チェストガード
チェストガードはその名のとおり胸部を守るプロテクター。モノによっては腹部やわき腹までを覆うものもある。
胸部損傷は事故死因で
頭部に次いで多いということもあり
ヘルメット以外のプロテクターで防御すべき部位としては胸部が筆頭となる。
近年(2006年度より)、警視庁の啓蒙活動により重要性がアピールされ多種多様な製品が発売されるようになってきた。
白バイ用胸部プロテクターで一日の長があるホンダ製の分割型胸部プロテクター。
分割型は
ジャケットを前開しやすく着るのも容易という意味で運用がしやすいが、強度的には一体型に劣るというのが通説である。
しかし、この製品は分割型でありながら勘合の方式により一体型の旧来品より耐陥没性を40%向上させている。
またわき腹に対しても防御範囲が広く、高剛性中空構造で軽量(850g程度)かつ肋骨構造で通気性が良い。
メーカーの信頼性などを鑑みると現状で最も安全性の高い胸部プロテクターの一つである。
取り付けはデファクトスタンダードとなったドットボタンの他に
ベストタイプも販売されている。
難点はサイズがFしかなく大きめで体型を選ぶこと。また、胸部プロテクターとしては高価なこと。
価格については中空肋骨構造+勘合方式で複雑なためある意味仕方ない部分もある。
最終更新:2010年06月02日 23:04