個人空間(ぱーそなる・すぺーす)
射場が
アゲハに対して語っていた理論。
見ず知らずの人間が一定以内の範囲に近づいた時に、無意識的に持つ警戒感の一種でいわば「縄張り」のようなものである。
射場は
サイレン世界を知らないにもかかわらず、アゲハに対し「後方に凄まじく広い個人空間を持っている」と評していた。
この時初対面であるにもかかわらず、彼がアゲハの持つ警戒心の鋭さを知覚していたことから、
射場は他人が持つこの境界線を見極める能力に秀でていたのかもしれない。
ちなみにこの後、アゲハが新たな
プログラム暴王の渦を開発したことや、
朱鳥の能力が空間を個人的に支配するものであったことからこの理論が何らかのヒントになっていた可能性がある。
最終更新:2023年08月09日 13:14