TVTestの導入・設定 → 解説
 ※適当なフォルダを作成して、アーカイブ内のファイルを展開するのですが、
  アクセス権限の問題がありますので、Program Files 内は避けた方が無難です。
 ※TVTest_0.7.23(x86版)使用の方は、Windows 7 SP1 及び Windows Server 2008 R2 SP1 用プラットフォーム更新プログラム (KB2670838)を
  当てるとTVTestが映らなくなるので
パッチを当ててください。
3.こちらからup0625.zip(BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver)をダウンロード
以下のものをコピーまたはドラッグアンドドロップして、
  ダウンロードしたTVTestの「TVTest.exe」と同じフォルダに入れる。
参考画像
 
 「
BonDriver_PX_W3PE_S0.dll」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用BonDriver)
 「
BonDriver_PX_W3PE_S1.dll」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用BonDriver)
 「
BonDriver_PX_W3PE_T0.dll」(地上デジタル放送用BonDriver)
 「
BonDriver_PX_W3PE_T1.dll」(地上デジタル放送用BonDriver)
 「
BonDriver_PX_W3PE_S0.ini」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用チャンネル定義ファイル)
 「
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini」(BSデジタル放送および110度CSデジタル放送用チャンネル定義ファイル)
(※これらは
up0625のzip内にあります)、
注意事項(ほかのBonDriver利用者向け。新規にup0625.zip BonDriver_PX_seriesのPX-W3PEのBonDriver(新版BonDriver)を導入する人には関係ありません。)
 「Interface_W3PE.dll」は
公式版と呼ばれるBonドライバ(up0550など)やkuma版BonDriverでは必要です
 が、新版BonDriver(up0625.zip)では必要ありません。)
3-2.BS新チャンネルに対応させる(自己責任)
これらのチャンネル定義ファイルを編集します。メモ帳などテキストエディタで開けます。
BonDriver_PX_W3PE_S0.ini
BonDriver_PX_W3PE_S1.ini
※以下のような追記が必要です。この設定をしなければ、新BSチャンネルは映りません。
参考画像
 
CH014	= BS5/TS0,0,11804200,0x4450
CH015	= BS5/TS1,0,11804200,0x4451
CH016	= BS7/TS0,0,11842560,0x4470
CH017	= BS7/TS1,0,11842560,0x4671
CH018	= BS11/TS0,0,11919280,0x46b0
CH019	= BS11/TS1,0,11919280,0x46b1
CH020	= BS11/TS2,0,11919280,0x46b2
CH021	= BS19/TS0,0,12072720,0x4730
CH022	= BS19/TS1,0,12072720,0x4731
CH023	= BS19/TS2,0,12072720,0x4732
CH024	= BS7/TS2,0,11842560,0x4672
CH025	= BS21/TS0,0,12111080,0x4750
CH026	= BS21/TS1,0,12111080,0x4751
CH027	= BS21/TS2,0,12111080,0x4752
CH028	= BS23/TS0,0,12149440,0x4770
CH029	= BS23/TS1,0,12149440,0x4771
CH030	= BS23/TS2,0,12149440,0x4772
定義ファイル一番上のBSチャンネルの合計数を30にします
4.「TVTest.exe」を起動。「初期設定ダイアログ」を終えると視聴できるはずです
 「初期設定ダイアログ」を含め、詳しい使用方法や設定は
こちらをご覧ください。
 ①
ドライバ(D)
  TVTestのドライバは「
BonDriver_PX_W3PE_T0.dll」(地上デジタル放送用)を指定。
  ※まず、地上波の設定をします。
  ※チャンネルスキャンは、あとで「
BonDriver_PX_W3PE_T1.dll」(地上デジタル放送用)でも必要。
   T0とT1でスキャン結果が一致しているか確認して、一致しない場合には修正する。
   正確にスキャンできている場合は、T0のch2ファイルの中身をコピーすればはやい。
   ※チャンネルスキャンは放送されている時間帯におこなう。深夜など放送されていない場合は検出できない。
 
 ②
デコーダ(C) MPEG-2のデコーダを選択します。選択できても使えないものもあります。
  詳しくは、
こちらを参照
  ※画像がどのように映し出されるかは、デコーダに依存します。画像がきれいではない場合、後でデコーダを変えてみてください。
 ③レンダラ(R) ビデオレンダラを選択します。レンダラによっては画質等に影響を与えるものがあります。
  基本的に以下のものが、おすすめとされています。
		| Windows XP | VMR9(重ければ VMR7) | 
		| Windows Vista | EVR | 
		| Windows 7 | 
  ※この他、映像に問題がある場合にはデコーダとレンダラの相性もあるので組み合わせを色々と試してみてください。
 ④
カードリーダ(E) スクランブル解除に利用するカードリーダを選択します。(※内蔵カードリーダーを使用する場合は
こちらの設定が必要。)
  スクランブル解除が必要ない場合は、
なしを選択します。
  外付けカードリーダを使う場合は、
スマートカードリーダを選択。
  PLEX内蔵カードリーダを
FakeWinSCard方式で利用する場合も、
スマートカードリーダを選択。
  
※地上波やBS等の無料放送を視聴するには、青カードや赤カードが必要。
  ※有料放送を契約して視聴するためには赤カードが必要。EMM等更新の設定にしておく必要がある。
  ※スクランブル解除処理は、私的利用の範囲内あるいは開発試験研究利用等の範囲内で自己の責任で行ってください。
  ※スクランブル解除がされていない場合でも、他のプレイヤー等でワンセグの視聴再生は可能です。
  ※M2方式を利用する場合は、
こちらのM2方式の記事を読んで、BonDriver_PX_W3PE_T0.iniとBonDriver_PX_W3PE_T1.iniを用意してください。
  ※内蔵カードリーダを使用(M2方式)の場合も、TVTestの
カードリーダ(E)は、
なし(スクランブル解除しない)に設定する。
		| 動作保証CN値 | 目標数値 | 備考(※数値の意味と基準が異なる別の製品との比較には意味がない。) | 
		| 地デジ:18以上 | 20~30dB程度 | 地デジ感度調整の設定は変更可能。初期設定は自動感度調整。必要な場合、手動で感度調整設定可能。 ※数値表示は過入力の場合等にも低くなる点に注意。
 ※調整限度を超えた調整が必要な場合には、内部分配を考慮して外部で調整(UHFアンテナや外部機器のブースターやアッテネータ等による調整)が必要。
 | 
		| BS: 8以上 | 10~18dB程度 | LNBへの電源供給(BSアンテナへの給電)のオンオフの設定は変更可能。初期設定は給電オフ(給電しない)。必要な場合、給電するよう設定可能。 BS/CSの感度調整機能はない。
 ※数値表示は過入力の場合等にも低くなる点に注意。
 ※調整が必要な場合には、内部分配されることを考慮して外部で調整が必要。
 | 
		| CS: 5以上 | 7~18dB程度 | 
初心者はまずはここまで(地デジ視聴)を目指しましょう。
TVTestは複数起動できるので、4番組同時視聴・録画が行えます
6.あとは、のこりのBonDriverを指定してチャンネルスキャンを行うだけです。
BSアンテナのLNBへの給電が必要なのであれば、先に
こちらを参考に、LNB電源供給の設定をしておきます。
 
※スキャンで検出できない場合
 検出できないチャンネルがあるのであれば、時間を最大にしてスキャンをやり直します。
 受信環境によっては、一部のチャンネルが配信されていないため、ver.0.7.23でスキャンが完了できない場合があるようです
 その場合は、ver0.7.23の1つ前のバージョンのTVTestを利用してスキャンしてみてください。
 ※チャンネルスキャンは放送されている時間帯におこなう。深夜など放送されていない場合には検出できない。
 ※ケーブルテレビなどの環境によっては、一部のチャンネルの放送には対応していない(放送されない)場合がある。
 ※古いBSアンテナ、ケーブル、ブースターや分配器等が新BSやCSに対応していない(受信できない)場合がある(※製品によっては受信できる場合もある)。
有料放送を視聴するには、設定 -> 一般 -> 「契約情報の更新(EMM更新)を行う」を設定しておきます。
  ※有料放送を契約して視聴するためには赤カードが必要です。
  ※スクランブル解除処理は、私的利用の範囲内あるいは開発試験研究利用等の範囲内で自己の責任で行ってください。
2011年12月25日更新
最終更新:2013年06月16日 08:02