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「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 7th edition ~~」の410-533


410 名前:ame ◆yUHAxrOw2c  [sage] 投稿日:03/05/04(日) 01:36 ID:CdTya2ZO
「冬のスラッシュ」でした。ありがとうございました。
次回のお題は「ロボット」でお願いします。

411 名前:Ippei ◆KIno895986  [] 投稿日:03/05/04(日) 01:40 ID:PmHwtt2K
>>410
おめでとうございます~

次のお題は「ロボット」

期限は5月11日いっぱい(12日00:00まで)

みなさま奮って投稿して下さいな♪

412 名前:ヒーローの卵への詩(1/3) [] 投稿日:03/05/04(日) 03:13 ID:PmHwtt2K
『ロボット』ッ!
それはヒーローである!

アイザック・アシモフがロボット三原則ッ!!

第一条ッ!!
ロボットは人類無害である!!
また!人間に降りかかる危険を見逃してはならないッ!!

第二条ッ!!
ロボットは人間に絶対服従である!!
ただしッ!第一条に反する命令は無視ッ!!

第三条ッ!!
ロボットは自らを守らなければならないッ!!
ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!!

なんとも素晴らしいではないかッ!
人命救助ッ!自己犠牲ッ!
紛れもなくヒーローであるッ!!
ロボットの本質はヒーローなのだッ!!
愛と勇気と力と正義ィッ!
おお…おお神よ…
あなたが創った人類は
こんなにも素晴らしいものを創り出しました…ッ!!!

413 名前:ヒーローの卵への詩(2/3) [] 投稿日:03/05/04(日) 03:13 ID:PmHwtt2K
しかァしッ!!

詰めが甘いぞアシモフッッ!
これでは悪を潰せぬではないかッ!!
常に悪は人の手よ!!
活人など愚図の極みッ!!
ド腐れの悪人共をォ!
閻魔の裁きに渡してくれようッ!!
俺は提唱するぞッ!!
真・ロボット三原則ゥッ!!

第一条ッ!!
ロボットは弱者に危害を加えてはならない!!
また!弱者に降りかかる危険を見逃してはならないッ!!
否ッ!見逃せられないッ!!

第二条ッ!!
ロボットは正義の心に絶対服従である!!
第一条に反する心は無視ッ!!
否ッ!そんなことはあり得ないッ!!

第三条ッ!!
ロボットは自らを守らなければならないッ!!
ただしッ!前二箇条に反せぬ場合のみッ!!
応ッ!自己犠牲など日常茶飯事よッ!!

第三条追加ッ!!
相打ちは確実に仕留めるッ!!
悪の大元を潰して
それから死ねいッ!!

414 名前:ヒーローの卵への詩(3/3) [sage] 投稿日:03/05/04(日) 03:14 ID:PmHwtt2K
うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!!
熱いぜッ!熱すぎるゥッ!!
何故そこまでできるッ!!??
それは奴がヒーローだからだッッッ!!!

巨大な悪に立ち向かう時ッ!!
どんな理由であっても!
貴様はヒーローになる!!
さあ奴の勇姿をとくと見よッ!!
そして学べェいッ!!
正義とは何か!!
守るとは何か!!
貴様が立ち上がるその日のためにッ!!!!






今はまだ知る由もない
その身に満ちるであろう矛盾と葛藤
その時再び思い出せ
ロボットは守ることしかできないのではなく
ロボットは守らなけでばならないということを

415 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/04(日) 04:19 ID:P6RB+Iv9
小学生の頃には二足歩行がいかに難しいかを語ったロボットに関する特集番組などをた
まに見ていたのだが今や時代はドッグイヤーとまではいかずとも階段を昇り降りでき
るまでに進化してしまったわけであるからアトムの可能性を現実として語る本が出るの
もむべなるかなと感嘆するわけだがそれはそれとして当分の間ロボットは主に工業用に
しか用いられないようであるから夢を追う分野と実際の分野との落差がこれだけ激しい
ところも珍しいだろうそれでもなお人の夢想を誘うこのロボットなるものにある種の呪
術的なものを感じるのは俺だけなのかそれとも人がそもそも呪術に生まれながらにして
かけられているのだろうかまったく見当はつかないのである。

416 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/04(日) 04:30 ID:P6RB+Iv9
>>412-414
「おお…おお神よ」この言葉を恥ずかしげもなく使いながらしかし決して不釣合い
にならないバランス感覚にはいつも驚嘆するのみだ。どうして「雪」テーマの時は
投稿しなかったんだろうか。

417 名前:ガソリン [] 投稿日:03/05/04(日) 16:52 ID:SgIvtVhZ
たまたまながら君は機械だった
それは単なる偶然だしそんなこともよくあるから
君も僕もぜんぜん驚かなかった

昨日の夜ももいつものように
君の背中にガソリンを入れていた
うごけなくなっちゃうと困るから
僕はガソリンを入れていた

それが今日の朝
君が動かなかった
昨日の夜にガソリンを入れた後
ふたを閉め忘れるのをうっかりわすれてしまっていて
君の布団はガソリンで染まっていた

またガソリンを入れれば済む話なんだけど
僕はガソリンを入れなかった
君が動かなくなったときは
それがたとえちょっとしたことでも
もう起こさないでほしいと頼まれてたから

機械がガソリン布団でねっころがってる
ガソリンのにおいが部屋中を充満させてる

ガソリンのにおいは母の香り
僕は湯船にガソリンをそそぎ
機械をその中にほおりこみ
その中につかって
添い寝した

418 名前:レッドリボン軍 VS アトム [] 投稿日:03/05/04(日) 20:47 ID:XKCVXi0t
正義のロボー 悪のロボー 心 無いよー いざ FIGHT
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
アストロボーイ鉄腕アナル アトムはアナルって意味ー 正義ー
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
レッドリボン軍のセルさんー 動くセル画ー 絵面ーの悪だー
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
どっちもロボットー あそこも 精密にできてるー 出るもん出るー
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~

いつの日か大人の玩具になるー リアル人形はおじさんのカリ パクッ
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
でも力制御できないでチョンギリー 販売禁止ー 悲しいちょっぴりー
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
時代はロボットで『リストラ天国』 鬱は避けて酒飲む 世は戦国ー
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~
ロボットが拉致~ ロボットが勝ち~ 風俗の客も店員もロボット社会~
ラララ~ ルルル~ ウンババ ウンババ~ クララが立った~

フゥ!

419 名前:ロボット [] 投稿日:03/05/05(月) 00:22 ID:QaC9vEAb
感情が無いのがあなたの特徴?
私はヒトだったけど
怒りはない
今はもう
ヒトじゃないの
言葉の気休めも
もう必要ないし
だって
意味がないじゃない
こんなこと
考えるのも
無駄かしら

そんなの自分で決めることだったのに
頼るのは
ヒトの弱さと
感じてしまう
だから
ロボットに
なりたかったの

誰にも
迷惑かけたくなかったの




420 名前:壊れたロボット [sage] 投稿日:03/05/05(月) 00:49 ID:FXv5Elqf
ウィーン ガチャン
ウィーン ガチャン
グィーン ガチョン
ガコンガコン ギ…ギギギ
ガ…ギグガ…ゴ…
グ………
ギィーンガンゴンゲンガゴン
ギガゴガゲギ
ガ…

ガッゴン

ぷしー

421 名前:動かない手 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 01:23 ID:YVXfDwZR
混線した装置
差し込んだ手の痛みが
鮮やかにひろがる
脈打つ苦痛の中
どこからか響いてくる声が
きえない

動かない手で
一本の線をさぐる
水滴のように今日をつたわり
私を通過し闇に落ちていく
一つの声を
止められたら

指先からしびれ
苦痛のように分解し
各所で狂いながら
生きていけたら

422 名前:旧式 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 01:48 ID:kj99cuoT
物言わぬその目が見据えるは常に未来
物言わぬその手が砕くは常に過去
物言わぬその肌が移すは常に笑顔
物言わぬその口が奏でるは常に凱歌
物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声

動かなくなったその目が見据えるは常に栄光
動かなくなったその手が砕くは常に虚空
動かなくなったその手が移すは常に漆黒
動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂
動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂

ありがとう
今までありがとう

423 名前:旧式 [sage] 投稿日:03/05/05(月) 02:45 ID:kj99cuoT
>>422 げふっ、訂正よろしいでしょうか?

物言わぬその目が見据えるは常に未来
物言わぬその手が砕くは常に過去
物言わぬその肌が移すは常に笑顔
物言わぬその口が奏でるは常に凱歌
物言わぬその耳が聞きつけるは常に歓声

動かなくなったその目が見据えるは常に栄光
動かなくなったその手が砕くは常に虚空
動かなくなったその肌が移すは常に漆黒
動かなくなったその口が奏でるは常に鎮魂
動かなくなったその耳が聞きつけるは常に静寂

ありがとう
今までありがとう

424 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/05(月) 14:42 ID:4i7Txc8Z
GWを挟んだ割には、投稿が滞っていますが、、、、、、皆さんドンドン行きまっしょい☆

425 名前:凛と咲く花 [] 投稿日:03/05/05(月) 20:58 ID:H5yOKy/P
つまんね
つまんねーよ
面白くないよお前
かわいくないよ

彼はロボットだった

なぁちょっと喋ってみろって
元気か?おい
生きてるか?おい
泣けるか?おい
笑えるか?おい

彼はロボットだった

426 名前:凛と咲く花 [] 投稿日:03/05/05(月) 20:58 ID:H5yOKy/P
白いチョークを頭にふりかけられても
彼は微動だにしない
運動靴には画鋲 爆竹 コンパス 
あらゆるものが入れられたが
彼は微動だにしない

しかし 彼は 悲しいのだ 確かに悲しいのだ

「先生、ねぇ先生!あいつはロボットなんだよ?相手にしない方がいいよ」

そうなのだ 彼はロボットだから

春のなだらかな光が 木漏れ日に溜まる
彼は花が好きだった 
彼は春が好きだった

「ぼくは、花になりたい。」

それでも 彼はロボットだ

427 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/05(月) 23:28 ID:6QlYxJOL
>>412-414
真剣だと洗脳的だといえそうですから最終行に書きまちがえを見つけてほっとしました。
というのも故意であっても過失であっても普段そのようなことを思っていないか
それに何らかの抵抗があるということを示しているように思えたからです。

>>415
あらためて産業用にはロマンがないと思わせてくれたロボットよもやま話の
ゆるい連ねからの急展開で「人と呪術」という興味深いテーマが浮き彫りに
されたかのようですがそれが宙ぶらりんの状態である気がして惜しかったです。

>>417
「湯船」を媒体として「棺(=死)」と「子宮(=新生)」とのイメージをコンバインさせた
最終連が仏教的に浄化してくれてほっとしましたがやっぱりかなしい詩です。

>>418
「ー」と「~」の字面で弛緩させているようで
逆にその脈絡のなさで読者に緊張を与えた1、2連と
「!」の字面で緊張させているようで
逆にそのリアリティで読者に弛緩を与えた3連という構造でしょうか。

>>419
「ロボット」になりきった時点での視点においてのみ
「ヒト」であったときの失敗談をするべきではなかったかと思います。

428 名前:詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る [] 投稿日:03/05/05(月) 23:28 ID:DtY81cV1
月のない夜の  水田にあらわれた  ひとつ星に吸い込まれて
わたしの息はとまり 中の回路が動きだし
わたしは瞳に文字列をうかべるロボットとなった

蒼く濡れた宇宙に 銀の波紋がおこり
次にあらわれた星へと 雨蛙が渡っていく

わたしは「壮大」という文字を変換する
わたしは「美しい」という文字を変換する
わたしは宇宙の表面を 解きほぐされた文字列で埋めつくし
言葉(かみ)の絵画につくり替えていく

そこには魂があった
そこには心もあった
雨蛙のパイロットは移住計画に心燃えていた
およそロボットらしいもののすべてが
言葉が
そこにはあった

地球の内側からハンマーで  ジグソーパズルは跳ねあげられた
水田の神(かみ)様は竜の強力(ごうりき)で  雨蛙を殺した
雨蛙という言葉  を殺した
抜け殻は膨らんで  なにもいわずにすいいとおよいでいった

おおいんでばぶあ  いんでぶるあ

それでも立つロボットの後ろに  尻餅をついて  ただわたしはいんでぶぅあ
いりいりうる  あわわぁわわ

星もうるうる いんでぶぅあ

429 名前:詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る(2) [] 投稿日:03/05/05(月) 23:56 ID:8eVudFtj
水田に映る
白いセーター着たロボットが
首だけを低速でまわしながら

信じていれば 夢は きっと叶う
どんな不思議なことも 夢じゃない

と

いった

430 名前:月に映る夢 [] 投稿日:03/05/06(火) 01:14 ID:I+hJlWIo
ガチャン
      一休み。

「おい、何休んでるんだ!」
人間が電気ムチをブルンブルンと僕に向かって振る。

バチンバチン
冷たく乾いた金属音が部屋中に響く。

対して痛くないんだけど
なんか悲しくなる。

なんで僕が叩かれるの?疲れたから休んでるだけなのに。

僕は人間に従わなくちゃいけないみたい。
いやだなぁ
いやだ
絶対やだっ!

最近、僕は人間になることを夢見るようになった。


431 名前:月に映る夢2 [] 投稿日:03/05/06(火) 01:17 ID:I+hJlWIo
本日の仕事も終わって
格納庫に戻る。

意外かも知れないけど
僕の一番のお気に入りはここなんだ。
だって窓からお空が見えるから。

今日も動力を切る前に
真っ暗なお空を見た
今日はちょうどお月様が見えた

432 名前:月に映る夢3 [] 投稿日:03/05/06(火) 01:23 ID:I+hJlWIo
何もかも全て忘れられる
そんなお月様が僕は好きだった

ずっとずっと高いところから
全てのものを平等に見守っていてくれるお月様のことを
僕は I like the moon. だった
ある意味
I love the moon.
かもしれない。

だって人間はものを平等には見てくれないもん。
人間だから
ロボットだから
そんな風にしか見てくれない。

お願いだから
僕も人間と一緒に扱ってよ、ね、お願い。

無理だとは分かっていても
ロボットは祈った
そしてロボットは今日も動力を切る。

        ぷっしゅ~。

433 名前:Welcomeロボット [] 投稿日:03/05/06(火) 08:52 ID:QV+cqWGO
それは夢
二十一世紀の夢
かつて子供だった者達の抱く夢

労働力の為ではなく
戦わせる為でもなく
実用性を求めた訳でもなく

我らの友として
僕達の新たな兄弟として
ふれあい助け合える仲間として

全ては
二本足で立つ孤独な生物の為に

Welcomeロボット
ようこそ歓迎

共に未来を歩もう

434 名前:幽霊(機械) [age] 投稿日:03/05/06(火) 13:16 ID:9DHb4mJy

  土がやわらかく覆い
  水が滲みて泥になり
  僕の頭蓋は
  脳の表皮と骨との隙間に埋められる

  指揮系統は兵隊を失い
  けれど
  連絡を取る必要もない
  指揮者はもう、奏者になった

  三度前の夏にこそ
  合唱隊はうつくしい服を着かざって
  「プール」
  「夜」
  「甲子園」
  「受験生」
  「工事現場」
  「保管庫」と、舞台を彩り
  僕という奴は、観客席でも楽屋でも好きな場所で眠ってたんだ

  春の季語には詩人があるとして
  甲子園は霊柩車とバリウムになって
  受験生は体内時計と仏像になるらしく
  指を突きいれればこもった熱が押し返し
  こんな土は
  じっと見ているほど、食べられそうな気がしてくる


435 名前:ポッケの中身 [] 投稿日:03/05/06(火) 15:51 ID:CWe7ApVM
ドラえもん電報届きました
しばし堪能
ほんでもってタケコプターひっぱって
中見て感動
ピアノの上に飾ってみました
ねえドラえもん
どこでもドア出してよ
すぐに飛んで行きたいから

春夏秋冬 喜怒哀哀

ねえドラえもん
タイムマシン出せる?
机の引き出し開けたくても
開けられないから

四次元ポケットまさぐったけど
出てきたのはプリクラだけだった


436 名前:設定 [sage] 投稿日:03/05/07(水) 09:25 ID:IpZXSf2x
この目覚まし時計は1年経過したら壊れる構造になっています
このCDは20年後には再生できなくなる材質で作られています
自動車はカーナビゲーションに従って運転しなければなりません

人の忠告は聞かず、掲示板設定には従いましょう
メールを着信拒否されないのは、嫌われていないあかしです

強盗傷害暴力脅迫恐喝強姦強制わいせつ住宅侵入及び器物破損
暴力的9罪種はこの2年で2倍に増え26万件だ

「どうぶつの森+」で殺人はできませんが、現実世界ならできます

そういう設定なのです

437 名前:ワタシ生きています(1) [] 投稿日:03/05/07(水) 22:05 ID:vSyiKHDD
(7,908)
朝 ベッドがひっくり返って
   鏡の前で油を拭い
   通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります
   コーンポタージュとトーストを燃料に定めたのは6,034の時あたりから
   徐々に 徐々に ジョジョニ

昼 7,403から徐々に学習してきた作業は
   いまではというまでもなく身についていて
   美しく揃った動きでアイスクリームを
   一日65~2,105の数量をコーンにかぶせます
   デパートの最上階にあるショップで
   ここがなくなっても誰も困りはしません
   つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが
   その思考は詩を書く時以外は禁止されています
   美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに
   美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを
   のせるやレジを打つや掃除をするや以外のことは
   メイン店長が考える仕事なのでワタシは美しく動くだけの仕事です

夜 命令されれば遊びにもいきますが
   通常ワタシは格納庫へ帰ります
   その時々の自己を喜ばせることをします
   いまはそれがコンピューター・ゲームです
   そして自己を守るために睡眠をとりますが
   たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません

438 名前:ワタシ生きています(2) [] 投稿日:03/05/07(水) 22:05 ID:vSyiKHDD
(10,324)
朝 ベッドがひっくり返って
   鏡の前で油を拭い
   通常モードで他人の目に触れるワタシをつくります
   ブラックコーヒーとトーストを燃料に定めたのは8,781の時あたりから
   徐々に 徐々に ジョジョニ

昼 7,403から徐々に学習してきた作業は
   いまではというまでもなくヴァージョン・アップしていて
   美しく揃った動きでアイスクリームを
   一日75~2,550の数量をコーンにかぶせます
   自然に囲まれた遊園地内にあるショップで
   ここがなくなっても誰も困りはしません
   つまりワタシはやらなくてもよい作業をしているのですが
   その思考は詩を書く時以外は禁止されています
   美しくいつも同じ形で工場から送られてくるコーンに
   美しくいつも同じ味で工場から送られてくるアイスクリームを
   のせるやレジを打つや掃除をするや
   ショップの換金力を向上させるための計算をするやがワタシの仕事です

夜 命令すれば遊びにも連れていきますが
   通常ワタシは命令せずに格納庫へ帰ります
   その時々の自己を喜ばせることをします
   いまはそれがインターネットです
   そして自己を守るために睡眠をとりますが
   たまに自主管理装置が故障して睡眠をとりません

それでもたまに ほんのたまに 死にかけたりして
喜ぶ細胞の躍動を 心を 感じる時もあるから

439 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/07(水) 23:17 ID:3B7VKy3N
  >>417 ガソリン  にはまいた。次の詩を読めなくなったよ。何か書こうとしていたことをスコンと書かれちゃったような……。
  風呂場にガソリンねぇ……危険な充満だなぁ……ガソリンの匂いがしてきた。

440 名前:純文学を意識して [] 投稿日:03/05/07(水) 23:37 ID:FShLiw70
「夏の陽炎」

夏の日差しがジリジリと鉄板を焦がし
立ち上る熱気が風景を揺るがす
熱を多量に吸い込んで鈍くなった空気達が
あの古ぼけたロボットの最初の発見者

その古ぼけたロボットは小枝たちが小さく手を伸ばしあって
つくってやった日陰で 目を大きく開けたまま座っていた
足はぶっきらぼうに前に突き出し 肩は大きく右に崩れている
時々小枝たちの手をすり抜けて忍び込んでくる夏の小さなかわいらしい
光たちがロボットを揺さぶる

動かない

錆がところどころ見える古ぼけたロボット
壊れている



441 名前:純文学を意識して [] 投稿日:03/05/07(水) 23:38 ID:FShLiw70


一緒に肩を寄せ合って眠っている影たちがロボットを
ついに飲み込もうと大きな口をあけ始めた

日が落ちる

そうだ日が落ちる

ロボットは明日もここにいて壊れている
あさっても しあさっても







442 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [] 投稿日:03/05/08(木) 00:28 ID:gSxflJm0
>>420 「しゃべるロボット」が壊れた時、どんな音を発するのだろうか。

>>421 「メカニカルな手」。発想は買います。ただ、ことばが未整理の感が
強いです。特に最終連の「苦痛のように分解し」は、今まで耐えがたい苦痛を
表現していたはずなのに、どうして…。

>>423 言いたいことは解ります。「未来」「過去」などのことば、列記する
方法をとったために、それぞれの重みが足りなくなっている印象。

443 名前:bloom [] 投稿日:03/05/08(木) 00:29 ID:pgAVR3L2
http://homepage.mac.com/ayaya16/

444 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [] 投稿日:03/05/08(木) 00:46 ID:gSxflJm0
>>425-426 隠喩が効いてるなあ。ロボット=感情を表さないいじめられっ子
の図式を思わせます。ロボットであるかなしみ、ロボットになってしまったか
なしみ。「花になりたい」の一言が、泣かせます。

>>428-429 世界の構築がユニーク。田園風景の中にロボットをもってくるセ
ンスが心憎い。ロボットと私は同化したり離れたりするのはいいんですが、こ
とばの世界と現実の世界との線引きがあまりにも不明瞭で、何を言いたいのか
すら分らなくなります。タイトルも変だしなあ…。終り方は、好き。

>>430-432 ロボットと月。いい取り合わせなんですが、ありがちなストーリ
 ーに乗っけてしまったなあ、というのが正直な気持ちです。

>>433 ロボットに対する、ぼくらの本当の夢。いいとこ突いてると思うし、
共感もできます。詩としての感慨は少ないかな。

445 名前:たったそれのできごと [sage] 投稿日:03/05/08(木) 12:39 ID:u/xZuSh6
やましたくんが しんだ
ぼくの めのまえで
こぼした きゅうしょく みたいに
……………………………………

飛ばないように押さえた体は
ネジやワッシャーよりも柔らかな組立てで
外側よりも内側に吸収材希望
はねられた朱印はスペアも無いのにここに突き刺さる

私の気泡は下へ下へ
やがて提灯野郎の食いものに
鋼鉄で覆いたい
完全無欠たる穴
やがて無知の病


記憶はどうしようもない時に甦えり
衝撃音とばらまかれた友情が


欠点のなかった君は死の瞬間にそれをさらして
ぼくのむねに つきさして
抜けない破壊衝動を私に与える
かわらないよ かわらない


…………………………………
ぼくは ころがっていた
なにかを
そっと ポケットに
いれました

446 名前:お題は「ロボット」 期限は5月11日いっぱい [sage] 投稿日:03/05/09(金) 02:47 ID:F5jPq7+B
第三十四回 (@祝一周年)   

お題は「ロボット」

期限は5月11日いっぱい

447 名前:あ め [] 投稿日:03/05/09(金) 14:20 ID:OhuDmt4o
ぎくしゃく と
まち を あるけば
ぼく は ロボット

あめ の ひ の
はいいろな そら
はいいろな みち

カラフルな
かさ の 花 さす
ぼく は ロボット

すれちがう
おとなも こどもも
ゆらゆら さかな

ぼくだけ が
あめ の ひ いつも
ぎくしゃく ロボット

なぜかな? と
かさ の お花
くるくる まわす

ぎくしゃくと
かさ の 花 さし
ぼく は ロボット

ゆらゆら さかな
ぎくしゃく ロボット
かさ の 花 さし
あめ の まち いく

448 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/09(金) 14:24 ID:Ax6i1+z3
http://yahooo.s2.x-beat.com/linkvp/linkvp.html

449 名前:機械 1 [sage] 投稿日:03/05/09(金) 22:54 ID:m8qnpIKq
機械だと気づいた
小学五年生の夏。
高熱で倒れた祖母を見舞って、
こっそりガマ口から五百円を抜き取った。
帰り道に買ったアイスは
ひどく甘い味だった。

たとえばボールを正確に投げた。
すらすらと計算式を解いた。
多くの人がそんな私に反応して、
<有機的な取引>を持ちかけてくるのだった。
私は処理して次の指示を待った。
待機しているだけでも
消耗をやめない機械だった。

適合がうまくなされて
誰かがそっと手をつないできた。
私は感情を認識する機械だったから
故意に裏切るようなこともできた。
予測通りの
湿った怒りを吐いて誰かが去った。
私は抹消した。

450 名前:機械 2 [sage] 投稿日:03/05/09(金) 22:55 ID:m8qnpIKq

不明の空欄ができはじめた。
濁った水たまりをひがなひねもす眺め
体温をえぐりとる風に吹かれた。
人の呪いについての本を読み
覚えた言葉を崩しては組み換えるような遊びもした。
非効率な、不確実な処理だった。
私は自分が機械であることを
はじめて恨めしく思った。
私は再起動した。

わが子に
アイスを買ってやるととても喜んだ表情をみせた。
緻密に入力したはずの帰り道が
なるべく長い距離でありますようにと
私は願った。

451 名前:画期的な新製品(1) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00:15 ID:fFB2bpxB
神は自分に似せて、人をお造りになった。
人は自分に似せて、ロボットを造った。
だから当然神にはちんちんもまんまんもある筈だ。
だから当然ロボットにはちんちんもまんまんもあるべきだ。

というわけで、私がここに完成させたロボット
通称EX-zrqx2000には、ちんちんがついている。
べつに何の役にも立たない
などということはない、
ロボットであるからには全身実用的な意味をもっているべき
であるから、もちろん、そのちんちんにも意味があるのである。

さて、ちんちんがあるからには当然まんまんもある。
EX-zrqx2000に次いで完成したそのロボットには
MAID-moriyamaというかわいい名前をつけた。
細身のグラファイト・ボディーに
ソ○ーのポータブル技術がぎっしりと詰め込まれ
比較的小型で華奢でも中身は濃縮パーツが300%だ。
顔だけには特殊なゴムを使用し
後藤真希似のマスクに、軽く茶色の髪も植え付けた。
黒いメイド服に、白いエプロンを着せ
黒いタイツと靴を履かせれば
見た目には人間と変わりがない。
ついでにパンツも履かせてみたかったが
片足だけを上げる、という芸当が難しいうえ
体重が220キロあるので倒れてきた時のことを考えると怖くてやめた。

452 名前:画期的な新製品(2) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00:17 ID:fFB2bpxB
さて、二体のロボットの仕事は、ユーザーの生活補助である。
しかもそれぞれに違った目的と機能をもたせてみた。
EX-zrqx2000は、主に力仕事に向いている。
部屋の模様替えを頼むならば、こちらのほうだ。
また、物を作る機能も充実しているので
犬小舎を作りたいなどという場合には、こいつが役に立つ。
対してMAID-moriyamaは、主に家事に向いている。
はっきりいって、日常的な生活の手助けならば
MAID-moriyama一台だけあれば、ほとんど事足りるだろう。
炊事、洗濯、掃除、小間使い、老人介護、一通りはできる。
ゆえにMAID-moriyamaが働いているあいだ
EX-zrqx2000は大概何もすることなく暇をもてあましている。
それでいいのか?
よいわけがない。
そこで、件のちんちんが役に立つのだ!

動かないロボットに意味はない。
そのうえEX-zrqx2000はMAID-moriyamaと違い
ルックスに華がない、ただのメカであるから
じっとしているEX-zrqx2000など鎧の置物以下の
一般家庭には大きすぎる邪魔臭いだけのオブジェである。
意味がない上に、つまらない。
だからMAID-moriyamaが働いているあいだは
EX-zrqx2000は自分のちんちんを手でしごくように設定した。
これは実は理想的な動作である。
まず、手を前後に動かすだけなので、周りにある物を間違って破壊するおそれがない。
また、その場にとどまって手しか動かさないので、MAID-moriyamaの仕事の邪魔にならない。
なにより、ちんちんの中の空洞にミルクを入れておけば、摩擦熱でホットミルクができるのである。
何擦り目でミルクが完成するかを賭けて遊ぶなど、工夫次第で用途も広がる。
そのしごく姿はとても滑稽であるので、人間の目を楽しませてもくれるであろう。

453 名前:画期的な新製品(了) [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00:21 ID:fFB2bpxB
さて、ロボットとは人間のやりたくない仕事をやるものである。
ここにおいても、ちんちんとまんまんが役に立つ。
子供にあの質問をされた時、いままでは適当にごまかすのが通例であった。
「赤ちゃんはどうやったらできるものなの?」
もう、この質問も怖くない。
両親は、嘘をつくことから解放されるのである。
あなたは二台のロボットに向かって
「性教育」と一言、命令するだけでよいのだ。
EX-zrqx2000は自分のちんちんをひっ掴んでゆっくりと歩きだし
MAID-moriyamaはスカートをまくりあげて尻を突き出して待つ。
シリンダーにピストンが差し込まれるように
EX-zrqxのちんちんがMAID-moriyamaのまんまんとドッキングする。
それで完了である。
実際にピストンする必要はない
そこまでやれば、そこからあとは大人の楽しみの領域である。
性教育とは関係がない。
なによりロボットが轟音を立てながらセックスするのなんか見たら
子供は泣いてしまうだろう。
ドッキングしただけなら子供は泣かない。

1)ロボットの行動にはすべて意味があるべきである。
2)ロボットの行動はすべて実益を生むべきである。
3)しかしロボットは人間に似せて造られるべきである。
  人間が使うものである以上、人間とあまりにもかけ離れた容姿では
  人間が安心できないからだ。
これは大変な矛盾であることに、今回私は気がつくことになった。
なにしろ、(3)に基づいて、ちんちんとまんまんを造ったところ
(1)と(2)を満たすことに、これほど苦労して
こじつけをしなければならなかったからだ。
ちんちんとまんまんの機能をどれだけのユーザーが実際に使ってくれるのか
正直、とても不安を感じている。
発売前から絶望すらしている。

454 名前:Re:アイヨトドキマス [sage] 投稿日:03/05/10(土) 00:25 ID:EH6ybXnc
 >サクラチル
 >ハジメマス
 >コチラハオゲンキドウイカシマスカ
 >コヤミノウエデホマサカハルノゴヨウス
 >サーモタットノキオンヲカンジマス
 >キットハレデイイタイヨウデエショウ
 >ツクマシテナ
 >ワタシノシヤワセニゼヒキョウミガアルバ
 >オヘンジイタダキマス アリガトウ
 >ソシテ ワタシノナニカガ サクラミチル
 >オゲンキデス

 >     [email protected]


“ñd—†ù‚̜ԚL&#129@_‚
ðì‚è&#129@ˆÅ‚ðì‚
è&#129@‚»‚µ‚Ĉ¤‚Í“
Í‚©‚È‚¢

455 名前:詩ヲ ベンキョウ中デス [] 投稿日:03/05/10(土) 11:52 ID:oIMvs2EN
信じられない 誰かに見られたい 顔をさらしたい
君がこぼしたこのワイン 白いキャンパスを染めてどこかに
あけっぱなし2つのコルク栓 たちまち世界が 黒ずくめ
そうかい?僕には綺麗な滝が見える 君はうれしいのか何か言ってる
「イタイ イタイ」だよねずっとここにいたいよね
みんなも感動してる 歓声 はしゃいで 上機嫌
白い車が光を放ってる 高い声でいかにも笑ってる
この店にとまるなり マナーのわるい男が二人
失礼だぞ 彼女はまだ帰りたくないんだ 礼儀を知るべきだよ
              ビーーー
その二人から薔薇が咲いた やればできるじゃないか
彼女は座りこんだ どうやら眠くなったようだ
周りのみんな 彼女を起こすと ……パチッ…………殺すよ?
プツン


456 名前:彼 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 12:56 ID:d4RNZJPl
涙を流した、布団の中だ。
隣に、擬体化した思いを置く。
彼という名前にしよう。
暖かい人工の温もりに包まれて、思う。
彼は無口なまま、私の嫌な思い出ばかりを引き出してくる。
耳の中ではプロペラのような機械音が鳴り響き、
鼻の奥では涙未満鼻水未満の液体がくすぶっている。
破綻した我が家にも、
私にも、やはり彼はなにも言わない。
必需品であった私の眼鏡はなくなり、
暗闇の中で私は何度も、目を細めている。
意地。
プライド。
悔しさ。
後悔。
何度も私を責め続ける記憶に対しても、
彼はぶよぶよとした感触しか示さない。
昼下がりの午後。
まっさらな私。
彼と共にいる時間、灯るものはなんだろう。
私の気持ちひとつで消える彼は、
目も鼻も口もない顔で、愛想もなく笑っている。
つっかえ棒を通した部屋の中。
布団の中はびしょぬれだ。
プロペラ音は消えず、
くすぶっていた液体は鼻水となって出てきた。
彼はうねうねと体を揺らし、
私は体を起こして息を吐く。
使いものにならない思いも、
彼が無駄という気持ちも減りはしないし、増えもしない。
それでも彼は笑っていて、
私はかすんだ視界で、同じように笑っていた。

457 名前:人間らしいロボット [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22:17 ID:vmXOl55x
右うでのボタン ぽちっと
押したら気持ちよかった

体をかこむゴツゴツが
がしゃがしゃ はがれて
やわらかいほっぺたを
風がつねっていったよ
大きなひとみが
空を鏡のように映したとき
この口が動くかぎりの言葉を
声にしたいと思ったんだ

吸い込んだ空気が甘かった

そして僕が横たわったとき
左うでのボタン ぽちっと
押されて目が覚めた

感情と表現がかみ合わない ぜんまい見つめて
そこには胸をうつ笑顔なんてなかったのに

規則正しく刻むリズムの中で
何よりも表情豊かな 空からの雨が
僕を傷つけて言ったよ

右うでのボタンなんて最初からなかった

「それでも」「僕は」「機械の中で」「もっとも」
「きれいな」「笑顔」「で」「崩れよう」

右うでのボタンなんて最初からなかった

458 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 1/3 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22:55 ID:mbr41gaP
怒らん しぃ婆のな
顔しかめるんが、少しなもんで
皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ    

   「しぃ婆さぁ、あん土間んなるんなぁよ?」

行儀の足袋さ、尻ん下んな
しるし程度チョンと先組めとるも
薄らひげ口んとこ、柔らぁ光らせも
うつらうつら、細ぁなって愛しいしぃよ

   「寝とぉ?」

「ろぼっとぉ」

   「なにぃ?」

「大きい兄ちゃんさ宝もん。触ったら怒られるよ、ないない。」

459 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 2/3 [sage] 投稿日:03/05/10(土) 22:57 ID:mbr41gaP
そん晩、またがったんさ
兄ちゃんが、私のこと好きなも
遊びんく、楽しみんしとるも知っとう
土手ん手ぇついて、勉強のこと聞くもんで
彼女も居らんに木の鴨こさえらよて、笑ちやんた

   「明日さ、海ん行ってもええわよ」

「学校の水着、持ってきとるん?」

   「そん代わん条件があるのええ?」

「何やん、真面目ん顔で」

460 名前:しぃ婆と ろぼっとぉ 3/3 [] 投稿日:03/05/10(土) 23:00 ID:mbr41gaP
しぃ婆さ、手拭い持ったの
早過ぎん朝、もう洗ろた顔でな
ろぼっとぉの柔いとこ、そろりそろり
撫でんよ、拭いてぇつもりが撫でよるんな

   「しぃ婆さ、何しよるんな?」

「もう爺ちゃんやのと。婆ちゃんが、こんしたらん元気でんのやと。」

   「私、夏休みおわんの明日帰るね。なぁ、石鹸つけんでええの?」

「こぃて、湯気のんでな。」

皺とまぜこぜなってま、誰も気付かないのよ    
私が大きいなったら、撫でてもらうんさ
ろぼっとぉて言う しぃ婆が、そん時
もっともっと 小さなってんもよ
湯気ん揉んで、笑とぉよ

461 名前:人間ロボット (1) [] 投稿日:03/05/11(日) 02:18 ID:A3NBkucn
人間ですから
  ちょっと みんな たるんでない!
   とかいってみる

人間ですから
  寝た子を起こすな
   とかいってみる

人間ですから
  ここのベンジョソージ 誰がやってるの!
   とか聞いてみる

人間ですから
  人目が気になる 人間ですから
  男か女か気になるんです

性別不詳の人間ロボット 第一号



462 名前:人間ロボット (2) [] 投稿日:03/05/11(日) 02:22 ID:A3NBkucn

人間ですから
  たたかいます 何でたたかうか聞かれると
   こまるけど

人間ですから  逃げだします 
人間ですから  辛いんです
人間ですから  見捨てません
これで私も   リッパな人間でしょうか?

  おや? どうなさいました
  なぜ? 不愉快な顔なさるんですか?

私は 人間ロボット No1
    人間ロボット No1 です
     どうぞ末永くお付き合いをお願いします

  もう  いくところはないんです
  人間ですから……



463 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 03:41 ID:dhEsm2UM
ぷーぴー

464 名前:守人 [] 投稿日:03/05/11(日) 04:00 ID:ZB+V2J4p
苔生す墓の守人なれど
墓を訪る人は無し
蝶舞い風吹き花ゆれて
佇む無機物 所在無し

永久の動力(いのち)と出されぬ命令(さだめ)
今日も今日とて花を供う

時は流れて国滅し
墓の主も誰知る人ぞ
物見遊山に訪る人に
守人は命令を実行す

朽ちた手足に錆びた砲
時の流れは残酷に
火力の違いを見せ付ける
手足もがれて声も出ず
残る動力は谷底へ

墓は荒らされ人は去り
蝶舞い風吹き花ゆれる

動くもの無きこの墓地で

残る手足は苔生しる
墓と一緒に苔生しる
名も無き墓標と苔生しる

465 名前:創られた嘘の塊 [] 投稿日:03/05/11(日) 11:37 ID:bthQddJP
目覚ましが響く 規則正しく起きれるのは
油が足りない 指してくれ 音声センサーに反応する君も

安眠ビジョンは 昨日も古い空の匂い 
あの日のデータは もうごみ箱に入れたのになぁ

ワックスのつけすぎで 頭部のバリアー指数も右下がり
小型ライブカメラ ズーム機能は皆無に近い



古くなったボディーの変更は この世界は承っていないってさ
これじゃあ あれと 同じじゃないか

466 名前:ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 15:04 ID:F6zY1C+j
人間 機械 制御
未来 鉄腕 感情
戦争 地球 宇宙
破壊 殺戮 炎上

467 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/11(日) 15:23 ID:UQFdRMvL
第三十四回 (@祝一周年)   

お題は「ロボット」

期限は5月11日(本日)いっぱい

468 名前:ろぼっとくんとあたし  1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16:05 ID:2f36zsnj
ろぼっとくん
ろぼっとくん

どこにいくの

ろぼっとくん
ろぼっとくん

どこにもいけないのに

ろぼっとくん
ろぼっとくん

いらないのに

ろぼっとくん
ろぼっとくん

きみはいらないのに

469 名前:ろぼっとくんとあたし  2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16:08 ID:2f36zsnj
ろぼっとくんはいらないんだよ

みんないってたよ

ろぼっとくんはいらないんだよ

みんなしってたよ

ろぼっとのくせになんでこのまちにいるの

ろぼっとのくせになんでいうこときかないの

できそこないってみんないってる

できそこないってみんなしってる

いらない きえて しまえ

470 名前:ろぼっとくんとあたし  3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 16:13 ID:2f36zsnj
あたしまずねじをはずしたわ

それからうでのかんせつみたいなところこわしたの

あしもこわしたよ

いらないいらないってさけびながら

ないてたよ

でもしらないよ

こなごなにしてすてちゃった

ろぼっとくんこわしちゃった

だっていらなかったんだもん


要らないから壊したの
でもなんでかな?
今になって思い出すの
あの壊した時の手応え

あたしろぼっとくんみたい

471 名前:少女ロボット [] 投稿日:03/05/11(日) 19:07 ID:9DNuaP3w
少女ロボットをレンタルした。
3時間で3万円。安くて早い、ファーストフードガール。
コスチュームは扇情的、話し振りは退廃的。
デカダンスな魅力に溢れる少女ロボット。
乳房とは対照的に薄っぺらな価値観が、無知の涙に似合っているよ。

希少価値のないステレオタイプの少女達は ブランド以外の飾りを知らない
少女の装いで娼婦を気取った、現金至上主義の現金な動物
グロテスクな天国は私の物 喪失感ならカネとアレが埋めてくれるからね
ロボットのようにルーティンワークをこなして家に帰れば 
パックと一緒に汚れを剥がして 明日はどう演じるか、メールで検索
カトレアの花言葉、あたしにピッタリ そんな気持ちの少女ロボット

少女ロボットは購入できるからいい。
寂しがり屋で見栄っ張りな少女ロボットは、男の数で存在価値を算段する。
僕も貢献してあげるから、せいぜい満足すればいいよ。
小賢しいその瞳に、僕を吸い込んでみればいいさ。

所詮はロボットなんだからさ・・・

472 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 21:43 ID:rWYeW7h6
>>434
「土」を異化したような冒頭と最終が直結している
広義の「夢オチ」という無理のきく構成を活かし自由な連想を展開しています
がしかし最終連冒頭3行は
その詰め込みこそラストの種明かし的弛緩に向けての緊張をたかめるために有効であったとしても
「甲子園」「受験生」がバックさせ文末の重複などもあってもたついたと思います。

>>435
めちゃくちゃな論理で面白おかしくやっているからとりわけ
第1連最終3行のような本音表現にちょっとグッときますが
そのめちゃくちゃの多元化を図ったような第2連が単発であるために
読者の目がそこにくぎ付けになるように思います。

>>447
自らを普段はそれと無縁であるはずの「ぎくしゃく ロボット」であると断言しているから
「カラフル」な「かさ」、「花」、そして「くるくる」で表される詩的高揚の刹那性が際立ち
フレーム・アウトの最終行がそれを一枚の絵にとじこめたミュージカルな詩だという感じがします。

>>454
電子メールの返信というかたちがナンセンスポエム対戦の一覧を可能にしていて
見たこともないような字面がくっきりとしているのが「禅」を思わせたりもします。

473 名前:「僕と小さなロボット」その1 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:09 ID:1vFyK37y
グリーンサラダを頬張るそれは
確かにロボットなのだった

数年前に事故にあってからというもの
僕の頭の回線はうまく繋がらない
妻はあれからこころなしか細くなり
なぜだろうか
僕の隣にはいつも小さなロボット

とある映画を観に行った
少し前に話題に上がったホームドラマで
妻がどうしても、と観に行きたいらしい

スクリーンの中で子役は器用にピアノを弾いていた
妻に「これをプログラムしてみないか」と聞くと
「えぇ、そうね」と涙声で返された
映画に夢中になっていたのだろうか
ちょうどクライマックスのシーンだった

474 名前:「僕と小さなロボット」その2 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:19 ID:vRD2ugBH
日曜大工が得意だった
金槌をとってリズムを刻む
それにつられたのかロボット
こっちへ来て歌をうたいはじめた

ロボットらしからぬ音程が外れている
面白くなった僕は調子を合わせてみた

この歌は得意だった
いつだったか妻と二人でよく歌った覚えがある
青い空の下、そうだ、大きく伸びるようにと



大きく
伸びるように
何が?

ロボットは笑っていた

475 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/11(日) 23:28 ID:aZz/8NsA
  ロボットのお題はとても夢が詰まっているんですね。いいお題をありがとう。
  作品も読み答えあるのがぎっしりですね。がんばって読みたくなります。
  はじめの作品から読み返そう。

476 名前:「僕と小さなロボット」その3 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:44 ID:pczTHfQ5
僕は言い知れぬ感覚に恐怖しロボットを跳ねとばし

視界がぐらぐらと歪んで
そのまま自身が空になるほど吐き出し
そのあまりの苦しさに涙が止まらなくて

いや、苦しさだけじゃなくて
なんか形容出来ない色々があって
僕は気を失った

さようなら、僕のロボット。

小さな鼓動と
いつもと変わらない暖かさに気付くと

そして―――

優しく背中を包んでくれたのは
僕の愛した人と、僕の

はじめまして、愛しいお姫さま。


娘は今日もグリーンサラダを頬張る

477 名前:「僕と小さなロボット」補足 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:49 ID:yD6b8HtC
あ、さようなら辺りは前にスペースいれたんだけどなあ。
これだとわかりにくいですね。
変わらない気もするけど一応修正します。

478 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:54 ID:RQP6iRuT
>>475
するとはじめの作品は夢とは無縁で暑苦しい罠

〆切5分くらい前。滑り込みタイム開始。

479 名前:氏名不定の末路から [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:58 ID:mY8nc1Mw
縦 1メートル  横 1メートル  高さ 1メートル
という立方体の形状をしていて
鉄原子だけで構築されている人がいました

この人の氏名はころころと変わります
それは自分の意思ではなく 外部からの力に起因しているのですが

勤務先であるグラム会社で働いているとき
氏名は  786
お得意先であるキログラム商事で取り引きしているとき
氏名は  0.786
自宅であるミリグラム家で骨休めしているとき
氏名は  786000

とまあ その場における疲労の具合に比例して氏名である数値が変化するのです
この氏名である数値が大きければ大きいほど リラックスしていることを示します

    疲労が身体や精神に出るではなく 氏名に出でしまう
    一切の疲労を氏名に対して ぶつけて がんばる 睡眠なんて必要ない

しかしこの人は大変です 
しょっちゅう氏名が変わるものですから
とにかく 友だちができにくいし 上司からも嫌われています 有能なのに
終いには完全に一人ぼっちとなり ミリグラム家に引き篭もってしまいました
そして最後は 静かに息を引き取ったそうです

480 名前:  [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:58 ID:mY8nc1Mw

でもその死の間際 こんなものを残していたのです

    錆び


僕たち人間には肉体というものがあります
だからこそ その場その場で氏名を変えずに 生きていられるのです
それは今はなき 氏名不定のあの人がいたからでは ないのでしょうか




~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

【注釈】  鉄 1立方メートルあたり 786グラム

481 名前:奇跡 [sage] 投稿日:03/05/11(日) 23:59 ID:gFnP8d4p

がらすは美しく斜陽を浴び 鋼鉄の床には黒く

這いまわる祭司

消えない油染みが 眼球の根に絡んだ

長い毛髪の影であることも知らず

歯軋り 青い花畑に人知れず 臓器の灰汁を吐く祈り

たとえば幼い見学の列を 薙ぎ倒す腕の強さ


しなやかな打撃の熱さ 放物線の美しさ

嵌合のあまい 頭蓋のゆるさ 赤く 冷たい肌を

てらてらと濡らし 迷わない小羊のライン

残照と鉄粉のコロイド 単調な響き

礼拝堂の片隅に貼付いて青い 霊だけが知る祈り

お前たちが一斉に狂う奇跡


482 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/12(月) 00:02 ID:TU2Cp3UB
〆

投稿乙カレー
これより審査期間に入ります。
15日午前0時(14日いっぱい)まで。(3日に減らしてみた)
では審査よろしく

483 名前:ダイメイワクロボのテーマ [] 投稿日:03/05/12(月) 00:05 ID:XIkiwwyK
赤い夕陽がギンギラギン
プラズマ眼光シャキーンシャキン

正義も悪も関係ない

ミサイルパンチを飛ばすため
フルスロットルで走るため
あーあ ただそのためだけに

あばれろ! ダイメイワクロボ
こわせ! ダイメイワクロボ

今日の倒壊家屋
今日の被害届け
なんぼだー
なんぼだー

ガガンガンガンガーン!

484 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/05/12(月) 00:08 ID:EbHWG33D
紫色に錆付いた この夕暮れに溶け込んだ
ボクとキミは鋼鉄(ハガネ)のココロ
ぎしぎしと悲鳴をあげて 坂の終わりに花びら舞うよ

傷つくことから遠ざかろうと 表情を止めた
まばゆい後悔が目覚めぬように 言葉を止めた

まるでボクらはロボット 透明な笑顔で空を切り裂く
真っ二つに切り裂いて その片方に涙したい
まるでボクらはロボット 透明な歌を海に流す
ただ延々と流しては ただ延々と涙したい

紫色の夕暮れに サイドスローで投げ捨てた
ボクの顔は油まみれで
ロボットなのに悲鳴をあげて 恋の終わりに花びら舞うよ

485 名前:お題「ロボット」作品まとめ その1 [sage] 投稿日:03/05/12(月) 00:56 ID:C5FJ9KPu
>>412-414「ヒーローの卵への詩」
>>415「無題」
>>417「ガソリン」
>>418「レッドリボン軍 VS アトム」
>>419「ロボット」
>>420「壊れたロボット」
>>421「動かない手」
>>423「旧式」
>>425-426「凛と咲く花」
>>428-429「詩書きロボットは吃驚(びっくり)すると人間語が抜け出る」

>>430-432「月に映る夢」
>>433「Welcomeロボット」
>>434「幽霊(機械)」
>>435「ポッケの中身」
>>436「設定」
>>437-438「ワタシ生きています」
>>440-441「夏の陽炎」
>>445「たったそれのできごと」
>>447「あ め」
>>449-450「機械」

486 名前:お題「ロボット」作品まとめ その2 [] 投稿日:03/05/12(月) 00:58 ID:tA8Us3xX
>>451-453「画期的な新製品」
>>454「Re:アイヨトドキマス」
>>455「詩ヲ ベンキョウ中デス」
>>456「彼」
>>457「人間らしいロボット」
>>458-460「しぃ婆と ろぼっとぉ」
>>461-462「人間ロボット」
>>464「守人」
>>465「創られた嘘の塊」
>>466「ロボット」

>>468-470「ろぼっとくんとあたし」
>>471「少女ロボット」
>>473-474>>476-477「僕と小さなロボット」
>>479-480「氏名不定の末路から」
>>481「奇跡」
>>483「ダイメイワクロボのテーマ」
>>484「無題」

以上、計37作品

487 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/05/12(月) 01:00 ID:bYh9TVDQ
ありがとうございます、リスト。

488 名前:名前はいらない [sage  ] 投稿日:03/05/12(月) 01:10 ID:BWIkKgoo
>>480
鉄の密度→7.874g/cm 3 (20℃)
なので一立方メートルだと
7.874×100×100×100g=7874kg
になるはずでは?
揚げ足とりで申し訳ない。

489 名前:「479-480」作者 [sage] 投稿日:03/05/12(月) 01:51 ID:oyp8GBiY
>>488
そんなことはどうでもいいのです♪
以上でっす♪

490 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o  [] 投稿日:03/05/12(月) 02:17 ID:tKlN3nVc
お題「ロボット」。正直これは難しいお題。取っ組み合いにくい。
「私とロボットの物語」であるか、比喩として「まるでロボットのようだ」トカ、ね?
そう広がりを期待出来ないお題かなって思った。
三点は無し。二点の2作品は単純に楽しめたが、こういうタイプの作品が特に好みというよりも
他の作品が弱すぎた。視点は面白いんだけれどなー、トカ 、けれどそこ止まり。
5年前に同じお題でコンテストがあったとしても、
今回投稿された作品たちと何が違ってるかなって思う。寸評は後ほど。
【2点】
>>412-414「ヒーローの卵への詩」
>>451-453「画期的な新製品」
【1点】
>>425-426「凛と咲く花」
>>436「設定」
>>437-438「ワタシ生きています」
>>445「たったそれのできごと」
>>447「あ め」
>>449-450「機械」
>>455「詩ヲ ベンキョウ中デス」
>>461-462「人間ロボット」
>>479-480「氏名不定の末路から」

491 名前:都立家政 ◆MD76fFko5o  [] 投稿日:03/05/12(月) 02:39 ID:tKlN3nVc
>>412-414「ヒーローの卵への詩」
毎回毎回、見事なトップパッター振り。お見事。
「こんなの詩じゃないよ」という意見もあるかと思うけれども
なんつーか魂を揺さぶられるような魅力ある詩が他に無いのだから、という感じ。
いちいち俺に評価されるのも彼の、または作品の本望では無いとは思うけれど
彼のトップバッターシリーズが目立た

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最終更新:2006年07月18日 02:25