187 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:03/02/17 02:13 ID:r7HZIg58
>>36-37を書きました、ameです。初チャンプウレスィです(´д⊂
採点・批評くださいました皆様ありがとうございました。
正直、自分がチャンプ獲れたのが意外ですた(^^;;;今回も点数とれて2.3点くらいかと……
今回は作品も面白いものが揃って批評を読むのもすごく楽しかったです。
というわけで、次のお題なのですが、
「哀しさ」でお願いします。
188 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 02:26 ID:/4QTbzJU
「哀しい気分でジョーク」を歌っていた時代もあったのだが今はすっか
り世界的な映画監督になってしまったらしい感のあるところやはり年に
は勝てないのかどうかわからないがそれでもいつまでもどこまでもテレ
ビに出続けなくてはならないのかと思うとこれもそれもあれもどれも飲
み込んでいかにゃあならん宿命にあるやもしれんが今日もそんな事とは関
係なく誰か人は死んだら後は何もなしてな事を証明してくれんかと思い悩
み胸を痛めつつあやしうこそものぐるほしけれ
189 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/17 03:52 ID:/4QTbzJU
あ、「哀しさ」だったのか。では188は却下。
190 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/17 06:48 ID:E6wUz8B/
>>189
「哀しさ」がテーマなので、188セーフでつヨ。
イエ、タブンっていっておきまつですヨ。
191 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩[マタ サキヲコサレタ…] 投稿日:03/02/17 10:50 ID:vry1cRpj
『哀しさ』ッ!
それは鎹(かすがい)である!
他者の感情・思考は不可知なるものである!
齟齬なき相互理解は不可能ッ!
それは時に哀しみを生む!
談笑していた友人が
突然貴様に殴りかかるのも!
横に座り愛らしい髪を撫でたら
狂ったようにわめきたてる女も!
全てはここに起因する!
齟齬なき相互理解は不可能ッ!
齟齬なき相互理解は不可能ッ!
齟齬なき相互…………プッ
…………ええい!!
貴 様 ら に は 解 る ま い ! !
こうして発生した哀しみは
重い!深い!辛い!苦しい!
何故不快にさせた!?
それはおそらくわかるまい…
そしてすぐまた新しい擦れ違いが生じるのだ!
2回目!俺が何をした!知るかッ!
ならば推測あるのみ!
邪知上等!
相手も哀しいのは解る!
だがどれだけ哀しければこんなことになるのか!?
ここだッ!!
「哀しさ」を「知る」ことがすなわち
思いやりの心へと変わるのだ!!
192 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩(続き)[コンカイモ ガンバルゾッ] 投稿日:03/02/17 10:51 ID:vry1cRpj
「知ろう」とする行為!
我々が叡智であるその行為!
そう!思いやりは決して下等な感情ではない!
理性に基づいた誇り高き情である!
胸を張って推し量れ!
それは貴様と奴の鎹となろう!
だが気をつけろ!
それでも人は擦れ違う!
鎹だってガタがくる!
しかしィッ!
だからこそ人間は面白いのだ!!
完全なる理解など糞喰らえ!!
男の心など気色悪くて知りたくもないわッ!!
適度な隙間がないと鎹は動かないことを忘れるな!!
知音やエスパーは不自由である!
夢を見過ぎるな!
想像の多様性がある分
我々の方が嬉しいのだ!
その自由が枷になるように思うならば!
それは他者への恐怖に負けたのだッ!!
母の乳でも飲んでいろ!
俺はそれを乗り越えて
い い 女 の 乳 を し ゃ ぶ る ! ! !
たっぷりな!それが生きるということよ!
193 名前:他者に心が通じぬと感じる者への詩(締め)[チョット オイタガ スギタカモ…] 投稿日:03/02/17 10:54 ID:vry1cRpj
哀 し み は お っ ぱ い へ と 変 わ り
お っ ぱ い は 哀 し み を 乗 り 越 え る
( ・ ∀ ・ ) イ イ ! !
194 名前:into the filmPart'哀'[] 投稿日:03/02/17 10:54 ID:WA5TY+IF
やっとわかりました
あたし自身がそうだったんだね・・・
手にとって感じたりするうちたどりつきました
みんながそうして達成しているレベルに
あなたが与えてくれたものは あたたかくやわらかでしたね。
そして あたしもそうだったんだね
・・・嗚呼 お母さん安らかに
195 名前:279[] 投稿日:03/02/17 11:33 ID:CHHtaTTk
■■わりきり学園■■
コギャルから熟女まで
素敵な出会い
ゲイ、レズビアンなどコンテンツ豊富
196 名前:○[sage] 投稿日:03/02/17 13:14 ID:WF2uKNT/
どうも、121「わ」かきました。
評価していただいた方、読んでいただいた方、関係者の方、pagedownしていただいた方、有難うございました。
198 名前:夏の蝉時雨 ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/02/17 15:39 ID:b5/AyWmk
>>187
ameたんおいら詩板来て、初めてすごいって思ったのameたんが初めて。
小説書かせてみたな。
199 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 16:30 ID:+JPUuZ3c
「哀しみが輝くとき」
哀しみを拾い上げた次の日に
また新しい哀しみを拾っては
蝉時雨が降り注ぐ キラキラ輝く水面に
投げ込んでは
波紋を広げ
ゆっくりと落ちていく
哀しみを見届ける間にも
また新しい哀しみが
木陰の下で静かに息をしている
またそれを拾い上げて
ポケットに忍ばせて
金魚が泳ぐ水槽に投げ込んでは
金魚と楽しそうに呼吸する
また次の日も、その次の日も
拾い上げては投げ込んで
水中から見上げた 真夏の太陽は
大きくゆがんで いつの間にか真っ暗に
最後に哀しみを見たのは水の底
200 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 16:44 ID:71XkCBKt
「哀しみ哀歌」
哀しみという哀しみが
大きくなっております
私が幼少の頃父に見せてもらった哀しみは
小さくうごめくようなかわいらしいもので
ありましたが、近頃では、路上や、室内、中には
飲食店の食べ物の中にも平気な顔で居座っております
どうやら哀しみが平気で顔を出すほど
今の社会には哀しみが溢れているようです
溢れ出した哀しみにいずれか飲み込まれると
私たちはノアの箱船にのってまた航海(後悔)をしなければ
いけないのでしょうか
少女があめ玉と一緒に 私に差し出した小さな哀しみ
それを受け取っていつも私は一人つぶやくのです
201 名前:哀しみ[] 投稿日:03/02/17 17:40 ID:AKev/0nW
浮かんでは沈むそれを
手にして想う
めぐりめぐって
動かすくちびるは同じなのに
何を悩むのだろう
この背もたれはゆれないのに
鏡をくもらせないため
息をとめる友達を
心のどこかで
笑い続けてきた
世界中の誰もが
たいして変わらないことで悩んで
ひとりぼっちだと考えてしまうのだろう
長さの決められた腕をのばして
すべてを抱えなくてもいいんだ
決して長くはないけれど
君と自分をぎりぎりで包める
この腕を
神さまはくれたのだから
202 名前:自作自演7[sage] 投稿日:03/02/17 18:09 ID:PMZVKboq
ある夜。
俺の作った料理、なかなかうまいだろう
うん。
明日も作ってやるから楽しみにしていろ
もちろん。
じゃあ、 寝るか
おやすみ。
翌朝。
早く起きろ。
おいおい、 もうこんな時間か
遅刻するだろうが。
何でもっと早く、 起こさなかったんだ
知るか。
いってきます
いってらっしゃい。
ごめんなさい
203 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/17 19:33 ID:71j9ycxe
心癒し体鞭打つ
白き魔物
もうすぐ別れの季節
笑顔の季節
淡紅色の華の側に
そっと
四月のなごり雪
204 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/17 23:08 ID:gK1tEf6A
「哀しさ」
口に蓋をして
哀しいさ とかっこつけないで
哀しい と言え
それは苦いか いいえ
3つに枝分かれしてるだろ そこから散れ
体じゅうにしみて
初めまして たびたび顔だすかもしれません
205 名前:濃くておいしい哀しみ[] 投稿日:03/02/17 23:24 ID:i0BpBgeA
しかもビタミンDを加え
カルシウムが
吸収されやすくなっていますので
カルシウムのために
哀しみを飲む方にも
おすすめします
無脂哀しみ固形分8.7%
哀しみ脂肪分4.3%
しっかりとコクがあって
飲みごたえのある
濃い哀しみです
206 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/02/18 00:11 ID:7OxIs2B8
えーとえーと。お題は「哀しさ」です(ameさん、どーもです)。
締め切りは、2月24日の午前0時です。
ルールは、>>2-3を見てね。
207 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/18 00:22 ID:+cI8cPw5
ごめんなさい コテで投稿してしましました
>>204次回からはちゃんとルールにそってやりますので
お許しください
208 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/02/18 00:26 ID:7OxIs2B8
>>207 はじめてのミスは、セーフです。大丈夫ですよ。
209 名前:夕暮[sage] 投稿日:03/02/18 00:37 ID:eUKWx5TP
じかに首筋に鼻を近づける
ことなる香りのようにおもえてやたら
鎖骨から顎のうらへとくちびるをすべらせていく
途中いちばんつよく香る場所をなぞる
汗の名ごりの味
そのまま首筋を伝う
さっきから何
匂い 香水それ嗅いでた
そうもっと嗅ぐ
ん
手をうつぶせなところへ背から回していく
汗の味しかしなかったよ
そ
左手で乳房をつつみ込む
乳首がふわととがる
上体をかえらせそこに
乗りかかり頭から毛布へもぐる
ゆるやかにひろまった胸に寄っていって
乳首の先を上くちびると下くちびるの間ではさんで
声が漏れるそして腕が毛布ごと頭を抱え込んでくる
こもってくる
湿り重くなり包まれその淡い闇のなかにいてふと
布一枚をはさんでいながら
顔を見合わせている気分がする
210 名前:(続き)[sage] 投稿日:03/02/18 00:37 ID:eUKWx5TP
今日へんだよ
なんで
へん
そか
毛布から顔をのぞかせるとカーテン越しに街灯りが入ってきていた
となりで身を起こしたのに合わせまた飛んでくる重たい匂い
ほぼま上にあるしろい細肩を手を伸ばしつかまえたおし
したいすっごくほんとに
そういう
してるじゃん
わらいかるく手のひらが肩にあたってくる
211 名前:ノイズライム(1)[sage] 投稿日:03/02/18 13:09 ID:wmy7+dB2
心が
痛んで泣きたくなるような
気持ちだ
つらく切ない
悲哀
大切な人に死なれてかなしい
誠意が通じなくてかなしい
愛し
身にしみていとしい
切ないほどにかわいい
愛
何そこの児のここだかなしき
心にしみるような趣だ
深い感興
感ずる
みちのくはいづくはあれど
塩釜の浦こぐ舟の綱手かなしも
212 名前:ノイズライム(2)[sage] 投稿日:03/02/18 13:10 ID:wmy7+dB2
見事だ
感心するほど立派だ
かなしくせられたりとて、見あさみけるとなん
貧苦がつらい
ひとりあるせがれを行く末の楽しみに、かなしき年をふりしに
悲しいにつけ愛しいにつけ
感情が痛切に迫って
心が強く打たれるさまを表す意
原義
かなしげ かなしげ かなしげ
悲しい哉
悲しいことには
残念なことには
体力の差はいかんともしがたい
かなしい
悲しい
悲しそうに
悲しげに
sadly
sorrowfully
213 名前:流離[] 投稿日:03/02/18 14:49 ID:HrwsLcG8
オリーヴ
掬いあげれば流れ落ちる海面のゼリーの色に
奇跡的に内包されたまま残る強く若い薫
オリーヴ
撥剌とした汗のような
潮に解かれては散る大粒の珠
私はそれを持ち帰れなかった
鉄塔の袂にある 過去の石で作られた我が家に
年老いていく犬の背を撫でながら暮らしている
214 名前:はなれてゆくとき[sage] 投稿日:03/02/18 15:04 ID:LQ8djGqD
「センチメンタリズムは大嫌いだ」
と
こぼしたその口に
口づけする私のことを
あなたはどうおもう?
私は知っている
あなたのような人が
一番センチメンタルだということを
それでもあなたは否定するでしょう
数え切れないほどの資料を持って
「僕は違う」というはずです
私の言うことが
当たるか外れるか
そんなことには興味はない
あなたがいまどう思っているのか
それがしりたいだけ
215 名前:へちま男[] 投稿日:03/02/18 16:16 ID:+TEH36AW
つまらないものですが。と、大きな包み紙
へそ曲げられて、ごま取られる前に
化粧箱ぶち破って、包み紙つんざいて
逃げ出す後ろ姿は、へちま男
それはあまりにも、つまらないものすぎる
そんなことくらい、自分が一番よく知っていた
女湯に逃げ込んだ、へちま男
あらこれがいいのよ、うふこれが一番よね
石鹸塗られて、やわらかい白肌へ
婆さんの皺も伸ばせ、黄色いへちま男
骨抜きにされて、水を抜かれたへちま男
あらいい感じだわ、うふ綺麗にしてちょうだい
化粧乗りを助けるため、乙女のすっぴんへ
存在を投げ出した、魚座のへちま男
乙女にも婆さんにも喜ばれ、利用されるだけ利用され
遂には洗面台の排水溝に消えたが、とても嬉しそうだった
生まれかわっても、きっとへちまで生まれる
ぼくはへちまだから、へちま以外のものにはなれないから
贈り物にされるなら、女性の元へだけ贈ってほしい
同性に贈られたと気づいた瞬間、ぼくはまた逃げ出そう
けっして男には価値を見出されないのだ、へちま男
216 名前:へちま男(続き)[] 投稿日:03/02/18 16:32 ID:FogvVZrd
それでもいいや、と笑いながら
男臭い黒土の畑の上、空間にぽんとお邪魔して
また生まれ変わってくるのだ、へちま男
217 名前:鶴[] 投稿日:03/02/18 21:00 ID:JkyepYlt
笑わないことを砦にして
照りつける言葉を防ぐ
そういうのは幼いしるしだと
思わないでもなかったけれど
いつでも二・三拍遅れてしまうわたしの
こころの波際がもう
誰にも届かないというなら
もしもそうなら
満たされていた朝の折り鶴を
開いてゆく夜の指はふやけているから
息のつぎかたひとつによっても
破れて
しまいそうになる
そんな些細な仕事を、と
あなたがけして咎めずにいてくれたのは
無言の
愛撫だったのかもしれない
のばした
浅葱色の千代紙
飛び立つことのなかった
翼のかたちを残して
218 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21:13 ID:C3avsNi+
ダレモイナイ…スンピョウスルナライマノウチ…
>>188 無題
北野たけし。ブラウン管と世間との両方からの距離感が哀愁を感じます。
ただそこまで思い悩むことかどうかは少々疑問。
>>191-193 「他者に心が通じぬと感じる者への詩」
192後半が少々くどいです。あとジサクジエンがじさくじえんになっているのは
いかがなものかと。エスパーは古いです。今回はこじつけ感が強く残念です。
>>194 「into the filmPart'哀'」
こういうの駄目です。泣きます。母の愛は受け継がれていくのですね。
シンプルで濃いです。でも「…嗚呼」だけ文語体なのが気になります。
>>199 「哀しみが輝くとき」
あまり輝いている感じがしないのが残念です。
真っ暗な水中で哀しみは輝いていたのだろうか。
それとも太陽があったから輝いていたのか。
いろいろ考えさせられて好きです。
>>200 「哀しみ哀歌」
漠然としていてどう受け取ればいいものか…
もう少し言葉を継ぎ足してほしかったです。
>>201 「哀しみ」
悟っているようでまだまだ青い印象が良いです。
彼はモノローグをセリフにできるのでしょうか。
219 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21:14 ID:C3avsNi+
>>202 「自作自演7」
もうこういうの大好きです。キュンときます。
こういう「哀しさ」は素敵ですね。たまらん。
>>203 無題
雪の表現がステキです。頭2行だけでも充分すぎるほど。(≠残りが邪魔)
それだけに最終行の「雪」の文字が残念でなりません。
>>204 「哀しさ」
3つって何だろう…すいません批評できるほど理解できません。
感じたことを言えば、すごく大人だなぁと思いました。
>>205 「濃くておいしい哀しみ」
逝印ですか?もうちょっと遊んでみても良かったかも。
まとまっておりバランスも良いのですが、インパクトが足りないような。
>>209-210 「夕暮」
興奮しますた(ヲイ ナイスオパーイ愛撫です。いいなぁ。漏れもしたい。
哀しさよりも寂しさを感じてしまいました。
>>211-212 「ノイズライム」
どのへんが「ノイズライム」なのかわかりません。自分が技巧に
気付いていないだけかもしれません。そうだったらごめんなさい。
どろどろしすぎ感が哀しみを引き立てていて読んでて辛いです。
ただ最後二行はいらなかったかも。
>>213 「流離」
小説の最終章を抜き出したような。
どの辺が「哀しみ」なのかが疑問です。
220 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/18 21:14 ID:C3avsNi+
>>214 「はなれてゆくとき」
すんげぇ哀しいです。切ないです。かぁいそうです。
誰かこの人を幸せにしてやって下さい。むしろ漏れが(ぇ
全体がスマートかつストレートかつキャッチーです。
贅肉も無く、大変素晴らしく思います。
>>215-216 「へちま男」
けっこう楽しい気がしますが。彼自身に「哀しさ」を感じない。
でも(続き)だけ読むとすごく哀しい。
健気でHな彼は永久にへちまでしょう。
テンポが良く言葉も良く、大変素晴らしく思います。
>>217 「鶴」
きれいです。柔らかくて固い。上質の杏仁豆腐みたいな
確かな質感となめらかな舌触り。でもこれは甘くない。そこがいいです。
僭越ながら寸評させていただきました。
こんな感じでよろしいのでしょうか…
221 名前:笑う夏草たち(1)[sage] 投稿日:03/02/18 22:28 ID:PdlIu5GO
家に帰るといつも
笑顔で出迎えてくれた犬が
その日だけは横になったままで
名前を呼んでも起きなかったとしても
私は何度その光景を繰り返しても
失われたものを決して信じようとはしないだろう
何年経っても忘れられない日付がある
1997年7月27日17:
ジロは私の前では
眠ったことがなかった。一緒に行った家族旅行、ワゴン
車の中で一夜を過ごした時、眠る私を守るようにジロは
一晩中、私の傍で立っていた。
暑い夏だ
った。私は電気製品の部品を取り扱うアルバイトに追わ
れて、毎日を多忙の中で暮らしていた。あと三日だ。あ
と三日でアルバイトが終わる。夏休み最後の31日は、い
ままで遊んであげられなかったぶん、ジロといっぱい遊
んであげるんだ。
いっぱい、遊んで、あげるんだ。
仕事
をしている間中、そして帰り道を歩く間中、熱射病で倒
されそうな生命を支えながら私は、ジロのことばかりを
考えていた。熱射病で死んだりしてないよね。大丈夫、
涼しい木陰にハウスはあるのだから。
222 名前:笑う夏草たち(2)[sage] 投稿日:03/02/18 22:31 ID:PdlIu5GO
お母さん。でも10
時から2時くらいの間は、太陽がハウスを襲うから、反
対側の木陰にジロを動かしておいてね。
家に帰るといつ
も、笑顔で迎えてくれるジロが、ハウスにいない。反対
側の木陰で、寝てる。寝てる。初めて見た、ジロの寝顔。
かすかに揺れた、背の高い向日葵。離れすぎたところに
置かれてあった水飲み器。私の心を突き放した、裏庭に
吹く風。固く張っていた、銀色の鎖。
私はジロの目や
口から入り込もうとする緑色の蝿たちを憎しみを込めて
追い払いながら、それでも奇跡を願った。いつジロが目
覚めてもいいように、蝿も蟻もやって来ない、物置小屋
の入り口に抱いていった。こんなに大きなジロが、こん
なにも軽い。ジロはギターじゃないんだから、だめだよ、
もっと柔らかく運ばれないとね。
私はTVもつけずに御
飯を食べた。ひとりで食べた。お母さんがどこへ出掛け
たのかなんて知るはずもなく。きっとまたいつものよう
に、友達が訪ねて来て、話に夢中になって、そのまま一
緒に健康ランドにでも遊びに行ったのだろう。起きてよ、
ジロ。起きてよ、ジロ。ただそれだけを繰り返しながら
味のない御飯をひとりで食べた。食べたという記憶も残
らない御飯を。
223 名前:笑う夏草たち(3)[sage] 投稿日:03/02/18 22:34 ID:PdlIu5GO
ドアを開けると、やはりジロは寝ていた。
私がはじめて泣いたのは、自分の部屋に入った瞬間だっ
た。誰も見ていないのに、我慢する必要はなかったのに、
なぜかそこまで堪えていた。それから五日ほどの間は、
一日の大半を泣いて過ごすことになった。
「しかしネロ
もうじき又夏がやってくる
新しい無限に広い夏がやってくる
そして
僕はやっぱり歩いてゆくだろう
新しい夏をむかえ 秋をむかえ 冬をむかえ
春をむかえ 更に新しい夏を期待して
すべての新しいことを知るために
そして
すべての僕の質問に自ら答えるために」
家に帰るといつも
ラヴは私を出迎えてくれない
224 名前:笑う夏草たち(完)[sage] 投稿日:03/02/18 22:34 ID:PdlIu5GO
かつてジロのいたハウスの中で、尻尾のないお尻をこち
らに向けて、それでも耳と目だけはしきりにこちらを気
にしている犬は、私が近づいた途端、だまし討ちにする
ようにぶつかってくる。そっけないふりをしていても、
ちゃんと私にはわかっている。散歩中、私が建物の陰に
隠れると、ラヴは必死になって私の姿を探しはじめるこ
と。
ラヴの顔を見ていると、何も悲しくはないのに涙が零れ
てしまう時がある。去年産まれたばかりの彼女の若い肉
体の中に、蝿が潜り込む冷たさを感じてしまうことがあ
る。きっと15年。もしかしたら10年。あるいは明日にで
も。その時はやって来る。
きっと60年。もしかしたら40年。あるいは明日にでも。
その時が来るまでに、私はこの世に溢れている哀しみに
対して、答えることができるだろうか。答えたい。私の
ことばで。ジロのため、ラヴのためにも、そして私を置
いて行ってしまうすべてのものたちのためにも。
私が笑って歩き出せば、きっと彼らも笑いながら、私の
いなくなった夏をともに駆け回ってくれるだろう。
その時、きっと緑色の草原は、笑い声をあげるように揺
れているだろう。生命あった頃の、私たちのように。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
括弧内、谷川俊太郎「ネロ」より引用
225 名前:道化 1/2[sage] 投稿日:03/02/18 23:36 ID:aeVdVqEZ
道化の眼に
人の色を見つける
見てはいけない
気付いてはいけない色に
僕はひどくうろたえる
愛想よく笑う仮面に
決して笑わない,眼
観衆は一挙手一投足に笑い,歓声を上げる
玉乗りに
ジャグリングに
マジックに
眼は,笑わない
ひたすらに,真剣に,
無表情に
226 名前:道化 2/2[sage] 投稿日:03/02/18 23:37 ID:aeVdVqEZ
愛想笑いの仮面がおどけ
観衆が笑い
僕は俯く
笑いの使徒は,
その中身は,
人であった
仮面が踊り
観衆が笑う中
僕は一人俯き
観衆に,仮面に,道化に
背を向ける
無表情に
道化の眼を宿して
227 名前:「哀しさ」[sage] 投稿日:03/02/19 00:01 ID:r8inYee9
後悔と懐古のつたに絡まれて
足をとられてしまった
届く事はない
心の痛みも鎮静された今
こんなにも時間が憎らしい
早く
早く過ぎて欲しい
全てから離れて
わざとらしく俯いていたかった
こぼれてあふれたり染みたりしても
招き入れて丸く縮んで俯いて
いっそ笑顔で固まってしまっても
良かった
228 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 00:25 ID:gPRLzFRB
>>215 :へちま男 :03/02/18 16:16 ID:+TEH36AW
> つまらないものですが。と、大きな包み紙
登場のしかたと、黒い土に空間に再登場する。(これも登場か?)
つまり、登場のしかただ。 おずおずと押し出されるとか
……あ、石鹸でしょ? 登場したのは……
>>221 :笑う夏草たち(1) :03/02/18 22:28 ID:PdlIu5GO
長谷川俊太郎もそれほどでもないなぁと感じた~
229 名前:nagai[sage] 投稿日:03/02/19 01:57 ID:yHXHxjT4
どいつもこいつもなげーんだYO!
230 名前:哀しい犬1[] 投稿日:03/02/19 02:07 ID:9uOQ4J6/
主人を待つ犬が
あまりに主人の帰りが遅いので
まちぼうけに腹を空かし
きあんきあん、と鳴いてみたものの
いつしか声は消え
そのあとから静寂が
犬をゆっくり押し潰そうと現れた
主人を待つ犬は
気を紛らわそうと
水を普段より行儀悪く飲み
飽きた玩具にむしゃぼりつき
硝子に頭を擦りつけ
爪で己をかき毟ったというのに
やはり主人は帰って来ない
主人を待つ犬は
それでも主人を待っていて
待っていて
さき程よりもいっそう大きく
きあんきあん、と声をあげ
主人を待つのに専念した
静寂に隙を与える間もなく、きあん
静寂が襲わぬように、きあん
きあんきあんきあんきあんきあんきあんきあんきあん
きあんきあんきあんきあんきあんきあんきあんきあん
いつしか犬は声に疲れ
それが静寂に分を与え
主人は帰って来ない
231 名前:哀しい犬2[] 投稿日:03/02/19 02:09 ID:9uOQ4J6/
主人を待つ犬に
もはやどうする手立てもなく
まちぼうけに腹を空かせ
腹を空かせ
もはやどうする手立てもなく
犬は主人を待つのをやめた
犬はもう
主人を待つ犬じゃない
232 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/19 02:13 ID:LcsRD3hX
待ってくれないのね・・・。うちのワンコは、待っててくれる。
233 名前:「悲哀」[sage] 投稿日:03/02/19 03:08 ID:ipia3I/7
まず気付いたのは
口を吐く独り事が悲しみであったとき
無意識 とても自然に
紙に書きうつす「かなしみ」
まるで切り取られたかのように
残った白色が痛く 馬鹿馬鹿しい
KANASHIMI 鼻歌 気ままに
間違いを身に纏う 誰か気付いてくれるのを
待つ
飽きる
息が飽和していく
クレヨンで区切った領域に 身体を刻み
コインを並べていく
気が済むまで
独り遊ぶ 友達と一緒に
どこかに行かなくても いい
外は無関心の嵐 揺れるガラス
私は暖かい この場所で
ゆっくりと
234 名前:遠足の前日[] 投稿日:03/02/19 03:45 ID:zrWyDEGy
遠足の前日の明るい昼間に いてもたってもいられなくなって部屋をでた
おやつを買うという理由をみつけてスーパーへ
誰にも会いませんように 声をかけられませんように
選んだお菓子は 嫌いな順からのような気がして
深呼吸する
なんで今 胸がはりさ けそうなの か
考える
たまたま 重なっただけ
遠足の 前日の 明るい 昼間に
たまたまその時
あたしが
ヒトリボッチ
だっただけ
それだけ
235 名前:暗い世界[age] 投稿日:03/02/19 05:21 ID:xTx4x8t3
僕の心が
悲しみに包まれたの
そしたら
世界が薄暗くなって
誰もいなくなった
花は枯れ
僕の愛しい あの子も
どこへ行ったのだろう
でも ちょっと考え方を変えてみようよ
目をつむって 寝転んで
ほら空を見上げてごらん
灰色の雲と一緒に 悲しみの心は
真っ赤な太陽に
逃げていくでしょ
237 名前:さ(Part1)[sage] 投稿日:03/02/19 10:08 ID:clwo74pd
「ねぇ、愛してるわ」
「いや、俺のほうがもっと愛してるよ」
「何いってんのよ。あたしがどれだけあなたを愛してるか、
知らないくせに」
「ハァ? それだったらお前も同じだろ。つーか、俺は自信あるんだ。
俺のこの想いは世界一。お前なんかに負けるもんかよ」
「そんなことないわよ! あたしだって絶対的に自信あるわよ!
あたしのほうがずっと愛してるって!」
「なにを!」
「なによ」
「こしゃくな・・・」
「勝負する?」
「じゃあ、あの波打ち際まで」
ダーーーッ!
238 名前:さ(Part2)[sage] 投稿日:03/02/19 10:21 ID:clwo74pd
「ねぇ、哀しいよ」
「うん」
「マサヒロも哀しい?」
「うん」
「あたしより哀しい?」
「わからない」
「あたしもわからない」
「うん」
「ねぇ、抱き締めて」
「こっち来いよ」
「うん」
「きっとお前のほうが上だよ」
「ん?」
「きっとお前の哀しさのほうが大きいんだろうな」
「うん」
「ごめんな。抱き締めるしかできなくて」
「マサヒロ」
「ん?」
「愛してる」
「俺のほうがだよ」
「くす」
「なんだよ」
「じゃ、それでいいや」
239 名前:有無の差[] 投稿日:03/02/19 11:21 ID:cy1JFev9
狂った心は 歪んだステンドグラス 何故か美しい
私を優しく包む日の光も ここを通れば
赤や青に寂しく染まってしまうのさ
何も知らない心は 彼方に降る通り雨 何故か寂しい
無色透明の日の光も ここを通れば
赤や青の美しい虹をかけるのさ
その差は 灰の詰った万華鏡 美しくも寂しくも無い
色鮮やかな日の光も ここを通れば
様々に形を変える 灰だけの輪になるのさ
240 名前:730[] 投稿日:03/02/19 11:33 ID:Xu7FG1Ri
■■出会い系サイト運営システムレンタル■■
儲かる出会い系ビジネス
初心者でも簡単運営
写メール、画像対応
241 名前:心臓のトゲ[] 投稿日:03/02/19 15:36 ID:35oF0XJB
コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て
“アタシのほうがこの女よりカワイイわ” と思った
ファミレスでデザートを貪っている女の集団を見て
“こんなところでガッツいてるから太るのよ” と思った
ブランド品で着飾ったギラギラの化粧をした女と擦れ違って
“強くアピールすればいいってモンじゃないわよ、売女ね” と思った
携帯の着メロを昨日解禁になったばかりの新曲にしているオヤジを見て
“そんなに一生懸命若者に媚びて大変ね” と思った
塾帰りのビン底眼鏡の小学生とバスが一緒になって
“それが報われるのも今のうちだけかも知れないのにね” と思った
キャッチセールスを目的としたエステの呼び込みに声をかけられて
“契約してしまえば客の電話にも出ないくせにイヤらしい” と思った
カラオケで、男だけできている集団が異常に盛り上がっているのを見て
“こんなところでストレス発散なんて、いい年して虚しいね” と思った
路上シンガーを見て
“ヘタクソね” と思った
TVで舌足らずを演じるアイドルを眺めて
“あなたたちは物なんだからもうすぐ使い捨てられるのよ” と思った
ホームレスのダンボール家に絵を描く学生を見て
“100円でもあげたほうが実質的に役に立つのに” と思った
コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て
243 名前:無題[] 投稿日:03/02/19 18:20 ID:TYQ0VmMV
砂浜、花火
サンバのリズム
ひと夏の想い出
そして
凜とした香
人々の温もり
雪景色も又
逝ってしまう
廻る季節の中で
人々が出会い
そして
切ない想い出が・・
244 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 19:21 ID:NHddmRhX
>>241 いいですなぁー。かなしすぎる。
245 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:03/02/19 19:29 ID:LYPfFzMG
>>244
ああいう風に思ってるヤツが哀しいよね。そういう詩に読めた。
246 名前:現代的トラジディ[sage] 投稿日:03/02/19 21:24 ID:YAYJsq3i
なにしろ忙しい
仕事に追われ 家事に追われ
自分の時間なんてありゃしない
本も読めない 絵も描けない
音楽聴くのは満員電車の中でだけ
今日も残業 きっと明日もそうだろう
恋愛する暇も無いじゃない!
私は時間の奴隷になって
世間様に生かされている
首輪をつけて 主人の付近を走り廻る 哀れな犬のよう
でも だから なんなのよ
気付いたところで何も変わらない
考える時間だって 誰かに相談する時間だって無いんだから
でも平気
私には 哀しむ暇だって 無いから
247 名前:244[] 投稿日:03/02/19 21:36 ID:NHddmRhX
>>245
病める自分を見たかのようだよ。
ついでに言うと結構 >>230-231 の犬のやつ
名犬ハチ?とか思ったけど哀しい、ってか寂しいね、こりゃ。
248 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/19 21:54 ID:7HnGUIic
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
249 名前:A friend[] 投稿日:03/02/20 01:01 ID:WzyLJLf3
僕は今日も普段と変わらず
楽しい日々を過ごしています
たくさんの友達に囲まれて
笑顔は絶えません
僕の自転車は意に反して
僕の足を内股にこがせて
気がつけばいつも僕の靴は
紐の部分がはげてくるのです
気がつけばいつも僕のジーパンは
太ももの内側から色落ちしていくのです
自転車の荷台から景色を見ることがなくなったこの頃です
僕は全身に風をあびる事ができるようになりました
こんな癖のついた自転車にした人は
あの夕日を朝日としてみているのでしょう
パンクを直して油をさして
まだまだこのボロ自転車を
大事に乗っていくのです
250 名前:名前はいらない[] 投稿日:03/02/20 01:37 ID:UGfsKD5P
うんうん分かる分かる。心臓のトゲは外に向かって生えているのか……
ときどき逆向きなんじゃないのかって気がするコトも……。
>>241 :心臓のトゲ :03/02/19 15:36 ID:35oF0XJB
> コンビニで仲良く雑誌を読んでいるカップルを見て
251 名前:个~个[sage] 投稿日:03/02/20 01:45 ID:p70qEkpH
>>208 よかった
>>219 ヒントは「哀」
252 名前:25m[sage] 投稿日:03/02/20 03:01 ID:T38IOgvb
生きているのか
私は
死ぬことは可能なのか
私に
自由とはなにか
定番の距離の水張り
泳ぎきれない者は
痣まみれで生きるのか
歪むトラック
斜め越しの視線
鉄板のコンクリ
死んだ蟲
溺れる様を見て
また
誰かが笑っていた
253 名前:新宿[] 投稿日:03/02/20 06:21 ID:dAx+3pRw
明け方の誰もいなくなった新宿駅の西口で誰に
も読まれることの無かった眼鏡屋のチラシが宙
に舞う。ああ、俺はここまで来てしまったのだ
、もう二度と帰れない。放射状に分かれゆく道
を眺めながら口に咥えた煙草の煙が朝日に分解
される様子を見るともう二度とその分子は出会
うことは無く、永遠の虚空を泳ぐのだと言い聞
かせる。薄緑の作業着を着た掃除夫が痛めた腰
に手をやり厚い化粧を落とした娼婦がその荒れ
た肌を気遣うことなく街を出て行く。月曜の朝
のこの街にはもはや何も無く何も生まれず何も
起こらない。この街にはもう何もかもが無くな
って、何もかもが増えすぎたのだ。それでもこ
の街を歩く人々の目に映る恣意的な欲望が新宿
という街を混沌に漂わせることが結局のところ僕には酷く哀しいのだ。
254 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [] 投稿日:03/02/20 10:28 ID:Nnp1TG/a
おまえら、批評者の負担を考えろよ、ボケが!!
カノープスたんにしまいには倒れちまうぞ。
255 名前:443[] 投稿日:03/02/20 11:33 ID:NM965Xu+
■■わりきり学園■■
コギャルから熟女まで
素敵な出会い
ゲイ、レズビアンなどコンテンツ豊富
256 名前:混乱と誤解からの再生[] 投稿日:03/02/20 15:18 ID:jUZ4pxoR
何度も唇を重ねても
激しく身体を重ねても
君の心が見つからない
言葉はいつも膣外射精
そして僕らは言葉を探した
好きって言うだけで
全てが分かりあえたあの日のように
理解しあえる言葉を探して
そして僕らは言葉を見つけた
何かの弾みで見つけてしまったパンドラの箱
「さようなら」
小さくなる君の姿を見ながら
僕は言い忘れたことを探している
257 名前:失うということ それでも求めるということ[] 投稿日:03/02/20 16:07 ID:EZbpcp+t
気のおけない仲間たちと騒いでいる時の10%
ふと窓の外を見やった時に流れた星屑の20%
トイレの中で一人壁を見つめながら呻く30%
部屋に戻れば誰もいなくなっていた時の40%
巻き貝の声 巻き貝の声
ひとりうずくまって死後の世界を考えて50%
そういえば父も母も遠い昔に死んでいて60%
それでもあの温かな白い手を懐かしめば70%
光の星屑たちが過去を連れて降り注いで80%
巻き貝の沈黙 巻き貝の沈黙
耐えられないほどの沈黙に正気を失った90%
純粋100%の哀しさに耐えた人間は未だ無い
258 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 17:47 ID:/qpj+Ibm
前回とは打って変わって、「広がり」というより「深み」へと望む、今回は「哀しさ」というお題デス、さぁ逝ってみよう!
>>191-193「他者に心が通じぬと感じる者への詩 」
お題に対して「反応」というより「反射」(速度があるとい意味です)するこの作者、個人的にオモロイです。
ある一定のクオリティーが「当たり前」はプレッシャーになるかもだし、読む側も「慣れ」ちゃうかもだけれど、うん、
マラソンとかで最初先頭を走る人みたいで格好いいな、のちのちずるずるとその順位下げるとしてもネ。
さておき「作者」は置いといて「作品」を読むに、説明的過ぎて辞書を読んでる感じになっちゃう。
もちろん広辞苑より面白いんだけれど。俺は個人的に説明よりも「そのもの」を求めるので。
おっぱいへの展開は個人的に激しく同意。俺もマジ酒飲んで友達とそんな話しをよくしてる。
だけどそれは「意見」に対しての同意であり、「詩作品」としては強引かなーって、
敢えて厳しくスマン。
>>194 「into the filmPart'哀'」
「達成しているレベル」ってのどうなんだろう?どう思う?
>>199 「無題」
完成度が高い。
のはこの場合スケールが小さいから。
一連、二連で「哀しみ」という単語が三度出てくるのはうっとおしい。
クラスで2番目くらいに詩が巧いかも知れないけれど何時か何処かで読んだことのあるような詩。
259 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 17:59 ID:/qpj+Ibm
>>200 「哀しみ哀歌」
皆さんもお分かりになるようにこの作品の場合、「哀しみ」という単語の繰り返しははっきりとした作者の意図だ。
二連ALL
「どうやら哀しみが平気で顔を出すほど 今の社会には哀しみが溢れているようです」
これはもう手のつけようがない!完璧!この二行は凄い。
意見に対し激しく同意するしそれを巧く言葉に表していると思う。
が、三連「ノアの箱舟」という言葉のチョイスには疑問。
四連目敢えて激しく個人的に希望が欲しかった俺なんだけれどやっぱり地球って、人間って哀しい生き物なのかな?
>>201「哀しみ」
完成度高し。巧い、上手。
でも胸がドキドキしない。
とか言っていいのかな?
多分技術的なことは他の批評家?(寸評家?)に任せて俺は違うことをいいたいのだと思います。
260 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 18:19 ID:/qpj+Ibm
>>202 「自作自演7」
素直に読めた。もちろん「哀しみ」を感じるけれどもね、、
そりゃ感じようとすれば万物ありとあらゆるもののなかに、
その感受性の態度によって、全てを感じれられると言っても過言では無いのだから、うん、そう
作者はもう少し読者に近づかなきゃならないんじゃないかな?とか思ったり思わなかったりする哀しみ。
>>203「無題」
四月の雪ってのは感動的だな実際。泣くかも、俺。REAL都立。
けれどもっとも「詩的」からかけ離れている作品の見本だ、
と俺は君の降らしたその雪見て思ふ。
>>204 「个~个 」
ほぼ文句なし。「哀しさ」という自称詩人的アプローチを否定し、
「哀しい」という人間本来の感情に我々を還らせようとした。これ重要。とても。詩人にとってっーか人間にとって。
SEXを体験していなくてもSEXについての論文は書けるけれどもそれってSEXを「知ってる」って言えるのかな?トカ。
作品へ-
「3つ」を詩的に説明して欲しかったりもするけれど、これは敢えて突っ込みどころを探したという按配で
作者はお題を喰った。前回の出したお題を「喰う」というのはこれ美しい「わ」を感じる、トカ。
261 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/20 18:35 ID:/qpj+Ibm
>>205 「濃くておいしい哀しみ」
ごめんなさいだけれど、が作者の焦点が「濃い」ところに行っているので俺には正直分からない。
「濃い」ところに行っているのは「悪い」という意味でないっス。超能力者じゃないからわからん事は沢山。
誤解前提で評を書くと(まぁ批評なんて性質上んなもんだ)
作者は凄く今哀しいのかんも知れない。
「固形」、「脂肪」うん、ちり積もって消える事の無い傷、体ある俺等の
悲しみ-哀しみ。
262 名前:哀色[] 投稿日:03/02/20 19:31 ID:tYOtk8jO
哀れな色使いの町
流れすぎた青天の夢が
ただ赤い霧の中に埋もれている
あの子に教えた遊びは
今はもうクレヨンの燃えかすを残すのみ
黄色の天使に持たせたお金
背後に広がる黒いうねり
緑の親の足元には
茶色に染まるあの子の影
263 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/02/20 19:40 ID:gJ70NUFT
>>188 (タイトルなし)
実はこのシリーズ楽しみにしています。突き進んではいない、最初一行からほとんど移動していない、
代名詞等間接的な言葉が多くどこかに迷いこみ薮に埋もれたかの印象は哀しさの表れでしょうか。
13分以内に書いたということも評価すべきことだとおもいます。
>>194 「into the filmPart'哀'」
これは「一場面」でしょうか。タイトルからも何か物語の断片という印象です。
具体的な言葉が「お母さん」くらいしかないので物語そのものを推測することは難しいですが、
むしろ「本来の物語の局所」を見せることで普遍的なものを感じ取ることができる作品と読みました。
ただ、どうしてもひとつひとつの言葉が弱く、それがそのまま作品の印象の弱さになっているようです。
>>199 「哀しみが輝くとき」
タイトルがとても良い作品だとおもいます。
「哀しみ」という言葉をそのままに扱い、静かなイメージと最終行「水の底」という言葉への流れが「輝く」という対照的なイメージへの次の流れをつくっているようです。
「哀しみ」そのものを扱いながら、感情を覗かせないような文章が「哀しみ」という言葉を際立たせているとおもいます。
>>209-210 「夕暮」
単語を修飾語で彩るのでなく、副詞や動詞のくっつけかたでイメージをつくりあげている。
非常に狭い場所を見ていて、その視点が滑らかに動いていく表現力はすばらしいとおもいます。
特に導入部は鮮やか。たしかに哀しさというよりは寂しさかも。
264 名前:卵の君はカロリーが高い[sage] 投稿日:03/02/20 22:02 ID:EotcQiNu
あそこにいるの
そうそうあそこ
でねあのひとね
そうあたしにね
こくってきたの
わらえるでしょ
デブのくせして
265 名前:さかなたち[sage] 投稿日:03/02/20 23:09 ID:XD8H3XLf
群れをなして さかなたちが
黒いような白いような あの青い靄のむこうへ消えていった
海藻は ただそこで揺れている
岩も ただそこでじっとしている
あのさかなたちは ただ泳ぎつづける
そのように かみさまに決められている
プランクトンを 食いながら
時にはサメに 数を減らされながら
サメがかわいそうだ と思うから食われてやるのだろうか
ひとときも止まることを かみさまから許されていないサメに
ぼくは食われるのは嫌だ どんなに意味がなくても
食われるのは嫌だ なぜ嫌なのかはわからなくても
この広い海には 行く場所などない
目的をあの岩までと定めても 着いた途端に通り越してしまう
泳ぎつづけている限り どこへも行き着くことなどできない
泳ぎつづけるさかなたちを見る ぼくの目はかなしい
266 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01:28 ID:Gfp2HsBK
一部批評になってません。失礼します。
>>204 「哀しさ」
Σ(゚Д゚)ソウイウコトデシタカ 気付くまで2時間かかった…
それでもわかんないとこあるー ><、、
>>221-224 「笑う夏草たち」
泣いちゃった^^; ただ主観者のがどれだけ哀しかったのかの
描写が足りないです。推し量る哀しみもありますが。
>>225-226「道化」
「silent voice」を思い出しました(ヲタでスマソ
「僕」の「哀しさ」よりも「哀れさ」が滲み出ていると思いました。
>>227 「哀しさ」
表現がストレートすぎて純粋なのかひねくれているのか。
それすら「哀しさ」として狙っているならば
もう少し確信犯的要素が欲しいかもです。
>>230-231 「哀しい犬」
その後が見たい。非常に見たい。やさぐれたわんこが
トラックの荷台に乗って遠くの街でボスになるのです。
つかもしかしてわんこは死んだのか!?
ともあれ「きあん」は目新しく感じました。
文句があるとすれば「きあん」と「きあん」の間に
半角スペースが欲しいです。「あんき」に見えた^^;
>233 「悲哀」
素直さが足りないと思います。
素直になったあなたはもっと素敵なハズです。
267 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01:29 ID:Gfp2HsBK
>>234 「遠足の前日」
いっぱい矛盾してて子供の心情が良く表されていますね。
「ヒトリボッチ」はひらがなだと好きかもです。
>>235 「暗い世界」
独りよがりで暗い感じが出ててお題通りで大成功。
こんな考えしてる人哀しすぎ。
>>237-238 「さ」
バカップル。バカップル。バカップル。
幸せな種類の哀しさだよちくしょう。(・∀・)カエレ!!
>>239 「有無の差」
美しいです。ただ疑問点は多い。個人的見解ですが。
でも本当にきれい。哀しさはあまり感じませんが。
>>241 「心臓のトゲ」
「主観者が一番哀しい人」ですね。素晴らしい。
路上シンガーのくだりが短くて的確で素敵です。
>>243 「無題」
少しごたごたした感があります。
量はちょうどいいので形を整えてみては。
>>246 「現代的トラジディ」
でもこんな風に嘆く暇だけはあるんですよね。激しく同意。
ただ後続の人としては「犬」という表現を避けて欲しかった。
単独として見た場合非常にストレートで良い作品なのに…
268 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01:29 ID:Gfp2HsBK
>>249「A friend」
「哀しさ」なのかなぁ。すごく前向きでひたむきで。
むしろ元気をもらってしまった…まあそれは俺の感性。
詩として深いです。
>>252 「25m」
学校のプールでこんな詩が書けるとは…。
すごすぎて何も言えません。悔しい。
>>253 「新宿」
鮫?場所は違えど似た光景を毎朝見ていたのでよくわかります。たぶん。
追いつめた後頭部の光った痛みが哀しいです。
>>256 「混乱と誤解からの再生」
失礼ですが、最初の4行で充分です。
後の部分が妙にロマンチズムでアンバランスです。
>>257 「失うということ それでも求めるということ」
100%の哀しさ…それが死なのかなぁ。
段階と哀しさと度合いが小気味よく上がっていきます。素敵。
>>262 「哀色」
久々に「詩」を見た気がします。正当派。それでいて古臭くない。
貴乃花みたいな。もっとも「詩」とは何なのかと問われたら答えられませんが。
僕の中ですごく「詩」です。いつかこんな詩が書きたい。
でも今は書けない。僕はまだ青い。悔しい。
269 名前:Ippei ◆KIno895986 [sage] 投稿日:03/02/21 01:30 ID:Gfp2HsBK
>>264 「卵の君はカロリーが高い」
本当はバカでも知ってる漢字は使って欲しかったのですが
全体が短い上に漢字変換可能な部分が少なくちょっと残念。でも本編に何ら問題無し。
つーかやけにこなれた感がありますが実は…(.(;゚Д゚)ガクガクブルブル
>>265 「さかなたち」
淡々とした語り口が「ぼく」の哀しさを引き立ててますね。
哀しいけど広がる光景は美しい。純粋な「哀しみ」。
批評って難しいなぁ。審査員の皆様、いつもありがとうございます。
それにしても僕の視点は皆様とズレ過ぎてて不安だ…
270 名前:一生[age] 投稿日:03/02/21 06:29 ID:gQHEMg2S
ご飯を食べるでしょ?
それが悲しいの
お風呂に入るでしょ?
それが悲しいの?
幸せでしょ?
それが悲しいの
寝るでしょ?
それが悲しいの
ほらね 夜になると
涙が溢れ出す
氷が溶けるように
ほらね
そんな毎日が
悲しいの
271 名前:いかいか ◆YffIGX9Bno [sage] 投稿日:03/02/21 12:58 ID:n8Hdr2NP
批評者がんがれ!!
投稿者もう少し考えて投稿しる!!
272 名前:都立家政 ◆L7EROpoemk [sage] 投稿日:03/02/21 13:06 ID:y9M6UnRM
>>211-212 「ノイズライム」
(1)冒頭から-
ありふれた言葉ばかり使っているはずなのにその組み合わせ方と改行センスによって
なんつーのかな、情報のなかでありふれ過ぎてしまった「哀しみの復興」?
素晴らしいね。誰も自分が「哀しい」という事を他人に伝えられない世界というのは哀しい?
(1)でもう俺の脳から作品が溢れてしまってもう全体を受け止めることは俺には不可能になった。
なので(2)はまともに読めていない。
274 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [sage] 投稿日:03/02/21 14:07 ID:crl6bSRW
>>256 「混乱と誤解からの再生」
「言葉はいつも膣外射精」これ、凄いです。この一行が一連の最後の行で、テンポよくさらっとでてくるところが凄い。
全体に重さがなくて読むことにストレスがない、切れ味のある質の高い歌謡曲のようです。
内容に反してタイトルが説明的なのが惜しい、これは好みですが。
>>257 「失うということ それでも求めるということ」
奇麗な作品という印象です。個人的に文字数を揃えてあったりする作品は偏愛したくなる。
逆カウントダウンしていく最後に昇りつめたラスト一行は避けられたような印象。
>>262 「哀色」
正直、言葉以上のものがあまり伝わってきませんでした。
色にこだわったことが、あまり効果を生み出していないような。
275 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o [sage] 投稿日:03/02/21 18:52 ID:g2YhskoP
>>234 「遠足の前日」
いとおしくなってくる話だなぁ。幼いころの「哀」。
「選んだお菓子は 嫌いな順からのような気がして」こんなの堪らなく好きです。
子供なりの物事の順序とか世界観って確かに存在したよねぇ。
「胸がはりさ けそうなの」で文をちぎっているのも効果的、張り裂け感。
少しひっかかるとすれば「遠足の 前日の 明るい 昼間に」これ。
この詩作品全体の状況を説明するこの文を、「雑」ととるか「無垢な説明」ととるか。
作風は個人的に好みです。
>>241 「心臓のトゲ」
哀しい物の見方一覧、面白い。
そうすっと「哀しい
最終更新:2006年03月04日 20:07