夜科朱鳥

夜科朱鳥(よしな あすか)


アゲハフブキの父親。1961年(昭和36)生まれ。一男一女あり。妻は他界。
東京で天文学を研究しており、勤務先の航空宇宙科学研究所(NASL)にて研究主任を務める。
47歳とは思えない若々しい容姿の持ち主で、子に対しても丁寧な口調を用いる。
対面早々アゲハに愛の鉄拳をぶちかまし、天樹院カイルをして「見た目に反してメチャ恐ぇぇ…!!」と言わしめる武闘派。
元々自分の研究と仕事にしか頭になかったが、妻を亡くしてからは娘と息子を育てるために理想の父親になろうと努力して今の彼が形成されたようだ。

フブキによれば、「昔は見た目通りのほほんとした人」で運動音痴だったが、子供の時から血の気の多かったアゲハに正面からぶつかって教育するために、空手の通信教育を受けていたとの事。
アゲハを大人と認める代わりに、フブキを泣かせるような真似は絶対にしない事を約束させており、事情を話す事を拒んだアゲハに対して勘当を言い渡し、以降は「夜科くん」と呼んでいる。
勘当後もアゲハからはやや反抗的な態度を取られているが、お互い険悪な仲という訳ではない。

部下の西河麻子から想いを寄せられているが、彼女のアプローチはすべて何事もなかったかのようにスルーしている。
10月(恐らく2008年)に、エルモアと話をしに天樹院邸を訪れている。

サイレン世界での朱鳥

転生の日の直後に自ら呼びかけを行い、多くの人間をに救出した。また自らも根で生活している。マルコという孫がいる。
相変わらず57歳とは思えない若い容姿で、10年前と殆ど変っていない。これは朱鳥自身が持つPSI星空間・重力特異点が影響を与えている為と思われる。
又、若い頃からPSIの才能があった様子。

ジュナス率いるスカージ襲来の際、ジュナスにアゲハとシャオが倒されたところへ救援に駆け付けた。ジュナスに苦戦を強いらせるが、後一歩のところで力切れになってしまう。その後は飛龍たちが現れ根の上空に穴を開けた為、ジュナスは撤退した。
W.I.S.Eに攫われたフブキたちの奪還を決意するが、その前にアゲハにノヴァの伝授を頼まれる。1日で習得させる為、時間を引き延ばし約100時間かけてノヴァをアゲハと雨宮に伝えるが、
過度のPSI使用により戦闘可能な状態ではなかった為、そのまま根に残りアゲハらを送り出した。

PSI能力は「星空間」。更にPSIの隠された最後の力、「ノヴァ」の使用が確認できる唯一の人物でもある。
トランスを使った描写はまだ無いが、ノヴァの取得条件から、バーストトランスライズ全てオールマイティに使える可能性が高い。中でもライズは相当な腕前のようだ。
アゲハらの修行において20時間(星空間内部で能力を使用していたため実質100時間に相当)も星空間を維持し続けていることから、PSIの耐久力の高さが窺い知れる。

夜科家の血筋?
彼の子々孫々は常人では考えられないような力を秘めており、例を挙げると特異中の特異なPSIである暴王を操るアゲハ、
一児の母となり30代後半に差し掛かっているようには見えない若さのフブキ、そしてアンチPSI空間内でテレキネシスを行使したマルコなど優れた血統があるのかもしれない。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年01月09日 17:41
添付ファイル