「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 10th edition ~~」の286-360


286 名前:虫 [] 投稿日:04/01/17(土) 01:20 ID:w/aXNzmY
不在の家を書きました。チャンプありがとうございます。
次ですが「季語を使った詩」でお願いします。
不勉強でどんな季語があるのか自分ではわからんのですが、
みなさんが書かれるものから学ぼうと思います。

287 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/18(日) 00:20 ID:Z+KtXdij
みなさん、おめ&おつでございました。

お題「季語を使った詩」。
1/24いっぱい(1/25午前0時)を締め切りとします。

288 名前:異議アリ! [sage] 投稿日:04/01/18(日) 12:09 ID:9GBly0UM
>>280で「Be alive 」には2点
>>279で「そして現象はいつも夜に観測されるんだ」にも1点

【チャンプ :4点】
>>244>>250) 不在の家
【準チャンプ:2点】
>>247 Be alive
>>259
>>263 環/断 ~風邪薬を飲み過ぎない程度に飲んだ場合その1~

【1点】
 >245 終わりますればはじめに還れ
 >258 うんちく
 >264 そして現象はいつも夜に観測されるんだ
 >270 kanon 青臭い青春
 >271 腹痛
 >272 ザ・スティールブリーズ

289 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/18(日) 12:10 ID:9GBly0UM
チャンプには問題はないので、お題その他は続行でよろ!

290 名前:快楽童子 ◆plhXCa4.HY  [sage] 投稿日:04/01/18(日) 13:51 ID:ZuBf2jwc
>>288
あ、ほんまや・・・2作品の人スマン

291 名前:285 [sage] 投稿日:04/01/19(月) 01:45 ID:0KSpTU/Z
うあぁぁ、ごめんなさい。どこで足し忘れたんだろ・・・_n○
「Be alive」の作者さんも準チャンプおめでとう!

292 名前:俳句 [俺がトップバッターだぜ イエーイ] 投稿日:04/01/19(月) 09:14 ID:U69pt3vZ
春忘れ 子供は外で 雪遊び

293 名前:季語 [sage] 投稿日:04/01/20(火) 10:51 ID:OjlAQN82
声高に言おう

季語は季語である
しかし
季語は季語ではない

そう
季語は
春の季語でもなく
夏の季語でもなく
秋の季語でもなく
冬の季語でもなく
新年の季語でもない

なんのことはない
当然のことなのだ
矛盾などない

今一度言おう

季語は季語ではない

当然である

294 名前:時折死にたくなるんです [sage] 投稿日:04/01/21(水) 00:03 ID:UmZFm+Kq
眠りの縁から熟睡の淵に落ちれば、そこに死があるのだと昨夜の夢が教えてくれたので、
今夜は早速死んでみようと寝床についてみたのだが、眠るどころか生きている心地もしない。

どうしたことだ?

こうして布団の中でもがき苦しんでいるうちに、

295 名前:時折死にたくなるんです [sage] 投稿日:04/01/21(水) 00:03 ID:UmZFm+Kq
窒息するように死は訪れるというのか。
 -------
この崖から飛び降りればぐっすりと眠れるよ

暗黒の海の底から赤ん坊がそう呼ぶので早速飛び込んでみようと、

今夜こうして崖の上に立っているわけだが、
飛び降りようにも、

296 名前:時折死にたくなるんです [sage] 投稿日:04/01/21(水) 00:04 ID:UmZFm+Kq
足が竦んで身動きすらとれない。

ああ、このままくたばるまで生きてゆくのか…

イやだイやだ!

ホんとにイやだ!

早春の太陽が生温く胸のうちに差し込んできた。

ぼたぼたと花を落とす寒椿の湿った土の上に、

死の季節は、時折咳払いをして俺の後ろを通り過ぎてゆく。




297 名前:サーモグラフ [sage] 投稿日:04/01/21(水) 00:15 ID:Lzo8Z2ru

   だ
     り
       階
         段
           八
             段
               目


めまいにゆれて
とびこむ陽光
立ちどまってしばたいて
まぶたごしに赤をにらんで
融けてまわって結晶すれば
   時の断層ずれたみたいすこし


                 さあさ今
                         わたしの瞳は生まれ変わった

                  すべて熱を感知するのだ
                               すべて光を感知するのだ

                    わたしの瞳はサーモグラフ
                                      携帯電話はみえないよ


                       あそこのつばめとびさるまでに
                                       どこにいくかきめてしまおう


298 名前:遠い島を懐かしみ [sage] 投稿日:04/01/21(水) 00:29 ID:DdFEHui8
冬休 冬籠 冬座敷
ふゆやすみ ふゆぐむり ふゆざしき
冬座敷ってなんなんだ

炭賣 炭竈 炭團
すみうり すみがま たどぅん
炭團は木炭からできているから

皸 霜焼 手足荒るる
あかぎり しむやち てぃあしあるる
痛くて、痺れて 血が滲んで

凩 空風 隙間風
くがらし からかじ すきまかじ
悴み、凍え 島ヲ想フ

雪遊 雪達磨 雪見
ゆちあすび ゆちだるま ゆちみ
夜半 ふる雪、わたしの上におり


299 名前:春待つ [] 投稿日:04/01/21(水) 00:30 ID:mN9Eb1Sx

枝葉切り落とされた街路樹
手入れされたプランターの花
見渡せど寒椿あらず
風もない道冷える朝

300 名前:冬眠(1) [] 投稿日:04/01/21(水) 01:11 ID:ANIegYJk
  赤子もがれて自然薯の
   雪どけに痩せ
他を肥やす
でぷりの腹もう産みきった
後は吾身の砕けぬよう

  放つ土まだシバレの残る
   盛一枚の大きすぎ
我息子(こ)に差し出す皸(あかぎれ)に
憎まれ口の屁をこいた

生きて来ただけ
歳老いただけ
その息子(こ)をココに置いただけ



301 名前:冬眠(2) [] 投稿日:04/01/21(水) 01:14 ID:ANIegYJk
  綺麗でもない嫁ひびな、
   愚痴の代わりに青菜を求め
潮騒まぶして飯くらう
潮風こして汁すする

はよーはよー、
青野菜、若いの柔いの出回らんかな
(さもなきゃ息子、私の仕方なし)
新芽は囲われ
未熟は阿呆燕(つばめ)

空狙うその姿勢ごと食ってやって狙ってやって

だから
違おうよ、
違おうよなあて

凍り割り草の腹に願うか捨て鉢 (屋根からの落雪、音 みたい)

どうか老婆も赤子も下敷きになりませぬよう
願えば嫁を、今から愛せよ

素っ裸になってあっちへ行こうか
ここで脱いで、あちらへ行こうか

足の
汚れ、
気になり君の
もとへ
怖気づき鎌さがして、 切ってここ



302 名前:春より紅し [] 投稿日:04/01/21(水) 02:05 ID:B7Eyr59z
街がうっすら色づく頃 僕はそこで立ち止まっている
手に取った夢がある程度の重さで
僕は持ち上げたと思ったら座り込んで
もうどれくらい経ったかなんて忘れた頃に見渡す風景は
余計 人ゴミが悲しくて

  そおっと
   窓の向こう

知らずに立っていると話しかけてくるのは
昨日考えていた人間って何だろう
こうやって街は回っていくなんてなんだか嫌だなぁ
こうやって街と回っていくなんてなんだか嫌だなぁ

春より紅し 何も知らないのは
立ち止まった時間が長くて 

  僕はまだ子供と同じ
  僕はまだ子供と同じ

並べた言葉も様にならない 春

303 名前:ひかり222号 [] 投稿日:04/01/21(水) 03:43 ID:Z27s6Jbx
これは別に永遠の別れとか
そういう重たいものじゃないから
まさかね 自分が泣くとは思ってもみなかったけれど

ブレーキが解かれて重たい車輪が
ゴトリと動き出すと
最後の最後まで君が笑かすから
おどけてトカゲダンスなんかするから
だから僕は笑いながら
笑いながら逆を向いた

風花が咲いている
だからきっとこの風景はぼやけていて
それでいて無駄に明るく
僕のいる車内がやけに暗い
トンネルが絶妙の間で入ってきて
白黒の窓に僕を映したら
いつもよりより不細工な男がこっちを見ていた
居たたまれなくなってカーテンを閉めたら
はらりひらり
風花が窓を越えてまた咲いた

「もういいかい」って聞いてな
そしたらでっかい声で「まだだよ」って言うから
でも何度でも「もういいかい」って聞いてな
そのうちきっとあのトカゲダンスで
今度はおまえを笑かすから

カーテンを開けたらトンネルも終わって
対抗列車の轟音に
僕はちゃんとびっくりした


304 名前:寒い踊り1 [sage] 投稿日:04/01/21(水) 14:27 ID:giwTsDAg
ヤッホー 仕事が終わって
上司のバカにタバコを押し付け
鼻の穴にピーナツをつめて
窒息死させる夢を早く見ようと
家のドアをあけたとたんに

奇妙な踊りを僕は見る
紫基調のとても醜い服を着ながら
そのまんまでも醜いきみが
クネクネカクカク踊っているんだ

妙ちくりんなピコピコ曲を
聞きながら踊る君は
さいあくのリズムを刻みながら
腕をカクカク足をガクガク
震わせながらでとても醜い

ついにとうとう頭を抱えて
ウヒャウヒャウヒャと
髪の毛をむしる

305 名前:寒い踊り2 [sage] 投稿日:04/01/21(水) 14:28 ID:giwTsDAg
さてこうしようと僕は提案する
君がドイツのテクノを聞いているなら
ぼくはメキシコのプロレスラーになろう
そして足をひっかけて
フライングアタックで
僕の五十四キロの体重の
加速度を含めて計算すると
実に147キロの衝撃で
君をおしつぶす
勿論セックスなんかの
暗喩じゃあないよ

不平不満はいけないよ
きみはお洒落とかの努力もしないので
とてもがつくほど醜いんだから

ヤッホー 恋愛も冷めた
バカな君に足払いをかけて
ガムテープでしばりあげ
マイナス気温の青森県に
放置しておく夢を見よう

早く帰ろう
おうちに帰ろう
電車に乗って
あは うふ えへ

306 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/22(木) 03:52 ID:+xVIzjML
  まだまだ寒い立春にティーンエィジマウスがソフトクリームをなめている
  ああ、春だなァ

307 名前:都会の雪だるま [] 投稿日:04/01/22(木) 07:53 ID:1kHt2NHP
都会の雪だるまが
正午に
陽当たりのよい空き地で溶けはじめた

高層ビルの間でうす笑いを浮かべる雪だるまも
そのうち溶けて
しまうだろう

満員電車の雪だるまも
スクランブル交差点の雪だるまも
エレベーターの雪だるまも
オフィスの中の雪だるまも
みんな 消えていなくなる

ドロドロに溶けて
ひんやりした街はとても静かに
ネオンを灯して
水溜まりをたのし気に色どる



308 名前:清しこの夜 [] 投稿日:04/01/22(木) 08:55 ID:HrjBgPPm
クリスマスイルミネーションで着飾った街は
ちっともクリスマスじゃなかった
街はいつだってそうだ
俺に季節をくれたためしがない
睨みつける俺に街はダンマリ決め込む
路地裏にひっそり佇む古教会
そこには存在の消えかかる少女が一人
何かを祈る少女が一人
この街で一番暗くて
一番明るい場所
俺はここで聖夜を見つけた

309 名前:一休み。 [] 投稿日:04/01/22(木) 17:21 ID:sawXySpe
免許取りたての僕・・・。
免許あるなら運転できるなんて大間違いさ。
ほらみろ。帰りはひとりで運転して帰れなんて・・・。
あんまりだよ。
そりゃ。ね。
僕、ホラーと絶叫マシーン好きだって言わなかったけどさ。
それにしても・・・。
蛇行運転はやりすぎたかね。


310 名前:煤 [] 投稿日:04/01/22(木) 18:08 ID:Ad1hjDPw
炎が消えそうだ 
赤い揺らめきが時々激しく揺れる
煤を吐き出し
一瞬不安定に消えそうになる
僕はそれを見ている
空気の移動が起きて
火が消し飛ばされた
白い煙が立ち始める
白い煤が降り始める
煤が積もり 
僕はそれに一直線の足跡をつける
足跡にまた煤が積もり
火があった場所にも煤が積もり
煤が積もり
重みで固まり
それが月の光を反射し
銀色の地面は僕を銀色に染め上げる
僕は煤をすくって空に放り投げた
銀色がまた降りだした
ただ足跡しかない煤の原で
銀色にへこんだ足跡そこにまた煤が積もり



311 名前:北が来たー☆ [] 投稿日:04/01/22(木) 23:23 ID:2DIQml6F
文字数稼いで、実はあまり多くを語っていないという罠かなてへっ照
パンツに味噌が付いたので消えるかなw

312 名前:ゆきのひ。1 [sage] 投稿日:04/01/23(金) 00:44 ID:fRvVW9Q0
そらを飛ぶ夢をみたら次の日ゆきが降った。

白い塊が ふわふわ ふわふわ と

視界を滑り降りてコンクリートに吸い込まれていった。

ふと、足元をみると

ゆきの結晶がひとつだけころりと

コンクリートの上に転がっていた。

それはもうずっとそこにいたかのようだった。

いや、ほんとにいたのかもしれない。

季節が変わり気温があがっても溶けず

雨が降っても流されず

ひとに踏まれても割れずに

もう何年もの間を。

313 名前:ゆきのひ。2 [sage] 投稿日:04/01/23(金) 00:44 ID:fRvVW9Q0
わたしは手袋を外し人差し指で触れてみた。

するとそれはとある旅人が

ぽろりと落としていったつぶやきであった。

わたしはその結晶のあまりの透明さにうっとりとなり

随分と色んなものを透かしては

その透明度を確かめて子供の様な表情を浮かべていただろう。

そしてわたしはその結晶を飲み込んだ。

周りのちくちくと尖ったところやその冷たさを感じながら

それは一気に喉を滑り降りて行った。

その結晶は体のどこかにひっかかってどうやら今もそのままみたい。

314 名前:人生の季語 [] 投稿日:04/01/23(金) 03:00 ID:A/snbwAn
  >>306 詩の題名を書き忘れました。「人生の季語」が題名です

315 名前:静かな季節 [] 投稿日:04/01/23(金) 07:26 ID:+80ceEEt
ぽとん

雨の音 しずく 右
ほほを濡らす 

それは夜の事ですか?
昨日の季節が冬でした

暖かい風と後ろ 歩いた
それは どこから行く道

すちゃ

どこかでありがちな
砂を殺す音が鳴る

右 左 向こうから見た今日が やけに涼しくて
2回目の秋はもうすぐそこなのに

気づいた頃 僕は春の目の前にいた

316 名前:Magllo [] 投稿日:04/01/23(金) 20:41 ID:Ck4pH7+v
墨汁の中満月の夜
女は笑顔だった
さっきまで落ちてきていた
キラキラと光る宝石のような滴が
女にコートに残り
まるでパーティにでも行くみたいな

新しい瞬きで新しい宝石が
崩れ落ちて
もうシャッターの閉まってしまった
商店街の初霜の白い絨毯に落ちたけど
彼らはもう眠ってしまっていて

帰ったら紅茶を飲もう
そう小さくつぶやいて
不老不死を望んだ
女と手錠をかけられた詩人は
ゆっくりと薬を渡した

これで永らえられるよ

その薬は甘い蜂蜜のような匂いがして
だけどそれは事実蜂蜜にすぎない
墨汁の中満月の夜
それを飲み干した女は
鮪の人生で
変わらぬ笑顔で
男がくたばっちまっても尚

317 名前:月光 [] 投稿日:04/01/24(土) 00:00 ID:IIpS5daK
凍った道の
センターラインを越え
轢かれる直前に

甲高く笑う

彼女は
あなたの
中に澄む


318 名前:笹舟 [sage] 投稿日:04/01/24(土) 00:39 ID:bK5srAUe
さやや さやさや 笹舟渡る
清かにたゆたう川の上
静かに流れる暗渠の上に
澄ました顔の地蔵尊
涼しい木陰にお宮は眠る
サイダー香る午後の町

するり するする 笹の舟
滑るがごとく川を行く
蝉鳴き止まぬ里山越えて
少年駆ける畦道くぐり
笹舟運ぶ小川はやがて
潮騒香る河に出る


319 名前:北が来たー☆ [] 投稿日:04/01/24(土) 20:27 ID:KFRVnt0O
馴れ合い撲滅!!
馴れ合いが羨ましいわけではなく
馴れ合う奴は、馴れ合う奴を貶める
馴れ合う奴は、いきがって
版を私物化占有する!!
馴れ合う奴は、この詩版をつまらなくし
良い流れを澱ませ、新人の発掘、発展を阻害する
馴れ合う奴は、詩版を居心地の良い共産主義的版にすべく
そう、能力の無いが故に、能力のある芽を予め摘むがごとく
悪行を一人何役もこなし、自作自演、盗作、著作権の侵害
などを駆使し、暗躍しているのだ。


320 名前:日は長くやわらかく [sage] 投稿日:04/01/24(土) 21:44 ID:uACkNa1k

太陽が小さな目玉になって
こっちを見ていても
赤い花を立ち上げたアロエは
知らん顔をしている

誰も何も言ってくれない
いつのまにか髪の毛が伸びて
ゆるくうねりながら蔦のように
首を絞めているのに

竜舌蘭がアスファルトの粉を吹いて揺れる
私の影はこんなに長かっただろうか
太陽が昇り月が沈む
その間に何が起きたのか

視界の端をかすめて行く何か
私の名を呼びながら

ただの風におびえるのはやめよう
気付かないうちに起きる変化が
そのせいだったとしても
通り過ぎるだけじゃないか

321 名前:白い夢 [] 投稿日:04/01/24(土) 22:27 ID:Uh2U9aNV



銀の空から天使たちが降りてくる

柔らかな羽根をかすかに揺らしながら

気付かれないように降りてくる

どこかの街に

だれかの肩に

わずかな想いを

残して消えた




322 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/24(土) 22:38 ID:jdY69gES



梁山泊、締め切りまであと……約…1時間20分!!!!
お題は「季語を使った詩」!!!!!






323 名前:警報鳴らして [sage] 投稿日:04/01/24(土) 23:28 ID:g8Fuylqf
滑り落ちた瑠璃色ビンを集めて転がしたような水曜日

ボールペンの角が取れていなくなった
消しゴムが勝手にインクを撒き散らし絵を描いていく
眠くなるような騒音も左肩からやり過ごされていく
右手の痛いそんな読書日和

封筒焦がして上から書き込んだ宛名
蜜柑の皮でなぞって嘘を書き写していくだけの週末から
猫と犬は靴を履き替えて塩化カリウムを撒きます
明日のために眺めていくだけの道路たち

  警報鳴らして猛スピードで通り過ぎていく自転車
  ゆっくり姿勢を正して歩いていく彼の前で
  天気予報がスパイクタイヤの将来を予言する

マンホールのふたの上で倒れている傘と
いつの間にか黒く光り輝く横断歩道のない部分
靴跡の先に何条もの引っかき跡があって
赤いライトが重なって見えていく あれも時々点滅する

坂道の下りの緩やかなS字カーブの出口付近で
操り人形と劇場のスローモーションで目玉が動く
そして次の瞬間から時間が勝手に巻き戻されたような
一生の風景をコマ送りで見せられる 止まったときが終末のおわり方

  音がして何があったのだろうと野次馬根性で被害者のふりをした
  アリの群れが出てきてもしらんぷりか愛想笑いで過ごして行く
  そしてため息ばかり忘れてしまう

滑り落ちたガードレールの向こう側には川しかなかった水曜日
警報鳴らして電話が通じなくても車は動かない

324 名前:ちんぽの歌 [] 投稿日:04/01/24(土) 23:30 ID:A8ltJbDN
春ちんぽ
  もうすぐ立つよ
      土筆の子

夏ちんぽ
  ムレ解き放つ
      大向日葵

秋ちんぽ
  嫁に食わすな
      母が食え

冬ちんぽ
  雪割草か
      ふきのとう

325 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/25(日) 00:26 ID:tn4F6625
ちんぽってのは小さな矛って意味らしい。
「ちいさなほこ」→「ちんぽこ」
ともあれ〆切あげ。

326 名前:まとめインデックスだよー [sage] 投稿日:04/01/25(日) 01:29 ID:VTftFKep
>292 俳句
>293 季語
>294-296 時折死にたくなるんです
>297 サーモグラフ
>298 遠い島を懐かしみ
>299 春待つ
>300-301 冬眠
>302 春より紅し
>303 ひかり222号
>304-305 寒い踊り
>306>314) 人生の季語
>307 都会の雪だるま
>308 清しこの夜
>309 一休み。
>310 煤
>312-313 ゆきのひ。
>315 静かな季節
>316 Magllo
>317 月光
>318 笹舟
>320 日は長くやわらかく
>321 白い夢
>323 警報鳴らして
>324 ちんぽの歌

これであってる?

327 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [] 投稿日:04/01/25(日) 08:55 ID:dKURYVyE
遅くなりました、お疲れサマーです。

審査に入ります。締め切りは1/27いっぱい(1/28午前0時)の予定。

328 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/25(日) 22:25 ID:tjcMtU8X
誰も審査しないの?

329 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/25(日) 23:41 ID:iHaG4Ezm
審査員カモン

330 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/26(月) 10:24 ID:QR7lE7vH
age

331 名前:ame ◆yUHAxrOw2c  [sage] 投稿日:04/01/26(月) 20:42 ID:Slrvvph4
季語ってどこで決めてるんだろう、歳時記が大きく関係してるみたいだけど・・・自分にはよくわかりません。

3点
>300-301 冬眠
全然関係ないかもしれないけど。
自分は、「祭り」というのは狂気から始まったものだと妄想してるんだけど、
まさにそんな感覚を共有できてしまう妄想が襲ってくる。
これは雪深い地域の人でないとわからない感情かもしれない。
あの、屋根から重い雪が、ズズズと滑っていって、落ちる瞬間の感情。
だから冬にはあんな馬鹿げた祭りが存在する、そう思って止まない今日。
まあ結局何が言いたかったかというと、
みな飢えと狂気の記憶の遺伝子を担いでここまで来た、ということ。

2点
>297 サーモグラフ
階段状の目盛に刻まれた遠い時の感覚を下ればいい。
今回の中で表現としては一番良かったと思う。
ただし、下り方がやや単調かもしれない。それは内容においても。
普通に上手いことは確か。ただし、何かを狙うときのあざとさがそこに見えるわけで。
もしかしたらただ単に素直すぎるだけかもしれないけれども。

1点
>304-305 寒い踊り
たしかに寒いよ・・・。一瞬、「たまのランニングシャツ(石川浩司)さんですか?」と聞いてしまうところだったよ!(謎)
しかし・・・これ、全部夢なんだよね。それでいいんだよね。
読めば読むほど時間軸が吹っ飛ばされて自分がどこへ行ったのかわけわからなくなる。
それでいて、オチはこれから電車に乗って帰るわけで・・・。
前半のつながりの薄さが解消されればもっと良かったのかもしれない。
混乱させてナンボなのかもしれないけど。


実は、今回のお題はかなり自由度が高かったのではないかと思うのです。

332 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/26(月) 21:16 ID:id9G6pqY
まずは寸評なぞ。

>>292 「春を忘れる」ってのは、実はちょっと新鮮なことばだったりする。
ここでは、ちょっぴりのほほんとした「春忘れ」。
>>293 今回のお題を鏡の裏から覗いてみました。単純なことば遊びではある
けど、リズムがいいね。
>>294-296 一つ一つのことばは上手いんだよなあ。ただ全体を俯瞰すると、
ありがちなことばと展開と結語で、正直もどかしさを感じました。
>>297 「とんぼのめがね」を思い出した。すんごい面白いけど、行のばらつ
きで、ことばをごまかしてる節があるね、特に3連め。生まれ変わった瞳の映
す異世界を、ことばで表現してほしかった。
>>298 かすかな望郷がいいね。そこはかとなく出現するのは島ことばなんだ
ろうけど、だんだん島ことばの割合が増えていくとか、展開の工夫がほしい。
>>299 すまない、おそらく3行めがキーワードなんだろうけど、何の出展か分
らなかった。現代の乾燥をうたったんだ、と理解しました。

333 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/01/26(月) 21:29 ID:7+nAV/lG
333げと

334 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/26(月) 22:06 ID:id9G6pqY
>>300-301 どこか特定の農漁村というより、厳しい冬の時代を生きた人々の
叫び、として読みました。後半で現代語が入ってくるのは、やや興ざめ。
>>302 「こうやって街は回っていくなんて…」の繰り返しが、すごく好き。
他の部分は、あまり様になってない感じ。
>>303 風花とトカゲダンスのコントラストが、あまり効果的に思えないんだ
けど。風花が「咲く」のも、一回だけにした方がいいんじゃないかなあ。
>>304-305 おまいはいったいどこで寝てるんだ、とお約束を入れさせていた
だきます。いい感じのナンセンスだね。ぼくは好き。
>>306 「マウス」が、ちょっとした異世界への扉、かな。感想は「パックマ
ン形の瞳」。訳わからんくて、ゴメン。
>>307 3連めまでの展開は、単純だからこその美しさを感じます。最終連で、
あっさりいっちゃったのがもったいない。もう少し練ると、驚くほどいい詩に
なるような予感があります。是非是非リライトを。
>>308 少女にスポットライトをあてるような、表現の工夫が必要だったんじ
ゃないかなあ。

335 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/26(月) 23:00 ID:id9G6pqY
>>309 狙っているところが、ボヤけている感じだなあ。ギャグにしては、オ
チが弱いと思いました。
>>310 何かの終末を表したものと理解しました。ことばをもっとしぼって、
静謐さを出したかったかな。
>>312-313 イメージをもうひと転がしさせたかったかなあ。
>>315 時空を超えながらもしっかりと歩を進めていて、こういう感覚は大切
にしたいと思います。季節にとらわれたために、視界が少し狭くなったかな。
>>316 詩の雰囲気は面白い。「墨汁の中」「キラキラと」などの表現の野暮
ったさとか、改行の不自然さとか、テクニカルな面が気になりました。
>>317 なるほど、と思った詩。月光をナイフみたいに表現した詩は意外に少
ないかも。「彼女」→「月光」で、どう?「澄む」はもっといいことばがありそう。
>>318 ノスタルジーあふれてるんだけど、「暗渠」はどうかなあ。そこだけ
意味もなく浮いてる感じ。笹舟は何も乗せてないのかなあ、と独り言。

336 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/26(月) 23:21 ID:id9G6pqY
>>320 アロエと竜舌蘭が意外と効果的だね。4連めの「何か」は、ことばで
描写してもよかったんじゃない?穏やかな焦りが、いいね。
>>321 どの表現も情景も、既視感があるねえ。
>>323 基本的には、人生の水曜日で終わっちゃった自転車事故、なのかな。
疾走感はある。自転車の上からの視点であってほしかった?誤読してるかも。
>>324 一言いっていい?「このバカー(笑)!!」。ちんぽに四季をつけた
ナンセンスさと、夏秋があまりに下品で、腰がぬけた。

337 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [ ] 投稿日:04/01/26(月) 23:29 ID:id9G6pqY
審査結果です。コメントは寸評をご参照のこと。

2点
>>297
>>307

1点
>>300-301
>>315
>>316
>>317
>>320

338 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:21 ID:fSFf0G0x
続いて、私めも
[点]

294 :時折死にたくなるんです :04/01/21 00:03 ID:UmZFm+Kq
2点
299 :春待つ :04/01/21 00:30 ID:mN9Eb1Sx
1点
300 :冬眠(1) :04/01/21 01:11 ID:ANIegYJk
1点
310 :煤 :04/01/22 18:08 ID:Ad1hjDPw
2点
312 :ゆきのひ。1 :04/01/23 00:44 ID:fRvVW9Q0
3点
320 :日は長くやわらかく :04/01/24 21:44 ID:uACkNa1k
2点


以下に寸評を書きます。連続投稿スマソ。

339 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:26 ID:fSFf0G0x
[感想]
>292
「春忘れ」というのは、「春」の季語らしい。
「雪」というのは冬の季語だから、二重季語っていうのかな。
「春忘れ」というのは、関東地方に2月から3月に吹く烈風のことらしい。
「子供は風の子」という言葉をたぶん4年ぶりぐらいに思いださせてくれた俳句でした。
>293
詭弁だ。春夏秋冬の季語は季語であることは、明白だ。
「季語は季語である。しかし季語は季語ではない。」という矛盾は、
しかし、なにごとにも余地を許さない、世界の外側だ。
それを、表現したかったのか。謎は存在しない。
>294-296
この詩を読む事に対して激しい抵抗を覚えるのは、ぼくが死にたいして抵抗しているからだろうか。
おこがましくも、わかりすぎるからだろうか。
終わり三行での少しばかりの飛躍された言葉たちが、とても素晴らしい。
老練さえも感じる。
>297
どうしてもぼくのなかで、ひとつの詩を他の詩と比較してしまうのだ。
上の作品とは、格段に差があるように思われた。思考は生理現象としてすでに、人間に組み込まれてしまっているのだろうか。
なぜ“サーモグラフ”なのかがわからなかった。視界がサーモグラフになるという事自体に面白みはある。
>298
それぞれの季語が持つ意味をただ分析しているようにしか見えない。
詩は単なる名前の配列ではない。組替えることをしてほしい。
しかし対象の分析がなければ、素晴らしい詩もかけない。
題名がすべての名を繋げているのだと、良心的に読めば、詩情を感じる。
>299
現実なのか夢なのか。夢うつつだ。静かだ。
「春を待つ作者」というひとつの限界的な肉体が、このだだっぴろい詩に暗黙のうちに登場されていることで、はじめてこの詩は完成させられる。

340 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:30 ID:fSFf0G0x
>300-301
読解不可能な部分がいくらかある。同じ日本語でもぼくの中では異邦の詩のように見えたりする。
正当に評価できるか分からない。その分なんどもなんども繰り返して読まされる。
「凍り割り~最後」までの描写、特に屋根からの落雪~下敷きになりませぬよう。というのがいい。
ここが「冬眠」なのだろうか。雰囲気はいい。読み手を選ぶ詩ということだろう。
>302
読み手は言葉にはしないが、案外いじわるなものだということを知ってみるのもいいと思う。
「そこ」がどこなのかは、作者にとってはどうでもいいことなのかもしれないが、
読者は「そこ」じゃよくわからない。
「手に取った夢がある程度の重さで」というのもなんとなく陳腐でのめり込めない。
「ある程度の重さ」というがよくわからないのも原因かもしれない。
「(街がうっすら色づく頃)うす紅色の街の悲しい僕」というのは、なんとなく不釣合いだ。
その原因は、色と人間の感情が共有しているものが多すぎて、分離できないからだと思う。「もうどれくらい経ったかなんて忘れた頃に見渡す風景」は、なかなか“実感”があってよかった。詩に対する態度は、非常に真摯だと、思う。
いろいろ言ったが、ぼく自身にも思い当たる節が多々ある。作者とは気が合いそうだ。
>303
ゴスペラーズの「新大阪」のPVが浮んでくる。申し訳ない。
この詩がリアルな詩かどうかなんてどっちだっていいのだ。「雪国」における車窓の使い方ではなく、作者は、そこに自分を写した。
誰もが若い頃には経験した事があるのではないか。原風景を辿る「もういいかい」「まあだだよ」などや、トカゲダンスで泣き笑う。
などのリアルな描写に始終するのは、逆説的にこの詩は嘘なのかもしれないと思えてしまった。別れは辛い。自分は醜い。
その点には共感する。この共感はしかし、リアルな描写から生まれている。恋愛詩は難しい。


341 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:31 ID:fSFf0G0x
>304-305
面白いがゲラゲラ笑えない。何度も読む気はしない。その加減がまたいい。切り込まれる独特のフォームは、だが飽きさせない。
なぜかものすごい納得感を感じさせられる。作者の現実に対する身近な不条理を、うまく笑いに昇華させているくだらない話だ。最高。
>306
ティーンエイジマウスという語の持つ意味がぼくにはわからなかった。
語感を楽しむ詩としても、短すぎる。ただ、こんな気合を入れて感想つけるのが逆に作者に失礼なのかもしれない。
>307
愚痴っぽい詩だ。この作者とは友人になりたくない。申し訳ない。
だが、雪だるまを都会に配置する事でなかなかどうして素敵な愚痴にはなっている。
最後の皮肉めいた「たのし気に色どる」は、読む人によってその解釈が代わる。ぼくは皮肉的に捉えた。「彩る」を「色どる」にしたのは、良かったと思う。
>308
結局、愛する人をみつけたかったのか。それじゃあ、あなたもクリスマスを恋人の日としていることに一役買っている。
作者に対して、そこはかとない人柄の良さを感じさせられる。上の作品と違い、作者の不平は、世界に対して限りない優しさを持っている。世界を受容している。
>309
詩というより日記である。
 >僕、ホラーと絶叫マシーン好きだって言わなかったけどさ。
このへんは、なにか心をきもちよくくすぐられているかんじがしていい。かわいい。
>310
「すす」に絞ってとにかくしつこく描写した詩だ。
こういう詩は、おそらく作者の感動体験(実体験にしろ、想像にしろ)があったのだと思う。
ある一つのものを極端に観察した詩もあるのだと感心した。
ちょうどよい緊張感で、作者の感動を反映した美しい詩に成っているように思われる。
「僕は煤をすくって空に放り投げた」この演出もある意味で自然な感じがして、開放感を。


342 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:32 ID:fSFf0G0x
>312-313
行空けとはなんだろう。この詩を読んだ最初の感想だ。一つ一つの行が平等に独立であるような感触がする。
均等に行空けされた詩はその一行一行が際立つと同時に相殺されている。なんだかおもしろい。詩の内容に関しては、最初の一行と最後の一行を見れば、だいたいその素晴らしさがわかる。
ぼくが素晴らしいといってしまっていいのかととまどうほどだ。個人的には作者が男なら、かなりビックリする。だがありえる気もする。女らしすぎるから。
>315
「ありがちな」とはどういうことだろう。「ありがちな砂を殺す音」というのはどういうことだ。読者は怠慢でもある。
コンピューターの誤作動のような詩でとても読んでいてよかった。バグッたマリオが好きさ。言葉を渡さないけれど、見せてあげる、あとは、楽しんで。みたいな。
最後の一行を練り直すことで、さらにいい詩になるのではと思いました。
>316
とっても詩に対して欲張りな方だ。あるいは詩的な発想が次から次にもてる人だ。
まとめ上げようとするならば、欲張らずに、削ぎ落とし、深めてみてはどうか。
断片が素晴らしいが、組み合わせが苦手なのかもしれない。
>317
怖い。
怖い映画のキャッチコピーみたいだ。
>318
難しい漢字は読めない。知識がないのであしからず。
分かる範囲で読んで、「するり するする 笹の船」というのが酷く気に入った。それだけに後の「滑るがどとく川を行く」があまり好きになれない。作者の語に関する解説がぜひ聞きたい。
河や小川とか。詩についての解説が。。。すいません。

343 名前:なみなみお ◆mCFk32Woec  [sage] 投稿日:04/01/27(火) 01:33 ID:fSFf0G0x
>320
世界の外を詠もうとしているよに見えた。今回の梁山泊において、特殊な詩だった。
「太陽が昇り月が沈む/その間に何が起きたのか」これとに最終連を読んで、そのように感じた。第一連に、まったくナンセンスな世界を詠んでいるのもおそらくその世界を意識しているのだろうと思った。
そして、やはり最後には目にみえぬ「風」におびえるのはよそうという訴えがある。ぼくはこの訴えに切実さを感じた。
作者の詩の雰囲気とあるアーティストの雰囲気が僕の中で、なにかを共有しているように感じた。それがなんなのかは説明できないが。
しかし、作者のスタイルは、彼らのそれとは全く別に独立であるように思われる。(って、勝手にぼくは思い込んでいる。)
>321
 >299の詩と対比して読んだ。
両者とも、あるひとつの状況を端的に詠んでいるように思われたからだ。
しかし、>299は、空間と私を表出することに成功しているのに対して、>321は、抒情詩でもないのだが、なにか不確かさが残る。
「天使」のイメージをぼくが持っていないからなのかもしれない。
題を見る。あ、夢なのか。納得する。興味深いのは、作者が本当に事実として詩にあるような夢を見たかどうか。もしよかったら、教えて欲しい。
>323
バグった詩である。ちょっと読むのに疲れた。
前にあったバグッた詩よりも、より客観的。
なんていうか、バランスが悪いのかな。。。
一人称単数を一切含んでいないのはポリシーなのだろうか。
ここまでナンセンスなものばかりが続くと圧倒される。
無意味と言うよりもナンセンス(センスがないと言う意味ではなくて。。)だ。
>324
やっぱ春がいちばんちんぽなかんじですね。

344 名前:ななほし ◆lYiSp4aok.  [] 投稿日:04/01/27(火) 04:07 ID:OTjidU3S
  採点で~ス よろしくお願いします~

3点 >>292 :俳句 :04/01/19 09:14 ID:U69pt3vZ
  おもしろい! どこかで読んだような気もするが……オリジナルなら3点
3点 >>303 :ひかり222号 :04/01/21 03:43 ID:Z27s6Jbx
  別れと……ゴトリと動き出す。目に飛び込んでくる書き出しナイス!
  読み終わると、冷静な男の気持ち……かなぁ? なら書かなくても……とも思う

2点 >>324 :ちんぽの歌 :04/01/24 23:30 ID:A8ltJbDN
  夏ちんぽが、勇壮。春は……いま一つ処理が甘いか?
  秋ナスはちんぽといえるか? なすびは小っちゃいのもあるが……

1点 >>294 :時折死にたくなるんです :04/01/21 00:03 ID:UmZFm+Kq
  一病息災……かなぁ? 結局後ろを通り過ぎるのね。
1点 >>297 :サーモグラフ :04/01/21 00:15 ID:Lzo8Z2ru
  最後の2行だけ光ってる
1点 >>298 :遠い島を懐かしみ :04/01/21 00:29 ID:DdFEHui8
  言葉のリズム、うねりが面白いけれど、最後が弱い~
1点 >>299 :春待つ :04/01/21 00:30 ID:mN9Eb1Sx
  枝落とされた街路樹はいかにも寒そう、寒椿は唐突でつながりがいまいち。
1点 >>300 :冬眠(1) :04/01/21 01:11 ID:ANIegYJk
  言葉がガラスのかけらのように飛び込んでくる。全体の圧力はいま一つ
1点 >>315 :静かな季節 :04/01/23 07:26 ID:+80ceEEt
  ぽとんが すちゃに掛かっていない、息切れ? 読みなおすと圧力を感じる
1点 >>316 :Magllo :04/01/23 20:41 ID:Ck4pH7+v
  読みなおすと良いんだが、……言葉が目に飛び込んでこない。たぶん読まない……


345 名前:奥様 [] 投稿日:04/01/27(火) 18:53 ID:A07624hV


審査、今日までですってよ~
オホホホ




346 名前:uno ◆mdm4jQk4Iw  [] 投稿日:04/01/27(火) 22:42 ID:NeY1HqZX
点数だけですみません

3点>310 煤


2点>321 白い夢

1点>317 月光  
    >307 都会の雪だるま     
    >303 ひかり222号
    >294-296 時折死にたくなるんです
    >315 静かな季節
    >302 春より紅し 



347 名前:三島慧 ◆MQPLryIOxk  [] 投稿日:04/01/27(火) 23:43 ID:D4Bt9xpu
各1点

>303 ひかり222号
「トンネルが絶妙の間で入ってきて」の部分で意味が混乱し、「いつもよりより」の「より」
の重複が気になるのですが、第4連で空気感が変わる感じを受けることと、「僕はちゃんと
びっくりした」がなぜか気に入ったので。

>315 静かな季節
冬から秋、夏をすっ飛ばして春に戻るんでしょうか。良く分からないのになぜか点を入れたくなる。
こんな審査ですんません。

348 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/28(水) 00:07 ID:Jjo9K8i9
集計結果発表

6点
>>300-301「冬眠」

5点
>>297「サーモグラフ」
>>303「ひかり222号」
>>310「煤」

4点
>>315「静かな季節」
>>294-296「時折死にたくなるんです」

3点
>>307「都会の雪だるま」
>>320「日は長くやわらかく」
>>292「俳句」

あってる?

349 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/01/28(水) 00:21 ID:Jjo9K8i9

確認おねがいします...。

350 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/28(水) 00:30 ID:maTP38CP
確認してくれよ、頼むぜ。(^。^)y-.。o○

351 名前:349 [] 投稿日:04/01/28(水) 00:31 ID:maTP38CP
してーーーーーーーーーーーーーーーーーーぎゃおぎゃお☆

352 名前:確認です [] 投稿日:04/01/28(水) 00:32 ID:bOwMCdHI
>312-313 ゆきのひ。
も3点 ですかね。他はあってますです。

353 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/28(水) 00:36 ID:bOwMCdHI
>>300-301「冬眠」作者さんチャンプ

>>297「サーモグラフ」
>>303「ひかり222号」
>>310「煤」
作者さん準チャンプ お め で と う ご ざ い ま す !


354 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/28(水) 00:38 ID:Jjo9K8i9
携帯とパソ、、どっちの アイディーも使っちゃった。。 確認さらせ暇人どもよ。あっはヨロー

355 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/28(水) 00:44 ID:Jjo9K8i9
だってさー チャンプさんよー、じらさないで御題ちよ゛うだいー おめでっっと☆

356 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/29(木) 00:41 ID:QmiDDwmy
一日経ってもまだお題が発表されないので
次点最速である>>297「サーモグラフ」の作者さん
お題をくださいなage

357 名前:名前はいらない [] 投稿日:04/01/29(木) 00:51 ID:4XAoZf/O
おいおい、一日で流すなよ
2ch中毒者は知らんのだろうが
世の中には毎日スレチェックできない香具師もいるんだぞ
偉大なチャンプに敬意を表して三日ぐらいは待ってやれってw;

358 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/01/29(木) 00:56 ID:dvwUvNY1
プロバイダ規制もあったりするので、待ってみましょうに1票。

359 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:04/01/29(木) 01:12 ID:QmiDDwmy
>>357
(´・ω・`)ゴメンナサイ ダッテマチキレナカッタンダモン

360 名前:300 [] 投稿日:04/01/29(木) 08:30 ID:f057nWxe
遅くなって、本当にごめんなさい。
審査等くださった方々、有難うございます。


次の御題(テーマ)は「裏」でお願いします。



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最終更新:2006年06月07日 01:59