作品
待つ
詩のろうどくの時に噛んだという理由により
フランスかニューヨークの朗読会で切腹したい。
これは例え話なんだけれど
日本人が世界に、
自らの自主性により
何かを提示してはいけない
というルールも制限もない
パリやアメリカが助けを求めている時に
日本人は自分たちの村のなかの事件の責任のなすりつけあいばかりしているので
全体の利益にかなっていない。
世界中にこれだけ
耐え忍ぶ
『行為』を
行える民族がいるだろうか
日本最強の無法者を100人集めたら
世界にかつてないやさしい集団が出来あがるだろう
和を重んじることの大切さや柔でも礼でも
世界に誇れます。
あとはもう少しコップの水がある地点に達するまで
待つ
猿は沈む夕陽を2000年間かそれ以上数えたという
感動しない日々には飽き飽きだ
刀を抜け
そして全ての日本人は誰も切らずに駆け抜けろ
145-146 名前: ◆Gu..LhAqTI [] 投稿日:2005/09/01(木) 04:57:30 ID:RfijkzAu
【コメント】
168 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 06:12:22 ID:rEbW/M1/
>>145-146 私的な極論として考えるなら、かなり面白い。ただそれをそのま
ま「全ての日本人」とか妙な線引きをするから、おかしなことになる。大風呂
敷を広げるなら、「全ての人類」「全ての生き物」までやってほしかった。
170 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [] 投稿日:2005/09/09(金) 11:11:14 ID:6G3iV3IS
>>145-146 待つ (心意気)
645 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:36:06 ID:DkB6kKP3
145-146:待つ
思想を詩に持ち込む事の是非は問いませんが、勢いに言葉が追い付いていない印象です。
アジテーションを成り立たせるには、ここを始点として練度を上げてゆく必要が有るでしょう。
651 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:57:29 ID:6G3iV3IS
>>145-146 待つ
詩人の人間愛というか美しさというか、理想主義というかそんな“良きもの”に裏打ちされた
勇気を感じました。
寂しさとか死とか狂気につい惹かれ易い中でこの潔さは清清しい。
全ての日本人は誰も切らずに駆け抜けろ という呼びかけに惚れました。
論理の裏打ちが少々杜撰で、「本当にそうか?」という疑問を払底させるだけの力がまだ足らないです。
もっと書き込んで書き込んで、さらにそぎ落としたものを読んでみたいと思います。
【得点】 1点
雫
待ちわびた警鐘の響き
ちかづくサイレン心拍数上昇
人工的なコンクリート震えている
はにかんだつもりで痙攣した頬
遅すぎた出会い繰り返してたね
れんげ色した思い出と記憶と
るりの玉の涙を心の底の宝箱に
がちゃりと鍵を閉めて封じ込めて進む
必ず唯一の君は来る
ずっと待ち続けていたのだから
来るまで胸の真ん中の玉座を
るすばんしていた雫は溶けた
147,149 名前:雫[sage] 投稿日:2005/09/01(木) 12:31:10 ID:EFPyhBv/
【コメント】
168 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 06:12:22 ID:rEbW/M1/
>>147 漢字まで合わせた正しいアクロスティックは、好印象。「るりの玉」
は過剰な描写、「唯一の」は生硬、かなあ。全体に綺麗な描写に流された印象
はあるかも。もう少しリアルに標準を合わせたいところ。
645 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:36:06 ID:DkB6kKP3
147:雫
縦読みの仕込みのせいで、幾つか唐突な言葉が並ぶのがちょっと。
仕掛けを美しく隠蔽する磨き込みもまた、詩作の醍醐味だと思いますよ。150-151:ロマンス
後半のリズムの崩れが多少気になりますが、綺麗にまとまった詩だと思います。
「朗読」を意識したのかな?声に出した時、最も美しくなる設計なのですね。
651 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:57:29 ID:6G3iV3IS
>>147 雫
やっぱりるり色かなあ、、てか宝箱がまずいのかもしれないが。。縦書き乙です。
671 名前: ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:2005/09/12(月) 03:08:48 ID:TV9PSfZh
いぷさん、おめでとうございます!
初投稿で初優勝ってすごい、、、、。
さすがです。
評者の皆様、お疲れ様&ありがとうございました。
長く休憩をとってた梁山泊が動き出して嬉しい限りの今回でした。
さて、、、、。
わたしは分かりやすい作品を書くことをモットーにしております。
音楽や絵画と違い詩を読んで頂く事は相手に「していただく」ことなので。
それにしても、縦読みまで分かりやすいのはいかがなものかと。
だってら行のひらがなの単語なんて思いつかなかったんだもん!
だけど今回は縦でがんばってみたかった。そんな気分だったもので。
縦を書く人ってすごいなと改めて思うのでした。
ロマンス
いつか来るさ、と
つぶやきながら
君は待ってる
ずっと待ってる
めいっぱいの
おめかしをして
君は待ってる
今日も待ってる
くだらないこと
気持ち良いこと
何も知らない
知りたくもない
種を蒔くのは
連中の仕事で
君はいつでも
いつか来るさ、と
君はいつでも いつか来るさ、と
いつもいつでも いつか来るさ、と
つぶやきながら
つぶやきながら
つぶやきながら
つぶやきながら
さてさて今日は いったい何をお召しになるんでしょう
いつになったら花は咲くのやら
150-151 名前:ロマンス[sage] 投稿日:2005/09/02(金) 02:57:23 ID:WeSSRjHd
【コメント】
168 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 06:12:22 ID:rEbW/M1/
>>150-151 いつかくるロマンスを夢みるティーンエイジャー。過剰な描写を
排したことばの味わいは、心地いい。深い掘り下げがほしいところではあるが
この詩はこれでいい、とも思います。
651 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:57:29 ID:6G3iV3IS
>>150 ロマンス
いやあ、皮肉の響きびんびんですね。。
白馬の王子様は来ないんですよ。
ストレートに書いてあって、物凄くわかりやすくて、好感が持てました。
衝動
三日月描いた暗い森の中で藻掻く羽虫
朝を待っているんだ
シート倒して眠りに落ちるように
少女のシャツが軽く腕をなぜる
重なり合う生の証孕ませ泣く
校庭の向こうで工場が夢を作る
爪先立ちで朝日を待つ
いつまで経っても硝子の靴は磨り減らない
ラムネを飲み干しビー玉をしゃぶる
大人になるんだ
154 名前:衝動[] 投稿日:2005/09/04(日) 20:55:05 ID:+seUfluV
【コメント】
168 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 06:12:22 ID:rEbW/M1/
>>154 2連めがマズいかも。これはティーンエイジャーではなく、ハタチ過ぎ
たアダルトチルドレンの表現かも。イメージのつながりは読んでて心地いい。
「もがく」「はらませる」は、熟読すると、意外といいね。通読性は妨げるけ
ど。
645 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:36:06 ID:DkB6kKP3
154:衝動
シンプルな言葉に、強烈に磨かれた感性が映る、見事な詩です。
誰もが知る青い衝動を、誰も知らない言葉で説いてしまう。溜息ものですね。
652 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:58:25 ID:6G3iV3IS
>>154 衝動
いつまでたっても 硝子の靴は磨り減らない
なんかさ、日本人って大人になっちゃうと、「楽しんじゃいけない」って不文律があるような
気がするよね。精一杯働かないとだめっていうのかなあ。そんなことはないんだけど。
うちもさ、本読んでると家人が怒る。
逸脱は楽しい。これもバランスかな?逸脱は逸脱する対象がなければ面白くないもんね。
【得点】 2点
- 雨 ◆L4LyBSss3w:1点
- P ◆4E06PLWg1E:1点
人を待つ者への誌
『待つ』!
それは命である!
座して待つことは日本男児の嗜みである!
あぐらをかいた膝に腕を乗せ!瞼を下ろし静かに呼吸せよ!
眠ってはならんッ!
睡眠は敵への対応がコンマ数秒遅れてしまう!
ノンレム睡眠ならば致命的である!断固回避せよっッ!!!
今日静かに待てぬ軟弱漢の多いこと・・・
彼奴等が寝入った際の討ち入りを恐れていることは疑う余地もないっ!
いっそ死ねいッッツ!!!!
暇つぶしと称してそわそわと頭髪や所持品をいじるなど武士に非ずッ!
瞑想中は感じているのだッ!!
空気ッ!気配ッ!時間ッ!そして人生ッ!!
人生を感じる!それ即ち生である!
ただだらだらと暇つぶしするのとはわけが違うわッ!!
killing timeと言うが死んでいるのは己である!
思い人を待つ若者よッ!
落ち着けッ!貴様が焦っても待ち人は来ぬわッ!
どっしり構えて共に待ってやろうではないかッ!
カァー カァー
『よじごじゅうごふんになりました みなさんおうちにかえりましょう』
感ぜよ・・・これが人生だ・・・
155 名前:人を待つ者への誌[] 投稿日:2005/09/05(月) 02:24:07 ID:5uZS0pUQ
【コメント】
169 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 06:21:57 ID:rEbW/M1/
>>155 前半でも、書いてることの面白さは伝わってきますね、和尚の説話っ
ぽいなあ。だからこそ、最後の落としどころは、ぼくには違和感がありました。
645 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:36:06 ID:DkB6kKP3
155:人を待つ者への誌
過剰な生真面目さは滑稽に映る、それを体現した様な面白さですね。
語っている事項には頷ける部分があるだけに、尚更にやにやと笑ってしまいます。
652 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:58:25 ID:6G3iV3IS
>>155 人を待つ者への誌
笑った、、なにがおかしいっつて、最後の
「みなさんおうちにかえりましょう」だよ。いきなり小学生がイメージされて笑った。。
「ぼくちゃん。人生を語るのはまだはやい」
このギャップがいいねえ。
まちあう土地
擦り傷だらけの足や痣だらけの顔を見せ合う人々
抵抗でちぎられた空間に振動する放置された腐ったベンチ
飛び立った覗くものの無い曇り一つ無い窓が気の行くまま砕けた
血がアスファルトを砕くように地方都市を駆ける交通の中を吹く風と地べたを揺らぐ雲
頭の上にのしかかった夕日
無残に残った屍と
墓地を映し出す電気街から盗み出したテレビ
そんな野朗に息が轟々の足枷
ひきあってできた引間を焦がすしゃぼんにつつまれた蝉の声
大らかなこの土地の夕べ
156 名前:まちあう土地[] 投稿日:2005/09/05(月) 11:42:21 ID:SvMQNL4W
【コメント】
171 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 20:15:55 ID:rEbW/M1/
>>156 何か悲惨な事件が起ったようだが、その規模も概要も不詳。誰かの死
がかかわっているようだが、それは世界において日常のくさぐさ。結局、この
「大らかな土地」には何も起ってないことが分る。こちらの言い分としては、
読者にこのような謎ときを必要とする詩は、面白いかどうか。
646 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:37:38 ID:DkB6kKP3
156:まちあう土地
例えば、油絵の具を何色も重ね塗って描いた風景、そんな印象を与える詩です。
只、構図の中央に据えた者が見え難い、焦点がぼやけている部分が勿体無いかも。
652 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 10:58:25 ID:6G3iV3IS
>>156 まちあう土地
抵抗運動の土地。 アフリカ南部だろうか、イラクだろうか、パレスチナだろうか。。
地方都市という以上はそれなりの大きな国に違いない。
大らかなこの土地の夕べ という言葉が奇妙な違和感と静謐さをもたらしている。
アフリカを思ったのは、大らかな大地というキーワードに反応してしまったんだと思う。
蝉が鳴いているんだろうか?
悲惨な光景と、対比する変わらない自然という構図はそれなりに成功してると思う。
ただ、蝉の声、大らかなこの土地の夕べと書いた瞬間に、書き手はこの土地に存在しているわけだけど、
前段の悲惨さを第一者として受けているという感触がないので絵空事のような感慨に感じてしまう。
あと、いったいどこを描いているのかという疑問があまりにも大きすぎて、読み手の詩への
没入を妨げています。悲惨な光景を導くにいたった経緯がもう少し暗示されていると助かる。
(戦争なのか、テロなのか、天災なのか、そもそも何処なのか)
列車
生きた町を背中に感じる
振り返ってはいけないのだ
もう振り返れないのだ
背中の目は
悲しいくらい見える幅が狭く
もう私のあの場所も見れない
嗚呼
白み 揺れ
蜃気楼のような人影
実態の持たぬ人影
それは人か 人の何か
その群れなす中に
透明な私がぽつり
生きる町へと運んでくれる列車を待っている
あの頃へ帰りたいと
何度思った事だろう
嗚呼
勇敢に 元気一杯に
そう生きている人々は
自分の足元に何が蠢いているのか
自分の肩の上に頭の上に何が圧し掛かっているのか
全く知らないのだ 知れないのだ
ある意味不幸と言える ある意味幸福と言える
そしてそれを知っていた私は不幸であった
ゆらゆら ざわざわ
若干賑やかになる人影
感情の持たぬ人影
それは喜びか 悲しみについてか
列車がついにやってくる
私に座る席は当然なく
ただ立ち呆けて 景色が消えていくのを眺めている
157-158 名前:列車[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 00:51:24 ID:CgmOCmsX
【コメント】
171 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 20:15:55 ID:rEbW/M1/
>>157-158 「生きた町」「生きる町」の対比は、印象的でよかった。作者の
心情が今ひとつピンとこなかったのは、ぼくが元気一杯に生きてるからなのか
なあ。「嗚呼」を多用する人は意外と多いけど、ぼくはあまり好きじゃない。
646 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:37:38 ID:DkB6kKP3
157-158:列車
どこかで死を暗示した様なモノローグが、静かで心に染みます。
穏やかな流れに挟まれた「嗚呼」、この多少強すぎる嘆きがポイントなのでしょう。
653 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 11:01:44 ID:6G3iV3IS
>>157-158 列車
この主題はなんか怒れたなあ。いやあ個人的な趣味でそう思っただけなんだけど。
後ろにある街に住む人が物凄く馬鹿にされているような気がするんだよね。
あ、つまりは自分がそっちの住人だからなんだけどねw。
自分が生きることができる街へ行くのはもちろん賛成。
ヨネコといっしょに
米子駅を降りて
中海のどんづまりに向って
とぼとぼと帰宅する
いつもの裏道の垣根のわきに
ヨネコがちょこんと座ってて
大儀そうに細い目をあけて
にゃあと挨拶する
「ヨネコ」
わたしはその日はじめて口を開く
米子の商店街は
半分の店が潰れて
もう半分の店がやる気も客もないまま佇んでる
かわいた生臭い風のふく中海のどんづまりで
そして猫ばかりがたくさんいた
ヨナゴのネコだからヨネコ
わたしが制服のスカートに泥を擦りつけられた日も
靴を隠されてはだしで帰った日も
ヨネコはわたしを待っててくれてた
わたしとヨネコは
無言のまま 中海へ歩いていく
中海のどんづまりは波もないしずかな夕暮れだ
ベンチにふたり座って
その日 学校で起きなかった出来事
これからのふたりに降りかからないだろう悲劇
について 話す
ヨネコはわたしの弁当の残りをはぐはぐ食べている
波も人もない
壜の手紙も屍体も なにも打ち上げられない
変化のない重たい日常
中海のどんづまりを
わたしとヨネコはずっと眺めている
すっかり夜になり
空の弁当箱を残して
ヨネコは影もカタチもなくなってて
重たい腰をあげて
家路につく
159-160 名前:ヨネコといっしょに[ ] 投稿日:2005/09/06(火) 22:37:03 ID:Egjsq723
【コメント】
171 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 20:15:55 ID:rEbW/M1/
>>159-160 ぼくがどーしても引っ掛かったのは、最終連の「変化のない重た
い日常」。それを表現するために、今までガンバってきたんじゃないのか、と。
作者として、表現し足りない部分があったのだろうか。
646 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:37:38 ID:DkB6kKP3
159-160:ヨネコといっしょに
「中海のどんづまり」が示す、窒息する程の閉塞と無力感。
何より、灰色の時間を描写し切った見事さに、拍手を。
653 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 11:01:44 ID:6G3iV3IS
>>159-160 ヨネコと一緒に
上手い。
地方都市の閉塞した雰囲気と、主人公の黄昏た気分とが猫を中心に綺麗な円描いたって気がした。
655 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/10(土) 07:12:55 ID:lH3lIM1f
みなさん、お疲れさまでした。質問があるのでアゲます。
『ヨネコといっしょに』を書きました。が、ぼくは実は米子市とは縁もゆかり
もなくて、1回だけ旅行で、街なかを歩き回っただけなんです。
んで、地元の方がいらしたら、教えて下さい。
1.地元では通常、宍道湖というんでしょうか、中海というんでしょうか?
2.米子駅から中海までは徒歩15~20分かかるんですよね。米子-境港間のレー
ルバスの方が、中海方面には便利なんでしょうか?
658 名前:名前はいらない[] 投稿日:2005/09/10(土) 11:12:35 ID:jIeVK10A
>>655
米子に宍道湖はありません。中海。
ついでに、商店街はそこまで死んでいません。
時間帯にもよります。今年もちゃんと商店街の夏祭りがあって
賑やかでしたよ。
あそこは、1回通っただけではわかりません。
失礼だぞ。
659 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:2005/09/10(土) 12:38:54 ID:lH3lIM1f
>>658 ありがとうございます。
ぼくが歩いたのは、米子駅から高島屋を少し過ぎるまでのアーケード。
土曜日の昼過ぎだったけど、5人と通行人を見かけなかった。高島屋近くにな
って、ようやく人がぽつぽつ増えてくる。
何かの間違いだと思い、日曜日の昼にも行くが、結果は同じ。
半分の店がシャッターが閉まってるのも、同じ。
人はいるんでしょ。ただ店閉めちゃっただけなんでしょ。
多分、国道沿いの郊外に大型店でも出来ちゃったんだろうな、と推察してみる。
でもね、そんな現象はどこの都市も同じで、例えば人口80万人の千葉市だって
街のド真ん中に8階建ての廃ビルがふたつ、ほとんど潰れてるビルがひとつあ
るんだよね。京成の駅から歩いて5分と経たない場所なのに。
ただ、米子の中海の静けさは、格別に素晴らしかったことだけは確かです。
661 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2005/09/10(土) 15:33:31 ID:PTDDnlMT
>>655
米子駅を出て、アーケードを通ってから中海方面へ
帰るというのが、方向的に理解できない。。。。
667 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [sage] 投稿日:2005/09/10(土) 19:52:42 ID:EryURMvl
>>661 ありがとうございます。
書いてることの道順をたどると仰るとおりの遠回りなんですが、つまり商店街
の記述は、実際に通ってるわけじゃなく、黄昏れた都市を描出させようとした
んですね…。
考えたんだけど、米子という街を「商店街の半分が潰れて云々」の一言で表す
のは、正確でも的確でもない、ということに気付いた。ぼくのことばが人を傷
つけることになったとしても、作品のうえで必要であれば、それを貫くべきで、
ぼくにはその覚悟はとうに出来てるんだけど、今回はぼくがダメだね。
お二人のご指摘、ほんとうに感謝いたします。
どうでもいい話かもしれませんが、ぼくは米子と中海が、イッパツで気に入っ
てしまいました。松江にも足を伸ばしてみたかった。
米子の市街図を、もういちどしげしげと見つめる。ぼくとユキは、米子城趾付
近をうろうろしてたらしい。中海の眠るような佇まい。ユキは猫と戯れている。
静かな至福の時だった。
【得点】 4点(準チャンプ作品)
- 雨 ◆L4LyBSss3w:2点
- 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点
君の膝小僧
屈託の無い笑顔でロープをくれた
「これを使って渡るんだよ」と教えてくれた
目の前の小さなクリーク
軽くジャンプすれば越えられる距離でも
あの頃の僕らは頼りないロープに
自分の全てを任せて飛ぶことが出来た
小さな自分を真ん中に置いて
色鮮やかな世界を見ることが出来た
「先に行くから見てて」と振り向いて
僕に見せた君の得意そうな顔
川辺の岩から離れるスニーカー
スローモーションのように飛び立つ
見上げた先に太陽が
春の太陽が輝いていた
よく日に焼けた君の腕が不意に
しっかりと絡めいたはずのロープから離れた
水しぶきをあげて落ちてしまった君だけど
僕の方には戻らずに向こうの岸へ歩いていった
あの頃の僕らは頼りない両手で
抱えきれないほど沢山の夢に酔いしれることが出来た
何が起こるかわからない明日に
ドキドキしながら布団に入ることが出来た
そのまま向こうの岸で君は
僕が渡るのをただ待っていた
紺色のスパッツから伸びた脚のその膝から
真っ赤な血が流れるのが見えた
あの頃の僕は今と変わらない
どうしようもなく臆病な僕で
君の期待に最後まで応えられることはなかった
ポケットの中にあったハンカチと絆創膏を
ただ握りしめているだけだった
いつまでも君は向こうの岸で
僕が渡るのをただ待っていた
紺色のスパッツから伸びた脚のその膝から
滴る赤が僕の目に焼きついて今も離れない
あの頃の僕らは宝石のような毎日を
有り難がりもせず食い散らかすことが出来た
そんな出来事があった帰り道さえ
ふたりで笑って過ごすことが出来た
僕の絆創膏はポケットの中で皺くちゃなままだった
君の膝小僧にはもう瘡蓋が出来かかっていた
少し寂しそうな君の横顔を僕は見ないようにしていた
163-164 名前:君の膝小僧[sage] 投稿日:2005/09/06(火) 23:16:30 ID:W8zzvF3w
【コメント】
171 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:2005/09/09(金) 20:15:55 ID:rEbW/M1/
>>163-164 最終の2連が、いいね。ここだけでも充分ポエジーを味わえる。
そこに到るまでの過程を、もう少し考えてみてはどうだろう。沢渡りの記述が
やや冗長に思われます。
646 名前:雨 ◆L4LyBSss3w [] 投稿日:2005/09/08(木) 07:37:38 ID:DkB6kKP3
163-164:君の膝小僧
鮮やかで、美しくて、取り返せない時間の切なさが痛いです。
饒舌で美しくまとまり過ぎ、とは贅沢な注文かも知れませんが。
653 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2005/09/09(金) 11:01:44 ID:6G3iV3IS
>>163-164 君の膝小僧
幼い日々の楽園 と その楽園の終りを暗示するような詩。
甘酸っぱい感傷が程よい感じで味わえました。
669 名前:ねむい ◆yYGM98H44I [sage] 投稿日:2005/09/11(日) 02:22:54 ID:/qH0kxNP
いぷさん初投稿での初優勝、おめでとうございます。
「君の膝小僧」を書きましたねむいです。
思い立ったときには締め切り間際で、
脱字があることにさえ気付かず投下してしまいました…。
雨さん、リーフさん、Canopusさん感想ありがとうございました。
確かにこれはちょっと喋りすぎでしたね。ではでは。
最終更新:2006年09月07日 14:29