如!
薄暗い空の燦然とした一点が
曖昧な雲の濃淡を切り裂いて
少女の肩を掴んで飛び放ち
円弧を描いて春を探求する
時は穏やかに少女を蹂躪し
大地の確かさと温もりから隔離する
舞い散る少女の涙が
乾いた風の為すがまま
地面を黄色く敷き詰める
ほの暗い倦怠と虚脱の中で
悪夢の余韻に導かれ
少女は何物かに同化した
203 名前:春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/29 22:43 ID:DerfuGwu
少女の影から熱量がほとばしる!
偽者の太陽のように
悶え苦しみ狂喜する
失調した身体性に
己の衰弱した影に
少女は怯え
もはや空を仰ぐだけの背骨もなく
筋肉は真冬の怜悧を察知できない
少女は死体のように墜落した
少女は野辺の地面に消失した
……………………………………………
204 名前:春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/29 22:43 ID:DerfuGwu
「春のさえずりが
野辺に木霊(こだま)してるね
新しい命の息吹が蠢いているよ」
「先行く真冬を
やさしく鎮魂する
この黄色い花って
なんて健気で純粋なんだろう」
太陽より黄色い強さで
春のはじまりを告げる
福寿草
陽の光を求めつづけて止まない
福寿草
それは…
少女の生まれ変わりだったのです
205 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:02/12/29 23:44 ID:QDsSdGqT
>>191
俺的にまったく幼稚な文章に見えない。俺的にむしろ知性さえ感じる。
文末の「お 前 が 考 え ろ !」、この一行によって
文体としての美しさを崩してまでも、作者の言いたかった炎の胸のうちが俺的には伝わってくる。
そうするときれいな文体、美しい文体の「きれい」や「美しい」って何だろう、トカ俺的に思ひ偲ぶ。<`ー´ >
>>193
俺的にまず題名が素晴らしすぎる。これは無邪気だ、お茶目だ。かわいい。俺的に。
作品は短いけれども、物足りない感じがまったくしない。
俺的には、この詩から絵本が出来るヴィジョンを勝手に想像したい
「先」の「灯」は、>>191-192の闇に明かりを灯した<`ー´ >
206 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/12/29 23:53 ID:QswaBnod
>>196、>>201
申しわけないが、大幅な訂正は、投稿後すぐでなければ、受けつけておりませんぜ。
誤字脱字程度ならばまだしも、タイトル変更、内容の大幅なリライトは、ねぇ。。。
そういうことないよう、充分に推敲してから投稿おし!!
つーわけで、無効!!
207 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/12/29 23:56 ID:QswaBnod
今回のお題は「先」。
〆切は1月5日の0時(1月4日いっぱい)。
正月ヴォケも覚めはじめた頃で、ちょうどよかろう?
ルールは>>2-3。くゎけっ!!!
208 名前:>>201春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/30 00:11 ID:qKVuew7R
よーーく考えたら俺が理不尽だったな!
まっ 今回はあきらめるぜ。
つか、たった一言で、無効かよw
209 名前:>>201春待つ福寿草[sage] 投稿日:02/12/30 00:27 ID:qKVuew7R
雑談 議論スレで書いたように、
俺の投稿作品は
>>198&>>200
ってことで
よろしくおねがい!
今度からは注意するぜ。
210 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/30 02:11 ID:hnyK14/R
>>191
もしこの詩の「お前」に作者自身が含まれていないのならあまり味を感じない。
>>192
>スッテップ ミスだと思われるけれどまじめな印象の詩に多大な脱力感を与えたかもしれない。
>>193
曖昧なカタツムリの生態(頭部の形状や蛍光性の有無等)に関する知識により
この短い詩作品を読み解こうとするよりも
その想起させるイメージ(ex.クリームシチュー)で遊びたい。
211 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/30 02:12 ID:hnyK14/R
>>194-195
ものすごい回数を「移し変え」ているけれど最後まで何の説明や展開も無く
「移し変え」通してくれたならその不条理さ加減はどうだっただろう。
とてもコワイ詩になるだろうが奥行きは広がるのではないかと思った。
>>197
とりあえず「先」のことは考えないギャンブラーの刹那主義。
そんな自分への非難をかわすかのように馬や騎手に目を向けさせ
その走り様に賭け様を重ねあわすことにより
行為の正当化を図ったようなところがおもしろかった。
>>202-204
病弱な少女が福寿草になった。
読みづらい詩であるけどとてつもなく悲痛な詩だった。
こたえる。
212 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/12/30 03:11 ID:3yq+Ff2X
ここって何だか書き込みづらい。初心者だけどいいのかなぁ
213 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/30 03:30 ID:6b5+9qZQ
>>212
ルール(>>1-3+今回のお題、期限)にさえ沿っていれば問題はない筈です。
こういった投稿以外のレスは専用の雑談スレ(>>2参照)で行うべきなんですけどね。
詩の投稿は皆様どうぞだったかと。
214 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:02/12/30 11:33 ID:7XR6Dz+H
>>212
テーマ(今回は「先」)にそって詩を書き、
コテハンを隠して、名前欄にタイトルを入れる。
〆切は1月5日0時です。
それだけです。
もちろん誰でも投稿できます。
投稿お待ちしております!!
215 名前:先端恐怖 前編[sage] 投稿日:02/12/30 13:32 ID:FYSuiTzY
現れたのは女ではなかった
こんなに明るくてこんなに哀しい
笑みを浮かべる生き物を
何と呼べばいいのか
僕には相応しい言葉がない
ただ
哀しみと癒されることのない疲労を
肉の身に詰め込んで
僕の前に佇んでいる女の姿をした
生き物
お前の笑顔はあまりに哀しい
その枯れ木のような細い両腕で
この生き物は
いったい日に幾人の欲望を
受け止めるのか
運命などない
それはお前の脳内に去来した
瞬間の諦念
僕は言葉を紡いで
そして引き裂いた
声にできない心中だけの反響
言えるはずがない
その哀しい笑顔に応える言葉が
僕にはない
216 名前:先端恐怖 後編[] 投稿日:02/12/30 13:34 ID:FYSuiTzY
お前の笑顔はあまりに哀しい
そのガラス玉のような両の瞳で
この生き物は
いったい日に幾人の激情を
受け止めるのか
激しく抱きしめながら
僕は気づいている
気がつかない振りをしながら
本当は
お前は鏡
鏡を抱きしめている僕は
己を深く抱きしめているも同然だと
気がついている
今
心の先端は澄み切った明るい闇に触れ
静かな恐怖が
じわじわ心に這い寄って
本当に哀れなのは
誰?
217 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:02/12/30 15:07 ID:9ZEw3sT/
>>191
説教だな。言うばっかりなら誰にでもできるぜ。
っつーか、まずは お 前 が や れ !!!
>>192
この場合、無理にありきたりなリズムの中に押し込める必要があったのか。
疑問だ。3連目の最終行なんて無理がねぇか? 「欠けてゆく前」ってのは
唐突でおもしろいが、やっぱ唐突だな。平凡なリズムも災いして、
言葉以上の広がりが感じられなかった。
>>193
この詩、タイトルが物凄く重要だよな。短い詩文がいろんなイメージを
くれるから、それをまとめるタイトルであってほしい。が、まとめすぎると
本文の広がりが殺されてしまう。適度な方向示唆ぐらいのタイトルが
ちょうどよいかと。で、このタイトル。クロスワードのヒント文みたいで
おもしれぇ。この詩のミソは、「先」が何を意味するか、だと思う。
かたつむりの進む先、なのか。それとも、かたつむりの丸い殻から
出た尖った部分なのか。そして「家」は、何を意味するのか。かたつむりの
背負っている家か。それともかたつむりの行く先に、そういう家があるのか。
やべえ。詩文の何倍もの長文書いちまった! とりあえずタイトルは、
他にもっといいものもありそうな気はするが、これでいいんじゃねぇかな。
「先の旅路」だと無難な感じで、おもしろみが減るような気がするぜ。
>>194-195
うーむ。なんだか人生の悲哀を感じさせるな。同時に、ドリフの
しつこい系ギャグも感じさせる。前者的に読めば不条理、「いつか、
砂が~」もうまく効いている。後者的に読めば、言葉にタメが足りない。
「うんしょと」「腰に力を入れて」「もう一度」「また」では、
ドリフギャグの「タメのある間」に負けていると思う。
>>197
むう。いくらの配当だったのか。。。ただそれだけが気になるる。
218 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:02/12/30 15:38 ID:5MqnMezx
>>197 平成10年のバレンタインSから、翌年の毎日王冠まで、当時のサイレン
ススズカは、本当に生命力にあふれていました。まさに前へ前へと突き進んで
いましたね。秋天の詩よりも良くなっています。4歳時(数え)はあの河内の
オッサンに、「自分のペースが分らないバカ馬」と言われていたんですよね。
まさに振り返っても仕方がない。河内のオッサンは調教でバンブーメモリーに
何度も持っていかれたり、バカ馬との相性は悪かったようですが。
サイレンススズカの出走した競争は、本当に展開を読むのが楽しかった。馬券
的には旨味がないんですけどね。この金鯱賞も、マチカネフクキタルの復帰戦
だったんで、結構ドキドキしましたね。それにしても、中京の平坦コースとは
いえ、2000を57秒台で駆け抜けたのには腰を抜かしました。ユタカ、そんなに
ガッツポーズしたかなあ…。
今度は毎日王冠の詩、キボンヌです。寸評になってなくて、ゴメン。
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:02/12/30 16:29 ID:5MqnMezx
>>218 追記。配当は単勝1番人気の200円でした。2着以下に2秒近くもつける
大差勝ちという、芝2000mのレースでは常識はずれの出来事でした。
冷静になろう。
>>198>>200 この場合、少女は福寿草そのものではなく、福寿草の蕾の中に
ひそむ「soul(fairy)」と考えました。蕾の開花とともに少女の面影は消え
て、春が来訪する。>>202-204では少女の死と引き換えに生まれる福寿草の花
と、イメージに違いが生じ、面白く読みました。
花、少女、春と甘いモチーフを消すべく文体を硬くした努力の痕跡を認めます。
ただ、甘さはなくてもいいから、官能性はほしかった。>>204は甘すぎるかも。
220 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/12/30 17:01 ID:5MqnMezx
>>215-216 マルケスの『エレンディラ』を思わせるような運命の受容を鏡は
持つのでしょうね。そんなかなしみとの心の先端部分での交流。その描写が
丁寧にされていて、力量を感じます。最終連の恐怖は正直な心情なのでしょう
が、やや唐突。それまでに心のキャッチボールがもっとほしかったところです。
221 名前:その先……[] 投稿日:02/12/30 23:48 ID:j8JExHKO
あなたたちのように苦労して夜学ぶのが本当の勉強ですと、先生は言いました。
その先に埋まっているコトバが私には浮かんで来ました。しかし先生の子供は
夜学には通っていない。
あの時の先生の言葉は、その先、どうしても思い出せません。
222 名前:グリーンドルフィンの続き 1[sage] 投稿日:02/12/31 01:59 ID:odMy/F0m
「グリーンドルフィン教えてあげる」
そうして始まるお話は
昔おばあ様から聞いたお話
神経質な緑のイルカ
緑のイルカを見守る一人の少女
少女はイルカ達の海の番人で
首は鎖で繋がれている
神経質すぎる緑のイルカは孤立して
毎日不貞腐れてばかりいた
私はグリーンでもドルフィンでもないけれど
彼の気持ちが分かる気がした
月の沈む夜 イルカ達は沈む月の上を輪になって跳び
太陽が沈む夕暮れには イルカ達は太陽の代わりに光を放つ星になった
ただ 緑のイルカだけは一人
少女のいる秘密の洞窟でそれを眺めた
私たちには 見えない鎖がある
そう 洞窟の孤独な少女のように
目に見えないモノに繋がれて
もがいても あがいても
そこから離れることはできないのだ
223 名前:グリーンドルフィンの続き 2[sage] 投稿日:02/12/31 02:00 ID:odMy/F0m
「グリーンドルフィン どうしてみんなと踊らないの
みんな楽しそうに 飛び跳ねているわ」
緑のイルカ 不貞腐れたままで
「僕が跳ねても 僕だけ緑色で
皆と違う色に光るから 皆恨めしそうに僕を見るからさ」
「皆と違うことが どうしていけないことなの
あなたのグリーンは こんなに綺麗なのに」
緑のイルカ まだ不貞腐れて
「君から見たら綺麗でも 僕や皆からしたらうっとうしいのさ
君はずっとそこに一人だから こんな気持ちは分からないだろうけど」
少女は少し黙って それから答えた
「グリーンドルフィン教えてあげる あなたがグリーンに生まれた理由
私はいつもここで同じように 同じ色のイルカ達が 同じように踊るのを
毎日毎日繰り返し眺めてきたの いつも同じで 皆同じだったわ
だから違う色のイルカが欲しかったの ワガママでも そう願ったの
グリーンのイルカが飛び跳ねてくれたら きっと美しくて 私ここに一人きりでも
死ぬまで一人でも構わないって 空の星に願ったの 強く 強く」
緑のイルカ そう聞いて
とても嬉しくなって 悲しくなって
少女がいる限り 生きている限り
どのイルカよりも高く美しく飛び跳ねてみせようと 誓ったのだ
私がおばあ様から聞いたのはここまで
これはグリーンドルフィンのお話だけど
大きくなって そのお話には
続きがあることを 知った
224 名前:グリーンドルフィンの続き 3[sage] 投稿日:02/12/31 02:02 ID:odMy/F0m
イルカの海の番人で
誰も知らない洞窟で一人きり
首を鎖で繋がれた少女のお話
洞窟は暗く 深く 険しい岩山に囲まれていた
少女はある業を負って 鎖で繋がれたまま
使命を守っていた
これ以上もなく これ以下もなく イルカ達の数を制限せよ と
少女は一匹イルカが増えると 一匹のイルカを間引いて食べた
食べれば 食べるほどに 鎖は頑丈になり
鎖が繋がる先は より強く少女を捕らえた
少女はイルカの残骸に繋がれていた
緑のイルカは暗すぎて 少女の背後にかつての仲間達がいたなんて
気付かなかった
私は思う
少女の業とは何か
それは イルカを間引き食べることではなく
あんなに美しく 嘘を答えたこと
見えるはずがないのだ 暗く深い洞窟の奥で海の上を跳ねるイルカの光景など
何もかもが嘘で その先は
私は思う
この首に繋がれた見えない鎖 その繋がる先
私達は繋がれているのだ
少女のように
一つのお話に その先を作りながら
嬉しくなって悲しくなって
生きている限り
225 名前:目を開く[] 投稿日:02/12/31 10:50 ID:ejUA8U3H
ジッパーの交差でほつれた布地の
二本の糸がたるんだ四角形へ
アルミの先端が入っていって
暗やみの奥に隠れた太腿の表面にまえぶれなく触れる
熱さを感じる点だったのか冷たさを感じる点だったのかも分からないうちに
内側に張りつめて拮抗した皮膚の表面がとっさにやぶれて
綱引きの相手を失ったちからが、鈍い抵抗の肉の数ミリまでなだれこみ
切れた細い管を通る血が、つるつるした脂肪の外壁と押しこまれる金属の隙間をかけのぼって外へあふれ出る
その一連の劇に焦点をあわせて
しぼられた瞳からかたどる三角錐のきっさきへ
泳ぎゆき誘う指先を追ううちに
先端が腱にまでとどき
ポンプをつたって排出される血が丸い肌の上から零れて
布地に吸い込まれしみを大きくして
ゆっくりと視界を押し広げる
226 名前:I'm sitting alone[] 投稿日:02/12/31 11:58 ID:gcGwb2G6
四人くらいでいる時はいつも 望まない世界を馬鹿にして忘れようとするけど
一人でいる時はいつも 静かに世界を想う
押しつぶされたら、その先に何があるのかな?
中途半端な所にいる僕は どこかへ向かいたい気持ちもあるけれど
旅立つことはまだ出来ないままで
どこへ行くのか 留まったままでいるのか
答えはもちろんないけれど その答えが見つかったらいいのにな
押しつぶされずに済んだなら、その先に何か見つかるのかな?
人から貰える答えは 僕は信じる事が出来ないから
じゃあ、自分で見つけるしかないだろ って自分を言い聞かす
でも見つかるのかな
僕にとっての永遠はまだ終わりそうにないから
今は希望を持っていよう まだ進んでいなくとも
今は希望を持っていよう 例え答えがないとしても
227 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/12/31 14:00 ID:ZzBm32Tn
今年も
審査員の自演で終わったな。
ちゃんぷになるのって
審査員だけだものなぁ。(笑
228 名前:糞詩の山だ[age] 投稿日:02/12/31 14:05 ID:3A2Fbt4B
イカイカが何人もの審査員になりすまして投稿してるから
駄目なんだ。
イカイカの詩だから・・・山のような糞詩ばっかりなんだ。
229 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/12/31 14:12 ID:GFLBUbPj
胡散臭いスレだ。イカサマくさいな。
230 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/31 14:15 ID:nP7dWFoE
いかいかに様付けとは(藁
削除されるかもしれないけど、コトウユウキの召還を試みますた。
8] 脱詩人宣言
放浪の名無し ◆YffIGX9Bno 2002-12/31(Tue) 14:36
7.喧嘩上等。詩人さんもネット詩人さんも叩きたきゃ叩け。
この記事に返信する
放浪の名無し ◆YffIGX9Bno 2002-12/31(Tue) 14:37
名前をふせて参加して頂いても結構です。
楽しみです。こういう余興も必要でしょう。
232 名前:まーじ ◆W7.CkkM01U [sage] 投稿日:02/12/31 16:42 ID:GALrHfxf
なるほど ^/^
星キラリーーン星
233 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/31 17:30 ID:RfcbKWY3
>>227
コテハン(梁山泊)の詞って寒いのばかりだし
疑われるのも仕方ないね
234 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/12/31 23:02 ID:wEj4ecmI
先んずれば人を制すなどと言う言葉をせんずればと勘違いしていたボクサーがい
たのを思い出しわははあははと笑っていたのも幾年月今はただそうした事もあ
ったよのうと思い返すのみにとどまって鼻毛の中にも白髪の増えたのを手鏡で確認し
てはやれやれあと何年正月を迎えてまた一歩死に近づくのかねと思うようにならぬわ
が身に皮肉をいうことしか思いつかずに今年も聞きたくもない除夜の鐘を無理やり聞か
される羽目に陥るの、だった
235 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/01 03:24 ID:oKgLYhNv
「名無しごときに」とか言われちゃってるよ(藁)
236 名前:マリー ◆FQQgUBbgLg [sage] 投稿日:03/01/01 10:24 ID:oZMLF611
あ。それとも
詩は形式だ
というお話なのかしら?
9人2チームずつでバットとグローブとタマを持ち寄れば、それが
野球
という形式になるように?
この場合、試合内容がどんなものであれ、形式としては
野球
に違いありませんものね?
あるいは一人で壁相手にキャッチボールするのも
野球
とはいうかもしれないけれど。それはおいといて。
詩にもそうした形式があるのではないか、というお話なのかしら。
237 名前:うにれもん ◆pbunil/dMM [sage] 投稿日:03/01/01 10:25 ID:xoXq2Eoc
世の中は金であり、あなたの中でもそれが通用すると。
そう言われて私は成す統べなく、詩人の頭を石でかち割りました。
詩人なんて大嫌い。みんな殺してやる。
そんな言葉を吐くのも、もうないだろうと思う。
私がもし、人間であった時、あなたはそれに反するものだったなら、
あ、いや、ごめん。
さよなら、じゃ、先、、、いくね?
238 名前:マリー・ドナラキア ◆FQQgUBbgLg [sage] 投稿日:03/01/01 11:48 ID:Y3gPlJUN
なぜか「詩的レトリック入門」スレッドに書き込みしたはずの
>>236が、ここに...。
皆様、ごめんなさいね。
失礼をばぶっこきましたわ☆
239 名前:放浪の名無し ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/01/01 13:48 ID:sdkZY+RM
コトウユウキをまたまた煽ってきました。
でぃびぃは参加してきそうな予感(w
コトウユウキもそろそろ、実力のなさを自覚してほしいな(w
240 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/01 15:04 ID:lO6eRw3g
>>239
2ch的放縦を外に持って出るな、阿呆。
あっちの掲示板で放置されなかっただけ感謝してやがれ。
>コトウユウキ様
放浪の名無しはただヒマなだけの煽り屋なので、無視してやってくだされ。
>投稿者ALL
時間ないので、俺の寸評等はまた今度。
雑談は専用雑談スレでやりやがれッ!!!
241 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/02 00:51 ID:DhgeeEkg
>>198&200
この文体はアレだな。やっぱ、三大テノールだな。おおおおおおあああああ♪
みたいな格調の高さ。というより、やっぱ大袈裟か。先を語っているようで
いて、結局最後には「今」にたどり着いちまうんだな。福寿草を
内から見た視点はおもしろかったぜ。しかも少女の視点で。
>>202-204だと、最後のほうがあかるくなるんだな。しかし文体
変わりすぎで、さすがに違和感。
>>215-216
うーん。どうにも言葉を追うのがくたびれる。女が鏡だと気づくところ
以外はずーっと同じものを描写してるんだよな。それでいて、
最後まで肉づきが変わらない。うーん。雰囲気はあるほうだと思うし、
触れあうことの痛さも伝わってくる。でも、もっと腰のくびれとか、
胸のボリュームとか、欲しかったかな。ズン胴の詩って感じがした。
>>221
よくありそうなエピソードにとどまってる印象。お題を含む言葉である
「先生」がもっと活かしてほしかったと、勝手に思う。
>>222-224
お題の使い方がうまいな。知られている物語の、先。大概、物語って
その先を見せずに一番格好のつくところで終わっちまうんだよな。
お題の使い方はいんだが、物語がほとんど「あらすじ」になっちまってるのが
どうだかな。最初の連はワクワクしたんだがな。
242 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/02 00:53 ID:DhgeeEkg
今回のお題は「先」。
締切は1月5日いっぱい。
ルールは>>2-3を眠くならない程度に読むべし。
はにゃ。
243 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/02 01:05 ID:ei9zJ5wb
ドン亀くん、乙カレー。
244 名前:感謝の消失後[sagd] 投稿日:03/01/02 01:33 ID:o/+mUr83
私は 、人間だ
腸えぐれても 、人間なのである
暗雲立ち込める雰囲気 、実は 私が 望んでいた
雷鳴 轟く頭のなか
目線よりうえのものは 見えず 感じず 無関心で 、
ふいに 狂ったことを自覚した私は
笑い .
高揚する気持ちを ぶん殴った
が 、 惨めさほど 、泥まみれさほど
後に 男気が沸き立つ限りのものなので
俺は再び
笑い .
果てしない先を みつめては睨みを利かせて
涙を拭う
繰り返しの到来に歓喜し 、嘔吐する気になる
詩を感ず りずむを一歩 戻す
245 名前:欠片の番[sage 黒飴じゃないよ。] 投稿日:03/01/02 03:04 ID:viy/E6ib
紙で作った簡易容器
丸めて円錐すぼませて
力加減で先は穴無くとんがって
君が持つ
飴玉の私行儀良く
先越され
すぼまって
行き止まり
すぼまって
こんなに欠けても通れずに
君開く口にはまた丸い飴
光も漏らさぬ円錐の先
緩んで欲しいとその手に想う
目に塵運ぶ風を呼び
あくびを誘う陽だまりを呼び
欠片になって隙を待つ
赤い気泡の飴玉が
白い砂糖の飴玉が
無くなれば
欠片の番
君払うことなくと祈りつつ
君飽きることなくと祈りつつ
次の光で
私の番
246 名前:炎の舌先(1)[] 投稿日:03/01/02 12:02 ID:RxrElvKZ
時計じかけの蝋燭が
11PMを告げる
翠色した火がともり
白い壁をなめる
トカゲの舌
ここまでは まだ温度が無い
部屋は空々しく つくりもののままで在る
男はベッドに座るように 立って居る
炎使いを招き入れよう
部屋をぐぐっと押し広げて
炎使いが入ってくる
鉛色の燭台が 燻った金時計が 黴た机の木目が
あらわれる そして
生命の色に燃えさかる
男はベッドに座るように 立ったまま
しかし無表情な顔の 額に汗一滴 流れた
247 名前:炎の舌先(2)[] 投稿日:03/01/02 12:03 ID:RxrElvKZ
踊れ 炎よ
業ゴウと 食欲の音をうならせて
爬虫類じみた翠をあばけ
その裏には何も無いと
ただ電源の切れた心が在るだけだと
踊れ 炎よ
散リ散リと 縮れる毛を巻き込んで
肉にその舌先でしらせろ
そこに焼け焦がれるべき肉が在ると
けっして紙に書かれた線の塊では無いと
踊れ 男 男よ!
お前の肌から みるみるうちに
ひとつの突起物が
無数の突起物で構成された
ひとつの突起物が
炎の先に触れたいと
その先から
さらに奥へ
おおきな恐怖を わが物にしたいと
欲しい 欲しいと
お前の顔はまるでなめくじだ!
踊る炎の先から 虚構を斬り裂かれ
温度を取り戻した部屋は 隅の三角錘までも
破壊された そして
また冷えはじめ 無の温度に還ろうとする
ベッドで 男の死体は
苦笑いをしている
248 名前:246-247[sage] 投稿日:03/01/02 13:14 ID:KczfXObc
うぅ。。。訂正したいんですけど。駄目ですかね?
6連目最終行「生命の色に」→「オレンジ色に」
最終連最終行「苦笑いをしている」→「苦笑いをして居る」
249 名前:イトミミズと棒っきれ[] 投稿日:03/01/02 13:48 ID:GVSDLZ9S
子供の描いた絵は しばしば
大人のぼくをドキッとさせる
女の子の指は
赤いイトミミズみたい
ふにゃふにゃくねって
おちつきたがる
男の子の指は
適当に折った棒きれみたい
ぶっきらぼうに伸びて
休みたがる
その指先どうしが交わっている
250 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/02 23:42 ID:+fYSjvva
>>225
いてててて(涙
やっぱり先ってのは痛いものなのか。客観的に過程ばかりを記述する
ことによって、自分の痛みとして伝わってくるな。しかし、過程ばかり
の記述が堅苦しさに直結しちまってるのが、どうにも。
>>226
どうにも具体的な言葉がなくて、入って行けねぇな。
お前の不安とか、ほのかな決意とか、俺にとっちゃどうでもいいんだよ!!!
「押しつぶされたら」は意味深でいいかなとも思ったが、
「ぼくにとっての永遠は~」で固定されすぎてしまった感じがした。
>>234
ははぁ。前回はあの作品書いた奴だな? だとすれば、前回は
落ち着く先が意味不明で雰囲気もなさすぎたが、今回はしっかり
着地しすぎで、ミもフタもない印象。せっかくの長い一文をまとめすぎたか。
>>244
妙な読点は飾りにしか見えねぇ。最後の一行にかかってるとしてもだ。
全体的に、説明しすぎのような気がする。「惨めさほど、泥まみれさほど~」
みたいに前提用意してたんじゃ、語るものが小さくまとまっちまうぜ。
「狂ったことを自覚」してるようじゃ、狂ってるとは思えねぇしな。
>>245
むう。作者バレバレじゃねぇか? まあ、そんなことはどうでもいいとして。
詩全体が暗喩のようになってんだが、不思議とひっかかりすぎることも
なく、いい感じで詩世界が揺れてんな。ギリギリのバランスの上に
立ってる感じ。もうちょっとでもわかりやすいと味がしぼみ、もうちょっと
でもわかりにくいと読む気が失せそうだ。まあ、今のところ俺の
チャンプ候補だから、今はあまり多くは語るまい。「番」は最初「つがい」と
読んだけど、「バン」なんだな。でもこの場合、フリガナないのは
かえっていいかもな。
251 名前:トビコムソノサキハ(1)[sage] 投稿日:03/01/03 00:35 ID:ySN9vZZ0
目を閉じて私は崖の上にたちずさみ
そっと目を開けると下に渦巻く波が見えた
碧く ぐるぐる 渦をまく
飛びこむその先には何があるのだろうか
私が求めているものはあるのだろうか
空を見上げるとあまりの眩しさに目がくらむ
青い空に向かい手を差し伸べてみた
助けの手は見えなかった
そっと目を閉じて、未来を夢見てみる
求める希望の未来を 世界を
焦がれるほどに甘い 世界を
飛びこむその先には何があるのだろうか
私が望む世界がそこにはあるのだろうか
後ろを振り返ってみるときらきらと眩い光を放ち、
私の足跡が続いている
過去は希望のカタマリだった
飛びこむその先には何があるのだろうか
私が求めているものはあるのだろうか
私が望む世界がそこにはあるのだろうか
252 名前:トビコムソノサキハ(2)[sage] 投稿日:03/01/03 00:36 ID:ySN9vZZ0
希望と絶望を背負ったまま、まっすぐ前を見据えてみる
私の目線のその先には
ほんの少しだけ 隙間が開いた ドアが見えた
飛びこむその先には希望があるのだろうか
飛びこむその先には私が欲しいものがあるのだろうか
飛びこむその先には私が望む世界があるのだろうか
飛びこむその先に未来はあるのだろうか
飛びこむその先に
253 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/03 00:52 ID:+5Ohu94Y
今回のお題は「先」。
締切は1月5日いっぱい。
ルールは>>2-3を読んでね!☆
>>248
「いる」→「居る」の訂正は認めます。
「生命」→「オレンジ」の訂正は無効。
以後、誤字・脱字等の訂正は認めますが、
表現そのものの変更は認めませぬ。
何度もいうが、きっちり推敲して悔いのないようにしてから
投稿しやがれオルァアアアアアアアア!!!!!
254 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/03 01:36 ID:Zv3onw53
>>246-247
パワーあんな、オイ。特に10連目が気に入ったぜ。
「在る」と「無い」とが激しく交錯しあってる感じだな。
最後の説明なき苦笑いが、何を物語るのか。深読みしてみたくなる
作品だよな。訂正願いのあったところは確かに重要だと思う。
訂正後のほうがいい。「生命の色」じゃ、意味をもたせすぎで、
気取ったような言葉に反して広がりがないもんな。陳腐だし。
なにより詩の腰にあたる部分にあるだけに、全体に悪影響及ぼしてる。
だけど厳しく訂正願いは却下するぜ。すまんな。ところで「黴た」は
正しくは「黴びた」だったよーな気がするが。。。ま、いいや。
炎の力は感じるんだが、お題「先」って感じじゃないところが
苦しいかな。やっぱ「炎」がお題っつー感じだ。
>>249
短くうまくまとまっているとは思うが、1連目で説明しすぎじゃねぇかな。
もうちょっと立体的に書けば、最後で俺もドキッとさせられたかもな。
しかし子供の書く絵って、ほんとに意外なぐらいの異化効果をもってるよ
な、たまに。
>>251
生と死の境目にいる、その先。うまくまとまってるとは思う。
死の臭いもしてくる。唐突に現れる「ドア」も、いい意味で唐突に
なっていて、ハッとさせる。しかし、まとまりすぎじゃねぇかな。
表面しかなくて、つっついてみたらバリッ!とか破れる紙みたいな印象。
もっと混沌とした味も欲しいところ。4回出てくる繰り返す問いの連は
後に行くほど長くなり、そういう混沌というかタメライを表現して
いるつもりなんだろうが、読んでるほうとしちゃ、おもしろくも
なんともねぇ連だな。せめて言葉に手応えが欲しかった。
255 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/03 02:23 ID:YUwq9G0Z
>>254オマエばっか批評して大変だな。もっとおらんのか?
256 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/03 02:30 ID:0neXExMa
>>251
「立ちずさみ」が気になって、調べてみたが、そんな言葉はやはり
ないようだ。「立ちすくむ」と「口ずさむ」がごっちゃになって
ねぇか?
>>255
正月だからな。って、正月ってヒマなんちゃうん?>みんな
帰省してんのかな。Canopus兄貴はなにやら殺人的なほどの
仕事に追われているらしい。
まあ、どうせ全作品の寸評やるつもりでいたから、大変って
ほどでもねーよ♪
257 名前:トビコムソノサキハ[sage] 投稿日:03/01/03 03:38 ID:ySN9vZZ0
>ドン亀 氏
批評ありがとうございます。
「立ちずさみ」は私の造語です。
それと、「その先」というのは、二つの意味を含んでいます
取り急ぎ、言い訳(ワラ
258 名前:指先[] 投稿日:03/01/03 05:22 ID:h5gyWgCH
虚ろな影追って
輪郭の無い世界に来たの
(かたち)
夢覚めて貴方は消える
瞳閉じて貴方に遭える
空虚な未来ね
(あした)
指先で教えて
上手な口づけ
指先で応えて
冷たい言葉で
部屋に帰ると愛失い
諦めて愛溢れる
不条理な肢体ね
(からだ)
指先でなぞって
ヒカリの軌跡を
指先で魅つめて
螺旋描くように
二人は雫
259 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/03 15:15 ID:xLa+gZ3O
私は 今 悩んでいる
飯の悩みだ
老い先短い私には
食は何よりの楽しみだ
おかゆ 生野菜 ゆでたまご
そして私の好物 高野豆腐
この高野豆腐が問題なのだ
早く食べたい しかし 最後にペロリとも食べたい
半分づつにしては小さくなりすぎる
一気に食べないと 味がわからなくなってしまう
どうしようかな どうしようかな
私は自分で自分の容態がわかる
今にも命は消えそうなのだ
この食事が人生で最後の楽しみになるだろう
それほど老い先短い私のことだから
早く食べないと
突然倒れて それきり動けなくなるかもしれない
そしたら高野豆腐は食べられない
どうしよう ううん どうしよう
ええい 決めた
先に 食ってしまおう
私はぺろりとそれを食べた
突然目の前が暗くなった
最期の時が来たのだ
やった 先に食べたのは 正解だった
おかげで私は笑いながら天国にいけた
260 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/03 15:51 ID:xLa+gZ3O
>>259
題名忘れた
「爺さん最後の食事」でいいや。
261 名前:みかんビール ◆D4s/VC6zxA [] 投稿日:03/01/03 17:49 ID:pmKx8lrX
「先」
この世はまっくらだとおもっていました
わたくしは鬼に負けじと
何も見えない暗闇で
自らも鬼に化し戦っていました
だけどほんの半年前
とめどない欲望と不安の中で
ひとつうつくしいものを見つけました
わたくしはどうしても
それがほしくてほしくてたまりません
欲望はいつにも増して凶悪になり
不安はなおいっそう色濃くなりました
わたくしが醜くなればなるほど
うつくしいものは光輝き
わたくしの心を狂わせ
醜いわたくしをうつしだします
それはいいきもちではありません
だけれど光が必要なのです
この世はまっくらだと思っていたけれど
そうではない
こう気づかせてくれるのはあなたで
色とりどりの世界を見るには
あなたがぜったい必要なんです
262 名前:ろっシー[] 投稿日:03/01/03 20:20 ID:Tje/SOJJ
光を手に入れた先にはまた
欲しいモノがでてきそうですね
263 名前:運命[sage] 投稿日:03/01/03 20:48 ID:EQhER2cP
「運命よ」
俺はにはもうつぶやくしかできなかった
暗闇の中俺はただ独りいた
積年の喪に服するかのように黒を纏って
ここにいて眼球を動かそうとしたことがなかった
いよいよ赤茶けた肌は
灰色の鶺鴒の冷ややかな未来を待って
盲人に変わらず一点を見つめていた
眠気であろうか覚醒であろうか
最早見分けもつかなくなっていた星の刈り入れ時
再びの春の時をおうごとに
炎は十万の人々を燬き
水は百万の人々を洗い流し
人は無数の人々を無とした
理性の舵 欲望の舵
全て戦慄のうちに溶けた蝋細工
フランス晴れのおぞましい雪
陶酔しきった中東の運転手
元より床もなかった幻想の正義の塔
恩も仇も返すことも知らぬ衰退した夢の都市の城
白でもない黒でもなかった神の肌
264 名前:運命(続き)[sage] 投稿日:03/01/03 20:49 ID:EQhER2cP
この祈りをもって最終章と告げ
そして雉れた氷河を
真っ白で透明な氷河を
せめて結末をくれてやる
と
しかしなぜだろう
散在の月光の中を歩くあの少年
窓々が銀河に向かって開いていた或る晩の
その飢餓にわが身を滅ぼそうとするあの少年を
俺はどうしてももう一度
抱きしめたかったそして
「運命よ」
俺は再びつぶやいた
265 名前:Pointe(ポアント;つま先で)[sage] 投稿日:03/01/03 22:48 ID:0sLsEZgv
ぼくの知らない光
ぼくの知らない舞台(ステージ)
ぼくの知らない地平
君は舞台の袖で出番を待つ
ツンと顎をあげて横顔をみせる
新しくおろした空色のチュチュ
柔らかな菫色のトウ・シューズ
小さな希望に膨らみかけた胸 覚えたてのパ
アダジオからアレグロへ そしてパ・ド・ドゥ
速度を増していくピルエット
アラベスク・パンシェ グラン・ジュッテ
君は舞台の袖で ライトを浴びたプリマを見つめる
君の 外側を向いた指先とつま先が小刻みに震える
君の知らない闇
君の知らない北風
君の知らない茨の小路
いや 本当は
ぼくもまだ知らない
コオル・ド・バレエの間も
ぼくの眼は君を見つめ続けるだろう
君の指先から つま先から こぼれ落ちる光の曲線を
ぼくは 喜んで仮面の男になって
すべて飲み干そうとするだろう
プリマのパ・ド・ドゥに鳴りやまぬ賞賛の拍手のなかを
君は両腕をあげ つま先をたてて
群衆の一人として旅立っていく
ぼくの知らない舞台 ぼくの知らない地平へ
266 名前:Pointe(ポアント;つま先で)用語解説[] 投稿日:03/01/03 22:49 ID:0sLsEZgv
パ…バレエのステップの総称。
アダジオ…ゆっくりしたパ、動き。
アレグロ…はやいパ、動き。
パ・ド・ドゥ…二人での踊り。
ピルエット…片足を軸にして、くるくる回るパ。
アラベスク・パンシェ…片足をつま先立て、両腕ともう一方の脚を高くあげるパ。
ここでは、プリマが男性に支えられてアラベスクを行う。
グラン・ジュッテ…両足を開いて高く跳び上がるパ。片足で踏み切り、もう片方の足で着地する。
ここでは、プリマが男性に支えられて高く跳び上がる。
コオル・ド・バレエ…全体での踊り。
267 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/04 00:55 ID:gFHVquUv
亀ちゃん、手伝いまふ。
>>258 歌詞風にことばを合わせてきましたね。一つの方法ですが、文字にす
ると、ややつらい感は否めないところです。2連目の冒頭なんか上手いんだけ
どね。幻影の恋人+リアルのあなた=雫、という図式には、少し疑問を感じました。
>>259 コミック調で流れもいいので、面白く読めました。しかし、文体に精
気がみなぎっているため、リアルではありません。「どうしよう」が、いい
スパイスになっていますね。
268 名前:ショート03[] 投稿日:03/01/04 02:01 ID:AHqWdyI6
→の先ののは本来他の詞をアシストする役目で
こんな不意のサされようにはどぎまぎしたが
冷静に指摘した
「くるしまぎれです」
←の先は強固な窓枠のようでさらに壁のようでもあるが
どこかからこんな声がきこえてくる
だからどうしたと
↑の先にだが見える
辺縁に位置したがゆえにその下からサされているだだが
の同様事前に何も知らされていなかったので
「どういうことだ!」
ところで↓の先はいまのところ空白しかなく
この文章を挿入する頃には顕われるはずだったが
微妙なところをサしてしまった
茶を濁し貧困を露呈した気分の先だ
みかんさえない
みかんさえない
269 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/04 10:29 ID:/AxYDf08
>>265-266
通りすがりなんだけど用語解説がなきゃ読めない詩なんて意味あるの?
270 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:03/01/04 11:27 ID:v094Xj9u
>>269
宮沢賢治なんかだいたい用語解説必須だし、問題ないとおもいますけど。
271 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/01/04 12:59 ID:YfVjlPF2
>>268 「ショート03」
面白かったです。僕なりの難点をひとつ。言葉、文字そのものを擬人的に扱うにしては「」で表わされる台詞が中途半端ではないでしょうか。
一番面白かったところは、一連を最初に読んで意味不明なのが、先を読んで分かってきてまた読み返せるところ。
巧いなあと思ったのは四連の「微妙なところ」というのが、PC上の画像で一行あたりの文字数が変わって「サす」ところが違ってもかまわないというところ。
です。
272 名前:ヒトダルマ[] 投稿日:03/01/04 14:41 ID:izC4tDg1
灰白色の丘
まるで夜の雪原のよう
カクテルライトの切れ目から
ニンゲンが姿形を変えながら
絞り出されていく
なんと静寂
まるで退化
雪ダルマのようなオブジェ
表皮は崩れて石灰色
小型のニンゲンのような影が
蹴る格好して
またひと皮崩れ
丸みだけになった輪郭 ヒトダルマ
黒の王が闇夜から見下ろしている
灰白色の丘に
黒いヒトダルマがうようよと蠢き出す
不規則に
定めなく
原始の玩具を探しているように
遠未来の苦痛から逃れてきたように
それは行先なく
私が宿泊したホテルは背中を向けており
真新しい蛍光灯に人心地する窓の
外へと視線を投げた先には
そんな光景が広がっていた
273 名前:風花(かざはな)[] 投稿日:03/01/04 16:03 ID:/jz15iZH
風が吹いた
どこから?
風が吹いた
どこへ?
いつからか走っていた
長い長いみちを風を追って
何度も何度も転びそうになる・・・走り始めたのはいつの事だったか?
そんな私を嘲笑うかのように風は・・・・・消えた
歩いて、走って、歩いて、走って、、、、
いつか気がつくだろうか
いつか思い出すだろうか
風には追いつけない事に
私は初めて座りこんだ
新しい視点
そのまま横たわった
・・・空が・・観えた・・・
風と共に雪が舞った
これを風花ということを私は知っている
私は起き上がった
風花の向こうが観える
いつからか走っていた
長い長いみちを
この道の『先』を見るために
274 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/04 18:21 ID:0zvS83/A
今日の詩は独善的なオナ詩が多いな。包括的にそんな空気濃厚。
275 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/04 22:23 ID:ym6x80GQ
恐る恐る寸評。。。
>>261
:形として「下書き」「素材」。カットandペースト、変形させまくてって欲しい。
:どんな感じで「暗い」ー湿ってる、広い、静かか、あなたどうなりそう。
どの位「醜い」ー惨め、傲慢、尖っているか、ついでに臭いとか。
どう「うつくしい」ー花火、オーロラ、叶姉妹みたくテカテカなのか。
:正確には伝わって来て、読んでいて迷子にならないので楽。
が、迷わせつつ誘導してみて、とかは個人的趣味。
:「うつくしいもの」「光」「あなた」の繋ぎ目を滑らかにぷりーず。
:鬼と言いつつ「わたくし」+丁寧語=アンバランスの不思議が絶妙。
:名前欄にはタイトルを。集計までは作者は隠密に(はぁと。みかんビールさん
素敵なHNですね。私もこの板で初心者。よろしくお願いします。(ぺこり
>>263
:これまた余す所無くの重量感たっぷりのまばゆさ。
が、高級フランス料理店の居心地で私長居したら酸欠に。
:盲人に変わらずの’一行・眠気であろうか’の二行とか
その感覚、その状況よくぞ表現してくれたのスッキリ感、脱帽。
:理性の舵’の連は、突如浮かんだ宝島みたく私それ抱え右往左往。
が、この連のみで個展みたく充分な楽しさ。
:すみません「雉れた’」←分からなかった・・・。
:少年は昔の貴方でしょうか、ん・・・遠慮なく抱きしめて。とか。
:暗闇の中に’の一行が無かったらと、想像つつこれと言った結果出ず終い。あは。
276 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/04 22:34 ID:ym6x80GQ
>>265-266
:昔読んだ「アラベスク」を思い出し、次に「変身」を思い出したり。
虫って何だろう、わぉ本当に虫になっちゃたんね。みたく。
本当にプリマバレリーナなんね、新鮮、斬新。
:舞台袖で震える彼女、いよいよ舞台への時はゾクッの誘導お見事。
:恋愛感情ではなく、娘見守る父を感じたのは私の自由で。
:3連目を抱え、私右往左往。なので↑を感じたのかも。
:用語解説、いいと思います。
が、知識無しの人間が感動のみで書いたならば、どうだったのか。とかは余談。
>>268
:着眼点美味しいのと、そう取るかとミーコ抱えつつ身を乗り出した私でお見事。
が、私ならこぉ取るとのズレに「お時間ありますか、楽しく議論したい」とかの気持。
:「←」「↓」フムフム。「↑」乱用の私としては意外。「→」は余り使わないなぁ。
:一連目「→の先のの」←は入力ミス?
:台詞に括弧を使ったり、使わなかったりは何故。
:最後の2行で、私力有る者にもて遊ばれた感つつも頼もしくていい。
277 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/04 22:47 ID:ym6x80GQ
>>272
画が描けなかった私。けつまづきまくりの未熟ごめん。
:「色」カクテ
最終更新:2006年03月04日 20:03