159 名前:うみのせい[] 投稿日:02/08/19 05:06 ID:abDLS6hk
遅れてごめんなさい!
>>62-63です。
ありがとうございました。とても嬉しいです。
こんな時間にお題の発表しちゃっていいのかな?
締切ルール変わってるし、いいよね?
ということで、次のお題は「草」でお願いします。
本当に本当にありがとうございました(お辞儀)
160 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/19 06:40 ID:U7BuzTDu
>>157-159 改めてチャンプの皆さん、おめでとうございます。
うみのせいさん、お題ありがとうございました。
今回のお題は『草』。草をテーマに詩を書いて下さい。
締め切りは8月27日の午前0時です。
161 名前:植物物語(1)[sage] 投稿日:02/08/19 20:13 ID:Atrj7N/h
ぴしっ
何の音?
畳を突き破って
草が生えてきたよ
わーいわーい
きっとイ草が生き返ったんだね
そう開き直ってみるしかない
六畳一間の二人暮らしだ
ぴしぴしっ
何の音?
今日もまた一本
草が生えてきたよ
わーいわーい
いっぱい生えてくれれば
お金がなくても食べていけるね
あたしの空しい空想に
空いた口が塞がらない兄
ぴしぴしぴしぴしぴしぱしぶちぶつつびしっ!
もう慣れちゃった
畳が内側から破けて
今日も草が生えてくる
まいったまいった
抜いても抜いても
生えてくるもんなー
部屋のなかで草むしり
あたしに任せてタバコをふかす兄
162 名前:植物物語(2)[] 投稿日:02/08/19 20:14 ID:Atrj7N/h
にょっきりぴしぱしにょっきりぐんぐん
もうほっといちゃった
ついでに部屋の掃除もやめちゃった
日に日に草はどんどん増えて
日に日に草はどんどん伸びる
ほっといたら地球は
こんなもので覆い尽くされてしまうんだよな
兄と寝っころびながら草を眺めてた
部屋の隅で踊ってる羊歯
物も言わずにぷるぷる震えてるキノコ
ざわりさわりさらさらざわざわ
ぷちっにょっきりぬりぬらるらるら
もう兄も植物と一体化しちゃった
何も言わずにぷるぷる震えてる
あたしももうすぐ行くからね
固くて苦くて柔らかくて臭くてるろい
植物空間に押し潰されてあたしはもう
意味のある言葉も思いつかなくなりるれろわをん
わをん
わをん
わをん
わをん
163 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/08/20 03:59 ID:k7VvxScq
通りすがりの、お手伝い定期age
投稿の人も、審査員の人もガンガッテください
164 名前:姫様[] 投稿日:02/08/20 05:56 ID:s9IhdfBO
こんにちは。まな板の上に載りにきました。
「草のね」
ちくりとするけど 寝転びたい
すうっと切るけど 分け入って
草のね 途切れない 音
草のね 千切れない 根っこ
草のね、覚えられない 香り
いじわるばかりする
草のね、
まねして
ごほうび吊るして
君に草刈りさせて
草のなか
わたし ひるねする
草の寝息 たてて
165 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/20 09:47 ID:VOF7BuSw
>>164
名無しで投稿しないといけないんですよ。
166 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/20 12:18 ID:49MQz20S
草と一体になって戦う人間達を
草はどういう思いで見つめているのかしら
草を身にまとった人間が
草の上で撃たれて倒れるのを
草は受け入れてくれるのかしら
倒れた人間が最期に見るのは
草?それとも
167 名前:164[] 投稿日:02/08/20 18:28 ID:IqUOk3TJ
>>165
あ!失礼しました!失格ですね!はううう。
168 名前:164[] 投稿日:02/08/20 18:30 ID:IqUOk3TJ
今ルール読みました。セーフ?かな?
169 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/20 19:35 ID:4wXUnqKU
ここのスレタイなんて読むのですか?
170 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/08/20 19:44 ID:aoPZeaGL
いかいぬは氏に場所を考えていた。猛暑の中、初秋までに
光子に保険をかけ、逃走場所を考えていた。本当は氏にた
くないのだ。何も知らない光子は無邪気にゲームセンター
でいぬの縫いぐるみを取ろうとアームを操作していた。店
内は騒音でいかいぬの声もつい大声になった。「光子、こ
こを出よう。」「どこ行くの」「ふいりぴんた゜」「えっ
よく聞こえないよー」「ししししまった。聞こえなくてよ
かった」いかいぬの試みはまず光子と心中するようにもっ
ていき、光子が感傷的になるまでいろいろと小細工をする
せーえくすは控えムードを盛り上げる。もし光子に他の男
に眼が向いたら光子にいいよ好きにしなさいと言ってお金
を渡す。そうすると余計に心をこっちに移すのだ。世間の
冷たい視線を感情で持って泣いて見る。なにしろ若い頃、
演劇を心ざしたので嘘がばれてはいけない。なんだあんか
もぅ15行か。
171 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/08/20 21:23 ID:EoeCHFq7
いえ~い☆前回の分までもとはいかないけど、頑張りまーす☆
>>161-162
んー。ギャグだよね☆最後意味ふめー★わからんわからん★
>>164
おもちろーい☆草のね、で、音、根、ね、と違う意味を表して
しかも楽しいくらいに草まみれんこだぁ~♪「草の寝息」だけ
無理な言葉遊びっぽく感じたケド、のびのびとまとまってるよ~☆
>>166
昔も今も変わらず、絹や麻や綿で作られた戦闘服を着て戦う人間たち★
着想はよかったね~☆でも思いつきにとどまっちゃったかも?★
余韻もたせたラストがそれを救ってるぽいケド、「それとも」のアトが
漠然としすぎてると思ーよ★もうちっと書き込もうよ~★
172 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/08/20 21:26 ID:EoeCHFq7
>>169
「りょーざんぱっくん」だよ~☆
みなさん、>>2のルールをよく読んでじゃんじゃん投稿して
くださいネ!☆
>>164はセーフっぽいよ☆
>>166は名前欄にタイトル書こ~★
締切はたぶん6日後です。
いい加減でごめーん★でもまだまだヨユーはあるから
きっちり推敲して悔いのない作品を投稿してネ!☆ってこと~♪
173 名前:野草の花[] 投稿日:02/08/20 22:04 ID:Mfn6J47e
今は貧弱な野草でも 可憐な花を咲かせよう
無理だとは言わせない 僕には君の
小さなつぼみが 見えるから
春に出会い梅雨が来て
たくさんの雨が降り 仲間達は咲いていく
一人取り残された 悲しい野草
僕は 君を見守ろう
夏が来て 雨降らず 君は弱気
「きっとこのまま干からびるのよ」
そんなことはないさ 太陽にも君の
小さなつぼみが見えるはず
秋が来て 落ち葉見て 君は不安げ
「きっと 私も 枯れるのね」
そんなことはないさ 春がくれば
大きな花が咲くはずさ
冬になり 君は眠る 春へとむけて
「おやすみなさい 春に会えるといいわね」
再開の時 きっと君は花咲かせ
僕に微笑んでくれるはずさ
待ってるよその日まで
174 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/20 22:05 ID:vfMZC/8H
>>161-162
漫画的な味。ウエットな情感や自己陶酔の皆無な作品世界。
植物に侵略されつつあるという状況での兄妹の無策ぶりが痛快だ。
最終連で言葉が満を持してのアドリブを始める。
>>164
「ね」>音、根、寝ぐらいしか思いつかない。「草のね」という造語だとしてもおもしろい。
「いじわる」=「ちくりとする」、「すうっと切る」=「君に草刈り」>プリティ・グッドな詩想だ。
175 名前:夏草[sage] 投稿日:02/08/20 22:31 ID:6Ns9/eu6
夏草を敷いて
君と僕
サンドレスを撫でる
葛の葉
道草を食う僕の掌
白く滑らかな
ねじ花の根
陽の当たらない君の股(もも)
揺れて天を指す
たち葵
逆光の中の君
草いきれを
小刻みに吐いて吸う
ひとつがいの昆虫になろう
176 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/21 03:32 ID:RjTeTgM0
本日は、めちゃめちゃ遅くに、こんばんは。
>>164>>166 セーフです。今度からはご注意を。
>>173 随分とセンチメンタルに仕上げましたね。小さな野草を見つめる作者
の優しい眼差しが印象的です。弱気な小さい野草が、裏返せば、花を咲かせる
勇気のないモラトリアムっ子に見えて仕方がない私は、意地悪かな。
>>175 うーん、ことば遣いが美しいですね。最小限のことばでの情景描写が
カッコいいです。三連目でのマクロからズームアップへの視線の転換は違和感
がありますね。最終連でも、淡い色彩からいきなり濃くなっていますが、そこ
は意識していたのかな。
177 名前:ハルジオン(1/2)[sage] 投稿日:02/08/21 06:52 ID:iS+8WqV3
西の地平線近くの空は
血が流れ出でて多くの影を生んだ
一本のか細い花は
アスファルトの上に
横たわっていた
ダレニヤラレタ?
子供に引っこ抜かれた
ソレデオワルノ?
どうしようもないさ・・
シンデモイイノ?
別にいいよ
元々何でもない
ただの花
存在意義も
何も・・
・・なんて
自問自答して
バカみてぇ
あーあ
死にたくないなぁ
これで終わるのかな
・・本当に?
・・本当なんだよなぁ
178 名前:ハルジオン(2/2)[] 投稿日:02/08/21 06:53 ID:iS+8WqV3
あ
終わる
その時
空は既に何かが抜け落ちた紫が広がり
力尽きて
命が終わった白い花は
吹く風にただ低く
アスファルトの上を舞っていった
179 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/21 12:37 ID:IA3nHLT1
今回のお題は『草』
投稿期限は8月26日まで。27日の午前0時に締め切ります。
現在のノミネート作品 6編
>>161-162 >>164 >>166 >>173 >>175 >>177-178
寸評
撫子さん>>171-172
Canopusさん>>176
他>>174
ルールは>>2です。よく読んでから投稿して下さい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
180 名前:雨蛙の服[sage] 投稿日:02/08/21 13:18 ID:e5Me9Ivb
どういう意味を求めて
こんな高くまで上ってきたのだ雨蛙よ
ただガラスから漏れる灯りに群れる
蟲どもだけが目当てなのではあるまい
ただそれだけの意味を求めて
5階までは上ってはくるまい
その草の色は
なんのためだ
人工物しかないここでは
その保護色にどんな意味があるだろう
それともそれがお前の
真実の色なのか
今宵は蟲もない
風もない
草もない
私はガラス越しに
雨蛙とまっすぐ見つめあい
対話した
「雨蛙よ、お前はなにも着ていない」
181 名前:続き[sage] 投稿日:02/08/21 13:22 ID:e5Me9Ivb
「いいえ、私は着ています」
「いや、お前は」裸だ、といおうとして
私ははっと気がついた
雨蛙の背後には何もなかったが
意識を遠くへ飛ばしてみると
そこには広大なる草原が
広がっているのだった
そして視線を戻してみると
雨蛙は草原を着ているのだった
「大地がお前の服だというのか!」
しかもそれは保護色で溶けあっていた
雨蛙は当然だという風に頷いた
一瞬
日が翳り
182 名前:さらに続き[sage] 投稿日:02/08/21 13:47 ID:e5Me9Ivb
窓ガラスに私自身の姿が映った
黒いマントに身を包んだ私自身の姿は
雨蛙と比べるとひどく滑稽であった
さらに滑稽なものの足音を聞きつけたのか
それともその絵具臭さがガラスの向こうまで届いたのか
雨蛙はぴょんと飛び降りてしまった
振り向くと
そういえばこのホテルに泊まっていた
「教養」と書かれた立派な
色キチガイな絵具を塗りたくった服を着た
有名な職業作家が
自信たっぷりな歩き方でエレベーターに乗り込むところだったのだ
私は大笑いしながら逃げ去った
183 名前:最後[sage] 投稿日:02/08/21 13:55 ID:e5Me9Ivb
もし彼を裸にしてガラス窓に押しつけてみたとしたら
骸骨よりも貧弱な彼はきっと
草原に押し潰されて消え去ってしまうだろう
彼はただの絵具臭い服なのだ
彼の正体は服なのだ
私は外へ出ると
ただ一枚身につけていたマントを脱ぎ
草原のなかを歩いた
草原だけの世界を
気が狂いそうな静寂の海を
184 名前:草食う[いかいか] 投稿日:02/08/21 15:30 ID:awdXcaW9
草食う
ムシャムシャと
牛が草食う
ムシャムシャと
青虫が草食う
ムシャムシャと
腹減った俺も草食う
ムシャムシャと
夜も 昼も 朝も
草食う
185 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/21 21:42 ID:ptXWZ3J7
>>177-178 植物の精神構造は誰にもわからないんで、こういうのもアリです
ね。この場合、作者の「なんちゃって思考」が投影されています。シリアスな
情景描写との対比が面白い。冒頭は、サンドラルスの詩を連想させますね。
>>180-183 着眼点は非常に面白いし、シンプルな展開と情景描写も好ましい。
黒いマントが何を意味するのか興味がありますね。しかし、何だかイヤミに
感じてしまう部分があって、それは、教養に罪があるわけではなく、職業作家
がダメになったのは、教養のみを拠り所にしてしまったためなのに、それを
うまく表現できなかったためでしょう。
>>184 うーん、これは困りました。というのも、この詩からは、情景や主張
というものが、何も浮き上がってこないんです。食べることへの讃歌なのか、
あるいは草を食い尽くすことに対する怖れなのか。文体、描写とも、再考を。
186 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/21 21:45 ID:ThyEYjg9
貴方があんまり優しいから
私は一粒の涙を落としてしまいました
受け止めてくれた貴方の掌は
とても大きな海のようで温かかだったけど
それが余計にやるせなくて
貴方に冷たく当たってしまいました
だけどね
ホントはその掌に抱きついて
海が溢れるまで泣いていたかったんだよ?
187 名前:186です[] 投稿日:02/08/21 21:49 ID:ThyEYjg9
すいません 詩のテーマがあったんですね
気づかずに書いてしまいました
ほんとにごめんなさい
188 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/21 22:03 ID:Jr/AwLTZ
なぜ>>1を読まないかなあ。こういう人多いね。
189 名前:182[] 投稿日:02/08/21 22:14 ID:e5Me9Ivb
今から訂正できますか?
「有名な職業作家」を
「典型的な現代人」に直したいです
ダメならいいです
あとあくまでも日和見主義が善という価値観を押しつけるのは
やめてほしいです
190 名前:Green[sage] 投稿日:02/08/21 23:17 ID:yYRALlKW
太陽が眩しい
空き地一杯に育ち過ぎた草むらに
映る影
帽子をかぶった僕の姿
隠れるようにしゃがむ
ちょうど掴みやすい草の根元
引っこ抜く
冷ややかな湿り気と
土の香り
ボコとへこんだ土の穴で
慌てまわる蟲たち
ただそれを見て
踏んづける
何度も力一杯
地を均すように
汗だくになりながらも
動くものがなくなるまで
平らな地面
まるでそこだけ禿げたみたい
手に持った草をもう一度埋めて
蟲たちの墓標
手を合わせてお祈り
手が痺れる痛み
草で切り流れる血
青臭く緑に染まった手のひら
ばい菌に侵される恐怖で
泣きながら走り去った
帽子は草むらの中
191 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/08/21 23:58 ID:LNDBCHl2
>>189
時間経ちすぎててダメじゃないかなぁ~★
みんながそうしちゃうと困るし★
すぐならよかったんだろうけどね☆
>>190
前半と後半とでガラッと変わっちゃうのが意表をつかれて
よかたよ~☆ブラックなの好きだし☆思想すら感じまちた☆
最後で我に返っちゃう感じもイイ!☆
192 名前:ハチミツメロン ◆1O.n8132 [〇] 投稿日:02/08/22 04:30 ID:PpiIMAbV
>>180面白い詩ですねー(*´∀`)素敵だと想いました。
「大地がお前の服だというのか!」此の驚き方が凄い素敵です。
193 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/22 04:31 ID:QG504sLH
>>175
涼しげなエロチシズム。パーツに対する植物の暗喩が秀逸。
>>184
徹底的に草を食っている。ラストの夜、昼、朝という順番に詩心を感じる。
繰り返しにより「草食う」の意味が希薄になっていって「くさくう」化していくと仮定するとおもしろく読むことができる。
194 名前:雑草[] 投稿日:02/08/22 09:41 ID:plJvf6q3
誰かの期待に応えて
ここに生えてきたわけではない
俺には
花も咲かなければ実もならないが
最初から決まっていることだ
悲しくはない
誰にも必要とされない俺を
太陽は育て
雨は潤す
神様ってのは気前がいい
平等に生きる権利をくれるのだ
俺は雑草
なんにもない奴ほど
強いのだ
195 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん
196 名前:189[sage] 投稿日:02/08/22 09:45 ID:Ic3VrbRD
>>191
わかりました訂正なしでいいです
どうせチャンプとかどうでもいいですから
197 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/22 11:15 ID:31rpU9OX
〉196 不貞腐れるなよ厨房。そういうことは思うだけにとどめとけや。
198 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/22 11:33 ID:93Rh1j90
>>197
オマエモナー。アホたれ!
199 名前:196[] 投稿日:02/08/22 11:35 ID:Ic3VrbRD
>>197
言い方が悪かったでしょうか?
「べつにチャンプをめざしているわけではないですから」
「結果よりも参加することを重視していますから」
どっちがいいでしょうか?
ちなみに下の言い方だといかにも誤解されそうで嫌ではあります
200 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/22 11:40 ID:LN9LuRn8
ちゃんぷの詩に選ばれたと言って
歓喜する人って単純馬鹿なのでは・・。(笑
201 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/22 12:05 ID:h31EaoS5
>196
ネッちゃんか?
202 名前:笑う緑[sage] 投稿日:02/08/23 12:17 ID:d3p0duqL
目の前で
君の身体に草が生えていく
右手の先から左手の先へ
爪先から徐々に高度を上げて
君は
鬱蒼とした茂みの中へ
ただ呆然と
その様を見つめる僕を見て
君は笑う
しなやかに笑う
生まれたての緑の中で
君は音を鳴らすように揺れる
波を打つように踊る
きみの顔にも草は生えようとする
我に返り
君を緑から取り戻そうとする
かきわけども かきわけども
繁殖は勢いを増して
僕の力は及ばず
君は緑の人に
泣き崩れる僕を見下ろし
君は笑う
声高々に笑う
そして窓の外へ駆けて行った
僕は君を見つけることはできなかった
203 名前:『日陰を踏む猫』[] 投稿日:02/08/23 17:08 ID:i+slcpXE
お前をつかんだ手の中で、お前は激しく身を捩る。
細い身体をくねらせて、
ねじ曲げられた茎と葉は、痛みに涙をにじませる。
花をつけない草だから、お前は日陰に根を張った。
お前の居場所はどこにもない。
だから、お前はどこにも行けない……。
「…なんで、」「…どうして、」
お前は、言った……、
「…やめて、」「…ゆるして、」
――― 理由はないし、やめもしない。
その手はお前をいたぶり続ける。
ただ何となく、お前のことが気に入らないから。
204 名前:203 続き[] 投稿日:02/08/23 17:09 ID:i+slcpXE
お前は切ない叫びを上げて、土の中から引き摺り出される。
母の胸から引き裂かれて、
お前の根から滴る血にも、心を動かす他人などいない。
花をつけない草だから、お前は日陰に根を張った。
お前の居場所はどこにもない。
だから、お前はどこにも行けない……
お前はどこにも行けやしない。
お前はそこで血を流す。誰にも見えない血を流す。
お前の声は届かない。
お前の想いは伝わらない。
そして、その手はいたぶり続ける。
お前のいのちをいたぶり続ける。
たぶんお前が、
死んでしまったそのあとでも……
205 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/23 20:29 ID:W/2jbMxW
Canopus ◆j1h.j3e.様
「植物スレ」の>118のご伝言を見て馳せ参じました。
すっかりいい場所に設置されたかすみ網にかかってしまいました(笑)
ここのところ本業が忙しくてなかなか飛来できませんでした。
なので、あまり今は詩を書くモードではなく、理論的に袈裟切りしかねない モードなので、ちょっと言葉がきついかもしれませんが、ご容赦ください。
「草」というテーマはいいですね。宮中の歌会始のような雅な御題。
一気に行きます。
>>161-162
ファンタジーを書きたかったのか、カフカばりの悪夢に対する困惑を書きたかったのか、無感動・無感情なシュールな世界を描きたかった
のか…詰めの甘さが長さの割に気になります。あとは詩の中で、安易に言葉を放棄する締めは、詩の放棄にもつながりかけないことをお忘れなく。
>>164
言葉遊びは、えてして情景の喚起力が弱くなります。情景の喚起力が弱い詩の中で、不明な言葉が登場すると、ますます読み手は詩の世界を
構築することが難しくなります。
>>166
これはベトナムものでしょうか?(笑)
>草と一体になって戦う人間達を
>草はどういう思いで見つめているのかしら
「あなた」はどういう思いで>草と一体になって戦う人間達を見つめているのですか?「草と戦士」とのかかわりは?
(草は戦士の暗喩なのか、傍観者なのか) 「夏草やつわものどもが夢のあと」を下敷きにしているのか?
もし、読み手にそういった連想を期待するにしてもしないとしても説明不足。
ほかの方々の詩でも気になっているのですが、 ここにある詩はあくまでも読者を期待してのもののはず。
いくら詩が心情を吐露する手段だとしても読者を期待する限り、最低限の説明を必要とします。(俳句は人口の割に駄作が多く、
短歌は練習すればそれなりのものになるのも文字数と説明量に 関係があると思います。)
読者に対し一方的に理解を強いる詩は、やたらえらぶる「自称うまいラーメン屋」の店主のように傲慢です。
…やっぱり言葉がきついですね。
206 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/23 21:24 ID:gnALWHrd
続き。改行がおかしいですね。みにくくてすみません。
>>173
子どもの遠足の作文と同じ過ちを犯しています。
「朝起きてから帰ってくるまで」と同じように焦点が絞られていないこと。
もう一つは「遠足=楽しかった」のように「貧弱な野草=ウェットな感傷」
というステロタイプの公式に当てはめてしまっていること。焦点を絞り、
もっと自分の五感から入ってくる刺激と感情をリンクさせる練習が必要。
>>175
今までの中では、いい出来のもの。植物の姿がうまく情景となっている。
贅沢を言えば、葛、ねじ花、立ち葵はサイズも違えば生えている場所も
違うので、そのばらばらさが公園での撮影会が終わって出来上がった写真を
眺めるようなちょっとしらけた感じがします。
>>177-178
ハルジョオンって、薄ピンクの花がしょぼしょぼで、明るい貧乏臭さを
漂わせる植物ですよね。そういうおとぼけなイメージがあるので、この
詩のシリアスさがちょっと重いような気がします。
>>180-183
180-181は経験と詩的な世界の広がりとがうまくマッチしていて、
いいと思います。(ちょっと自分の経験に固執しすぎて説明的
過ぎる部分もありますが)182-183は蛇足かと。もしくはもう少し推敲
して、言葉を精選していくかのどちらかです。
207 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/23 21:44 ID:GNTmOARZ
紅雀さんが批評してくれるなら投稿しよっかな~
208 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/08/23 22:19 ID:1lKT/9UE
>>194
「ふ~ん」で終わっちゃいそうな詩☆
「誰にも必要とされない」の根拠が不明だよ~★エコロジーの
観点からすれば雑草だって立派に必要な存在でしょ☆
>>202
とにかく笑いまくる緑の彼女がイイね~☆でも、どうにも一元的な
描写に終始しちゃったって感じがするよ★物語の一場面だけ持って
きた感じで、前後不明な上広がり薄いしさ~★でも笑いながら窓の
外へ駆け出してく緑の彼女のイメージは凄いかも☆
>>203-204
ちょっと隠しすぎって感じだぁ★タイトルも結局なんのこっちゃ★
ネズミをいたぶる猫からの連想なのかにゃ?★最初っから最後まで
草が苦しんでて手がいたぶってるだけ☆なんだかこじつけっぽい
もの感じたよ★でも「根から滴る血」はよかった~☆
209 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/08/23 22:26 ID:mLtTcg0M
わーい☆紅雀タンだぁ!よろちく~☆わーい
ところで>>164はあたしのお気に入りなんだケド、なんかもしかしたら
みんな結構誤読してるっぽい感じがするので、寸評を追加しまちゅ☆
「草のね」の後にだけ読点がついてるから、この「ね」が助詞(だっけ?)
の「ね」だってことがわかりやすいよね~☆
「あのね、そのね、草のね」みたいな、イイ感じだと思~よ~☆
んじゃ!☆
210 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/23 22:32 ID:gnALWHrd
>207さん
どうぞどうぞ(^v^
>209 撫子さん ◆eEr7LE3I
こんばんは!新参者ですが宜しくお願いいたします!
>>184
詩の感動や詩の主題というものをどのようにお考えですか?
この詩は草が万物の生命を養うことの偉大さに注目しているのですか?
それとも牛を食べずに草を食む「俺」の行為に何か意味を持たせようと
しているのですか?それとも牛や青虫と同様に草を食むしかない「俺」の
貧しさですか?「どうとでも解釈してくれ」というのは常々申してますが、
手抜きが過ぎます。もっと詩の「意味」をご自身で突き詰める必要を感じます。
>>190
情景はとてもよく目に浮かびます。もうすこし第三者の目というか、
別の登場人物の行為に評価を与える視点があったほうが、立体的な
意味を持つ詩になったと思います。
>>194
「雑草」という「名もない草」という言葉には罠が潜んでいます(w
牧野富太郎先生はおっしゃっています、「名もない草はない」と。
目の前の植物に「雑草」という概念を与えた時点でそれは「何もない」
「必要とされていない」モノに決め付けられてしまいます。よく見てみると、
雑草にも花の咲くヤツ実のなるヤツといろいろな姿をしているはずです。
決め付けず、概念に縛られず、まずは対象をよく観察してみてください。
>>202
西炯子という漫画家の漫画にこんな話があったような気がします。その
印象が強くてどうもうまく批評できません(+v+;ゴメンナサイ
211 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/23 22:33 ID:gnALWHrd
>>203-204
「花をつけない草だから」とか>194の「花も咲かなければ実もならないが」
って植物は、雑草や野生の植物の場合まずありえない。あっても匍匐茎とか
ひこばえでどんどん繁殖します。植物は居場所がないといわれようが何だろうが
とにかく人間の思惑を超えて繁殖します。詩で「ホントのこと」を云々する
のは野暮と思われるかもしれませんが、現実との関係を絶って、都合のいい
概念だけで纏め上げられた詩は、やはり何処かお題目のように形骸化して
しまいます。
「感性」とか「インスピレーション」とは、五感から入ってくる生の感性だと
思います。それをはじめて言語化し、本物以上のリアルな感じやそれ以上のものを
与えるのが詩なのでは?基本はすべて「自分」というフィルターを通して紡ぎ
だされるものです。ちょっと書き方がきついものもありましたが、お許しください。
けっして否定しているわけではないです。
ふ~ようやく最新作まで追いついた…
212 名前:断ち切られるべきもの[sage] 投稿日:02/08/24 02:04 ID:oohkSezI
泣いた 跡地に
緑が咲く という状態は
喜ばしいことなのだろうか
いや クレーンの侵食を押さえるほどに
素晴らしいことでは
ないのだろうか?
いくらこの気持ちが晴れようとも
世間や 彼等の家族の 影を背負って
笑顔を作るべきでは
ないのだろうか?
静観を 貪るつもりで
私はただ
ここに 最後のお別れを
述べて去るつもりで
ここに哀愁を残すつもりで居たのに
ここは何を望んだ
私が 過ぎ去った思い出を押し込めたように
彼等が 全てを押し殺し笑顔を作ったように
ここは 懐かしさの匂いを
古ぼけたまま 残そうと?
ああ だがしかし 私はまだ
この気持ちを閉ざすことで
彼等の平穏を祈るしか術を知らず
静かに 夕焼けの混じる風に
手を振り お辞儀をひとつ
小さな声で さよなら と
笑顔の混じった 言葉を一つ飛ばし
草を撫で あの日の想いを紡ぎ
私はぎらぎらしたした都会へ
札束を放り投げに向かう
213 名前:まほろばの色[] 投稿日:02/08/24 02:34 ID:aDLSVK0U
首 切られた花は
「ただ」の草
色 失くして草ら
いちめん緑
小さな小さな 草を守って
大きな大きな草が 剣のように
その剣先を折って飛ぶ 小虫の悪戯
咲きかけていた夢も折る
夢 奪われた草は
「ただ」の海
それでもただ立ち 立ちつづけると
海の向こうから 風の訪れ
風はただ海を 越えて飛ぶけれど
いつの間にか 海の上に 穂を開かせて
秋から夏まで 立ちつづけると
麦藁帽子の 少女の訪れ
花のない海の 花のように見え
いつの間にか 憧れてた 草の海たち
それぞれが それぞれの
顔をもち 声をもち
ラララ
花 開いた海は
まほろばの色
214 名前:213[sage] 投稿日:02/08/24 02:42 ID:aDLSVK0U
ごめんなさい訂正です。
2連3行目の「飛ぶ」を「跳ぶ」に訂正します。
よろしくお願いします。
215 名前:草ノ花[sage] 投稿日:02/08/24 05:58 ID:LEF/Yk5G
可憐に咲く花ならば
誰かが愛でてもくれるでしょう
清楚に咲く花ならば
誰かが守ってもくれるでしょう
人知れず咲き
可憐でも清楚でもない
小さな花だから
きっと私は
愛しても
守っても
もらえないのでしょう
日溜まりを見送る
小さな物陰で
ひっそりと
咲いています
春だから
それでも
咲いています
諦める事は苦手だから
風に吹かれても
雨に打たれても
ずっとずっと
咲いていようと
思います
私は、咲いていたいと
願うのです
216 名前:草野球(1)[] 投稿日:02/08/24 10:01 ID:cMcidL+L
草野球の
草宇宙
公園
鉄棒の下をくぐり
ファウルチップ
緑帽子の
草剛球投手
草いきれを切るバット
草捕手の股をすり抜け
軟球
ころすたころ
植え込みの茂みまで
217 名前:草野球(2)[] 投稿日:02/08/24 10:02 ID:cMcidL+L
学校
校庭
金属バット
黒いTシャツの
草スラッガー
飛ばすミサイルは
軟球
きんきんぐぉーん
中庭で弾け
ガラスを散らす
草場外ホームラン
草野球の
草宇宙
今でも望めば
公園に
グラウンドに
蘇る
宇宙は
いつでも
待っている
218 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/08/24 11:14 ID:RZ88rf+0
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219 名前:草になれ[sage] 投稿日:02/08/24 16:32 ID:I0Ct2ZtG
庭のやたら目に付く処 ある雑草
汚れて見えるから抜いた
そしてあたしは家に彼を招く 幸せな春の日
気が付くと又 性懲りもなく
夏の雑草はうちの庭を占領してる
土を掘り返して根ごと取り除き 今日は街へ
秋驚いた事に更に生えた雑草
上手くいかない恋をして居る
その気持ちを 委ねて草を刈る
滅茶苦茶だった
もうあたしの心も風も
冷たくなってきた冬 貴方は残酷だ
相変わらず抜いても抜いても
あの草は
強く生きて居る
其の姿に
青い泪を注いであげたい
220 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/24 22:13 ID:d++CULWd
>>212 廃虚、の詩ですよね。せつせつとした静かな語り口がたいへんうまい。
特に冒頭の3行がいい。ただ、感情を余すところなく表現しきったのはいいん
ですが、一方では盛り上がりに欠けるきらいも。草がテーマとも言えないし。
でも、全編を滔々と流れるたたずまいは、力量を感じました。
>>213 独特のレトリックが不思議なイメージをかもし出しています。でも、
簡単な言葉遣いにも関わらず、情景がよくわからないんです。何でだろうと
思ってたら、これは語彙が少なすぎるためなんでしょう。推敲するとよくなるかも。
>>215 うう。一生懸命書いたのはわかるけど、センチメンタルに流れすぎ。
わけのわかんない小さな花を愛でるヘソマガリは、世の中に意外といっぱい
いて、私もその一人です。
221 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/24 22:21 ID:4XtGWsET
>>212
この人上手いねー
ここって、すごく上手い人いる。
222 名前:草![sage] 投稿日:02/08/24 22:24 ID:YfnDQj9j
誰にも明かしたことなどないが
俺は本当は草なのだ
初めて今お前だけに明かすが
俺は本当は草なのだ
まきびしだって持ってるぜ
(行くぜ!)
陽の当たる町 遠く離れて
山陰に忍ぶ 俺の故郷さ
町から車で35分
オーイエ!たったの35分さ
俺は小さい頃から木の上飛んだ
俺より成長早いぜ木の上飛んだ
今じゃ樹齢が300年の
巨大桜も飛び越す俺さ
だけど仕事は見張るだけ
草に隠れて見張るだけ
人工衛生浮いてる時代に
俺の仕事の意義って何?何?何?
とにかく生まれた時から草だ
忍者装束なくても草だ
バーガー食って ゲームして
すごく自由だけれども草だ
223 名前:草の絨毯[sage] 投稿日:02/08/24 22:25 ID:NspPC4/b
植物園に行きますた
乳豚のリンゴ
麺出のブドウ
お気に入りの菩提樹
すらりと咲いた女郎花
針葉樹林を深緑の風
紫百日紅に揚羽蝶の乱舞
姿やさしい赤松を映す
池の水面にはヤンマが飛んで
見所の多い広い園内を
散策しながらふと周りを見ると
草の絨毯
名札も何もない
雑草が生き生きとしてる
花の終ったシロツメグサが
微妙な緑の濃淡を作って
よく見ると蟻が飛蝗が
秋の到来に急かされている
何げに植物園で過ごした後半は
四つ葉のクローバー探しとなりますた
224 名前:草!(上からの続き)[age] 投稿日:02/08/24 22:25 ID:YfnDQj9j
信じないなら見せるぜ 忍法
俺のチャックがいきなり 解放
大したもんだろ?ズルムケ ち○ぽう
俺のニンポでお前を 貫こう
お前「何わけわからんこというてんのん?
草ってアンタそこら辺に生えてる草かいな
意味不明なボケもいい加減にしとき!!」ビシィッ!!
意味が全然通じないYO!
現代人って通じないNE!
そういう俺だって現代人だYO!
時代遅れの現代人だNE!
草とは忍者の意味なのだ
お前「知るか!!」ビシィッ!!
江戸時代なら通じたのだ
お前「しつこいわ!!」ビシィッ!!
そして俺はその草なのだ
お前「キショいわ!!」ビシィッ!!
俺のアイデンティティーはどうなるのだ
お前「死ねやボケ!!」バキャァッ!!!
225 名前:223[sage] 投稿日:02/08/24 22:30 ID:NspPC4/b
>>222, 224
割り込んでしまった。ベリースマソ。
226 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/24 22:33 ID:4XtGWsET
>>224
ワラタ。
227 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/24 22:37 ID:d++CULWd
>>216-217 懐かしい情景ですね。しかも、見事に草まみれ(笑)。
草宇宙、か。見晴しのいい、楽しい詩ですね。
無限の広がりまでは期待できませんが。
>>219 庭の草取りってのは大変なんですよね。雑草を敵視する描写は、よく
伝わってきていいと思います。対して、最終連、雑草にほのかな情をよせる場
面が弱く感じました。
228 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/08/24 22:43 ID:+Q31nX4+
光子と放課後、携帯でわたしと立川駅北口で逢う約束を
とりつけた。光子は小さいのですぐ目に付く。時間は伊勢
丹の電光掲示板に表示される。約束の時間に来ない。なに
かあったのだろうか。いい男に連れ去れたのか。交番が南
口と鉄道構内と北口をちらっと覗いた。補導はされていな
いようだ。エロゲーならここで現るのだが、現実は携帯も
通じない。ひょっとして第一デパートのエロコーナーにい
るのではないか。その時だった。電光掲示板になんと光子
がいるではないか「あんたここよー」えぇーそんな中にい
ないで降りてこいよ。あぁドットが崩れて行く「光子、氏
ぬなよぉー。いま行くからよー」わたしは大声を出した。
回りの連中はいつもと同じく、人の流れに飲み込まれてい
った。光子はその日現れなかった。なぜなら、2チャンネ
ルネットに夢中だった。そんな約束なんか忘却していた。
229 名前:222,224[sage] 投稿日:02/08/24 22:46 ID:l/amf4HJ
>>225
ククク。これぞ分身の術!!!
230 名前:馬小屋と葡萄畑のはなし[sage] 投稿日:02/08/24 22:48 ID:lHWMMaZ4
熟成したほしくさに身を任せ、いつか僕は革張りの服を着て
北欧のようなあの、牛の匂いと
草の香りが混じった小屋を拠り所にして
いつか一個のベルを買い求め
君と一緒に鳴らしながら
とくりとくりと流れる汗粒のひとつひとつに
クローバーの葉をくっつけよう
とか
それとも
ブドウ畑の蝸牛の話をしようか。
どうしようもなく白い身体を
雨粒をぬらして葉にぺったりと
隠れているそれを
君と一緒につかまえてようとか
そういう想像をしながらぼくは
今の生活の吟味もせずにせっせと咳こんで
ごみ箱にティッシュを投げ込んで
穴の深さを測る それが僕の業の深さだったり
空気のせいさ 喘息薬の匂いは
それでもいつか髪の毛から 海のにおいをかぎわけ
ほんのひとつの波がカタツムリという貝類を
ここに置いてきぼりにしたつよい潮風を感じてみたいね
君につたえると
毒のない青酸が白いシチューのなかに
いまほんのすこしだけ混じった
そういう、いい天気だ。
231 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/24 23:18 ID:d++CULWd
>>222>>224 いや、あの…。本当に忍者だったらゴメンね?フィクションとい
う認識のもとに、寸評しますから。荒唐無稽で笑えます。現在での忍者像とは
そういうものかも。彼女とのドツキ漫才は読んでて微笑ましいですが、いっそ
のこと、荒唐無稽を貫いてほしかったな。
>>223 最後の2行、マターリしてますね。いいなあ。
ただ、情景描写に力量が伺えるだけに、不用意なことば遣いがいっそう気に
なります。「乳豚」「麺出」って、何だろう。「飛蝗」も厳密に言うと、変だよね。
>>230 ええと、気になる、気になる。5連目、髪の毛は、君の、それともぼくの?
多分、君のだと思うんだけど。とりとめもない空想を、うまくまとめていて、うまい。
淡い水彩画のようです。最後のシメもいいですね。テーマには外れちゃったかな。
携帯対応
男性より女性の書き込み多し
女性性65%男性35%割合です
穴場的サイトです。
幼い中高生直アポ直電
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聞ける穴場サイトです
233 名前:「17回目の草むしり」[sage] 投稿日:02/08/25 01:43 ID:tKhtR5jv
―夢を見たのよ。お母さんとお前たちで草原にピクニックに行くの。―
8月13日 大理石は太陽を反射する
―水色のワーゲンに乗ってね。―
どくだみはいい草だから抜かない 煎じて飲むと身体にいいから
“お母さん、家の車はもうマーチだよ。ワーゲン売っちゃったじゃん。”
猫じゃらしとクローバーは可哀想だけど抜こう 汗だくの額
―夢だからいいのよ。楽しかったなぁ。―
石段の影で 線香に火をつける
“ラベンダーの香りなんだって
菊とか桔梗はあんまり好きじゃなかったから
オレンジ色のガーベラ買ってきたよ
はい 綺麗でしょ
また来年来るからね”
8月13日 風はとても強くて
目をつぶるとラベンダーの香りに
草原を走る水色のワーゲン
バンパーの銀色がきらきら夏を反射して
反射して
234 名前:「17回目の草むしり」(続き)[sage] 投稿日:02/08/25 01:44 ID:tKhtR5jv
“そうだ、ずっと言おうと思ってた事があるんだ
小学校の時
病室で
お母さんの財布から小銭くすねちゃってごめんなさい”
もう一度目を閉じる
薄青い夏の空に大きな入道雲と
広い広い緑の草原
水色のワーゲンは埃を立てて赤茶色の道を走る
オレンジ色のガーベラは
お母さんの見た夢の景色に良く似合うね
―くすねた小銭でなに買ったの?怒らないから言ってごらん?―
“・・・・・漫画。”
オレンジのガーベラに免じて許してよぉ!
陽射しにぬるまった水を黒い大理石にそそぐと
銀色にきらり と 反射した
足元でどくだみが風に揺れて
くすり と 笑った
235 名前:ねこじゃらし[] 投稿日:02/08/25 03:24 ID:n3JbTIzf
さわさわと そよかぜの中
シュッとのびた細い葉を ほっぺたに感じ
さぁいこう おきにいりのあの陽だまりへ
途中で出会う ちょうちょやトンボ
今日はごきげんで ごあいさつ
「今はおなかいっぱいだし」
空がすこし高くなったかな?
(ぱしぱし)
うすいくもが ゆっくりと流れていく
(ぱしぱし)
だれだよ? さっきから俺の頭をこづくのは
目をやると みどり色のあの物体
またおまえかよ?
なんだよおまえ なんだよおまえ なんだよおまえ
いつもいつも 俺にケンカ売ってんのか?
前足をそろえ 顔は肩より下に おしりをフルフル
今だ!! くっそぉぉ からぶりか・・・
ぬあぁぁぁぁぁぁぁ これならどうだ!!!
必殺ねこパーンチ☆ よし、やったぞ!
ぬぁにぃ?? また戻ってきやがった
ムキーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
もう どうにもとまらない 日常化した無限ループ
俺にとっちゃ 真剣そのもの
みどり色のあの物体は また俺をバカにしてる
くっそぉ 今日こそ・・・ 今日こそ・・・・・・
236 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/25 09:47 ID:hkISj2TS
>>202
シュールな失恋を骨っぽい文体で綴る。発生する様々なイベントを実況しているかのようだ。
「君」と「僕」の描写の対照はコント感すら漂わせている。
>>213
「ラララ」>
夢=花を一時は失った草が再び得た喜びを唄う。
センセーショナルな一行だ。
健気な草の現実離れした純真さの表現に詩の醍醐味みたいなものを感じた。
237 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/25 13:43 ID:luuUyv29
今回のお題は『草』
投稿期限は8月26日まで。27日の午前0時に締め切ります。
現在のノミネート作品 20編
>>161-162 >>164 >>166 >>173 >>175 >>177-178 >>190 >>194 >>202
>>203-204 >>212 >>213(訂正>>214) >>215 >>216-217 >>219 >>222,>>224
>>223 >>230 >>233-234 >>235
>>180-183、および>>184はルール違反で失格?
(梁山泊雑談でコテハンが名乗り出ている)
審査員の判断次第。
238 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/25 13:44 ID:luuUyv29
寸評
撫子さん>>171-172 >>191 >>208-209
Canopusさん>>176 >>185 >>220 >>227 >>231
紅雀さん>>205-206 >>210-211
他>>174 >>193 >>236
240 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/25 23:12 ID:VPZGnO8S
こんばんは。締め切りまで、あと24時間あまりですね。
>>233-234 水色と薄い緑の夢を、オレンジのガーベラと夏草が彩っています。
色彩豊かで、美しいですね。絵的には、母の墓参りという地味な情景に、美し
い彩りを与えた描写には脱帽。ストーリー自体はちょっと漫画チックかな。
『ホテル・ニュー・ハンプシャー』のラストシーン(映画の方)を思い出しました。
>>235 「おしりをフルフル」まさにそのとおりですよね。子猫だね。
心理描写に関しては、どうなんでしょうか。彼らは、たとえ法律で禁じられた
としても、ネコジャラシには飛びつくでしょう。でも、微笑ましい。
242 名前:森[] 投稿日:02/08/26 14:22 ID:1XD4FUwB
静かな風に誘われて
踏み入れたときは知らなんだ
それは夜に続く密林で
私は無邪気に葬列に並ぶ
風を見た
同調する
蛸足のような草波に絡め獲られ
もとより身から出た錆だとも
彼らは気付かないようだ
私だけを照らす月光とて
道標になりはしない
耳を衝く深い森のため息にうずくまり
一人けさざやかに呟く
躍れ躍れ風躍れ
そなた踊れば
私ともに死にたもう
地面より湧いて出た蟲たちや
遠く風に運ばれた種たちが
私の亡骸を彩ってゆく
しかし私を連れてきた風だけは
その草波に今だ迷い
私を運んではくれない
243 名前:想<sou>1/2[] 投稿日:02/08/26 19:10 ID:IT5OivcC
すぐそばを
空気の膜をえぐりながら
自動車の列が過ぎ去っていく
その排ガス混じりの風に吹かれ
ゆれている
ただなすがままに
乾ききったアスファルトの街路
忘れ去られ
薄汚れたプランターの中
ときおりぱらぱらと注がれる雨が
この生命を生かしている
ただなすがままに
ここの主が枯死したのは
いつのことだったか
皮肉にもよそ者だけが
こうして
今も生命をながらえさせている
ただなすがままに
244 名前:マルセリーノ[] 投稿日:02/08/26 19:12 ID:DIB4Tz0n
発情した庭師の最後の仕事
肝臓を患った老人を横目に
虹が見えなくなるまで水を撒く
刈り取った小枝を集めて
秘密の武器を作る
見栄えよりはむしろ庭師のの心象風景に忠実な出鱈目な構図
出鱈目な構図
その構図の中に気の利いた労いを知らない娼婦が割り込む
娼婦が割り込む
時間切れで
訝し気に庭を見渡す一匹の猫だけが庭師を昇天させた
245 名前:想<sou>2/2[] 投稿日:02/08/26 19:13 ID:IT5OivcC
どこにも土は見えない
世界はいつから
土のにおいを忘れてしまったのか
プランターのわずかなそれからは
腐臭がただよっている
ただなすがままに
側を通る誰の眼にも
うつることはない
透明な存在
でもこの緑を見てほしい
とは思わない
ただなすがままに
風にふかれ雨に打たれ
ただなすがままに
生きて想う
ただ想うのだ
246 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/26 20:49 ID:EiSXSYwn
こんばんは。
宿題はいつも鳴きながら(笑)最終週にラストスパートをかけていた
紅雀です。今回も批評をすっかりためてしまいました(+v+;)>
>>212
タイトルが「断ち切られるべきもの」ということですが、
ポイントが「彼等」や「ここ」、そして「私」とが交錯していて
複雑な上に、残すものやお別れするもの、押し込めるもの…と
実はすっきり「断ち切られ」ていないものもありますね(w
詩的な言葉が先に溢れ出た感じで、「私」と「彼等」「ここ」との
関係に筋が通っておらず、雰囲気で読ますのはちょっと強引。
また最後の2行も、前のほうで強く暗示させるような伏線がないと
唐突の観がぬぐいきれません。
>>213
歌詞の世界はあまりわからないのですが
このまま緊張感を保ったまま詩の収束に向かうのかと思いきや
突然の「ラララ」。これは個人の趣味の話になると思いますが、
私は入れないほうがよかったと思います。
247 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/26 20:50 ID:EiSXSYwn
>>215
小さな人知れず咲く花のけなげさを擬人化すると
ロマンチストが夢想する少女像にもつながる感じがして。
「ちょっとだまされてない?」と思ってしまいます(藁
もっと毅然とした野の花の強さが歌われているとよかったですね。
>>216-217
草野球というテーマは独特の発想でよかったと思います。
しかし、なんといいますか、詩の世界はもっと伸びやかで
あるはずなのに、詩に伸びやかさがない。単語は喚起力があるし、
短い言葉が効果的な場合もありますが、この詩の場合は短い言葉が
詩の世界を矮小化させてしまったかもしれません。
>>219
春夏秋、そして冬まで繁茂する雑草はどんな植物なんでしょうか。
恋の終わりで収束させるなら、旺盛な雑草も枯れ果ててよかったのでは?
あるいはその雑草が自分の恋心を栄養にして生きている青臭いもので
強く生きている…というような完全なファンタジーの世界にするか
のどちらかにすれば、なんとなく最終連を力技でまとめた印象が
ぬぐえたかも。
>>222・>>224
貴方はラッパーなんですか?>224のほうでノッてきたのはわかりますが、
一応一つの作品として前半と後半の整合性にもう少し気を配っては
いかがですか?おそらくそれが推敲というものだと思います。
即興性を重視する人たちには、推敲とは作品のリアルタイム性を殺す敵の
ように思われています。しかし芭蕉ですらさんざん推敲しているんですよ。
ちょっと推敲をやってみる価値ありです。
248 名前:紅雀 ◆YzUnlidE [sage] 投稿日:02/08/26 20:54 ID:EiSXSYwn
>>223
小石川植物園ですか?ニュートンとメンデルね。
ほかにも世界ではじめて植物にも精子があり、受精することを
発見するきっかけとなったイチョウの木もありますよね。
植物園の様子、よく伝わってきます。
でも、そのなかの植物や現象一つ一つが1編の詩の素材に
なりますね。素材盛りだくさんといった感じで、そこから
また詩を作り出してほしいものです。
>>230
四季派の堀辰雄や立原道造のような世界ですね。
連ごとのつながりや関係がきれいで、とても完成度の高い詩
だと思います。また、発想力を持った詩人の空想が、空想らしく
世界を広げていく感じはとても美しいです。
個人的にこういう詩、好きです。
>>233
やっぱり人間の発想には共通点があるんですね。
私事で恐縮ですが、まだ私が大学生だったころ、文芸部の部誌に
こんな感じの、オチでお墓参りだったことがわかる小説を書いたことが
あります。読後の反応は唯一、その頃文学部長をなさっていた教授から
いただきました。「あなたもお母様をなくされたのね?」と。
…うちの母は健在で、フィクションだったんですけどね。
逆に発想がオーソドックスだったかな、と。ほのぼのさせるよりは
草にかけて、「むく
最終更新:2006年03月04日 19:00