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「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 5th edition~~」の333-489


333 名前:馬鹿[sage] 投稿日:03/01/08 00:24 ID:VSS9YleR
次のお題は「再」でお願いします。


334 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/08 00:32 ID:/cXUn+3b
では、早速第?回へと進みませう。

お題は「再」。
〆切は1月15日いっぱい(16日0時00分)。
ルールは>>2-3をチャチャッと読むべし。

あと、準チャンプのお二方、よろしければHNを教えて!!

 >むこうの317氏
コテハン大辞典に今回のチャンプ作品を載せるにあたって、
作者名は「馬鹿」で、お願いします。


335 名前:道半ばにて終わりを迎えた者への詩[俺のことなどどうでもいい!] 投稿日:03/01/08 20:55 ID:1YlAITCy
『再』ッ!
それは気合いの言葉である!
森羅万象において例外なく
始まりあれば終わりがある!
例を挙げるならば月並みだが
「生」と「死」!
「正月」と「大晦日」!
「いただきます」と「ごちそうさま」!
回避不可能ッッ!!
しかし!しかしィッ!!
その圧倒的なまでの強制力を持った『終』を跳ね返す!
それが『再』という気合いを秘めた言葉だッ!
さあ立ち上がれ!その道を再び走り出せ!爆走せよッ!
いや待て!待て待てェィッ!

勘 違 い す る なァァァァァァッッッッッ!!!!!!!!

たった今!貴様の脳裏によぎった
『リセット』などという甘っちょろい考え!
そんなものは幻想だ!妄想だ!
お前の脳が生み出した見せかけだけの母性に満ちた女だ!
甘えてみたい!だがその先にあるのは堕落のみッ!
『再』は便利な言葉だ…
一見初期化されたように見えるからな…
だが…それまでの過程を抹消できるとでも思っているのかッ!!
失敗も背負えずに何が『再』だ!
目を背けず抱きしめろ!
お前の一部だッ!
そして女に頼るなッ!お前の道だろうが!
雄々しく道を行けばはるかにいい女が寄ってくる!
その女も名前がカタカナだったらいいなぁ…
…ええい!ともかく!行けぃ!


336 名前:再生[sage] 投稿日:03/01/08 22:30 ID:+UZWAysl
心音-(三十秒間、胎児の息が途絶えるまで、そして赤子として生誕)

意味付けはやたらと簡単なこと
時差ということ、9時から10時へ
一時違えの自殺
沈黙を聞いた、受けなかったギャグの
男が女にぶん殴られたときの
そして間違って風呂に飛び込んだときの
蝿

飲み込んでしまえ、銅染みのテープを
多色刷りの煉瓦、赤と青と緑で構成される
茶色へと分解して
ステレオフォニックの記号へと
すべてをSONYとPANASONICで
分割する。

震えるだけのスピーカーは
空気にとけないで
鼓膜を刺激して
やぶれるくらいの
沈黙を聞いた

梗塞は、1次違えの2次元の心音
3次元までの60分を
アンビエントを脳内で
掻き、均す、叩け、とナパームノイズが
しづかに


337 名前:ぼくらの恋の再放送[] 投稿日:03/01/08 22:38 ID:0/PKy9ZZ
ホラ TVをご覧
僕らの恋の 再放送

記憶の下のほうに埋もれていた
あの日々を掘り起こせば
毎週水曜日だったね
君は先輩の背中を追いかけて
いるフリをしながら
僕を追いかけていたよね

イチゴのショートケーキ 二人で食べた時
イチゴは一番最後に 食べるんだって
ドラマみたいな 喫茶店のテーブル
クリームのついたイチゴが ひっくり返ってたっけ

君の笑顔を虚空に描くと
いま 胸が張り裂けそうになるんだ

ホラ TVをご覧 毎週金曜日
ぼくらの恋が 再放送している
君の笑顔が はっきりと映し出されているよ

もう ぼくは
あんな風に女の子の唇を光らせること
できないけど

君もどこかで 見ていたら
ぼくの目に映った君 輝くイチゴの唇
どうか 胸のロケットに収めて
ぼくの知らない町 歩いていてくれないか


338 名前:№ Again[] 投稿日:03/01/09 00:24 ID:xx6pG0tM
流れて来たのは死体の方なんだ
あたしはただ岸にかけた爪
マニキュアの心配してただけ
餓死のくせして頭突きして来やがるから
肘で沈めてやった

脅して来たのは牛の方なんだ
あたしはただ甘過ぎないチャイ
カップが汚れてないのを探してただけ
神の癖して骨浮かしてやがるから
息で飛ばしてやった

脚を引っ掛けて来たのは奴の方なんだ
あたしはただあたしが振った男
最後のかけで死んだ真似してるのを笑っただけ
仰向けのくせして Don't Mind とか言うから
踵で踏んでやった


339 名前:№ Again[] 投稿日:03/01/09 00:25 ID:xx6pG0tM
腹の減った声で言いやがる
Love Me Again

あたしだって減ってるんだ
知った事か

見下ろして
Don't Mind


うっかりしてたのはオヤジの方なんだ
あたしはただささやかな注文
誤魔化しの砂糖で指を汚したくなかっただけ
白髪も無いくせに溢しやがるから
顎で怒鳴ってやった

Don't Mind
№ Again

それを言いたいのは
あたしの方なんだ


340 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/09 06:03 ID:kXB8/1yp
再々馬鹿をバカにしてはみるものの馬鹿が馬鹿をバカにしているのではとの不安に悩まさ
れつつなんだ馬鹿なんだから馬鹿じゃない奴でもバカにしても笑われるだけじゃな
いかと適当に開き直りいろいろな奴をバカにしてみたところ皆馬鹿なのが判明してしまいこ
れじゃまったくシャレにならんよなどうなっとるんだ今の日本はなどと悪態をついては細
々とラーメン屋台を引いてみたい気もする寒い今日この頃お元気ですか?しやわせです
か?とふと清水由貴子など思い出して懐かしのスター誕生を振り返ってみる事もな
きにしもあらずといったところだが果たして一回もプレートが上がらなかった歌手志
望の有象無象は平凡な毎日を送っている面子が殆どなんだろうか?などと愚にもつかな
い事を頭蓋骨の向かって右側で描いてみるようなそんなもん。



341 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/09 06:05 ID:MNK59t0e

糞スレの皆様に、作曲家・岡田克彦ファンクラブからのご案内です。氏のホームページ
(URL;http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/1091/)に新しいエッセイ
『2ちゃんを侵す「老害」に関するコメント』が掲載になりました。
(URL;http://debu1957.hp.infoseek.co.jp/essay53.html)
非常に的を得たエッセイですので、2ちゃんねらーは全員読みましょう。



342 名前:再起動[] 投稿日:03/01/09 07:14 ID:EcPoFT9B
僕はPCのゼンマイを巻いた

妹は歌いだす
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
ゼンマイオフ オフ オフ
妹は歌うのを止めた

弟は踊りだす
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
グルグルカタカタカッシャン
ゼンマイオフ オフ オフ
弟は踊るのを止めた


343 名前:再起動(2)[] 投稿日:03/01/09 07:16 ID:EcPoFT9B
警告音がする
フリ-ズ フリ-ズした
病気だ病気
お爺ちゃんの首が回る
壱回 弐回 参回 360度回転
お母さんも病気になった 胴体大回転
お父さんも病気になった 手首足首大回転
再起動

警告音が止まらない
時計の秒針も
車のタイヤも
CDも
地球も
原子さえも
みんなみんな回っている オフ オフ



344 名前:再起動(3)[] 投稿日:03/01/09 07:16 ID:EcPoFT9B
まだ警告音は止まらない
母親は生まれてきた子供のゼンマイを巻き
ゼンマイが止まれば人は死ぬ
火事はゼンマイの摩擦で起こり
台風はゼンマイの旋回で起こり
落雷はゼンマイの帯電で起こり
地震はゼンマイの振動で起こる
オフだ オフ
それでも警告音は止まらない

エ-ヒトトイウジハ-
ヒトトヒトガ…オフオフ オフ オフ
オフオフオフオフ 頼むからオフ オフ
グルグルカタカタカッシャン 警告音は止まった
グルグルカタカタカッシャン 僕は止まった
グルグルカタカタカッシャン 再起動


345 名前:再愛[] 投稿日:03/01/09 14:14 ID:CuWPHqqw
これよこれこれと過ぎて行く
時はこれなの
すぐあれになるの(ねぇ、見て?)

あれが愛という名をつけられて光っているわ
あれが欲しいの
もう一度欲しいの(ねぇ、取って?)

この視線いっぱいおろした肉の上にあれを塗りたくるの

いいえごめんなさい、もう我に返らなくちゃ

愛しあって燃やし尽くしてしまったら
あとはもうこれがあるだけね
きっと再び愛なんて名を取り戻すのは
思い出し笑いをする頃になってからなのだわ

じーさん、再愛しましょう
じーさん、子の産んだ孫はぷよぷよ

どんな愛も結局は無駄だったわ
あなたたちに出会うまで、ね

じーさん、再愛しましょう
じーさん、三十代目の子犬が産まれた

それはあれで、あれはこれ

ああ、私はあなたを愛しています
どうか、それをここにあれしてくださいませ

ああ、私の肉はぷよぷよ


346 名前:restart![] 投稿日:03/01/09 19:05 ID:0I5/hNV3
restart!
引き籠もりの僕をやり直したい?
それなら
夢などという聞こえのいい薔薇は握りつぶせ
手のひらに棘がささろうが知ったことか
溢れ出す涙だけが本物だ
靴紐を結び直せ
さあ蹴りまくれ
蹴って!
蹴って!
蹴り破れその子宮!!
いつまでも澱んでんじゃねぇよ馬鹿が!!
でっかく風穴あけてそのぐちゃぐちゃのごちゃまぜから自分引きずり出せや
そして殴りにいけ!
己自身を!!
restart!
他人のせいなんて腐った果実は甘かろうが腐れは腐れ
叩き潰せ
潰せ!
潰せ!
潰しまくれその面皰!
いつまでも吠えてんじゃねぇよ犬!!
one!
one!
one!
世界でただ一人の僕がどうしたよこのボケナス!!
肥大した自我なんぞ捨てろ捨ててしまえ
そしてナイフの手入れが終わったら
刺しにいけ!
己自身を!!
いっぺん死んで出直してこいや!
restart!


347 名前:無名小説[sage] 投稿日:03/01/09 21:12 ID:qwvZLEx6

   わすれないよ

  (わすれたいよ)

  (わすれたいの?)

  (わすれないの?)




348 名前:無名小説[sage] 投稿日:03/01/09 21:13 ID:qwvZLEx6
すみません。
コテハン名出てしまいました。
取り消します。


349 名前:恋はジェットコースター[sage] 投稿日:03/01/09 23:48 ID:RVI3tEgH
結局のところ
しあわせ保存の法則とかいって
カッタ カッタ カッタ カッタ と
登りきったところから終点まで
長い距離と時間を費やして
落下するだけ

好きな人は
何度も乗るよね


350 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00:50 ID:LuKDbZvB
>>335
名前がカタカナの女って、たとえば「チエコ」とか。。。
僕の過去の失敗をリセットできないのは、彼女のせいですかね。。。
やっぱ「目を背けず抱きしめ」るべきですかね。。。
>>336
心音をイメージ化したのか。あるいは沈黙と化したノイズについて語っているのか。
「しずけさや岩にしみ入る蝉の声」ってことなのか。
音楽についての詩ではあるが、音楽と化した詩にはなってないと思った。
>>337
もっとドラマチックな展開を期待したんだけど、そうでもなかった。
こういう素材は、度が過ぎるくらいがちょうどいいんじゃないかと思う。
綺麗にまとめず、この空々しい設定を暴走させてもよかったのでは。
>>338-339
これはインド日記、なのか?
言いたいことを英語にして、言葉への嫌悪感を強調してもいるわけだな。
強さと弱さと両方かっちり書いて、とても共感できた。
>>340
よくここまで下らないことを書きながら、
一抹の真理を語っているようなふりの微妙な詩を書いたものだと。
僕はおおかた左側で書いてるから、楽しめました。
>>342-344
惜しいことに、オチを見通せてしまった。
「頼むからオフ オフ」の焦燥感みたいなのを、粘っこく書いてあれば面白いかと。
あるいは再起動し終えた世界について。
>>345
面白い。「それをここにあれしてくださいませ」か。
貞淑かつ壮絶な再愛ですな。
「思い出し笑いをする頃」ってつまり死後か?


351 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00:51 ID:LuKDbZvB
>>346
はたしてこれを読んだ引き蘢りに対して、どれだけの力があるか。
それはちょっと分かりかねるが。なんとなく、引き蘢りに対しては、
肥大化した自我を死ぬほどくすぐった方が効果はあると、元ヒッキーとしては思う。
>>347
これは、タイトルによって魅力的にもダメにもなりそうだ。
無題なのは、いかにも惜しい。
本文だけではあまりにニュートラルな気がする。
>>349
淡々と、ごく普通に、納得。
語り口に押し付けがましさとか奇抜さがないから、いい。
「しあわせ保存の法則」ってのもいい。


352 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/10 00:54 ID:LuKDbZvB
今回のお題は「再」です。

〆切は1月15日いっぱい、
16日0時になったら終了です。
ルールを読みつつ、がんがん投稿して下さい。

なんかよく読んだら前回、〆切が途中で1日延びてたようだが。。。



353 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/10 01:22 ID:xOR+KNgn
>>335
うーむ。性懲りもなくシリーズ化させやがったか。。。
しかし、前の回のより、いいな。最後から二行目に入ってる語り手の
三枚目っぽいボケがピリッと効いてるな。しかしその分、共感する奴への
説得力は半減したかもな(笑)。しかし「生と死」は強引な解釈すれば
まだわかるが、「いただきますとごちそうさま」とかって、気合いで
するもんなのか?
>>336
鼓膜が破れそうなほどの沈黙ってか。それが心音?うむ、理解を拒みやがるな。
それでも妙に納得させられるものはあるのが不思議だ。言葉遊びみたいなのも
おもしれぇな。「蝿」のあとに「飲み込んでしまえ」は、ドキッとした。
んー。やっぱり音の再生なんだろうな。
>>337
むう。野島伸司か? フカキョンなんだなッ!? そうだろうッ!?
TVドラマ「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」によく似た
シチュエーションを、あのドラマの先まで書いてる感じだな。
TVの中で自分たちの恋が再放送されているというのは、なんだかおもしろかった。
>>338-339
二連目までのインド風味が、その後の風俗勤めのお姉的(と、俺は読んだ)
現代日本風味に、どう繋がるか。なんだか魂の叫びのようなものは感じる。
すべての魂はインドに通じているのか。俺もよくわからんことを言っている。
とりあえず英語の台詞がおもしれぇ。と、それだけ言ってみる。
>>340
これまたシリーズ化か。おめでとう! で、今回の着地は、ちょっと
説明的になっちまったかな。すごく漠然とした説明なので、べつにいいのかも
しれんが。全体的には作者の連想に乗せられて行くようで、時間を一気に
旅行する感じ。って、よくわからんが。


354 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/10 01:23 ID:xOR+KNgn
>>342-344
パソコン詩か。。。俺にはフクザツな理由あって、馴染みの薄い世界だ。
PC使ってない俺から見ると、ちょっと読むのが苦痛になるところはあるな。
でも、不条理系ギャグみたいでおもしれぇところもある。
ちと、俺には評価難しいわ。すまんな。
>>345
これだのあれだのと、入って行きづらいなオイ。
最後3連が弱かったかな。
>>346
俺、中学生の時、そんな感じの詩を書きまくった。多感なお年頃って、
すぐに自殺したがるよな。だからそんな自分を戒める目的で、自殺は
いけない、みたいな詩を書きまくった。でも、全然効力なんてなかったのな。
頭で考えてわかってることなんて、実際に体験してしまうとどうしようも
ないことの前では、無力だったわけで。この乱暴な応援歌みたいな詩も、
平静な時に読めば共感とか得られるだろうが、現場においては無力だろうな。
One!One!One!とか勢いは買うぜ。
>>347
っつーか、どのあたりが「再」なのよ??
投稿、取り消す? 取り消すんなら、おっけーよ。
そのままでいいなら、コテ名出しも最初の1回だけは違反にならんから、
そのまま投稿作品として扱うよ。どっちにする? 返事してね☆
>>349
うん。そうだね。しかし、かなり遠くから見ちまってんな。
遠すぎて、絵にも何にもなってねぇぞ、オイ。お前は世界の果てにでも
いるのか? ジェットコースターには乗ってねぇのか?
もし乗ってんだったら、そん時の気分とか教えてくれよ。


355 名前:誰もいない葬儀[] 投稿日:03/01/10 01:44 ID:j4G80NgP
死体を見に行った
その死体は鉄の塊だった

上を見上げると 錆びた屋根の裂け目から灰色の空が見えた
刀傷みたいだった
ぽたり と一縷の滴が頬に落ちた
涙のようだった

再び動くことは無いだろう

見渡せば 巨大な溶鉱炉が目に入った
かつてはここに 紅い血が流れていたのだろう
吹く風に混じって 錆びた鉄粉の匂いがした
血の匂いに似ていた

再び動くことは無いのだろう

振り向けば灰色の雲を背に 風葬された死体が
静かに横たわっていた
吹く風に舞い上がる 鮮やかな花びらが
散華のように見えた


356 名前:347[sage] 投稿日:03/01/10 01:54 ID:N4iZahUq
申し訳ないです。投稿作品として扱ってください。

題「こだま」です。


357 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/10 01:58 ID:xOR+KNgn
>>356
らじゃ!!了解しますた。


358 名前:匿名投稿でお願いします[sage] 投稿日:03/01/10 09:15 ID:tGNXwQM9
今回のお題は「再」です。

〆切は1月15日いっぱい、
16日0時になったら終了です。
ルール>>2-3を読みつつ、がんがん投稿して下さい。


359 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/01/10 11:44 ID:bM8J4rlV
>>342-344 ゼンマイとPCとか語のミスマッチなおもしろさで。
それが感じられないと辛いかも。私は流し読み。ごめんなさい。

>>345 「これ」「あれ」の意味はとりあえず保留して読むのがいいかも。
「これ」=時、「あれ」=愛、と固定してみても、あまり意味なかった。
固定できないものだから「これ」や「あれ」?
いろいろと変化していく感じで、6-8連目には老後のシヤワセみたいなの感じた。
でも「私」は若い感じだと私は思った。どう思う?

>>346 ナナメ読みでもだいたいの内容わかる。
でも、じっくり読んでみた。こういう文体すき。
読み終わった時に「そうだそうだ」と「いいや違うね」が分かれそう。

>>347 題名は「こだま」。見たままその通り。
でも、こだまがどんどん違うことばになっていくところが
おもしろかったです。

>>355 なにかの工場だった建物?いまは死体になった建物。
それを建物の中から見ているひと。自分の心情をたとえている?
最後の連だけ外からの視点。静止していた世界にやっと動くものとして
花びら登場。「再」はないだろう。


360 名前:しいな まほろ ◆tYbIWmaS5o [sage] 投稿日:03/01/10 11:59 ID:w/LEO7+S
失敗。はじめのほうのが消えちゃいました。もう一度。

>>335 いっきにスラスラ読むのがいいかも。
「カタカナの女」=「リセットさん」?
うんうん頷きながらでも、エラソーにと反論しながらでも。
私は中間。あなたはどっち?

>>334 意味を考えながら読むからわからないのかも。
語のイメージだけを追ってなんとなくの感覚で。も、やっぱり
よく掴めない。ごめんなさい。

>>335 恋愛詩。でもきらいなひとでも読めるかも。
リアルとTVドラマの世界が溶けあって変な感じも。
イチゴすき。すきなものは一番最後に食べるほうです。

>>338-339 どんな女の人か想像しながら読んでみました。
家にいる時はチワワとか抱き締めててあんまり動かない人。外では
大人しい女の子とかから「行動力のある人、憧れるなぁ」とか思われてる人。
私はこんなイメージ。あなたはどう?

>>340 一語一語にこだわらずバーッと読むべき?
読んだあとには何も残らないのがいい?
なんとなく他人のとりとめない意識に乗る快感なのかも。


361 名前:あきづの二飛び[] 投稿日:03/01/10 22:26 ID:qFnmg7qw

あきづの群れか
雪もちらつく夜に
山に向かつてゆくか
めづらしいものを見たものだ

あれはあきづの二飛びでございます
見たことがおありでしょう
やわらかいぢめんに点々と
あきづのなきがらが転がっているのを
いつのまにやら失せてしまうのは
喰われるからではなく
朽ちるからでもなく
かのように再び
山へ飛んでゆくからなのですよ

群れているあきづは
ぼおとほのかに光つて
あたかもほのほのようでもあるな
あはれな残りよ

それはそうです
人さまがくたばったのちに
たまとなって果てるのと
おんなじことわりですから



362 名前:                 2[] 投稿日:03/01/10 22:27 ID:qFnmg7qw

あきづの向かう山には
なにがあるんかな
なんのために飛んでゆくんかな
ほのほはいづこに失せるんかな

なんもありゃしません
わかるよしもありません
あきづの思いなど
知ろうとすらおもいません



363 名前:鋏[] 投稿日:03/01/11 00:10 ID:jkmR+Yi5
『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが
実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって
僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い
顔の男に挨拶し続ける
「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」
もうあの夜には還られない
今となってはどれだったかを思い出せないでいるあの夜には
母さん。
僕のささやかなウイーク・デイ・ブレイクは
「96式B」と刻印された鋏に切り取られ
Bは”暴挙”の略としか思えないよ
母さん。
  『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが
  実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって
  僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い
  顔の男に挨拶し続ける
  「おはようございます」「おはようございます」「おはようございます」
  もうあの夜には還られない
  今となってはどれだったかを思い出せないでいるあの夜には
  母さん。
  僕のささやかなウイーク・デイ・ブレイクは
  「96式B」と刻印された鋏に切り取られ
  Bは”暴挙”の略としか思えないよ
  母さん。
    『チャン、チャン』という文字にすると間の抜けるが
    実際は重厚であるシンセサイザ音が合図となって
    僕は冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒


364 名前:ふたたびレモン[] 投稿日:03/01/11 00:51 ID:Ww2IVYNh
オレンジやピンクの コミックスに囲まれた部屋で
シロメとヒトミの あいまいになる恋をしていた
あなたはどこにも いないから
わたし 慣れない手つきでレモンをかじった

あのとき うまく
かじれな
かった
レモンは間違って甘く
苦汁は部屋の外でだけ ひろがった

やがて
降るものは何もないのに 雪は積もりはじめ
紺色の制服を着せられたわたし ひとりぼっち
さくさくと雪の上を 黒い制服のあなたがやってきて
わたしにレモン手渡して そのまま擦れ違っていった

あのとき うまく
か
じれなかった
レモンの皮は 口のなかで痛いほど酸っぱくて
わたしは泣かされたように 走りだしてしまった



365 名前:_[] 投稿日:03/01/11 00:51 ID:Ww2IVYNh
数えきれないレモンをかじった
歯の先から殺されるほどのレモンをかじった

いつかは うまく
かじ
りたい
と願い そして

太陽は輝く銀と 匿された陰を育てつづけ
果てまでも雪になった世界で わたしは
日焼けに痛む足を 雪の下に隠して
きっと一番好きなあなたと出会った

ふたたびレモン ふたたびレモン
がりりとかじるのが よいとわかってきた

がりりと うまく
かじ
ったレモン
は爽快に飛び散って

雪に黄色く おしっこの染みをつくり
わたしはそれ見て 泣いてしまった


366 名前:漆黒の小馬鹿 ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/01/11 01:55 ID:+WJIhpHE
批評の定義も知らない小馬鹿の観点から。
斜め読みというより3秒見た感じ、でも真剣です。


>>335 人間だすごい人間だ人間がいた 
>>336 脳みそはボケ老人になったら つまらんな 
>>337 スプーンだ 素敵 下からすくえた けど救えてはないかも
>>338 そっか
>>340・・じっくり読みたい欲求にかられたので飛ばします
>>342 クラスで人気者 芸人目指したけれど売れない
>>345 素敵
>>346・・保留。
>>347-348 二部作
>>349 締め切りギリギリまで粘って最高傑作書いて
>>350 生命だ 発芽しちゃう 
>>353
>>355・・保留です、
>>359 何千年前からも今と同じ雪が降ってて きれいだなって 口あけるんだ
>>361 パスです。悪い意味でなく。
>>363 電車のなかで 空き缶が転がってる時 どうリアクション
>>364 かじ



367 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 16:17 ID:vX5IFM8Y
>>359

流し読み?
ちゃんと読まないで全ての詩を評価してるわけ?
あんたみたいないいかげんなやつはこの板にいらんよ。
偏った趣味や主観で評価してるやつのほうがマシ。
どれもこれもくだらない詩だって事は認めますが。
あ、ちなみに>>359君の詩が一番さぶいんだけどね ぷっw


368 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 17:49 ID:W0NIZOS+
>>367邪魔


369 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [] 投稿日:03/01/11 18:04 ID:Aae7ZZoN
>>367
お前、タイミングが悪すぎるんだよ。
これじゃあ、まるで俺が「名無し」で書き込んで批判してるみたいじゃんかよ。
俺はな、人を批判するときもな、絶対にコテを出すよ。
神に誓っても良い。

もしこれがウソだったら、「俺は明日死ぬ」よ。
「交通事故」に遭ってやるよ。
天罰を、きちんと受けてやるよ。

もう詩板には2度と現れないと思っていたが、これだけは言わせてもらう。

「俺は好きになった人に対して、そんなことは絶対言わない」

しいなさんがこれを信じるか信じないかは、どうでもいい。

とにかく、俺は>>367と、同一人物ではない。
以上だ。

あと最後に、>>367に言いたいことがある。

「死ね」

「マジで死ね」

「天罰を受けて死ね」

「明日死ね」

「死ね」
「死ね」
「死ね」


370 名前:初物好き[sage] 投稿日:03/01/11 18:07 ID:W0NIZOS+
>>369邪魔


371 名前:グリーンブック ◆VZ.CboVnb2 [] 投稿日:03/01/11 18:09 ID:Aae7ZZoN
>>370
「邪魔」で、OK!!


372 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 18:14 ID:vvj2mbRR
お前ら、このスレ専用の雑談スレっていうのがあるの知ってますか?
ageてあげるからそこでやりなさい。迷惑です。


373 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 18:18 ID:BHGe1o9J
しいな何とかちゅうのはともかくとしてもだ。ちやほやされて実力ね~のにチャンプになっちゃったのもいるしな。


374 名前:母へ[sage] 投稿日:03/01/11 18:27 ID:fVsTYqFC
母さん言い忘れていたことがありました
もう一度会えたら 言わせてください

母さん料理が下手でしたね
僕が喧嘩して遅く帰ってきたとき
クリームシチューを作ってくれましたね
まずくて でも温かくて
涙が出ました
もう一度会えたら また作ってもらいたいです

母さん編物が得意でしたね
お父さんの手袋 妹の帽子
二人とも喜んで身に付けていました
けれども僕は薄緑色のセーターを
母さんの前で一度も着ませんでした
もう一度会えたら その時はあのセーターを着ていきます

僕は今まで知らなかった
母さんがいなくなる時が来るなんて
母さんもう会えないのでしょうか
いつかまた会えるのでしょうか

母さん言い忘れていたことがありました
もう一度会えたら 言わせてください
ありがとう 母さん


375 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 18:36 ID:BHGe1o9J
おっとと。いや参った。自分で突っ込んどきながら間抜けだが、しいななんとかの詩は「間になんたらでています」しかしらんもんでね!


376 名前:ハリケーン(1/2)[sage] 投稿日:03/01/11 19:08 ID:9FTO8WJh
  夜に突き刺さってゆく闇の息吹きを切り開いて
  窓の外に嵐がきた
  道路の上に雨が落ちはじめ
  堅く閉ざされた商店の戸を叩いた
  渦巻く大気が雲に吸い込まれ
  水滴の銃弾を地上へふらせた

  勢いをなくした小さな水滴がガラスをつたって
  窓枠の外に溜まる
  八階から覗く世界では笑顔の立て看板が空中でなぶられ
  地面にへばりつく人間や車や屋根の上から
  小さなかけらを風が奪い取って巻き上げる

  柄を握る手から紺色の傘が奪われ
  身を晒す古木の葉が巻き上げられる
  逃げ場のない猫の頭から思考が奪われ
  家をめざし、からだをまるめて歩く老人の感情が巻き上げらていく

  風は一晩中吹き荒れ
  暗い空はかけらたちで込み合う




377 名前:ハリケーン(2/2)[sage] 投稿日:03/01/11 19:09 ID:9FTO8WJh
  やがて空中で分解し、風に溶け、それらはみな塵になって
  大気に混じり薄く発光する雲に吸い上げられ
  雲をも突き破った粉塵が遠い太陽に焼かれてまた地上へと落ちてゆく

  自分の体をなぎはらい
  暗雲が立ち退いた空に、昇ってゆく朝日が顔を出し
  嵐のあとの街を一様に照らして
  地上に残った水分を蒸発させる
  街には今も少しずつ粉塵が降り注ぎ地面に覆い被さる
  光は窓からも差し込み
  部屋の中のひとつひとつを鮮明に浮かび上がらせ
  残された頭ひとつをも動かしはじめる



378 名前:4th ◆HdqTLODCXU [sage] 投稿日:03/01/11 22:24 ID:qYwF9m3I
>>342-344 全てが止まっている 自然界もびくとも動かない世界、風も吹かない太陽も一方向からの静かな世界を巻いて巻いて一回ずつ巻いて生きていく。明日はやってこないとこから始める生きざまも


379 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/11 22:41 ID:den+6dWh
看板通りの猛者が集う要地
私は空き巣の様にコッソリと書き込み
犯罪者の様に機敏に逃げ
隠れ家に潜み批評を恐れ
書き込みを後悔する日々を送る

そんな私はA型だ。


380 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/11 22:52 ID:k0sYFyj1
プ


381 名前:西日の中でいくどとなく呟いたこと[] 投稿日:03/01/12 00:22 ID:fDWZBFVJ
くりかえし
くりかえし
自分に言い聞かせてた言葉がある

何度も
何度も
自分に言いつづけてきたうそがある

人ごみの中
教室の隅
愛想笑いの裏
西日が伸ばすたった一つの影法師


さみしくなんかない






382 名前:ななほし[] 投稿日:03/01/12 00:24 ID:gvHNKB9Y
>>361-362
  あきづの二飛び < 二度飛びだと思ったら、……。

  ラーメンかそばか……つながっていて美味しそうで、意味を飲み込もうと
すすってしまうようないい文体。
  なんかわからないけど、死んだあとの意味が集まる聖地(やま)かあるのね
  そういうところ、あってほしいと思う。思うからすすってしまうラーメンが美味しい!



383 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/01/12 00:39 ID:MheqOIqM
>>361-362 情緒あふれる文体の成功例ですね。トンボの亡骸が山に向かって
飛んでいく幻想的な光景をあますところなく綴っています。ぼうとかすかな炎
が、確かに見えます。徹底した童謡調は、最後は崩してみてはどうでしょう。

>>363 ん、フィルムかな?フィルムのように日常が切り取られて、アタマと
シッポがつながれたのかな?そんな感じで読みました。現代小説風の乾いた
テイストがステキです。最後は小さくなって、粒になっちゃうんだね。とする
と、少しづつ小さくなっていくコピーかな?

>>364-365 上手いなあ。恋の経験と同じだけのレモンの味、ってやつですか。
「かじる」行為を2行に分けるところがニクい。本当はレモンの皮は農薬だら
けだから齧っちゃダメですよ。数えきれないほどのレモンをかじる必要があっ
たのかどうかは、疑問。必然性を感じませんが…。


384 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/01/12 00:45 ID:emS+5Qzq
>>363 「鋏」
  グラグラするような感覚を狙って書いたものだと思うのですが、あまりそういう感じはしなかった。
言葉ひとつひとつが独立しすぎていて、その奥にある物語をほとんど読み取らせないのせいだと思います。
もちろん、僕の読解力不足もありますが。それでも、読み取れるキーワードは「トラウマ」?

>>364-365 「ふたたびレモン」
  ところどころ言葉の意外性に溢れていて面白かったです。そして、それがさりげなくて押し付けがましくないところがいい。
「わたしは泣かされたように」何気ないけれど、凄く良い表現だと思う。
「レモン」も「あなた」も比喩というか、何か漠然としたものの象徴のように読みました。
良くも悪くもどこか視野狭くて片寄った印象。最終連は読み取れませんでした。

>>374 「母へ」
  再び会えたら、の「再」。そして、実際には訪れることのない「再」。
あるいは、「僕」はまた会えるとも思っているのか、作中の言葉だけでは判断できないけれど、
書かれていない「再」への思いが伝わってきます。挿入されているエピソードは、ありきたりすぎると思う。



385 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/12 01:01 ID:MheqOIqM
>>374 実話かなあ。亡くなったのか、いなくなったのか、どちらともとれる
構成ですね…。もう少しだけ加筆するだけで解決すると思うんですけどね。
目新しいところはないんだけど、素直な感情は伝わってきます。

>>376-377 ちょっと待った。これは作者が、描写力のある、力量を持った人
だと思うから言うんですけど、この詩はまだデッサンの段階ですよ。ハリケー
ンが何かを暗喩してもいない、ハリケーンの襲来による音、色のコントラスト
も明らかでない。ただハリケーンの襲来と周りの世界の描写に終始しています。
ここから何かを始めたい、ですね。がんばってみて。

>>381 ああ、余韻があるねえ。いいねえ。これは私見なんですが、「さみしさ」
は、古今東西の物書きがテーマにしてきたものだけに、「生きるさみしさ」ま
での昇華を期待したいんです。そうなると、3連目の描写を変えることになります。


386 名前: 「悪くない」[] 投稿日:03/01/12 03:28 ID:25UCcfo9

思い出したくもないことを 思い出したよ
  悪いことじゃない。先のことは茫々砂漠でも
   分かる人には分かってる 見える人には 見えている

  迷うことなくほかを見ればいい。
  悪いこと思い出すのも。
    悪くない


背中丸めてると 見えないもの
電線。 吹きっさらしの風に吹かれて
ほこりっぽい街かど ずーっと遠くま霞んでいる

背中丸めてると 見えないもの
ガラス窓。 でっかいビルのっぽのビル
冬の陽ざし浴びて 光ってる きらきら ぬくぬく

背中丸めてると 見えないもの
  人生。
    人生 思い出すのも
    悪くない。



387 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/12 10:32 ID:ZJyMEiGE
>>345
指示代名詞と「愛」の多用が詩を「ぷよぷよ」に弛緩させたという印象がある。

>>361-362
昔話でしか知らないはずのその昔への郷愁をくすぐる日本的な詩という印象を受けた。
「二飛び」の「二」が生のしがらみからの「脱皮」の快感を倍加させた。
対話形式の詩の「あきづ」のことを知っているらしい偶数連の話者のニヒルぶりが
詩に奥行きを与えた最終連がいいと思った。

>>364-365
仮レモン→初レモン→不特定多数のレモン→ふたたびレモン。
恋の酸っぱさをレモンに喩えた。
白い雪の背景にレモン色が映える。
「うまく/かじ」れた「ふたたびレモン」の
再び泣かせた「おしっこの染み」へのダイナミックな急展開(>最終連)が
恋する女心の複雑さを読者に伝えるには充分すぎてよかった。


388 名前:戦い[] 投稿日:03/01/12 14:00 ID:CJDloa4N
僕等はとりあえず100円引きからはじまって
やがては200円 300円 性懲りも無く
どんどん値下げしやがってそれでも売れる奴は
おばちゃんの心のガッツポーズとともに籠に入れられて
そうして最後手段に半額にされたら
スカスカの棚の中で凍えながらうらみながら
けれども最後は作り笑顔で売られていく
さよなら僕はもう行くが
君は笑顔を忘れないで

プレミア プレミアがつきたい
ありがたがられる存在になりたい



私は今日も五時を待つ




389 名前:再の空白[] 投稿日:03/01/13 00:16 ID:40YG4ypf
【問3】各2点
次の空白に、適当な感じを当てはめなさい。

①私はまるで『  』眠術にかかったように繰り返した。
②『  』低だと分かっていながら、口にしてしまった。
③どうかしてると自分でも思う『  』三の自己嫌悪も刃が立たない。
④好き。好き。『  』度口にしたのには理由がある。
⑤既存のそれが果たしてこの感情に適切か、心に反響させて問うてみたのだ。
  『  』近気ようやく結果が出た。私はあなたが   だ。


「はい注目!3分聞いてくれ。
【問3】の質問な、これ「感じ」入力ミスな。
ま、分かってるとは思うが訂正しといてくれ。
次!⑤の最後の行。印刷の加減で消えてるが
問題に影響は無いので気にすんな。
そんじゃ精一杯やるんだぞ。
時間余っても裏に落書きすんな。見直ししろ。」


「やった俺、全部「再」て書いたら2点あるよ!」
「そおいう意味だったのか?【問3】の質問。」
「お前、どおいう意味だと思ってたんだよ・・・。」


390 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/13 00:21 ID:9hogaG5F
>>347
ひとつひとつ意味を考えて読むとわけわからんが、音(こだま)として
響かせてみると、結構複雑な響きが生まれるな。無意識も含めた心理描写かな。
>>355
お題を逆手に取ったな。退廃、つーか、色即是空、つーか。なむなむ。
がらーんとした空気は伝わってくる。4連目「血」の重複は気になったな。
>>361
あきづ(秋津)=トンボの古名なのね。演劇の台詞がうまく詩になっちゃった感じ。
>>363
タイトル「鋏」で連続してキリがない詩の一部を切り取った感じだな。
繰り返しの毎日。というよりも、床タイルの無限にリピートするかのような
あの模様を思い出した。「粒」で終わってるのも、なんかショッキングでいいな。
なかなか好きだ、コレ。
>>364-365
うひっ☆少女マンガなのかッ!? あひっ☆てれてれ~~~。。。
とか読んでいたら、最終連にやられた。虚構みたいな世界がそこで
一気に美しくけがされた感じ。
>>366
>>374
すべてお二人さんに言われてしまったのでコメントすることなし。


391 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/13 00:22 ID:9hogaG5F
>>376-377
うまいな。日常的なものがすべて上空へ巻き上げられて、嵐が止んだ
その後に残された光景か。最終行の「頭」が何だか物凄い存在感だな。
全体的にすんごい力。ひとつひとつの言葉に力。「再」が使われて
いないのにかかわらず、ちゃんと「再」が最後にある。言葉ではなく、
実感として。。。ところで、タイフーンではないのね。ふむ。
>>379
同じくA型の俺様を見習ってうぬぼれろ。
>>381
シンプルでいいっすな。「西日」ってとこがミソだな。
>>386
うむ。最初2行でなんだかわかっちまった。詩を書くよーな奴には
大概わかっちまうだろ。悪くはないと思うんだが、いまいち観念的つーか、
説教的っつーか、そんな感じはするな。気持ち悪い改行もカッコつけ以外の
効果があるとは思えなかった。
>>388
ぷはは。なんだろう。ハンドバッグかなんかだろうか。それの擬人化。
おもしれぇし、「再」も感じるんだが、その「再」が弱い感じなのな。
あと、最後だけ「私」なのは、なんだかノれなかった。


392 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/13 00:25 ID:9hogaG5F
今回のお題は「再」。
これをテーマに詩を書いてくれッ!
もちろん、通りすがりのあなたでも、どなたでも参加OKだッ!

締切は1月15日いっぱい。←(また間違ってたら誰か突っ込めッ!)

ルールは>>2-3をパッと読むように。名前欄には「タイトル」を入れるんだッ!

ぢゃッ!


393 名前:言葉隠して[] 投稿日:03/01/13 04:01 ID:JZvFUjpY
この紙の右半分にマルを描いてみて
もちろん道具は使っちゃダメだよ、君の手で書くんだ
じゃぁ次は左半分に右と全く同じマルを描いてくれ
ちゃんと描けたらまた会おう

さようなら


394 名前:一言だけ。[sage] 投稿日:03/01/13 14:03 ID:eNQNd/Ao
>>393
ストップかけに戻って来てもくれないの?
馬鹿みたいにずっとグルグルしてればいいんだね、その子。
ひどいね・・・。


395 名前:Open and Shut (1)[] 投稿日:03/01/13 14:23 ID:xDq0cYJA
  ふと気づけば あたりは残骸だ
ぼくは赤い中古車のなかだ
ここが部屋でないのは死にそうな気分だ
サンドイッチがほしい
お茶がほしい
空はぼくの知らなかった無表情で
金色という言葉を許さない満月
ぼくの頭上から鉛色の巨大鉄球が
一瞬先には降ってくる気配を見せながら
吊り下がり静止している

   *

  国道を徒歩で進む
壁が見える
自動車からでは決して見えなかった壁だ
茂みの奥は存在し
頭の潰された女がいた

   *

  ロケットの輝き
まるでおちんちん
ぼくらの愛と夢と希望と友情のせて
とんでけー

   *



396 名前:Open and Shut (2)[] 投稿日:03/01/13 14:24 ID:xDq0cYJA
  ぼくは あの月を支配した
無慈悲な夜の女王とかいわれていたっけ
ぼくは あの月を支配した
そんな言葉を 地球に記した

   *

  どこまで行っても山は続いているんやねぇ
お姉ちゃん もうちょっとだよ
どこまで行っても植物は続いているんやねぇ
お姉ちゃん 頑張って
どこまで行っても地球は月やないんよねぇ
お姉ちゃん 気を確かに
どこまで行ってもあたしはあたしなんやねぇ
お姉ちゃん 許してください

   *

  鈍器で殴られても人は死なない
しかしどれくらいの重さからを鈍器というのだったか
あの
人間が何年かかっても壊せない
一生かかっても切れない
あの鎖が切れたら
あの鉄球が墜ちてくるぞ

   *



397 名前:Open and Shut (3)[] 投稿日:03/01/13 14:24 ID:xDq0cYJA
  ぼくらは中古車のなかで
常夜を過ごす
ぼくのは赤い
瓦礫はぼくら
鉄球は
もう墜ちた後なのかもしれない
と
ふと思うことも再々で

   *

サンドイッチがおいしいから
お茶の幻を見る


398 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 14:42 ID:fChvvLvz
★☆★http://profiles.yahoo.co.jp/tengaiten2002★☆★
★☆★チャットしませんか??★☆★


399 名前:「再」[sage] 投稿日:03/01/13 15:34 ID:xyj6m5bx
間近だがじっとは見れない横顔
気付くことはないだろう
伝えることはないけれど
相手は覚えているのだろうか
忘れているのかも知れない
けれどもきっと思い出す
もし二人の目が合うのなら


400 名前:名無しの雄=322 ◆YWbBGuPijI [] 投稿日:03/01/13 17:27 ID:crD6aTgJ
かなりの遅レス申し訳ありません。
テーマ「先」の寸評を今更ながら。

>>288「下先」
絶世の美女ならぬ、タイプど真ん中を想像しました。
私だけではなくそれぞれ頭に浮かんだのではないでしょうか。
その想像を邪魔する事なく閉じてくれた事に感服します。
夢を有難うで【2点】。

>>245「欠片の番」
皆さんご評価の通り、引っ掛かる所の無い見事な辻褄に力を感じました。
欠片の強い思いを感じますが、あくまでも受身な女々しさ。
その「女々しさ」が、次第に「したたかさ」にも思えて来るので不思議です。
チャンプおめでとうございます【2点】。

後、前回チャンプ「おみやさん」の作者の方、名乗って頂けませんか?
点数いれた者の特権?としてお願いしてみます。


401 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 19:01 ID:HwkGizwk
871 名前:創作文芸板住民 :03/01/13 17:35 ID:95J37jgE
ご協力よろしこ
★★2ちゃんねる創作文芸板、競作第二弾開催中★★

内容:「成人」※成人をテーマとした掌編小説の競作を行っています。
投稿ではなく、批評・感想のお願いです!!
開催場所:アリの穴 http://ana.vis.ne.jp/ali/index.html
エントリー〆 :1/13(月)23:59 審査は1/15(水)22:00まで。
↑
※まず上記「アリの穴」サイトに入っていただき、作品を眺めてみてください。
参加作品には紹介欄に参加の意思表示として「成人」の二文字が入っています。
現在、続々と作品がUPしておりますので、それらの作品をお読みいただき、
ぜひともみなさまの鋭いご批評・ご感想をいただけたら、という次第です。
もちろん興味を持たれた作品だけで結構ですし、ご批評・ご感想をいただくだけで、
特にレスを返す必要もありません。(感想は一作につきひとつ。点数も入れてください)
また記載は匿名となっています。ご協力をぜひともお願いいたします。

だって。


402 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/13 23:33 ID:6dDKA9i/
今日は朝から
いい天気
掃除機かけて
お洗濯
御天道様は
  ぽっか ぽか
物干し竿で
  ゆ~ら ゆら
私も一緒に
  ふ~ら ふら



403 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/14 00:20 ID:mInYjZzy
>>402
すみません
投稿ミスです


404 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/01/14 01:06 ID:oExmxgIf
>>355
物の終わりについては、よく描かれていると思う。
しかしテーマを否定することで、
より深くテーマを浮き彫りに出来ているかというと、そうでもないと思う。
>>361-362
第5連の感慨を無下にするような最終連。
ここで余韻を断ち切ることには、好みが分かれるかもしれない。
これには元ネタがあるんだろうか。知っていればもっと面白かったかな。
>>363
クロラ氏のコメントの言い換えだけど、
固形の物語を積み上げただけのように感じて、繰り返しが生きてこない。
積み上げていく中で、言葉が変容していくような効果があればいいのだけど。
>>364-365
なぜ、この最終連が存在するのか。
結局うまくレモンをかじれなかったからか、
うまくかじることは恋の幻想を破綻させるタブーだったのか。いい塩梅。
>>374
シチューにしてもセーターにしても、メッセージそのものにしても、ありきたり。
しかし、ありきたりであることが、もっとも効果を上げているともいえる。
このスタイルは否定も肯定もできない。
>>376-377
基本的には、「タイフーン」をまな板にのせて、
手に持てるだけのレトリックで切り刻んだ、という印象。
一義的なイメージだと思う。最終行はのぞく。
>>381
だいたいは、>>374と同じ感想を持った。
作者にとって「どうしても書かなければならない。書きたい」がつまっている。
その思いの強さを、やはり僕は「いい」と感じている。


405 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [sage] 投稿日:03/01/14 01:06 ID:oExmxgIf
>>386
なんというか、金子みすず的な。
謎かけのように具体を持ち出して、解釈を重ねていくスタイル。
「中の雪/さみしかろな。」くらいの視点の転換がほしいところ。
>>388
こういうのはもっとじりじりと深くまで描写してほしい。
ずっとずっと待ち続けているという感じが、
やはりこの長さだと出しにくい。再び待つ、という決意が見えにくい。
>>389
あーこの穴埋め問題形式の詩、僕も昔作ったことあります。
この作品の方が全然よく出来てる。本当に問われている箇所がミソなんだな。
最終連で謎ときするのは、ちょっと親切すぎるかもしれない。
>>393
これ、まあ確かに「再」なんだけど。
含意もそれなりにあると思うんだけど。
なんか不完全燃焼だな。。。
>>395-397
鋭い感性に支えられた、うまい寓話。地味に面白かった。
時間を前後しながら場面を切り取っているのだが、
谷川俊太郎の引用ともおぼしき3連目がうまくつかめなかった。
>>399
「再」としては弱いな。
起伏ない文章で、一方通行な感じもして、余韻に欠ける。
このつぶやきを生かすために、もっと世界を拡げて描いてみたらどうだろう。


406 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/01/14 01:12 ID:oExmxgIf
今回のお題は 「再」 です。
〆切は1月15日いっぱい(1月16日0時)。
あと丸2日です。
書いてる途中の人も、寝かしてる人も、
まだ書いてない人も、そろそろあせって来たはずだけど。。。

ふるって御参加ねがいます!


407 名前:再[] 投稿日:03/01/14 01:22 ID:J9FfgXjV
お前に2度以降は無い
お前には存在してない
もうこれで最後だった
もうこれが最後だった
間に合わなかったのなら
諦めるしかないのだろう
何度繰り返しても
時間無駄であろう
お前には存在しない
もう二度と出来ない


408 名前:携帯が再[] 投稿日:03/01/14 09:57 ID:mInYjZzy
湯に浸りながら
ま~たりと句を詠む
どれ位の時が流れただろう
からだが
ほかほかと暖まり
ふらふらと夢心地
暫しの時は流れ
湯の冷たと
仲良く浸る
書きかけの句に
気付く

この湯には魔物が棲んでいるかも


409 名前:サイナラ[] 投稿日:03/01/14 23:03 ID:M2SAlNEq
僕はどうしても 出会ってしまうし
出会ってしまった影を そうは忘れられない

あの日 僕が投げかけた光
夕焼けに染まった山みたいに こっちへ歩いてきた君

いま 僕の前に
展開している すべての景色

百年後
あるいは十年後
もしかしたら明日
それとも一瞬の時の後

消えてしまっているかもしれない



机の上で 人形がおどけている
少年の頃に縁日で買った トボけた人形
  僕はきっと愛していたんだろう
いま それがわかる
なぜなら机の上にある人形が 幻でしかないから

人形は 遠い昔になくなって
記憶の海から 還ってきて
  いま そこにある
たくさんの海藻を からだにくっつけて
それは宝石みたいに光り さまざまな表情を繰り出す


410 名前:_[] 投稿日:03/01/14 23:03 ID:M2SAlNEq

笑った表情は あの日の君みたいに
オレンジ色に 染まっている
  僕は何を喋ったんだっけ
  君は何と答えたんだっけ
すべての言葉を録音して 残しておけばよかった
ただ山の稜線を 焦げたみたいなカラスが三羽
渡っていったのは 覚えている

    君は血だらけで 笑っていたっけ

残してきた心が 染みついた人形
もう 帰るのかい? また おいで

もう 会えない?

左様なら

「左様なら」といっては そこに
残してきた影たちが 寂しがっている

せめて「サイナラ」といいたい

再なら

また 会える

会おうよ

幻でも


411 名前:故郷 1/3[] 投稿日:03/01/14 23:52 ID:54eogrx9
いぶされた夕陽が
煙突につき刺さってゆく阪神工業地帯の一角
俺は裸足にべた靴をはいて
鋪装の剥がれたその路地をゆく
にぶい足裏の痛みに
俺はいよいよ引き返す気力も
なくしている

かつてより低くなった
長家三軒目の軒先で
かつてから老婆だった女が
どろどろの卵油を焦がしている
その苦いにおいが 風のない冬の宙に淀み
ゆっくり路地の隅々へと
夕陽とともに 沈んでゆく
暗いものがいっそう暗い その中を
俺はただ 目を凝らして
探している
傾いだ細い電信柱を過ぎ
妖怪のような瞳光らせた少女たちのゴムなわを過ぎ
首の欠けた風見鶏
のある古い邸宅を過ぎたら
赤茶けた木板の露出した
砂壁の家がある

見つけた
俺の 生家だ


412 名前:故郷 2/3[] 投稿日:03/01/14 23:54 ID:54eogrx9

そこがすでに廃屋になっていることを
教えてくれたのは かつての
俺の恋人だった
来月には誰かと結婚するという時期に
電話をかけてくる誠実な悪意を
不誠実な俺は
受け取りきれずに 泣いた
泣いて何か愛のよう

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最終更新:2006年03月04日 20:05