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作品
それでよかった
260 名前:それでよかった [sage] 投稿日:04/01/10(土) 17:29 ID:FiK2WU+x
自由な小鳥はふわふわ飛ぶの なんにも知らずにふわふわ
飛ぶの ふわふわふわふわ飛んでは落ちて ぴいぴいぴいぴ
い悲しく泣くの 自由な小鳥は苦しくなるの 自由が怖くて苦し
くなるの 自由を恐れて激しく泣くの ぴいぴいぴいぴい悲しく
泣くの 悲しい小鳥は暴れてゆくの 羽根をもいでは痛くて泣く
の 自由を求めて狭しくなるの 狭しいことさえ怖くて泣くの
自由な小鳥はふらふら飛ぶの はげた身体でよろよろ飛ぶ
の よろよろよろよろ飛んでは落ちて そのまま起きてはこなく
なったの 私はそれを必死で見たの よろよろよろよろ必死で
見たの そして必死でそこに向って 自由を知ったと激しく泣く
の 自由になったと激しく泣くの そうしてまた恐れていくの
自由になるのを恐れていくの ぴいぴいぴいぴい恐れて泣くの
ぴいぴいぴいぴい恐れて泣いて そのままを眼を閉じ眠って
いたの すやすやすやすや眠っていたの そうして私は忘れ
ていくの 小鳥のことを忘れていくの 生きることを忘れていく
の 自由というのを忘れていくの 自由というのを恐れるの
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ダッシュマン
261 名前:ダッシュマン [sage] 投稿日:04/01/10(土) 21:43 ID:kzdKskQM
一歩進んで2歩下がる
3歩進んでそのままダッシュして逃走するのも
また人生哉
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無改行な人生
262 名前:無改行な人生 [sage] 投稿日:04/01/11(日) 00:17 ID:+71lD/VX
するべきことも、したいことも、していいことも、いけないことも、
何も分からぬままに、止められない時を過ごしたというだけで、
大人と呼ばれる者たちに、子供時代の終止符を打たれ、
大人と呼ばれるようになり、欲しくもない権利と義務を背負わされ、
けれど、成人の烙印を捺された後先に、何が変わったわけでもなく、
何が分かったわけでもなく、相変わらず二兎を追っては二兎を失い、
繰り返す過ちに気付きながら何もできず、迫られる決断に戸惑い、
優柔不断に流されつづけて、決定キーを押せないまま、
気付けば手遅れ、後悔ばかりの、俺の人生は、あぁそうさ、無改行な散文詩。
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環/断 ~風邪薬を飲み過ぎない程度に飲んだ場合その1~
263 名前:環/断 ~風邪薬を飲み過ぎない程度に飲んだ場合その1~ [sage] 投稿日:04/01/11(日) 13:29 ID:1AGO4PNY
後ろからやってくる車のヘッドライトか/影を勝手に作るくらい気にされるので/電柱の向こうからすれ違いざまに/似た風景を想像の中で作り出すさっきの
彼/冷凍された冬期間通行止めの標識/気合で乗り越えた先の砂利道の先は/轍も既に無くなって道も/森の中のように受け止められなくなるだけ/県
道の脇道からやってくるその囁きたち/近づいてくる向こうの月の動きのような/何でも見えないことにすればいいのだとため息を/終わったばかりの対策
の上で言ってみる/...\瑠璃色カレットで増設されたあの足元のアスファルト/時計の針から先に進めないもの/のあなたの車のライトを消してまでも危/
機は勝手にやってくるついでに姿形のはっきりしない物/の怪全て思い浮かべてす/すみ続け/蹴躓くさ/さ群/らと/尖った夢/目覚ましを/////
///..............z.zzzzzz...zzzz.................zz...zzzzz......(つまりはこういうことだ\「密閉された1つ/のガラス瓶でミニチュアの空/飛ぶ風船とそれは海/まで向かった
1日だけ/の……もう何/もかも忙し/すぎる昼とさ夜の波の高/さに笑いをプレ/ゼントそうら僕の目だ! 耳だ! と言っ/てしまうのかな/って」)...........z
z...z..z.z.z.zz..z.z.zzzzzzz.........//............!?/おかしな目覚まし時計の音/と勝手に進められた時計の針が折れているのを見て/手がかりは右手の傷と転がった
プラスチックか/カレットで作られた道路も既に過ぎていた/ただ今日の何も変化の無い空の中で/電燈より白く光る月の位置が/がらんどうの空気を冷や
すために存在し/知らないまま終わるだけの明日/ただ向こう側から囁く彼には何も見出せない/未だに僕らは繰り返し続ければいけないのだろう/上手く
いったとしても彼女にはきっと関係の無い事柄だった夢/目覚ましは既に後ろから突き立てられ/レースが引かれた向こうの窓から遮られてしまい/いくつも
の障害で滑り落ちた眠さが彼らを包み込んだまま/まだ見ぬ道路の先に彼らは風邪薬のような風景を見ていくのだろう
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そして現象はいつも夜に観測されるんだ
264 名前:そして現象はいつも夜に観測されるんだ [] 投稿日:04/01/12(月) 23:55 ID:GUWaGflC
空が言葉で埋められた冬に高速で後退する老いた赤い星雲のスペクトルが反転接近しもしくは感情に乱反射し変色するのを僕は観測した
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kanon 青臭い青春
270 名前:kanon 青臭い青春 [] 投稿日:04/01/13(火) 01:43 ID:lwIC1zWE
例えば僕が死んだら君は何を思ってどういう顔をするんだろうか
時々宝石箱を開けるように大事そうに僕のことを思い出して笑うのかもしれない
デネブとアルタイルとベガが白熊と杯を交わしている間にも僕は君と手を繋いで
一緒になれない体を一生懸命擦りあわすもうね願いだとか希望だとかはいいよ
恋なんていつでもできるからさ例えばこの世界にはまだ僕が聞いたことないだけで
感動させてくれるうたが残ってるかもしれないどういう風に歌うかはしらないよでも
感動させてくれるんだろう僕がセブンスターの星の数を数えるのと同じでアルキメデスも
空の星の数を数えていたかもしれない何千何億もの小さな息吹が僕らの上に降ってきて
紅茶を飲むんだどこかで誰かが苦悩の中で死んでいくならそれを拾い集めて僕は
アルバムにはさんでいくよ僕の中にある幾何学がうずくんだ一生懸命うずくんだうずいてうずいて
どうしようもなくってどうしようもなくなって愛するって知ったのにまだ俺はゴキブリと会話
してるそしてまた一人で酒を飲む感動できるんだよでもよ俺は感動させれる対象じゃないんだ
俺は醜くてアフォみたいな生物でしかないんだよ悲しいねその一言で何匹ものカエルが
死んでいくんだ楽しいねその一言で何万もの生き物が殺されていくんだ
そんな感情をいいとして悪く思わないでくだらない表層的な波の上を漂流してる
もうそろそろこの漂流は終わって欲しい例えば紅の豚のジーナさんみたいに無理
やり強くなればいいのかなそうすれば静かに優しく呼吸できるかもしれない
地球が鼻水を垂らすから俺は黄色いハンカチを持って鼻をかみに行ってあげるよ
そうでもしないとこんな冷たい宇宙に浮いてられないだろ
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腹痛
271 名前:腹痛 [sage] 投稿日:04/01/13(火) 07:16 ID:hX70FAD/
それは年末年始最後の休日飲み過ぎ食べ過ぎにねじまげられ切りとられた晴天の窓予期せず張りつけられた布団
の上新年早々東京駅新幹線ホーム七と五分の三番線から銀河鉄道に駆けこむとJR天下茶屋駅で途中下車して覚
せい剤を買いたくはなかったぼくがいいかげん詩集を買って読もうとその一人が萩原朔太郎で100円玉がおもわず
目をむいた宮沢賢治と山頭火をついでに買ったのも10年以上の青い山々をこの宅地に造成する人波に押された縁
あってじつは100円アダルトDVDをなにかのついでに買い物かごに入れたベクトルのカーソルが突然はじけ飛んだよ
うに朔太郎にピタリと停まった電車のような精妙さはともかくお手洗い付近に繋がれたその日3枚の100円玉は3枚の
消費税を従えダイソーのレジへとダイブし神社のお賽銭箱へ飛び込む姿勢のSplash!という響きそのまま三滴の雫が
三冊の詩集でぼくは今その宮沢賢治の私のお賽銭の20倍の100円の文庫本をイーゼルにして切りとられた窓の蒼
天を胃薬にして布団の上で上をむいて読むより先に書いている無論ペン立てからペンを引きぬくぐらい瞬速でけっし
て立ち上がってくれない限りぼくのものにならないパソコンのJIS配列よりいっそすくりと振っただけで芯のでる今どき
めっきりいないシャープなドクターのようなドクターグリップという名のペンが白色のA4用紙を空色をバックに立たせ
一気呵成に走りまわって削りとる黒い粒子のなか高く立つ行と行のあいだハリウッドのあの赤いスパイダーマンよろ
しく乳白色の繊維を吐き繊維を吐きしてあっというまにその摩天楼をわたりきろうと虚構らしくない実物のビルディン
グへと溶解してゆく仕事始め前のレム睡眠のための玲瓏な年始のひとコマさながらはじまってしまっていることを覚
えずにいられないよじれの潮が寄せて返す寝汗の中へ括りつけた速度で
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ザ・スティールブリーズ
272 名前:ザ・スティールブリーズ [sage] 投稿日:04/01/13(火) 20:56 ID:SzCHcWKh
サナトリウムに雪が降る
1cm開いた窓のそとは 果てしなく白い 空も地も ただただ白い
吹雪の間から おおかみがずっと こっちを見ている
笑うように 赤い舌をのぞかせて 奥歯に金歯のぞかせて
仔おおかみの ふわふわしたとしっぽも 牙のむこうにのぞいてる
薬缶の蒸気は オレンジにまたたくほのおの影を やわらかにやわらかに屈折させる
ライフルに 弾を込めて 外に出る あなたを 起こさないように
…雪はいつのまにか止んでいて強い風が吹いていた
誰も、誰も、誰も、誰もあなたを許さなかったとしても、
たとえば、ゴキブリや、ウジムシのように、
冷徹のまなざしで駆除剤を向けられるような、
恐怖のまなざしで金切り声を向けられるような、
凍った科学の瞳にしか、
その意味が映ることのないような、
そんな存在にあなたが魔法で変えられたとしても、
あなたのことを許してやるよ。
ゴキブリだって愛してやる。
ウジムシにだってキスしてやる。
それがかなわないほど僕が罪深いなら、
いっそ同じ姿にして欲しい。
天国と地獄の間を 鉄の風が吹き抜ける
肺のずっと奥のほうへ 鉄分はゆっくり沈んでゆく
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最終更新:2006年09月11日 00:03