266 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/08/28 20:19 ID:lkfYWZiF
次のお題は"風"でおねがいします
267 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/08/28 20:33 ID:aR/B9abk
ほんじゃ、また始めましょう。構造さん、お題ありがとうございました。
霧都さんが新たに審査員に加わりました。審査員、引き続き募集します。
「風」のテーマで詩を書いて下さい。
締め切りは、9月5日午前0時です。
268 名前:マルセリーノ[] 投稿日:02/08/28 21:19 ID:ZY8GJ9K4
↑
すみませんペンネームでした。
亀のひとかきで消えてしまうような三十路過ぎの戯言に
コメントいただいてありがとうございました。
精進して出直してきます。締め切りまでに。
269 名前:心地良い風(1)[] 投稿日:02/08/30 01:47 ID:LsqYeVUG
風が
見えた
金色の
稲穂の海
その表面を
ぐるぐると
悪戯に
駆け回る
元気盛りの
少女の風
川面を
ツッと
抵抗力ひとつ
感じさせず
夏の日差しに
僅かに立ち昇る
蒸気さえ
揺らさず
それでいて
くっきりと
細長い足跡をつけて
歩く
柳腰美人の風
270 名前:心地良い風(2)[] 投稿日:02/08/30 01:48 ID:LsqYeVUG
心が
見えた
君が
ノートの
上に
ぐるぐる
書いた
おどけた丸い文字の
その形に
君が
ツッと
僕の
腕の上を
歩かせた
ヒトサシユビの
その
余りの
軽さに
心が
見えた
風のようだった
271 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/08/30 02:27 ID:TndQC+Rq
流線となった俺只中に射る空気壁衝撃ソニックSuperve風洞
突き刺す針毛細を抉じ開け圧殴る頬引き千切られ滲む鉄錆の味GrayからBlack-Out加速
煮える血流吐き戻す胃耳に残る音にならぬ振動ジェット効果
筋緊張は限界の轢きつけ臭いの正体を知るぜイオン化燃料ストリーム中心
灰に溶ける酸素の実体を取り戻し嘲るスウィッチのマスターキー
500,000psファンの呪縛から放たれ
肺から漏れるのは微風
272 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/08/30 02:29 ID:TndQC+Rq
失礼しました>>271のタイトルは「真空」です。
273 名前:風のない美術館[] 投稿日:02/08/30 20:05 ID:FQR1tVu/
カンパスに描かれた
澱みなく流れ続けるカラス色の雲は
愛犬の散歩に出ている中年男性の喉に
声もなく研いだばかりのナイフを突きつけ
不気味なまでに静まり返り
雲にも劣らずカラス色を映し出す湖は
ボートに乗ったカップルの漕ぐ手を止めさせ
意志を持って彼らを留めておくかのようだった
そこにあるのは《嵐の前》の静けさ以外の何物でもなかった
朝の天気予報を見るのを忘れた私は 急に空模様が気になり
美術館の屋上へでて気づいた
「ああ、今日はこんなに雲がなかったのか」
ベンチに座る変人あるいは恋人たちを尻目に
少し遅い朝食のために持ってきたサンドウィッチをほうばり
「風がないなあ」
と呟いたのは
遠く遠く澄み渡った碧空と
唸るようなビルが聳え立つ景色のそばに緑があったからかもしれない
私の一日はまだ始まったばかりであった
274 名前:旅風[] 投稿日:02/08/30 20:30 ID:mtipBS6f
緑の海を這い上がり 蒼穹を包み込み
透明な膜を 瞳を 泳がせて遊ぶ
緩やかな裸体は まどろむ渦の中
誰に淀むわけもなく 漂う庭の辺
零れ落ちた殻を 拾い集め
一つ一つの水溜まりを 揺らし
乾いた酸素を 溶かしながら
ありふれた言葉の隙間を 吹き抜けてゆく
窓越しに伸びた 影を縫い
眠りに落ちた 雲を奏で
それら全てを 優しく織り上げ
夏至の額に伝う汗 一滴を
響き渡る音色に 浮かせて 微笑う
軌跡は 残さない
旅情を 溢れさせて 尚
柔らかな肌に 触れ
遠い声に 耳を澄ませ
幾つもの 安らぎを 噛み締めていた
275 名前:今まさに熱帯低気圧から台風に変わる瞬間を見逃した僕が思う事[] 投稿日:02/08/31 01:31 ID:z0WqBiqR
多分頑張って仕上げたのであろうその髪型が
意地悪な風のせいでぐちゃぐちゃになって
君は悲しそうな顔をしたけれど
その表情がすごく可愛くて
その意地悪な風は
僕には神風に思えたんだよ
あれから一ヶ月
そろそろ秋の気配をおび始めた風の中
二人で歩く夜の道で僕が今思う事は
実はあの風は君にとっての神風じゃなかったかということ
あの悲しそうな表情も
計算づくだとも気付かずに
斜め前を歩く君は颯爽
そして僕の財布に吹く秋風
276 名前:霧散[pon] 投稿日:02/08/31 02:16 ID:/58TUVg5
薄い蒼をまとった
夜の匂いのする風が吹く
誰もいない校舎裏で
スミレ草とボクの薄い影をゆらす
遠くで聞こえる「ミンナ」の笑い声は
つけっぱなしのAMみたいに
景色の中へと埋没した
小さな泣き声を乗せた
微かな風が散ってゆく
誰にもきずかれることなく
取るに足らない雑草と水面をかすかに撫でてゆく
横なぎに吹いた風が
誰かが投げた小石の波紋が
その痕跡すらも消してゆき
校舎裏にはもう
スミレ草だけが揺れていた
277 名前:狐火 ◆Hug/FVTI [] 投稿日:02/08/31 13:14 ID:oSTcAYr8
月は形を変えて
この地に影を落とすだろう
雲の代わりに空を覆うのは
ヒトが望む深い夢
闇はそれを隠すから
あんなにも黒く優しいの
278 名前:狐火 ◆Hug/FVTI [] 投稿日:02/08/31 13:16 ID:oSTcAYr8
>>277
誤爆です、スイマセンでした。
279 名前:狂暴な夜の靡き[] 投稿日:02/08/31 18:49 ID:PHy1mMQ6
眩い幾千の眼が棲みついた
閑寂色弱脆弱な
四肢を夜空に仰向けて
闇に成り損ねた私の影は
私もろとも足並みそろえて
愚弄の奴隷のようじゃないか
ああ
背を押してくれるな
そなた達よ
どんなに強く靡いて
私の足の
見えぬ鎖を軋ませようとも
とうの昔に
私から運び去るものなどないのだ
280 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/01 01:38 ID:G0KQxDhI
>>269-270
ラストの一行は要らないのではないだろうか。
せっかく対にした構成の効果を半減するどころかリセットさえしてしまっているような気がする。
>>271
ロケット打ち上げ時の飛行士にかかる肉体的重圧とそのロケットのパフォーマンスがモチーフと思われる。
止められた体言にどうしても目がいくがラストを除くすべてをロケット関連の比較的わかり易い強い感じの言葉で固めていてその切れ味はとても楽しい。
ただラストの一行はリズムの面で大きなミスを犯していて気持ちよくない。
>>273
館内にいる前半部と館外にいる後半部の濃淡レベルのコントラストが見所。
「ああ、今日はこんなに雲がなかったのか」というとぼけた味の台詞に好印象。
>>274
風の旅のプロセス>詩の作業。
>>275
思ってもみなかった女の計算能力。オチも今の季節に合う。
ただ「神風」はいくらなんでも表現が強すぎる感じ。
>>276
「薄い」「小さな」「微かな」などの言葉が示すとおりの印象を作品そのものに対しても持ってしまう。
第2連はいいと思う。
>>279
失い尽くした男の見せる余裕ぶりが見事。
281 名前:底の方から[] 投稿日:02/09/01 07:00 ID:CChyexr+
ばあちゃんちのタイルのお便所
風がお尻をひんやり撫でて
またまたぶるっとおしっこ出たくなる
お便所の底は深くて教会みたいにぼんやり明るくて
赤土の壁に藁がちょろっとはみだしてて
ピンクの花紙がひらひらしてて
空気がゆっくり動いて
うんちがプカプカ浮いてて
お尻について観賞&議論中
白くてウジャウジャうじ虫のみなさん
わたしのお尻はチャンプでしょうか
おしっこの続き出たりして
ウイスキーぽい汁に洗われて
緑に光っているのは三ツ矢サイダー瓶のかけら
それともラメ入りスーパーボール
じっと見てると便器の縁が
ぐーっと開いて吸い込まれるかも
またまたお尻がひんやりつべたい
とかなんとかあって07:00
突然@7年ぶりくらいにひらめいた
ああそうだ薄茶色の液に漬すと相当きれいな昆虫
カナブンとかタマムシとか
あれはきっと昆虫の甲羅
きらきらと緑色の髪飾りみたいな
282 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/01 09:34 ID:UH7yaZyT
>>281
馬鹿たれ。氏ね。
283 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん
284 名前:風が吹くとき[] 投稿日:02/09/01 13:50 ID:6PYq/hsT
工場での作業の合間の昼休みには
その裏手にある河川敷の土手に行って
傾斜した草の上に寝転んでいた
太陽の真っ直ぐな日差しを身体に浴びて
その心地よさを全身で吸い込んでいた
短く刈られた草原を風が通り過ぎていくと
ざわざわという微かな音が
耳を掠めていくのを楽しんでいた
20歳を過ぎたくらいの青年2人が
よく河川敷のグラウンドにやって来て
サッカーボールを蹴る音が遠くに聴こえるのが
気持ち良かった
少しの間私はそこで居眠りをして
仕事場に戻った
その工場で働いている時は
昼休みはひとりで土手に上がって
寝転がるのが習慣であった
草原の上で漸く 自分は
この自然の一部分になった様な気がして
心に束の間の安息を得ていた
この自然のゆったりとした速度は
私が生きるのに急ぎ過ぎているということを
沈黙のままに 気付かせてくれたのだ
285 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/09/01 15:11 ID:7QxUDrTb
(省略されました・・全てを読むにはちんちんを擦ってください)
286 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/09/01 15:11 ID:7QxUDrTb
>285 おまえやっぱり中学生
287 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/01 15:51 ID:vADbW8Qm
自作自演するときはID変えたほうがいいよ。
では、寸評を。
>>269-270 後半がいいですね。ことばを尽くして、たった一つのことを表現
しようとする真摯な姿勢が伺われます。ただ、前半と後半での、ことばの流れ
やことば遣いに乖離を感じました。
>>271 私は、疾走しゆく物体の内なる衝動と情熱を表現したと捉えました。
無機質なことばもまた走っていますね。最後の失速は、どうとらえたものか。
速くなりすぎたために実体がなくなった、とこれは個人的好みによる解釈でした。
289 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/01 22:51 ID:hzgTUW9P
>>273 空を見るのを忘れて美術館に行ってしまったんですね。絵を見て漠然
とした不安におそわれ、認識可能な風景を確認してほっとする。絵と風景の対
比もさることながら、最後の1行が効果的でした。「変人」は遊びすぎかも。
>>274 これは、風そのものを表現したんですね。ゼピュロスのような優しさ
を感じます。きれいなことば遣いでカッコいいんですが、茫洋とさせすぎた感
があり、伝わってくるものがやや希薄だったかな。
>>275 まず、題名が面白い。意外と詩の内容に微妙にマッチしているんです。
今年は夏の台風が多かったですね。やや抑えたユーモアがいいですね。オチは
こんなところかなあ、という程度かな。風でシメたのは好感が持てますが。
290 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/01 23:20 ID:hzgTUW9P
>>276 一読しただけでは解らなかったんですが、ここでのボクはスミレより
もはかない存在であり、そのわずかな痕跡と微風が、一陣の強風によって消し
去られるんですね。印象的な情景を書いているのですが、描写がいま一つうま
くいってなくて、伝わりにくいようです。
>>279 風が背を押すんですね。詩の根底に横たわる虚無感が印象的です。
題名で強い風を連想させるところも上手い。ただね、もう「ひとあじ」がほし
い。モチーフとしては新鮮味に欠けると思いました。
>>284 まっすぐな表現ですね。前半は冗長な感もありますが、ゆったりとし
た時間を表すのには効果的でした。ただ、結論は無理にまとめなくてもよかっ
たのでは。これは誰もが感じていることだと思いますよ。
291 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/02 00:15 ID:ukTNyh8l
締め切り3日前。投稿お待ちしています。
「風」のテーマで詩を書いて下さい。
締め切りは、9月5日午前0時です。
292 名前:風は笑っているが、すぐに欺く[sage] 投稿日:02/09/02 14:28 ID:Es1mFOLb
煌めく風の下で
ゴミ虫が交尾している
僕はそれを
グロテスクに表現したいわけじゃない
J-POPの歌詞にしたいわけでもない
その証拠に
不吉にざわめく風の上で
子雀の初飛行が今、達成された
293 名前: 「逃げたり逃げなかったりすること」[] 投稿日:02/09/02 15:04 ID:48NQxvY9
ごめん、悪いとは思ってるんだ
僕はゆっくりと踏みつける
本当なんだ、やりたくてやってるわけじゃない
ごりごりという嫌な音が伝わってくる
そんな声を出さないでくれ
風は過ぎてゆく
僕は部屋の真ん中に寝転がる
罪もない壁はもうでこぼこで
僕はそれを見てまたでこぼこにする
手が痛くってしょうがない
風は過ぎてゆく
大事にし過ぎたのか、粗末にし過ぎたのか
それは分からない
ただ僕のやってきた事がみんな間違っていたのは分かる
風だけがいつも僕の前にいて
僕だけがいつも風を見つめている
294 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/02 15:07 ID:mDjEl9OH
>>293
あんた正直すきるよ。マジ殺されるでぇ~
295 名前:293[] 投稿日:02/09/02 15:10 ID:48NQxvY9
>>294
いや、よく分からないんですが?
296 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/02 15:13 ID:mDjEl9OH
としちゃ~ん!いないのぉ~?
297 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん
298 名前:夢見心地[] 投稿日:02/09/02 21:44 ID:kV9fRau2
寝てる間に 風鈴を打つ 夏の風
299 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/03 00:26 ID:gpZlD1Ad
>>292 2連め、カッコいいね。これが風とも受け取れる、ちょっと無理めだけ
どね。風の吹くなか、風の下から上に視点が移動していきます。風の表情も
視点の移動と共に変っているんですね。徹底的にシュールに書いてほしかったかな。
>>293 失った者の、孤独な叫び。ひたすらの後悔の念。情景が掴みにくいの
は、「どこで」「何を」が抜けているから。匂わせることばが必要だったかも。
3連めはきれいなことば遣いで、いいですね。
>>298 おお、俳句だ。夢とうつつの狭間、といったところですね。気持ちいい
風です。ただ、おおっということばがないので、少し物足りない。もう2、3首
読みたいなあ、というのが本音です。
300 名前:風神(一)[sage] 投稿日:02/09/03 12:29 ID:5vB4hdsS
雷神は見たことがある
真夏の夕方4時過ぎだというのに
いきなり夜がやってきて
町は鈍いグレーに覆われた
「まるで」と思った瞬間、雨が降り出して
まだ世界の終わりじゃないんだ。ってことにだけは安心した
13階の窓から
変貌した地方都市のありさまを眺めていると
隣の屋上に立って
誰かが雷を呼ぼうとしているのに気がついた
金色のたてがみと黒いスーツが
雨なんか降ってないみたいな乾いたばたつき方で
目がないから狙いは定まらないけれど
どれかのビルを間違いなく裂こうとしていた
301 名前:風神(二)[sage] 投稿日:02/09/03 13:12 ID:5vB4hdsS
あたしはデスクの下に潜り込んで
一所懸命ポテトを食べるくらいしかできなかった
風神は見たことがない
台風吹き荒れる最中でも
空を動いて行くのは黒い風の龍だったし
台風のあとの掃除で
落ち葉を散らして遊ぶのは風の精霊だと思った
そういえば雷神が町を狙っていたあの時でも
アルミサッシの窓はかた、とも動かなかった
風神を探そうと思うようになったのは
どうしてもあの雷神のペアが欲しかったから
台風の季節がまたやってきたことだし
今年こそは見たいんだ
まずは電車の中から探してみよう
302 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/03 23:01 ID:smw+CBap
寸評サボってて、ごめんなさい★
>>281
ぼっとん便所って、懐かしいな~☆ウチのばあちゃん家、明治時代の
建物で、下水道完備の時代になってもぼっとんだたよ☆今考えて
みるとアレ、汲み取りはどうしてたんだろ。。。★アレって、底
のほうで風が渦巻いてたりして、結構未知の世界っぽい感じだった
んだよね☆トイレってすっごく詩情豊かな場所だと思ーんだケド、
ぼっとん便所はまた格別☆でもこの詩は、そんなぼっとん便所に
おんぶしてもらっちゃってる感じかなぁ★とりとめないし、印象
の薄すぎる擬音語が無自覚に使われまくってるのも気になたよ★
>>300-301
わーい!☆300ゲトおめでと~☆わーい!
3レス使ってもよかったよね★雷神の前半に対して風神の後半が
ボリューム不足★最後の連も尻切れちゃってる感じかにゃ★
1から2のカキコまで40分以上あるのはご愛敬☆
303 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/03 23:05 ID:smw+CBap
「風」をテーマに、自由に詩を書いて投稿してくださいネ!☆
締切はあと約25時間っぽいです☆急げ~!☆
投稿する前に>>2のルールをお読みください☆
304 名前:あぼーん[あぼーん] 投稿日:あぼーん
あぼーん
305 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:02/09/04 01:58 ID:TJtUwVc6
醒めきった空から
発熱する地平は
ほんの三千メートル
と、わかったときには
夏が終わった、と
ほんのすこし気が付いた
ひとりっきりの部屋で
ねむけとあこがれのなかで
頭のなかをつめたくしていた
そんな時に見えたものを
もういい加減捨て去るだろうぼくらは
むかしの写真をみつけても
いまの景色をかき消すことはなく
306 名前:続き[sage] 投稿日:02/09/04 01:58 ID:TJtUwVc6
それでもあのときの前駆症状は
われてこわれゆく
ことばを
震えないように
きこえないようにぼくらに
ぶつけてやろうとした
泣き叫びながら
インド象の突撃が
威圧しながら泥だらけで
ぼくらの家を崩してやろうとして
やってきたはずのそれはしかし
網戸ごしに切り裂かれ
圧縮されたはずのグロテスクな
残塊にぶつかった時には
鋭さと痛みに耐えかねて
いい風だ、と
ぼくらはつぶやいた
307 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/04 02:16 ID:D0OjyY3e
>>305-306 の方
タイトルないけど「無題」もしくは「風」でいいのかな?
まあ、無効にはされないと思うけれど、タイトル忘れはちょっとイタイよ
308 名前:激辛正当派 ◆UYNHN29Q [] 投稿日:02/09/04 03:11 ID:uHgc2+Pk
春だ 春
物語が始まったり漂ったり
泡のようにはじけて人が死んだり
ためいき その他
あまたあるものの透きとおる季節だ
未来とともにある不安に
買物帰りの主婦さえ
浮き足だち
名も知らぬ花など飾ったりしてしまう
とたんに居間も透きとおる
春だ
春 はなぐもり
せっかちな桜が風をにらんでいる
(三月の満開!)
309 名前:花曇り(1)[sage] 投稿日:02/09/04 03:12 ID:uHgc2+Pk
春だ 春
物語が始まったり漂ったり
泡のようにはじけて人が死んだり
ためいき その他
あまたあるものの透きとおる季節だ
未来とともにある不安に
買物帰りの主婦さえ
浮き足だち
名も知らぬ花など飾ったりしてしまう
とたんに居間も透きとおる
春だ
春 はなぐもり
せっかちな桜が風をにらんでいる
(三月の満開!)
新しいものはより新しくなり 枯れゆくものも
低くゆっくりとした若い血を肉に注いで
新しい風にそなえる
そしてその先の
雨のために根を育てる
身をよじる
砂絵のようなビル壁
風の通らない路地にも
けだるいぬくもりとくもり空の視線
どこかで誰かが云う
「まんべんなく街はやわらかい」
そして
ようやくポケットから出された
ぼくたちの白い手
310 名前:花曇り(2)[sage] 投稿日:02/09/04 03:13 ID:uHgc2+Pk
新しい物語のための
新しい風が 小さく立つ
花びらはまだ枝を離れようとしない
一瞬 過ぎる倦怠に
屋上の猫があくびをする
若葉のあぶらむしたちもあくびをする
つかのま透きとおる
こもれびにふと
立ちどまる
ぼくもつられて 大あくび
311 名前:花曇り(2)[sage] 投稿日:02/09/04 03:15 ID:uHgc2+Pk
指がすべって、チョンボしてしまいました。
おはずかしいです。すみません。アウトでしょうか。
ごめんなさい。氏んできます。
312 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/04 03:32 ID:h7Ys1Fqi
平日のこんな時間帯にあんたは・・。
313 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/04 03:48 ID:D0OjyY3e
>>311
3点貰えるところを2点とか1点くらいの減点はありかもしれないですが
正直、このスレには新参審査員なんで自分は判断出来ません
週末に、協議する形になる、かもしれませんけれど
断言するうのは、やめておきます。はい。
314 名前:団扇[sage] 投稿日:02/09/04 08:44 ID:o8iQSeQZ
豚まんベビーはふかしたて
ミルクを飲めばまた発熱
何とかしてよ臨界点
あれ?なんだろ?
ぶわんぶわん気持ちいい
ひらひらさせてる
なにそれ?おかあさん
ごろごろしたくなってきた
ごろごろすーすー夢のカプセル
横溝正史のドラマは終わり
蚊帳の匂いに蚊取線香
何かと父に怒鳴られていた
母のそよ風は水底の肌触り
包まれ金魚の夢を見た
この子の夢は何だろう
滅多に会わぬ母親の
気配を感じる今日この頃
寝かしつける振りをして
ぐうたら女は昼寝する
315 名前:風林火山って(前半)[sage] 投稿日:02/09/04 09:44 ID:3338W3IG
ねぇ(ふうりん)ってなあに
って聞くから
風鈴って、ほら…あれ
風でチリンチリンって鳴るじゃない…
って言うと
ううん、ちがうの、(ふうりんかざん)…
え? 風林火山?
そう、それなあに…
う~ん…
…という会話があったので
こんな詩をつくってみました
でも、まあくんには
むつかしいよね…
風は身を焦がしている
悶々と思いもがいてる
林は炎を吹いている
囂々と叫びつづけてる
火は思いのほか冷静で
眈々と獲物をねらってる
山は容姿を気にしている
翼々と心を傷めてる
316 名前:風林火山って(後半)[sage] 投稿日:02/09/04 09:45 ID:3338W3IG
これが「わたし」よって
言えるはずないから
風林火山というのはね…
って言った…
風、林、火、山のことなの
わかる?
うん…
風はね、淋しかったの
それで林に行ったら
火がついちゃって
山におこられたの…
ふ~ん…
あれれ?
風林火山って…
ほんとは、どういう意味でしたっけ?
だれかまあくんに
教えてあげてください
317 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/09/04 17:18 ID:LVtns5YW
>>305-306
んー。前半は距離のこと、後半はぶつかってくるもののことを
詠ってるのかにゃ?☆で、最後の2行からすると、それらはすべて
風のこと☆風を徹底的に異様なものに変えてみたのかな。それに
しても、ここまで徹底的にやられるとしんどいっすー★「インド象」
とか脈絡もなく突然出てくるのはおもちろい☆て思たケド、全体的に
脈絡なさす・ぎ・る・し、一連目のぎこちない文章、連ごとに別々の
詩みたいな統一感のなさは、うーん表現力不足なのかなー★て、思って
しまった★
あとタイトルはないなら「無題」って書いといてネ!☆
>>309-310
じっくり読みたい詩だね~☆♪
丁寧に書かれてる上、「透き通る」の恐いほどの効果☆季節外れ
だけど、この詩は「春」以外にないと思たー☆「一瞬 過ぎる倦怠」
には、にやにやしちゃいまちた☆逆だよね?フツーは、ね☆
318 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/04 17:36 ID:AmpISrxo
>>314
前半が赤ちゃんの言葉で、後半がお母さんの言葉なんだね~☆
で、どっちも団扇の風にあたってる☆一連目、おもちろい☆と
思たよ~☆やりすぎかもしれないケド★全体的には、お母さんの
お母さんまで出てきちゃったりして、短い中に長い時間が団扇の
元にまとめられてる☆でも、言葉自体のおもちろさが持続しなかった
感じだよね★これなら一連目のやりすぎ路線で突っ走ちゃったほうが
よかったかな~、て思たよ★
>>315-316
風鈴火山(あう。一発変換でコレ!★)じゃなくて、風林火山て、
武田信玄の闘い方を現した言葉だっけ?動かざること山のごとし、
とかいうヤツ?詳しくないんで、誰か解説ぷりーず☆
それを「わたし」にあてはめちゃったんだね~☆それ自体は「正規の
言葉の意味をずらす」やり方で、文学的~♪なやり方でイイ!と
思ーんだケド、なーんか「こういうことがありました」だけで済んじゃう
よーな、HPの日記みたいな味が、ちょと「他人にとってはどーでも
いー話臭さ」を漂わせてるっぽいよ★
319 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/09/04 17:38 ID:AmpISrxo
「風」をテーマにじゃんじゃん作品を投稿してください☆
締切は5日の0時だから、今日いっぱい?☆
ルールは>>2にあるから、ぱっとでも読んでみてネ!☆
審査員やってくれる人も募集してまーす♪
320 名前:風&流[] 投稿日:02/09/04 20:01 ID:tDvpkylc
僕の生活スタイルは アメリカ風?
それはビールの飲み方だけだよね
TVにプロ野球のユニフォームが映ると
結構なパーセンテージで アメリカ風率が増すけれど
僕の生活スタイルは 僕風の筈だよね?
ヒュン
コーラが空を飛んでやってくるなんてことが
あるだろうか?
真っ赤なTシャツを着ていたタックは
フライドチキンとコカコーラを売る僕の
職場を見て何と思っただろうか?
日本 流 アメリカ 風
抹茶はたてたことがないけれど
羽織袴は着たことがないけれど
風は時代によって変わるもの
流はどうなんだろう?
オランダ人のタックには
西洋人はすべてアメリカ人に見えない
流れに 風が交わる
321 名前:きせつふう[] 投稿日:02/09/04 20:18 ID:X8b7Aa04
春は
何もかもが 生き返ったようで
まどろむような 陽射しが 好き
「君に出会ったのは ほんの偶然」ーーそんな きせつふうーー
夏は
何もかもが 輝いて
突き刺すような 刺激が 好き
「夢の中で僕らは 笑っている」ーーそんな きせつふうーー
秋は
誰も彼もが 詩人になって
落ちる枯れ葉を 見るのが 好き
「君と別れたのは ……なぜ」ーーそんな きせつふうーー
一面はもう銀の国
僕の顔を刺す きせつふう
春も夏も秋も 一冊の物語に変えて
物語は雪に撫でられて 壊されて 包まれて
また新しい芽を 一頁目を 生まれさせようとしている
雨が降る 朝が来る
足音が聞こえはじめる
何もかもが たまらなく 好き
322 名前:扇風機[] 投稿日:02/09/04 20:46 ID:aV4MNXHK
「あぁ、涼しい」
そう言われて、得意げになったもんさ
アホみたいに回り続けて数十年
俺の体もだいぶくたびれてきたな
俺のイカした薄水色の透明な羽
埃を巻き込むもんだから
バカな主婦がタワシでごしごし洗う
おかげで傷だらけの汚い羽根になっちまった
そのうち、嫌な奴が出てきやがった
どうやらつけるだけで部屋が物凄く涼しくなるらしい
梅雨も終盤になると、おもむろに俺が出動していたあの時はいずこ
ここ数年、俺は押入れに入りっぱなしじゃねぇか
押入れまで聞こえる声
「今年はいつまでも暑いねぇ~」
おい
おいおいおいおい
俺を出せよ、一発でいい気分にさせてやるぜ
「ピッッ」
嫌な音がする、奴だな・・・
俺の出番はないのかよ?
年末の障子の張替えの乾かし役だけかよ?
誰か、俺を思い出せよ
奴に頼ってばかりじゃ、体を壊すぜ?
「キィィィ」とコードを噛み切る、押入れの中の俺
323 名前:風邪[sage] 投稿日:02/09/04 22:18 ID:XIB4w8O1
ふわりと違和感
風に色が無かった
Tシャツを帆にして
体中の血管をなぞる
僕は身震いに押され
恐る恐る一歩
踏み出す
周りの音も無かった
轟々と身体の中を
吹き荒ぶ雑音が
聞こえる
血の悲鳴
散った木の葉が
渦を巻いている
僕の周りで
風は爪を立てて
痛い
道行くたくさんの滲んだ影
どこに行くのか
そんなのどうでもよくて
ふらふらと
風に犯されても
気にしてはくれないから
最後の錠剤を
口に投げ込む
324 名前:風[sage] 投稿日:02/09/04 22:42 ID:KhcVbFXY
雲
は
追
砂 わ
は れ
撒
草 か
花 れ
は
ふ
髪 る
は え
み
心 だ
は れ
梳
か
ふ れ
と て
振
り
返
欅 っ
が た
手 そ
を こ
振 に
る
325 名前:揺りかごを干しながら[sage] 投稿日:02/09/04 23:00 ID:xU00TGAJ
陽はあまねくそそぎ
おもい実にかがむ夏みかん
四年目のぼくらの庭で
そろえた髪が羽ひろげる
止まれないのでは、と 腰を浮かすほど
娘はしばふの波を とててて越えていく
ゆりかごのふちに手をかけて まわり 戻ってくる
ギューニューくさー ギューニューくさーと 羽根を乱して
「その匂いはきみのものでも あったんだよ」
きょと、と止まった豚足が しらないもんっと跳ねていく
そのせなかを追うように
まだ見ないわが子が 力づよく一歩
そらの透明がゆらぐ目で 妻がわらった
以前のように 彼女をきれいだとは思えなくても
縁台のきょりを縮める 娘のおしりも入れないくらい
いぶかる妻の注意を ことば少なにそらしそらし
しらじらしく指した先 ゆりかごが娘と振れ
ほころぶ庭のテクスチャー
326 名前:揺りかごを干しながら(続)[sage] 投稿日:02/09/04 23:01 ID:xU00TGAJ
いまこのときが 昼のみじかい夢のように
こんな小さい子供たちも ぼくらの腕を去るのだろう
風化する ぼくと妻を かろやかに蹴りつけてそとへ
つぎの世代へ
ぼくから妻へ
ぐん、 と娘へ
この夏さいごの風がいく
そしてはしゃいでいる ゆりかご
327 名前:日曜日の風[sage] 投稿日:02/09/04 23:53 ID:yIVnyV3R
大気の流れに沿って
ゆるやかに伸びをする
この手足はどこまでも自由自在
カーテンの揺れから窓の外へ
上昇することは厭わない
三半規管を飼い慣らす
雲を突き抜けてこの星の膜になれ
見下ろせば途端
失速する
ただ一人になりたくとも
すべて人に埋め尽くされ
削られ色を塗られ食べられて
頬をつたう温い感触に
いつしか声を失う
午後の風は気まぐれで
休日ともなれば尚更
耳をすませばどこかで
物言わぬ風が落下する
どこかの部屋でベッドの上で
寝過ごして伸びをしたまま
消えないように
気をつけて
328 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/09/04 23:56 ID:LCZzpMjw
あと五分。みんな急げ~
329 名前:風死街[sage] 投稿日:02/09/04 23:59 ID:l2fmPU6M
風を聞く
その囁きは
かすかな悲鳴
耳をそばだてても
探り当てられぬ
犠牲者
死に瀕して
放つ苦悶の声
切り刻まれ辱められた
この大地に吹く風に
歓喜の色はなし
風を嗅ぐ
その匂いには
かすかな腐敗臭
鼻をかきならしても
探り当てられぬ
傷病者
死に瀕して
放つ体内よりの警告
踏みにじられ汚された
この大海に吹く風に
安堵の色はなし
だが私には
風を聞く耳もない
風を嗅ぐ鼻もない
この街に必要ないから
そもそも
風の吹かない澱みの中にいるのだから
330 名前:風[sage] 投稿日:02/09/05 00:01 ID:zKOwfGHj
吹き止まぬ風に晒され
風邪をひく
吹き止まぬ風邪に冒され
風はやまず
とどまることなき
風の猛威に
脅かされる
未来は見えず
331 名前:囁き[sage] 投稿日:02/09/05 00:04 ID:+3mAcUx1
ちいさな耳たぶに
僕の吐息が風となり
君の心を軽く くすぐる
332 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/05 02:36 ID:d+t80Rue
どなたも、いらしてないようで……
とりあえず、締め切り?
って、0時からもう2時間たってるけれど……(汗
>>331はすべりこみセーフということで、良いのでしょうか?
333 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/05 04:17 ID:d+t80Rue
今回のテーマは『風』。5日の午前0時に締め切りました。
今回のノミネート作品 27編
>>269-270 >>271 >>273 >>274 >>275 >>276 >>278 >>281 >>284
>>290 >>293 >>298 >>300-301 >>305-306 >>309-310 >>314
>>315-316 >>320 >>321 >>322 >>323 >>324 >>325ー326 >>327
>>329 >>330 >>331
※>>309-310は一つ前に、記名されたものが記載され扱いが微妙。
>>331は締め切りより4分過ぎての投稿。
334 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/05 04:19 ID:d+t80Rue
寸評一覧(9月5日午前4時現在)
Canopus氏 >>288-290 >>299
撫子氏 >>302 >>317-318
名前はいらない氏 >>280
(抜けているものがあったら、ご指摘ください)
335 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/05 05:57 ID:E4LFzstP
すみません、寝てしまってました。
霧都さん、ありがとうございました。
規定通り、>>309-310はセーフ。次からはダメですよ。
>>331は、口を酸っぱくして言ってるように、遅刻はアウトとなっています。
何か言い訳などあるようでしたら聴きますので、雑談スレにどうぞ。
336 名前:名前はいらない[age] 投稿日:02/09/05 06:26 ID:qkPs/kvx
>>330は?
1分過ぎてるみたいだよ
霧都タン、見落としたね(w
337 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/05 06:31 ID:E4LFzstP
>>336 私も見落としました。ひとこと。
「どーしてギリギリに投稿するの!!」
締め切り期間は1週間もあるんだよ、ぷんすか。
>>330さんも、言い訳があるようでしたら、雑談スレにどうぞ。
338 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/05 19:07 ID:33bqktLw
視覚、として風を見たかというよりは、感じたか否かで。
>>269-270
前半の"風"そのものを女に例える感覚と
と後半の"女"を風に例える感覚、
この方向性の相違と、それぞれ融合させるのを失敗したことかなあ、。
シメがきまったようで実は、前半を収束しきれてない
ともあれ、表現そのものは風感じますね。
>>271
風、をすべてが吹っ飛ばされるほどの猛威と考えた着眼点に敬意
タイトルの"真空"を考えると、切断性ある表現は妥当として
問題はやっぱし最後かなあ。この猛威は死の猛威とはまたちがうからなあ。
>>273
個人的には、好きな詩だけど、これは、テーマに沿ってるかというと
非常に微妙。まったく風はない。空虚じゃなくて、空気感があって
本当にそれが止まってる。で、それが
題名にも含まれてるのでなにも言いようがないのだが
>>274
非常に比喩の巧さは際立つんだが、どうも凝縮されすぎたせいで
風を感じるにはゆとりがないかと
>>275
その その 二回続け
あの あの 二回続けはちとな
風も舞台装置だし
339 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/05 19:09 ID:KvfaRmSI
>>276
おそらく、霧のこもった空気がすこしずつ風で
散らばっていく様子を書きたかったんだろうけど
"遠くで聞こえる「ミンナ」の笑い声は
つけっぱなしのAMみたいに
景色の中へと埋没した ”
おそらく、これが"風"だったら"掻き消す"か"吹き流す"だろう。
このくだりが、どうも無風状態っぽい感じがするんだよね。
あと
個人的には、横なぎという表現がひっかかる。
横薙ぎ、なんだろうけど、風に関してこれを使うのはどうかな。
風だと普通、横殴りだよね。
凪(風がない)、という同音語があるのですこし
混乱を起こしてしまった。
>>279
風、はあくまで舞台装置なんだよねこの詩では
>>281
ウンコかよ!
>>284
あくまで、普通の普通の表現ね。
ラーメン屋のしょうゆラーメンみたく
凡庸の凡庸に徹した感覚で逆に好感
風は普通に感じる。
340 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/05 19:10 ID:KvfaRmSI
>>292
空気、は感じるんだけど風、は感じない。
やっぱり舞台装置になってる
>>293
これで、風を感じるかといったら微妙
内側の現象、に風を絡ませるのはちょとむつかしいかな
>>298
風は感じるし、コンパクトにまとまってはいるが
ちっちゃくまとまりすぎ。
>>300-301
情景、としての風を、ビルの中あるいは電車の中という
徹底した第三者的立場におくことで
冷徹に描いている、という感じですか。うむ。
風が肉薄していても、決して感じることのない場所に
おくとは、士郎にやられた雄山っぽい気分。
>>305-306
威力としての風、ですなこれも。ただ、心理的威力に絞った
点は評価できるかな。つまりは心臓が停止する瞬間のすずしさ。
>>309-310
これも実は春の詩なんだよな。風は舞台装置でしかない。
>>320
実は本質など風になかったり
341 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/05 23:51 ID:dAlfbYY2
体力ないクセにスポーツの秋とか始めちゃったもんで、
はっきりいって死んでます★も~フラフラ~★
でもがんばる! あたしの審査結果発表いきまーす♪☆
>>325-326=3点
んー。なんとなく数字が名前のひとっぽいから、落としてあげたい
作品だったんだケド、思い違いだったら悪いので、これがあたしの
チャンプー候補でっす♪☆
日常的な光景。一般的な若夫婦。かわいー子供。まだ生まれてない
二人目の子。ゆりかご。ひねりのあるレトリックに対して、内容は
まったくそのまんまで、あたしが詩に欲しがるモノってなんだか正体
不明な未知の世界みたいなモノだから、そーいう意味ではあたしの
好みじゃ~ないんだケド★この世界には色があるし匂いがあるし
温度がある~☆なにより世界自体が風として流れている感覚に
負けただよ☆よくもこのあたしを微笑ませやがったな!で91点☆
もちろん名前当ての先入観はなし~よ☆
342 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/06 00:11 ID:Xzot5qbT
>>309-310=2点
イイ!んだよね~☆季節外れとか関係なしに☆
ただ、ちょとフォーカスが甘いっていうか、ほぐれすぎだと
思ーんだよな★いろんなモノを同居させたはいーけど、それら
がどこかに集中してくれない★っていうか、そういう世界が
書きたかったよーな匂いが最後のほうでするんだケド、世界の
裏ぐらいはどっかに集中してほしかった★「透き通る」がもっと
もっと活きてくればな~★あと、いまいち具体的になりきれて
ないとも思たよ★でもイイ!世界☆88点♪
>>305-306=2点
どーにも言葉同士の繋がりが読み取れないんだケド、
たぶんそれはあたし自身に共感するものがないからなんだな★
立体的なパワーは感じたんだよね☆パワーという意味では
一番だったかも☆86点☆
>>281=1点
ぼっとん便所でうんちする楽しさは、確かにこんな感じ♪
なんか作者に友情じみたものを感じてしまった☆82点☆
343 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/06 00:17 ID:AEM0Pxdz
こんばんは。
3点 >>274 旅風 (シンクロ出来るところが良)
2点 >>325-326 揺りかごを干しながら (情景が浮かぶ描写が好)
1点 >>271 真空 (言葉の使い方が秀)
以上です。
344 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/06 01:31 ID:AEM0Pxdz
Canopusさんと、構造さんの点数結果待ち
……今回4人ですよねえ?審査員。
345 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/06 14:01 ID:4gi8rgkX
>>314
おそらく、団扇はただ置いてあるだけなんじゃないだろうか。
むしろ、団扇って無風状態の象徴かもしれないですしな。
>>315-316
子供相手のほのぼのとした情景ですが、まあ自分になぞらえることで
、ってこれもやっぱ、風というよりは感情の表現形態として用いている
だけですなあ。むしろこれはとどまっている。
>>321
風を、時間軸と混同させることによる、実体化効果をねらってますな。
それでも、やっぱり感じるのは時代の流れだったりときの流れだったり。
何かはすぎさらずくさったり、しんだりあたらしく生えたり、で
そこにとどまっている。
>>322
扇風機の視点でのボヤキちゅうのはなかなかですな。
ただ、扇風機からクーラーへという変遷以外はあまり
書かれていないのが残念。
346 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/06 14:02 ID:4gi8rgkX
>323
実際風邪は風がおそろしく冷たく、
気持ち悪く感じるんですよね。その意味では感覚的に
風を感じるにはもっとも適した健康状態かもね
健康的な状態とは一歩離れた風、ですな。
>>324
これは、現象的にとらえた、風そのものですな。
結局のところ本質もなにもなく確かに風は吹いています。
さしたる意味もなく、そして感興のみがそこにある。
>>325
風に象徴される、終焉の予感、の詩ですな。
まだまだ終焉は先でしょうけど。
ワーズワースの詩を思い出しました。
>>326
自由はただ翻弄されるのみ。その意味で、これも風でしょう。
>>327
澱みの中、と自分で言ってるから何も言い様がないんですが
これも空気はよどんでますね。
347 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/06 14:06 ID:4gi8rgkX
>>330
>>323と比較するとわかりやすいですが、風邪の悪寒が書かれてませんね。
その点でちょっと薄いかなあ。
>>331
吐息の微風、と考えるとこれは一番感じるものだとおもいますが、
心理的影響についてもおそらく軽微な感覚でとらえてらっしゃる。
言語の軽微さについて、とも読めますな
348 名前:構造 ◆1Q0OhnlE [sage] 投稿日:02/09/06 14:25 ID:4gi8rgkX
持ち点、ってのはとくにないのかな。
とりあえず寸評の訂正です
>>325→>>325-326
>>326→327
>>327→329
では、採点。
>>269-270
前半部に 1点
>>271
切断された猛威に 1点
>>284
徹底した凡庸さに 1点
>>300-301
風を感じずして書いた、着眼点に 2点
>>324
空虚さに 1点
>>325-326
幸福の裏にある終焉の予感に 2点
>>327
ゆったりと翻弄される自由に 1点
349 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/06 21:34 ID:N3iCMCti
あ、構造さん、寸評どうもありがとう。じゃ、私は審査だけしますね。
撫子さん、やっぱりモンゴル相撲は疲れるね…。
さて、審査結果です。
>>273 特に前半の絵の描写、ことばの遣い方が甘いんです。もっと引き絞る
ように書かないと絵の緊張感は生れてこないと思うんです。しかし、風のない
ことをテーマにした点や、認識できる風景を目にした安堵感など、はっとさせ
る表現ということでは一番だったと思いました。ターナーの絵ですか?の3点。
>>300-301 何と言っても冒頭のインパクトですね。「雷神は見たことがある」
の一言で、うおう、と来ました。独特な切り口の世界観が光っています。ただ
後半になるにつれて別人かと思うほど、ことばの緊張感がなくなってヘロヘロに
なってしまうんです。推敲しようねの2点。
>>325-326 いやあ、何でもない情景なんですが、見事に現在から未来へ吹く
風を表現しきっていますね。使っていることばも目新しいものはないんですが、
それがかえって、この穏やかな人類の歴史の1ページには似つかわしいです。
ただ、「しばふ」「きょり」は私なら漢字表記にするし、「豚児」ということ
ばはあるけど、「豚足」って…。ま、それは個性ということでの2点。
>>269-270 前半と後半が別の詩なんだよね。私は後半に風とポエジーを感じ
ましたの1点。
>>276 これは、情景描写には成功していないと思うんです。でも、夢幻の
情景を何とか表現しようという気概に打たれましたの1点。
>>324 うーん、風、ですね。最後の1行が必要だったかどうか。私なら、6行め
でリズムを変えて、「ふと振り返ったそこに」で締めるかなあ、の1点。
350 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/06 21:37 ID:N3iCMCti
ちょっと300さんにはキツく書きすぎました。ごめんなさい。
ほぉるてさんも誘っているんだよね。来るかな、来るかな、ドキドキ。
本日24時まで、待ってみましょう。
351 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/07 00:05 ID:tI0sUken
来ませんでした。残念…。
内心、ほぉるてちゃんの審査員はすごく楽しみにしてたんだけど、ね。
さてさて、お立ち会い、今週のチャンプが決定しました。
チャンプ >>325-326 揺りかごを干しながら (9点)
準チャンプ >>300-301 風神 (4点)
です!おめでとうございます!
投稿してくれた皆さん、ありがとうございました。
>>325-326さん、もしよろしかったら、お名前をどうぞ。
次回のテーマもお願いします。
352 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [age] 投稿日:02/09/07 00:08 ID:GiHeh4Fq
あ、もう集計終わってましたね。
失礼しました。
353 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [sage] 投稿日:02/09/07 00:22 ID:dDWTGYvv
みなさん、お疲れさま☆
>>349
あい。モンゴル相撲って、とにかく足にくるんですよ~★
イテイテ。。。ちがぁぁぁ~~~うぅぅぅ~~!!★
あたしの始めたのは球技ですよぉ。何かは、言わないケド☆
ちなみに>>300-301は、あたしですぅ☆ありがと~!☆
>>350キツすぎたなんてことはなくて、大当たりですぅ。
(1)と(2)の間に40分も間があるのが、ちょっとした苦労を
物語ってるんですぅ★で、おっしゃる通り、推敲、まったくして
ません★
いい加減なモノ読ませちゃって、すみませんでした★汗★
&ありがとうございました☆
354 名前:うたた寝死人 ◆ShSU0mOg [sage] 投稿日:02/09/07 00:48 ID:0lxOzg7V
遅くなりまして。
テーマは、 「黒」 でお願いしたいなあと。
最終更新:2006年03月04日 19:46