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「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 9th edition ~~」の8-103


8 名前:おとぎ話 [sage] 投稿日:03/09/01(月) 01:43 ID:OLodaJSj    New!!
の作者です。
うぉ!チャンプですか?
予想外な上に酒に酔っていて訳が分かりませんがお題は
『愛』
でお願いします。
体育会系書き込みお願いします!オッス!

9 名前:おとぎ話 [sage] 投稿日:03/09/01(月) 01:52 ID:OLodaJSj    New!!
締め切りは一週間後、九月八日。
嬉しいけれど体力が…
お休みなさい!

10 名前:私の愛する人 [] 投稿日:03/09/01(月) 18:05 ID:w606YJjt    New!!

私の愛する人は私を愛する人
私を愛してくれる分だけ
私も愛してあげる

寂しい時はそばにいて話を聞いてあげる
言葉の無い夜はそっと寄り添っているわ

あなたが他の誰かと夜を過ごしても
私の知らない夢を語ってもいいの

私の欲しい言葉はたった一つだけ
私を必要とすると言って欲しいのよ

寂しい時はそばにいて話を聞いて欲しい
言葉の無い夜はそっと寄り添っていてね

暗い夜明けの静黙にあなたを思うだけで
私きっと強くなれる
きっとずっといつの日にも

私の愛する人は私を愛する人
私を愛してくれる人は
どこに居るのかな



~~~~~~~~~~~~~~
 *静黙=しじま

11 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/01(月) 18:26 ID:iDfS8IeE    New!!

幼きときはありふれすぎて感じず
大人になりはじめて感じた

遠くで愛を与えてくれる人たちは
今日も汗を流しながら文句をいいながら
仕事をして
自分たちの食事を貧しくしても
私に愛を送ってくれる
それがお金だったり ものだったり
愛しあった二人の愛の結晶の赤ん坊だったり
セックスだったりキスだったり

アダムとイブには愛がなかったという学者がポカリと神様に金槌で
殺された夜に金髪の少年は好奇心と本能の狭間で
見たこともないマリファナを吸った気分

    セックス

お金で生まれたての小さい女の子を買ったある男は
神様にバシリとお尻を叩かれた
そして精液を根こそぎ抜き取られた



12 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/01(月) 18:28 ID:v8f0GQV0    New!!
  ロリコン

お金 子供 愛 性的衝動 性欲
生きる 死ぬ
包容 混乱
侮辱 

そして   原罪
そして   原罪

カートが
X世代の罪を償ったように
オレも許してやる
レイプ犯も殺人者もロリコンも
静かに    の話を聞いてやるし
時には一緒に     で泣いてやるし
心から     を許してやる
そして愛してやる

ただそれだけ それだけなんだ
したいことは
それだけなんだ
そうなんだろ?







13 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/01(月) 18:28 ID:v8f0GQV0    New!!
>>12-11
は連作です。


14 名前:愛は地球を救う [] 投稿日:03/09/01(月) 20:58 ID:onwijf4M    New!!
とりあえず、愛している、と言ってみる
信じられないのも無理はないが

でも、「一発やらせろ」と言うよりは
お互い、嫌な気分にならないからね

愛は地球を救えた試しがあるか?
永遠に終わらなかった愛はあるか?

それでも僕は、愛している、と言ってみる。
嘘だと思われても仕方ないが

でも、性欲の対象だよ、と言うよりは、
かなり響きが良い言葉だからね

だから、金を善意と言うのと同じ意味合いで
僕は君を、心の底から愛している

愛は地球を救えるよ
僕らの愛は終わらないよ

15 名前:昏迷 [] 投稿日:03/09/01(月) 21:21 ID:7GrrU7sW    New!!
いやらしく昂ぶって
あのひとをおとない
口でやってくれ
と 頼んだことがあった
やってくれた
おれは泣いてあやまった

あれは先月のことだったか
今日もまたさんざんに おれは
おお
こんなことでは だめだだめだ

ことが済んだあと
常よりていねいに後始末をした
横たわるあのひとが
顔に畳のあとをつけたまま
やはりていねいに礼をいった
うちのめされた
肝心なことを
おれはなにも伝えていない
しかしいまさらどの面さげて

言いたかった

こわすためにつくっているみたいだ
痛みと希望がごちゃごちゃだ
あいしている
のだと


16 名前:「脳内」 [sage] 投稿日:03/09/01(月) 22:39 ID:/+aPUKya    New!!
あ      ナ     う       モ町       え      筆
    請     わ           らく        がき
スレ       振込      ん       綴  り
   か  き     送迎       斜めから         く 
  け      蹴        気        袈     卦
     こ         日曜日       10日過ぎ
   photograph    更新      ル     計算機 を
        辞書        ね
     手続          1280個      リサイクル                 
       Display        交信
              転がし        ↓
    のり付け    シ         上位      課かげ
       3×3=9  視覚
                    照覧   開け
      耳の   ↑  形    指に    よって    ユエ
           ない      ス   ある   

     保存する     傾き   修正    取り散らかす
           収拾 も つ かない  が  
        第     らやっ         だった
          二連 か て来る はず  ト

           今 Input される、
              もう1つ 先の 文字が

              自己愛 ゆえ。

17 名前:愛情の在り処 (1) [sage] 投稿日:03/09/02(火) 00:07 ID:3HRxAgXy    New!!
この世界では
猫が正しい羅針盤になる

家庭科室の匂い
じわりと焼けたトタン屋根
放課後に生きる精霊たち

何を喋るべきだったんだろう
何をすべきだったんだろう
いくつもの可能性の糸が僕を絡め獲る

渡り廊下の慟哭
下駄箱の黄昏
声を持たぬものたちの憐憫



18 名前:愛情の在り処 (2) [sage] 投稿日:03/09/02(火) 00:08 ID:3HRxAgXy    New!!
猫が静かに僕のお腹の上を跨いで云う
「君が悪いんじゃない」

そう
僕が悪いんじゃない

じゃあ何が間違っていたんだ?

愛情は昇華されずに留まりつづける
僕は猫となってそこにいる

あの瞬間を静かに横切っていく
猫となって俯瞰するいくつもの可能性

昇華されることの無い愛情
目的の無いバットスイング

「孤独なのかい」と猫が訊く
「それならいっそ本当に猫になればいい」

構わないさ

19 名前:蛆  [] 投稿日:03/09/03(水) 01:03 ID:yBAhTVOq    New!!
蛆が湧く 湯水のように 
狐の死体を見た 体中を蛆が跳ねていた
頬の穴の暗闇は白く覆われていた
骨まで沁みる ギラつく太陽
もう水分なんてないのに
蛆はぴちぴちと生れ落ちて 狐の体を這っている---

この前、原爆映画を観た
人間にも蛆が湧くと知った
被爆した母の横に まだあどけない少年が寄り添い
ピンでそっと取り除いても
ケロイドから白い蛆がぷつぷつと
まるでひまわりの種子のように
無数に落ちていた

僕の心臓も 僕の脳みそも すべて蛆でできている
死んだ人間は 無数の蛆に なって 踊る

目がしばしばしてきて 擦ると 
眼球を動かしたとき
胸の中で 虫が蠢いているのがわかった
僕も君も蛆で できていると 僕は悟った

悲しいことだが
その豊潤な胸も 眩いばかりの二の腕も
よく張られた弦のようにしなやかな足首も
蛆になる

20 名前:蛆  [] 投稿日:03/09/03(水) 01:04 ID:yBAhTVOq    New!!
しかし、たとえ君が蛆でできていようとも
僕は君が好きだ 愛している
君が死んで (いつか必ず死ぬだろう)
蛆になったら
僕は君を食べようと思う
黄金の皿に輝くばかりの蛆を乗せて
食べようと思う

蛆の舌触りに 
じゅると潰れた舌触りに
君を感じながら
ただただ湯水のごとく湧き上がる君を
食べようと思う

口一杯に蛆を詰め込んで
僕は 幸せだろう
蜂蜜よりも崇高な味がするだろう

愛してる 

君も僕の蛆を食べてくれると言った
僕は君のその言葉を待っていた

均衡を保ったまま 
このまま
ずっと
愛し合おう


21 名前:天使は赤く踏み固められた砂の中に埋もれながら歌を口ずさんだ(1) [sage] 投稿日:03/09/03(水) 01:56 ID:ITaRT66W    New!!
天使は、赤く踏み固められた
砂の中に埋もれながら歌を口ずさんだ

僕がいま聞いているそれは
多分誰も聞いたことがないけど
きっと鼻歌をいくつかものすごい圧縮や
開放をくりかえせば
音がこわれていって
成分が溢れ出すもの

1cmも、50mmもない
その地平線の中には
虹もあるし、太陽もある
そうしてどうしようもなく
誰か
"対象はどうでもいい"
を抱きしめたくなるような
感情もあるから

僕たちはそれを
飲み込んでしまおうか、
とつぶやく
目はうつろになって
どうしようもなく、欲しい

22 名前:天使は赤く踏み固められた砂の中に埋もれながら歌を口ずさんだ(2) [sage] 投稿日:03/09/03(水) 01:57 ID:ITaRT66W    New!!
お金じゃないんだ
意味とか関係なくって
冷たくって重くって
ざらざらして気持ちが悪い
それでも大事なものだから
持ってる

父さん、とか母さん、とかって
ちょっとした概念にすぎないけど
それでも、聞いたり
さわったりするだけなら
暖かったり、
いいかもしれない


途端に僕たちは、
原色の
おそらくは色盲を判別するための
色覚表に混じって踊り始めた
重い体をひきずりながら
たったひとつの事柄を

いずれ、すっきりと
昨日やったような
退屈な工場の作業やら
営業廻りやらを
どうしようもない
郷愁のように感じて

つまり、ぼくたちは瞬間的に
五十歳も老けてしまった

23 名前:天使は赤く踏み固められた砂の中に埋もれながら歌を口ずさんだ(3) [] 投稿日:03/09/03(水) 01:59 ID:ITaRT66W    New!!
いずれ、離れて
家に帰るよぼくは。
これが、保険なんだ。
だけど
契約用紙をわたされたら
また飲み込んで

ぼくたちの躍る心は
ガシガシと尖ったスパイクで
あの、天使が埋もれた砂を
数ミリ四方に突き固めた。

うたはすっかり壊れて
聞こえなくなって
それでも分子みたいに
あちこちに残骸が飛び交って

いつまでも一緒にいよう、と思うほどに

24 名前:輪廻 [] 投稿日:03/09/03(水) 02:36 ID:Kfc3fkmQ    New!!
父は子の為にと思い時に手をあげる
母は子の為にと思い時に罵る
愛が故の暴力、愛が故の罵声
曲がらず育てよ、強く生きろよと願いを込めて
時が経ち、その事に気づけど親は無し
『愛が故に…愛が故に…』と心でかみ締め涙を流す
子は親に成っていた

25 名前:マックス・ポルナレーフ [sage] 投稿日:03/09/03(水) 07:53 ID:wpUDv3R5    New!!
そうですね。
貴方のお肉を、はむりはむりと はむりたいのですわ。
貴方と一つになりたいの。
あたしだけの貴方。

赤い夕焼け、落ちました。
赤い果実を、いただきます。

ゆっくりと流れる鈍器は、後頭部を見事に直撃。
ああ、この香りがたまらない。
貴方の匂い、匂い、匂い。そして、はむり。
とても不味く、喰えたものじゃないわ。むしゃむしゃ。

一緒よ、いつも、いつでも、一緒に、どこに、どこへでも、一緒ね、これからも、いまも、一緒、かな。だよね。

涙がでました。
悲しい訳なんか、無いのに。

死後硬直が始まった貴方の指先に、
ゆっくりと陰部をあてがって、腰を下ろす。

ねえこっちを向いて、あたしを見てよ。
ねえ好きだと言って、あたしを撫でて。

そのまま絶頂、カタルシス、クライマックス。
それでも涙は止まらない。けして涙は止まらない。


26 名前:愛 [] 投稿日:03/09/03(水) 18:44 ID:abUBu/1u    New!!
個人的な感情なのに社会的に多用され
そのわりには理屈がすっぽ抜けている
定義がないから古びず褪せず
使う人間の都合によって変形し
本質を隠す言い訳にうってつけの免罪符となる
虐待も公金横領も殺人も
愛
といわれれば
納得が理解を追い越してくるじゃないか

なにかを守る衝動
なにかを所持しようとする欲望と執着
特定あるいは不特定の対象に向かうこのような反射と感情を
愛とよぶなら
この言葉はきっとやけくそな発明品なのだ
あらゆることがらと矛盾なく並び立つ
千差万別の概念を総称するための

捕鯨禁止を訴えながら戦争に賛成するのも
ひとつの愛の形かもしれない そいつにしてみたら

せっかくだから おれも愛を使ってみよう
よくわからないしろものだが
わからないものほど美しいからな



27 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/03(水) 19:48 ID:MmTyi6Rp    New!!
>>11-12
題名付け忘れました
「見るべきものと見えないもの」

28 名前:虚夜逢夜 [] 投稿日:03/09/03(水) 20:36 ID:cufXsUUn    New!!
生きようとは思わない
でも 死にたくないから
煙草 吹かしたまま
ふわり ふわり 浮かんでる
青みがかった雲の上で
虚ろ 満たされないまま
悲しい歌 口ずさむと
もっと もっと 悲しくて
何時の間にか 
誰か 抱き締められたくて
一夜 一夜だけでも良いから
愛を 愛を 求めてる
煙の向こう側で
本当の心 転がったまま
消えない傷 ハッカが沁みる
愛なんて知らない
知っていても忘れてる
今日も誰かの胸に抱かれ
過ごす一夜 赤い月
「わたし」の瞳が
「私」を見つめる

29 名前:完璧な日 1/2 [sage] 投稿日:03/09/04(木) 16:19 ID:m+IVHSMU    New!!
  根岸の病院へいたるだらだら坂を
  両手に大きな熊の縫いぐるみを抱えて降りてくる人
  あの人を僕は以前にも見た
  同じ熊を抱えていたのだ

  骨のないからだはべったりと
  肌にもたれかかっている
  黒い球の瞳はぶらぶらと地面を眺めている

  前は京急デパートのエレベータだったか
  十一階から垂直に降下してゆく
  ガラス張りの壁から遠くを眺めていたのも
  その瞳だったはずだ
  そのときは夕日に映ってオレンジ色をしていたかもしれない

  彼は今日も同じ瞳
  けばだった背中をしっかりと抱えられ
  その人と視線を合わせることなく
  もくもくと坂を降りてゆく


30 名前:完璧な日 2/2 [sage] 投稿日:03/09/04(木) 16:20 ID:m+IVHSMU    New!!

  ――こんにちは
    今日、ここで声をかけなかったら
    二度と逢えないかもしれないから
    どうしても話がしたかった

  ――じゃあ君の話を聞かせてよ
    あなたの物語を聞かせてよ

  ポケットの中に折り畳まれて
  柔らかいこころが入っている
  強いこころのようにかさ張らず
  チョコレートのように熱で溶け出して
  服を汚して 服を透かして
  私に寄り添う
  だから私は強くないものが少し愛しい

  ――ところで今日は何の用
    膀胱炎の父のお見舞いに


31 名前:宵闇 [sage] 投稿日:03/09/05(金) 04:39 ID:pv7ayuNc    New!!

彼女が降り立ったその山の
麓に吸い込まれるように導かれ
指差した先に見えたものは
漸次的に周りの風景へと取り込まれてゆく
その喘ぎがある種の光を機とし
向こう側で見えたものと重なって
晴れた細やかな情動を伴うと 
やがていとおしく思うようになる
その感情に不意を感じて
その不意すらもいとおしく思って
やがては見えているものすべてが
いとおしくなってゆく
それをただ見ているだけのあなたも
きっとそのままを
いとおしく思っていることでしょう
どうかそっとしてあげてください
誰かがそれに
気づいてしまうまで


32 名前:詩人に関する二つの定理 [] 投稿日:03/09/05(金) 12:25 ID:bRlgPXvQ    New!!
一、詩人は最低である

詩人の意とすることは遠大なる自己満足である。
いかなる体験に寄ろうとも、いざ創作となれば途端に他人の意向を寄せ付けず、
自らの思うところについて話題を問わず時間を問わず貧り漁る様は、
まさに浮浪者のそれである。

おおよそ、世に名文、名詩と呼ばれるものも、いかほどに自己を想念の奴隷としたかの証明でしかない。
つまり感動は、最も作者の意図から離れた物である。

純なる詩人を他から見るに、自己完結という殻に安住する彼等に、どれだけの価値があろう。

よって、詩人は最低である。


二、詩人は最高である

詩人はすべてに愛を感じる。
だから詩人としての僕が好きだ。

33 名前:君が大好き。 [sage] 投稿日:03/09/05(金) 14:12 ID:5G9mbzNj    New!!
君が大好き。

もの凄く好きなんだよ愛してるんだよ
君をずっとそばに置いておきたいほどに
君のその唇とか指とか足とかを始終愛していたいほどに
ずっと抱いておきたいずっと口付けしていたい
君が他の人と話しているとき僕がどんな気持ちか分かるかな
その人を思いきり突き飛ばしてそいつの舌にナイフを当てて思いきり引きたいほどに
嫌なんだよ君と誰かが接点を持っているのが
辛くて辛くていっそのこと高いところから身を投げたいくらいに
好きなんだよ分かってるの?
君の手足を引きちぎって目を潰して暗い箱に閉じ込めたら君は僕のことだけを見てくれるのかな
でも手足が無いと色々不自由だよね
大丈夫食事は僕が口移しであげるし他の事だって僕が全部するよ好きだから好き大好き
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してr


息切れしている僕を見て君一言

「ば ぁ か

す き だよ」

わらうからからぼくはきみのことがすき

34 名前:心のまんなか [sage] 投稿日:03/09/05(金) 18:17 ID:VRyszJe/    New!!
3歩先に歩く君の後姿 いつも見ていたはずなのに
いつからか目をそらして空を見ていたよ
こんなに空が青く見えるのは君のせいなのかな
君が止まる 僕がぶつかる ただそれだけなのに
僕の胸をきつく絞めていく 愛が占められていく
大切なものが 何なのか 僕が捜し求めてて
君が手のひらの光るものくれた それが答えだったのかな
君も僕もいつか大人になる この道を歩いてく
その前に約束しようきっとまた出会えるよね
ふたりで歩いたこの道が ずっとずっと消えぬように
焼き付けよう 守り続けよう この心のまんなかに
きっと明日は素敵だから 歩き出そう 手をギュッとつなごう
いつか僕は言えるから「君が好きだ」と

35 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21:54 ID:ETMZL2bV    New!!
沈黙の羊たちは、ボーダー・コリーの手によって単純な悲鳴をあげたのである。
その瞬間、世界中の科学者たちは、試験管に硫酸を流し込み、世界を壊す爆弾の研究は放棄されたも同然となった。
仕事の無くなった科学者たちは、仕方なく、部屋を飛び出した。
緑の犬のペニスを触る娼婦らを殺害し、教祖となった者もいれば、
アイドル歌手と結婚し、幸せな家庭を築く者もいる。
しかしただ、一人だけ。一人だけ。彼だけは。猫背で、腕が異樣に長く、
赤子を抱えるているように腹だけ重いあの男には。
アイツは愛を嫌って、プロレスラーになった。

アイツは、部屋を出た後、ヘルスへ通い、
調子に乗っていたところ、
43回目の帰り道、中坊による親父狩りに逢った。
「ボーダー・コリーめ!!!愛なんてやっぱり芝生に蒔いた種の模型なんだ!!!」
そう叫んでも、身包み剥がされた彼はしばらくすると赤面し、
交番に駆け込んだ。
しかし、交番には人が居なかった。
「やっぱりな!皆で俺を否定しやがって!」
そう叫び、白目を剥いた彼の眼球は、それ以来動かない。
ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。
ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。
ハートのジゲンバクダンがバクハツしました。
取り調べ室でひたすら喋る。



36 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21:56 ID:ETMZL2bV    New!!
仕方なく、釈放された彼は、プロレスラーになった。
白目を剥いたまま。
きっと
今も無人島で観客のいないプロレスをしているんだろう。



もちろん有刺鉄線デスマッチ。


街では、科学者だった皆ももう年寄りで、
孤島へ渡る船を捜し始めた。
しかし全ての船は彼によって動かなってしまったのである。
得意げな彼に、一人の若者が言った。



37 名前:科学者 [] 投稿日:03/09/05(金) 21:57 ID:ETMZL2bV    New!!
「あの人、キチガイだよねー」

衝撃。
「ぬぬ!ボーダー・コリーによる愛に対する侮辱を知らない若者め!」
「プロレスを見に来い!」
「泳いで渡るのだ!」
「島についた時、お前の体に染み込んだ海水こそが最初で最後のお前自身の愛となるだろう!」

彼はそう電子メールを送り、
やがて昔の科学者たちは彼を羨ましがり始めた。

しかし彼は二年後、ティラノサウルスとのデスマッチによって敢え無くこの世を去った。
若者は見に行かなかった。




羊たちはあれ以来、ずっと黙ったままである。




38 名前:沈黙のすとろが [age] 投稿日:03/09/05(金) 22:13 ID:ORhJQlwU    New!!
d(゚∀゚∀゚∀゚)b

39 名前:愛地獄 [] 投稿日:03/09/05(金) 23:53 ID:+YN69D8W    New!!
虚無僧みたいな表情の男の崖のような背中に赤子の柔肌の足が干し柿のようにぶら下がり
男は雨で掃除された砂利道の坂を昇って行く
清々しい風の音に
あの女のあの時の
喘いでいるようなもがいているような声にならない声が混じる
耳を澄ませばより鮮明なガラス瓶を高層ビルの最上階から投げ付けるほどの勢いで僕の記憶 そう 甘い甘い汁をすする花びらに身を任せた あの日々の 僕と女のたった一つの楽園が
風化する岩の その砂の一粒一粒が空に紛れるように風の中へ消えていくのをざらざらに腐ってゆく赤子の肌をさすりながら
僕と女の愛の繋がりが断たれるのを背中に感じて脆くも粘液が蟻地獄のように渦巻いた地面に
吸い込まれるように足を取られ
その場に固まってしまったのだ

40 名前:愛レコード [] 投稿日:03/09/06(土) 01:01 ID:rU6nYG8f    New!!
永遠なんてものは存在しない
すなわち愛というものは消費するものなんだろう
人間はせいぜい100で電池が切れるから
幸福な人はそれに気づかずお迎えが
気づいた人はとたんにケチになる


そんな長年の繰り返しを見て僕は思う


結局のところ愛なんて
生まれた瞬間
レコードに焼いちまうぐらいがちょうどいい
思い出したらハンドルを回し
身をすり減らしながら音を奏で
飽きたら誰かに聞かせればいい
そしていつかは棚に並び
ホコリをかぶり眠るだけだ

41 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/06(土) 01:03 ID:VizZYBKJ    New!!
愛をこめて、寸評。

>>10 愛に名を借りたI(私)の詩という印象。意識的にやってるなら、結構
な技巧派かもね。「静黙」はどう考えても浮いてるなあ…。

>>11-12 視点や人格がコロコロ変るんだよね。それがこの詩の面白さとも言
えなくはないけど。クライマックスはもう少しペン入れした方が肉厚な詩にな
ったかも。

>>14 「愛は地球を救う」のプロデューサーははっきりと、これが偽善であっ
てもいい、と言ってるんだよね。乾いた感じでうまくまとめたかな。詩情は、
あまり感じなかった。

>>15 感情そのままに、詩のあちこちがループを作っている。彼女の顔が今ひ
とつ見えないなあ。「ていねいに礼をい」う、分りにくいイメージ。最終連が
叫んでて、いいね。

>>16 こういうのはアリだと思うし、詩が生成される様子は興味深いけど、作
者の「自己愛」って結局、何?って思っちゃう。ことばのカタマリから、何の
感情も窺うことができない。

42 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/06(土) 01:25 ID:VizZYBKJ    New!!
>>17-18 随分昔に終わった愛のエトセトラ。隠喩だらけですが、静かな後悔
が音もたてずに歩き回っていて、味わい深いです。何の脈絡もない最終部が、
結構好き。

>>19-20 屍体のカップルを描いた気味の悪い絵があるんだけど、それを思い
出しました。微妙な生と死のエントロピーだねえ。やや説明的なきらいが。
  気味の悪い話をもう一つ。蛆は絶対に食べてはいけません。以前テレビ番組
で、蛆を炒めて食べた人がいるんですが、蛆は炒めたくらいでは死ななくて、
胃の中で蛆が人体を食い尽くして、その人は亡くなったそうです。

>>21-23 うーん、とらえどころがない。愛して触れようとする、その対象す
ら見えてこない。そんな模索する愛が浮かんでいる感じ。こんな感情は、好き
です。もうちょっとスリムにはできそうだけどなあ。

43 名前:恋というはじまりにて(審査除外投稿) [sage] 投稿日:03/09/06(土) 01:31 ID:OE2SL9zk    New!!
やっほぉ 神さま ありがとう
こんないい男が 余ってて 感謝 感謝

この余り者 は わたしが いただきます
ので、
ごちそうさまです

愛までいきます。

44 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/06(土) 01:53 ID:VizZYBKJ    New!!
>>24 なんか、道徳の教科書に出てきそうな文章の硬さと内容だなあ…。も
うちょい視点を変えたり、ひと味つけたりすると、違ってくるかも。

>>25 途中まではユーモラスなんだけど、最後は痛切な叫びになっちゃうの
ね。自慰によるエクスタシーとともに。それもよし、かなあ。異常な情景に異
常な展開。

>>26 理屈っぽいんだけど、意外と結構読ませるよ。クセのある笑顔での理論
武装。その武装からぶっぱなした弾が最終連なんだけど、やけにあっさりやっ
ちゃったね。

>>28 シンラツなことを言いますが、この詩は最初の2(または4)行と、最後
の2行が骨組で、あとは肉付けなんだけど、その肉付けが、陳腐なことばとフ
レーズのオンパレード。真面目に書いてると思うんだけどね…。

45 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/06(土) 02:15 ID:VizZYBKJ    New!!
>>29-30 淡い色の水彩画。7連めの表現なんか感心する。ただ、冒頭の彼女の
描写から2~4連では熊の描写に飛んじゃったり、無闇矢鱈に分りにくい部分が
あるよねえ。

>>31 夕焼け、夕焼け、きれいだな。さて、最終部ではほのかな詩情が見え隠
れしますが、前半部の面白みが足りないような気がする。何か新しいものを突
っ込んでみてもよかったのかも。

>>32 「僕が好きだ」という、一つの自己完結か…。展開としては面白い。論
ずるところには異を唱えたいですが、ま、ここは議論する場所じゃないから、
これはこれで、よし。

>>33 途中から、なんだかエラいことになってくるね…。独占欲からくる妄想
としては、ありがちかも。最終部の笑顔で、現実に引き戻されて、救われます。

46 名前:シチューの底の手紙 [sage] 投稿日:03/09/06(土) 02:21 ID:8VQPN8qZ    New!!
 *とろみがつくまでシチューを煮たら
  具が焦げてしまったの
  だからまだらに茶色いんだけど
  本当にごめんね*

テーブルに置手紙を発見
蓋されたままの鍋をコンロ上に発見
僕は探索する
お焦げの匂いから君がいた時間を辿る

 *
昨日はごめんなさい
 *

昨夜
狭い部屋の中で
煮詰まったのは
何だったのかと
ふと考えながら
銀のスプーンで一掬いして
まだら模様のシチューを鍋から舐めた

お焦げは
香ばしいと思う
底にいけばいくほど

47 名前:熱帯夜 [] 投稿日:03/09/07(日) 00:49 ID:6iXILNZb    New!!
南からの湿った高気圧の影響が
残ったホームの上で向かい側の電車に
映る自分のなで肩を見ながら
僕の住む町へたどり着く終電が来る
あと2分の間に思ったことを述べます

あの女の人多分今からこっちのホームへ来て
僕と同じ電車に乗ろうとしているんだろうなあ
間に合うのかな テールライトをずっと眺めて

目の前のビルの5階にある居酒屋の
お客さんはどうやって帰るのかな
タクシーでも使うのかしら リッチだな
入口のサラリーマン そのダッシュじゃ間に合わんよ

機械の声に上乗せするように駅員の
「終電です、終電です」の声があって
結局はどちらの声も聞きづらくなって悪循環

電車が来ました
いらぬ事ばかり考えているうちに
電車が来ました
僕が愛していたのはシャンプーの香りだったのかもしれないと
跨線橋を越えてきた女の人が起こした風を嗅いで
思いました

48 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/07(日) 01:38 ID:7cwj2/nh    New!!
>46 なんとなくわかるんだが……よくわからない。お焦げって釜のそこにこびりついて……なんか意味があるのか? あとで解説してください~

49 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/09/07(日) 01:45 ID:Ju75MjKI    New!!
>>48
http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1051762043/
こっちで説明しよう

50 名前:北 [] 投稿日:03/09/07(日) 01:56 ID:5/GSqhMT    New!!
『多重構造』
男は女を愛し、女は男を愛する。

男であるばかりじゃない。

彼もまた女である。だから男と女が出会うとき、そこに出会っているのは二人の人間ではなく、四人の人間が出会っている。
女ばかりじゃない。

彼女にもまた隠された男を持っている。

それはより入り組んで複雑だ。

51 名前:北 [] 投稿日:03/09/07(日) 02:00 ID:5/GSqhMT    New!!
>>41
てめぇがここで言う愛とは何だ?
あ゙?( ̄Д ̄メ)



52 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/07(日) 07:10 ID:hKGr/x4t    New!!
>50-51
とりあえず、ルールはちゃんと読んでから参加してください
そのうえで、何か質問なりあるなら、梁山泊の雑談スレでお願いします
以下、アドレスを書きますのでそっちでお願いしますね

http://book.2ch.net/test/read.cgi/poem/1051762043/
(梁山泊スレ専用!雑談議論感想スレ6)

53 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/07(日) 07:15 ID:hKGr/x4t    New!!
今回のテーマは【愛】
締め切りは、九月八日。 (8日いっぱい?それとも8日になると同時?)

ふるってご参加ください
ルールは>>1-3参照のこと。

54 名前:北 [] 投稿日:03/09/07(日) 07:49 ID:5/GSqhMT    New!!
そうだったのか…キーッ

55 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/07(日) 13:30 ID:PG/Q59Bs    New!!
アナウンスが遅れました。本日いっぱいだと12時間きっちゃうんだよね。

というわけで、
締切りは9月9日午前0時とします。
みんな、がんがれー。

>>52 どうもありがと。
>>51 専用スレに一応レスしとくよ。

56 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/07(日) 14:27 ID:PG/Q59Bs    New!!
>>34 表題の「心のまんなか」が道路のセンターラインとダブって見えるよう
な気もしますが、はっきりした視覚化には到っていない。空の晴れた感じはい
いけど、既読感のあることばが並んでるなあ。

>>35-37 所々、すごく面白い表現があって、楽しく読める。バクハツが唐突
なのも、いいなあ。バクハツ後の彼の強さ、孤独さ、愛を伝えるための闘いを
明確にしてもよかったんじゃなかろか。

>>39 下絵をさらに彫り進めるような、細密版画みたいな作品だね。愛の繋が
りを視覚化させて、その破局の瞬間を描いた力量は感じられる。その象徴を赤
子にしたのは、生れてこなかった児が実際にいたのかなあ。ただの象徴として
は、凡庸に思えるから。

>>40 レコードのはかなさ、ってのがちょっと納得しにくいんだけど、全体の
印象が、そこはかとないかなしみを感じて、いいよね。レコードの静かな回転
を感じた。でもレコードにはいろんな楽しみ方があると、私は思う。

57 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/07(日) 14:49 ID:PG/Q59Bs    New!!
>>43 そっか、それはやっほぉだね。統計によれば、いい男はそうそう余って
ないので、そんなあなたはらっきぃです。省略が意外と効果的でした。

>>46 小さなもめ事も回り道も、また愛の内。それを味わうのも愛なんだよね。
そんな愛の熟成と、静かな思いやりを感じました。鍋の底のお焦げの比喩もい
いね。佳品。

>>47 「愛」は、今生きている、目に映る世界に対して、というところか。少
しだけ涼しい風が吹いています。行間から愛情をにじませるようにすれば、テ
 ーマに沿えたかも。

>>50 くるくる回るアンドロギュノスは、プラトンの頃から言及されているこ
となんで、言ってることは新しくありません。ひとひねりが必要か。

58 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q  [sage] 投稿日:03/09/07(日) 17:20 ID:1uoW2IZ2    New!!
寸評がつづきますが、お許しを。

>>10
存在しない「愛する人」へむけてだから、相手の顔が見えないのは仕方がないことだろうか。
この手触りのなさが、愛の不在を確かに表しているのか、いないのか。
>>11-12
セックスとかロリコンとか原罪とか、簡単に名づけてしまっていいのかどうか。
特に後半は大づかみに書き過ぎてると思う。
>>14
共感度は高かったのだが、魅せられる言葉がないかも。
これらの言葉を聞いた「君」が、なんて答えるだろうとか、そちらにも興味。
>>15
この最終連はいらないんじゃないかと思った。たぶん違う書き方があった。
だって、そのことは前連までにすでに書かれているじゃないかと。
>>16
ここまで崩すのなら、最後の「自己愛」は必要ないかも。
「落としどころに落としましたよ」って感じがして。
>>17-18
はじめに読むと、言葉の冷たさ(距離感?)がどうも好きになれなかったが、
何度か読むと滲みでてくるものがある。訳文調。
>>19-20
いかにも雰囲気をつくりすぎた作品と言おうか、それそれでいいんだろうけど。
崇高な味とか言ってしまうこの固さは、ちょっと軽めの方が好きだ。
>>21-23
すっきりしていないことが、テーマに対しては逆にいい効果なのかもしれない。
でも単純に改行やリズムはもう少し、読みやすくはできたかも。
>>24
具体的なドラマがほしいところだ。
しかしこういう正面からの愛で書くところはすごいと思う。一点凝視。
>>25
止まらない涙はない、というか、僕は止まったあとを読んでみたいな。
個人的に、カタルシスよりもそっちの方が好きなのだ。

59 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q  [sage] 投稿日:03/09/07(日) 17:21 ID:1uoW2IZ2    New!!
>>26
この語り口をもっと読んでみたいと思った。理屈なんだけどせこい感じはしない。
最後はきっと、迷ったあげく投げ出してしまったのかなあ。
>>28
連わけとか、ちょっとした視点の移動とかでけっこう変わるとも思うんだけど。
語の繰り返しの多用もあって、だらっとした感じがしてしまう。つまり緩急。
>>29-30
膀胱炎の父ってのがすごい気に入ってしまった。これは意図なんだろうな。
会話部分はもっと効果的に使えたかも、と思う。少し物足りなさが。
>>31
前半が均質すぎて、途中からだれてくるところがある。
そこから後半を読むと、あまりの密度の違いに違和感が。
>>32
もっと理屈をこねくりまわせれば、面白い読み物になった予感。
この定理はどっちかというと、詩人ではなく自己についてのものだと思うが。
>>33
よくある構成だとは思ったけど、ちゃんと息切れしたのはよかった。
まだまだテンションをあげることはできたと思うけどな。
>>34
いまいち状況を読み切れなかったのだけど。
感情をもう少し整理してほしいと思った。ほぼ独り言になってる。
>>35
面白いんだけど、この面白さはずいぶん卑屈なところから来ているかも。
これだけ読ませているにも関わらず、最終的に残るものが定かでない。
>>39
何度か読んでいるうちにイメージが固まっていった。強い絵を持っている。
全体的に不親切だとは思う。焦点がどこなのかよく分からなかった。
>>40
レコードのくだりがいいと思うんだけど、まだ続きがほしかった。
もう少し緻密に描けた気がするし、その上で一連目をけずったらすっきりしたかも。

60 名前:つっかえ棒 [sage] 投稿日:03/09/07(日) 21:49 ID:xQBfGHAO    New!!
深海で優雅に舞う魚たち
その中で1匹だけ息も絶え絶えに泳いでいる
私の 化身

絵に描いたような「死にかけの魚」を
この海に繋ぎ止め生きながらえさせているのは
あなたへと細く緩く流れていく小さな恋

時折
こぼれる涙は海水にとかして
その中を優雅な素振りで泳いでいく

伝えることもないまま
深海へ 繋ぎ止めるように
あなたへの恋がつっかえ棒になっている

海の上に溢れるという 光も風も知らない
花の香りも瞬く星も深海には届かない
唯一知っているもの
環流する水に名残る太陽の遠い温もり

海の上にあるものたちを見ることはずっとなくても
つっかえ棒を支えに 私の化身は深海をゆく

61 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/09/07(日) 23:20 ID:QVavS8Zd    New!!
 >つっかえ棒って、支えがなければつっかい棒にならない……とか、いってみる。海の上をみることのない。さかなたちは……うーん。表現がいい。

62 名前:ロックンロールララバイ [] 投稿日:03/09/08(月) 00:17 ID:FG2BYEC9    New!!

愛を知らないロックンローラー
歌うことしかできない
自動車を運転しちゃいけねぇ ヤウロいるから
いつまでも事故を増やしつづける
即死するほどの毒はない
わずかな世界の片隅


金だ名誉だロックンロール
歌っているだけそれだけ
眠る時だぜ一番幸せ ちがうやついるか
昼間は何にも感じないバリバリ生きてる
選ばれるほどの華はない
それでもがんばる片隅

いい女いるぜロックンローラー
歌ってみせたいいつか
耳を奪って幸せにする むりに聞かせる
肌から染み込こむ救いになるぜ
昇天(てんし)にするほど効き目ない
わずかな喜び片隅だけ

愛を知らないロックンローラー
歌いつづける
愛を知らないロックンローラー
歌で愛する

    *リフレイン~ フェードアウト~ ぐっばい! センキューー!!

63 名前:若者よ、朝日をその胸に(1) [sage] 投稿日:03/09/08(月) 01:05 ID:js50MAk0    New!!
些細な問題意識など跳ね除けて
幸せな世界を想像しよう
哀しい思い出を抱き抱えても
今朝の朝日を無心で浴びよう
ああ君よ
自然体であれ
感情は常に透明であれ
そして今日の日を健やかに過ごしたまえ

休日ならば朝は寝過ごしても
その日に行うことを寝床で考え
そして、起きたら録ってあった大好きな映画を観よう
冷たいアイスクリームを食べよう
疲労を休めよう
ああ君よ
今日の一日を焦ることなく
健やかに過ごしたまえ

64 名前:若者よ、朝日をその胸に(2) [sage] 投稿日:03/09/08(月) 01:05 ID:js50MAk0    New!!
嬉しいこととは何だろう
正しいこととは何だろうか
ものごとの本質をそのまま見つめよう
そのままに生きてきた者達よ
逆境に立ち向かってきた者達よ
今更何の名声だろう
今更何の栄誉だろう
日々を楽しみ
そして健やかに生きようと心がけよ
栄誉は、後からついてくるものなのだ

僕は華やかで艶やかな生き方を否定はしない
しかし
僕はごく平凡な人の一生も否定はしないのだ

65 名前:若者よ、朝日をその胸に(3) [sage] 投稿日:03/09/08(月) 01:07 ID:js50MAk0    New!!
人の生きることをまず肯定しなければ
時の黙々と経っていくことを祝福しなければ
僕らは幸せなど見出すことは出来ない
僕らは社会の沈黙なる束縛の中に
活路を見出すべきである
安易に束縛に囚われて己を見失っては
幸福の本質を見出すことも出来ない

僕らは人を蹴落とすために生まれてきたのではない
僕らは人を、奈落の底から救い出すために生まれてきたのだ
もし君が私腹を蓄えることばかりに必死ならば
君は君一人ばかりの欲に浸っていてはいけない
何の為に君は生まれてきたのだ?
何の為に君は生きてゆくのだろう?
君の歩む道のりに大きな栄光あれ
そして願わくば君の存在が煌々と輝きを増すことを
君の周りの存在が美しく照らし出されることを

66 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/09/08(月) 18:35 ID:09GUCPt9    New!!
〆切は今日一杯ですね。

67 名前:愛だって? [] 投稿日:03/09/08(月) 21:27 ID:r2psPut0    New!!
やめてくれよ愛だなんて
愛だなんてそんな

あかいろ(ハァト

もう愛だなんて
恥ずかしくなるよ
愛かよぉ
いいなぁちくしょぅう!
「愛」だよ「愛」
英語で言うと「ラブ」だよ「ゥラァブ」
もぅ

知らないよ!?
「愛」だよ「愛」!
くぁ―――――――――イイ!
だって「愛」だよ「愛」!?
ぁぁぁぁ
もうイヤ!!

多分
「愛」は近い
「愛」は近い

68 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e.  [age] 投稿日:03/09/09(火) 00:18 ID:mtk8VhGu    New!!
しめきりーです。

審査期間は、やっぱり週末をはさみましょう。
9月14日午前0時とします。

69 名前:投稿作品一覧1 [sage] 投稿日:03/09/09(火) 01:03 ID:p46rqNrP    New!!
>>10 私の愛する人
>>11-12 見るべきものと見えないもの
>>14 愛は地球を救う
>>15 混迷
>>16 脳内
>>17-18 愛の在り処
>>19-20 蛆
>>21-23 天使は赤く踏み固められた砂の中に埋もれながら歌を口ずさんだ
>>24 輪廻
>>25 マックス・ボルナレーフ

70 名前:投稿作品一覧2 [sage] 投稿日:03/09/09(火) 01:04 ID:p46rqNrP    New!!
>>26 愛
>>28 虚夜逢夜
>>29-30 完璧な日
>>31 宵闇
>>32 詩人に関する二つの定理
>>33 君が大好き
>>34 心のまんなか
>>35-37 科学者
>>39 愛地獄
>>40 愛レコード

71 名前:投稿作品一覧3 [sage] 投稿日:03/09/09(火) 01:05 ID:p46rqNrP    New!!
>>43 恋というはじまりについて
>>46 シチューの底の手紙
>>47 熱帯夜
>>50 多重構造
>>60 つっかえ棒
>>62 ロックンロールララバイ
>>63-65 若者よ、朝日をその胸に
>>87 愛だって?


以上28作品

72 名前:ななほし ◆lYiSp4aok.  [] 投稿日:03/09/10(水) 02:58 ID:Md5mo7LB    New!!
  採点です どうぞよろしく~

3点 >>17 :愛情の在り処 (1) :03/09/02 00:07 ID:3HRx
  よくできている詩らしい。猫にもうちょっと手を舐めるとかしっぽ振るかしてもらいたい気もする。

2点 >>15 :昏迷 :03/09/01 21:21 ID:7GrrU7sW
  はいはいご馳走様、のろけはあきれちっゃ! マイナス一点


2点 >>40 :愛レコード :03/09/06 01:01 ID:rU6nYG8f
  厳しくて、拒絶していない。好きな詩だ。

?点 >>43 :恋というはじまりにて(審査除外投稿) :03/09/06 01:31 ID:OE2SL9zk
  うらやましい。納得できるなら……それこそしあわせ。

1点 >>16 :「脳内」 :03/09/01 22:39 ID:/+aPUKya
  なんとなくよくできてる。言葉の鳥瞰図?

1点 >>67 :愛だって? :03/09/08 21:27 ID:r2psPut0
  っはハハ、……はいはい、やめてくダサいね。  …愛だなんて

73 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg  [sage] 投稿日:03/09/11(木) 01:27 ID:obShN+lR    New!!
昨日は非番にて久方ぶりながら寸評など。

>>10
行儀の良すぎる感が。これだけアクの無い内容ですと共感を得るのはたやすいですが
同時に全く特色が見出せないので、感動を生じさせることや記憶に残ることは難しいでしょう。
2連と5連の繋がり方や、1連と最終連の繋がり、そしてそう語っておきながらのラスト「どこに居るのかな」等、
型通りで整ってはいるのですがその分面白みに欠けてしまいます。また「私を必要とすると~」と露呈しなくてもと。

>>11-12
書き始めた時にはこんなラストになるとは思っていなかったんじゃないかなぁと。
兎に角連想やノリで突っ走り、体裁を整えることなしに投稿してますね。気負った一連、訥々と2連、
飛躍して流暢な3連から、連想、連想、単語の飛び石。>11の後半は個人的に好きでした。
>12の単語止めや空白なのですが、読者に委ねるという寛容な姿勢というよりはただの手抜きのように映りました。

>>15
混迷、というタイトルの割には整っていて、解りやすかったと思います。
男の気性を表現していると思われる平仮名の多さが、使われている言葉と照らすと
少々の違和感を禁じえないかもしれません。表現しようとされていたものは苦くもとても美しかったです。

>>16  (自己)愛を作中から読み取るのは、私には難かったです。

>>17-18
フランス映画の主人公の独白のような第一声が垂涎ものです。これだけで1点入れたい位に。
まぁ正しい指針、若しくはただ羅針盤とした方が良かったかもしれません。
全体的な雰囲気と進行は非常に好きなのですが、4連は仰々し過ぎていささか陳腐、
「愛情は昇華されずに」、「静かに」の繰り返しもちと不満を覚えます。しかし夕日染めの光景は端整。

>>19-20
蛆の描写が素敵でした。特に「黄金の皿に輝くばかりの蛆を乗せて」や「湯水のごとく湧き上がる君」、
「蜂蜜よりも崇高な味がするだろう」に偏執的な愛を感じます。美しい。
僕も君も蛆でできている、事へ繋げる為の前半は、全体を見るに少々長過ぎたのではないでしょうか。
また中盤の描き方からすると、終わらせ方にもやや不満がありました。

74 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg  [sage] 投稿日:03/09/11(木) 01:37 ID:obShN+lR    New!!
>>21-23
ルービックキューブのようです。私には遊び方が分かりません。
取っ掛かりをぽろぽろと見せながら肝心なところで内に固めてある。
2連の「きっと鼻歌を~」や3連「その地平線の中には~」、丸ごと6連、9連と
解せるところは好きでした。その視点や、唐突さが。

>>24
云わんとされているのは道徳の教科書へ推薦したくなる程に良い話なのですが、
事実を淡々と述べるこの手法では、ふむと納得はできるものの特に心を動かされることも無く、、
勿体無いなぁというのが一番の感想です。もう少し"表現"してみてはと。

>>25
「赤い夕焼け、落ちました。」がその後を暗示しているようで良かったです。
「喰えたものじゃないわ。」の後の「むしゃむしゃ。」にも微笑。
涙の使い方が安易なのと、投げてしまったかのような所々のいい加減が
軽さを出していつつもやはりつくりの荒さを強調してしまっています。

>>26
「納得が理解を追い越してくるじゃないか」の言い回しの妙に感動している間に、
「きっとやけくそな発明品なのだ」、「よくわからないしろものだが」と面白い発想が畳み掛けてくる。
拝見していて楽しかったです。ただ3連は説明的かつ説教臭過ぎた感が。

>>27
歌詞でしょうか。曲無しで拝見するとくらりくらり揺れてちと酔いますね。
ストーリーの心は演歌調ですな。

>>29
熊について語っているのかそれを抱えている人についてなのかが分かりにくいなぁと。
折りたたまれている心、には個人的に既視感が強過ぎた為ちと興醒めしましたが
それ自体は良い比喩だなぁと思います。後続も含めて。
完璧な日、というタイトルは不完全な作りとあいまって可笑しかったです。
愛は感じ辛いような。

75 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg  [sage] 投稿日:03/09/11(木) 02:58 ID:CkgyfC1F    New!!
>>31
こちらの理解力不足が原因で
いとおしく思っていくその流れには一緒に乗っていけませんでした。

>>32
「ニ、詩人は最高である」についても上のように固く書いて行って良かったんじゃないかなぁと。
上部の否定が強いので、どんでん返しの「愛」も少し押されているように感じました。

>>33
見も蓋も無いタイトルですなぁ、と思ったら開始早々の全力スパート。
歪んだ愛情連射から突如の、彼女の何気ない一言が、あまりに爽やかで感動的でした。
これを狙っての前半ですか、としてやられた感がたっぷりです。
最後平仮名なのがまたピュアで染みました。

>>34
桜色のあどけない"好き"ですね。
作りも簡素で比喩の薄れたスピッツのようです。
清々しく、その分読み手としては食い足りません。

>>39
過剰な装飾と合わせない辻褄で愛地獄の中の心を表現しているのでしょうか。
「虚無僧みたいな表情の男」、「干し柿」と、渋い比喩にそそられました。
愛(若しくは愛地獄) そのものについてもう少し、素手で触れてみてよかったのではと。

>>40
ミソとなる部分がタイトルから推察されてしまうのが物悲しいのですが、
それを差し引いたとしても、前半や中盤の思考で楽しめました。
また「飽きたら誰かに聞かせればいい」は想定外で、上手いなぁと。
中央の一行は無い方がすんなり行くのではないでしょうか。

>>43 最後一行いきなりキメられて鳩尾に一撃、な。

76 名前:うたた寝死人 ◆WvShSU0mOg  [sage] 投稿日:03/09/11(木) 03:53 ID:CkgyfC1F    New!!
>>46
冒頭から繋げて広げるですとか、4連前半を放置しないですとか
もっと、焦げ付く一歩手前まで煮込めたのではないかなぁと。
作者様の脳の中にはまだ書き出していない事項が残っていたのではと思われました。

>>47
芝の続いた後唐突に花開いた、淡い数輪。〆が可憐です。
また一連の描写等も好きだったのですが、「あと2分の間に~述べます」の宣言は
無い方が(不要なように作った方が)良かったのではないでしょうか。

>>50
男の中の男は女の中の女を愛し、男の中の女は女の中の男を愛するわけでしょうか。
また同時に、男の中の男は女の中の女を愛しつつも男の中の女と比較して悦んだり幻滅したりするのでしょうな。
発想は凄いなぁと思いますが、もっと語れたのではと。

>>60
武骨な「つっかえ棒」に違和感が。字面も作品中で浮いているので、心棒や支えとした方が良かったように思います。
否、できれば他の比喩に合せて棒から離れた方が綺麗なんですけれどもね。
2連後半や5連が映像として美しいなぁと。全体的に、もう少し削れるような気がしました。

>>62
歌ですかねぇ、勿論のロックで。歌詞ならではの半端な飛躍でどうにも全体をつかめないのですが、
何だか楽しそうであることは分かりました。最後の一行を見るまでも無く、何となしにファニー。

>>63-65
作者の、読み手に対する姿勢が愛、という事なのでしょうか。
説教調で、この長さとなるならばもう少しの読ませる工夫を推奨したいなぁと。

>>67
常人じみた花中島マサル、という感じですね。
「もぅ」と「知らないよ!!」の間の空白が気になって仕方がありません。
同じ形式でまとめるにしても、「「愛」は近い」よりも面白い――又はジャストフィットな――語がありそうです。

77 名前:ミキ ◆MD76fFko5o  [] 投稿日:03/09/12(金) 03:09 ID:Tu9IGywH    New!!
>>10
切実、正直。言葉を大切に使っている印象を受けます。
だが詩作品としてはそこまでの評価。人として僕は多分君が好き。
だが芸術家としては評価できない。けれど芸術家になる必要なんて僕はないと思う。

>>11-12
半角が気になる。悪い意味で。
決まらない決め台詞。つまり作者の迷い。葛藤する作者には共感。

>>14
俺から見れば皮肉にもなっていない。
世界に対してまるで受動的ないいようだ。
仮にそれが事実だとしたら君は言葉で世界に何を与える?
僕は君に冒険して欲しい。勝手に。

>>16
「自己陶酔」と「自分のありのままを認め愛すること」は、俺は違うと思っている。
その違いをこの作品から感じられなかった。



78 名前:ミキ ◆MD76fFko5o  [] 投稿日:03/09/12(金) 03:25 ID:Tu9IGywH    New!!
>>32
試みは好き、タイプですこういうのは。だけどまるで定理になっていない。。
完成度を高めたり、まとめる必要は今はないかも。
何かを断言してしまう心地よさは存在する。
けれど、それが作者の世界を逆に小さいものにしているかも知れない。
「たいてい人は何か気の効いたことを言おうとすると嘘をつくものです」
                       星の王子様より

>>33
お題に対して虚無的なとらまえ方をした作品が多かったなかで貴重な視点。
だが身勝手な読者(おれ)からすると、そこまで。

一行目はインパクトあり。
俺もそこに連れ

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最終更新:2006年08月01日 07:46