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「~~詩で遊ぼう!投稿梁山泊 5th edition~~」の489-620


489 名前:「ふたたびレモン」作者[sage] 投稿日:03/01/18 00:42 ID:xllPyhuv
ごめんなさい。ほんとうにありがとう。

次のお題は「町」でお願いします。




490 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/18 00:44 ID:NM36juDL
>>489
なんで謝るのかわかりません。
普通に「ありがとう」でいいと思うよ。
おめでとう!


491 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:03/01/18 00:49 ID:wNPl2ZEO
>>489
おめでとさん。よろしかったら、お名前をば。

えー。では、第24回(だっけか?)へと、早速移りたいと思いまする。

お題は「町」。

締切は1月25日の23:59分で。

ルールは>>2-3。ぢゃっ!


492 名前:たもい[sage] 投稿日:03/01/18 00:51 ID:4tQn3eNp
花束赤でまとめたの、特大サイズの少ない数で特大の。どうぞ。
おめでとう。>>489

準チャンプさんには、黄色でまとめたの、可愛いサイズの凄い数の。
どうぞ。おめでとう。>>395


493 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [sage] 投稿日:03/01/18 00:53 ID:wNPl2ZEO
>>492
いいキャラだな(藁
ハワイア~ン☆♪

あ。準チャンプの方も、HNカミングアウト・プリーズ。

 >ALL
次戦はもう始まっているぞ。書けッ!!!


494 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/18 01:49 ID:QtXw0pvO
なんだ?このバカ。また私情はさんでやがる。しね。


495 名前:たもい@ポケ。。Zzz[sage] 投稿日:03/01/18 02:41 ID:4tQn3eNp
>>494
「私だけちゃうやんかぁ~、みぃんな止めてるやんかぁ~」(関西のCMより)
たった今、私君に私情のこれ。ところで君のそれも誰かへの私情。あは。
 -------------------------------------------------------------

えー。では、第24回(だっけか?)へと、早速移りたいと思いまする。

お題は「町」。

締切は1月25日の23:59分で。

ルールは>>2-3。ぢゃっ!


496 名前:遅くて申し訳ない、、 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03:17 ID:d4HnYOhp
もう次の回が始まっておりますが、割り込みで>>479にコメント追加。

>>338-339『Again』
   口調、リズム、ストーリーと、合わさりしっくりと完成していて正にイカスの一言です。
  意外性のある比喩とその説明となる次の行が首尾一貫して味付きで楽しめました。
  英語挿入も必然の形で行われていて、これはもうセンスなんだろうなぁと羨ましい限りです。

>>342-344『再起動』(リンク貼り間違えてすみませんでした。)
   フリーズ→病気だ病気→○○大回転 の作動ラインには読み返す度に笑わされ。回っている状態が正常である
  ものをオフしようとしたりと、「僕」の「病気」の静かな発端はどこだろうと無限階段を覗くような気分になります。
  警告音やフリーズもしているのですが、ゼンマイと擬音語のせいでPCという感じはほとんど受けませんでした。

>>363『鋏』
   「冬の夕空のオレンジとブルーに含まれる粒子のように黒い」にいたく共感(多分作者様とは違う形ですが)を覚え。
  繰り返しても違和感のない進行と右に下ろしていく見せ方も粋です。「粒」で裁つのも鮮やかだなぁと。
  還られる、は敬語扱いでしょうか。ちょっと分りませんでした。

>>364-365『ふたたびレモン』
   私は平凡にレモン=恋と見ました。「手渡して そのまま擦れ違って」いってましたし。
  やはり齧る際の改行は技ですね。レモンに加えて雪、制服と色彩がクリアーで、またその影像の清々しさがストーリー
  に似つかわしい。「おしっこの染み」は上手く実った恋の大破局かなと。又は"こんな筈でなかった"結婚子育ての染み。

>>395-397『Open and Shut』(タイトル間違えてすみませんでした。)
   吊り下がっている、またはもう墜ちた後なのかもしれない鉄球の存在が強烈で、周囲の残骸もろともに読後すら胸を
  重くしますね。軽すぎる3連や趣を異にする5連の、はんだ無しの割り込みが不可解でしたが
  とにかく気になって仕方ない、後味の濃い作品でした。



497 名前:遅くて申し訳ない、、 ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03:19 ID:d4HnYOhp
>>440-442『4-4=4』
   こういった形式の詩は私にはほとんど解せないのですが、音と、繋がる文意についつい引き込まれていました。
  「―血し/タタ/り骨ク/―」のし「タタ」りがリアルであったり、所々でループしているかと錯覚させられる順路が
  とても『再』であったりで、この表現方法は凄いと思います。最後まで謎解き無しで食らう放置も楽しめました。


>>381『西日の中でいくどとなく呟いたこと』
   透かしで「再」の文字が入っていそうな、心に響く訥々、でした。題名はやや安易な気もしましたが。

>>389『再の空白』
   次のかっこに、としなかったのは⑤の最後の行の"空白"に"適当な感じ"を当てはめて欲しかったからとか、
  などと変に考えてみたりと。問題文は恋愛モノでなかった方が、仕上がりがからっとして良かったかもです。

>>411-413『故郷』
   描写も話の持ち出し方も全体的に巧みだなぁと。特に最初二連の表現は生唾ものでした。切り方で魅せているのは
  4連目。それらを見せられた後だけに5連後半からは少々味気ない感がありました。411部分の雰囲気を持った作品を
  また是非拝見したいです。

>>419『re-sort』
  踏まれた韻が気持ち良いので苛々とできず、6行目からの口語調も内容が軽くなったことに対する安堵か何かで
  文字面に反して好感。前半とのギャップによって12行目は微笑ましくすらあり、殺伐としつつも安らぐ作品でした。

>>427-428『再想』(リンク貼り間違えてすみませんでした。)
   1枚の大判の絵にすると見応えあるだろうなぁと思わされる、きれいな単語を選って散りばめた詩だと思います。
  読み手が受け取る傍から漏らすその詩想を、後半もなぞったり拾いなおさせることで把持させようとする構成が巧。



498 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:03/01/18 03:21 ID:d4HnYOhp

えー。実は、既に第24回(でしたっけか)へと移っております。

          ■  お題は「町」。  ■

        締切は1月25日の23:59分で。

                            ルールは>>2-3を読んで下さい。



499 名前:この町にかつての住みし者への詩(1/2)[センターダヨオイ!499get!] 投稿日:03/01/18 07:50 ID:AX7jZnA0
『町』ッ!
それは集いである!
人が集まり
家を建て
田を耕し
子を産み育て
そして死ぬ…
人は時とともに流れ
いつかは全く別のものに変わってしまうのだ…
貴様の生家は駐車場になり
遊んだ空き地はマンション
母校は公園になった…
泣くなッ!いいかッ

細 胞 は 分 裂 す る の だ ッ !

貴様の体細胞は絶えず分裂し
古いものは垢になって落ちる…
では貴様は生まれた時とは別の人間か?
否!
貴様は貴様なのだ!
それと同じように!
この町は!
同じ町なのだ!


500 名前:この町にかつての住みし者への詩(2/2)[アーンド500GET!!ズサー⊂(゚Д゚,,)≡≡] 投稿日:03/01/18 07:51 ID:AX7jZnA0
物事は全て移ろいゆく…
されど変わらぬ!
お前はこの町を愛している事実は
変わらない!
泣け!存分に泣け!
そしてお前の住む町へ帰れ!
そこにはお前の家がある!
妻がいる!子がいるのだ!
貴様と同じ感傷に浸れるような
そんな子を育てるがいい!


少年時代を過ごした町を顧みることは
まるで初恋を思い出すように思える…


501 名前:冷たい町の夕日[sage] 投稿日:03/01/18 13:47 ID:/FnkvKSp
都会の冷たさに そこに住む人々の無表情に
私は耐え切れず 故郷へ逃げ帰った

家族も親戚も温かく迎えてくれた
皆笑顔に溢れていて 私も自然と顔がほころんだ

夕焼けの中 散歩をした
私の視界を流れていく風景には 夕日と田んぼの他 なにもない
嫌な上司も
ゴチャゴチャなデスクも
山のように詰まれた書類も
何もかも
ただ 化粧をしていない 本当の私は ここにいる


無機質な町に戻ってきた
能面のような同僚と 言い訳ばかりの彼と クーラーの音が私を迎えた
ここには何でもある けれど 私がいない

ベランダに出た
乾いた風が吹いている

空に目をやると 遠くの方に夕日が見えた
故郷を想い 私は泣きそうになった
それでも 明日から
私の嫌いなこの町で やっていけると思えた


502 名前:ゲージ町[] 投稿日:03/01/18 19:16 ID:0hov+VvZ
あたしは幾ら逃げたって
この町にいる以外ない
この町以外に行く場所がない
あたしには逃げ道なんか無い
この高い四角い壁に囲まれた
この町からは逃げられない

あたしは実験台だから
薬を何度も飲まされた
検査を何度もされてきた
あたしの苦しむ姿を
高い天井から出てくる目達が
ぴちゃぴちゃ見てる
コワイ コワイ コワイ
でもこの町以外逃げ場はない


503 名前:空[] 投稿日:03/01/18 19:30 ID:JxYy2fVW
A町とB町が合併したC町と
D町とE町が合併したF町が
さらに合併したG町と
H町とI町が合併したJ町と
K町とL町が合併したM町が
さらに合併したN町が
さらにさらに合併したО町と

ニ町が

さらにさらにさらに合併して
現在のホ市ができたと語った
ホ氏の窓から見えた
空がほんとにきれいだった

ニ町の方はニ町の方で
P町とQ町が合併したR町と
S町とT町が合併したU町が
さらに合併したV町と
W町とX町が合併したY町と
Z町とイ町が合併したロ町が
さらに合併したハ町が
さらにさらに合併してできた
ニ町だったけど

空がほんとにとホ氏は語る
「空がほんとにきれいだ」と

空がほんとにきれいだった


504 名前:放浪の名無し ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/01/18 22:26 ID:irjYYSD+
みなさん、参加してください。お願いしますね。

☆☆☆詩人コロセウム☆☆☆
詩人コロセウムとは、ネット詩人がサイトの壁を越え、互いに
競い合う祭りです。
お題「夏」 
※参加者は作品紹介欄に参加意思表示として「夏」と明記すること。
投稿開始日 1/24~1/27
最終選考 1/28~1/30
※尚、最終選考は詩板の祭り専用スレッドでおこないます。
枚数は5枚前後 
※ネット上でHNをお持ちの方は、名無しで投稿してください、
批評に私情がはいらないように完全名無し制です。

審査方式
批評(簡素)と点数を参考に最終選考で、受賞者を発表します。
批評(簡素)の場合、投稿者も批評(簡素)に加わっても
いいとしますが、その場合は名無しではなく、コテもしくは、人物が
特定できるような形で簡素(批評)をしてください。
例 コテをお持ちで無い方が、作品を投稿し、なおかつ批評(簡素)
をする場合。

「天国と地獄、一度楽しめる大型企画」宣伝文句
会場  readingstation
http://www.readingstation.dyn.to/
詩板祭り本部スレ 詩人コロセウム
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1042704797/




505 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/19 01:29 ID:0H/BFscd
  う~む。 せつないでしぃ~ 人生が二度あれば~ 死ぬまで命は生きている
死んだら死んだで生きて行くさ~
   でも、せつないねぇ  (--涙 ~

>>502 :ゲージ町 :03/01/18 19:16 ID:0hov+VvZ
あたしは幾ら逃げたって


506 名前:拝啓[] 投稿日:03/01/19 01:37 ID:iYWQP+Rt
バイバイ、住み慣れた故郷。
帰ってくるかなんてわからないけど。
もしも傷ついて帰ってきたら、君はもう姿を変えているかもしれないね。
でも、空気は相変わらずのまま、僕を包んで欲しい。

バイバイ、住み慣れた町。
もう、ほんの少ししか、ここでの風は感じられないけど。
でも、僕は、いつかこの町に僕の姿を届けるよ。
遠くはなれた街から町へ、僕の声を届けるよ。
そうできるようになれるまで、ほんの少し待っていておくれね。

僕の、町へ。


追伸
リンゴの青い実がつく頃と、雪が積もる頃に、毎年一度帰ってくるから。
だから、せめてそのときだけでも、同じ空気でいてくれよ。


507 名前:街[sage] 投稿日:03/01/19 01:53 ID:tgL9nppM

住みなれたこの街にいて
どこもここも見なれた景色
ずっと一人で生きてきた
この街の人たちの
あくびも苛立ちもしらないままで
夕焼けがとてもきれいだ
僕という範囲が共鳴している




508 名前:詩[] 投稿日:03/01/19 05:25 ID:+wYqLNEm
  春
朝の水はまだ冷たく眠気顔を引き締めるのには丁度良かった
手始めに屋上に登り景色を見渡すと其処には今までとは違った
空と町の絵が繰り広げられ変化を噛み締める事が出来た

  夏
熱さに嫌気がさし涼を求めて自転車をひたすら漕いだ
切っても切っても風は温く急遽持ち合わせの小銭で掻き氷を買った
頭がキンキンに冷えるのは嬉しかったが下っ腹もキンキンに冷え次の日腹を壊した

  秋
窓を開けると藁の香りと言うか秋の夕方特有の臭いがし少し故郷が近く思えた
鱗雲は子供たちに早く家路につくようにはやし立てるかの如くのっそのっそと進んでいた
夜屋上に上がった、月夜の景色もこれまた格別

  冬
南国育ちの私には雪が珍しく童心に戻り朝の新雪を踏み固めて行った
途中、登校中の学生に見られ恥かしくなり顔が熱くなった
冷たい澄んだ空気を絡ませて吸う煙草がいつになく美味く感じた

そして今、変化の無い変化を感じるこの町に私は居て
こんな変哲の無い文章をつらつらと書き連ねている
これがどんなに幸せな事かと思えるゆとりを与えてくれたこの町に私は感謝している


509 名前:難儀やのぉ~[] 投稿日:03/01/19 05:46 ID:il3CmBwj

オイオイ そっちへ行ったら
アカン
     アカン アカン

そっちにゃあの娘が オルヤン
犬は 正直
なんぎゃのぉ~

あの娘が 好きヤン 言ったら
アカン
     アカン アカン

モテモテ あの娘がわらっとる
恋は しょうじき
なんぎゃのぉ~

子供だった昔の 暮らしに
戻ってみたい
育った
    街に 戻って
恋もない 夢もない あの娘もおらへん

  ああ、……

暮らしに いろどり
なんぎゃのぉ~




510 名前:ぷぷ[sage] 投稿日:03/01/19 05:56 ID:C3zrmRnr
おまんかなり臭うよ


511 名前:a forest town(1/2)[] 投稿日:03/01/19 06:56 ID:GSNq00Lt
「ぼくの町に来ませんか」
そういう手紙が届いたのは、まだ夜が明けきらないときだった。
「わたしはここが好きだから行けないわ」
そう答えたものの、少女はこの手紙にさからえないことを感じていた。
「大丈夫、ぼくが案内します」
なにが大丈夫なのだろうと思いながら、少女はパジャマ姿のまま手紙について行った。
まだほの暗い道を手紙はどんどん進んでいく。
まるで速回しのビデオのように風景は流れていった。
どれだけ遠くへ行くのかと思っていると、やがて大きな森が見えてきた。
「ぼくの町はこの森の中にあります」
いくら子どもだからって、そんなおかしなウソはわかるのにと少女は思った。
「ウソだと思うでしょうが、行ってみればわかります」
手紙は少女の心を見すかすように言った。
それはなんの変哲もない森だった。
と思うと、突然、明るい視界が開けた。
そこには小さな家が数え切れないほど密集していた。
鬱蒼とした森の中なのに、発光する生物があるらしくまるで昼のようだった。


512 名前:a forest town(2/2)[] 投稿日:03/01/19 06:57 ID:GSNq00Lt
「ここがぼくの町です。あなたの家も用意してありますよ」
そう言うと手紙は少女を一軒の家に案内した。
前から住んでみたいと想っていたとおりの家で、少女はすぐに気に入った。
ほしかったグランド・ピアノがあり、窓辺には大好きなバラの花が咲き乱れていた。
「あなたはここで、自分がしたいことして、楽しんで暮らせばいいのです」
ずっとここに、ひとりでいなければいけないのと少女が思うと、
「大丈夫ですよ、あなたの仲間はおおぜいいます」
同じくらいの年ごろの子どもたちがぞろぞろと現われて少女を囲んだ。
皆とても明るく親切で、すぐに仲良くなった。
彼らもそれぞれ自分の家を持ち、好きなことを好きなだけしているから幸福そうだった。
その中には少女が入院中に知り合った、とても繊細な詩を書く男の子もいた。
「また逢えたね、うれしいわ」
いつも顔色が悪かったその子も、今は見ちがえるように生き生きとしていた。
それにしても、この町の住人は子どもばかりだ。
「ここは森の揺籃の町。ここですくすくと何百年もかけて森の木が育っていくのです」
そう言われると、少女は自分の中に新しいいのちが泉のようにわいているのを感じた。
それはえもいわれぬ充実感、このうえない喜びだった。
        *
早朝、ひとりの少女が病室で静かに息をひきとった。
その死顔はとても穏やかだった。


513 名前:山崎渉[(^^)sage] 投稿日:03/01/19 13:21 ID:33JLtwpT
(^^)


514 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/19 16:27 ID:mU7Jj5gS
>>499-500
観念的な詩という印象。
「変」(>…)と「不変」(>!)といったりきたり。

>>501
日記調を感じた。田舎と都会の描き分けにプロトタイプとしての抑揚。
夕日に郷愁を誘われ泣きそうになりながらの
明日への自信の根拠が書かれていないような気がする。

>>502
「町」のゲージ(籠)の中の「部屋」のゲージであり
「町」から逃げられないとすることによって
「部屋」からは逃げられるということになる。
だとすると「部屋」の「コワ」さ加減が減ると思った。

>>503
算数のように「合併」を繰り返した「町」と「空」の連関性がそう高くないのに
「空」に力点が置かれてしまいそれらが分離したという印象がある。

>>506
「故郷=町」の擬人化による手紙形式。
その擬人化が中途半端である気がする。
2行目と追伸1行目の心境変化。


515 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/01/19 16:28 ID:mU7Jj5gS
>>507
二次曲線的な上昇カーブという印象を受けた。
冒頭とラストの各2行の詩的表現的緩急。
1行目と2行目は意味が重複してはいないだろうか。

>>508
四季で綴り分ける人生肯定。
それぞれを3行でかっちり描きこんでいる感じがする。
刺激になるかもしれない毒性を微塵にも感じさせない作品という印象を受けた。

>>509
仮に朗読をするとしたら芝居めいた読み方をされるはずの
「なんぎゃのぉ~」にテンポと脱力を感じた。
ただ「街に戻る」連のトーン・ダウンが気になった。

>>511-512
”韻”らしきものをほとんど感じさせないこの作品は
「散文詩」か「超短篇小説」かのどちらにジャンル分けされるのだろうかと思った。


516 名前:神戸[] 投稿日:03/01/19 19:51 ID:vphHt3F+
俺の頭 胴から離れた
俺の頭 俺は南へ お前は北へ
俺の頭 これからは自由さ
俺の頭 自分の力で生きるのさ
俺の頭 トラックでカタコト
俺の頭 脳味噌揺れるぞ
俺の頭 かなり気持悪い
俺の頭 犬がくわえてる
俺の頭 ちょっとした観光気分だ
俺の頭 吼えて尻尾を振っても何も出ないぞ
俺の頭 飢えてるなら俺の耳を食えよ  
俺の頭 カラスが鷲掴み
俺の頭 巨大な卵と間違ってるんじゃねえのか
俺の頭 急上昇 弧を描いて急降下
俺の頭 飢えてるなら俺の目玉を食えよ
俺の頭 魚が突っつく
俺の頭 優雅に水中遊泳さ
俺の頭 群れを成して岩の周りをグルグル回る
俺の頭 飢えてるなら俺の唇を食べろよ
俺の頭 猫がペロペロ
俺の頭 肌と心の乾きを癒してくれた
俺の頭 体は丸まり目は三日月 具合でも悪いのか
俺の頭 飢えているなら俺の鼻を食えよ
俺の頭 美しい君に恋をした
俺の頭 君は優しかった
俺の頭 君に与えられる物は何も無い
俺の頭 悔しくて悲しくて俺は逃げ出した


517 名前:神戸(2)[] 投稿日:03/01/19 19:52 ID:vphHt3F+
俺の頭 坂道コロコロ
俺の頭 ここは未開の荒野
俺の頭 思い返せば何もいいこと無かったな
俺の頭 ここで終わるのも悪くないか
俺の頭 俺は干からび蛆が沸いた
俺の頭 見知らぬ誰かが墓を立ててくれた
俺の頭 墓の前で手を合わせている奴がいる
俺の頭 墓の前で涙を流してる奴がいる
俺の頭 時は流れた
俺の頭 人はこの地を頭(こうべ)と呼ぶ


518 名前:『若い浮浪者』[] 投稿日:03/01/19 19:59 ID:QgCpvISX
  寒さの群青色の中に浮かぶ公園
  家無しの浮浪者に悔恨が訪れ
  追憶が 浮浪者の神経に触れ

  失うものなど何も無いと吐き捨てた日
  汚れてるのは世界と結託した街のほうだった
  街と噂話は浮浪者のカナタにとどまり
  悪意に満ちた微笑も 公園までは届かなかった
  代償として失くしたものは張り詰めた想い
  いつしか汚れてしまった若い浮浪者
  ダンボールの家とボロ毛布 伸び放題の髭と髪のまま
  一日また一日を閉じる内いつしか
  守りたかったものを忘れてしまった

  寒さにか感傷にか そんな事実に息詰まり 
  ごみ箱を漁るのと同じ仕草で浮浪者
  追憶に埋もれた想いを砂場に探した
  かじかむ手につかんだのは砂の詰まった心の空き缶  
  拾い上げられると砂がさらさら音たてこぼれた
  心の中身の空洞が聞こえ 浮浪者静かに額にしわを寄せ
  錆びた空き缶からこぼれおちた砂たち
  浮浪者の前 砂漠に広がり大気を乾燥させた
  群青色の寒さが浮浪者の唇をひび割れさせる
  喪失と乾いた空の重圧は浮浪者をうちひしぎ
  生き続けるという終身刑を投げかけている
  無音の嘆きも水分失い どこにも届かず蒸発 消えた

  場所は 寒さの群青色の中に浮かぶ公園
  心貧しき若い浮浪者 汚れに飲まれていく様を
  世界と結託した街が微笑しつつ監視していた


519 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/19 20:02 ID:2ZYaGv7v
退屈だ ねむりたい


520 名前:↑ほとんど同意[] 投稿日:03/01/19 20:09 ID:3Z8bsT7y
また、鹿いたのかよ?
たまには、別のもの賭けよ!


521 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:03/01/19 21:26 ID:kyeg967c
>>499-500
このシリーズ毎回楽しみになっちゃたかも☆ 毎回、強引なたとえがうまくって、
笑っちゃうんだケド、ミョ~な説得力もあるんだよね~☆
今回は町をヒト細胞にたとえちゃったか~。すっごい!☆ よく考え付くよね☆
大槻ケンヂに朗読させたら似合いそう☆

>>501
言いたいことが明快で、すっと入ってくるよね☆ でも、表面は入ってくるんだケド、
肝心なところは見せてくれないんだなぁ、って思たよ★ すっと入ってくるのは、
「冷たい町」の紋切型にハマってるからなんだよね☆ あと、すべてを句読点使った
普通の文章にしてみると、ただの作文になっちゃうのに、それでも詩情を感じるのは、
やっぱ行分けの力かな☆ 既存の「型」に力を借りちゃったね。あなたの表現ほしい★

>>502
こわ~い★って思いながら読んでたら、最後二行でしらけちゃった★
「コワイ」って言葉を使わずに「コワイ」を感じさせてほしい★
全体的にもひとりよがりかなぁ★ ただの強迫観念って感じするし★
タイトルはよかったっすー☆

>>503
「町」と「空」の対比かな? 合併を繰り返す町はゴチャゴチャした
ツギハギみたいだけど、空はさっぱりひとつのものだから綺麗?
だとしたら、表現足りないなぁ★

>>506
たまに故郷に帰ってみたらえらく変わっちゃってて思わず郷愁にふけったことあるヒトとか、
これから故郷を離れて都会へ出て行くようなヒトには共感されそう☆
でも、町が描かれていないよね★ 追伸のとこ矛盾してるし★


522 名前:撫子さん ◆ikeEr7LE3I [] 投稿日:03/01/19 21:56 ID:OoDAtZZF
>>507
街は見慣れてる、街の人々は知らない。うーん、なんかこれだけで、
人がいるのに空っぽの街、感じさせるよね~☆ この「街」の質感あるからこそ、
最後二連「僕」の孤独に説得力産まれる~☆ でもえらいコンパクト★

>>508
ん~。。。「町」じゃなくてもいいような。「村」とかでもいいような★
あと、句読点もっと使いたくてたまんなかったでしょ?☆ 使ってほしかった★
読みにくいの~~~~~~~!!★ あとタイトルよくわかんない★

>>509
町の暮らしにくさと、楽しさと。って感じ?☆
おもちろい☆んだケド、説明的なせりふ★

>>511-512
んー。書き慣れてるんだか、書き慣れてないんだか、よくわかんない★
ピーターパンみたいなお話で、手紙が案内役。とにかく登場人物の表情も
顔すらも見えてこないんだよね★ そこには文字があるだけ、人がいない。
手紙だから?☆ それにしても無表情な描写、「た」ばっかりの行末、楽しくなかった★

>>516-517
んー。「俺の頭」の繰り返しはいいリズムだな☆って思うんだケド、
そのリズムにのって右側の言葉読んでみても、ノリがついてこないんだよね★
最後の一行もこじつけっぽいし★ でも、死んだ頭が書いてる詩だと思うと、
地獄のまま止まってしまった町みたいな痛ましさ、生まれる、かな?★

>>518
痛々しい詩だな~★ 徹底的に、繋がりを失くしてしまった浮浪者を描いてるね☆
でも、最後「監視」されてるのが救いだよね☆ 社会と繋がっててよかったね☆
できればもっと「浮浪者」って言葉を減らしてほしいかな。多すぎると軽くなるよ☆


523 名前:OO万華鏡OO(1)[] 投稿日:03/01/19 22:57 ID:k7iZyYIm
赤いランドセル 重くて
ゆがむ道を歩く
あざやかな花のみつ
汚いなんて思わなかった
甘くて ただ
帰り道を歩いたよ
甘くて ただ
家に着きたいと思ったよ

なつかしい曲のフレーズ
少し歌うと思い出す
あの夕日がしずむと
お母さんに怒られた
早く帰らなきゃね
楽しいことばかりじゃなかった
小さくても考えて
精いっぱい生きてたよ
時にはそれが恥ずかしかったけど
あのころの私をみじめだとは思わない
夕日にぼやけた写真をながめると
胸がつかえて苦しかった



524 名前:OO万華鏡OO(2)[] 投稿日:03/01/19 22:59 ID:k7iZyYIm
空がきれいだね
街はそれを今日も受けとめて
変わろうとしている
あのころの私をのせて
どこまでも広がっていく

ゆがんだ道がまっすぐな
明日の誰かにつながって
甘くて ただ
想うだけで精いっぱいの
足を街まで運ぶよ
昨日のやまびこが
今日をやさしくゆらした



525 名前:Smile[] 投稿日:03/01/20 03:37 ID:Wdp8ptmb
むっくりと起き上がったら腹が減っていました
仕方が無いので食べ物を探しに山をおりることにしました
途中の畑には野菜が一杯なっていたし
おばちゃんもおじちゃんもいないのでちょっといただいてみましたが
まだお腹がすいている もっと下ろうこの坂道

和洋中どのお店に入っても
店員さんが逃げていくから
僕はおなか一杯食べました
スーパーに入ってみました
こここそまさにパラダイス
肉・魚・野菜の食べ放題で
僕はおなか一杯食べました

平凡な毎日を送るのもいいけれど
一生分の幸せを一日で味わうのもいいもんだ
僕はもう満腹です

銃を向けられた熊を見たとき
私には彼が少し笑ったように見えた


526 名前:飽地(ほうち)[] 投稿日:03/01/20 11:51 ID:kPGOjp0H
プラスティクスと鋼鉄の まじわり
が産んだ沢山の子供 それは細い脚を無数にもつ
電子虫 か細い声で鳴いている
黒い箱のなかで
という町が ある

私がシャワーを浴びている時
排水溝の 奥から
きぃ きぃ と
きしむ無数の声を聞いた
という生活感覚は
すぐに虚構として処理された

振動しているみたい
なにかアパートの壁が
の夜に 体温を奪う風
よくできている システム
未来へ自然な凍死体を送る風
結託している のか 恐れて閉じ篭っている
のか この町は


527 名前:_[] 投稿日:03/01/20 11:52 ID:kPGOjp0H

天蓋を開いて 覗き込む男の眼が見えた
夜空から 私たちを点検していた
という月へ 私は陳情する

私のユーザーよ 穏やかに眠らせてください

私は黒い箱の 天蓋を開き
号令を待って そこにいる虫たちに
反抗されている

許してください私にはあなたたちを自由にしてやれるほどの腕がない
(私のやり方に従わないいうことを聞かない偏屈な壁のようなプログラムは死んでしまえ)

好きなところへ勝手に歩かせると
探しものをするように歩きまわるだけなのが おもしろい
という 飽食
という 飽地

この町は 私の頭の天辺に乗っている


528 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/01/20 15:01 ID:Ol1PafFS
>>503 「空」
  「ニ町が」とか一人称がないところとか、言葉の見せ方がうまくて引き付けられました。
シンプルな骨組みがそのまま生きていて、多分、作者が思った通りのものを作れているのではないかと想像します。
繰り返しがあることで、書かれていない部分を見せる手法だと思うのですが「きれい」を三回も書くのは少しくどいような気もします。
その部分以外に読者に読み取らせるきっかけをなくしてしまっているような。



529 名前:市[] 投稿日:03/01/20 17:46 ID:ldXay35l
この町が市になった日
それは何も変らない一日
八百屋の親父はいつも通りに声を張り上げ
自転車屋の主人は少女の自転車のパンクを直す
ブラウン管の15秒のニュース映像と
新聞紙の10cm四方の文字列
小学校の表札が新しくなって
新規の住民票を取りに来る人の列
それはきっと平凡という名の葬列なのかもしれない
俺は小さな喫茶店で本を読む
それは何も変らない一日の終わり
陽が沈み家に帰ると二人の客が来た
「今日、お隣に引っ越してきました。つまらないものですが。」
手には小さな煎餅の箱
「とてもいい町ですね。」
「いえ、今日から市になったんですよ。」
俺の口調はどこかぎこちない、よそ者の様な響きだった。


530 名前:生への執着[] 投稿日:03/01/20 18:26 ID:QQQRBZqw
夕暮れへ 染まるビルたち その意味は

たゆまぬ努力か 無駄骨か

家が建ち 住めば都と 笑えども

福は来らず 次の空



増大するエントロピー


531 名前:ひかりのまち[] 投稿日:03/01/20 23:56 ID:CXXBShXI

教祖は路上で説法し
一生懸命に見殺され
小学校の土塀の上に
仙人だけが腹を出す

饐えた香の根源は
昇龍軒の骨だった
犬の首には見えぬ
タマは昨日死んだっけ

煙草屋角では死にたくない
煙草屋角では死にたくない
婆は箒で掃き散らす
埃は舞ってまた戻る

歪んだ川で山椒魚を獲って
今日は火でも熾しとこうか
無人の木造住宅漁って帰る



532 名前:何か、そういうようなこと[] 投稿日:03/01/21 00:16 ID:dvOThYjo
日はもうとっくに沈んでしまったのに、
なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。
たぶん失われてしまったものなのに、
なぜか俺はまだ、君を探している。

見下ろした町がなんだかやけに白くって、
俺は泣こうとした。
だがやっぱりやめた。あんまりそういう気分じゃないから。
ただ、ここから立ち去れないでいるだけで。
国敗れて山河在りィ、城春にして草木深しィ。

あそこに居ることはたぶんもうできないのに、
なぜか俺はまだ、こんな所に立っている。
携帯電話に残った君のメールだけが、
こんな俺にまだ、たぶん永遠に、笑いかけてくれている。


533 名前:渋谷[] 投稿日:03/01/21 01:46 ID:U2GkQEqv
捨てそこねたレシートを指でぴらぴらと
風を刻む空想で歩く

人混みでは急に立ち止まらないで
あなたの言いつけは
今でも右頬が覚えていて消えない

途切れた人波に
坂道を振り返る

夕暮れはとろりと落ちて
金の飛沫が街へ散らばる
雑踏のむこうに
低い大きな赤い月
駅ビルに半月に切られて

締めつける甘い回想が
この坂道で
あのビルの下で
今はただ
喧噪に踏みつぶされて

冬が行き過ぎる また
あなたが通り過ぎたように




534 名前:得た時に失うもの (1/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20:48 ID:jmbsBCOH

    今の俺は "街"の雑踏にまみれ すすけて見える?

俺は "町" を出た

"夢を叶えたい"
ただそれだけのために
それまで培ってきたものを 全て 捨てて

    あれからどれくらい経っただろう?

反対する人は多かった
誰の言葉にも耳を傾けなかった
彼女は泣いた
それでも俺の心は変わらなかった


535 名前:得た時に失うもの (2/3)[sage] 投稿日:03/01/21 20:48 ID:jmbsBCOH

尊敬していた人の諌めより
好きな女の泣き顔より
大事な事のように思えた

思っていた

    今でもそれで良かったんだと 思っている
    多分

こうして 生まれ育った "町" を出た


536 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20:49 ID:jmbsBCOH

夢を手に入れた俺
今もその中で生きている
以前より 垢抜けた 生活も華やかになった
昔の俺と違う俺がここにいる

と同時に
大切な 何か
も一緒に忘れてしまった
気がする

町を出て街に来た代償


537 名前:得た時に失うもの (3/3)[] 投稿日:03/01/21 20:51 ID:jmbsBCOH

    今の俺は "町"の長閑さに飢え くすんで見える?


538 名前:得た時に失うもの[sage] 投稿日:03/01/21 20:52 ID:jmbsBCOH
申し訳ない。
>>537は>>536の最終連になります。


539 名前:なかまちさんとーめ 1/2[sage] 投稿日:03/01/21 23:29 ID:3f1olkjL
今また2回こけた空き地
乾いた乳母車の持ち手を見つめて
多分誰かを待っていた少年が独り

低い団地にしがみ付く夕陽
細く吐き出された大男の影に
靴より大きな石を避けつつ駆け寄った

    ねーおとーさんどこにいくの

ふたつの影が手ぶらでその町を出た

      *

施工したての人工塗料の臭いを掻き分け
諮問一つ付いていない思い扉をくぐり
小さな右足が遠慮がちに上がりこんだ

化繊の髪を透かせるオレンジの照明
大きすぎる革張りに不安定に腰掛けた少年が
冷えきったた赤飯の小豆を器用に摘み出す晩餐


540 名前:なかまちさんとーめ 2/2[] 投稿日:03/01/21 23:31 ID:3f1olkjL
    ねーおとーさんここどこ

勝手の違う大きすぎる湯船
不安げに父親にしがみ付く少年に
大きな手がタオルで蛸を作り泡を吹かせた

小さな手が蛸を潰し
大きな手が蛸を作り

父親はそれで少年の視線を釣りながら
立ち込める湯気に優しく声を響かせた

    港山 中町 三丁目

振り向きかけた少年に慌てて作るタオルの蛸
大きな蛸と小さな蛸がもう1時間も抱き合って

    みーなーとーやーま
    なかまちさんとーめ

    もう一回

    みーなーとーやーま
    なかまちさんとーめ


541 名前:瓦礫の街 1/2[] 投稿日:03/01/22 01:01 ID:pWYSpZ6R
ぴかぴかに丹念に磨かれた機体が
黒く重い機影を引きずって
空から重い重い霰を播かなくなってからどれくらい経つか

地上では子供達が元気に遊ぶ

瓦礫の下でかくれんぼ
砲塔の陰でナイショ話
朽ちた戦車は秘密基地

みんな輪になり集まって
崩れた鉄筋探検に

失なったものがどれ程大きくとも
人は強く優しく生きてゆく

錆びた鉄板はフライパン
弾の破片はマグカップ
コンクリ片は家の壁

足りないものは創ればいい
幾らでも術はある
歌ですら


542 名前:瓦礫の街 2/2[] 投稿日:03/01/22 01:01 ID:pWYSpZ6R
瓦礫に響く歌声は悲壮感など無く
ただ底抜けに明るい

それでいい

強くたくましく前に進め
振り返る道がしかばねばかりだとしても

しかばねの上の生は揺ぎ無く強く美しい


願わくば
願わくば皆に
皆に幸あれ

ここは
ここは我が生きた街


543 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/22 01:06 ID:V9T2T5iA
★----------------------【【裏・情報・取引】】--------------------------★
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆裏情報取引サイト→http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆
◆国際免許取得→→→http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆
◆悪徳業者情報→→→http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆
◆あらゆる調査→→→http://www.kawachi.zaq.ne.jp/dpdan803/◆
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544 名前:「ある雨の──」  1/2[sage] 投稿日:03/01/22 21:12 ID:ZDTMBgee
雑音らしい特徴を失ってとめどもなく流れていく
居心地の悪さだけを蹴飛ばしたら
あの風船は中身が抜けていくまで空に降り続ける
そんな雨の中で ボールだけ見えなくなる

てんでばらばらの行き先を目指して歩く人たちの
傘の模様とその回転と角度が同じなので
小さく笑ってみて角砂糖をばら撒く今日も
眺めだけはたった数メートル上でよかったのだから

あの  だけが僕の目の前で踊るその嬉しさと哀しさ
それはきっと他の人には見えなかったし
誰の言葉としても伝えられなかった


彼と彼女はそれぞれ違う建物の屋上を見上げて
何事もなかった昨日を勝手に振り返り
そうやってこの縦長の空は作られていった
──とある人が語り継いだ

誰もが  を知らないことはどこにでもある事象
そんな気違いじみた風景を許容してしまう大ホールを抱え
ただ黙々と歩くだけの祭りが今年もやってくるだろう




545 名前:「ある雨の──」  2/2[sage] 投稿日:03/01/22 21:12 ID:ZDTMBgee
向こうに見える山々の向こうがまた山だという幻想
その冬の冷たさはそのまま雨に打たれた泣き声と叫び
そんな昔のことはもう忘れていいと思う……のだが

その風景というのは記憶だけのものだから
僕は  を名付けられないこの息苦しさを捨てて
今日も地上三階のコーヒーショップで昼の時間を迎える

どこを見上げても白から黒への移行の一日
雑音が全ての言葉を流してしまうそんな歩道で
衝突することもなく方々に流れていくのは 水ではなく

   はもう誰にも届かないような昨日の空気のようで
明日もそのまま街に溶けていくように見えるだけ


546 名前:白い自転車[sage] 投稿日:03/01/22 21:48 ID:yXlDQoTD
『白い自転車』

みんな
まだ覚えているかい?
あの白い自転車に乗った少年の神様を
くすんだベレー帽を耳までかぶって
よくとおる口笛でポルカを吹いていた
あの痩せっぽちだよ

少年の時代がかった白い自転車は
大通りを 商店街を 路地の津々浦々を
車輪を軋(きし)ませて走っていった
この町の誰もが少年を見かけた
少年の自転車が通ったあとには
彗星のしっぽのような白い光がベール状に広がり
懐かしいポルカの旋律がいつまでも残った
そしてこの町の誰もが その光を浴びたんだ

その瞬間から
町の小さな揉め事は解決し 車の中で悪態をつく人はいなくなった
いじめられっ子は友達と楽しく遊び 寝たきりの老人にお見舞いカードが届き
親に虐待される子供は姿を消し それどころか全ての子供たちが
デザートとプレゼントをもらって 仲良くそれらを分け合った
政治家たちは心の底から人々の事を考えて 涙を流して政敵どおし抱擁した

そんな突然で闇雲な
優しさと幸せに包まれて ぼくたちは
正直どうしたらいいのか分らなくなり しまいには激怒して
寄ってたかって少年の白い自転車を叩きこわしてしまった

少年の神様はしばらく自転車の残骸を見つめていたが
やがて無言のままどこかへ行ってしまった


547 名前:白い自転車;続き[] 投稿日:03/01/22 21:49 ID:yXlDQoTD

みんな
もう再会したかい?
あの懐かしいポルカに 彗星の自転車に
町のみんなに笑顔を分けようと必死に頑張ってる
ちっぽけな少年の神様に

この町にはまだ 深い痛みや憎しみや
暴力や悪意があふれているけど
どれだけ心が豊かになっても
生きるかなしみは消えはしないけど

夕暮れのひとり 帰り道
花屋の前に 電柱の上に みんなの心のなかに
曲乗りをしてくるりと回る
白い彗星の自転車に乗った少年を探しているんだ
みんな
覚えているかい?
あんなにも健気な少年の神様を

もう間違えない
もう間違えたくない
ようこそわが町へ
白い自転車の神様


548 名前:歴史的建造物[] 投稿日:03/01/23 00:45 ID:3S1B8zwa
町は嵐に耐えて孤独に堪えてしがらみの中で立体化する
手触りがある
町はひとえに歴史的建造物という栄光の下
破壊と再生を繰り返す
排気ガスと騒音が季節感を超越し
町行く人々の流れが時間の速度を緩めたり早めたり
町はだからこそ神がかりな祈りの呪文を嫌う
町はまったく無言で神話を超越する
こうあるべきだの前に
こうなっている
町
町は主張しない
町は破壊され再生される
町はただそれだけの
物体としてのリアリストなのだ



549 名前:(タイトルが浮かびません)[] 投稿日:03/01/23 04:09 ID:JrLYncGV
建物の隙間に挟まる私は肉片のようにして取り除かれるのを待ちつつ
いつか取り除かれるべき存在なのだと知ってはいても
つまようじに偽装した保安庁のやつらが掻きだしに来るのは
歯ブラシが仰々しく薬臭い粉をつけて迫ってくるより的確であるから恐ろしいな

明日は風に晒され酸化しようとも
この街にはもう必要なところは全て吸収され尽くしてしまわれた後だから
私がどうなろうと知ったことではないのだとカスはカスなりにまだ頭は働くが
月曜日にならないとまだ分からないとつき返された応えは
月曜日を待つこともできずにいるかもしれないなどという未来予測の元にはなくて
会社の未来を日本の未来を地球の未来を強制させられた時代と世代は
交代とともに後退したのはよくよく考えれば起こりうることだったのだと
誰がそのように今思い至ったところで何がどうなろうというのか

街路に落ちるは屍ばかりだとそこに映る水鏡の影を見ながら感じたが
明日を飛び越え明後日を過ぎればきっとなどという淡い期待は
持たないほうが身のためだということに気づくのに何年かかっただろう

私は君の顔を思い出す何度も それが今更でわざとらしい


550 名前:重い出の袋[] 投稿日:03/01/23 06:37 ID:E90YAmmI
久々に会社を早く上がり、まだ日のあるうちに家路へついた。
町では子供の笑い声がまだ遊びはしゃぐ
空は茜に染まり、飛行機雲が一筋。地面へ映る影は伸びていく。
僕は・・・不意に思い出す。

もう昔になった「あの頃」の
今もこの町に息を潜めている思い出を
そして、この町がくれた友達を・・・

あの頃も今も僕は、この町が大好きで仕方ない。
町中を知り尽くし、毎日駆け回り、
子供にしか通れない抜け道を探し
祭りには必ず出てはみんなで仕切って。
学校から帰るなり鞄を玄関に投げ込んで
宿題もせずに毎日通った公園、駐車場、駄菓子屋。
何故か恥ずかしくて見れなかった告白の一本桜。
商店街でみんなでかじったあのコロッケ。
毎日が楽しくて、時間がいくらあっても足りなかった。
でも今思っても、コロッケやっぱり高かったよな・・・。
そう思うだけで笑いがこぼれる。

いつの間にか気が付くと肉屋。
僕もおじさんもあの頃のままだった。

「おじさんコロッケ14枚!」

力はあるほうだと思っていたが
コロッケ14枚の袋は何故かずしりと手にきた。
それはおじさんがおまけしてくれたのもあるけど
この町での消したくない思い出がいつの間にかそれだけ増えて
袋を重くしてたってことだよな、みんな・・・。


551 名前:カソウバ小町の快感[] 投稿日:03/01/23 07:10 ID:ITI3rII8
ここは仮装場
華麗な粧いの狂宴にスノッブの嘘々しさを競い合う快感
段ボールの連結邸宅に瀟洒な背景を演出

ここは仮想場
もげた翼繕い高層巨大墓標上に飛翔するイメージの快感
無機質コピペ空間張り付く蜃気楼の恋愛

ここは下層場
空に晒された透明エレベータを墜落するめくるめく快感
潰れた残骸トマト見て見ぬふりする雑踏

ここは火葬場
夥しく精励なオーブンで脳内に足の爪まで焼尽する快感
粒子無尽の紫煙に漂う町の爽やかな呼吸


552 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/23 07:14 ID:RIvUmBUA
ここだよね?
http://homepage3.nifty.com/digikei/ten.html


553 名前:俺の町[] 投稿日:03/01/23 10:52 ID:sFUayvHX
カッチョコイイBIG MOTORBIKEを買ったのに
カッ飛ばせる道がないのが悲しいんですよ
まるでバイソンの信号待ち
まるでチーターのおしくらまんじゅう
混雑する野性のダサいこと

ナウいツナギは見せびらかせるけど
俺はファッション・モデルじゃないんです
ガチョーン

郊外のハイウェイで
風になろうか
風になったってしょうがないんです
セクシー・ギャルが見てくれないと嫌だ
かわいいコギャルにもこう言わせたい
アッと驚くタメゴロー

トレンディーなBIG MOTORBIKEを買ったのに
翔んでるライダーを気取れないのが悲しいんですよ
ガングロ・ギャルが会話してる
チョベリバ・チョバチョブ
きっと俺のことを噂しているんです

ここは俺の町だから
ヒーローになる必要があるのに
実はさっき立ちゴケしてカウリング壊してしまった
シェー


554 名前:_[] 投稿日:03/01/23 10:52 ID:sFUayvHX
 *注釈*
「ダサい」=かっこ悪い。
「ナウい」=今時風。
「ガチョーン」=よく知らない。
「コギャル」=女子高生。
「アッと驚くタメゴロー」=古い有名なギャグらしい。
「トレンディー」=最新の流行。
「翔んでる」=アバンギャルドな。
「ガングロ」=山婆。
「チョベリバ・チョバチョブ」=超ベリーバッド・超……なんだっけ。。
「ヒーロー」=甲斐バンドの80年代のヒット曲。
「立ちゴケ」=信号待ちなどで、立ったままバランスを崩してバイクで
コケること。最悪級にかっこ悪い。
「カウリング」=バイクについている風防。立ちゴケして割れるのは
仮面ライダーのアレのような大型カウリングのみ。
「シェー」=赤塚不二夫の漫画の登場人物の台詞。意味は知らない。


555 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん


556 名前:ハリウッド、ノンフィクション[] 投稿日:03/01/23 12:30 ID:fOpgsm75
ここには匂いというものが
ない
モノクロームの世界に
幾何学模様の町が広がっている

光源というものは
ない
あるいは
俺が発光しているのだ

さ迷い歩くが行き場所は
ない
道を尋ねようにも人間のいない
プラスティックの町だ

俺は天然色を見たい
草露の冷たさに触れたい
温かな獣の毛に包まれたい
ここは寒くも暑くもないんだ

すべてのものに文字が記してある
Qだの 贋だの □だの random
1万メートル先にも恐らく文字は続いている
出口はどこだ 出口はどこだ

目を開くだけでよかった
広大な迷路街の向こうから
文字列を割って 光は射し
緑色に光る「島」と書かれた看板が現れた


557 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/01/23 12:56 ID:lIWHGX/e
地理・阿国自慢スレにポエムと和歌と演歌厨房が炒るぞ
詳しくは、呱呱に恋い
      ↓
http://travel.2ch.net/chiri/#15


558 名前: ◆MD76fFko5o [] 投稿日:03/01/23 20:06 ID:fXX7V2S3
          ■  お題は「町」。  ■

        締切は1月25日の23:59分で。

         ルールは>>2-3を読んで下さい。

         なるべく楽しくやりましょう。



559 名前:ナイトストーク 1[sage] 投稿日:03/01/23 21:08 ID:wTf1bl+6
真夜中の街を
魂の震えすら潜めて徘徊する詩人は
  あっちへ不螺不螺
  こっちへ歩路歩路
やがて死人になって
とろけた時間と空間で出来た
この街を漂えば
死にかけのコンクリートとガラスでできた
打ち上げられた鯨を見つけるだろう

それは
臓物はあの窓から零れる平穏なる白色光
腐っているのになんて温かさ
骨はこんなに冷たいのに
そのうち
夜と朝の境界線で
殴られた女の咽び泣きや
住処をなくした男の嘆きだって
骨の隙間からは
響いてくるが
どうせ死にかけなんだから


560 名前:ナイトストーク 2[sage] 投稿日:03/01/23 21:14 ID:cq7TeLsy
と
歩道の傍ら転がった
捨てられた紙屑みたいに
また
  あっちへ不螺不螺
  こっちへ歩路歩路
月が照らすぼんやり道を
さらなる方形になった光を求め
闊歩する
漏れ伝わるのはどうせ
温かな平穏と柔らかな拒絶だけなのに
月が手にとれるように見えても
やっぱり月であるように
求めても詮ないものを

いっそのこと闇を纏えばどうだろう
誰も知らないこの街で
誰も知らない風になって
彷徨えば
足下の淡い影だけが
月のつくってくれた唯一
存在の証
ここにいるよ
ここにいるよ
  あっちへ不螺不螺
  こっちへ歩路歩路
でもここにいるよ


561 名前:ナイトストーク 3 終[sage] 投稿日:03/01/23 21:15 ID:cq7TeLsy
やがて
夜がどんどん下がってきて
白くなってきたころ
死人はようやく詩人になって
鯨の腹に帰るのでした



562 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 21:46 ID:gT99DQbF
何か、溜まってるね…クスクス。

>>523-524 小さい頃の思い出の部分なんか美しいね。そんな美しいガラスの
欠片を集めて万華鏡ができる、という構想は素晴らしい。その材料に若干問題
があって、もう少し深みがあればなあ、と思いました。

>>525 ちょっとカリカチュア入っていますね。彼には余罪あり、と睨みまし
たが、如何でしょう。随分と大胆な犯行です。場面の切り取り方が秀逸。

>>526-527 おお、これはやられた。副名詞とでもいうのかな、ことば遣いが
ユニークで素敵です。ストーリーが単純で分りやすいのも魅力です。ちょっと
箱庭的な世界の表現が気になったかな。


563 名前:岩窟 ◆KZDKOP7GbA [[email protected]] 投稿日:03/01/23 21:57 ID:tuMNKnTx
 ・


564 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22:01 ID:gT99DQbF
>>529 可愛らしいリアルさがあって、頬がゆるみますね。平凡の上に平凡を
重ねたドラマ。オチもちょっといい話、って感じ。この表現を綿々とつなげる
と、すごい詩になるのではと、一瞬身震いしました。

>>530 うーん、前半のかなしみと後半の視点とが噛み合っていない感じ。町
ということばを使わずに短い詩で勝負した気概を買いたい、ですね。

>>531 不思議な読後感があります。作者好みの絵の具で全身を塗られて神輿
の上に乗っかったような。世界観は面白い。ただ、視点がゆらゆら動くんで、
座り心地が悪いんですよね。


565 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22:21 ID:gT99DQbF
>>532 物凄い意地悪な言い方かもしれませんが、これはクソ真面目に書いて
も、面白くないと思います。いっそのこと自分を、大見得を切らせてピエロ化
させちゃえば。そうすると漢詩のミスチョイスも生きてきます。

>>533 丁寧できれいな情景と心象の描写ですが、「締めつける甘い回想」で
あー、言っちゃった、と思いました。一括りにしちゃった、と。渋谷とわかる
風景もちょいと入れたかったですね。確かに坂は多いんですよね。

>>534-537 町と街の違い、過去と現在の自分の違いのコントラストをテーマ
にしたんですけど、説明的でストーリーを追っていくだけの展開になっていま
すね。そのストーリーにも、もっと魅力やスパイスがほしいところです。


566 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/01/23 22:40 ID:gT99DQbF
>>539-540 何かを伝えたいようでいて、その実は何も言っていない(笑)。
それでいて、二人っきり(これからは違うのかな)の父子の情愛は伝わってき
ます。風呂場の蛸と少年の歌が印象的なので、前半は単純にしてもよかったかも。

>>541-542 挽歌であり、力強い希望の歌、でもあります。表現のストレート
さも詩を引き立てています。しかし、何かプロパガンダ的なものを感じるのは
気のせいでしょうか。


567 名前:歌舞伎町の女王[] 投稿日:03/01/23 22:58 ID:Pq1o+Co0
流行歌をくちもとから誑して 手持ち無沙汰な紳士を癒すのよ 酒と唾飛び交う中 
狂喜舞踏で疲れたわ だから貴殿の腕の中やすらかに眠らせて 子守唄はテ

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最終更新:2006年03月04日 20:05