作品
ドラマの数だけ生きている
ドラマがある 人の数だけドラマがある
でも
オレの今までの人生はつまらなかった
きっと
これからも好いこと無いだろう
それで
どこがドラマなんだ?
おもえば
苦労ってのは切り捨てられ始まるんだ
つなぐ
人と人のきずな切られ切れて
だから
ドラマなんかになりっこない
むかし
じっと手をも見ると書いた人は
どんな
人生を送ったんだろう?
そこで
探求心がわき上がれば
ドラマ
目に青葉山ホトトギスひと行かん
263 名前:ドラマの数だけ生きている 投稿日:2005/04/19(火) 20:54:25 ID:pa4ZFpw5
【コメント】
281 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 23:36:53 ID:wsfZ6cu1
>>263 ドラマの数だけ生きている
なーんか、独りよがりの独り言を聞かされているような。レールからはずれたほうが
人生にはドラマがあります。これマイ実感。
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>263 「ドラマの数だけ生きている」
何でもドラマだっていうことであれば、同意いたします。。
つなぐ苦労ってのもあるんじゃないかと思ったりもしました。
ホームドラマ
ホームドラマに波風吹いて
夫婦はだんまり卓につき
娘は渋谷で遊んでるらしい
ホームドラマに波風吹いて
茶碗のめしは冷えてゆき
妻は浮気をしてるらしい
心配と疑いがないまぜになって
しおたれ主人の口中に
浅漬けきゅうりは味気なく
フローリングにころがって
眺めいるテレビのひかり青白く
主人の顔にはくまができている!
ホームドラマに波風吹いて
頬を打たれた妻が泣き
頬を打たれた娘が泣いて
いよいよ主人のくまは濃い
ホームドラマに波風吹いて
頬を打たれた妻が去り
頬を打たれた娘が出て
ついに主人はひとりきりだ
暴漢に囲まれた娘をビッグスクーターで
助けにいくこともできたろうに
浮気相手に捨てられた妻を初めてのデートの場所で
抱きしめることもできたろうに
劇的なことを主人はついに信じない!
起こりうる奇跡に主人はひたすら背を向けて
青白い顔でテレビを見続ける
ホームドラマは終わったというのに
264-265 名前:ホームドラマ 投稿日:2005/04/19(火) 22:38:06 ID:AeZPaxxt
【コメント】
276 名前:ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/04/24(日) 15:05:08 ID:jEMH8I0N
好きなもの挙げると、>262 :日ノ御崎、>264-265 :ホームドラマ 、>268-269 :新谷さん
281 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 23:36:53 ID:wsfZ6cu1
>>264-265 ホームドラマ
都都逸調で滑稽味をねらっている。「浅漬けきゅうり」のところが面白かった
(間違えて、「浅漬けきゅうい」と読んでしまった。このほうがよかったかも)。
こういう家庭って、案外多いかもしれない。笑えそうで笑えない結末。
282 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/04/24(日) 23:56:59 ID:uAXOuavC
1点 >264-265 :ホームドラマ 事件は起こらずただ人間の在り様だけがそこに示されるという方法は90年代演劇を代表するドラマツルギーで、
この作品は連を接いで出来事を列挙していく方法によりそれを詩の中に取り込んだかのように見える。
が、彼らを見つめる作者の視線が本質的な意味で軽すぎる。
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>264 「ホームドラマ」
ドラマにならなかったホームで、それがまたホームドラマを形成してる。
857 名前:まーろっく [sage] 投稿日:2005/04/26(火) 21:56:54 ID:L+6SujES
ヒゲルドさんチャンプおめでとう。
今回僕は「ホームドラマ」を書きました。
審査のみなさん、集計進行の方お疲れさまです。ありがとうございました。
【得点】 1点
現象学
私は君を見るのだけど
君は僕の前にはいない
そして僕は君が静かに僕の
知覚を撫でていったことだけを思いながら
静かに直線的な道路の上で後ろを振り返る
君と僕との 距離 と 空間 という概念が
創出されたのはもう君が去った後で
君が僕を思い描くのは
恐らくないだろうけど
僕は静かに君という記憶を愛でる
君が夕刻であったのなら
この思いはいづれ幕を閉じ
終わりを告げるのだけど
それは私が
砂場で数式を解いている
限り終わりはしない
考えることをよさないか
例えば火曜日の午後に
紅茶を飲むように
桟橋の先で
雨が降る
ただそれだけのことが
確実に存在しているなんて
266-267 名前:現象学 投稿日:2005/04/21(木) 00:56:27 ID:rLGlDaBv
【コメント】
275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23:39:31 ID:TmV2mLWH
・・・2点
266-267『現象学』 恋して考えれば考えるほど、相手の存在は頭の中で造り上げられたものになり、あるがまま他者であることから離れてゆく。考えようによっては、人間の認識はすべて創り上げられたドラマなのかもね。
281 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/24(日) 23:36:53 ID:wsfZ6cu1
>>266-267 現象学
現象学、という哲学領域じたい、向こうからやってくる事物がどうやって了解される
かっていうドラマ性を含んでいる。そこに目をつけたのはいい。でも、距離と時間に
還元されるっていうのは、なんか、ありきたりというか。ラスト3連は叙情的でいいですね。
844 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw [] 投稿日:2005/04/24(日) 01:05:24 ID:nXnzErSo
今回、投稿が少なかったですね。投稿期間も短かったような・・・
『現象学』と言う作品に2点を入れましたが、大学時代、フッサールの「イデーン」(フルサトのオデンではない)を原書で読まされた悪夢のような日々が蘇ってきました。どうか夢に出ませんように!
わたくし、今回はシェイクスピアの4大悲劇をアレンジした長大な問題作を投稿しようと目論んだのですが、みごと頓挫しました。
出だしは、台風に見舞われている東京のビル街に、綺麗は汚い、汚いは綺麗、と歌いながら舞い踊る3人の魔女が降り立つ場面で始まるものだったのですが、力量不足でしたw
・・・それでは皆さん、また!
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>266 「現象学」
なんか前のお題を引き継いできたような雰囲気でした。
「我思う ゆえに あなたがある」ですね。。
【得点】 2点(準チャンプ作品)
新谷さん
新谷さん
しんたにさん
おっぱいの大きな
し ん た に
新谷さん
そのくせ
わりかし ぴたぴたの Tシャツを 好み
困らせる
し ん た に 新谷さん
新谷さんの おっぱい
健全で寂れた郊外の
極めて落ち着きのある そのまた ありふれた風景に しんたに
チョコレイト工場で
朝から晩まで懸命に働く
新谷さん
仕事を終えた
18時半のしんたにさんは
いろん な な 匂い
汗香水シガレット粉塵チョコレイトエトセトラ......
新谷さんの放つ匂いは
みんな好い匂い
新谷さんの フルコース
どんよりとした煙を吐き出し虚空を見上げる 新 谷 さん
疲労感に満ちた表情に鮮やかなルージュ(以外と若作りな)が映える 新 谷 さん
解けかけのパーマに酸いと甘いの反復手馴れた30手前の 新 谷 さん
黒目がちで特に美人じゃない しんたにさん
少しぽっちゃりでも全然平気
抱きたい新谷さん 白い肌を噛みたくなるような新谷さん
森羅万象 とはしんたに さん
天変地異 とはしんたに さん
豪放磊落 とはしんたに さん
五臓六腑 とはしんたに さん
傍若無人 とはしんたに さん
新谷さん大好き
し ん た
し ん た に
しんたにさん
新谷さんと遊びたい
戯曲「Sintani-San」
のシナリオだけが帯状に行進
演じる前に ひとりでに完結
し ん た に さん
しんたにさんの淫靡
しんたにさんの行為
しんたにさんの体液
しんたにさんの触感
しんたにさんの皮膚を食い破り柔い脂肪に穴を掘り青白い静脈に到達して溶けたい
し ん た に新谷さんの老廃物さえも大好き新谷さん
268-269 名前:新谷さん 投稿日:2005/04/21(木) 01:45:24 ID:HRYfK3CW
【コメント】
275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23:39:31 ID:TmV2mLWH
269『新谷さん』 新谷さんへの想いにドラマ性を感じてるのかな?新谷さんまみれの表現に力量を感じたw
276 名前:ギロチン・マリー ◆ZKKEnLZjOY 投稿日:2005/04/24(日) 15:05:08 ID:jEMH8I0N
好きなもの挙げると、>262 :日ノ御崎、>264-265 :ホームドラマ 、>268-269 :新谷さん
282 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM 投稿日:2005/04/24(日) 23:56:59 ID:uAXOuavC
3点 >268-269 :新谷さん お題とのかかわりで言えば戯曲の帯のくだりだけだが、固有名詞で上手く遊んだ点と完成度で
283 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/25(月) 00:09:24 ID:vYwlE9Nh
>>268-269 新谷さん
1/2から2/2への崩れかたにちょっととまどった。両方のテイストはともに好き。
四字熟語はややイージーかな。最後の2行は――この変態野郎! でも好き。
しんたに というリズム感がいつしか心地よい快感に変わっていった。これは
山田でも佐藤でも不可能だったろう。
(中略)
【2点】
>268-269 新谷さん…「ドラマ」のお題には遠かったが、不思議に心に残る詩でした。
287 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. 投稿日:2005/04/26(火) 08:20:32 ID:dvWfsaQl
どうも。「新谷さん」を書いた者です。
こんな作品でチャンプになって申し訳ねえ、平にご容赦を
次のテーマは「世界」
投稿締め切りは5/3 23:59まで
審査締め切りは5/6 23:59までお願いします。
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>268「新谷さん」
四分音符四拍と八分音符4つ(2拍分)4分音符一つ、四分休符一つ の2小節が頭の中をぐるぐる
踊ってましたよーーーー。
たん たん たん たん|たたたた たん うん
もう中身はどうでもよくって、リズム感だけで楽しかった。。。(いやこれは失礼な言い方でした)
中身も面白かった。最後もう少しコミカルに終わってほしいかも。。
849 名前:名前はいらない [] 投稿日:2005/04/26(火) 00:25:24 ID:CB3g3CDD
ホンスレ、不思議と心に残るのに「ドラマ」とは遠いとは?
ドラマって心に残るお話。ではないの? と、突っ込んでみる
>【2点】
>>268-269 新谷さん…「ドラマ」のお題には遠かったが、
> 不思議に心に残る詩でした。
853 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:2005/04/26(火) 12:14:44 ID:uFaaYQQU
>新谷さん、ちゃんぷおめでとございます。いやあもう、頭んなかに今でも
あの4拍子が踊りまくってますよ。。
審査の人ご苦労さまです、ありがとうございました。
858 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [] 投稿日:2005/04/26(火) 23:30:48 ID:J3M6KiIY
>>849
ドラマから受ける印象は、受け取る個人によって当然、違っていいはずです。
もちろん「心に残るお話」でも。出題者の園川さんは、「ドラマツルギー」という
意味合いで出題したわけで、これはテレビのドラマやドラマチックとは、微妙に
ニュアンスが違うのは当然。で、本格的な「ドラマツルギー」を語るとなると、
それこそギリシャ悲劇から話を始めて、ニーチェはもちろん中村雄二郎あたりまで
押さえなくちゃならい話になって、とても私ひとりの手にはおえない。
そんなわけで、私の及ぶ限りで「ドラマ」について、つらつら考えると――。
ドラマは演劇性とでもとってもいいかと思います(もちろん多義的な意味がありますが)。
で、まず「場」というものが前提にある。芝居の場合は、舞台がそれにあたんだけど。
そして、役者が物語りをつむぎ出す。ドラマがほかの文芸と違うのは、身体で語る、
というところに重きをおく、というのが、何より演劇性の特徴だと思う。
コトバの身体が韻律やリズムにあるとするならば、「新谷さん」は、まさしく
身体を持った詩ということができると思う。でも、園川さんも言っていたように、
ドラマがダイアローグ、対話にあるとするなら、「新谷さん」は同じ舞台芸術
でも一人芝居、というか、舞踏に近いかな、と思ってみたりする。だから、
そういう意味で、「お題から遠い」と言ったわけです。もちろん、そうだから
と言って、チャンプの栄光に傷がつくことはさらさらありませんが。
859 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [] 投稿日:2005/04/26(火) 23:46:47 ID:J3M6KiIY
遅ればせながら、ヒゲルドさん、ちゃんぷ戴冠おめ、です。
私は今回、締め切りを間違えて投稿できませんでした。それでなくても、正直
今回のお題はお手上げで、書ける自信がありませんでした。もう、まったく出題者
の園川さん、責任をとって模範解答を書いてください(けっこう、これマジで
言ってます。完成した暁には、ほかのスレで公開してほしい)。皆勤賞で毎回
投稿しているひとは、ほんとスゲ-って思います。
862 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. [] 投稿日:2005/04/27(水) 00:14:55 ID:lGJiQC9f
えー、改めまして、まだ新参者のアタシがこの度チャンプということで、どうもです。
実はこの詩、時間が無くて全く推敲していません。
はっきり言って今まで投稿した中で一番手を抜いています(殴)
ですからゼッケンさんの言葉を借りるまでも無く自分でも突っ込みどころ満載で、
そんな作品が選ばれるのですから詩というのはわからないものです。
、、、恥ずかしいなあ。でも僕は精神貧困なので、タダでチャンプの称号が貰えるならば
ありがたく頂戴しておきます。今回は投稿数も何故か極端に少なかったということで、
「こんな回もあるさ」と大目に見ていただけたら幸いです。
審査員の方々、本当にありがとうございました。
僕は作品がどう読まれようと一向に構わない人間ですので、自身の意図や詩に込めた思い等
説明するのはあまり好きではないのですが、今回園川氏、MUJINA氏から
「テーマから遠い」というご指摘を受けまして、それについて少しだけ弁明させてもらえれば、
僕にも園川氏の言うようにドラマ=他者との関係の中に生まれる或る出来事、という認識は
あった訳でして、自身と他者のコミュニケーションに拠る相互作用、つまり関係性の変容こそが
「ドラマ」足りうる必要条件であると思った為、それでは絶対的にドラマに成り得ないストーリー
(つまり、「演者」の居ない、ある男の脳内だけで構築された、他者性を一切排除した妄想の独白)
を描くことで逆に「ドラマ」という概念を浮き立たせることが出来るのではないか、と想定した
次第であります。無理があり過ぎたのは百も承知ですがw
ま、それはおまけ程度で、今回はリーフレインさん言うところの4拍子のリズム、「シンタニサン」
というスタカートのついた様な軽快な日本語で遊んでみたかったというのが本音です。
ちなみにこの「新谷さん」という人物は実在しません。モデルはいますが、その人のことは好きでも
何でもありませんし。ついでに言うと僕は極めてノーマルな性癖の持ち主であります。
、、、どうでもいいですね。
次回は出題者ということもあり、僭越ながら審査員として参加させていただきたいと思って
おりますので、宣言がてら、それでは。
863 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:2005/04/27(水) 02:12:01 ID:2HVfCtVQ
>>862
それじゃ、難しく考えずとも、
おしっこさんの言った、新谷さんへの想いにドラマ性を感じてる、と謂うことでいい訳ですね。
864 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. [sage] 投稿日:2005/04/27(水) 08:34:04 ID:lGJiQC9f
>>863
/ ̄ ̄ ̄ ̄~\
/ /ノノノノVV人|
/ / / \|
| / (・) (・)|
(61 つ |
| | \__/ .| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| \ \/ / < イイんです!
/| \__/\ \__________
【得点】 6点(チャンプ作品)
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:1点
- 園川 ◆nWfXpQxHHM:3点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点
詩である
ぼくは詩人であるよりも まず
いつの日にか ぼくが詩になる それを望んでいたようなのだが
ぼくの体質はどうしようもなく ぼくを詩人にしちまってさ
雪を掘る子供たちの手ぶくろ
綿毛を飛ばす公園の陽だまり
流れ始めた雲を映す水たまり
そういうものに
がまんして 触れずに
そのまま立ち去ったことを すこしさみしく思い出す それら、聖域
そういうものに
あなたは
ぼくの初めての詩の師匠があなたで
ぼくは あなたの言ったことを覚えている。
詩人の正直さとは
おなかが減った と言うことではなく、
あなたの持っているそれをください と言うこと。
ならば師匠、あのとき、ぼくはあなたに
結婚してください ではなく、
ぼくを裏切らないでください と言うべきだったのだろう。
詩となるにはぼくは あまりに人が恋しい。
あなたのことを思い出しては 傷口がふさがることを おそれる。
270 名前:詩である 投稿日:2005/04/22(金) 13:30:05 ID:HaOfSvu4
【コメント】
275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23:39:31 ID:TmV2mLWH
270『詩である』 文学にはまったく関心ないけど、この人の生き方は詩だな~って思うことある。
283 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/25(月) 00:09:24 ID:vYwlE9Nh
>>270 詩である
「詩人の正直さとは――」ってところが、言い得て妙。とても勉強になりました。
でも、「ぼくを裏切らないで」が絶妙な切りかえしになっているかどうか。
こんな詩の師匠を私も見つけてみたい。
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>270 詩である
前半の美しい詩 が恋という他者を絡めて書いていったために
どうも陳腐に落ちていってしまったような雰囲気がしました。多分「どらま」を「どらまちっく」
に捕らえて、ドラマチックなドラマの演出に足を取られたのじゃないかと推測します。
”詩を書くより詩になりたい”というテーマだけで追っかけた方がいいものになった予感がします。
854 名前:ぜっけん ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/04/26(火) 12:15:50 ID:hZ3auzFq
ちゃうがな。ゼッケンです。
>>850 ホンスレの方で多重投稿疑惑と言ったのは本気じゃなかったんです、だから、
またもやゼッケンもういちどゼッケンと叩き売りにかけるのは勘弁してください。
そもそも、今回、私は投稿していません。うそです。「詩である」を書きました。正解ピンポン。
私には「日ノ御崎」の作者さんのように叙情と風景を織り交ぜて乾いた旅情を醸すワザはないし、
「ドラマの数だけ~」の作者さんのようさわやかに印象深い引用をすることもできませんから。
いや、どちらもこれからできるようにしましょう、十年後ぐらいには。
しかし、850さん、ヒゲルドさんのぶんも外れてるじゃないですか。。。
で、ヒゲルドさんには、チャンプおめでとうございます。
最後の2行は言葉が大げさ(わざとだろうけど)で、
それがそれまでの肌に張り付くねちねちとした観察から構成される、
ほほう、ヤラシイですなあ(鼻息)、という風情が、
「肌を食い破りたい」という健全な狂気にあっさり取って代わられたのが
私にはちょっと浮いて見えた。この2行は中盤に持ってきたほうが
変態度はあがると思います(私的には)。
>>847 葉土さん、今回のは、いままででいちばん悔いの残る作品になりました。
ホンスレ>283 MUJINAさん、そうでしょう? あれはうまくなかった。自分でも残念。
ホンスレ>275 おしっこさん(と書いていつも思わず笑ってしまう。ごめんなさい)、
生き方ていうか、その人がそこにいる、ということがすでにステキだったら、
そんな自分だったら楽だなあ、なんて思ったりしますよ。
他に書くことあったっけ? 思い出したらまたお手紙します。それまで。
【得点】 1点
狭間
延々と引き伸ばされた黄昏の中で
歩き回る影に出会った。
後ろにある扉の向こうには
それぞれの陽が待っていたのだが
アラクネの糸を引きずりながら
影は影のまま 薄暮の世界を歩く。
叶えることがなかった夢の残滓が
錆色を帯びたガラスの破片となって散らばり、
叶えられることがなかった憧れが
死した猿で飾られた棺に眠る。
空間を越えて絡み合う広大な迷路は湾曲した鏡面で飾られ、
影は、自らの容貌に驚き、喜び、醜悪さに目を逸らした。
影と出会い、
互いの灰色に染まった指を絡めた。
それぞれの陽の世界では、青ざめた白の手袋で隠された指は
この黄昏の中では 肌に生えた棘も、後ろめたく染まった色も
安堵とともに晒される。
冷え冷えとした腕に抱かれ、底の見えない琥珀の溜りに手を差し入れる。
音にならない悲鳴のサイレン
しどけない哄笑 命の透明な焔。
”アラクネの糸を切るものよ
自らの糸を切るものよ
どの扉の果てへ還るのか”
あらゆる影は 陽の向こう、たった一つの扉に向かう。
271 名前:「狭間」 投稿日:2005/04/22(金) 15:34:08 ID:FiS6zYc1
【コメント】
275 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/23(土) 23:39:31 ID:TmV2mLWH
271『狭間』 アラクネの糸を検索してみたら、ファイナルファンタジーが出てきた。ゲームの一場面を作品化したのかな?多義的な表現がかっこいい。
283 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:2005/04/25(月) 00:09:24 ID:vYwlE9Nh
>>271 狭間
なんか、どこかで見てきたような修辞。雰囲気はあるのに。それだからこそ、第3連
の「死んだ猿で飾られた棺」は唐突ではあるが、目に新しく面白かった。
847 名前:葉土@出先 [sage] 投稿日:2005/04/24(日) 19:58:15 ID:TOsCsn+6
>271 「狭間」
2ちゃんねらーによる 2ちゃんねらーのための 詩でしたね。。
852 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:2005/04/26(火) 12:12:25 ID:uFaaYQQU
>>850
狭間はあたり でっせ 判るよな詩ばっかし書いたらあかんねえ。。反省。。
【得点】 1点
最終更新:2006年11月08日 00:07