「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 8th edition ~~」の110-174
110 名前:なみなみお [] 投稿日:03/06/18(水) 01:36 ID:Xm0dl2VB
すいません。
「ひょっとこのお面」は僕でした。本当です。めちゃくちゃ嬉しかったです。
頑張って書いたんで、批評を楽しみに、12時前からここに張り付いていました(笑)
次のお題は
「帽子」
でお願いします!!!!
111 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/18(水) 02:08 ID:jDbJ0lPZ
>>110
おめでとうございます!!!
次のお題は「帽子」。
えー、投稿期間は6月24日まででいいのかな?
それではよろしく~
112 名前:運動会 [] 投稿日:03/06/18(水) 02:40 ID:a/vL56yb
布団の中で何度も何度も
明日のリレーのシュミレーション
ゴール直前僕が抜かして
英雄になる場面
僕は2時まで眠れなかった
「ウルトラマン!!」
って言いながら
早く食べ終わってしまって
暇を潰すお昼の時間
それもすぐにやめてしまって
僕はやっぱりリレーの事しか頭になかった
それからリレーまでのことは
よく覚えていないけれど
入場門をくぐったら
僕が僕じゃない気がした
113 名前:運動会 [] 投稿日:03/06/18(水) 02:41 ID:a/vL56yb
赤が僕を追い抜いた瞬間
なんだか回りの声援が
怒号に替わったような気がして
このままコーナーを曲がらずに
校舎に逃げ込みたくなった
直線白いクラスの前を駆け抜ける
凄い顔をして応援してくれる
クラスメイトの目前で
赤の背中はそこにあるのに
届かないままゴールを過ぎた
先生が優しい顔で迎えてくれた
僕はその顔を見られなかった
学級委員が慰めてくれた
僕は悔しくて嬉しくて顔を隠した
ゴールの寸前の僕の手は
赤の背中を引っ張ろうとしていた
そんな写真をしまいながら
息子の寝顔を見に行った
いい顔をして寝ている
枕もとの赤白帽
114 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/18(水) 20:15 ID:AC4WiV9T
帽子をかぶり続けるとハゲになるというのですハゲるのはイヤなのですそこで私は
帽子を忌み嫌うようになったのですしかし結局ハゲてしまったのですそうなると帽
子をかぶろうがかぶらなかろうがなるものはなるとすっかり観念させられてしまっ
たのです仕方なく今はハゲが目立つのを避けてとことんまで忌み嫌っていた帽子を
常時かぶるようになったのです今日のお帽子は麦わらにフリルのついたピンクのカ
ワイイものですああこんな私ってキレイですかカワイイですかどうなんでしょうか?
115 名前:帽子がない [] 投稿日:03/06/19(木) 20:06 ID:rxXlx/2G
イギリス紳士にはシルクハット
麗しき乙女にはキャペリン
海兵隊には軍帽
学生には学生帽
農家には麦わら帽
漫画家にはベレー某
娼婦にはカサブランカ
強盗犯には目出し帽
日曜日のおじさんにはゴルフキャップ
ライダーにはヘルメット
テニスプレーヤーにはサンバイザー
詩人にはキャノチャ
あなたにはどのお帽子がいいかしら?
それが 私にはどの帽子も似合わないんだ
イギリス紳士にしては落ち着きがないし
麗しき乙女にしては純朴すぎるし
海兵隊にしてはひ弱だし
学生にしては頭が悪すぎるし
農家にしては色白すぎるし
漫画家にしては大人すぎるし
娼婦にしては垢抜けないし
強盗犯にしては優しすぎるし
日曜日のオジサンにしては人生の楽しみを知らないし
ライダーにしては冒険心がないし
テニスプレーヤーにしては暗すぎるし
詩人にしてはおしゃべりすぎる
私にはどの帽子も似合わないんだ
116 名前:115 [] 投稿日:03/06/19(木) 20:07 ID:rxXlx/2G
>>115
【訂正】
ベレー某→帽に訂正。
117 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/19(木) 20:18 ID:SJcYsEzX
見てちょ♪
119 名前:ひよこ [] 投稿日:03/06/19(木) 20:27 ID:/bkkft3p
頭わるいからこんなで良いですか?
【二次元のツンドラ】
テレビが今日も偽物の世界へ 違和感を撒き散らす
それはアタシの行動の自由だけでなく 精神の自由さえも奪ってしまうのです
情報の呪縛から解き離して下さい
ナマナマしい実在感をアタシに下さい
退屈がアタシの子宮を蝕ばんで 意図的にうさん臭い振る舞いを演じさせます
アタシの嘔吐感は以前よりもずっと激しく虚構的で…
アナタの空虚な笑い方は芸術的に虚無感を味わせてくれる…
逆もまた真実デスカ?
情報が取り巻く無限地獄で 折れる程歯を食いしばり
コノ世界を覗きこんでるスクリーンを探してる…
120 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/19(木) 20:40 ID:MZIjcBx6
>>119
一度このスレッドの1を見ることを奨めます。
122 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/19(木) 21:30 ID:RNdzaqHx
>>119
ホントに頭悪いね
123 名前:ひよこの定理(帽子編) [] 投稿日:03/06/20(金) 00:08 ID:U4aylRyi
頭悪いからゴメンナサイ
こんな感じですか?
なんか最近 ずっと帽子をかぶってる気がするよ
アタシが帽子をかぶってるトキは時間を持て余しているんだよ
アタシが帽子をぬいでいるトキは時間に追われているんだよ
アタシが美しい花なら帽子はソノ花をいける縄文式土器みたいな感じかな
もっと解りやすく云うと アタシがドアノブなら帽子は幸福の沼に住む人食い蜘蛛で
アタシが昔 日本列島を真ん中でヘシ折った大造山運動なら 帽子はコロコロコミック先月号って感じかな♪
124 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00:13 ID:4rKmBKRm
>>123
こんな感じですか、とかは止めたほういいでつよ。
あと、ルールは守って楽しくやりませう。
125 名前:帽子(1) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00:50 ID:1U3X69Dr
夏の潮風が長い黒髪を揺らす
貴方からの手紙 相変わらず暖かくて
思わず文字が滲んだ
此処で三度目の夏を一人きりで送る
都会からはきっとまだ貴方は帰らないね
なんだか負けてしまいそう
揺れる波打際 光る銀の砂浜
帽子が飛びそうで眼を閉じた
本当に貴方が大切だったから
夢を応援して送り出したけど
本当は貴方に甘えて 叱られて
そんな毎日なら幸せだった
明日また 電話を下さい
126 名前:帽子(2) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 00:50 ID:1U3X69Dr
年に一度きり 丘の神社の祭り
青い浴衣を着て少し薄く紅を塗る
貴方に褒めてもらえない
夏の星空を染める花火さえ今では
貴方との季節 思い出して切なくなる
こんなに綺麗に見えるのに
一人でも平気と強がって見せたけど
昔の泣き虫に逆戻り
街並は貴方が愛したままの姿
だから何処にでも貴方が溢れて
潮風にこのまま帽子が飛んだなら
弱い泣き顔を見られてしまう
明日また 電話を下さい
出来るなら 貴方を下さい
127 名前:自由な国に帽子はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 14:07 ID:IFQJb7+I
ネコっ毛が
ちぢみはじめた頭には
帽子が欠かせない
ハゲランスも帽子
リウップも帽子
私の頭には緑の帽子
帽子で隠す
ないものを隠す
それでは、なくなったものは、というと
それは四次元の国で笑っている
黄金もなく
玉座もない
死者も踊り出すその国では
さまざまな色の髪風が、笑いながら吹いている
帽子で隠す
私の恥部を隠す
恥部とよばれた丘陵は
ほんとうは、なくなったものたちとともに
その国へ行きたがっている
私自身もいつか
この身まるごと
その国へ行くのだろう
自由なその国に
帽子はきっと、ない
現世のみのつきあいだ
そう思えば愛おしくもなり
今日も仕方なく頭に乗せる、緑の帽子
128 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 15:10 ID:C5GTWU4x
☆★☆お知らせ☆★☆
次のお題は「帽子」。
投稿期間は6月24日まで!!!!!
じゃんじゃんバリバリ投稿してください!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
129 名前:ヤマネコ (1) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 15:16 ID:ZWOEF3IV
まちにヤマネコがきたよ
静かな哀しい港町に
労働者ブーツを履いた
ヤマネコがやってきて言ったんだ
「ぼくの帽子は花畑
表面張力いっぱいに
はじけるひろがる花畑
こんな哀しい港町に
ジャズとお花を差し上げよう
ゴキゲン・ブギに乗っかって
土曜の夜の会合(サタデーナイト・パーティ)を
いろどるぷわぷわお花の海」
若者たちは見向かなかったね
ブルースウェードシューズのあの娘にも
ジャズの狂乱とどかずじまいさ
130 名前:ヤマネコ (2) [sage] 投稿日:03/06/20(金) 15:16 ID:ZWOEF3IV
だけどレディース・アンド・ジェントルメン
じいさんばあさんろくでなし
はしゃぐリズムとシカゴの魂
「ヤマネコの帽子は最高じゃ
いろとりどりのリズムと
ゴキゲンな花畑
んんんん~、逆じゃったか?
そんなことはどうでもいいぜ!
今夜はパーティ、踊ったモン勝ちじゃ」
月曜の夜にはヤマネコは去るよ
夜の路地裏、靴音させて
コンコンコンと去ってくよ
どこに行くんだ、ヤマネコよ
わしらに帽子を、帽子を頂戴
ヤマネコが去ってしまった今
静かな哀しい港町は
静かでだれもいなかったよ
131 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/20(金) 15:20 ID:VY7PpMOo
毎度「2chのパワーを見たか!」とほざいてる厨房のみんなへ
今こそ君達の"パワー"を正の方向へ向ける時が来ました。
私たちは[100万人のキャンドルナイト]を呼びかけます。
2003年の夏至の日、6月22日夜、8時から10時の2時間、みんなでいっせいに電気をけしましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、ただ2時間、電気を消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を地球上にひろげていきませんか。
2003年、6月22日、夏至の日。よる8時から10時。でんきをけして、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。
http://www.candle-night.org/
現在の参加状況
http://www.candle-night.org/scape/scape.html
↑1時間おき位に見てみて下さい。確実に人数増えてます。
133 名前:ボウシ [] 投稿日:03/06/20(金) 19:10 ID:NdA7G7TC
深くかぶったボウシを
両手にかかえこんで
いつまで
だましとおせるんだろう
表面にうかぶかざりは
誰の心にも
深くは浸透しない
あざやかな色をかきわければ
黒いもやが底をふさぐから
息苦しくなって
ボウシをとれば
笑いかけてくれるやさしさなんて
どこにもなかった
もれていくまぶしさは
あたたかさになって
空にとけていく
ボウシだけが
私が私であるための
小さな光でした
135 名前:ぼうしとあついひ [] 投稿日:03/06/21(土) 00:49 ID:IkdOMlqq
ひざしが、
ぼうしをつらぬいて、
かぜがとおって、
かみがゆれ、
くさがゆれ、
このはもゆれて、
むしがなき、
すいてきのついた
かんじゅぅす。
ぼうしのつばが、
めのまわりをまもって、
くさのにおいがして、
あつくて、
かぜがまた、
こんどはぼうしをとばそうと、
それをおさえてひとこきゅう、
むしがなき、
かぜもなく、
じめんがゆれて、
あせとすいてきがすべって。
136 名前:嗅ぐ [sage] 投稿日:03/06/21(土) 05:31 ID:xUqGIsXe
帽子を顔に当てる
自分の匂いがする
137 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09:45 ID:rbJfmEd6
「ある野良猫がかぶっていた帽子」
ある野良猫が帽子をかぶって街路樹を歩いていた
夏の日の午後
木々が作る影の下を猫はその尻尾を高く上げ
黒い色のシルクハットをかぶり歩いている
すれ違う人々はその猫の紳士ぶりに
猫の姿を見下ろしている
猫の毛並みはつやがあり トラ猫
軽やかにリズムを踏みながら足を動かしている
その中に絶対の安心感と自信があるのがわかる
138 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09:50 ID:rbJfmEd6
毎日のように、猫と私はすれ違い
いつの間にか互いにすれ違うとき
軽く会釈するなかになっていた
私が猫を最後は、夏の日差しがもう、傾き始め
秋の風が吹き込んでいる夏の終わりだった
猫はいつものように街路樹の下をシルクハットの帽子を
かぶり歩いている
「今日は何処へ行くんだい?」
そう僕が聞くと、猫は
「ちょっと、そこまでさ」と
狭い脇道へと曲がっていった
私は、猫の高く上がった尻尾を目印についていく
139 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/21(土) 09:50 ID:rbJfmEd6
ビルが作り出した影のかな ダンボール箱やら空き缶やらが
無造作に投げ捨てられ それはまるで影の中に静かに呼吸す
る小さな生命のようだ そしてその一息、一息が怠惰感と生
命の疲れを作り 黒く壁に染み付いている
遠くには、にじみ込むように光が見えている
どうやら、光ひかりで、この影の世界に踏み込むのをとまどって
いるようだ
猫は、ヒョイっとジャンプし、ダンボール箱を飛び越えると
誰かと話し始めた
「やぁ。こんにちわ。今日もすばらしい日だね」
こっそり、私がダンボールの隙間からのぞくと
そこには、白い毛で、高貴な雰囲気を持ったメス猫がいた
英国貴族の女性のように美しく、落ち着いている
何人にものオス猫から、熱いまなざしを送られてきただろうと
思う漣が一つ持たない海のように澄んだ目
その、後紳士は静かにそのメス猫の女性とどこかに行ってしまった
どこか遠くの町で今日もシルクハットをかぶったあの猫は、陽射しの
下を、紳士のように歩いているのだろう
あの、白い毛並みの猫と
140 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 15:32 ID:3rlo8Lce
実は帽子フェチの、寸評人です。
>>112-113 併走する二つの時間帯を、同じタッチで書いてしまったのが不満
かなあ。良くも悪くも、日記のような詩だと思いました。
>>114 帽子とハゲという、人間にとっての永遠の命題(おいおい、本当かよ)
ですが、論理に飛躍がもっとあってもよかったかと。
>>115 「AはB」の畳句の図式ですが、もっと遊ぼうよ。とんでもない図式を
引っぱり出してきたりして。でないと、読み手としては、少々飽きます。
>>119 おまけ。タイトルはいいね。
141 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 16:11 ID:3rlo8Lce
>>123 くだけたシュルリアリズム手法、といった感じですね。この後に何か
続けてもよさそう。膨らませると良くなりそうです。ルールは守ってね…。
>>125-126 メインを帽子や波打ち際に置きたかったかな。帰らない恋人を待
つ感情は、その背景にして。
>>127 髪風の吹く国は、ユニークで何だか面白そう。テーマは奔放なので、
文も奔放に書くと、効果的だったかも。
>>129-130 「ハーメルンの長靴をはいたドングリと山猫」というテイストが
あります。何かを言っているようで何も言っていないかな。好き嫌いが分れそう。
>>133 きれいなんだけど、未整理だなあ…。帽子を取るとごまかしのきかな
い自分が出てくるんだけど、3連め、5連めは、まるで別のことを言っています。
142 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:03/06/21(土) 16:27 ID:3rlo8Lce
>>135 ノスタルジーを伴った情景描写が光ります。平仮名にこだわりがあり
そうなので、「かんじゅぅす」は不問。「かぜがなく」だけでは、風の感情に
は届かないかなあ。
>>136 いや、それ、くさくないか?小粋な一発芸。
>>137-139 うんうん、名前欄にはタイトルをお願いしますね。
都会のファンタジーとして読みました。前半の描写は、もっとコンパクトに出
来ないかなあ。後半の書き込みを生かすためにも。意気込みは買いました。
144 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:03/06/21(土) 16:37 ID:3rlo8Lce
補足。
>>131 思いっきりスレ違いですが、これ、新聞にも出てましたね。
にわかエコロジー野郎じゃないけど、参加してみようかな、と。
東京タワーなど、全国の2000施設でも消灯するそうです。
いずれはメジャーな運動になるかもしれませんね。
でも、ここに貼るなよ…。
145 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20:37 ID:ZAQlzfln
今回から審査トカ感想トカ参加します。以後宜しゅうお頼み申し上げ奉り。
>>112-113
最終連2行がなんか気になる感じ。それにしてはなんかサワヤカな心象。
その対比と子供を見る視線がイイバランスに感じられました。
>>114
改行なし句読点なしの記述を見ると筒井康隆しか思い浮かべないのは
ワタクシが筒井フリークだからでしょうか(笑) もっととんでもない帽子を
かぶって欲しかったかも。
>>115
おそらく何の帽子も似合わない人間こそ「シジン」なんでしょうね。
>>123
2連目が気になって悶々と考えましたがやっぱりよく解りませんでした
でもやっぱり気になります。謎定理アアン
146 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20:37 ID:ZAQlzfln
>>125-126
3,4連の「言い訳」がアアンな感じ…リフレインしないで終わらせたらもっと
グッときてたのかもしれないです。
>>127
仕方なく付き合う己の生? 生というより性?
>>129-130
嗚呼懐かしきはディスコティック世代
7-8連は享楽を消費するだけだった者らへのコトバなんでしょうか。
147 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/06/21(土) 20:37 ID:ZAQlzfln
>>133
5連目だけがよくわかんなかったです…
ボウシ 壁 もうひとつのペルソナ。 世界が流れ込まないための防止?
>>135
終わらない夏のイメージ。きれいな感じ。静寂でいてすんごいうるさい
風景が浮びました。
>>136
もわっ
>>137-139
バロン? 情景としてロードされるのは例のジブリのアニメーション
いくぶん黄味がかった情景はきれいだけど、ちょっと借り物のカホリが
いたします。いくつか誤植とおぼしき箇所がありましたのでご注意をば。
148 名前:star in summer 1 [] 投稿日:03/06/21(土) 23:49 ID:BZhwUtPe
小春日和の公園
僕は友達と公園でサッカーをしていたんだ
・・・野球だったかもしれない
でも僕は混ざれなかったんだ
みんな僕よりも大きい人だったから
木の下で座っていたら
80過ぎのおじいちゃんがちょこちょこ近づいてきて
「そんなつまらん顔するな」って言ってきた
それから僕にいろんな楽しい話をしてくれた
あのころの僕はずっとふてくされたままだったけど
そうしたらおじいちゃんはかぶっていたつぶれた帽子を手にとって
「じゃあよぉく見てるんじゃぞ」
1
2
3
・・・・・・・・・・・・・・・
パッ!
まぶしいと思った次の瞬間、
真っ白なハトが帽子から飛び立っていった
149 名前:よしの [] 投稿日:03/06/21(土) 23:54 ID:k2BBwlSJ
妙に小奇麗な部屋が淋しくて 好きだった歌を音量を大きくしてかけてみた
昔が懐かしく思えて涙が出た
新しいもの欲しさに簡単に捨てた それらが本当は大切なものだと気付かずに
そのことに気付いてずうずうしくも 今さら近づく私 無くさないと気付かない私
本当に大切なものはなぁに?そう聞かれて
家族 友人 思い出 ありきたりな答えを出した
でも実際には大切になんかしてなかった
自己満足で大切にしているだけで 実際には傷つけてばかりいた
自信に満ち溢れてて まっすぐに突き進んでいたあの頃
間違いに気付かずに だから迷いがなかった
いろんなことに気付いた今の私と あの頃の私はどう違うのかな
そう考えたとき
いままでのまちがいを発見してから 自信がもてなくなったことに気付いた
むかしを思っては泣き それを自ら捨てた自分自身を悔やみ
その繰り返し
150 名前:star in summer 2 [] 投稿日:03/06/21(土) 23:54 ID:BZhwUtPe
僕は目の前で起きた奇跡に驚いた
「おじいちゃん、どうやったの?」
「これは奇跡じゃ、わしにしかできん」
「じゃから、お前にしかできない奇跡もあるはずじゃ」
「そんな暗い顔してたらそれが何かもわからんのうて」
「じゃからまずは笑うんじゃ」
おじいちゃんはそう言ってまたどっかに行った。
この世は奇跡に満ちている。
そして僕も見つけた。
僕にしかできない奇跡。
大好きな君を笑顔にできる奇跡。
151 名前:よしの [] 投稿日:03/06/21(土) 23:54 ID:k2BBwlSJ
ごめんなさい。上の奴まちがいです。無かった事にして。。
152 名前:土星さんの帽子.1 [sage] 投稿日:03/06/22(日) 00:17 ID:Z5WLE2C3
夏至祭の夕暮れにはいつも
偶然のように道ばたで土星さんに逢います
土星さんは自慢の帽子をぴんと立てて
ふわふわ浮いてて
でも足は田んぼの泥だらけで
たくましい二の腕が陽に焼けていて
土星さんは星を見るのがとってもとっても好きで
こんな白夜だと星が見えないね と笑いながら話します
あたしは何か言おうとするけど
土星さんが言ったとたん 本当に太陽は沈まなくて
こんにちは と精一杯の大声で 土星さんの笑顔に付き合って
でも土星さんの本当の顔は帽子の広いツバに隠れて見えない
あたしも星を見るのが好きよ とつぶやきます
土星さんの帽子は立派な縞模様で
広いツバも立派な立派な縞模様で
誰もが土星さんの帽子に夢中で 欲しがって 触りたくて
だから夏至祭の夕暮れにはロケットがいくつも飛び交うけど
土星さんはどこ そんな黄色い国 ほんとかしら
土星さんはあたしと手をつないであぜ道を歩いています
153 名前:土星さんの帽子.2 [sage] 投稿日:03/06/22(日) 00:18 ID:Z5WLE2C3
あたし土星さんが好き 土星さんの笑顔も好き
たくましい腕も好き 帽子に鳥がとまって つるっと滑るのも好き
土星さんの帽子が好き 帽子の土星さんが好き
思い切って言いたかったけど
かがみこんで土星さんの顔をのぞきたかったけど
土星さんはどこ
土星さんの帽子はどこ
土星さんは帽子 帽子は土星さん
あたしは何も言わないで そんな白夜の国で夢を見て
土星さんの本当の顔は帽子に隠れて見えなくて
土星さんの本当の顔は帽子かもしれなくて
そんな黄色い国 土星さんの笑顔を
あたしはいつまでも見つめていました
154 名前:なぞなぞ [sage] 投稿日:03/06/22(日) 10:23 ID:pOn199f3
わたしの頭の上にあって
あなたの頭の上にあって
みんなの頭の上にある
この世で一番大きな帽子
時には不安なまだらに染まり
時には綾かなリボンを飾り
時には幾億ものダイヤで彩られる
被っているのに見えなくて
触れているのに脱げなくて
穴があいてもつくろえない
この世にたった一つだけの
掛け替えのない大切な宝物
それは、なあに?
155 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/22(日) 12:24 ID:/B5ZB7/7
>>112-113
作文調が否めないもののタイム・スリップ感あり。
「赤白帽」が遺伝子のように。
>>114
ある時間の経過を表すことで書き手の存在を示すのかもしれない
句点や文末改行の無いこの詩に身体感覚の無さを感じる。
>>115
アイデンティティとしての「帽子」の不在。
”AにしてはB”という構文上の論理の整合と破綻の混在が。
>>123
加速するめちゃくちゃ度。「運動」→「コロコロ」→「♪」でストレスを溜めず。
半角スタイル。
>>125-126
最終行の肉体感が
数々の性的暗示表現に気づかせてくれる。
>>127
「帽子」が処世術のようなものに異化され
「緑」がセーフティー・ファーストを。
>>129-130
詩のいたるところに同語を散りばめカタカナ英訳までしている
露悪趣味がもの悲しい。
>>133
欺瞞に希望を託して。
第5連の難解さもしくは曖昧さに気をとられる。
156 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/22(日) 21:01 ID:NRasqafE
アイツはいつだって帽子をかぶってる
いつ見ても目が隠れそうなほどに深々と
けれど夜には外すんだ
ある日そいつに聞いたんだ
なんでそんなに帽子が好きなんだって
そいつは答えたよ
帽子が好きなんじゃない
うちの家計は太陽の光が苦手なのさって
僕はそいつの家族を見たことがある
家に泊めてもらったときににね
それは夜だった
居間には蝋燭が一本立ってるだけだった
けれど部屋は隅々まで光で満たされていたんだ
光の伝播をしてたのは家族の頭部だったよ
回想に耽りながら思った
正直に紫外線が怖いと言えよって
だから彼はいつだって帽子をかぶってる
必死に運命に逆らっている彼は美しい
そんな彼に僕は教えてやりたかった
夏に帽子は蒸れるだけだってね
157 名前:帽子の下 [] 投稿日:03/06/22(日) 23:31 ID:uZVinGW5
五年目のテレビの上に、それは舞い降りた。
こんな雨の降る日には、とても似合わない、ピンク色のリボンのついた、麦藁帽子。
思わず手に取り、被ってみたけれど、やはり僕は似合わない。
この麦藁帽子には、君が似合う。
青い服が好きだった、君が似合う。
それが笑顔でも、泣き顔でも。
テレビの中の砂浜を、一人で駆ける少女は、
このアイドルタレントよりも、君が似合う。
海から風が渡ってきて、砂におおきく「心」と描いた。
君はそれ見て立ち止まり、何かを思い出したに違いない(それが僕のことであってほしい)。
おおきな文字を、君は腕をいっぱいに使って、円でくり抜きはじめる。
掬い捕ろうというのか、君は、その、おおきな、心を。
白い額に褐色の汗をかいて、きっと誰にも、僕にも見せたことのない真剣な眼差しで。
君の小さな両腕が、砂に潜る、一生懸命に。
僕も知らない、謎の巨大円盤を持ち上げようとする。腕が、折れ。
そこへ陸から松林を越えて、いつの間にかやってきた別の風。
君の麦藁帽子を、飛ばしていった。
海を越え、円い水平線をも、越えていった。
君の姿は消え失せ、立ちくらむような時と距離とを、越えてきた。
そして今、五年目のテレビの上に、舞い降りた。
手に取ってみると、積もった埃が舞い上がり、まっさらな円になった。
姿見に向かって、立つ。
ピンク色のリボンのついた、魔法の円盤、その下に、
七色の光線が降り注いだ。しかし、君は現れない。
似合わない僕が、帽子のせいで、冴えない顔が、さらに冴えない。
現れるべきだ、君は、この暗くなった部屋に。
現れるべきだ、君は、僕を消し去って。
158 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/23(月) 00:19 ID:97DTMh9y
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次のお題は「帽子」。
投稿期間は6月24日まで!!!!!
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159 名前:「存在しなかった帽子」 [sage] 投稿日:03/06/23(月) 00:27 ID:vhJ5AGtB
映画館の暗さで誰も中になる動きが見えないから
好きなこと隠れてしてみても気づかないことが事の起こりでした
「そういうのを死角というんでしょ?」
窓枠の色は誰も気にしないままガラスを通す紫外線だけ気にして
暗闇の中で勝手に理由をつけてはひとりでに怖がってみたりする
筒状の紙の中に何もなくてもため息をつくことなく
じっと覗いていればいいと教えられました
枝に引っかかるのは風船と帽子
登っていって降りられない子供なんてもう何年も見ていないだろう
「いや──最初からいなかっただけだよ。」
絵を描くように封筒の中から空を切り裂いていく
道具のない詐欺師の真似だけをしていても左手だけが空回りして
帽子のなかった彼らの手品は始まらないから
僕らがほら何か消してしまうために最も簡単なことがある
それは別に何かを与えるわけじゃなくて、皆が焦点をずらせばいいんだ
「総員、右向け、左。」
誰も気にしないように忘れてしまうように仕向けるそのしぐさが
消えてしまった全てのことへの命取りになるから
帽子の存在しなかった死角なんて思いもよらなかったんだ
僕らはいつも手品師より上手く 帽子の中から消えてあげるから
160 名前:冬休み [sage] 投稿日:03/06/23(月) 11:02 ID:DTjCujEg
がふがふと換気口から吐き出される蒸気を
風が蹴散らしていくのを
ジャージを着込んだ男のひとが
じっと見ていて
そのひとの影が、輪郭を際だたせて、白い霜一面の草の地べたに映っている
その柵をむこう、広い傾斜面には
街灯の黄ばんだ光が落ちて、スキー場のゲレンデのように寂しくたたずんでいる
そのはるか深い地面の底で
深海魚のようなかたちの
まだ誰にも名づけられていない種類のある虫が
長い胴体中からつきでた細くしなやかな足をつかって
少しずつ土を掘っている
彼には目がなく
痛覚もなく
時間も知らずに
彼は、彼の腸から伸びた襞(ひだ)の後ろで、わずかに思考している
そして、生まれてから今日までに
細胞のひとつずつに染み込んだ
一匹の虫の、感覚の
あるひとつの切れ端を、足の一本にただ刻んでいる
掘削の途中でその足がもげ落ちても、彼は気づかない
彼は足というものを知らない
廃材を積んだトラックが、地響きをあげてアスファルトを踏みつけ
辺りの民家を震わせて
電線の上のカラスが飛び立つ先で
その日
しんとした教室で
ふたつの手がカーテンを引いていくのを
少年が、少し離れて、その四角いスクリーンの向こうへ、飛ばされた帽子を、風が遠くへ運んでいくのを見ていた。
161 名前:見えるものは見えたもの [] 投稿日:03/06/23(月) 23:08 ID:KM8X2i3E
残念だけど顔を見ても駄目なんです
長いあいだの王者が倒れて
出番が回ってくる
森を吹き抜ける風の音は
それでも誰かを迎えるだろう
泣いても駄目 怒っても駄目
出番が回ってくる
笑えるか?
嫌なことを見て生きていく それとも
何も見ないで生きていく
でも……
しょうがないな
誰かが可哀想に
見えるときは
一緒に泣きましょう
赤いベレー帽かぶったおばぁさん
何を見ていたんだろう
今日一日のオレは
泣いても駄目
怒っても
駄目
何かを見て生きていく 笑えるか?
162 名前:見えるものは見えたもの-2 [] 投稿日:03/06/23(月) 23:09 ID:KM8X2i3E
帽子なんか必要ないよ
ヘルメットでチャりんコに乗るような
邪魔なんだよ
顔も見えない
でも一体
何を見ていたんだろう
今日一日
一緒に泣くような人もいなかった
残念だけど何を見ても駄目なんです
泣いても駄目
怒っても
駄目
出番が回ってくる
笑っちまうぜ
一体オレは
何を見て
いたんだろう
163 名前:名もない場所 1 [sage] 投稿日:03/06/24(火) 02:30 ID:e5cwERpm
白い帽子を目深にかぶり
もも色の パンプスを履いたあなたはゆっくりと
小暗い竹薮をつらぬく
狭い石段を 登ってゆく
しるべのない洛北の山道で
あなたはただ迷子になりたがっていたのだ
そこがたぶん あなたの行きたかった“名もない場所”
(そんなものありはしない――とぼくは言わなかった)
帽子のせいであなたの表情は見えない
ただ小さく喘ぐあなたの左手を
しずかに引くのがぼくの役目だ
黙っていると 湿ったてのひらの脈動だけが鮮明で
目覚めながら古い夢を繰り返し見ているような気分だった
不思議に小鳥の声ひとつ聞こえない
風も吹かない 夏の午後だ
(ぼくらは何も見ずに――)
ぼくらは何も見ずにここまで来た
目隠しでぼくらは出会い
目隠しのまま裸になったりした
いったいふたりはどこに立っているのか
どうせぼくらは何も知らなかった
名付けられた場所を歩くとき
あなたはいつも白い帽子をかぶる
あるいはかぶっているかのように
ずっと視線を下げたまま
どこにいるかも見ないまま
ぼくの手を ずっと握りしめているだけで
164 名前:名もない場所 2 [sage] 投稿日:03/06/24(火) 02:31 ID:e5cwERpm
***
登りつめると風があらわれ
広い夕空がひらかれる
その下 照り映える円形の広場はあり
小高い西側の崖のそばに
古い祠と巨きな神木が立っていた
あなたはぼくの手を離れると
祠の奥にある竹矢来の方へと駆けてゆく
(なんて眩しい夢なのだろう――とぼくは思った)
ちょうど真正面に沈んでゆく夕日を
あなたは眩しそうにしながらオレンジ色の帽子をとり
くしゃくしゃにしてカバンの中へ押しこむ
ながい髪が波のかたちに揺れて
ようやくあなたの顔があらわれる
「ここはどこだろう」
と僕が言うと
あなたはなぜか得意そうにぼくの手をつかみ
「どこでも」とつぶやくのだ
そしてそのまま空ばかり
ずっと眺めているのだった
165 名前:おれ、おまえ、ぼうし [sage] 投稿日:03/06/24(火) 04:24 ID:KWys8V4t
ぼ、ぼ、ぼ、ぼう、
それ、な、なんだ
く、くれ
く、くれ
おまえ、くう
おれの、めし
あはは、くれ、そう、そう
い、いいな、これ
ぼ、ぼうし
なんだ、これ
やめろ、おれ、ここ、だいじ
さわると、おれ、おまえ、ころす
な、なに
これ、ここ
やめろ、ここ、だいじ
おまえ、しおあじ、する
なに
ああ、そっと、だぞ
そっと、だぞ
なんか、いいな、これ、
いいな、これ、
ちょっと、あるいて、くる
おまえ、ともだち
おまえ、くわない
おまえ、ぼうし
166 名前:チョンマゲ頭にシルクハット [] 投稿日:03/06/24(火) 04:37 ID:SBUbqVMV
チョンマゲつけながら よく言うよ おまえが紳士だって?
だったらすぐに「切り捨て御免」とか言うの、やめなよ
時代錯誤だよ? そうそう 「切腹」とか、ありえないよ
21世紀だから、今は。
ダメダメ。 そんな形だけで 誤魔化しても
「散切り頭を 叩いてみれば 文明開化の音が・・」しないよ もう、
遅いの それが最新だったのは 200年ほど前だから
ほら シルクハット とったら やっぱり チョンマゲ 隠してる。
気に入らないからって、すぐ人を切ったらダメです、って 何度言ったら分かるの?
江戸時代は終わったの 送り返すよ? お家取り壊しの時代にさ。
辻切りは流行らないの 今は そういうの 「通り魔」って 言ってる
いくらチョンマゲ持ってても 役に立たないこともあるんです。
ちょっと待てよ そのチョンマゲ もしかして・・・
まさか おまえ そのチョンマゲ・・・
(チョンマゲ頭に シルクハット 被ってみせても 隠し切れない その本音
シルクハットの中で チョンマゲ揺れる 切り捨て御免の その精神
婦人が泣く泣く 朝露に濡れた 帰路の道)
おまえは全く 呆れた シルクハット風のチョンマゲだ
だが、切ってくれ そのチョンマゲは
168 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/24(火) 19:38 ID:k7tJmx18
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投稿日の最終日。今日の23時59分で投稿期間は終了します。
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169 名前:44169 [] 投稿日:03/06/24(火) 19:41 ID:XG7TMe4j
170 名前:いざ火星へ(1/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20:48 ID:k7tJmx18
犬が空に唸り声を上げています
太陽が落ちてきたのかと 見間違えたのでしょうかね?
ただ、地球の熱さに犬も滅入って
気が狂い始めただけかもしれません
我々の旅立つ日が
我々の憎むべき大地の平均気温の上昇を
顕著に体現している日であることは
あの太陽の意中に背いているようで
実に清清しい気分ではありませんか?皆様
今日のこの日を、再出発の日と定め
我々は、今から火星に突撃しようとしています
そうです、シルクハットが逆さまになっているようなそれに
搭乗する時分まで、あと幾許もありません
人類全てがこの逆さまのシルクハット
のようなものに
救われるのです
171 名前:いざ火星へ(2/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20:49 ID:k7tJmx18
残念ながら地球は熱くなりすぎました
残念ながら我々はこの大地を去らねばなりません
この地球45億年の思い出にはサヨナラだけが残ります
しかし、あの知恵に満ちた乗り物にはサヨナラの次があります
私はあなた方一人一人をあのシルクハットの底に放り込みます
恐れる必要はないのですよ
シルクハットの底には荒涼とした心地よい冷たさが広がっています
懐かしい地球は、シルクハットの底にあると言っても過言ではありません
さぁ、手を私に差し伸べてください
目指すは火星、シルクハットはあなたに住み心地いいの土地を与えるのです
あぁ時は満ちました
太陽が落ちてくる前に早く乗ってしまいましょう
この嘆かわしい地球を去って
さぁ
172 名前:いざ火星へ(3/3) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 20:49 ID:k7tJmx18
そこで
あなたは砂漠の巨大なシルクハットから360°見回し
丸い地球に別れを告げるのです
あなたたちは
蟻たちが巣の穴に帰るように
次々とその夢の乗り物へ放り込まれるのです
それから
巨大なシルクハットのようなものの底で
折り重なったあなたたちは
待ち続けているのかもしれない
火星への到着を
待ち続けているのかもしれない
いわゆる「シルクハットの墓」から
1億年がたった現代
もはやその巨大で無意味だった迷信の産物の原型はない
もちろん火星へ旅立とうとしていた人間達が大昔にいたことを
知る者はいない
シルクハットの墓があった砂漠には
いま
無機質な虫の巣に似たビルが聳え立っている
苦笑
173 名前:ハイキング(1) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 22:22 ID:Cvr1LAC5
へんなあたま
ぼうしがいる
バスから出たよ 観光の花道
足と手と服と眼が ぞろぞろぞろ
適当なおしゃれして 先を歩いていく
へんなあたま 列になって
ぶつぶつの風のっけて あとからついていく
あれはぼうしがないからだ
なにかぶってるの 気になってしょうがない
紫の蜘蛛の巣 ぼわんと後ろに飛んで
大仏様の石造パーマが アスファルトにがしっと落ちる
孔雀はにんげんとは違う だからこれも頭からずり落ちる
174 名前:ハイキング(2) [sage] 投稿日:03/06/24(火) 22:25 ID:Cvr1LAC5
巨大なタマゴに 脳のシワ
なんだか電気の音もする
すべてそのデカすぎるあたま は
天を気にしている
敵は天からしかきません みたいな
草っぽい防御
ぼくは大丈夫
ぼくは帽子をかぶっているから
犬も大丈夫
犬は全身があたまだから
にんげんは あたまが犬 ぶるぶる
こどもにんげんの まるい横顔
こわい まるすぎて
お願いだから 隠してほしい
にんげんのあたまは ハイキングするには
へんすぎる
ぼうしがないと
烏帽子でもいいから お願い
最終更新:2006年08月18日 21:04