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S. 構造
S.1. 外部構造
S.2. 内部構造
1. Sports一般
2. Olympic
3. Rugby
3.1. 規則
ラインアウトでは、ラインに2人以上が参加しなければならない。全員が参加しても良い。
3.2. 概要
Man of the Matchは、当該試合で最も価値のある働きをした選手が選ばれる。大抵は、試合終了数分前に決定する。多くの場合は、勝利チームから選ばれるが、選出時点で負けているチームから選ばれることもある。2013年の6N ENG-ITAでは、敗戦したItalyから選出された。
3.3. Rugby World Cup 2015
3.1.1. 概要
2015年に開催予定の第8回Rugbyワールドカップである。2009年7月28日にイングランドで開催することが決まった。イングランドでの開催は1991年の第2回大会に引き続き2回目となる。
立候補国
最終的に立候補したのは以下の4協会である。イングランド以外は2019年大会にも立候補していたが、同大会は日本での開催が決まった。
日本
南アフリカ共和国
イングランド
イタリア
日本
南アフリカ共和国
イングランド
イタリア
以下の4協会は立候補を取り下げている。
スコットランド
ウェールズ
アイルランド
オーストラリア
スコットランド
ウェールズ
アイルランド
オーストラリア
競技会場
大会の計画では準々決勝がトゥイッケナム、ウェンブリー、ミレニアム、3位決定戦がエミレーツ、準決勝と決勝がトゥイッケナムとなっている。
競技場 | 行政区域 | N | W | Capacity |
ウェンブリー | ロンドン | 51度33分21秒 | 0度16分47秒 | 90,000 |
トゥイッケナム | ロンドン | 51度27分22秒 | 0度20分30秒 | 82,000 |
オールド・トラッフォード | マンチェスター | 53度27分47秒 | 2度17分29秒 | 76,212 |
ミレニアム・スタジアム | カーディフ | 51度28分40.46秒 | 3度10分56.75秒 | 74,500 |
予選
開催国イングランドに加え、前回大会ベスト12(各プール上位3チーム)が予選免除となる。なお、全参加チーム数については前回と同じ20チームか16チームに戻すか検討中である。
組み合わせ
組み合わせは、2012季終了時点(2012/12/17又はその直前であろうが、いずれにせよ関係国間では変化は無い。)でのWORLD RANKINGSを基準として、1枠から3枠を定める。各枠ごとに抽選で、A-D組への所属を決定する。4枠, 5枠については、各予選参加国のWORLD RANKINGS最上位を参考にしたとされている(Total Rugbyによる)。その場合、米州2位の米国は欧州1位のGEORGIAを上回るが、所謂地域性を考慮して、欧州1位を4枠に配分したと考えられる。
A | B | C | D | |
1 | Australia | South Africa | New Zealand | France |
2 | England | Samoa | Argentina | Ireland |
3 | Wales | Scotland | Tonga | Italy |
4 | Oceania 1 | Asia 1 | Europe 1 | Americas 1 |
5 | Playoff Winner | Americas 2 | Africa 1 | Europe 2 |
IRB World Rankings(17 December 2012)
P | Member Union | RP | |
現 | 前 | ||
1 | 1 | NEW ZEALAND | 90.08 |
2 | 2 | SOUTH AFRICA | 86.94 |
3 | 3 | AUSTRALIA | 86.87 |
4 | 4 | FRANCE | 85.07 |
5 | 5 | ENGLAND | 83.90 |
6 | 6 | IRELAND | 80.22 |
7 | 7 | SAMOA | 78.71 |
8 | 8 | ARGENTINA | 78.71 |
9 | 9 | WALES | 78.39 |
10 | 10 | ITALY | 76.24 |
11 | 11 | TONGA | 76.10 |
12 | 12 | SCOTLAND | 75.83 |
13 | 13 | FIJI | 71.52 |
14 | 14 | CANADA | 71.41 |
15 | 15 | JAPAN | 70.09 |
16 | 16 | USA | 68.32 |
17 | 17 | GEORGIA | 65.83 |
18 | 18 | SPAIN | 63.09 |
19 | 19 | ROMANIA | 62.12 |
20 | 20 | RUSSIA | 61.49 |
21 | 23 | BELGIUM | 60.43 |
22 | 21 | PORTUGAL | 59.63 |
23 | 22 | URUGUAY | 59.37 |
24 | 24 | NAMIBIA | 58.45 |
25 | 25 | CHILE | 57.02 |
26 | 26 | POLAND | 56.91 |
27 | 27 | KOREA | 56.72 |
28 | 28 | HONG KONG | 55.69 |
29 | 29 | GERMANY | 54.52 |
30 | 30 | UKRAINE | 53.80 |
31 | 31 | ZIMBABWE | 52.57 |
32 | 32 | MOROCCO | 52.35 |
33 | 33 | BRAZIL | 52.18 |
34 | 34 | SWEDEN | 51.91 |
35 | 35 | KAZAKHSTAN | 51.28 |
36 | 36 | KENYA | 50.28 |
37 | 37 | PARAGUAY | 50.06 |
38 | 38 | NETHERLANDS | 49.83 |
39 | 39 | MOLDOVA | 49.53 |
40 | 40 | MALTA | 48.87 |
41 | 41 | UGANDA | 48.76 |
42 | 42 | MADAGASCAR | 48.19 |
43 | 43 | TUNISIA | 48.18 |
44 | 44 | LITHUANIA | 47.84 |
45 | 45 | CROATIA | 47.76 |
46 | 46 | IVORY COAST | 47.67 |
47 | 47 | CZECH REPUBLIC | 47.66 |
48 | 48 | SRI LANKA | 47.60 |
49 | 49 | SENEGAL | 47.14 |
50 | 50 | BERMUDA | 46.78 |
51 | 51 | PAPUA NEW GUINEA | 46.55 |
52 | 52 | SWITZERLAND | 46.16 |
53 | 53 | ISRAEL | 46.06 |
54 | 54 | TRINIDAD & TOBAGO | 44.68 |
55 | 55 | COOK ISLANDS | 44.61 |
56 | 56 | PHILIPPINES | 44.34 |
57 | 57 | COLOMBIA | 43.65 |
58 | 58 | GUYANA | 43.56 |
59 | 59 | THAILAND | 43.44 |
60 | 60 | CHINESE TAIPEI | 43.19 |
61 | 61 | ANDORRA | 42.15 |
62 | 62 | VENEZUELA | 41.83 |
63 | 63 | MALAYSIA | 41.37 |
64 | 64 | CAYMAN | 41.27 |
65 | 65 | SINGAPORE | 41.19 |
66 | 66 | DENMARK | 41.16 |
67 | 67 | BARBADOS | 41.01 |
68 | 68 | INDIA | 40.81 |
69 | 69 | CHINA | 40.73 |
70 | 70 | SOLOMON ISLANDS | 40.70 |
71 | 71 | NIUE ISLANDS | 40.45 |
72 | 72 | LATVIA | 40.05 |
73 | 73 | PERU | 39.67 |
74 | 74 | SERBIA | 39.49 |
75 | 75 | MEXICO | 39.38 |
76 | 76 | ZAMBIA | 38.87 |
77 | 77 | BOTSWANA | 38.65 |
78 | 78 | SLOVENIA | 38.45 |
79 | 79 | PAKISTAN | 38.38 |
80 | 80 | CAMEROON | 38.33 |
81 | 81 | BULGARIA | 38.12 |
82 | 82 | JAMAICA | 37.08 |
83 | 83 | HUNGARY | 36.97 |
84 | 84 | ST. VINCENT & THE GRENADINES | 36.84 |
85 | 85 | TAHITI | 36.25 |
86 | 86 | AUSTRIA | 36.20 |
87 | 87 | GUAM | 35.70 |
88 | 88 | BAHAMAS | 35.68 |
89 | 89 | SWAZILAND | 35.63 |
90 | 90 | BOSNIA & HERZEGOVINA | 35.29 |
91 | 91 | NIGERIA | 35.29 |
92 | 92 | MONACO | 35.17 |
93 | 93 | NORWAY | 34.33 |
94 | 94 | LUXEMBOURG | 34.25 |
95 | 95 | VANUATU | 33.45 |
96 | 96 | AMERICAN SAMOA | 30.00 |
96 | 96 | GREECE | 30.00 |
96 | 96 | UNITED ARAB EMIRATES | 30.00 |
96 | 96 | MAURITIUS | 30.00 |
100 | 100 | FINLAND | 26.29 |
RP: Rating Point
1.1. 解説者
- Scrumでは、押している方が頭が下にさがって崩すことは無いと考えて良い(2012/12 薫田)。
- 相手が反則をした時に、PKによる得点を狙うか否かを銘々が意思表示するチームは悪いチームで、全員が主将の指示を待つのが良いチームである(2012年 藤島大)。
- 主審が笛を吹く前に頻繁にアピールすると良い結果を生まないことが多い(2013年1月 ITA-FRA 藤島大)。
1.2. 高校選手権
4. Baseball
4.4. NPB
4.4.1. なぜ日本人は落合博満が嫌いか
作者: テリー伊藤
出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日: 2010/05/10
メディア: 新書
選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日本人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。
出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日: 2010/05/10
メディア: 新書
選手としても監督としても実績は抜群なのに、落合博満への評価は低すぎるのではないか。落合流の超合理主義こそ、今日本人が参考にすべきリーダー像ではないか。無類の野球好きのテリー伊藤が鋭く突っ込む。
プロスポーツもエンターテインメント産業なのだから、ファンを大切にするというのは当然である。ファンサービスも積極的にやるべきだ。ただ、ONが光り輝いていた時代に育った私には「プロ野球選手は、ファンの側に降りてこなくていい。遠くて輝いていてくれればそれでいい」という思いもある。
そして、とかく「サービス不足」を指摘される落合監督は、ファンサービスについて、こう言っている。「最近。ファンサービス、ファンサービスと言われるが、球場に来ていただいた方に、勝って気分よく帰ってもらうことがファンサービス。勝つこと、優勝することしか考えていません」
そう断言するのを聞いて、「プロなんだから勝つこと以外にもファンを楽しませることを考えるべきだ」と反論する人も多いだろう。
勝敗や数字以上にドラマチックな野球が見たいとか、もっとパフォーマンスをしてほしいとか、何かもっと新しいファンサービスがほしいとか。いったい、そんなことを言っている人たちは、落合監督がナゴヤドームで裸踊りやマジックショーでもやれば喜ぶというのだろうか。たしかに野球には、ときとして勝敗を越えるようなドラマが起こることがある。だがそれは「さあ、きょうはドラマチックな試合をしてやろう」などというスケベ心から生まれるわけではない。
それは火花を散らすような真剣勝負の産物なのだ。勝つために、打つために、抑えるために、すべてを捧げた者だけにドラマは起こるのだ。
中日の元監督であり、OB会長でもある高木守道は、こう言っている。「いろんな監督がパフォーマンスをしているなかで、わがドラゴンズの監督は不気味に黙っている。でも、落合監督にパフォーマンスは似合わない。不気味さが武器だと思っています。あの監督は何もしなくていい」さすが、かつて「日本一の名手」と呼ばれた高木守道。バランスということをよくわかっている。パフォーマンスが得意な人はやればいいし、そうでない人は別の武器で勝負すればいいと言っているのだ。
考えてもみてほしい。いろんなタイプの選手や監督がいて、いろんなプレーや言動を見せてくれるからプロ野球は楽しいのだ。落合監督は、さまざまな批判を浴びても自分を貫くという、日本人には類いまれな道をたった1人で誇り高く歩んでいるのだ。そういう飛び抜けたキャラクターがいるからこそ、中日からもプロ野球からも目が離せないのだ。つまり、落合監督は、無愛想だったり、コメントがいちいち刺激的だったり、コメントさえしなかったり、そうやって「なんだ、落合は」と言われることこそが立派なパフォーマンスであり、ファンサービスになっているのだ。いやほんと、その通りなのだと思います。
球団の偉い人や、地元のスポンサーたち、スポーツメディアの人たちは、落合監督の「つき合いの悪さ」に辟易していたのかもしれません。でも、中日ファンのみならず、野球ファンは、「媚びない落合監督」を、興味深く見守ってきました。
周囲に愛想をふりまくというのは、サービスであるのと同時に、保身術でもあるわけです。多少結果が悪くても、地元のスポンサーたちのバックアップが強ければ、クビになりにくいはず。落合監督のようなスタイルだと、結果が出なくなれば、すぐに切られてしまうのです。
いや、今回のように、チームが優勝しているにもかかわらず、切られてしまう場合すらある。
ところで、僕がものすごく不思議だったのは、楽天の野村監督が退任させられたときに起こったような「ファンからの続投させてほしいという声」が、落合監督の場合には、さほど聞こえてこなかったことでした。みんなが落合監督の手腕と功績を高く評価している一方で、「ああいう偉い人との根回しができないタイプにしては、8年間もよくがんばったよなあ」という諦めムードも感じたのです。
ファンは、チームが弱いときには、「とにかく勝てるチームを!」って思うものだけれども、常勝軍団になってしまうと、「こんな打てない野球じゃつまらない」なんてことを言い始めるものでもありますし。
今回の日本シリーズを観ていても、7試合やって、中日には3点以上取れた試合が1試合もありませんでした。それでも3勝3敗まで持ちこみ、最終戦までもつれたのですが、中日ファンではない僕からみても、「この守り勝ち、接戦をモノにする野球だと、勝ってもファンはストレスがたまるだろうなあ」と。
この新書のなかで興味深かったのは、落合監督のプロ入りまでのストーリーでした。東洋大学の野球部をやめた落合監督は、大学も1年で中退してしまいます。大学をやめて実家の秋田に帰り、ボウリング場でアルバイトをしていた落合は、そこでボウリングに目覚め、本気でプロボウラーになろうとしていた。たまたまプロテストを受けられなくなってしまったからプロボウラーにならなかっただけで、もし無事に受験していたら、まちがいなくずっとそこで生きていたことだろう。
その後、東芝府中に「臨時工」として就職し、野球部に入った落合は、ここで再びバットを手にすることができた。だが、そこは川崎市の名門「東芝」とは似て非なるチームで、非常にマイナーなノンプロ球団だった。しかし、そのチームを落合のバットで初の都市対抗野球出場までもっていった。この活躍が、日中はトランジスタラジオの基盤をコツコツ組み立て、夕方から野球の練習をしていた臨時工員を25歳にしてプロ野球選手に出世させたのだ。その東芝府中野球部もリストラのあおりで、いまはもうない。落合物語の哀愁である。
「でも、勝負の世界なんだから、実力がある者は、いずれちゃんとそうやって頭角を現すものだよ」そんなことを本気で思っている人は、おそらくプロアマ含めて野球界には1人もいない。実力があってもつぶれる選手はいくらでもいるし、実力があってもつぶされる選手はいくらでもいる。こうして落合博満という野球人の序章を見ると、その後の落合があるほうが不思議なくらいなのだ。落合監督の、達観していようなものの見方は、いろんな偶然のおかげで」プロ野球の世界に入ったという「非野球エリートの視点」なのかもしれません。
もちろん、成功には本人の実力が大きかったのだとしても、「臨時工」として就職したときの落合青年は、自分がプロ野球選手になれるなんて思っていなかったでしょうし、そもそも、なろうという気持ちもなかったはず。
そして、落合監督はあんなふうに無愛想にみえるけれど、「選手の気持ち」になって考えられる人でもありました。2006年にリーグ制覇をはたした際に、大の中日ファンであるスタジオジブリの鈴木敏夫さんが、落合監督に尋ねたことがあるそうです。「なぜ、愛想が悪いのか?」と。表情が一瞬、こわばった。落合監督は、ぼくの目をじっと見つめると、ゆっくりと丁寧に答えを言ってくれた。「オレのひとことで、選手は調子を崩す」。それだけ聞けば十分だった。みんなに優しく、公正であろうとすればするほと、人というのは、孤独で、無口になってしまうのかもしれません。
今回の退任劇と日本シリーズで、日本人は落合博満が好きになってしまったのではないかと思います。最後の最後に巨大戦力を誇るソフトバンクに負けてしまったことによって、なおさら。
落合監督は「選手のおかげでここまで来られた。感謝しているよ」と言い残して去っていきました。今年の中盤までの中日のチーム状態を考えると、落合監督の実質的な「解任」が決まってからの、この快進撃は、信じられないものでした。
日本シリーズを観ていてつくづく思い知らされたのですが、いくら野球はピッチャーとはいえ、これだけ打てないチームで勝つのは、さぞかし大変だったことでしょう。もしかしたら、「日本人が落合博満を嫌う理由」というのは、「愛想が悪いから」ではなくて、「それでもちゃんと結果を残してきたから」なのかもしれませんね。カッコよすぎるものね、そういう生きざまってさ。
落合監督の「愛想の悪さ」は真似できても、「結果を残す」のを真似できる人は、ほとんどいないでしょうし。
そして、とかく「サービス不足」を指摘される落合監督は、ファンサービスについて、こう言っている。「最近。ファンサービス、ファンサービスと言われるが、球場に来ていただいた方に、勝って気分よく帰ってもらうことがファンサービス。勝つこと、優勝することしか考えていません」
そう断言するのを聞いて、「プロなんだから勝つこと以外にもファンを楽しませることを考えるべきだ」と反論する人も多いだろう。
勝敗や数字以上にドラマチックな野球が見たいとか、もっとパフォーマンスをしてほしいとか、何かもっと新しいファンサービスがほしいとか。いったい、そんなことを言っている人たちは、落合監督がナゴヤドームで裸踊りやマジックショーでもやれば喜ぶというのだろうか。たしかに野球には、ときとして勝敗を越えるようなドラマが起こることがある。だがそれは「さあ、きょうはドラマチックな試合をしてやろう」などというスケベ心から生まれるわけではない。
それは火花を散らすような真剣勝負の産物なのだ。勝つために、打つために、抑えるために、すべてを捧げた者だけにドラマは起こるのだ。
中日の元監督であり、OB会長でもある高木守道は、こう言っている。「いろんな監督がパフォーマンスをしているなかで、わがドラゴンズの監督は不気味に黙っている。でも、落合監督にパフォーマンスは似合わない。不気味さが武器だと思っています。あの監督は何もしなくていい」さすが、かつて「日本一の名手」と呼ばれた高木守道。バランスということをよくわかっている。パフォーマンスが得意な人はやればいいし、そうでない人は別の武器で勝負すればいいと言っているのだ。
考えてもみてほしい。いろんなタイプの選手や監督がいて、いろんなプレーや言動を見せてくれるからプロ野球は楽しいのだ。落合監督は、さまざまな批判を浴びても自分を貫くという、日本人には類いまれな道をたった1人で誇り高く歩んでいるのだ。そういう飛び抜けたキャラクターがいるからこそ、中日からもプロ野球からも目が離せないのだ。つまり、落合監督は、無愛想だったり、コメントがいちいち刺激的だったり、コメントさえしなかったり、そうやって「なんだ、落合は」と言われることこそが立派なパフォーマンスであり、ファンサービスになっているのだ。いやほんと、その通りなのだと思います。
球団の偉い人や、地元のスポンサーたち、スポーツメディアの人たちは、落合監督の「つき合いの悪さ」に辟易していたのかもしれません。でも、中日ファンのみならず、野球ファンは、「媚びない落合監督」を、興味深く見守ってきました。
周囲に愛想をふりまくというのは、サービスであるのと同時に、保身術でもあるわけです。多少結果が悪くても、地元のスポンサーたちのバックアップが強ければ、クビになりにくいはず。落合監督のようなスタイルだと、結果が出なくなれば、すぐに切られてしまうのです。
いや、今回のように、チームが優勝しているにもかかわらず、切られてしまう場合すらある。
ところで、僕がものすごく不思議だったのは、楽天の野村監督が退任させられたときに起こったような「ファンからの続投させてほしいという声」が、落合監督の場合には、さほど聞こえてこなかったことでした。みんなが落合監督の手腕と功績を高く評価している一方で、「ああいう偉い人との根回しができないタイプにしては、8年間もよくがんばったよなあ」という諦めムードも感じたのです。
ファンは、チームが弱いときには、「とにかく勝てるチームを!」って思うものだけれども、常勝軍団になってしまうと、「こんな打てない野球じゃつまらない」なんてことを言い始めるものでもありますし。
今回の日本シリーズを観ていても、7試合やって、中日には3点以上取れた試合が1試合もありませんでした。それでも3勝3敗まで持ちこみ、最終戦までもつれたのですが、中日ファンではない僕からみても、「この守り勝ち、接戦をモノにする野球だと、勝ってもファンはストレスがたまるだろうなあ」と。
この新書のなかで興味深かったのは、落合監督のプロ入りまでのストーリーでした。東洋大学の野球部をやめた落合監督は、大学も1年で中退してしまいます。大学をやめて実家の秋田に帰り、ボウリング場でアルバイトをしていた落合は、そこでボウリングに目覚め、本気でプロボウラーになろうとしていた。たまたまプロテストを受けられなくなってしまったからプロボウラーにならなかっただけで、もし無事に受験していたら、まちがいなくずっとそこで生きていたことだろう。
その後、東芝府中に「臨時工」として就職し、野球部に入った落合は、ここで再びバットを手にすることができた。だが、そこは川崎市の名門「東芝」とは似て非なるチームで、非常にマイナーなノンプロ球団だった。しかし、そのチームを落合のバットで初の都市対抗野球出場までもっていった。この活躍が、日中はトランジスタラジオの基盤をコツコツ組み立て、夕方から野球の練習をしていた臨時工員を25歳にしてプロ野球選手に出世させたのだ。その東芝府中野球部もリストラのあおりで、いまはもうない。落合物語の哀愁である。
「でも、勝負の世界なんだから、実力がある者は、いずれちゃんとそうやって頭角を現すものだよ」そんなことを本気で思っている人は、おそらくプロアマ含めて野球界には1人もいない。実力があってもつぶれる選手はいくらでもいるし、実力があってもつぶされる選手はいくらでもいる。こうして落合博満という野球人の序章を見ると、その後の落合があるほうが不思議なくらいなのだ。落合監督の、達観していようなものの見方は、いろんな偶然のおかげで」プロ野球の世界に入ったという「非野球エリートの視点」なのかもしれません。
もちろん、成功には本人の実力が大きかったのだとしても、「臨時工」として就職したときの落合青年は、自分がプロ野球選手になれるなんて思っていなかったでしょうし、そもそも、なろうという気持ちもなかったはず。
そして、落合監督はあんなふうに無愛想にみえるけれど、「選手の気持ち」になって考えられる人でもありました。2006年にリーグ制覇をはたした際に、大の中日ファンであるスタジオジブリの鈴木敏夫さんが、落合監督に尋ねたことがあるそうです。「なぜ、愛想が悪いのか?」と。表情が一瞬、こわばった。落合監督は、ぼくの目をじっと見つめると、ゆっくりと丁寧に答えを言ってくれた。「オレのひとことで、選手は調子を崩す」。それだけ聞けば十分だった。みんなに優しく、公正であろうとすればするほと、人というのは、孤独で、無口になってしまうのかもしれません。
今回の退任劇と日本シリーズで、日本人は落合博満が好きになってしまったのではないかと思います。最後の最後に巨大戦力を誇るソフトバンクに負けてしまったことによって、なおさら。
落合監督は「選手のおかげでここまで来られた。感謝しているよ」と言い残して去っていきました。今年の中盤までの中日のチーム状態を考えると、落合監督の実質的な「解任」が決まってからの、この快進撃は、信じられないものでした。
日本シリーズを観ていてつくづく思い知らされたのですが、いくら野球はピッチャーとはいえ、これだけ打てないチームで勝つのは、さぞかし大変だったことでしょう。もしかしたら、「日本人が落合博満を嫌う理由」というのは、「愛想が悪いから」ではなくて、「それでもちゃんと結果を残してきたから」なのかもしれませんね。カッコよすぎるものね、そういう生きざまってさ。
落合監督の「愛想の悪さ」は真似できても、「結果を残す」のを真似できる人は、ほとんどいないでしょうし。
コメント
なんだか大関にいた頃は憎まれ役だったのに、陥落を始めた頃から声援が多くなっていった小錦のことを少し思い出してしまいました。今回の落合監督の一件も、一種の判官贔屓的なものなのかもしれませんね。
yukyu
2011/11/22 14:30
完全試合目前の投手を交代させたとき、落合ブレてないなー、とおもたです。
1.結果より大切なことがあると教えられる
2.結果を残せば誉められる
こういうダブルバインドがあるから文化として甘ちゃんなのです、日本。
2011/11/22 14:30
完全試合目前の投手を交代させたとき、落合ブレてないなー、とおもたです。
1.結果より大切なことがあると教えられる
2.結果を残せば誉められる
こういうダブルバインドがあるから文化として甘ちゃんなのです、日本。
alpinix
2011/11/22 23:15
読んでて気づいたのですが、落合野球が好かれない理由って、応援しててアドレナリンが出にくい野球だからじゃないかなーと思いました。打って勝てる野球ってどんなに負けてても「一発逆転の期待感」で応援のテンションを保つことができます。(確率低いですが)でも守りの野球って、守って守って、堤防決壊したらおしまい、の農耕民族的な生活に近いです。実際負けゲームは捨て采配しますからみてても「ああ今日はぜってー勝つ気ないだろ落合」というのが分かりますし。でも打って勝てるチームにはパチンコの大当りに似た効能があると思います。ドカンと打って勝った数少ない記憶が、ファンをして負けてても「もしかして今夜こそ」と思わせられるんではないか、と。
興行的にどっちがいいのか、プロ野球のあるべき姿としてどっちがいいのかはわかりません。(多様性を考えると12球団のうち中日くらいはそういう野球を貫くべきなのかもしれない)でも落合野球が広くファンに支持されにくかったのはそういう要素もあるんではないかなあ、と。 あ、べ、べつに落合監督が和田のヘッドに来てくれないかななんて思ってるわけじゃないんだからね!
2011/11/22 23:15
読んでて気づいたのですが、落合野球が好かれない理由って、応援しててアドレナリンが出にくい野球だからじゃないかなーと思いました。打って勝てる野球ってどんなに負けてても「一発逆転の期待感」で応援のテンションを保つことができます。(確率低いですが)でも守りの野球って、守って守って、堤防決壊したらおしまい、の農耕民族的な生活に近いです。実際負けゲームは捨て采配しますからみてても「ああ今日はぜってー勝つ気ないだろ落合」というのが分かりますし。でも打って勝てるチームにはパチンコの大当りに似た効能があると思います。ドカンと打って勝った数少ない記憶が、ファンをして負けてても「もしかして今夜こそ」と思わせられるんではないか、と。
興行的にどっちがいいのか、プロ野球のあるべき姿としてどっちがいいのかはわかりません。(多様性を考えると12球団のうち中日くらいはそういう野球を貫くべきなのかもしれない)でも落合野球が広くファンに支持されにくかったのはそういう要素もあるんではないかなあ、と。 あ、べ、べつに落合監督が和田のヘッドに来てくれないかななんて思ってるわけじゃないんだからね!
Lew
2011/11/23 02:21
自分は地元が東海地方なんで中日ファンが回りに多くいましたが、ファンの間でも落合人気はそう低くはなかった感ありますね(ただ、自分は西武ファンですが・・・)生まれてからまだ30年ほどしか立ってませんが、物心ついてから見てきた中日の中でこの落合時代が最も強かった印象あります。自分の中では野村監督、森監督に並ぶ名将だと思っています。来年は監督やらないだろうけど、横浜の監督になったら5強1弱のセリーグがおもしろくなるのになぁ。
2011/11/23 02:21
自分は地元が東海地方なんで中日ファンが回りに多くいましたが、ファンの間でも落合人気はそう低くはなかった感ありますね(ただ、自分は西武ファンですが・・・)生まれてからまだ30年ほどしか立ってませんが、物心ついてから見てきた中日の中でこの落合時代が最も強かった印象あります。自分の中では野村監督、森監督に並ぶ名将だと思っています。来年は監督やらないだろうけど、横浜の監督になったら5強1弱のセリーグがおもしろくなるのになぁ。
2011/11/23 21:16
落合は不思議な人だなと思います。天才だがエリートではない。経歴からしたら「雑草」なのだがそういうイメージがまったくないし、著書を見ても雑草らしさが見えない。プロで大きな成績を残す選手は高校~社会人でも大記録を立てるのだが、落合にそれはなかった。でも三冠王を3度撮ったし、25歳でプロ入って2000本安打、500本塁打を打った。
マッタリン
落合は不思議な人だなと思います。天才だがエリートではない。経歴からしたら「雑草」なのだがそういうイメージがまったくないし、著書を見ても雑草らしさが見えない。プロで大きな成績を残す選手は高校~社会人でも大記録を立てるのだが、落合にそれはなかった。でも三冠王を3度撮ったし、25歳でプロ入って2000本安打、500本塁打を打った。
マッタリン
2011/11/25 04:35
落合監督は、シャイで繊細、そして偽悪者なんですよね。誤解されやすいし。ても、迎合しない、媚びない、そんな自分を貫き、プロの監督として結果を残した落合監督はやはり偉大ですよね。
落合監督は、シャイで繊細、そして偽悪者なんですよね。誤解されやすいし。ても、迎合しない、媚びない、そんな自分を貫き、プロの監督として結果を残した落合監督はやはり偉大ですよね。
2011/11/27 07:31
落合監督の退任が決まった際に「続投させてほしい」の声が意外に上がらなかった理由はすごく単純です。それは中日球団が監督退任と同時に次期監督を発表したためです。これは球団が退任発表後の成績によって決定が覆ることを避けるためにやったことで、これが球団の狙い通りにファンの間に続投を諦めさせるムードを作りました。
私の場合はそれともう一つ、この退任発表のやり方が極めて落合氏に対する礼を失したものであったことから、(自分が落合監督を強く支持していたDファンでありながらも)落合氏はもうこのような非礼な球団なんぞのために働く必要はない、と感じたのも逆転での続投を望まなくなった理由でした。
落合監督の退任が決まった際に「続投させてほしい」の声が意外に上がらなかった理由はすごく単純です。それは中日球団が監督退任と同時に次期監督を発表したためです。これは球団が退任発表後の成績によって決定が覆ることを避けるためにやったことで、これが球団の狙い通りにファンの間に続投を諦めさせるムードを作りました。
私の場合はそれともう一つ、この退任発表のやり方が極めて落合氏に対する礼を失したものであったことから、(自分が落合監督を強く支持していたDファンでありながらも)落合氏はもうこのような非礼な球団なんぞのために働く必要はない、と感じたのも逆転での続投を望まなくなった理由でした。
4.4.2. 東明大貴
「"無名"からドラフト1位候補に出世した男 富士重工、東明大貴のシンデレラストーリー(東洋経済Online 2013/10/15)」で、比較対象とされてしまった投手は、筑波銀行(茨城県の社会人軟式野球リーグ所属)で投げている水毛宏輝投手です。
"東明と時を同じくして、高校野球の名門・水戸商業から桐蔭横浜大学に進んだ"と簡単に個人を特定できる情報とともに、大学時代の監督から"本人なりの努力はしたんだろうけど、あれを努力とは言わない。人間的に弱かったですね"とまで評されたことが公表されてしまった点は不憫です。
"東明と時を同じくして、高校野球の名門・水戸商業から桐蔭横浜大学に進んだ"と簡単に個人を特定できる情報とともに、大学時代の監督から"本人なりの努力はしたんだろうけど、あれを努力とは言わない。人間的に弱かったですね"とまで評されたことが公表されてしまった点は不憫です。
東明と時を同じくして、高校野球の名門・水戸商業から桐蔭横浜大学に進んだ投手がいた。ストレートが速く、スライダーは「消える」と言われるほどのキレ味だった。対戦相手が「東明のほうが速いけど、××のほうが嫌だ」と言えば、齊藤監督も「将来、プロに行けるのでは」と感じていた。
だが、その投手は伸びなかった。齊藤監督がその理由を説明する。
「結局、努力しませんでした。本人なりの努力はしたんだろうけど、あれを努力とは言わない。人間的に弱かったですね」
大学球界には、優れた才能を持った選手が数多くいる。では、プロに行ける選手と行けない選手の差はどこにあるのだろうか。齊藤監督はこう見ている。
「素質のいい選手は何人もいました。自分に弱いとか、自分を向上させる気持ちが弱いとか、追い込めない子を何人も見てきています。プロに行くのは、速いボールを投げる、遠くに飛ばすという素質だけではなく、自分の技術を向上させる素質を持っている選手だと思います。よく『素質はあるんだけど……』って言うじゃないですか。今年も『このまま終わっちゃうのかな』という選手がいますよ。その都度、『やらないと上に行けないぞ』と話はします。練習させますよ。でも、そう言っても、言われなくても、やれる、やれないが素質なのです」
齊藤監督の言葉を借りれば、水戸商業出身の選手には素質がなく、東明には素質があるということだ。かつての恩師は、今後も教え子の活躍を確信している。
4.6. 東京六大学野球
4.6.1. 歴代順位
N | S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 理由 | 外 |
1 | 1925秋 | 早 | 明 | 慶 | 帝 | 立 | 法 | - | |
2 | 1926春 | 慶 | 立 | 早 | 明 | 法 | 帝 | - | |
3 | 1926秋 | 早 | 慶 | 法 | 立 | - | |||
4 | 1927春 | 慶 | 明 | 帝 | - | 渡米 | 早 | ||
5 | 1927秋 | 明 | 慶 | 早 | 法 | 立 | - | ||
6 | 1928春 | 早 | 立 | 帝 | - | 渡米 | 慶 | ||
7 | 1928秋 | 慶 | 明 | 早 | 立 | 帝 | 法 | - | |
8 | 1929春 | 早 | 立 | 法 | 帝 | - | 渡米 | 明 | |
9 | 1929秋 | 早 | 慶 | 立 | 明 | 法 | 帝 | - | |
10 | 1930春 | 慶 | 明 | 早 | 法 | 帝 | 立 | - | |
11 | 1930秋 | 法 | 慶 | 帝 | 明 | - | |||
12 | 1931春 | 慶 | 早 | 立 | - | 渡米 | 法 | ||
13 | 1931秋 | 立 | 明 | 慶 | 帝 | 法 | - | ||
14 | 1932春 | 慶 | 法 | 帝 | 明 | - | 辞退 | 早 | |
渡米 | 立 | ||||||||
15 | 1932秋 | 法 | 慶 | 早 | 明 | 帝 | 立 | - | |
16 | 1933 | 立 | 明 | 慶 | 法 | 帝 | - | ||
17 | 1934 | 法 | 立 | 慶 | - | ||||
18 | 1935春 | 早 | 明 | - | |||||
19 | 1935秋 | 早 | 立 | 慶 | 法 | - | |||
20 | 1936春 | 明 | 法 | 帝 | - | 渡米 | 早 | ||
21 | 1936秋 | 早 | 明 | 立 | 慶 | 帝 | - | ||
22 | 1937春 | 明 | 早 | 慶 | 法 | 立 | - |
1.2. 平均順位
2.21 | 早稲田 |
2.59 | 慶應義塾 |
2.96 | 明治 |
3.87 | 法政 |
3.89 | 立教 |
5.27 | 東京 |
1.3. 直近8期平均順位
当該年度から7期前からの8期間における、平均順位を昇順に並べたものである。これに何の意味があるかというと、大した意味は無い(だからこそその辺に転がっていないデータでもある)。ただ、当該時期の実績が平準化されるので、東京大学以外のOBは、「あの頃の母校は黄金期だったな」と悦に入ると良い。
N | S | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
8 | 1929春 | 慶 | 早 | 明 | 立 | 法 | 帝 |
9 | 1929秋 | ||||||
10 | 1930春 | ||||||
11 | 1930秋 | 明 | 早 | 法 | 立 | ||
12 | 1931春 | 早 | 明 | 立 | 法 | ||
13 | 1931秋 | ||||||
14 | 1932春 | 立 | 明 | ||||
15 | 1932秋 | 法 | 立 | 明 | |||
16 | 1933 | ||||||
17 | 1934 | 明 | 立 | ||||
18 | 1935春 | 法 | 慶 | 立 | 明 | ||
19 | 1935秋 | 早 | 立 | 法 | 慶 | ||
20 | 1936春 | 明 | 法 | 慶 | |||
21 | 1936秋 | 法 | 立 |
12秋 明早立法慶帝
13春 明早法慶立帝
13秋 明慶早法立帝
14春 早慶立明帝法
14秋 慶早明法立帝
15春 (慶明立)早法帝(3校同率で優勝預かり)
15秋 明慶早法帝立
16春 法明早慶立帝
16秋 早慶明立法帝
17春 明慶早法立帝
17秋 早明立法慶帝
(18~20年は戦争のため中止)
21春 慶東早明立法
21秋 早慶明東法立
22春 慶早明東立法
22秋 慶法明立東早
23春 早明法慶立東
23秋 法明早慶立東
24春 早明立法慶東
24秋 慶明早法東立
25春 早明慶立法東
25秋 早立明法慶東
26春 早慶立法明東
26秋 慶法明早立東
27春 慶立早明法東
27秋 早慶明法立東
28春 立早慶明法東
28秋 明立早慶法東
29春 明慶早立法東
29秋 早法慶立明東
30春 明早慶法立東
30秋 早立慶明法東
31春 早立明慶法東
31秋 慶立早明法東
32春 立慶法早東明
32秋 立明法早慶東
33春 立慶早法明東
33秋 立法明慶早東
34春 早立法慶明東
34秋 立早慶明法東
35春 法早慶明立東
35秋 早慶法立東明
36春 明慶法早立東
36秋 法立慶早明東
37春 法立慶早明東
37秋 慶明法立早東
38春 慶法立明早東
38秋 法慶立明早東
39春 早慶立明法東
39秋 慶早明法立東
40春 法明早慶立東
40秋 早立慶明法東
41春 立早法明東慶
41秋 早法立明慶東
42春 慶立法早明東
42秋 法早明慶立東
43春 法早慶明立東
43秋 早法明慶立東
44春 明早法慶立東
44秋 法早慶明東立
45春 法早明慶立東
45秋 法明慶早立東
46春 法慶早立明東
46秋 慶法立早明東
47春 慶法明立早東
47秋 慶明早法立東
48春 早明法慶立東
48秋 明早立法慶東
49春 早明法立慶東
49秋 法早慶立明東
50春 明法慶早立東
50秋 明法慶早東立
51春 法明早慶立東
51秋 法早慶明東立
13春 明早法慶立帝
13秋 明慶早法立帝
14春 早慶立明帝法
14秋 慶早明法立帝
15春 (慶明立)早法帝(3校同率で優勝預かり)
15秋 明慶早法帝立
16春 法明早慶立帝
16秋 早慶明立法帝
17春 明慶早法立帝
17秋 早明立法慶帝
(18~20年は戦争のため中止)
21春 慶東早明立法
21秋 早慶明東法立
22春 慶早明東立法
22秋 慶法明立東早
23春 早明法慶立東
23秋 法明早慶立東
24春 早明立法慶東
24秋 慶明早法東立
25春 早明慶立法東
25秋 早立明法慶東
26春 早慶立法明東
26秋 慶法明早立東
27春 慶立早明法東
27秋 早慶明法立東
28春 立早慶明法東
28秋 明立早慶法東
29春 明慶早立法東
29秋 早法慶立明東
30春 明早慶法立東
30秋 早立慶明法東
31春 早立明慶法東
31秋 慶立早明法東
32春 立慶法早東明
32秋 立明法早慶東
33春 立慶早法明東
33秋 立法明慶早東
34春 早立法慶明東
34秋 立早慶明法東
35春 法早慶明立東
35秋 早慶法立東明
36春 明慶法早立東
36秋 法立慶早明東
37春 法立慶早明東
37秋 慶明法立早東
38春 慶法立明早東
38秋 法慶立明早東
39春 早慶立明法東
39秋 慶早明法立東
40春 法明早慶立東
40秋 早立慶明法東
41春 立早法明東慶
41秋 早法立明慶東
42春 慶立法早明東
42秋 法早明慶立東
43春 法早慶明立東
43秋 早法明慶立東
44春 明早法慶立東
44秋 法早慶明東立
45春 法早明慶立東
45秋 法明慶早立東
46春 法慶早立明東
46秋 慶法立早明東
47春 慶法明立早東
47秋 慶明早法立東
48春 早明法慶立東
48秋 明早立法慶東
49春 早明法立慶東
49秋 法早慶立明東
50春 明法慶早立東
50秋 明法慶早東立
51春 法明早慶立東
51秋 法早慶明東立
1977春 | 法明早東立慶 |
52秋 法早慶明東立
53春 明早慶法立東
53秋 早慶法明立東
54春 早法慶立明東
54秋 明法早慶立東
55春 明立法早慶東
55秋 法立明早慶東
56春 明法早東立慶
56秋 法明立早慶東
57春 法早立明慶東
57秋 早法明慶東立
58春 明法慶立早東
58秋 法慶明早東立
59春 法明早慶東立
59秋 明法慶早立東
60春 法早慶明立東
60秋 慶法明早東立
61春 法慶明早立東
61秋 明法慶立早東
62春 慶法明立早東
62秋 法立早明慶東
63春 法慶早明立東
53春 明早慶法立東
53秋 早慶法明立東
54春 早法慶立明東
54秋 明法早慶立東
55春 明立法早慶東
55秋 法立明早慶東
56春 明法早東立慶
56秋 法明立早慶東
57春 法早立明慶東
57秋 早法明慶東立
58春 明法慶立早東
58秋 法慶明早東立
59春 法明早慶東立
59秋 明法慶早立東
60春 法早慶明立東
60秋 慶法明早東立
61春 法慶明早立東
61秋 明法慶立早東
62春 慶法明立早東
62秋 法立早明慶東
63春 法慶早明立東
1988秋 | 法慶早立明東 |
1989春 | 法 | 早 | 明慶立東 |
1989秋 | 立 | 明 | 早慶法東 |
2春 早明慶法立東
2秋 立法慶早明東
3春 慶明法早立東
3秋 慶明法早立東
4春 明法早立慶東
4秋 慶早明法立東
5春 明早法慶立東
5秋 早明法慶立東
6春 明法慶早立東
6秋 法明慶早東立
7春 法明早慶東立
7秋 明法慶早立東
8春 法早立明慶東
8秋 明法早慶東立
9春 慶明法早立東
9秋 法慶早明東立
10春 明慶立法早東
10秋 法明慶早立東
11春 早法慶明立東
11秋 立法早明慶東
12春 法明早立慶東
12秋 慶法立早明東
13春 法早立明慶東
13秋 慶法早明立東
14春 早立法明慶東
14秋 早明立法慶東
15春 早明慶法立東
15秋 早明慶法立東
16春 明慶立早法東
16秋 慶法早明立東
17春 早慶立法明東
17秋 法早明立慶東
18春 法早慶明立東
18秋 早明慶法立東
19春 早明慶法立東
19秋 早明慶法立東
20春 明早慶立法東
20秋 早慶明法立東
21春 法早明慶立東
21秋 明慶法早立東
22春 慶早明立法東
22秋 早慶法明立東
23春 慶立法明早東
23秋 明早立法慶東
24春 早法慶明立東
24秋 法早慶明立東
2秋 立法慶早明東
3春 慶明法早立東
3秋 慶明法早立東
4春 明法早立慶東
4秋 慶早明法立東
5春 明早法慶立東
5秋 早明法慶立東
6春 明法慶早立東
6秋 法明慶早東立
7春 法明早慶東立
7秋 明法慶早立東
8春 法早立明慶東
8秋 明法早慶東立
9春 慶明法早立東
9秋 法慶早明東立
10春 明慶立法早東
10秋 法明慶早立東
11春 早法慶明立東
11秋 立法早明慶東
12春 法明早立慶東
12秋 慶法立早明東
13春 法早立明慶東
13秋 慶法早明立東
14春 早立法明慶東
14秋 早明立法慶東
15春 早明慶法立東
15秋 早明慶法立東
16春 明慶立早法東
16秋 慶法早明立東
17春 早慶立法明東
17秋 法早明立慶東
18春 法早慶明立東
18秋 早明慶法立東
19春 早明慶法立東
19秋 早明慶法立東
20春 明早慶立法東
20秋 早慶明法立東
21春 法早明慶立東
21秋 明慶法早立東
22春 慶早明立法東
22秋 早慶法明立東
23春 慶立法明早東
23秋 明早立法慶東
24春 早法慶明立東
24秋 法早慶明立東
2. 東都大学野球
2.4. 4部歴代順位
参考資料によれば、以下の通りである。
昇 | 1 | 2 | 3 | ||
92 | I | - | 上 | 芝 | 工 |
II | - | 芝 | 上 | ||
93 | I | 芝 | 上 | ||
II | - | 一 | 工 | 上 |
5. 蹴球
香川が大久保に“怒”。「ドイツで結果を出せば(力関係は)覆る」と反撃
ドルトムント移籍が決まっているセレッソ大阪のMF香川真司が12日、C大阪、日本代表でも先輩にあたる神戸FW大久保嘉人の挑発に反発したようだ。
13日のデイリースポーツによると、C大阪は15日にホームで神戸と対戦するが、これに向け元C大阪の大久保が気合十分で、香川に対して「あいつには負けん。負けてるようでは引退する」と挑発し舌戦を仕掛けた。
これに対し香川は当初、「嘉人さんも相当気合が入ってるみたいですね。セレッソで一時代を築いた人だし、FWとしての能力はすごい」とたてていたが、報道陣から「セレッソはやりやすい」などと相次いで挑発コメントを聞かされるとヒートアップ。「まあ自分がドイツで結果を出せば(力関係は)覆るでしょ」、「自分もヴィッセルに怖さは感じない」などと言い返したという。
たしかに、大久保はドイツ・ボルフスブルクでは結果が出せず半年で帰ってきた。後輩がその過去のことをについて“口撃”するのは本来ならありえないが、大久保の発言に、少し熱くなってしまった様子。神戸戦は香川にとってひとまず、C大阪ラストゲームになる。先輩を倒し気持ちよくドイツに乗り込みたいところだ。
13日のデイリースポーツによると、C大阪は15日にホームで神戸と対戦するが、これに向け元C大阪の大久保が気合十分で、香川に対して「あいつには負けん。負けてるようでは引退する」と挑発し舌戦を仕掛けた。
これに対し香川は当初、「嘉人さんも相当気合が入ってるみたいですね。セレッソで一時代を築いた人だし、FWとしての能力はすごい」とたてていたが、報道陣から「セレッソはやりやすい」などと相次いで挑発コメントを聞かされるとヒートアップ。「まあ自分がドイツで結果を出せば(力関係は)覆るでしょ」、「自分もヴィッセルに怖さは感じない」などと言い返したという。
たしかに、大久保はドイツ・ボルフスブルクでは結果が出せず半年で帰ってきた。後輩がその過去のことをについて“口撃”するのは本来ならありえないが、大久保の発言に、少し熱くなってしまった様子。神戸戦は香川にとってひとまず、C大阪ラストゲームになる。先輩を倒し気持ちよくドイツに乗り込みたいところだ。
(文 近藤安弘)
2010/5/13 18:28 【Jリーグ 一覧】
2010/5/13 18:28 【Jリーグ 一覧】
第49回全国大学選手権
1. 方式
1.1. 概要
日本協会は、「2012年度(平成24年度)に行われる「第49回全国大学Rugbyフットボール選手権大会」の大会方式が以下のとおり変更 となりましたので、お知らせいたします。」としている。
同協会は、"各出場校の試合数の増加(を目的とし)、また、実力の接近した大学同士の試合を増やすことで、大学Rugbyの強化をはかるため"としている。
同協会は、"各出場校の試合数の増加(を目的とし)、また、実力の接近した大学同士の試合を増やすことで、大学Rugbyの強化をはかるため"としている。
1.2. 出場大学
18チーム
S | 関東大学対抗戦A | 1-5位 |
関東大学リーグ戦1部 | 1-5位 | |
関西大学Aリーグ | 1-5位 | |
九州学生リーグ1部 | 1位 | |
東海北陸地区代表 | q | |
中国・四国地区代表 | ||
東北地区代表 | q | |
北海道地区代表 |
S: ファーストステージ(以下本戦1次)免除
q: プレーオフ勝者
q: プレーオフ勝者
1,3. 本戦枠組み
本戦1次とセカンドステージ(以下本戦2次)では「勝点制」及び「ボーナスポイント」を導入する。本戦2次では各地域リーグ順位を反映させる「アドバンテージポイント」制を採用する。
本戦1次
本戦1次1位チーム(勝点1位)が本戦2次への進出権を得る。
日程案 | 対戦 | ||
11月第3週 | 九州 | - | 東北北海道 |
11月第4週 | 東北北海道 | - | 東海北陸中四国 |
12月第1週 | 九州 | - | 東海北陸中四国 |
本戦2次
本戦2次は、4チーム4グループに分かれプール戦を実施する。各プール1位のチームが、ファイナルステージ(準決勝)への進出権を得る。実施スケジュールは12月第2週-第4週。
A | B | C | D | |
1枠 | S-1 | T-1 | U-1 | S-2 |
2枠 | T-3 | U-2 | S-3 | T-2 |
3枠 | U-4 | S-4 | T-4 | U-3 |
4枠 | S-5 | T-5 | U-5 | V |
S: 前年度大会優勝チーム所属リーグ
T: Sを除き、以下の順位で決定する
(1)前年度準優勝チームが所属するリーグ
(2)前年度準決勝進出チーム数が多いリーグ(協会発表原文の記載が曖昧である。が、当方で合理的に解釈した。)
(3)前年の本戦2次進出チームの勝ち点合計が最も多いリーグ
T: Sを除き、以下の順位で決定する
(1)前年度準優勝チームが所属するリーグ
(2)前年度準決勝進出チーム数が多いリーグ(協会発表原文の記載が曖昧である。が、当方で合理的に解釈した。)
(3)前年の本戦2次進出チームの勝ち点合計が最も多いリーグ
- 2,3枠決定方法: 同一リーグとの対戦を避ける、各プールに全リーグを配置する。
- 4枠決定方法: 各リーグ5位チーム及び本戦1次勝利校
結果として、2012年度の場合は、以下のとおりとなる。
S: 関東対抗
T: 関西リーグ
U: 関東リーグ
V: 本戦1次勝利校
S: 関東対抗
T: 関西リーグ
U: 関東リーグ
V: 本戦1次勝利校
本戦決勝
本戦決勝は、4校によるトーナメント方式である。各プール1位(4チーム)がファイナルステージへと進出権を得る。準決勝の組み合わせは抽選方式とする。
1.4. 1位決定方式
最も勝ち点が多いチームが各プール1位として次のステージに進出できる。試合結果によって付与される勝ち点付与要件は、以下の通りである。
勝利 | 5 | |
引き分け | 2 | |
敗北 | 0 | |
BP | Tyr数4以上 | 1 |
7点差以内の敗北 | 1 |
BP: Bonus Point
トップリーグや世界主要リーグで取られている勝ち点と勝利の場合で若干異なることに注意を要する。一方で、本戦2次開始時点で付与される勝ち点(以下アドバンテージポイント, AP)は、以下の通りである。但し、本戦1次参加校は以下に拘わらずAPを付与されない。
トップリーグや世界主要リーグで取られている勝ち点と勝利の場合で若干異なることに注意を要する。一方で、本戦2次開始時点で付与される勝ち点(以下アドバンテージポイント, AP)は、以下の通りである。但し、本戦1次参加校は以下に拘わらずAPを付与されない。
地域所属リーグ戦1位 | 4 |
同2位 | 3 |
同3位 | 2 |
同4位 | 1 |
勝ち点が同じ場合は、以下の数値を優先する。
- 各ステージ全試合の得失点差
- 当該チーム同士の試合での勝ち点
- 当該チーム同士の(筆者推測による補足: 試合での)得失点差
- 各ステージ全試合でのTry数
- 各ステージでのTry後のゴール数
- 抽選
1.5. 本戦2次最下位チームの決定方法
4プールの最下位チームで、最も勝ち点の少ないチーム
勝ち点が同じ場合には下記の順序にて本戦2次最下位を決定する
本戦2次全試合での合計得失点差のマイナスが多いチーム
本戦2次全試合での合計Try数が少ないチーム
本戦2次全試合でのTry後の合計ゴール数が少ないチーム
当該チームでの抽選を実施する
勝ち点が同じ場合には下記の順序にて本戦2次最下位を決定する
本戦2次全試合での合計得失点差のマイナスが多いチーム
本戦2次全試合での合計Try数が少ないチーム
本戦2次全試合でのTry後の合計ゴール数が少ないチーム
当該チームでの抽選を実施する
■最下位として認定されたリーグのチームは、翌年度本戦1次から参加する
関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦、関西大学リーグ戦の場合は、それぞれの所属リーグ当該年度5位のチームが参加する。
関東大学対抗戦、関東大学リーグ戦、関西大学リーグ戦の場合は、それぞれの所属リーグ当該年度5位のチームが参加する。
本戦1次
本戦1次1位チーム(勝点1位)が本戦2次への進出権を得る。
日程 | 対戦 | ||
11月第3週 | 福岡工業 | - | 東北学院 |
11月第4週 | 朝日 | - | 東北学院 |
12月第1週 | 福岡工業 | - | 朝日 |
本戦2次
本戦2次は、4チーム4グループに分かれプール戦を実施する。各プール1位のチームが、ファイナルステージ(準決勝)への進出権を得る。実施スケジュールは12月第2週-第4週。
A | B | C | D | |
1枠 | 筑波 | 天理 | 東海 | 帝京 |
2枠 | 関西学院 | 流通経済 | 明治 | 立命館 |
3枠 | 法政 | 早稲田 | 近畿 | 拓殖 |
4枠 | 慶應義塾 | 大阪体育 | 日本 | 福岡工業 |
12/8(土) | CC | 14:00 | 東海-近畿 |
12/9(日) | SD | 14:00 | 明治-日本 |
CC | 12:00 | 帝京-拓殖 | |
14:00 | 筑波-法政 | ||
KY | 12:00 | 流通経済-大阪体育 | |
14:00 | 関西学院-慶應義塾 | ||
NG | 12:00 | 立命館-福岡工業 | |
14:00 | 天理-早稲田 | ||
12/16(日) | KG | 12:00 | 明治-近畿 |
14:00 | 東海-日本 | ||
CC | 12:00 | 流通経済-早稲田 | |
14:00 | 筑波-慶應義塾 | ||
HZ | 12:00 | 立命館-拓殖 | |
14:00 | 天理-大阪体育 | ||
FK | 12:00 | 関西学院-法政 | |
14:00 | 帝京-福岡工業 | ||
12/23(日.祝) | 12:00 | 法政-慶應義塾 | KG |
14:00 | 天理-流通経済 | ||
12:00 | 立命館-帝京 | CC | |
14:00 | 東海-明治 | ||
12:00 | 早稲田-大阪体育 | HZ | |
14:00 | 筑波-関西学院 | ||
12:00 | 近畿-日本 | FK | |
14:00 | 拓殖-福岡工業 |
CC: 秩父宮
FK: レベルファイブスタジアム
HZ: 近鉄花園
KG: 熊谷
KY: 西京極
NG: 長居スタジアム
SD: ユアテックスタジアム仙台
FK: レベルファイブスタジアム
HZ: 近鉄花園
KG: 熊谷
KY: 西京極
NG: 長居スタジアム
SD: ユアテックスタジアム仙台
本戦2次
12/8(土) | CC | 14:00 | 東海 | 34 | - | 5 | 近畿 |
12/9(日) | SD | 14:00 | 明治 | 40 | - | 3 | 日本 |
CC | 12:00 | 帝京 | 65 | - | 3 | 拓殖 | |
14:00 | 筑波 | 61 | - | 3 | 法政 | ||
KY | 12:00 | 流通経済 | 57 | - | 0 | 大阪体育 | |
14:00 | 関西学院 | 29 | - | 17 | 慶應義塾 | ||
NG | 12:00 | 立命館 | 43 | - | 12 | 福岡工業 | |
14:00 | 早稲田 | 46 | - | 14 | 天理 | ||
12/16(日) | KG | 12:00 | 明治 | 45 | - | 21 | 近畿 |
14:00 | 東海 | 54 | - | 40 | 日本 | ||
CC | 12:00 | 早稲田 | 45 | - | 24 | 流通経済 | |
14:00 | 筑波 | 55 | - | 28 | 慶應義塾 | ||
HZ | 12:00 | 立命館 | 25 | - | 19 | 拓殖 | |
14:00 | 天理 | 47 | - | 28 | 大阪体育 | ||
FK | 12:00 | 法政 | 34 | - | 29 | 関西学院 | |
14:00 | 帝京 | 116 | - | 0 | 福岡工業 | ||
12/23(日.祝) | 12:00 | 法政 | 29 | - | 28 | 慶應義塾 | KG |
14:00 | 流通経済 | 36 | - | 24 | 天理 | ||
12:00 | 帝京 | 48 | - | 12 | 立命館 | CC | |
14:00 | 東海 | 45 | - | 36 | 明治 | ||
12:00 | 早稲田 | 61 | - | 8 | 大阪体育 | HZ | |
14:00 | 筑波 | 54 | - | 0 | 関西学院 | ||
12:00 | 日本 | 29 | - | 24 | 近畿 | FK | |
14:00 | 拓殖 | 62 | - | 12 | 福岡工業 |
全体最下位
各組最下位校で争われる。最下位となった福岡工業大学が所属する九州リーグの来季1位校は、来季1stからの参加となる。
校名 | 組 | W | D | L | P | 得 | 失 | 差 |
関西学院 | A | 0 | 0 | 3 | 4 | 46 | 63 | -71 |
近畿 | C | 2 | 26 | 79 | -58 | |||
大阪体育 | B | 1 | 28 | 104 | -129 | |||
福岡工業 | D | 0 | 12 | 159 | -197 |
準決勝
2013/01/02 霞ヶ丘競技場
12:15 | 帝京 | ?? | - | ? | 早稲田 |
14:00 | 筑波 | ?? | - | ? | 東海 |
48回 トークバトル
大学選手権に先立ち、監督同士が火花を散らす恒例の前哨戦「大学Rugbyトークバトル」。今年も熱いトークが繰り広げられました。昨シーズンの大学選手権ベスト4チームの各監督が、選手権をどう分析し、どのように戦うのか。グラウンドでは見られない、各監督の素顔とともにお楽しみください。
全国大学Rugby トークバトル2011」出演者
パネリスト(あいうえお順) |
- | I | 岩出雅之 | 帝京大学監督 |
- | K | 木村季由 | 東海大学監督 |
辻 高志 監督(早稲田大学)
吉田義人 監督(明治大学)
○コーディネーター
村上晃一(Rugbyジャーナリスト)
吉田義人 監督(明治大学)
○コーディネーター
村上晃一(Rugbyジャーナリスト)
司会 | |||
- | C | 石川洋 | NHKアナウンサー) |
スペシャルゲスト | |||
- | G | 真栄田賢 | スリムクラブ |
C | 真栄田さんは立派な体格ですが...Rugbyをなさっていたそうですね。 |
G | そうです、沖縄の高校の時に。No.8でした。 |
C | Rugbyとの関わりは、どういうところから始まったんですか? |
G氏 | 高校に入って、身体がデカかったんで、最初、柔道をやろうかとも思ったんですが、Rugby部に誘われまして、そこからですね、どっぷりハマりました。それで一応、沖縄県の選抜までがんばって。 |
C | 国体も出たんですね。 |
G | 行かせてもらいました。 |
C | 今でも身体は鍛えていらっしゃるんですか。 |
G | はい、鍛えています。ウォーキング程度ですけど(笑)。 |
C | 今日は大学選手権の抽選会を受けてのトークバトルです。真栄田さんの高校時代も、自分たちのチームがどこに入るのか、その抽選会というのはやっぱり緊張したんじゃないですか? |
G | かなり大事でしたね。とにかく強い学校と当たりたくない(笑)。私たちの高校は(県で一校しか行けない花園大会よりも)インターハイに力を入れて、まずは九州を目指していたんです。沖縄から2校出られるので、決勝まで残れば、とにかく九州に行ける。それにはトーナメントの組み合わせが重要でした。 |
C | それで、今でもRugbyファンでいらっしゃって、今年のワールドカップもテレビでよくご覧になったということですね。 |
G | はい、私は所属が吉本なんですが、けっこうRugby経験者が多いんです。ブラックマヨネーズの小杉竜一さんとか。ケンドーコバヤシさんとか。ワールドカップもみんなで一緒に応援してましたね。小杉さんなんか「俺がいればカナダ戦は勝てた」なんて言ってて、何を言うんだとツッコんでおきましたけど(笑)。 |
C | (笑)という今日のスペシャルゲストのGさん。どうかひとつ、よろしくお願いします。それでは早速、昨シーズンの大学選手権ベスト4の監督の皆さんに、今シーズンの大学選手権について語っていただきたいと思います。実はこのすぐ脇に控室がありまして、その控室がシーズンによっては賑やかなシーズンもありますし、静かに火花を散らすという年もあります。今年は割と静かでしたね。 |
村上 | だいたい最近は、静かになってきてます。昔、ちょっと言い過ぎてそれが災いした人がいて、しゃべらなくなってきたんですね(笑)。岩出さんなんか、絶対しゃべらないぞ、という雰囲気を出してますね。 |
C | 今シーズンは、その岩出監督の率いる帝京大学が84年の同志社以来の3連覇なるか、ということがまずひとつ大きな注目を集めるのではないかと思います。それではまず各校のキャプテンから、それぞれのチームの監督に向けて、今日のトークバトルに臨むにあたってのメッセージが届いています。ご紹介しましょう。 |
[帝京大学・森田キャプテン] 『ユーモアあふれるトークでエンジョイしてください』 | |
練習を見にうかがっても、岩出さんはにこやかですし、これは帝京Rugbyにも通じるところがあるんじゃないかと思います。今シーズンはいかがでしたでしょうか? | |
I | 今シーズンは対抗戦を初めて全勝で終えることができました。ここからが勝負だと思いますので、真面目に行きたいと思います。 |
[東海大学・安井キャプテン] 『リーグ戦からは監督一人と聞いていますので、対抗戦のチームに負けないように頑張っていただけたらなと思います』 | |
C | Kさん、最後の流通経済大戦は、えー、いい試合でしたね。そう言わざるを得ませんが。 |
K | いい試合でしたね(笑)。大半はフラストレーションがたまる試合でしたけれども、後半15分はすごくいい試合をして。あれがまた、次に選手権で生きればいいかなと思います。 |
C | しかし流経はすばらしかったですね。 |
K | そうですね。とてもパワフルで。やってくることはわかってたんですけれども、わかっていても止められない。 |
[早稲田大学・山下キャプテン] 『監督が本気の顔のときは、他を圧倒できると思いますので、頑張ってください』 |
C | 本気の顔の時は圧倒できるということでしたが、これはどういうことですか。 |
辻 | 私は選手には「じゃがいも」と呼ばれてるんです。その顔で圧倒したいと思います。 |
[明治大学・溝口キャプテン] 『え?噛まないように、気をつけてください』 |
C | (笑)ということですが吉田さん・・・ |
吉田 | そうですね。そうならないようにがんばります。 |
(トーナメント表を見ながら) |
C | では早速ですが村上さん、抽選会が終わって、この組み合わせ全体をご覧になっていかがですか。 |
村上 | そうですね...少し帝京は恵まれたかなという印象ですね。あまりこんなこと言っちゃいけないけれど。これ、Aの右の4チームと、Bの右の4チームが非常に面白い。どこが来るかわからないですね。もちろん早稲田のいるグループも、一発勝負なんでわからないです。それから、過去に3連覇を成し遂げたことのある同志社が、帝京と同じブロックにいます。同志社のコーチが「連覇はウチが止めなきゃいけないでしょう」と言ってました。そういう意気込みでここはいくと。 |
C | Iさん、いかがですか。 |
I | 昨年は対抗戦4位で出場したので、最初から厳しいゲームが続きました。それを越えていくことでノっていくものですから、それと同じ要素が今年もあればいいと思っています。どんな場合でも選手には課題を与えて、前向きに取り組んでいくようにしようと思っています。 |
C | 最初は九州での試合ですね。 |
I | そうなんです。博多で土曜日にエグザイルのコンサートがありまして、韓流スターも来られるみたいで...。 |
G | ...? 何をおっしゃってるんですか? |
I | で、ホテルが全然取れなくて。本当に満杯で、最初は違う県から通わなきゃいけないのかと考えたんですが、何とか取れまして。よかったです。 |
G | そういうことですか(笑)。こんなところにも韓流ブームが押し寄せてますね。 |
C | それではAブロックの逆側サイドについて、東海大学のKさん、どうでしょうか。 |
K | どう言ったらいいですかね...この・・・いい感じですね(笑)。ウチは2年続けて、皆さんに「くじ運がいい」と言われたんです。本当は全然そんなことなかったんですが。今年は「やっと来たねえ」みたいに言われてます。I先生が言われたみたいに、1回戦からこういうハードなゲームをやって、一戦一戦力をつけていくというのはウチのチームにも必要な要素なので、そういう意味で筑波大学というのが「来た」と言われてるんだと思います。これは、わかりやすいブロックですよね。ぜんぶ、対抗戦(のチームに当たっていきそう)じゃないですか。今日のこの会場と一緒です(笑)。 |
C | そこでキャプテンも、「リーグ戦を代表して頑張ってきてください」と(笑)・・・ |
K | あいつは面白がってますからね。この状況を。 |
C | えー村上さん、いま筑波大学の話が出ましたが、筑波は本当に去年、今年と、このところ強いですね。 |
村上 | 強くなりました。また1年生でいい選手が入りましたからね。竹中君、彦坂君、両ウイングが決定力を持っているというのはすごく大きな要素で、ボールが動かせますからね。Kさん実はイヤだろうな・・・と思ったりもするんですけど、どうなんですか? |
K | ‥‥まあ、ウイングにボールが渡んなきゃいいんですよね。 |
G | おー、強気(笑)。 |
村上 | その前に潰しちゃえばいいわけですよね。 |
K | そこでどれだけプレッシャーかけられるかというところですね。 |
C | Gさん、No.8というのはそういうとき、スタンドオフを潰す、SHを潰す、とても重要な役割なんですよね。 |
G | そうですね‥‥でも僕の場合はあまりタックルいかなかったんです(笑)。僕らのチームはフランカーがすごくて、そいつにドーベルマンと名前をつけて(笑)、タックルにいかせてました。 |
C | (笑)Gさんは? |
G | アタックだけの人だったんで。耳がメチャきれいです(笑)。 |
C | 辻さん、この組み合わせはどうでしょうか。 |
辻 | 去年とまさに同じ、2年連続で初戦の相手が大阪体育大学になりました。 |
村上 | 大体大は、フォワードは往年の大きさに戻ってきました。関西の3位が決まったときに大学選手権の組み合わせについてコーチから電話がかかってきて、「選手は早稲田とやりたいと言っている」というんですね。それで早稲田が相手と決まったときに、「キましたぁ」みたいに喜んでいましたよ。「いいのかなぁ・・・」と思ったんですが。いやあでも、いいじゃないですか。 |
C | 辻さん、関西のチームに関してはどんな印象をお持ちですか? |
辻 | 大体大の試合はテレビでやっていなくて、まだ見ていないんです。どういうチームなのかなと思っているんですが、どういうチームなんですか、村上さん。 |
村上 | いやぁ、早稲田がそんな気にするようなものではないですよ(笑)。 |
G | そんなこと言っていいんですか(笑)。 |
村上 | いや、僕はOBとしてあまり情報を言っちゃいけないかなと。関西のチームは隠しておきたいですね(笑)。 |
C | じゃあ、いいほうの情報を少し。強いほうの。 |
村上 | 天理ですか? |
C | いや、大体大の。 |
村上 | 大体大の?あー、それもダメです(笑)。 |
C | それも言えない? わかりました。ということで辻さん、ご自分で聞き出してください(笑)。さて吉田さん、村上さんからもこのブロックはとても厳しい、というお話がありました。最初、関西学院ですね。この組み合わせに関してはどんな印象をお持ちですか。 |
吉田 | まあ関西の第5代表といっても、関西の場合は天理以外はほぼ実力は拮抗していると思うので、関西の2位とやるつもりでいます。 |
C | 一番右のブロックは天理、流経、慶應と入っていますが、熾烈ですよね。 |
村上 | そうですね、リーグが違うんで、実際やったらどうなんだろうというのを皆さんわからないと思うんですが、天理は去年よりぜったい強いですよ。天理は点数開けて勝っているので関西の他のチームが全体に弱くなったかのような印象があると思いますが、弱くなってないです。同志社は確実に強くなってるし、大体大も強くなってきてるんで、そんななかで点差をあれだけ開けて勝ってる天理は相当強いんだと思います。 |
C | 夏の合宿で、辻さんは見ていますよね。勝ったんですか。 |
辻 | 勝ちました。最後2点差ぐらいで。でも一人シンビンが出てやっとでしたかね。強かったです。びっくりしました。 |
村上 | どう強かったんですか。 |
辻 | やはり、SO、センター、センターの3枚はすごかったですね。マークしていても抜かれました。 |
村上 | ちょっとマメ知識を言っておくと、同志社のV3の年、天理と慶應がベスト4で当たってるんです。だから今年天理と慶應があそこで当たると、Iさんにとってゲンがいいことになります(笑)。 |
I | そうですね。なんとかV3獲れるように頑張ります。 |
C | Gさんはこの組み合わせをみてどうお感じになりますか。 |
G | そうですね、僕が注目してるのは帝京大学、明治大学、東海大学、早稲田大学ですかね(笑)。いや全チームとも力が拮抗しているので、ここと関西の戦いが見ものです。謎の関西対、この力の拮抗している関東。見ていて面白いですね。 |
C | 大学のチームに対して、むかし自分がプレーヤーだった時代はどんなイメージを持っていましたか。あまり変わっていませんか。 |
G | そうですね、明治は前に、早稲田はワイドに、東海はフォワードバックス一体、帝京はユーモアRugby(笑)。そういうふうに解釈しています。 |
C | それではここで、去年の決勝の映像を見てみましょう。 |
-決勝 帝京大×早稲田大 映像 | |
村上 | 去年の決勝は帝京がホントにボールキープ力が高いんで、早稲田がホントにチャンスがなかったですね。 |
C | Iさん、ボールキープ力というお話が出ましたが、去年は試合の要所要所でそういう面が出ましたよね。 |
I | そうですね。去年はディフェンスのいいチームだったと思っていたんですが、たまたま決勝ではボールキープがよかったですね。ボールを相手に渡さないという作戦で、フォワードがしっかりがんばってボールをキープしました。 |
C | そのフォワードで、主力だったヘンドリック・ツイ選手、吉田選手が抜けた今シーズン、これは大学の宿命ですが、その卒業を受けた今シーズンだったと思うのですが、その点、昨シーズンに比べてどうだったのでしょうか。 |
I | そうですね、6番、7番はずっと1年生から出ていて成長してきたものですから、今年は彼ら二人が抜けて、春からその呪縛がありましたね。ここでいてくれたらなあといつも思っていました。しかし、途中から、彼らのタイプを求めるんじゃなくて、違うタイプを求めて、しっかりとディフェンスできるできようにしようと、いまは言っています。しかし社会人を見ていても、いい選手ですね。 |
村上 | そうですね、トップリーグでも、吉田選手はトヨタのあの厳しい第3列の競争に勝ち上がってきていますからね。ヘンドリック・ツイ選手も、パナソニックがホラニ龍コリニアシ選手のケガでどうなるかと思ったんですが、ツイがいるから大丈夫、という状況になっています。 |
C | 対戦した辻さん、こうして見ると悔しい思いが甦るかもしれません。改めて見てどんな決勝だったでしょうか。 |
辻 | そうですね、予想していないRugbyをやられました。 |
C | 予想していないというのはどういうことでしょうか。 |
辻 | ボールをキープするRugbyということですね。 |
村上 | Iさんは、シーズン中はボールを動かそうとしていたけれども、選手権前に戦法を絞ったというようにおしゃっていました。去年はそうしたけれども、今年はどうするのかな、というのが気になっています。 |
I | そうですね、今年はもっと広げます、といいたいところですが(笑)、短期決戦ですので、勝っていなくなかで、できる範囲でチームが成長できるような作戦にしていきたいと思っています。 |
C | それは毎年選手が代わる大学の難しいところですね。 |
村上 | そうですね。同志社が3連覇したとき、V2とV3のメンバーは10人一緒のメンバーで戦っているんです。そういう意味でいうと、今年の帝京はもう少し減っています。その代わったぶんだけどれだけ伸びていけるかですね。 |
I | 対抗戦ではできるだけ数多くの選手に出場機会を持ってもらって、選手層を上げて、学生自身の特性を見ながら、我々にできる戦法を模索していきました。選手権では今シーズンの強みをできるだけ出せるように、しっかり落ち着いて、話をしていきたいと思っています。 |
村上 | 今年も同じ決勝になる可能性があります。その前に各大学はそれぞれを止めないといけませんね。 |
C | 去年の決勝を見ながら、お話をいただきましたが、ここで、各チームのキャプテンに、今年はこういう部分を見てほしい、ということを聞いてきましたので、ご紹介します。 |
[帝京大学・森田キャプテン] 『春から多くのことを積み上げてきましたが、この大学選手権でも、一戦一戦、戦っていくなかで、まだまだ成長していくいいチームにしたいと思っています』 |
[東海大学・安井キャプテン] 『スタープレイヤーと言われる人間はいないので、15人が十分にまとまったエネルギーを見ていただけたらなと思います』 |
[早稲田大学・山下キャプテン] 『今年のチームはディフェンスのチームなので、特に低く刺さるタックルに注目してもらいたいです』 |
[明治大学・溝口キャプテン] 『80分間走り続ける力を』 |
C | 東海のKさん、安井キャプテンが「スタープレイヤーはいない」と言っていましたが、今年のチームはまとまりという点では素晴らしいですよね。 |
K | そうですね、去年は4番バッターみたいのがたくさんいましたので、今年は春からそれを過剰に意識しすぎているみたいです。卒業したやつのことをいつまでも意識しても仕方ないだろと言っていたんですが、なんか自分たちで「スタープレイヤーはいない」と言って喜んでるんです(笑)。「俺スターはやめた」とか。いていいんですけどね(笑)。謙虚です。まとまりということでは、そこが生命線なんで、それを生かして、選手権に向けて「ひとつのチームになる」ということを徹底してやっています。突破口を開く選手に頼るんではなくて、とにかく組織で動いていくということをやっていきたいと思っています。 |
C | また流経戦を引き合いに出して申し訳ないんですが、あの試合ははじめ流経のいいところばかりが目に付いた試合だったと思うんですが、そこをまた追いついてきた、そのへんの後半の強さがすごいな、と思いました。 |
K | やはりボールが大きく動くようになってくると強さは出てくるようになると思うんですね。ただあの試合は序盤にミスが多すぎて、相手のプレッシャーも強かったんですが、ボールを動かしていこうとしてもそれが線でつながっていきませんでした。終わったあとも、学生たちは不完全燃焼みたいなところがありましたね。 |
C | 村上さん、今年の東海の戦力をどうご覧になりますか。 |
村上 | そうですね、前川選手、マイケル・リーチ選手はじめ突破役が抜けましたね。トップリーグの試合を見ていても、リーチ選手(東芝ブレイブルーパス)はスイスイ抜いてしまいます。NECのディフェンスを抜けるなら大学だったらすごく抜けるわけです。そういう人がいなくなると攻撃の組み立ては難しいのかな、と思いますが、その分まとまりでいくということですね。逆に流経にはそういう人がいる。それはすごく強いですよね。 |
C | 吉田さん、明治の溝口キャプテンは「80分間走り続ける力を」ということでしたが、私は明治OBなんですが、明治は昔、どちらかというと後半の後半に足が止まってしまい、点を取られることが多かった(笑)ように記憶しています。今年は逆に、後半の後半に点を取るシーンが多かったように思えます。 |
吉田 | そうですね。就任してすぐ掲げたのが「ボールを持って走るのがRugbyの原点」ということだったのですが、3年目にしてだいぶ、Rugbyのコンタクトをし続けながら、走り続けられるようなチームになってきたと思います。 |
C | 八幡山に行くと、本当によく走ってますよね。ここで、4チームのキャプテンに、選手権にかける意気込み、思いを語ってもらいましたので、ご覧いただきます。 |
[帝京大学・森田キャプテン] 『同志社大学以来の大学選手権3連覇がかかっていますので、一戦一戦、成長したいと思います』 | |
[東海大学・安井キャプテン] 『一戦一戦自分たちの力を出し切って、優勝目指してやっていきたいと思います』 |
[早稲田大学・山下キャプテン] 『負けたら終わりの試合の緊張感のなか、一所懸命、楽しんでプレーしたいと思います』 |
[明治大学・溝口キャプテン] 『日本一を目指すにあたって、どれだけ一人ひとりが試合に対してチャレンジできるかがカギになっていくと思います』 | |
C | 3連覇がかかっているとキャプテンも言っていましたが、選手に対してはどのように話していらっしゃるんですか。 |
I | いろんな方から3連覇のことは言われていると思いますので、僕の方から何も伝えていません。ただ優勝を狙うということは当然3連覇を狙うということですから、学生のなかに十分そういう意識はあると思います。僕自身は、そういう大きな目標をプラスにとらえて燃えてくれたらいいなと思いますが、それで固くなるのならちょっと気持ちを切り替えて。状況を見ながら話していきたいと思います。 |
C | 2連覇を達成したチームは数多くあるのですが、3連覇は一回しかない。早稲田も明治も関東学院も何回もチャレンジして果たしていない。3連覇はそれだけ難しいんですね。 |
村上 | だいたい3年生ぐらいにレギュラーになるので、3年目には卒業しちゃうんですね。だから、一年生でレギュラーに定着した選手がたくさんいる年は強い。いまの帝京の滑川君など何人かそういう選手がいる帝京は、大チャンスですね。 |
I | がんばります。 |
村上 | これはやっぱり、3連覇できなかった早稲田や明治には、ぜひ止めていただきたいと思いますね。 |
C | どうですか、辻さん。 |
辻 | 3連覇を狙うチームにとって難しいのは、3連覇を阻止しよう、全大学で潰そう、というような雰囲気になるんですね。早稲田で自分が阻止される側にいたときはわからなかったんですが、阻止する側に回ってみると、そのことがよくわかります。ああ、こういう状態になるんだなと(笑)。そういう意味で同志社はすごいと思います。 |
C | そういう意味で吉田さん、阻止役としてはどうでしょうか。 |
吉田 | それはK監督が横にいるので述べるのは難しいです(笑)。とにかく2回戦まで勝たないとどうしたって帝京大学とできないわけですから。 |
C | 対抗戦での悔しい気持ちはあるんじゃないですか。 |
吉田 | それはもちろん勝負の世界で勝ち負けがありますから、我々は負けたので悔しい思いをしていますが、やはり勝つチームは勝つチームなりの準備をしてきた結果だと思います。帝京は森田キャプテンに代表されるように、歴代のキャプテンが素晴らしいですね。リーダーシップを持っていて、それを指導されているのがI監督だと思います。I監督が、かつて帝京がまだ明治や早稲田にかなわない時に、しっかりとした指導をしてきた、その結果がいま出ているんだと思います。明治としても、模範とすべきところが多いですね。 |
C | やはり大学チームは、キャプテンシーのある選手がいるかいないかが大きいですか。 |
吉田 | 大きいですね。キャプテンがどういうキャプテンになるかどうかで、4年生がまとまるかどうかが決まります。学生スポーツはやはり4年生次第という面がありますから。 |
村上 | 吉田さんの世代は圧倒的にキャプテンシーが強かったですね。当時北島監督が「次は吉田だ」と言ったら、間違えていて、まだ吉田さんは3年生だった、という逸話が残っているぐらいです(笑)。 |
C | Kさん、連覇阻止という点はどうですか。Iさんとは大学の先輩後輩という仲ですが。 |
K | 大学でI先生とは重なっていないので。私がI先生にちょっかい出しているのを見ると、全国にいる先輩方が冷や冷やしてるみたいですね。それだけ恐い人だったみたいで。ただ私は全然関係ないですね(笑)。 |
C | じゃあ連覇阻止も大丈夫ですか。 |
K | ずっとやられてますね。もう最後は赤いのをみるのも嫌になってます(笑)。それでその年のチームが終わってますんで。今年はその前にたくさんハードルがありますから、しっかり一つずつやっていきたいと思います。 |
C | 見るのも嫌という赤いジャージ、ホントにそのジャージが年ごとに何かこう、大きくなっていきますね。 |
村上 | 実際身体も本当に大きいんです。身体づくりは本当に。グラウンドに入るときに、懸垂してから入るようなのがあるでしょう。 |
C | 帝京のグラウンドの入り口には鉄棒があって、そこを通過しないとグラウンドに入れないようになってるんですよね。しかも何回もやってから入ってくる。 |
I | そんな、なんでもオーバーに言って...。 |
村上 | いやホントですよね。 |
I | 今年新しく入れた器具です。背筋を鍛えるためにと思いまして春から始めたんですが、秋になっても全然できていなかったので、秋から本格的にやるようにしたんです。そうしたらかなりできるようになりました。 |
村上 | 森田キャプテンなんか、身体は大きくないですけど腕パンパンですもんね。 |
I | プロップは身体が大きいので大変です。難度が高すぎるとあきらめちゃうんで、プロップに合わせて数を設定しています。 |
G | 監督もグラウンドに入るときに懸垂するんですか。 |
I | タッチぐらいですね。 |
G | タッチー!‥‥って。どこ鍛えてるんですかっ(笑)。 |
I | 試合が終わったときにするハイタッチの練習です(笑)。 |
C | それでは、ここで各リーグのデータを見ながら進めていきましょう。 |
C | 対抗戦は帝京が全勝、早稲田、明治、筑波は2敗ですが、得失点差で順位が決まっています。東海は流経に敗れただけという結果です。 |
村上 | 対抗戦では早稲田のTry数が圧倒的に多いですね。ただし失点は帝京が半分ぐらいしかない。これが今シーズンの特徴ですね。やはり帝京はしっかり手堅く勝ってきている。それから43Try中31ゴールですから、ゴールの成功率も高い。勝つにはプレイスキックが大事なので、プレイスキッカーとディフェンス力、このへんはトーナメントに入って、この数字だけみると帝京が強いのかな、と思います。 |
C | プレースキックはほとんど森田キャプテンですね。 |
村上 | そうですね。森田キャプテンがけがしたらどうるんだろう、と心配するぐらい、非常に安定した数字を残していますね。 |
C | 早稲田も明治も敗れた試合もありますけれども、どう転ぶかわからない試合ばかりやっていますね。 |
村上 | そうですね。明治も失点は早稲田より少ないですから。 |
C | 明治は非常にディフェンスがいいという印象がありますね。東海についてはいかがですか。 |
村上 | 東海は比較ができませんが、失点が多いですよね。ベスト3のなかで一番失点が多いので、そこが気になりますね。今回はリーグ戦の上3つが強かったと思っています。早稲田は関東学院が少し恐いんじゃないかなと思っていますが、どうですか。 |
辻 | 恐いですね、正直。早稲田との戦い方をよく知っている大学なんで。 |
C | 関西についてはどうでしょうか。 |
村上 | 天理は圧倒的ですね。同志社の倍、点数をとっていますからね。失点も少ないんですが、これほとんど責められていないんですね。ほとんど天理が攻めてます。今回天理が飛び抜けてます。ただ、関西学院は今回5位ですが、今回戦い方を変えて、これまでフォワードでいったのをバックス展開を取り入れて、うまくいっていないんですね。地力はあるので、戦い方を絞ればそんなに楽な相手ではないですね。 |
C | シーズン前から関西リーグは天理が抜けているんじゃないかという見方があったんですが、そういう期待に応えるシーズンを過ごしたというのはすごいことですよね。 |
G | そうですね。注目されているなかでプレッシャーを受けながら結果を残せる。地力がすごくあるということですね。 | C | 天理がそれだけ強いということはデータからもよくわかりますね。 |
村上 | しかしここにいらっしゃる皆さんはなかなか当たらないので、もし当たるとすれば早稲田が準決勝ですね。でも、いきなりベスト4というのはなかなか力が出ないんですよね。初めての国立競技場というのはなかなか力が出ない。そのへんKさんどうでしたか。 |
K | そうですね。力が出ないし、初めての場所で、トイレがどこにあるのかもわからない。試合に入る前は地に足が着いていないような・・・ウォーミングアップをする場所についても全然知らなかったんで。 |
村上 | そういう意味で言うと国立に行ったらやっぱり早稲田・明治が強いんですよね。 |
C | Iさん、最初に国立いったときはそういうところがありましたか。 |
I | そうですね、初のベスト4のときは関東学院にかなり点数取られましたね。学生の経験というよりは、監督の経験でした。 |
C | そのへん、辻さん、吉田さん、現役のときに必ず早明戦でやっていますから、国立で試合をするということに関しては他のチームよりも有利なのではと思いますが、辻さん、いかがですか。 |
辻 | 現役の時、早明戦は1、2年生の時は上から見ていて、初めてグラウンドに立った時に、「なんて静かなとこだ」と思いましたね。 |
村上 | まあめちゃめちゃ集中する人だったから。 |
G | ヘッドキャップのせいじゃないんですかね(笑)。 |
C | 吉田さん、いかがですか。 |
吉田 | 対抗戦で日本一の競技場を用意していただいて、そこでやれるというのは学生にとって大きな財産になりますよね。このゲームを通じて、私とかは一皮も二皮もむけて成長していくんじゃないかなと思います。私自身も早明戦で1年生のときから出させていただいて、当時の「雪の早明戦」というのも経験して、強く印象に残っています。 |
村上 | 吉田さんのころは常に超満員、6万人の観衆でしたからね。 |
C | 吉田さんなんかは国立は隅から隅までご存じですよね。トイレがどこにあるとか(笑)。 |
吉田 | とにかくすり鉢状の競技場なので、観客の皆さんの声援が、上から降ってくるんじゃなくて、下から地響きのように、振動が来るような感じなんですね。選手たちは、自分も含めて、ものすごいパワーをもらうわけです。あれだけの人が見ているわけですから、最高のプレーをすれば称賛されるし、少しでも勇気のないプレーをすると目立ちます(笑)。 |
G | そうですね、うんうん。 |
村上 | Gさん、なんかわかったような反応ですね(笑) |
G | 大ファンですから。吉田さんの。世界選抜でのダイビングTry最高でした。 |
吉田 | またずいぶん昔の話ですね(笑)。 |
C | 個人得点数の数字がありますので、見てみましょう。 |
村上 | 早稲田は3人でTry王を争ったんですよね。結局山下選手が11で最多です。辻さん、フランカーの選手がTry王というのは、これは早稲田にとっていいことですか。 |
辻 | そうですね。よくサポートした結果だと思います。山下自身、高校時代はWTBで準決勝ぐらいまで行っている、走力がある選手で、Tryを取れる選手だなと思います。 |
村上 | 両WYB、速いですよね。 |
C | それから早慶戦で見せたキックパス、あれはすごかったですね。視聴者の方から、Rugbyってこんなに楽しいと思わなかった、点もたくさん入るし、あんなすごいプレーができるんだ、という声をいただきました。辻さん、痛快なゲームだったんじゃないでしょうか。 |
辻 | 今年のベストゲームでしたね。見ている方にそういっていただけるのは嬉しいですね。 |
村上 | 帝京戦で決まらなかったんですよね。その反省のもとあの試合があったんですよね。 |
辻 | そうですね。小倉にはあのあと500回ぐらいそのシーンを見せました(笑)。 |
村上 | 明治はわりとTryが分散していますね。 |
吉田 | そうですね。そのなかで山中選手が数としては多いんですが、もともとはSHの選手をWTBにしたんです。彼が2年生のときに、SHをやっていたんですが、バックスのラインのほうがいいかなと思って、バックスのラインも練習した方がいいんじゃないか、って話したんです。でも本人は「いや私はSHでいきます」というんで、「そうか、じゃあがんばれ」と言ったんですが、またすぐ「でもバックスのラインもやっておいたほうがいいと思うぞ...」と(笑)。で2年生のときに秦をSHに起用したので、山中はなかなか秦に追いつけなくて、4年生の春に「監督、バックスラインやります」というので、「そうか、やれ」と。最初は下のBからやらせて、どんどん実績あげきて、最後夏合宿のゲームでA チームのウイングにあてて、開幕戦から活躍しています。 |
村上 | どういう動きがWTBに向いているなと思われたんですか。 |
吉田 | 相手を抜くとか、相手と接触するときの身体のやわらかさとか、しなやかさというか、コンタクトの強さとか、非常に腰の強い選手です。もう少しスピードがついてくると、Try王を狙えた選手だと思います。 |
I | 山中選手って、もともとFWだった選手じゃ...? |
吉田 | そうです。FWです。 |
I | それがSHだったんですか。 |
吉田 | そうです。SHだったんです(笑)。 |
C | ポジションをチェンジさせるというのは、監督としては勇気がいるんじゃないでしょうか。どんな観点で変えるんでしょうか。 |
吉田 | まあ、みな同じRugbyプレイヤーなので・・・ポジションには適材適所があると思います。何をもとに変えるのか、と言われると難しくて、感覚的なところかもしれませんね。 |
C | 東海大はいかがでしょうか。 |
村上 | 東海はもう、1年生の小原君がチームで一番多い。これは監督としても期待が大きいんじゃないでしょうか。 |
K | そうですね。ホントに積極的になってきた。もっととってもいいですね。今度は筑波戦で、高校ジャパンで一緒だった竹中君とトイ面対決もありますので、一年生同士、楽しみですね。 |
村上 | 気は強いですか。 |
K | 気は・・・強いですよ。ホワーっとした顔をしてるんですが、コンタクトの練習になると、フォワードにもガツガツ向かっていきますんで。 |
村上 | この1年生の代は本当に良い選手が揃っていますので、将来期待の選手が多くて、面白いですね。 |
C | 今度は、会場にお越しいただいた皆さんにあらかじめ「好きな選手」についてアンケートをいただいています。それをご覧いただきましょう。まず11位までを出していただきます。K監督も入っていますね(笑)。 |
村上 | 吉田さん、佳久選手は今は、どうしてるんですか。 |
吉田 | 去年は大学選手権で活躍して、今年は7人制で選抜されて、本人もいい経験になるんで行かせてもらってたんですが、7月の上海セブンズでケガをして、手術して、いまリハビリ中です。残念です。 |
C | 24位に、流経のイシレリ選手がいます。186センチ、120キロ。Kさん、すごかったですね。 |
K | ...すごいですね。なんていうんですか、加速したら、ちょっと危ないんですよね(笑)。よくタックルにいってますよホントに。 |
C | イシレリ選手はフォワードの選手ですが、試合の流れのなかでウイングの位置に立って突破役をしています。 |
K | 大きいだけじゃなくて、今年はけっこう走れるんですね。80分間もつんです。去年はもたなかったんですが。 |
C | 19位に彦坂選手、12位に竹中選手がいます。筑波の両ウイングは彦坂選手が90kg、竹中選手が89kg。 |
村上 | これはもう新世代のウイングですね。吉田さん、この二人はウイングとしてみてどうですか。 |
吉田 | 素晴らしいですね。 |
村上 | 吉田さんは学生時代、60kg台だったでしょう。 |
吉田 | そうですね・・・67、8kgぐらいでした。 |
村上 | いまや90kgの時代ですからね... |
吉田 | しっかりトレーニングしてるんで、いい筋肉がついていますよね。 |
C | Iさんは対抗戦の最終戦で熊谷でやられて、どういう印象をお持ちになりましたか? |
I | その前に体重の話ですが、僕も現役時代は70kgでした(笑)。で、彦坂君と竹中君ですが、素晴らしい選手ですね。まあ両ウイングは特徴が違うんですが、やわらかく走るタイプと、まっすぐしっかりと走るタイプと。まあ、東海大だったら... |
K | なんですか。 |
I | 止めると思います。 |
K | だったらいいです。 |
I | 日体大は、卒業すると先輩後輩がこういう風に逆転してしまうんですね(笑)。僕の方が後輩のような扱いです(笑)。 |
C | では、ベストテンの4位までを見てみましょう。 |
C | Gさんは、注目選手に布巻選手、小倉選手、秦選手をあげていただいています。 |
G | 布巻選手は、今年花園に実際見に行ったんです。それで目の前ですごいプレーを見せられて、大学でどうなるんだと思ってたら、実際十分通用してて、このあいだの早明戦でもバンバン抜けてて、一年生でこれだけできるってすごいなと思って、一票投じさせていただきました。そして小倉選手のパスですね、展開Rugbyホントに楽しく見させていただきました。秦選手は、ほんとにちっちゃいのに、あの身体でガンガン、フォワードにタックルにいく姿がホントにかっこいいなと思います。 |
C | ありがとうございます。それでは辻さん、そういうGさんの感想でしたが。まず布巻選手について。 |
辻 | そうですね、布巻は春はU20のほうに行っていて、夏に合流した時に、1回目の練習でチーム全員が認めてしまった、そういうぐらいの能力があります。 |
G | 性格はどういう選手なんですか。 |
辻 | 世渡り上手ですね(笑)。Rugbyに関しては、超プロ級です。大学1年生でこんな意識が高いの、っていうぐらいです。コーチが何か言ったらすぐに飲みこみますし、自分の身体のケアで夏まで5kg落とせと言ったらすぐに5kg落としてきますし。あの意識を持っているのはすごいですね。 |
C | 小倉君についても、会場の方から将来は日本代表のスタンドオフ候補の器。2019年のワールドカップを、というコメントも来ています。 |
辻 | 今年の1年生はどこの大学も能力が高いと思うので、2019年のワールドカップを目指して成長していってほしいと思います。 |
C | そして吉田さん、秦選手、152cm。Rugbyは身体の大きさが全てではないとアンケートに書いた方がいらっしゃいました。 |
吉田 | Rugbyプレイヤーの多くが彼から勇気をもらっていると思います。Rugby関係者以外にも、ワールドカップを控えてこれからRugbyがメディアに露出する機会も多くなると思うのですが、そのなかで秦がRugbyに取り組む姿勢というのは、多くの方々の心を揺さぶるんじゃないかなと思います。 |
C | Gさん、明治の重戦車を操る152cmの秦選手、いかがですか。 |
G | かっこいいですよね。小兵ながら腕も足も太いですからね。 |
C | それでは第3位、帝京の森田キャプテンです。Iさん、森田キャプテンについていかがですか。 |
I | 僕は今年で14年目なんですが、ナンバーワンだと思いますね。去年のキャプテンも、その前のキャプテンも歴代、一年間のなかでしっかりと成長していく姿を見てきましたが、はるかにしっかりとしていて、信頼を置いています。素晴らしいと思います。 |
G | 顔もカッコいいですね。 |
I | 字もうまいです(笑)。ホントに人気もあります。特に昭和のお母さんたちに。 |
C | では2位、早稲田の井口選手です。辻さん、ようやく帰ってきましたね。 |
辻 | そうですね。バックスが若かったので、彼が帰ってきて落ち着きが出てきたと思います。よくやんちゃ坊主と言われるのですが、それはものすごく演じているんです。彼は高校は伏見工のキャプテンで、真面目過ぎて、それで優勝できなかなった、だからそのキャラはやめました、と言っていました。それで少しはじけ過ぎてやんちゃに思われていますけれど。 |
I | ウチにも伏見工業から来ていますが、彼らも井口君のことをすごく信頼していて、いい男だと表現しています。 |
C | ボールを持ったらわくわくする選手ですね。 |
村上 | 中学のときの先生が、1年生のときに見て、「伏見工にいったほうがいい」といわれたぐらい才能があったんですね。伏見工業の高崎先生も、高校1年生のときに将来ジャパンの一員になれる選手だと思った、と言われてました。 |
C | では第1位、早稲田大学の山下キャプテンです。辻さん、どんな選手でしょうか。 |
辻 | もう彼にすべてまかせて大丈夫だなという人物ですね。今年彼に対してコーチングしたことがない、というぐらい信頼しています。小学校、中学校、高校も優勝していて、そういう星のもとに生まれているんだなと感じます。 |
C | どんな局面でも彼がポッと現れますね。 |
辻 | 一番痛いことをできるプレイヤーなんで。春にチームが苦しかったときも、彼が一番痛いことをやっていました。 |
C | Gさん、痛いことですって。 |
G | 頭が下がります。ホント本気で信頼出来るキャプテンです。もう山下さんだったら保証人になってもいいかなと(笑)。 |
村上 | 勝てるキャプテンがいる、というのはIさんも嫌なんではないですか。 |
I | この1位と2位は会場の早稲田ファンの割合を示していると思います(笑)。 |
C | では各キャプテンに「監督の意外な一面」を聞いてきました。 |
[帝京大学・森田キャプテン] 『厳しい顔をされていることが多い監督ですがユーモアあふれる面白い一面もあります』 | |
[東海大学・安井キャプテン] 『テレビではしかめっ面をしていることが多いんですが、非常によく笑う監督です』 | |
[早稲田大学・山下キャプテン] 『辻さんは見た目は怖いというか真面目な印象がありますが、非常に甘いものが好きで、いつもカップラーメンを食べています』 | |
[明治大学・溝口キャプテン] 『自分自身の息子さんに非常に甘いです』 | |
C | 吉田さん、意外な一面ですって。 |
吉田 | 甘いと言われても・・・まだ3歳になっていないので(笑)。厳しくしようがありません。 |
C | 辻さん、カップラーメンがお好きなんですか。 |
辻 | 僕、ジャンクフードが大好きなんです。でも現役時代は身体に気を遣って食べなかった。それが今ものすごいリバウンドで、いま毎日のように食べちゃって、体重もどんどん増えています。自分はカップラーメンを片手に持ちながら、選手には「食べるな」と言っています。 |
C | Kさん、よく笑うんですか。 |
K | いや・・・別に普通だと思います(笑)。試合中もしかめっ面しているわけではないんですが・・・ |
C | Iさん、森田キャプテンがユーモアあふれると言っていました。 |
I | 関西生まれなので・・・吉本興業とまではいきませんが(笑) |
G | いや、充分いけます(笑)。 |
C | さあ、ここでまたトーナメント表を見てみましょう。最初見たときに比べて、いろいろ情報を得た後だと見え方も変ってくると思います。Gさん、いかがですか。 |
G | そうですね、今日の4校も力が充実していますし、天理がダークホース的な存在で、トーナメントを面白くしてくれそうなんで、関東と関西という戦いも、Rugbyファンとして楽しみに観戦したいと思います。 |
村上 | 筑波がどうなるのか、というのも気になりますね。 |
吉田 | 村上さんの解説でよく憶えているのは、早稲田と慶應が筑波に負けた後で、「明治は序盤で当たってラッキーだった」というようなことを言っていましたね(笑)。 |
村上 | すいません・・・(笑)。 |
吉田 | だから今度は、もちろん東海大が来るかどうかはわからないのですが、そういうことを言わせないようにしっかりとやりたいと思います(笑)。 |
村上 | 監督がそんな、解説者の言うこと聞いちゃダメです(笑)。 |
C | では、この負けたら終わりというトーナメント、勝ち上がっていくためには何が必要でしょうか。一言ずつお願いします。 |
I | 勢いですね。我慢強く、勢いのあるチームになっていくことが必要です。4戦ですから、しっかり厳しく戦って、勢いをつけたいと思います。それが前に進む力になると思います。 |
K | 腹をくくれるかどうかだと思います。腹をくくって、自分たちのやることを徹底してやる。それだけだと思います。 |
辻 | 早稲田はディフェンス、タックルで勝負したいと思います。 |
吉田 | なかなか勝てないので、最後は執念だなと思います。 |
C | ここで会場のみなさんからご質問が来ています。ご紹介します。「明治が大学日本一になるのはいつごろですか」。吉田さん(笑)。 |
吉田 | 大学日本一になろうと思ってやっているので・・・いつと言われても・・・すぐにでもなりたいですね。 |
C | 「不調のときのメンタルな部分を強く保つにはどのようにしていますか」。Kさん、いかがですか。 |
K | これ・・・僕のことじゃないですよね(笑)。 |
C | チームですね(笑)。Kさんのことじゃなく。 |
K | そうですね、開き直るような気持ちをつくれるかどうかですね。悔しさは忘れちゃいけないんですが、あまりひきずらせないようにしています。 |
C | 「帝京大のフォワードは毎年体格がいいが、どのような体重管理をされているのでしょうか。 |
I | 体重管理は、体調管理にもかかわってきます。風邪をひいたりすることは筋肉の細胞にもかかわってきます。最終的には、我々が管理していくことではなくて、セルフマネジメントができるように指導しています。 |
C | 「試合の前に必ず行う縁起担ぎはありますか」 |
辻 | 僕はないですが、早稲田はお守りをジャージと一緒に配っています。縁起というか、伝統ですね。 |
C | サンバイザーをされていますね。それは別に縁起担ぎじゃないんですか。 |
辻 | いや全くそうではなくて、単に帽子は暑いので・・・なぜかサンバイザーが僕のカラーになってしまって、選手からもプレゼントでいつもサンバイザーをもらってます。サンバイザーあげときゃいいか、みたいな(笑)。 |
C | 明治はどうですか。 |
吉田 | 明治はないですね。強いて言えば、縁起担ぎじゃないですが、試合前に、試合に出る選手が、出られない選手の前で決意表明をやります。 |
C | 帝京はありますか。 |
I | 特にありませんが、私個人的には、早く寝る、ということです。試合の日にエネルギーを使いますから、前日の夜は9時か10時には寝てしまいます。 |
C | 東海大はどうでしょう。 |
K | 特にないですね。女子マネージャーが作ったお守りをジャージと一緒に配って、吉田さんが言われたように選手一人ひとりが決意表明をする、ということですね。 |
C | 最後に大学選手権に向けて会場のみなさんに向けて一言、お願いいたします。 |
I | 選手一人ひとりが成長していけるような試合にしたいと思います。挑戦心を持っているチームに少しでも仕上げてがんばりたいと思います。応援よろしくお願いします。 |
K | 今年は、リーグ戦では悔しい思いをしましたので、選手権で一戦一戦、勝ち上がっていけるよう、まずは初戦の筑波大学戦に照準を合わせていきたいと思います。リーグ戦の代表として、流通経済大学も初戦が慶應大学ですが、リーグ戦の1位2位が負けるわけにいきませんので、しっかり戦っていきたいと思います。応援のほうどうかよろしくお願いします。 |
辻 | 大学選手権、ひたむきで、身体を張ったプレーをお見せできればと思います。全力でがんばりますので、ご声援お願いいたします。 |
吉田 | 明治大学は、しばらく大学日本一になっていません。選手は、また大学日本一に向けて、チャレンジをしてくれることと思います。チャレンジする先には、チェンジすることができると思います。また、新たな歴史を変えられるように、一戦一戦、選手たちと一緒に、ひたむきに、実直にRugbyに取り組んでいきたいと思います。どうかご声援のほど、よろしくお願いいたします。 |
C | どういう試合を見せてくれるのか、とても楽しみですね。4人の監督の皆さん、どうもありがとうございました。 |
G | いつもテレビで見ている監督さんたちとこんなに楽しくRugbyトークできて、こんなにRugbyを感じられて幸せでした。 |
村上 | 皆さん、口が災いにならないように(笑)言葉は少なめでしたが、その端々に気合いの入ったコメントをいただいて、楽しかったです。ありがとうございました。 |
2011.12.17
1. 関東大学対抗戦
1.1. 概要
関東Rugbyフットボール協会が主催して開催する関東の大学生チームによるRugbyの対戦グループのことである。 古くは関東協会の大学Rugbyも、関西協会や九州協会と同じように一つの統一された対戦グループで運営されていた。ただし、対戦方式は他の地域のように前年のチーム成績による総当たり戦ではなく、“シーズン毎に行なう事前のマネージャー会議で対戦相手を決め、試合日程(対戦相手や試合日)もその対戦校間の事情で決定される"という、現在では対抗戦方式と呼ばれる方式で行なわれていた。この方式は実質的には、伝統校間の対戦は毎年同じ日に開催される定期戦方式となり、対戦を希望する新興校が、申し込んだ相手校に理由のいかんを問わず対戦を断られ続ける限りは対戦できないシステムであった。
加盟校が増えるにつれて、早稲田・明治・慶應などが主張する対抗戦方式に異を唱え前回成績に則した総当たり戦を主張するグループ(主に新興チーム)が生まれ、双方の間で感情的な対立がしだいに大きくなっていった。その後の紆余曲折の結果、総当たり戦を主張するグループが1968年にリーグ戦グループを立ち上げた。そこで、リーグ戦グループと、従来通りの対抗戦方式に従うグループとを区別するために、後者を対抗戦グループと呼ぶようになった。対抗戦グループという連盟があるわけではなく、あくまで、関東Rugbyフットボール協会に加盟の大学チームのなかで、対抗戦方式で試合を行なっているグループ。
順位については通常のリーグ戦と同じく勝ち星を争う形式ではあるものの、総当りではなかった。そのため各校の試合数にばらつきがあり、それが対抗戦の特徴ではあったが、常に不公平感がつきまとった。そこで1997年から16チーム1組ではなく、リーグ戦グループと同様の総当たり戦と二部制(Aグループ・Bグループそれぞれ8チーム)を採用して入れ替え戦を実施するようになった。ただしその運営方式の変更以後は新規の加入を凍結して現在に至っている。
加盟校が増えるにつれて、早稲田・明治・慶應などが主張する対抗戦方式に異を唱え前回成績に則した総当たり戦を主張するグループ(主に新興チーム)が生まれ、双方の間で感情的な対立がしだいに大きくなっていった。その後の紆余曲折の結果、総当たり戦を主張するグループが1968年にリーグ戦グループを立ち上げた。そこで、リーグ戦グループと、従来通りの対抗戦方式に従うグループとを区別するために、後者を対抗戦グループと呼ぶようになった。対抗戦グループという連盟があるわけではなく、あくまで、関東Rugbyフットボール協会に加盟の大学チームのなかで、対抗戦方式で試合を行なっているグループ。
順位については通常のリーグ戦と同じく勝ち星を争う形式ではあるものの、総当りではなかった。そのため各校の試合数にばらつきがあり、それが対抗戦の特徴ではあったが、常に不公平感がつきまとった。そこで1997年から16チーム1組ではなく、リーグ戦グループと同様の総当たり戦と二部制(Aグループ・Bグループそれぞれ8チーム)を採用して入れ替え戦を実施するようになった。ただしその運営方式の変更以後は新規の加入を凍結して現在に至っている。
1.2. 構成
2012年度開始時点。記順は前年度入れ替え戦終了後の順位による。( )内数字は2111シーズンの順位である。
Aグループ(1部相当)
帝京大学(1)、早稲田大学(2)、明治大学(2)、筑波大学(2)、慶應義塾大学(5)、青山学院大学(6)、日本体育大学(7)、立教大学(B1)
Aグループ(1部相当)
帝京大学(1)、早稲田大学(2)、明治大学(2)、筑波大学(2)、慶應義塾大学(5)、青山学院大学(6)、日本体育大学(7)、立教大学(B1)
Bグループ(2部相当)
成蹊大学(A8)、学習院大学(2)、明治学院大学(3)、東京大学(4)、一橋大学(5)、上智大学(5)、武蔵大学(5)、成城大学(8)
成蹊大学(A8)、学習院大学(2)、明治学院大学(3)、東京大学(4)、一橋大学(5)、上智大学(5)、武蔵大学(5)、成城大学(8)
1.3. A所属大学
1.3.1. 帝京大学
2008年度に大きく躍進し、対抗戦初優勝。2009年度には大学選手権で初優勝を成し遂げる。ジャージは赤。
1.3.2. 早稲田大学
1990年代後半は低迷も近年積極的なリクルートとアディダス社とのスポンサー契約の締結により設備を強化しチーム力を向上させた。大学選手権は最多の15回優勝。決勝戦進出29回、13年連続決勝戦進出も大会記録である。大学勢では最多の日本選手権優勝4回を誇る。臙脂と黒の横縞、通称「アカクロ」のジャージ。
1.3.3. 明治大学
選手権優勝12回・準優勝9回、日本選手権優勝1回。北島忠治監督の長期指導のもと、「前へ」の精神で1970年代後半-1980年代前半・1990年代に黄金期を築いたが、北島監督没後は長期の低迷期にはいった。2008年度には24年ぶりに大学選手権出場を逃した。ジャージは紫紺と白の横縞、通称「紫紺のジャージ」。
1.3.4. 筑波大学
1924年創部。旧東京教育大学以来の伝統を持つ。強力スクラムと高速バックスが特徴。大学選手権出場は16回。これは国立大学のRugby部では最多出場である。2012年度には大学選手権ベスト4に初めて進出した。ジャージは水色と白。
1.3.5. 慶應義塾大学
大学のみならず日本Rugby界のルーツチームでもある。1985年度日本選手権優勝。その時の監督上田昭夫が復帰し、1999年度、創部100周年に大学選手権優勝。ジャージは黒と黄色の横縞、通称「タイガージャージ」。
1.3.6. 青山学院大学
1923年創部。立教大を破って2011年度よりAグループに復帰。過去2回大学選手権に出場している。ジャージは黒と黄色。
1.3.7. 日本体育大学
日本体育会体操練習所からの歴史を持つ古豪チーム。綿井永寿監督のもと全盛期を築いたが、綿井逝去後低迷している。多くのRugby指導者(大学院, 大学, 高校, 中学校等体育, 養護教員)を輩出している。スカイブルーと紺の横縞ジャージ。
1.3.8. 立教大学
1923年創部で、1928年から始まった関東五大学対抗戦に参加した古豪チーム。ジャージは濃紺である。
1.3.9. 成蹊大学
立教大に敗れて降格し、2012年度よりBグループに所属する。Aグループでの最高成績は2010年度の6位である。ジャージは黒と赤である。
1.3.10. 学習院大学
1928年創部。これまでAグループに昇格したことはない。2011年度に入替戦に出場したが、日本体育大に敗退。ジャージは白と紺である。
1.3.11. 明治学院大学
1985年に対抗戦に加盟。2009年度にBグループ2位の成績で入替戦に出場したが、成蹊大に敗退。2010年度に再び2位で入替戦に出場するも、日本体育大に敗退し、2年連続でAリーグ昇格を逃している。
1.3.12. 東京大学
1921年に東京帝国大学Rugbyとして創部した。1928年から始まった関東五大学対抗戦に参加した古豪である。1997年度から2002年度までAグループに所属していた。Aグループでの最高成績は2000年度の6位である。ジャージは緑と黒の横縞に黄色の細いスTryプ、「スイカ」の通称で知られている。
1.3.13. 一橋大学
1922年に東京商科大学Rugby部として創部。1933年度に法政大学と共に関東五大学対抗戦に加入し、関東七大学対抗戦に発展した。これまでAグループに昇格したことはない。ジャージは赤と黒。
2.3.14. 上智大学
これまで3度入替戦に出場しているが、いずれも青山学院大学に敗れ昇格を逃している。ジャージは臙脂に黄色のライン。
2.3.15. 武蔵大学
これまでAグループに所属したことはない。ダークグリーンがチームカラーである。
2.3.16. 成城大学
これまでBグループで3度優勝しているが、Aグループに昇格したことはない。ジャージは緑青と黒である。
1.4. A優勝回数
関東大学Rugbyリーグ戦 と分裂後[1967年度以降]の成績
1. 早稲田大学:22回(2回)
2. 明治大学:14回(2回)
3. 日本体育大学:5回
4. 慶應義塾大学:4回
5. 帝京大学:2回
(括弧は同率1位)
1. 早稲田大学:22回(2回)
2. 明治大学:14回(2回)
3. 日本体育大学:5回
4. 慶應義塾大学:4回
5. 帝京大学:2回
(括弧は同率1位)
1.5. B優勝回数
1. 成蹊大学:4回
1. 立教大学:4回
2. 成城大学:3回
2. 青山学院大学:3回
5. 上智大学:1回
※2011年度現在
1. 立教大学:4回
2. 成城大学:3回
2. 青山学院大学:3回
5. 上智大学:1回
※2011年度現在
1.6. 歴代順位表
判明分のみを記述。対抗戦には本来は優勝も含めて順位は存在しないが、上位大会への出場権決定の都合で便宜的な順列を決める為、一般的にはこれを順位と称する。なお、1997年の総当たり戦実施までは、対戦校も対戦数もチームによりばらつきがあるため、『前年度上位8位校との対戦が6校以上ある事』が順位がつく条件で、その条件を満たしているチームの中で負け数がより少ない方が上位という決定方法を採っていて、対戦校はシーズン毎に行なう事前のマネージャー会議での調整で決定していた。
1928 | 慶應義塾 | ? | ? | ? | |
1929 | 立教 | ? | ? | ? | |
1930 | 慶應義塾 | ? | ? | ? | |
1931 | 明治 | ? | ? | ? | |
1934 | 明治 | ? | ? | ? | |
1935 | 明治 | ? | ? | ? | |
1938 | 明治 | ? | ? | ? | |
1939 | 明治 | ? | ? | ? | |
1940 | 明治 | ? | ? | ? | |
1967 | 早稲田 | 慶應義塾 | 日本体育 | 明治 | |
1968 | 日本体育 | 明治 | 慶應義塾 | ||
1969 | 日本体育 | 早稲田 | 慶應義塾 | 明治 | |
1970 | 早稲田 | 日本体育 | 明治 | 慶應義塾 | |
1971 | 明治 | 日本体育 | 慶應義塾 | ||
1972 | 慶應義塾 | 日本体育 | |||
1973 | 慶應義塾 | 青山学院 | |||
1974 | 慶應義塾 | 日本体育 | 明治 | ||
1975 | 早稲田/明治 | 日本体育 | 慶應義塾 | ||
1976 | 早稲田 | 明治 | 慶應義塾 | 筑波 | |
1977 | 明治 | 慶應義塾 | 早稲田 | 日本体育 | |
1978 | 日本体育 | 明治 | 慶應義塾 | 筑波 | 早稲田 |
1979 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 筑波 | |
1980 | 慶應義塾 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | |
1981 | 早稲田 | 明治 | 日本体育 | 慶應義塾 | |
1982 | 早稲田 | 慶應義塾 | 明治 | 日本体育 | |
1983 | 日本体育 | 明治 | 慶應義塾 | 帝京 | |
1984 | 慶應義塾 | 早稲田 | 日本体育 | 帝京 | |
1985 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 慶應義塾 | |
1986 | 明治 | 早稲田 | 筑波 | 日本体育 | |
1987 | 早稲田 | 筑波 | 明治 | 日本体育 | |
1988 | 明治 | 日本体育 | 早稲田 | 筑波 | |
1989 | 日本体育 | 早稲田 | 慶應義塾 | 明治 | |
1990 | 早稲田/明治 | 青山学院 | 帝京 | ||
1991 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 慶應義塾 | |
1992 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 筑波 | |
1993 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 青山学院 | 筑波 |
1994 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 | 帝京 | 青山学院 |
1995 | 日本体育 | 明治 | 早稲田 | 帝京 | 筑波 |
1996 | 明治 | 早稲田 | 帝京 | 日本体育 | 筑波 |
慶應義塾 | 青山学院 | 東京 | 成蹊 | 立教 | |
武蔵, 成城, 学習院, 明治学院, 上智, 一橋 |
1997 | A | 明治 | 早稲田 | 帝京 | 筑波 | 日本体育 |
青山学院 | 慶應義塾 | 東京 | ||||
B | 成城 | 立教 | 成蹊 | 一橋 | 上智 | |
武蔵 | 明治学院 | 学習院 | ||||
1998 | A | 明治 | 慶應義塾 | 早稲田 | 筑波 | 日本体育 |
青山学院 | 東京 | 帝京 | ||||
B | 成城 | 立教 | 成蹊 | 一橋 | 上智 | |
武蔵 | 明治学院 | 学習院 | ||||
1999 | A | 慶應義塾 | 帝京 | 明治 | 早稲田 | 日本体育 |
筑波 | 青山学院 | 東京 | ||||
B | 立教 | 成蹊 | 成城 | 学習院 | 明治学院 | |
一橋 | 上智 | 武蔵 | ||||
2000 | A | 慶應義塾 | 明治 | 早稲田 | 帝京 | 筑波 |
東京 | 日本体育 | 青山学院 | ||||
B | 上智 | 立教 | 成城 | 成蹊 | 一橋 | |
武蔵 | 学習院 | 明治学院 | ||||
2001 | A | 早稲田 | 慶應義塾 | 明治 | 帝京 | 日本体育 |
筑波 | 青山学院 | 東京 | ||||
B | 成城 | 成蹊 | 上智 | 一橋 | 学習院 | |
明治学院 | 武蔵 | 立教 |
年度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 降 |
2002 | 早 | 慶 | 明 | 冲 | 筑 | 体 | 青 | 東 | 東 |
2003 | 冲 | 筑 | 明 | 慶 | 立 | - | |||
2004 | 慶 | 明 | 冲 | 筑 | 立 | 青 | - | ||
2005 | 冲 | 慶 | 明 | 体 | 筑 | - | |||
2006 | 明 | 冲 | 青 | 立 | 立 | ||||
2007 | 筑 | 体 | 蹊 | 青 | 青 | ||||
2008 | 冲 | 早 | 体 | 慶 | 明 | 蹊 | 立 | - | |
2009 | 早 | 慶 | 筑 | 冲 | 明 | 体 | 蹊 | ||
2010 | 明 | 筑 | 蹊 | 体 | 立 | ||||
2011 | 冲 | 早 | 明筑 | 慶 | 青 | 蹊 | 蹊 | ||
2012 | 筑冲明 | 早 | 慶 | 体 | 青 | 立 | 立 |
冲: 帝京大学
B順位
年度 | 昇 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
2002 | 立 | 立 | 上 | 蹊 | 一 | 城 | 学 | 武 | 致 |
2003 | - | 蹊 | 致 | 学 | 城 | 東 | 武 | ||
2004 | 学 | 東 | 城 | 致 | 上 | ||||
2005 | 致 | 東 | 上 | 一 | |||||
2006 | 蹊 | 武 | 城 | 東 | 一 | 致 | 上 | ||
2007 | 立 | 立 | 城 | 東 | 武 | 致 | 一 | ||
2008 | - | 青 | 城 | 致 | 学 | 上 | 武 | ||
2009 | 致 | 城 | 一 | 上 | 学 | 東 | |||
2010 | 青 | 城 | 学 | 東 | 一 | 上 | |||
2111 | 立 | 立 | 学 | 致 | 東 | 一上武 | 城 | ||
2112 | 蹊 | 蹊 | 致 | 学 | 城 | 武 | 一 | 東 | 上 |
学: 学習院大学(明治学院大学ではない。)
致: 明治学院大学
致: 明治学院大学
- 1967年から総当たり戦(リーグ戦)グループ校と分離。但し代表決定戦は実施せず、双方のグループの上位2校が選手権に出場。|
- 1968年よりリーグ戦グループとの間で代表決定戦(交流戦)を開始する。
- 1976年日本体育.慶應義塾の順位はは引き分け抽選の結果である。
- 1978年、4位の筑波は茨城県議会議員選挙で部員が買収されていたことが判明し、交流試合出場を辞退。代わって5位の早稲田が交流戦に出場した。
- 1993年、大学選手権への出場枠拡大に伴い交流戦が廃止。5位校は他地区との代表決定戦の結果により出場した。
- 1996年、11位以下は順位条件(前年上位8位以上との対戦が6以上あること)を満たしていない為順位無し。
- 1997年からA・Bに分けて総当たり戦を実施。5位校の他地区との大学選手権代表決定戦は隔年に変更され同年は無条件出場した。
- 1998年、帝京は不祥事に因り入れ替え戦も含めた公式戦出場を辞退した。入替戦も辞退したものの、協会判断によりBへの降格は見送られた。A7位(帝京を除く最下位)の東京がB1位の成城と入れ替え戦を行い、勝利している。
- 1997年度から対抗戦がAグループ・Bグループに分けた総当たり戦を実施するまでは、慶應義塾は、1978年に加盟した帝京を「新興チームであり伝統校ではないので対戦するに値しない」とし、対戦を一環して拒否し続けていた。1997年度に初対戦で13-37で帝京に敗れており、実力的には既に十分拮抗していたことがうかがえる。
1.7. 創部年
狭義では、1922年までに創部し、且つ1928年の5大学対抗戦の初期構成校である4校(慶應義塾, 早稲田, 東京, 明治)を伝統校と呼ぶ。それ以降の創部ながら5大学対抗戦の初期構成校である立教と、1933年の拡大後の7大学対抗戦の追加参加校である法政と一橋も伝統校に含める場合もある。
創部 | 加盟 | |
1899 | 1928 | 慶應義塾 |
1918 | 早稲田 | |
1921 | 東京 | |
1922 | 明治 | |
1933 | 一橋 | |
1923 | 1928 | 立教 |
青山学院 | ||
成蹊 | ||
1924 | 筑波 | |
1933 | 法政* | |
1928 | 1972 | 学習院 |
成城 | ||
1985 | 明治学院 | |
1933 | 1963 | 日本体育 |
1954 | 1983 | 上智 |
1958 | 武蔵 | |
1970 | 1978 | 帝京 |
8. 関西大学A
8.2. 歴代順位
京都産業大学が参考になる。
年度 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 降 |
1964 | 同 | 関 | 甲 | 学 | 神 | 京 | 天 | 立 | - |
1965 | 天 | 京 | 関 | 神 | 甲 | 学 | 立 | 立 | |
1966 | 関 | 天 | 学 | 甲 | 神 | 京 | 経 | ||
1967 | 京 | 経 | 学 | 甲 |
甲: 甲南大学
学: 関西学院大学
神: 神戸大学
京: 京都大学
経: 大阪経済大学
学: 関西学院大学
神: 神戸大学
京: 京都大学
経: 大阪経済大学
6. Rugby
6.1. 高等学校選手権
6.2. 高等学校選手権埼玉県予選
国体少年の部 埼玉
監督: 宮本和則(42) 浦和工業高校(教) さいたま市
宮本雄生 | 17 | 浦和 | 3 | さいたま市 |
浅見大輔 | ||||
船田卓 | ||||
月野星司 | ||||
永井譲 | ||||
安藤丈裕 | ||||
上野拓哉 | 春日部 | 春日部市 | ||
谷古宇健太郎 | 川口 | 川口市 | ||
嶋田将也 | 正智深谷 | 深谷市 | ||
井ヶ田真純 | 16 | 深谷 | 2 | |
保泉恭平 | 17 | 3 | ||
吉田理人 | ||||
横田充輝 | ||||
大村京平 | ||||
中嶋大希 | 16 | 2 | ||
山沢拓也 | 17 | 3 | ||
佐藤夏樹 | ||||
葛野翔太 | ||||
三笠琳央 | ||||
川田雅也 | ||||
土屋樹生 | ||||
榎本雄一 | 慶應義塾志木 | 志木市 | ||
吉迫雅俊 |
埼玉県体育協会より
A Blog
魂を(埼玉県大会決勝)
チケットを買うために観客が列をなしている。さすがに県立一の進学校、浦和の集客力は伊達ではない。
'05の花園初出場以外、ずっと決勝で正智の壁に遮られてきた深谷フィフティーン(不思議と、花園にいった年は準決勝で正智と対戦、引き分けで抽選による決勝進出だった)、戦わずして、トーナメントから正智も熊工も去ったことに何を思う。
今年、埼玉四強(とりあえずこの三年の四強は正智、深谷、熊工、浦和と考えてよいだろう)の中でいずれに対しても勝つことが出来ずにいたのは浦和。準々決勝における番狂わせを演じたのは彼ら自身ではないが、それによって開かれた道を、準決勝をものにして進んできた。
決勝の舞台,雨が落ちてきてもおかしくないような薄曇りの空の下、選手が出てきただけで観客が沸く。熊谷名物の風は、この日はそれほど強くない。
前半、
深谷のキックオフ。開始早々、勝利を掴むために真っ直ぐに手を伸ばす深谷。効果的なキック、早い出足のチェイス。浦和陣22mライン上で深谷ボールのラインアウトを得る。経験値においてやや上回る深谷が、機先を制し、主導権を握るかに思われた。
しかし、その手を振りほどく浦和。ゴール前に迫られても、たとえ反則を取られても、決して諦めずにラックサイドを黙々と守る。あまつさえ、ターンオーバー。キックを深谷陣深く蹴り込み、難を逃れる。
BKで回そうとすると浦和の防御の前にミスが出る深谷は、キックでゲームを組み立てる。浦和のディフェンスラインが上がっているのを見越して10が冷静に後ろにキックを落とす。安定した試合運び。しかし、ゴール前では浦和の粘りにTryを挙げることがなかなか出来ない。
一方の浦和。この日、「負けられない」という重圧から解放されたのかもしれない。ボールを持てば、思い切り、迷いなく前へ。ラインアウトからの見事なゲインや、すがすがしいBK陣の走りは見るものの目を引くが、相手陣深くまで入り込むには至らない。
深谷がハイパントを上げ、追うもノックオン。そのこぼれ球を拾った浦和はBKに回し、攻める。14が走りゲイン、左外が空いたが走りきれないままラック。そこで深谷がターンオーバー。ボールを受けた10がディフェンスラインの裏に出かかる。抜けきれずキック。これを浦和BKと深谷11が追う。11がもう一度キック。浦和がうまく拾えないままボールは転がり、追いついた11が押さえてTry。時間は20分、遂に深谷が先制。10のゴールは決まらず、5-0となる。深谷のTryゲッター篠田が決めた。
この日の浦和の「思い切り」はこれくらいでは崩れない。11が深谷防御網を抜きにかかる。捉まりラック。ここから10が蹴り込んだボールは深谷陣深くに転がる浦和のプレッシャーに深谷は横に蹴り出すしかない。深谷陣ゴール前5メートルのところで浦和ボールラインアウト。
キープしたところからモールを組むが、押せない。何とか強引に押し込んだところでBkに出すが、ラックでハンド。反撃ならず。
更に、相手のキックをキャッチしたところからもう一度浦和11が攻めるも、早いディフェンスにノットリリース。
深谷は、キックが味方に当たってしまう。そのボールを拾った浦和、攻めるも深谷がターンオーバー。ここからモール→ラックとなったところで10がキック。これを浦和が処理に手間取り、タッチに蹴り出したがあまり陣地を戻せない。時間はもう30分。
このラインアウトで浦和がペナルティ。深谷はPGを選択。左中間、浦和陣10mと22mの間だったが、10のキックは右に逸れていく。ドロップアウト。
浦和がFKを蹴り込む。ノータッチ。深谷がタッチに出して、前半終了。
しかし、その手を振りほどく浦和。ゴール前に迫られても、たとえ反則を取られても、決して諦めずにラックサイドを黙々と守る。あまつさえ、ターンオーバー。キックを深谷陣深く蹴り込み、難を逃れる。
BKで回そうとすると浦和の防御の前にミスが出る深谷は、キックでゲームを組み立てる。浦和のディフェンスラインが上がっているのを見越して10が冷静に後ろにキックを落とす。安定した試合運び。しかし、ゴール前では浦和の粘りにTryを挙げることがなかなか出来ない。
一方の浦和。この日、「負けられない」という重圧から解放されたのかもしれない。ボールを持てば、思い切り、迷いなく前へ。ラインアウトからの見事なゲインや、すがすがしいBK陣の走りは見るものの目を引くが、相手陣深くまで入り込むには至らない。
深谷がハイパントを上げ、追うもノックオン。そのこぼれ球を拾った浦和はBKに回し、攻める。14が走りゲイン、左外が空いたが走りきれないままラック。そこで深谷がターンオーバー。ボールを受けた10がディフェンスラインの裏に出かかる。抜けきれずキック。これを浦和BKと深谷11が追う。11がもう一度キック。浦和がうまく拾えないままボールは転がり、追いついた11が押さえてTry。時間は20分、遂に深谷が先制。10のゴールは決まらず、5-0となる。深谷のTryゲッター篠田が決めた。
この日の浦和の「思い切り」はこれくらいでは崩れない。11が深谷防御網を抜きにかかる。捉まりラック。ここから10が蹴り込んだボールは深谷陣深くに転がる浦和のプレッシャーに深谷は横に蹴り出すしかない。深谷陣ゴール前5メートルのところで浦和ボールラインアウト。
キープしたところからモールを組むが、押せない。何とか強引に押し込んだところでBkに出すが、ラックでハンド。反撃ならず。
更に、相手のキックをキャッチしたところからもう一度浦和11が攻めるも、早いディフェンスにノットリリース。
深谷は、キックが味方に当たってしまう。そのボールを拾った浦和、攻めるも深谷がターンオーバー。ここからモール→ラックとなったところで10がキック。これを浦和が処理に手間取り、タッチに蹴り出したがあまり陣地を戻せない。時間はもう30分。
このラインアウトで浦和がペナルティ。深谷はPGを選択。左中間、浦和陣10mと22mの間だったが、10のキックは右に逸れていく。ドロップアウト。
浦和がFKを蹴り込む。ノータッチ。深谷がタッチに出して、前半終了。
後半
浦和が攻め立てる。11が強気に突っ込む。8が行く。深谷の反則も挟んで深谷陣22m付近で攻撃を続けるのだが、そこから先に行けない。15がボールを持ち込んだ状態がモールパイルアップ(サポートが周りにいたため?)という判定だったのか、深谷ボールのスクラムと変わる。
このスクラムから左ブラインドを深谷11がゲイン。ラックから10がうまく裏にキック。浦和は横に蹴るしかなく、浦和陣22m上で深谷ボールのラインアウト。キープ→モール後のラックで浦和に倒れこみの反則。ここから3がすぐ行きラック。ボールを受けて1がTry。11のゴールは失敗。10-0。後半が始まって8分。
浦和にチャンスは訪れるのだが、焦りが出て来つつあるのか、ボールが手につかず、攻め切れない。深谷も、ボールを持っても浦和の堅守に阻まれなかなかTryに至らない。
深谷がキックで浦和陣22m付近まで入ったところで、浦和がペナルティ。ゴール正面。ここで深谷はPGを選択。10が決め、13-0と確実に点差を広げる。
残された時間は10分。
浦和は、ボールを持ったところで何度かディフェンスも空くのだが、何でもないところでボールをこぼしてしまったりする。試合状況そのものが重圧となって彼らにのしかかっている。
この日、深谷の確実な戦いの鍵となったキック、またも蹴った後の素早いプレッシャーに追い込まれる浦和。横に蹴り出すしかない。
深谷はこのラインアウトをキープしモールで押し込む。ゴール前でラックとなったところで、浦和2がターンオーバー。10がキックで逃れようとするところを今度は深谷がナイスチャージ、惜しくもマイボールには出来ず、拾った浦和がすぐに攻める。キック。これを深谷3が足で止めた後拾えずノックオン。
残り時間は2分。浦和陣10m付近での浦和ボールスクラムから、15がゲイン、しかし攻め切れない。ラックで深谷がターンオーバー。しかし、その後ノックオン。もう一度浦和ボールスクラム。
時計はもう30分。ロスタイムは1分。スクラムから左に展開、15がゲインし、ボールは11へ。スペースが空いている。ここしかない、という決定的な場面だったが、Tryには至らず、タッチに押し出されてしまう(11は試合中に怪我してしまっていたらしい)。
深谷がラインアウトをキープ、タッチに蹴り出すも、まだ試合は終わらない。深谷陣22m内側で浦和ボールのラインアウト。右に展開、14が走る。
届かない。最後は11がボールをこぼしてしまったところで、試合終了の笛が鳴った。
愚直な浦和Rugby、堅実で鮮やかな深谷Rugbyの前に散る。
深谷はやはり落ち着いていた。スコアは接戦だが、深谷には余裕があるように感じられた。司令塔とエース、活躍すべき人が活躍し、FWでTryも取り、すっきりした勝利と言える。
ただ…。今年の深谷はBKのチームだとずっと思っていた。BKのチームでありながら、どうしても仕留めの部分が何故か弱いと。
今までの大会でもっと晴れやかな結果が出なかったことに対して、どうしてなのだろうと疑問をずっと抱いてきたのだが、正直この試合を見てもそれは解消されない。このチームでBKで点を取らずにどうするんだ、という気がしてならないので、その点においての方法論を指導陣が持っているのかどうか…(花園まではまだ時間がある)。ただ、この日見せたような手堅い戦いで確実に勝ちあがるという選択肢もある(ターゲット次第)。どんなチームになって花園に現れるのか楽しみである。
浦和、間違いなく今年のベストゲーム。見られなかった準々決勝、準決勝だったが、接戦とはいえ(いずれも10-0)、進修館、早稲田本庄相手に無失点で勝ち上がってきた防御は確実に力を増していた。
そして涙が出るようなラック。小さいFWたちが必死にボールをキープする。ターンオーバーも一度ではない。
しかし、肝心なところでのラインアウトのミスや、ここぞというところでは深谷FWに密集を支配されるなど、少しの差が積み重なって最後、届かなかった。BKでどうしても抜けなかった日々、何か工夫が足りないからなのでは、とずっと思っていたが、この日の割り切ったシンプルな攻撃はそういう疑問を吹き飛ばして何故か見るものを納得させてしまう力があった。実はHB団のところではパスも工夫されていて、惜しむらくはやはりハンドリングエラー。
深谷高校は花園へ。浦和高校の面々はおそらく受験勉強に入る(去年の渋谷君ですら推薦でないようだから、きっとみんな勉強で大学へ)。
もちろん、全員がRugbyを続けるわけではないだろうが、今年一浪して東大、慶應に入った’06HB団のように、頑張って勉強して大学でRugbyを続けようとする思い、浦和に限らず、進学校でも、あるいは進学校でない学校の生徒でも机にかじりついて勉強して大学に入るそういう思いが今の大学Rugbyにはとても大切なものなのではないかと感じている(早稲田→釜石の菅野君もそうですよね 先々月号(?更に前?)のRugbyマガジンの「DAI HEART」にもそんな文章が。大学の試合を見ていると、つくづく、失礼ながらちょっと腐ってるんじゃないの君たち、と突っ込みたくなること多し)。
今年のフィフティーンたちも、続けたいなら臆せず飛び込んで、どんどんそういう思いを大学Rugbyに吹き込んでほしい。Rugby推薦なんぼのもんじゃい!という魂を。
最後に、メンバーを…。今回は最後がいいなあと思って…。
埼玉県大会決勝@熊谷Aグラウンド レフェリー新野
深谷
このスクラムから左ブラインドを深谷11がゲイン。ラックから10がうまく裏にキック。浦和は横に蹴るしかなく、浦和陣22m上で深谷ボールのラインアウト。キープ→モール後のラックで浦和に倒れこみの反則。ここから3がすぐ行きラック。ボールを受けて1がTry。11のゴールは失敗。10-0。後半が始まって8分。
浦和にチャンスは訪れるのだが、焦りが出て来つつあるのか、ボールが手につかず、攻め切れない。深谷も、ボールを持っても浦和の堅守に阻まれなかなかTryに至らない。
深谷がキックで浦和陣22m付近まで入ったところで、浦和がペナルティ。ゴール正面。ここで深谷はPGを選択。10が決め、13-0と確実に点差を広げる。
残された時間は10分。
浦和は、ボールを持ったところで何度かディフェンスも空くのだが、何でもないところでボールをこぼしてしまったりする。試合状況そのものが重圧となって彼らにのしかかっている。
この日、深谷の確実な戦いの鍵となったキック、またも蹴った後の素早いプレッシャーに追い込まれる浦和。横に蹴り出すしかない。
深谷はこのラインアウトをキープしモールで押し込む。ゴール前でラックとなったところで、浦和2がターンオーバー。10がキックで逃れようとするところを今度は深谷がナイスチャージ、惜しくもマイボールには出来ず、拾った浦和がすぐに攻める。キック。これを深谷3が足で止めた後拾えずノックオン。
残り時間は2分。浦和陣10m付近での浦和ボールスクラムから、15がゲイン、しかし攻め切れない。ラックで深谷がターンオーバー。しかし、その後ノックオン。もう一度浦和ボールスクラム。
時計はもう30分。ロスタイムは1分。スクラムから左に展開、15がゲインし、ボールは11へ。スペースが空いている。ここしかない、という決定的な場面だったが、Tryには至らず、タッチに押し出されてしまう(11は試合中に怪我してしまっていたらしい)。
深谷がラインアウトをキープ、タッチに蹴り出すも、まだ試合は終わらない。深谷陣22m内側で浦和ボールのラインアウト。右に展開、14が走る。
届かない。最後は11がボールをこぼしてしまったところで、試合終了の笛が鳴った。
愚直な浦和Rugby、堅実で鮮やかな深谷Rugbyの前に散る。
深谷はやはり落ち着いていた。スコアは接戦だが、深谷には余裕があるように感じられた。司令塔とエース、活躍すべき人が活躍し、FWでTryも取り、すっきりした勝利と言える。
ただ…。今年の深谷はBKのチームだとずっと思っていた。BKのチームでありながら、どうしても仕留めの部分が何故か弱いと。
今までの大会でもっと晴れやかな結果が出なかったことに対して、どうしてなのだろうと疑問をずっと抱いてきたのだが、正直この試合を見てもそれは解消されない。このチームでBKで点を取らずにどうするんだ、という気がしてならないので、その点においての方法論を指導陣が持っているのかどうか…(花園まではまだ時間がある)。ただ、この日見せたような手堅い戦いで確実に勝ちあがるという選択肢もある(ターゲット次第)。どんなチームになって花園に現れるのか楽しみである。
浦和、間違いなく今年のベストゲーム。見られなかった準々決勝、準決勝だったが、接戦とはいえ(いずれも10-0)、進修館、早稲田本庄相手に無失点で勝ち上がってきた防御は確実に力を増していた。
そして涙が出るようなラック。小さいFWたちが必死にボールをキープする。ターンオーバーも一度ではない。
しかし、肝心なところでのラインアウトのミスや、ここぞというところでは深谷FWに密集を支配されるなど、少しの差が積み重なって最後、届かなかった。BKでどうしても抜けなかった日々、何か工夫が足りないからなのでは、とずっと思っていたが、この日の割り切ったシンプルな攻撃はそういう疑問を吹き飛ばして何故か見るものを納得させてしまう力があった。実はHB団のところではパスも工夫されていて、惜しむらくはやはりハンドリングエラー。
深谷高校は花園へ。浦和高校の面々はおそらく受験勉強に入る(去年の渋谷君ですら推薦でないようだから、きっとみんな勉強で大学へ)。
もちろん、全員がRugbyを続けるわけではないだろうが、今年一浪して東大、慶應に入った’06HB団のように、頑張って勉強して大学でRugbyを続けようとする思い、浦和に限らず、進学校でも、あるいは進学校でない学校の生徒でも机にかじりついて勉強して大学に入るそういう思いが今の大学Rugbyにはとても大切なものなのではないかと感じている(早稲田→釜石の菅野君もそうですよね 先々月号(?更に前?)のRugbyマガジンの「DAI HEART」にもそんな文章が。大学の試合を見ていると、つくづく、失礼ながらちょっと腐ってるんじゃないの君たち、と突っ込みたくなること多し)。
今年のフィフティーンたちも、続けたいなら臆せず飛び込んで、どんどんそういう思いを大学Rugbyに吹き込んでほしい。Rugby推薦なんぼのもんじゃい!という魂を。
最後に、メンバーを…。今回は最後がいいなあと思って…。
埼玉県大会決勝@熊谷Aグラウンド レフェリー新野
深谷
1 | 塚越 | |
2 | 鈴木 | |
3 | 石平 | |
4山田 | 5橋本 | 6木暮 |
10 | 正田 |
11 | 篠田 |
13 | C | 佐藤 |
浦和
1 | 浅子 | |
2 | C | 明畠 |
|3癸生川|4大谷|5酒井|6井上|7杉本|8粕谷|9橋本|10山崎|11加賀谷|12坂下|13菅原|14高荷|15富田
高校Rugbyを行く
高校Rugbyを行く
正真正銘(埼玉県大会準決勝 その1)
先週に続いて、今週も暖かな陽気の熊谷Rugby場である。
昨年のこの大会で、正智は準々決勝で姿を消した。勝利を収めたのは慶應志木。その慶應志木に準決勝で勝利した深谷と、浦和とで決勝戦は戦われた。
新人戦では、準決勝で正智が深谷を下し、浦和が慶應志木に勝った。決勝は19-5で正智の優勝。春の県大会は、準決勝で深谷が浦和に辛勝、正智が慶應志木に大勝を収め、決勝は深谷の勝利となった。この一年の総決算となる今回の花園予選では、再び深谷ー慶應(新人戦の3位決定戦)、正智ー浦和という顔合わせになる。
昨年のこの大会で、正智は準々決勝で姿を消した。勝利を収めたのは慶應志木。その慶應志木に準決勝で勝利した深谷と、浦和とで決勝戦は戦われた。
新人戦では、準決勝で正智が深谷を下し、浦和が慶應志木に勝った。決勝は19-5で正智の優勝。春の県大会は、準決勝で深谷が浦和に辛勝、正智が慶應志木に大勝を収め、決勝は深谷の勝利となった。この一年の総決算となる今回の花園予選では、再び深谷ー慶應(新人戦の3位決定戦)、正智ー浦和という顔合わせになる。
第一試合 浦和ー正智深谷
昨年の花園予選決勝進出のせいで何となくイメージが変わった浦和だが(私だけかも)、実は深谷、正智の二強(という呼び方をしてもいいだろう)に勝ってはいない。だからこれは、関東新人大会、選抜と、いつになく大きな経験を積んできた今年のチームが、大きな壁を破れるかどうかという試合である。
一方、正智は春の関東大会では東京高校に勝利しCブロックで優勝を収めており、選手個々の能力が優れていることは確かである。
昨年の花園予選決勝進出のせいで何となくイメージが変わった浦和だが(私だけかも)、実は深谷、正智の二強(という呼び方をしてもいいだろう)に勝ってはいない。だからこれは、関東新人大会、選抜と、いつになく大きな経験を積んできた今年のチームが、大きな壁を破れるかどうかという試合である。
一方、正智は春の関東大会では東京高校に勝利しCブロックで優勝を収めており、選手個々の能力が優れていることは確かである。
正智のキックオフで試合開始。
緑に赤のジャージは、ボールを持つとFWは重さで相手を押し込み、とにかく前に出る。紺のジャージは臆せず飛び込む。刺さる。タックル、二人目が早く寄り、組み合った状態で相手からボールを奪う。
陣地を回復するには、キックを大きく蹴り込むか、ボールを持って運ぶかしかないが、緑のジャージも向かってくる相手にばかーんとタックルをかます。紺のジャージは自陣から抜け出すことが出来ない。互いに攻撃を止められながらも、敵陣で試合を進めることができる正智が、相手のペナルティのたびにじわじわとゴールラインに近付いていく。
ぎりぎりのところでとれていた均衡が破れたのは8分。正智の攻撃を防いでいた浦和だったが、タッチキックで逃れたものの、あまり陣地は回復しない。正智がマイボールラインアウトをキープしてモールを組む。塊となった緑のジャージはそのままインゴールへとなだれ込み、先制Tryを挙げた。ゴールも決まり、7-0。
浦和は、セットプレーからでも、ターンオーバーからでも、自分から攻撃を仕掛けてそれがうまく行く場面がまだ見られない。ディフェンスに力を注いでいるので、相手のミスを誘発し、攻撃権はそれなりに得られるのだが。
正智はエースの12にボールが渡った。剛脚で走り抜けようとする。どんな相手でも、この森谷(兄)にはある程度やられている。重いFWの優勢を生かしたTryに続いて、ここできれいな独走Tryでも決まろうものなら、一気に試合の流れが傾くのではないかと思われた。彼の足が地を蹴る。
その腰の辺りに紺のジャージが飛び掛り、薙ぎ倒した。12はボールをつなごうと味方に手を伸ばす。そこからのラックになるかならないかのところで、ボールは後ろにころころとこぼれていった。
浦和の8が反応する。ボールを蹴るや、追って走る。横を走ってきた正智の選手との位置関係もあり、うまく拾えないものの、左に走ってきた9がうまく掬い上げゲイン、最後は大外からついて来ていた1へとつなぎ、浦和の最初のTryが決まった。左隅からのコンバージョンは外れ、5-7。時間は11分。
キックオフのノックオンから、再び正智が浦和陣で攻める展開となる。しかし、正智深谷はマイボールラインアウトでペナルティ。更に、浦和FKからのラインアウトで浦和にターンオーバーを許し、流れと陣地を失う。浦和が大きくモールを押し込んだり、WTBがゲインしたり、やや攻勢に転ずる。
正智BKの動きが鈍くなる。抜こうとするからなのだろうが、コースを探して速度を落とし、当たろうと覚悟を決めて体勢を作っているのでもないため、簡単に浦和防御に捕捉される。
浦和はFWのバックファイブの群がるような防御で、正智のノックオンを誘った。
このスクラムからブラインドサイドを9が突き、ボールは14へ。内についていた11がつないで8が走る。ディフェンスは来ているが、サポートの7が受けて切れ込みTry。右15mライン上からのキックは惜しくも外れたが、浦和が10-7と逆転を果たす。
前半の残り時間は5分程度。またもキックオフを浦和がノックオンしてしまったので、正智が浦和陣に入り込んだところで再び試合が進む。ここは意地のターンオーバー合戦が展開し、正智が攻撃のチャンスを得る。ラインアウトから最初のTryのように、再び緑の塊が相手を押し込んでいく。浦和の選手は、下がってはまたモールに入り、更にまた入り、何とか止めようとするのだが、止めきれない。
それでも、最後のところでしのぎ切り、正智は追加点ならず。浦和がリードして前半を折り返すこととなった。
後半、正智は前半と同じようにペナルティをもらえばラインアウトからモールを組もうとする。これが全くうまくいかない。ラインアウトから浦和がモールを組ませない。あるいは、押し込ませながらも何とか粘り、ノックオンを誘う。正智はTryを挙げられず、一方浦和も自陣から一気にカウンターで敵陣へというところまでには至らない。
中盤での戦いが続く中、浦和が相手ペナルティからモールを押し込み、大きくゲイン。その後のキックを正智が前にこぼし、正智ゴール前で浦和ボールのスクラムとなる。
浦和は8が走る。しかし、ばか正直(ごめんなさい)にオープンサイドへ攻めるので、ディフェンスが群がりラックが作られ、こうなってしまうと守る方はやり易く、Tryは遠い。ただ、正智のミスが続くので、浦和の攻撃も続く。惜しい場面もあるのだが、得点は動かない。
ところが、折角正智がフェアキャッチから陣地を戻したところで、正智3が密集で不行跡。シンビンで退出となる。浦和はこのペナルティからタッチキックを選択。ラインアウトからモールを押し込みTry。これが両チーム通して後半最初の得点である。このコンバージョンの2点が決まるかどうかは大きい。この日、キックの調子があまりよくない15だったが、決めた。17-7。
この時点で、正智が、仮に1G1Tで7点、更にPG3点で追いついたとしても、Try数の差で決勝に進出するのは浦和だということになった。抽選に持ち込むにしても2Tryでの10点でなければならず、どちらにしても正智は時間と戦いながら2Try以上を狙いに行くしかなくなった。
キックオフのボールを、浦和が再びノックオンしてしまう。浦和陣半ばでのスクラムであるから、正智にとっては絶好のチャンスである。
しかし、このスクラムから攻撃を組み立てるどころか、気が付くとボールはこぼれ、スクラムの後ろを点々としている。何とか正智が拾い、攻撃を継続。タックルを受けながらもボールをつなぎ、最後は右外に14が余ってTry。時間がかかっていた。ロスタイムは2分、時計は32分。大急ぎでもちろんプレースせずに蹴ったキックは外れ、17-12。
そしてここで試合終了。
正智深谷にどういう感情を抱くべきかというのは難しい。
「外人がいるチームなんて」と簡単にアンチを標榜していればいいのかもしれないが、Rugbyをずっと見ているとつくづく「選手に罪はない」と思うようにもなる。寧ろ見ているうちに「この選手は好きだな」と思える選手にも多く出会えているし、実際今も好きな選手はいる。しかし、(留学生も含めて)これだけの選手を集めていても、チームとして有機的なRugbyになっていないのが残念で仕方がない。これでは留学生は「助っ人」にすらなっていない。
選手に罪はなくても、そういうチームしか作れない周辺の大人たちについて考えると、チームを応援することも難しいなあと考えてしまう私がいる。
これは正智に限ったことではないのだが…。何より、留学生という一番分かりやすい項目があるので、つい正智についてはいろいろ考えてしまうのだ。持ち腐れBK、勿体なかった。森谷(兄: 法政大学に進学)か滝沢知大(深谷のクラブチームで活躍中)のTryを見てみたかった気もする。
浦和は久しぶりに、純粋な挑戦者になった。なれた。強い立場にいる方が、選択肢に迷う。状況を作り出さなければいけないから苦しむ。相手を封じることに徹すれば、迷いは生まれようがない。
久しぶりに何だか解放されて伸び伸び戦っている浦和を見たような気がする。
特に心に残ったのは、12小林のタックルだ。相手が動き出す前の一瞬の間隙にずばっと倒す。これでどれだけチームが後ろに下がらずに済んだことだろう。さり気ないところで守護神(と私の中で思っている)キャプテン粕谷も彼らしいタックルを決めて敵を浴びせ倒していた。でも、この日はとにかく全員の防御の勝利であることは間違いない。特に、前半終了間際から後半のモールディフェンスは、おそらくゲームプランどおりだっただろう。そして、取るべきところできちんと得点出来たことが大きい。当たり前すぎることだが、感動的な試合で終わるのではなく、勝者になるために必要なことだからだ。
いろいろなことをくぐり抜けてきたチームだが、遂に今年は、今までなかなか越えられなかった壁を自力で倒して決勝の舞台へと上がる。
緑に赤のジャージは、ボールを持つとFWは重さで相手を押し込み、とにかく前に出る。紺のジャージは臆せず飛び込む。刺さる。タックル、二人目が早く寄り、組み合った状態で相手からボールを奪う。
陣地を回復するには、キックを大きく蹴り込むか、ボールを持って運ぶかしかないが、緑のジャージも向かってくる相手にばかーんとタックルをかます。紺のジャージは自陣から抜け出すことが出来ない。互いに攻撃を止められながらも、敵陣で試合を進めることができる正智が、相手のペナルティのたびにじわじわとゴールラインに近付いていく。
ぎりぎりのところでとれていた均衡が破れたのは8分。正智の攻撃を防いでいた浦和だったが、タッチキックで逃れたものの、あまり陣地は回復しない。正智がマイボールラインアウトをキープしてモールを組む。塊となった緑のジャージはそのままインゴールへとなだれ込み、先制Tryを挙げた。ゴールも決まり、7-0。
浦和は、セットプレーからでも、ターンオーバーからでも、自分から攻撃を仕掛けてそれがうまく行く場面がまだ見られない。ディフェンスに力を注いでいるので、相手のミスを誘発し、攻撃権はそれなりに得られるのだが。
正智はエースの12にボールが渡った。剛脚で走り抜けようとする。どんな相手でも、この森谷(兄)にはある程度やられている。重いFWの優勢を生かしたTryに続いて、ここできれいな独走Tryでも決まろうものなら、一気に試合の流れが傾くのではないかと思われた。彼の足が地を蹴る。
その腰の辺りに紺のジャージが飛び掛り、薙ぎ倒した。12はボールをつなごうと味方に手を伸ばす。そこからのラックになるかならないかのところで、ボールは後ろにころころとこぼれていった。
浦和の8が反応する。ボールを蹴るや、追って走る。横を走ってきた正智の選手との位置関係もあり、うまく拾えないものの、左に走ってきた9がうまく掬い上げゲイン、最後は大外からついて来ていた1へとつなぎ、浦和の最初のTryが決まった。左隅からのコンバージョンは外れ、5-7。時間は11分。
キックオフのノックオンから、再び正智が浦和陣で攻める展開となる。しかし、正智深谷はマイボールラインアウトでペナルティ。更に、浦和FKからのラインアウトで浦和にターンオーバーを許し、流れと陣地を失う。浦和が大きくモールを押し込んだり、WTBがゲインしたり、やや攻勢に転ずる。
正智BKの動きが鈍くなる。抜こうとするからなのだろうが、コースを探して速度を落とし、当たろうと覚悟を決めて体勢を作っているのでもないため、簡単に浦和防御に捕捉される。
浦和はFWのバックファイブの群がるような防御で、正智のノックオンを誘った。
このスクラムからブラインドサイドを9が突き、ボールは14へ。内についていた11がつないで8が走る。ディフェンスは来ているが、サポートの7が受けて切れ込みTry。右15mライン上からのキックは惜しくも外れたが、浦和が10-7と逆転を果たす。
前半の残り時間は5分程度。またもキックオフを浦和がノックオンしてしまったので、正智が浦和陣に入り込んだところで再び試合が進む。ここは意地のターンオーバー合戦が展開し、正智が攻撃のチャンスを得る。ラインアウトから最初のTryのように、再び緑の塊が相手を押し込んでいく。浦和の選手は、下がってはまたモールに入り、更にまた入り、何とか止めようとするのだが、止めきれない。
それでも、最後のところでしのぎ切り、正智は追加点ならず。浦和がリードして前半を折り返すこととなった。
後半、正智は前半と同じようにペナルティをもらえばラインアウトからモールを組もうとする。これが全くうまくいかない。ラインアウトから浦和がモールを組ませない。あるいは、押し込ませながらも何とか粘り、ノックオンを誘う。正智はTryを挙げられず、一方浦和も自陣から一気にカウンターで敵陣へというところまでには至らない。
中盤での戦いが続く中、浦和が相手ペナルティからモールを押し込み、大きくゲイン。その後のキックを正智が前にこぼし、正智ゴール前で浦和ボールのスクラムとなる。
浦和は8が走る。しかし、ばか正直(ごめんなさい)にオープンサイドへ攻めるので、ディフェンスが群がりラックが作られ、こうなってしまうと守る方はやり易く、Tryは遠い。ただ、正智のミスが続くので、浦和の攻撃も続く。惜しい場面もあるのだが、得点は動かない。
ところが、折角正智がフェアキャッチから陣地を戻したところで、正智3が密集で不行跡。シンビンで退出となる。浦和はこのペナルティからタッチキックを選択。ラインアウトからモールを押し込みTry。これが両チーム通して後半最初の得点である。このコンバージョンの2点が決まるかどうかは大きい。この日、キックの調子があまりよくない15だったが、決めた。17-7。
この時点で、正智が、仮に1G1Tで7点、更にPG3点で追いついたとしても、Try数の差で決勝に進出するのは浦和だということになった。抽選に持ち込むにしても2Tryでの10点でなければならず、どちらにしても正智は時間と戦いながら2Try以上を狙いに行くしかなくなった。
キックオフのボールを、浦和が再びノックオンしてしまう。浦和陣半ばでのスクラムであるから、正智にとっては絶好のチャンスである。
しかし、このスクラムから攻撃を組み立てるどころか、気が付くとボールはこぼれ、スクラムの後ろを点々としている。何とか正智が拾い、攻撃を継続。タックルを受けながらもボールをつなぎ、最後は右外に14が余ってTry。時間がかかっていた。ロスタイムは2分、時計は32分。大急ぎでもちろんプレースせずに蹴ったキックは外れ、17-12。
そしてここで試合終了。
正智深谷にどういう感情を抱くべきかというのは難しい。
「外人がいるチームなんて」と簡単にアンチを標榜していればいいのかもしれないが、Rugbyをずっと見ているとつくづく「選手に罪はない」と思うようにもなる。寧ろ見ているうちに「この選手は好きだな」と思える選手にも多く出会えているし、実際今も好きな選手はいる。しかし、(留学生も含めて)これだけの選手を集めていても、チームとして有機的なRugbyになっていないのが残念で仕方がない。これでは留学生は「助っ人」にすらなっていない。
選手に罪はなくても、そういうチームしか作れない周辺の大人たちについて考えると、チームを応援することも難しいなあと考えてしまう私がいる。
これは正智に限ったことではないのだが…。何より、留学生という一番分かりやすい項目があるので、つい正智についてはいろいろ考えてしまうのだ。持ち腐れBK、勿体なかった。森谷(兄: 法政大学に進学)か滝沢知大(深谷のクラブチームで活躍中)のTryを見てみたかった気もする。
浦和は久しぶりに、純粋な挑戦者になった。なれた。強い立場にいる方が、選択肢に迷う。状況を作り出さなければいけないから苦しむ。相手を封じることに徹すれば、迷いは生まれようがない。
久しぶりに何だか解放されて伸び伸び戦っている浦和を見たような気がする。
特に心に残ったのは、12小林のタックルだ。相手が動き出す前の一瞬の間隙にずばっと倒す。これでどれだけチームが後ろに下がらずに済んだことだろう。さり気ないところで守護神(と私の中で思っている)キャプテン粕谷も彼らしいタックルを決めて敵を浴びせ倒していた。でも、この日はとにかく全員の防御の勝利であることは間違いない。特に、前半終了間際から後半のモールディフェンスは、おそらくゲームプランどおりだっただろう。そして、取るべきところできちんと得点出来たことが大きい。当たり前すぎることだが、感動的な試合で終わるのではなく、勝者になるために必要なことだからだ。
いろいろなことをくぐり抜けてきたチームだが、遂に今年は、今までなかなか越えられなかった壁を自力で倒して決勝の舞台へと上がる。
<つぶやき>
夫が言った。「浦和が正智深谷に勝ったというのは、『高校Rugbyを行く』の中ではきっと大きなニュースなんだな」と。でも、「高校Rugbyを行く」の中というのでなく、「高校Rugby」において大きなことなのではないだろうか。だから、頑張れ筑紫に福高!(なんてどさくさに紛れて書いてみる。正智と東福岡ではいろいろなレベルが全く違いすぎるけど 笑)
夫が言った。「浦和が正智深谷に勝ったというのは、『高校Rugbyを行く』の中ではきっと大きなニュースなんだな」と。でも、「高校Rugbyを行く」の中というのでなく、「高校Rugby」において大きなことなのではないだろうか。だから、頑張れ筑紫に福高!(なんてどさくさに紛れて書いてみる。正智と東福岡ではいろいろなレベルが全く違いすぎるけど 笑)
深谷対浦和戦(第90回高校Rugby・埼玉県予選)。
Boys on the Fast-Lane (Phase2)
2010-11-13 21:58
あくまでも,用意されている切符は1枚だけ。
勝者と敗者を厳然と分けるものが,この切符である,とも言えるでしょうか。ですが,勝者と敗者を分かつ,その距離は思うほどには離れていない,ように思えます。むしろ,「僅差」であると表現すべきなのかも知れません。ただ,その僅差を埋めるための時間は永遠のように感じられるかも知れません。特にいまは。
悔しいと思うけれど。その悔しさの中に,僅差を埋めるヒントは隠されていると思います。ここ数季を思えば,最も重要なゲームで常に跳ね返されてきた高き壁,のように感じるかも知れません。けれど,乗り越えられない壁はない,ということを再び立ちはだかった彼らが示してもいます。こういう切磋琢磨が,必ず埼玉県代表に強さをもたらしてくれる,と思っています。
フットボール,ではありますが,楕円球なフットボールの話など。
花園への指定席切符を懸けた県予選,その決勝戦であります。今季は代表枠が2に拡大され,ひとつの代表枠は熊谷工を下した正智深谷が抑えています。今回は,もうひとつの代表枠を争った深谷と浦和に注目してみようと思います。
まずは,花園への指定席切符を奪取した深谷でありますが。
すでに厳しい要求を突き付けるべき(=花園での2回戦突破を現実的に意識してほしい)チームだと思っていますので,あえて厳しいことを書けば,どのようにして試合をクローズするのか,という部分でまだ「隙」があるな,と思います。ひとつひとつの局面で考えるならば,確かに相手をコントロールしているし,鋭く逆襲を仕掛ける,その端緒とすることができています。後半,試合を決定づけるTryへと結び付いたプレーは,局面ベースでの強さを示すものだろう,と思うのです。
ただ,このTryが結果として,チームに隙を生じる要因にもなったように感じられます。相手は積極的に仕掛け,プレーを継続していかない限り切符への勝負権を失うことになります。ゲーム・クロックに残された時間も,決して多くはない。そのときに,相手の仕掛けを受ける形になってしまったな,と思うわけです。また,相手が主戦とする,ドライヴィング・モールを真正面から受ける形で失点を喫しています。コンバージョンを決めやすいエリアでTryを奪われているわけではないとしても,リズムを掌握される形でアディショナル・タイムを迎えてしまった,というのは課題になるでしょう。リズムを手放すような隙を見せれば,花園での本戦ではリズムを引き寄せるきっかけをつかむだけで相当な時間を費やすことになりかねません。指定席切符を奪取しなければ始まらない話,ではありますし,とりあえずの課題をクリアしたことは評価すべきか,と思いますが,彼らには「その先」を意識した戦いを見せてほしかった,という部分があります。
対して,浦和であります。相手を追い込んだ,という感触はどこかに持ったか,と思います。さらに,自分たちが得意とする,モールからTryを奪取した,というのは手掛かりになる,とも。浦和が,「勝負権」を持っていることを実感させる時間帯でしたし,勝者と敗者を分ける距離,その距離は決して大きなものではない,と感じさせる戦いぶりだったと思います。
ただ,ボールをしっかりと動かして攻撃を組み立てよう,という初期段階で相手の攻撃的な守備に引っかかる,というのはいささかもったいないな,と感じました。この試合で,大きな鍵だったかも,と思う,後半でのジャッカルであります。浦和から見れば,反撃へのきっかけをつかもう,とする局面だったはずです。最も大きな意味を持つ時間帯だったか,と思うのですが,その時間帯は相手にとっても大きな意味を持った。ゲーム・コントロールという部分で大きなフリーハンドを得るための。そのために,彼らは鋭くジャッカルを仕掛けてきた。このジャッカルに対して,いささか意識が薄かったように映る。ディテールに関わる部分,かも知れないけれど,こういう厳しいゲームだとディテールが往々にして試合を決定づける要素になり得ます。そのディテールで,浦和は深谷の後塵を拝してしまった,と感じられた局面でした。
いつだったか,Cグラウンドで熊谷を相手に戦っていたときの浦和から感じられたことは,“インテリジェンス"でした。今回はちょっと違う要素を書いてみよう,と思います。思うに,僅差を埋めるヒントは「吹っ切れること」かな,と。どこか,立ちはだかってきた壁である深谷に対して,どのようにして崩そうか,どのように戦えば崩れるのか,などと考えながらフィールドに入ってしまったように感じます。意識するな,というのが無理な話ですが,意識が自分たちのRugbyを抑え込む要因になっていたように感じるし,結果として深谷のプランに乗ることになってはいなかったかな,と。
追い込まれるだけ追い込まれてから,浦和は「らしさ」を表現できるようになった。あの時間帯の浦和が,本来の姿だとするならば,追い込まれたことでやっとリミッターが外れたようにも見えるのです。意識して,リミッターを外せるようにするにはどうするか。そろそろ,技術的な要素だけではなくて,技術的な要素を100%に近づけるための「意識」が問われる時期になっているのかな,と思いますし,僅差を埋めるのは意識かも,と思うところです。
さて。代表校となったのは正智深谷に深谷。結果として,深谷勢が独占することになりましたが,第2地区のトーナメントはかなり熾烈なものだった,と感じます。県北勢,特に深谷勢が圧倒的な優位性を持っていた時期から,「相対的な」優位性を持つ時期へと移行している。そして,浦和は「勝負権」を持ちつつあることを見せてくれた。県北に住む立場からすれば心中複雑,ではあるのですが,Rugby・フリークとしては楽しみな状態になってきたな,と思うところです。
2010-11-13 21:58
あくまでも,用意されている切符は1枚だけ。
勝者と敗者を厳然と分けるものが,この切符である,とも言えるでしょうか。ですが,勝者と敗者を分かつ,その距離は思うほどには離れていない,ように思えます。むしろ,「僅差」であると表現すべきなのかも知れません。ただ,その僅差を埋めるための時間は永遠のように感じられるかも知れません。特にいまは。
悔しいと思うけれど。その悔しさの中に,僅差を埋めるヒントは隠されていると思います。ここ数季を思えば,最も重要なゲームで常に跳ね返されてきた高き壁,のように感じるかも知れません。けれど,乗り越えられない壁はない,ということを再び立ちはだかった彼らが示してもいます。こういう切磋琢磨が,必ず埼玉県代表に強さをもたらしてくれる,と思っています。
フットボール,ではありますが,楕円球なフットボールの話など。
花園への指定席切符を懸けた県予選,その決勝戦であります。今季は代表枠が2に拡大され,ひとつの代表枠は熊谷工を下した正智深谷が抑えています。今回は,もうひとつの代表枠を争った深谷と浦和に注目してみようと思います。
まずは,花園への指定席切符を奪取した深谷でありますが。
すでに厳しい要求を突き付けるべき(=花園での2回戦突破を現実的に意識してほしい)チームだと思っていますので,あえて厳しいことを書けば,どのようにして試合をクローズするのか,という部分でまだ「隙」があるな,と思います。ひとつひとつの局面で考えるならば,確かに相手をコントロールしているし,鋭く逆襲を仕掛ける,その端緒とすることができています。後半,試合を決定づけるTryへと結び付いたプレーは,局面ベースでの強さを示すものだろう,と思うのです。
ただ,このTryが結果として,チームに隙を生じる要因にもなったように感じられます。相手は積極的に仕掛け,プレーを継続していかない限り切符への勝負権を失うことになります。ゲーム・クロックに残された時間も,決して多くはない。そのときに,相手の仕掛けを受ける形になってしまったな,と思うわけです。また,相手が主戦とする,ドライヴィング・モールを真正面から受ける形で失点を喫しています。コンバージョンを決めやすいエリアでTryを奪われているわけではないとしても,リズムを掌握される形でアディショナル・タイムを迎えてしまった,というのは課題になるでしょう。リズムを手放すような隙を見せれば,花園での本戦ではリズムを引き寄せるきっかけをつかむだけで相当な時間を費やすことになりかねません。指定席切符を奪取しなければ始まらない話,ではありますし,とりあえずの課題をクリアしたことは評価すべきか,と思いますが,彼らには「その先」を意識した戦いを見せてほしかった,という部分があります。
対して,浦和であります。相手を追い込んだ,という感触はどこかに持ったか,と思います。さらに,自分たちが得意とする,モールからTryを奪取した,というのは手掛かりになる,とも。浦和が,「勝負権」を持っていることを実感させる時間帯でしたし,勝者と敗者を分ける距離,その距離は決して大きなものではない,と感じさせる戦いぶりだったと思います。
ただ,ボールをしっかりと動かして攻撃を組み立てよう,という初期段階で相手の攻撃的な守備に引っかかる,というのはいささかもったいないな,と感じました。この試合で,大きな鍵だったかも,と思う,後半でのジャッカルであります。浦和から見れば,反撃へのきっかけをつかもう,とする局面だったはずです。最も大きな意味を持つ時間帯だったか,と思うのですが,その時間帯は相手にとっても大きな意味を持った。ゲーム・コントロールという部分で大きなフリーハンドを得るための。そのために,彼らは鋭くジャッカルを仕掛けてきた。このジャッカルに対して,いささか意識が薄かったように映る。ディテールに関わる部分,かも知れないけれど,こういう厳しいゲームだとディテールが往々にして試合を決定づける要素になり得ます。そのディテールで,浦和は深谷の後塵を拝してしまった,と感じられた局面でした。
いつだったか,Cグラウンドで熊谷を相手に戦っていたときの浦和から感じられたことは,“インテリジェンス"でした。今回はちょっと違う要素を書いてみよう,と思います。思うに,僅差を埋めるヒントは「吹っ切れること」かな,と。どこか,立ちはだかってきた壁である深谷に対して,どのようにして崩そうか,どのように戦えば崩れるのか,などと考えながらフィールドに入ってしまったように感じます。意識するな,というのが無理な話ですが,意識が自分たちのRugbyを抑え込む要因になっていたように感じるし,結果として深谷のプランに乗ることになってはいなかったかな,と。
追い込まれるだけ追い込まれてから,浦和は「らしさ」を表現できるようになった。あの時間帯の浦和が,本来の姿だとするならば,追い込まれたことでやっとリミッターが外れたようにも見えるのです。意識して,リミッターを外せるようにするにはどうするか。そろそろ,技術的な要素だけではなくて,技術的な要素を100%に近づけるための「意識」が問われる時期になっているのかな,と思いますし,僅差を埋めるのは意識かも,と思うところです。
さて。代表校となったのは正智深谷に深谷。結果として,深谷勢が独占することになりましたが,第2地区のトーナメントはかなり熾烈なものだった,と感じます。県北勢,特に深谷勢が圧倒的な優位性を持っていた時期から,「相対的な」優位性を持つ時期へと移行している。そして,浦和は「勝負権」を持ちつつあることを見せてくれた。県北に住む立場からすれば心中複雑,ではあるのですが,Rugby・フリークとしては楽しみな状態になってきたな,と思うところです。
深谷-浦和(第89回高校選手権.埼玉県予選.決勝戦)
Boys on the Fast-Lane (Phase2)
2009-11-16 17:23
決勝戦らしい,緊張感のあるゲームでした。コンバージョンを抜いた,純然たる1Try差。Rugby・フットボールにあっては,「僅差」と言って差し支えない得点差でしょう。特にこの得点差が,勝者と敗者を分ける要素でした。
浦和がTryで同点に追い付けば,それはつまり切符を引き寄せるということを意味したのです。しかし。浦和が同点に届くことはありませんでした。この僅差が,厳然と勝者と敗者を分けたのです。
けれど,「厳然たる僅差」だったか,と言えば,必ずしもそうではなかったのではないか,という感触を持ってもいます。積極的なミステイクか,それとも相手のプレッシャーを真正面から受けてのミステイクかは別としても,紙一重の要素が積み重なるようにして,5点差という得点差となったように思われるのです。
ということで,もうひとつの軸である楕円球なエントリであります。高校Rugby,その決勝戦であります。ちょっと前のエントリでは,ゲーム内容には触れずに得点差だけを取り上げてみましたが,今回はしっかりと掘り下げてみよう,と思っています。
まずは,“Runner-up”に敬意を表して,浦和の印象から。
ごく大ざっぱにゲームを2分割してみますと,狙い通りだったのが前半,その狙いが微妙にズレを生じた,と言いますか,戦術的な徹底度にちょっとした緩さを見せてしまったのが後半,という形になろうか,と感じるところがあります。
前半,特に立ち上がりの時間帯ですが。決勝戦という舞台が与える緊張感でしょうか,ボール・ハンドリングが落ち着かない,という印象が浦和,深谷ともにありました。ありましたが,その落ち着かないハンドリングの影響が相対的に小さかったのが浦和ではなかったか,と感じます。序盤の段階から積極的に仕掛けてくる深谷を丁寧な守備応対で受け止め,鋭く逆襲を仕掛けていく,という姿勢を見せていました。
恐らく,10分前後の時間をゲーム・クロックが示していたでしょうか,浦和は逆襲からゴール真下のエリアに深く攻め入り,先制Tryを奪取する好機をつかみますが,このタイミングではミステイクでチャンスを潰してしまいます。
結果として,スコアを動かすことはできなかったわけですが。少なくとも,浦和が描いていただろうゲーム・プランが相当程度に描けている。そんなことを感じさせる,仕掛けでありました。そして,この印象は先制Tryへとつながっていきます。
相手は積極的に攻撃を仕掛けているのだけれど,Tryを奪えない。逆に,徹底した守備応対から先制Tryを奪うことに成功する。かなりいい形で,ハーフタイムを迎えることができたのではないか,と思います。
この形が微妙にズレを生じたのが,後半ではなかったか,と。
主導権を掌握しているはずなのに,「追い掛けてくる」相手を受けたのか,ラッシュを掛けてくる相手を「受けて」しまったように見えます。仕掛けていく守備応対ができていたのに,自分たちから仕掛けていくような守備応対にならず,ファウル・プレイを出してしまう。深谷が擁するBK,特にハーフの機動力,という要素を思えば,自陣深いエリアでファウルを犯す,というのは相手に重要な攻撃の起点(局面によっては得点機)を提供するようなものなのですが,深谷の攻撃をなかなか抑え込めない時間帯が生じた。「隙」と言えばその通りなのかも知れませんが,5点差をどうチームとして扱うのか,5点差を徹底して守り切るのか,それともさらに点差を開くべく仕掛けていくのか,という部分で戦術的な徹底が図りきれなかったのかも知れない,と感じたりします。
対して,花園への指定席切符を奪取した深谷であります。「焦らなかったこと」が大きな意味を持ったのではないか,と思います。
浦和が徹底した守備応対を仕掛けてくることを(恐らくは,スカウティングを通じて)意識していたのでしょう,前半にリズムを掌握しきれなかったことに,必要以上の焦りを感じるのではなくて,むしろ自分たちの持つRugby・スタイルを徹底して表現する,という方向性に意識を振り向けられた,というのが大きかったのではないか,と思うわけです。
加えて言うならば,浦和が先制Tryを奪ったことでむしろ,深谷として「やるべきこと」が明確になったのではないか,と感じるところもあります。その姿勢が,後半のギアチェンジにつながったのではないか,と感じます。
このゲームでの深谷は,エリアを積極的にコントロールする(=浦和によって奪われたエリアをできるだけ早い段階で取り戻す),という意図を持ったキックを繰り出すよりも,深いエリアからであっても積極的にボールを展開,縦に仕掛けるためのスペースを狙う,という攻撃スタイルを徹底していたように思います。もちろん,浦和もかなりタイトなディフェンスを仕掛けていますから,なかなかボール・キャリアがいい形で飛び出せるスペースを奪えないのですが,局面によってはマークすべき選手とディフェンスに入る選手とのズレが生じていました。そのために,数的優位が生じる(相手のマークから外れる選手が出てくる)時間帯が出てきていました。その時間帯を逃さずに,深谷は仕掛けを強めていきます。
となると,「縦」への鋭さであったり,速さを持つ深谷が主導権を握ることになります。
今季はキックでエリアを奪う,という形を多用するのではなくて,ボールの積極的な展開で相手を揺さぶり,ギャップから縦を突く,というラン・プレイを基盤とする攻撃を徹底することで,ゲームを自分たちへと引き寄せることに成功します。その深谷を抑えるために,“ノー・ファウル"で,という意識を浦和は徹底していたはずですが,その浦和は分かっていてもファウルを犯してしまう。このファウルがPGで得点差を詰めることに直結しますし,そのあとの時間帯,ファウルを受けたポイントからの鋭い仕掛けから逆転Tryを奪取,という形へとつながっていっているように思うわけです。
ここからのゲーム・コントロールはなかなかに巧みでした。浦和が持つ,縦への「強さ」を攻撃面につなげられないエリアに封じ込めておく,という方向性を徹底してきます。深谷もディフェンス面に強みを持つチームですし,このようなクローズドな展開となると,なかなか深谷のディフェンスを割るのは難しくなる。
ハーフタイムに浦和,そして深谷の監督がどのような指示をしたか,という部分での興味も,当然あります。あるけれど,フィールドから受け取れただけでも,決勝戦に相応しい緊張感が支配したゲームだったと思います。
さて。いささか気の早い話でありますが。
深谷には,ぜひとも「2回戦の壁」を打ち破ってほしい,と思います。立ち上がりから積極的に仕掛けていく,という姿勢が本戦でも貫ければ,そして先制されても動じないで自分たちのRugbyに相手を引き込む,という意識を持ち続けられるならば,プレゼンスを示すこともできるだろう,と思いますし,そうあってほしい,と思います。
2009-11-16 17:23
決勝戦らしい,緊張感のあるゲームでした。コンバージョンを抜いた,純然たる1Try差。Rugby・フットボールにあっては,「僅差」と言って差し支えない得点差でしょう。特にこの得点差が,勝者と敗者を分ける要素でした。
浦和がTryで同点に追い付けば,それはつまり切符を引き寄せるということを意味したのです。しかし。浦和が同点に届くことはありませんでした。この僅差が,厳然と勝者と敗者を分けたのです。
けれど,「厳然たる僅差」だったか,と言えば,必ずしもそうではなかったのではないか,という感触を持ってもいます。積極的なミステイクか,それとも相手のプレッシャーを真正面から受けてのミステイクかは別としても,紙一重の要素が積み重なるようにして,5点差という得点差となったように思われるのです。
ということで,もうひとつの軸である楕円球なエントリであります。高校Rugby,その決勝戦であります。ちょっと前のエントリでは,ゲーム内容には触れずに得点差だけを取り上げてみましたが,今回はしっかりと掘り下げてみよう,と思っています。
まずは,“Runner-up”に敬意を表して,浦和の印象から。
ごく大ざっぱにゲームを2分割してみますと,狙い通りだったのが前半,その狙いが微妙にズレを生じた,と言いますか,戦術的な徹底度にちょっとした緩さを見せてしまったのが後半,という形になろうか,と感じるところがあります。
前半,特に立ち上がりの時間帯ですが。決勝戦という舞台が与える緊張感でしょうか,ボール・ハンドリングが落ち着かない,という印象が浦和,深谷ともにありました。ありましたが,その落ち着かないハンドリングの影響が相対的に小さかったのが浦和ではなかったか,と感じます。序盤の段階から積極的に仕掛けてくる深谷を丁寧な守備応対で受け止め,鋭く逆襲を仕掛けていく,という姿勢を見せていました。
恐らく,10分前後の時間をゲーム・クロックが示していたでしょうか,浦和は逆襲からゴール真下のエリアに深く攻め入り,先制Tryを奪取する好機をつかみますが,このタイミングではミステイクでチャンスを潰してしまいます。
結果として,スコアを動かすことはできなかったわけですが。少なくとも,浦和が描いていただろうゲーム・プランが相当程度に描けている。そんなことを感じさせる,仕掛けでありました。そして,この印象は先制Tryへとつながっていきます。
相手は積極的に攻撃を仕掛けているのだけれど,Tryを奪えない。逆に,徹底した守備応対から先制Tryを奪うことに成功する。かなりいい形で,ハーフタイムを迎えることができたのではないか,と思います。
この形が微妙にズレを生じたのが,後半ではなかったか,と。
主導権を掌握しているはずなのに,「追い掛けてくる」相手を受けたのか,ラッシュを掛けてくる相手を「受けて」しまったように見えます。仕掛けていく守備応対ができていたのに,自分たちから仕掛けていくような守備応対にならず,ファウル・プレイを出してしまう。深谷が擁するBK,特にハーフの機動力,という要素を思えば,自陣深いエリアでファウルを犯す,というのは相手に重要な攻撃の起点(局面によっては得点機)を提供するようなものなのですが,深谷の攻撃をなかなか抑え込めない時間帯が生じた。「隙」と言えばその通りなのかも知れませんが,5点差をどうチームとして扱うのか,5点差を徹底して守り切るのか,それともさらに点差を開くべく仕掛けていくのか,という部分で戦術的な徹底が図りきれなかったのかも知れない,と感じたりします。
対して,花園への指定席切符を奪取した深谷であります。「焦らなかったこと」が大きな意味を持ったのではないか,と思います。
浦和が徹底した守備応対を仕掛けてくることを(恐らくは,スカウティングを通じて)意識していたのでしょう,前半にリズムを掌握しきれなかったことに,必要以上の焦りを感じるのではなくて,むしろ自分たちの持つRugby・スタイルを徹底して表現する,という方向性に意識を振り向けられた,というのが大きかったのではないか,と思うわけです。
加えて言うならば,浦和が先制Tryを奪ったことでむしろ,深谷として「やるべきこと」が明確になったのではないか,と感じるところもあります。その姿勢が,後半のギアチェンジにつながったのではないか,と感じます。
このゲームでの深谷は,エリアを積極的にコントロールする(=浦和によって奪われたエリアをできるだけ早い段階で取り戻す),という意図を持ったキックを繰り出すよりも,深いエリアからであっても積極的にボールを展開,縦に仕掛けるためのスペースを狙う,という攻撃スタイルを徹底していたように思います。もちろん,浦和もかなりタイトなディフェンスを仕掛けていますから,なかなかボール・キャリアがいい形で飛び出せるスペースを奪えないのですが,局面によってはマークすべき選手とディフェンスに入る選手とのズレが生じていました。そのために,数的優位が生じる(相手のマークから外れる選手が出てくる)時間帯が出てきていました。その時間帯を逃さずに,深谷は仕掛けを強めていきます。
となると,「縦」への鋭さであったり,速さを持つ深谷が主導権を握ることになります。
今季はキックでエリアを奪う,という形を多用するのではなくて,ボールの積極的な展開で相手を揺さぶり,ギャップから縦を突く,というラン・プレイを基盤とする攻撃を徹底することで,ゲームを自分たちへと引き寄せることに成功します。その深谷を抑えるために,“ノー・ファウル"で,という意識を浦和は徹底していたはずですが,その浦和は分かっていてもファウルを犯してしまう。このファウルがPGで得点差を詰めることに直結しますし,そのあとの時間帯,ファウルを受けたポイントからの鋭い仕掛けから逆転Tryを奪取,という形へとつながっていっているように思うわけです。
ここからのゲーム・コントロールはなかなかに巧みでした。浦和が持つ,縦への「強さ」を攻撃面につなげられないエリアに封じ込めておく,という方向性を徹底してきます。深谷もディフェンス面に強みを持つチームですし,このようなクローズドな展開となると,なかなか深谷のディフェンスを割るのは難しくなる。
ハーフタイムに浦和,そして深谷の監督がどのような指示をしたか,という部分での興味も,当然あります。あるけれど,フィールドから受け取れただけでも,決勝戦に相応しい緊張感が支配したゲームだったと思います。
さて。いささか気の早い話でありますが。
深谷には,ぜひとも「2回戦の壁」を打ち破ってほしい,と思います。立ち上がりから積極的に仕掛けていく,という姿勢が本戦でも貫ければ,そして先制されても動じないで自分たちのRugbyに相手を引き込む,という意識を持ち続けられるならば,プレゼンスを示すこともできるだろう,と思いますし,そうあってほしい,と思います。
浦和対深谷戦/2008高校Rugby埼玉県予選.決勝戦
Boys on the Fast-Lane (Phase2)
2008-11-18
距離を詰めてきた部分と,詰めきれない部分と。そのどちらもが,フィールドに表現されていたように思います。チーム・ビルディングの方向性から見れば,恐らくは相似形を描いているでしょう。そう感じるだけに,詰めきれなかった部分が明確に見えているようにも感じます。
あえて,ゲームを2分割して考えますと、前半にゲームをコントロールしていたのは,浦和と見ることもできるでしょう。であれば,後半立ち上がりの仕掛けは,大きな意味を持ったはずです。実際に,浦和は積極的な攻撃を仕掛けもします。しますが,その仕掛けを跳ね返されてしまいます。
ともすれば僅差、しかし,その僅差を埋めなければ切符を奪い取ることはできない。同じく,「僅差」という課題に直面し続けたチームが対戦相手,というのは奇妙な一致を感じたりもしています。
高校Rugby埼玉県予選,その決勝戦であります。今回は浦和と深谷,そのRugby・スタイルが持っている共通点と,両者を分けた要素を意識して書いていこう,と思っています。
前半終了時でのスコアは,5-0, コンバージョンなしの,純然たる1Try差でした。この段階で「表面的に」考えるならば,浦和にリズムをコントロールされた深谷,と見ることもできます。裏返してみれば,浦和には勝機があった,とも。
ただ,「守備から攻撃」という部分は表現できていたけれど,攻撃オプションという部分を冷静に考えるならば,浦和が1Try差をひっくり返し,主導権を奪うのは厳しかったように感じます。たとえば,相手ディフェンスにボール・キャリアが止められたとして,止められたエリアが攻撃を再び仕掛けるための起点となります。そこで,相手ディフェンスを揺さぶるためのアイディアとして,トリック・プレーなどを仕掛けていくのですが,相手ディフェンスがしっかりと整っているタイミングでトリック・プレーを悟られるようなオフ・ザ・ボールでの動きをしてしまうために,抑え込まれてしまう局面があったわけです。加えて,ポイントからボールを引き出すときに,BKのバックアップが整っている局面であるにもかかわらず,FWでの勝負にこだわってしまったり,仕掛けではオプションの多さを感じられる局面は,残念ながら少なかったように思います。
深谷も,ある意味では守備面を基盤としています。そして,前のエントリでも書きましたが,“エリア”の奪い方を意識した戦い方ができていました。細かい部分になるかも知れませんが,決勝戦ともなると「細かい部分」が結果を左右する大きな要素になるように思います。
Rugby・フットボールは“エリア”を奪うという要素も強く持っています。フットボールと同じく,Tryを奪取するためには数的優位を構築することが求められます。同時に,相手ゴール・エリアに近いエリアで攻撃を展開し続けることができれば,相手ディフェンスのファウルを誘うことも,ミスからの突破を図ることも可能になります。そのために,有効な手段となるのがキックです。
チームの最後方に位置しているフル・バックをさらに下げ,ボール・コントロールに時間を掛けさせる。同時に,鋭くフリー・ランを仕掛け,できる限りボール争奪ポイントを相手ゴール・エリアから近いポイントへと近づける。このような部分で,深谷は浦和に対して明確なアドバンテージを持っていたように感じます。
そして,攻撃オプションにもキックが幅を持たせています。浦和のディフェンスを考えれば,積極的にボールを展開してディフェンスを揺さぶり,そこから数的優位を構築してTryを奪取,という形に持ち込みにくい。となれば,守備ブロックの裏側にキックを繰り出し,相手ディフェンスを揺さぶる中からチャンスを作り出す。ラインアウトを起点とする先制Try,その大きな要素となったのが,やはりキックという要素だったように思うのです。
それだけではなく,FWを前面に押し出した仕掛けも繰り出すことができる。後半,浦和を突き放すことになったTryは,密集戦からPRが飛び込んで奪取したものでもありました。このときも,自陣からのキックによって大きくエリアを奪回,相手ディフェンスを難しい守備応対が求められるエリアへと引き戻し,同時にFWが相手ディフェンスに強くプレッシャーを掛け与え続けるというように,“カウンター・アタック"のような仕掛けでありました。
ボールを展開することが,必ずしも相手ディフェンスに対する脅威には結び付かない。そのときに,どうディフェンスに動揺を生み出すか,というアイディアにおいて深谷は浦和を上回っている部分が,確かにありました。ロー・スコアではありましたが,ゲームを包む緊張感はまさしく決勝戦の持つ緊張感であり,ともに持っているRugby・スタイルを表現したいいゲームだったと思います。
最後に,ちょっとだけ今季のまとめを。群雄割拠,と言うのはまだ時期尚早かな,と思います。思いますが,強豪校,と呼ぶべきチームは広がっているな,と実感もします。ノン・シード勢が躍進を遂げ,リズムをつかんだ。そのリズムに対して動揺を誘われたのかも知れないけれど,いままで強豪とされてきたチームが心理的な隙を見せたことも確かです。「受ける」時間帯が生じるのは仕方ないとしても,悪いリズムを引き戻せないようではゲームに入る前から「隙」を持っていた(相手を甘く見ていた)と見られる。近鉄花園を射程に収めているのであれば,予選段階であっても「隙」を見せない戦いを望みたいと思います。
また今季は,守備的なゲームを展開するチームが決勝戦へと駒を進めてきました。その守備を崩すような仕掛けを持ったチームが出てきてくれることを期待したいし,守備をリズムの基盤とするチームは,その守備を攻撃へと結び付けるアイディアを広げていってほしいと感じます。
トーナメントに緊張感を与える,という意味においても,そして埼玉県勢が再び近鉄花園で大きな存在感を示すためにも,今季の流れは継続してほしいと思いますし,強豪が割拠するような状況を強く望みたいと思います。
2008-11-18
距離を詰めてきた部分と,詰めきれない部分と。そのどちらもが,フィールドに表現されていたように思います。チーム・ビルディングの方向性から見れば,恐らくは相似形を描いているでしょう。そう感じるだけに,詰めきれなかった部分が明確に見えているようにも感じます。
あえて,ゲームを2分割して考えますと、前半にゲームをコントロールしていたのは,浦和と見ることもできるでしょう。であれば,後半立ち上がりの仕掛けは,大きな意味を持ったはずです。実際に,浦和は積極的な攻撃を仕掛けもします。しますが,その仕掛けを跳ね返されてしまいます。
ともすれば僅差、しかし,その僅差を埋めなければ切符を奪い取ることはできない。同じく,「僅差」という課題に直面し続けたチームが対戦相手,というのは奇妙な一致を感じたりもしています。
高校Rugby埼玉県予選,その決勝戦であります。今回は浦和と深谷,そのRugby・スタイルが持っている共通点と,両者を分けた要素を意識して書いていこう,と思っています。
前半終了時でのスコアは,5-0, コンバージョンなしの,純然たる1Try差でした。この段階で「表面的に」考えるならば,浦和にリズムをコントロールされた深谷,と見ることもできます。裏返してみれば,浦和には勝機があった,とも。
ただ,「守備から攻撃」という部分は表現できていたけれど,攻撃オプションという部分を冷静に考えるならば,浦和が1Try差をひっくり返し,主導権を奪うのは厳しかったように感じます。たとえば,相手ディフェンスにボール・キャリアが止められたとして,止められたエリアが攻撃を再び仕掛けるための起点となります。そこで,相手ディフェンスを揺さぶるためのアイディアとして,トリック・プレーなどを仕掛けていくのですが,相手ディフェンスがしっかりと整っているタイミングでトリック・プレーを悟られるようなオフ・ザ・ボールでの動きをしてしまうために,抑え込まれてしまう局面があったわけです。加えて,ポイントからボールを引き出すときに,BKのバックアップが整っている局面であるにもかかわらず,FWでの勝負にこだわってしまったり,仕掛けではオプションの多さを感じられる局面は,残念ながら少なかったように思います。
深谷も,ある意味では守備面を基盤としています。そして,前のエントリでも書きましたが,“エリア”の奪い方を意識した戦い方ができていました。細かい部分になるかも知れませんが,決勝戦ともなると「細かい部分」が結果を左右する大きな要素になるように思います。
Rugby・フットボールは“エリア”を奪うという要素も強く持っています。フットボールと同じく,Tryを奪取するためには数的優位を構築することが求められます。同時に,相手ゴール・エリアに近いエリアで攻撃を展開し続けることができれば,相手ディフェンスのファウルを誘うことも,ミスからの突破を図ることも可能になります。そのために,有効な手段となるのがキックです。
チームの最後方に位置しているフル・バックをさらに下げ,ボール・コントロールに時間を掛けさせる。同時に,鋭くフリー・ランを仕掛け,できる限りボール争奪ポイントを相手ゴール・エリアから近いポイントへと近づける。このような部分で,深谷は浦和に対して明確なアドバンテージを持っていたように感じます。
そして,攻撃オプションにもキックが幅を持たせています。浦和のディフェンスを考えれば,積極的にボールを展開してディフェンスを揺さぶり,そこから数的優位を構築してTryを奪取,という形に持ち込みにくい。となれば,守備ブロックの裏側にキックを繰り出し,相手ディフェンスを揺さぶる中からチャンスを作り出す。ラインアウトを起点とする先制Try,その大きな要素となったのが,やはりキックという要素だったように思うのです。
それだけではなく,FWを前面に押し出した仕掛けも繰り出すことができる。後半,浦和を突き放すことになったTryは,密集戦からPRが飛び込んで奪取したものでもありました。このときも,自陣からのキックによって大きくエリアを奪回,相手ディフェンスを難しい守備応対が求められるエリアへと引き戻し,同時にFWが相手ディフェンスに強くプレッシャーを掛け与え続けるというように,“カウンター・アタック"のような仕掛けでありました。
ボールを展開することが,必ずしも相手ディフェンスに対する脅威には結び付かない。そのときに,どうディフェンスに動揺を生み出すか,というアイディアにおいて深谷は浦和を上回っている部分が,確かにありました。ロー・スコアではありましたが,ゲームを包む緊張感はまさしく決勝戦の持つ緊張感であり,ともに持っているRugby・スタイルを表現したいいゲームだったと思います。
最後に,ちょっとだけ今季のまとめを。群雄割拠,と言うのはまだ時期尚早かな,と思います。思いますが,強豪校,と呼ぶべきチームは広がっているな,と実感もします。ノン・シード勢が躍進を遂げ,リズムをつかんだ。そのリズムに対して動揺を誘われたのかも知れないけれど,いままで強豪とされてきたチームが心理的な隙を見せたことも確かです。「受ける」時間帯が生じるのは仕方ないとしても,悪いリズムを引き戻せないようではゲームに入る前から「隙」を持っていた(相手を甘く見ていた)と見られる。近鉄花園を射程に収めているのであれば,予選段階であっても「隙」を見せない戦いを望みたいと思います。
また今季は,守備的なゲームを展開するチームが決勝戦へと駒を進めてきました。その守備を崩すような仕掛けを持ったチームが出てきてくれることを期待したいし,守備をリズムの基盤とするチームは,その守備を攻撃へと結び付けるアイディアを広げていってほしいと感じます。
トーナメントに緊張感を与える,という意味においても,そして埼玉県勢が再び近鉄花園で大きな存在感を示すためにも,今季の流れは継続してほしいと思いますし,強豪が割拠するような状況を強く望みたいと思います。
決勝は深谷VS浦和 Rugby高校新人大会
準決勝と順位決定戦を行い、今冬の全国高校大会代表の深谷と浦和がそれぞれ勝って決勝に駒を進めた。両校は関東高校新人大会(2月11、12、18、19日・熊谷Rugby場)の出場権を獲得。深谷は3年連続7度目、浦和は3年ぶり2度目の出場となる。 浦和は昨年優勝の正智深谷を無失点に抑え、17-0で快勝。深谷は12Tryの猛攻で、慶応志木に74-0で圧勝した。 最終日は2月4日、熊谷Rugby場で決勝が行われ、優勝チームが全国高校選抜大会(3月31、4月1、3、4、6、7日・熊谷Rugby場)の出場権を獲得する。 ■戦評 浦和対正智深谷 両ゴール前で集中力を発揮した浦和が正智深谷を0点に抑えた。 浦和は前半20分、密集から狭いサイドを突き、WTB森川のTryで先制。後半初めにゴール前に迫られたが、粘り強い守備ではね返すと、14分にFWの...
(28日) (第3日・熊谷Rugby場)
2012/01/29 埼玉新聞
(28日) (第3日・熊谷Rugby場)
2012/01/29 埼玉新聞
ラックおじさん
平成24年2月8日からいわき市21世紀の森公園で開催されている 東北高校Rugby新人戦大会の1回戦結果がアップされています!
http://www.rugby-try.jp/game.cgi/1700
http://www.rugby-try.jp/game.cgi/1700
我が次男ドラゴンキング主将率いる八戸西Rugby部は2部トーナメントに出場。1回戦は山形南に85対0で初戦突破!
本日11時30分から秋田中央との準決勝。
秋田中央も1回戦は松韻福島に105対0と快勝!
秋田中央にはDキングと中学時代に選抜を組んだメンバーが3人いる・・・・。
何とも歯がゆい組み合わせ・・・・・。
昨日、Dキングから試合結果のメールが届き・・・・
その後にまたメールが????
もしかしたら全国選抜大会に出場の可能性が出たとのこと・・・・・。
またその枠に対して猛烈なアピールをしてくれた青森県内の高校の監督に感謝!
「その可能性があるのならぜひ優勝しなければ!」
「優勝狙って頑張ります!」
本日11時30分から秋田中央との準決勝。
秋田中央も1回戦は松韻福島に105対0と快勝!
秋田中央にはDキングと中学時代に選抜を組んだメンバーが3人いる・・・・。
何とも歯がゆい組み合わせ・・・・・。
昨日、Dキングから試合結果のメールが届き・・・・
その後にまたメールが????
もしかしたら全国選抜大会に出場の可能性が出たとのこと・・・・・。
またその枠に対して猛烈なアピールをしてくれた青森県内の高校の監督に感謝!
「その可能性があるのならぜひ優勝しなければ!」
「優勝狙って頑張ります!」
2週間前のDキングとのやり取りで
「東北大会は甲子園の21世紀枠みたいのはないのか、監督に確認したか?」
「してない・・・・・・。」
プチッ!(訳者注: 「高校生が特別枠の、しかも前例のない事項について確認していないというだけで、」ラックおじさんは突発的に怒りだす。「では今度確認しておくと良い。」と冷静に助言をするだけでは覇気が伝播しないと考えたのか、部員の意識を高めるために自ら情熱を見せつける点が素晴らしい。)
「なんで確認しない???ただ東北大会で試合してきて部員のモチベーションあがるか?キャプテンなんだから部員の意識高める目標をさがせよ!可能性があるだろう!確認しろよ!」
「う~~~~ん」
次の日
「2部だから可能性無いって・・・・。」
確かに2部からの出場は今までは前例ゼロ・・・・・。 特別枠を考えて、夢見ていたのは青森県で私だけか・・・・・。?!そんな事はない?!それを交渉してくれてる他の高校の監督がいた!夢は見るだけじゃなくて、叶えるものだ!つくづくDキングも私に振り回されて、感じただろう・・・・。それ以前に、Dキングは何かをもっている人間だと常々思っている・・・・。
今頃、戦っていると思うが、2月11日は応援に行く!明日、ロミーと出発し!仙台で長男レフティドラゴンを拾い!いわき市で愛娘クィーン☆と合流!カミさんは仕事でいけないが・・・・・兄弟全員で戦闘モード炸裂!
昨夜はスパリゾートハワイアンズの再開で催し物が沢山あったようで、八戸西の宿泊先もそこ!テレビのニュースでDキングたち映ってないか探してました???
1部では青森北が仙台育英に13対40で負けていました。きっと2月12日は「優勝祝勝会」と「22年目の結婚記念日」とが重なって、幸せいっぱいだろうな??????って夢見てます!
へばだば!
「東北大会は甲子園の21世紀枠みたいのはないのか、監督に確認したか?」
「してない・・・・・・。」
プチッ!(訳者注: 「高校生が特別枠の、しかも前例のない事項について確認していないというだけで、」ラックおじさんは突発的に怒りだす。「では今度確認しておくと良い。」と冷静に助言をするだけでは覇気が伝播しないと考えたのか、部員の意識を高めるために自ら情熱を見せつける点が素晴らしい。)
「なんで確認しない???ただ東北大会で試合してきて部員のモチベーションあがるか?キャプテンなんだから部員の意識高める目標をさがせよ!可能性があるだろう!確認しろよ!」
「う~~~~ん」
次の日
「2部だから可能性無いって・・・・。」
確かに2部からの出場は今までは前例ゼロ・・・・・。 特別枠を考えて、夢見ていたのは青森県で私だけか・・・・・。?!そんな事はない?!それを交渉してくれてる他の高校の監督がいた!夢は見るだけじゃなくて、叶えるものだ!つくづくDキングも私に振り回されて、感じただろう・・・・。それ以前に、Dキングは何かをもっている人間だと常々思っている・・・・。
今頃、戦っていると思うが、2月11日は応援に行く!明日、ロミーと出発し!仙台で長男レフティドラゴンを拾い!いわき市で愛娘クィーン☆と合流!カミさんは仕事でいけないが・・・・・兄弟全員で戦闘モード炸裂!
昨夜はスパリゾートハワイアンズの再開で催し物が沢山あったようで、八戸西の宿泊先もそこ!テレビのニュースでDキングたち映ってないか探してました???
1部では青森北が仙台育英に13対40で負けていました。きっと2月12日は「優勝祝勝会」と「22年目の結婚記念日」とが重なって、幸せいっぱいだろうな??????って夢見てます!
へばだば!
2014/02/24
それも福岡サニックスのように・・・・・こだわったのか????
監督・部長も困惑状態でしたが・・・・・・。
まあでもこれが初めての優勝だからガチガチに緊張して、パニくりまくっていたんでしょうね・・・・・。
監督・部長も困惑状態でしたが・・・・・・。
まあでもこれが初めての優勝だからガチガチに緊張して、パニくりまくっていたんでしょうね・・・・・。
優勝経験がないもんだから、FWキャプテンが賞状を授与して???
優勝カップをDキングが授与して???????)(訳者注: さすがに選手が主催者にカップを授与することは無いだろうと考えていたら、修正されていました。)
後で確認したら「カップの方が大事じゃないの???」だって
スクールの低学年でも「賞状よりカップがいい!」よくあるけど、それじゃないよな???
優勝カップをDキングが授与して???????)(訳者注: さすがに選手が主催者にカップを授与することは無いだろうと考えていたら、修正されていました。)
後で確認したら「カップの方が大事じゃないの???」だって
スクールの低学年でも「賞状よりカップがいい!」よくあるけど、それじゃないよな???
Boys on the Fast-Lane (Phase2)
2012-11-11
攻撃か、守備か(第92回全国高校Rugby埼玉県予選・準決勝)。
ON THE FIELD | 17:00 |
徹底した守備応対で,相手の強みを潰せるか。攻撃面で,相手の守備網を突き崩せるか。守備応対という部分で,相手の強みを潰すことは一定程度できていたかな,と思います。実際,ロースコアの試合に持ち込むこともできていました。けれど,試合を動かす得点という部分で,抑え込みきれなかった,という部分があった。逆から見れば,相手の流れであったとしてもワンチャンスをものにできる,そんな強さがあったとも言えるわけです。
この図式,今季においても継続するのか,それとも。準々決勝について書けていない状態なのに,試合は粛々と進んでおります。フットボール,と言いましても,自動昇格枠がどうなったか(プレーオフがどのような形で確定することになるのか,そして降格がどこに確定したのか),という方面のフットボールではありませんでして,Rugby・フットボールのお話であります。
正智深谷と浦和,そして深谷と慶應志木,というカードになっていた高校Rugbyの準決勝であります。ありますが,今回は試合そのもの,というよりも,決勝戦プレビュー的に書いていこう,と思います。
冒頭に書いたことで,どのチームが決勝戦への切符を手にしたのか,およそ見当がついておられるかな,と思いますが,浦和と深谷が決勝戦への切符を手にしています。この2つのチーム,らしさをしっかりと表現して決勝戦へと上がってきたな,と思います。深谷はやはり,攻撃面を強みとして慶應志木を退けているし,浦和はゲームの動かし方,そして守備応対面を強みに正智深谷を下しています。
選手の入れ替わりがある,ということとは別に,狙う戦い方がしっかりと継承されているし,その戦い方にブレがない。ある意味当然のことではあると思いますが,明確な「軸」を感じさせるチームが勝ち上がってきた,という印象を個人的には持っています。過去の戦績を見ると,深谷は浦和の挑戦を跳ね返し続けていますし,今季もそんな図式に,と思っているはずです。しかし浦和も,今季こそは深谷を退けて近鉄花園への切符をつかもう,という意識を強めているでしょう。戦い方が明確,ということは,お互いにスカウティングで相手の強みをどう抑え込むか,自分たちの戦い方に引き込むか,という部分が見えやすいとも感じます。「負けたくない」という意識も作用して,やはりロースコアな試合になるのかな,と感じるところですが,そんな試合でもどこかに隙が出る,ように思います。その隙を突けるかどうか。どんな試合でも,ディテールが勝負を分けるようには思うのですが,この試合ではより,ディテールが大きな鍵になっていくような,そんな印象であります。
ON THE FIELD | 17:00 |
徹底した守備応対で,相手の強みを潰せるか。攻撃面で,相手の守備網を突き崩せるか。守備応対という部分で,相手の強みを潰すことは一定程度できていたかな,と思います。実際,ロースコアの試合に持ち込むこともできていました。けれど,試合を動かす得点という部分で,抑え込みきれなかった,という部分があった。逆から見れば,相手の流れであったとしてもワンチャンスをものにできる,そんな強さがあったとも言えるわけです。
この図式,今季においても継続するのか,それとも。準々決勝について書けていない状態なのに,試合は粛々と進んでおります。フットボール,と言いましても,自動昇格枠がどうなったか(プレーオフがどのような形で確定することになるのか,そして降格がどこに確定したのか),という方面のフットボールではありませんでして,Rugby・フットボールのお話であります。
正智深谷と浦和,そして深谷と慶應志木,というカードになっていた高校Rugbyの準決勝であります。ありますが,今回は試合そのもの,というよりも,決勝戦プレビュー的に書いていこう,と思います。
冒頭に書いたことで,どのチームが決勝戦への切符を手にしたのか,およそ見当がついておられるかな,と思いますが,浦和と深谷が決勝戦への切符を手にしています。この2つのチーム,らしさをしっかりと表現して決勝戦へと上がってきたな,と思います。深谷はやはり,攻撃面を強みとして慶應志木を退けているし,浦和はゲームの動かし方,そして守備応対面を強みに正智深谷を下しています。
選手の入れ替わりがある,ということとは別に,狙う戦い方がしっかりと継承されているし,その戦い方にブレがない。ある意味当然のことではあると思いますが,明確な「軸」を感じさせるチームが勝ち上がってきた,という印象を個人的には持っています。過去の戦績を見ると,深谷は浦和の挑戦を跳ね返し続けていますし,今季もそんな図式に,と思っているはずです。しかし浦和も,今季こそは深谷を退けて近鉄花園への切符をつかもう,という意識を強めているでしょう。戦い方が明確,ということは,お互いにスカウティングで相手の強みをどう抑え込むか,自分たちの戦い方に引き込むか,という部分が見えやすいとも感じます。「負けたくない」という意識も作用して,やはりロースコアな試合になるのかな,と感じるところですが,そんな試合でもどこかに隙が出る,ように思います。その隙を突けるかどうか。どんな試合でも,ディテールが勝負を分けるようには思うのですが,この試合ではより,ディテールが大きな鍵になっていくような,そんな印象であります。
9. 韓国高校代表の伝統芸: 試合放棄
9.1. 東福岡、日本勢最高6位 サニックスWラグビーユース
「サニックス2010ワールドラグビーユース交流大会」(西日本新聞社など後援)最終日は5日、福岡県宗像市のグローバルアリーナで決勝戦など8試合を行った。決勝はハミルトンボーイズ(ニュージーランド)がトルロカレッジ(イングランド)を40-8で下し、初優勝した。東福岡(福岡)はダックスランド(フランス)に12-17と惜敗したものの、日本勢最高の6位。佐賀工(佐賀)は9、10位決定戦でラトゥカダヴレヴ(フィジー)に12-44で敗れた。小倉(福岡)は15、16位決定戦で対戦した韓国高校選抜(韓国)が後半8分に試合を放棄。22-5でリードしていた小倉の勝利となった。
2010/05/06 西日本新聞
2010/05/06 西日本新聞
9.2. 韓国選手が審判につば、監督"中国は永遠に低レベル"
Y!-社会ニュース 2010/08/11(水) 11:31
中国・山東省で10日に開催されたウェイ坊国際青年サッカー大会の中国対韓国の試合で、判定に怒った韓国人選手が、審判につばを吐きつけた。監督は謝罪したが、「判定があまりにも中国びいき」との批判は撤回せず、「中国のサッカーは永遠にレベル向上が難しい」と述べた。韓国チームは試合を放棄した。中国新聞社が報じた。(「ウェイ」はさんずいに「維」)
対戦したのは、韓国の高校代表チームと中国国家青年チーム。試合前半は双方とも得点できず、後半15分に中国が1点を先取した。試合はその後、双方の攻防が厳しさを増した。その結果、後半20分と37分に、韓国選手に対してレッドカードが出された。韓国側は「中国に有利な判定」と猛抗議した。混乱の中で、韓国チームの選手1人が、審判につばを吐きかけた。韓国チームは試合を放棄。それまでの得点合計で、3対0で中国チームの勝利となった。
韓国の南基永監督は試合後、選手が審判につばを吐いたことについては謝罪。しかし、判定に対する猛反発の姿勢は崩さず、「中国選手にも反則があったが、審判は警告すらしなかった」、「われわれの選手には、いきなりレッドカードを出した」と述べ、「こんな判定をするようでは、中国のサッカーは永遠にレベル向上が難しい」と批判した。
試合を放棄したことについては「次回大会に招待されなくともかまわない」、「こんな状況では、チームの強化の意義は、まったくない」と、切り捨てた。(編集担当:如月隼人)
中国・山東省で10日に開催されたウェイ坊国際青年サッカー大会の中国対韓国の試合で、判定に怒った韓国人選手が、審判につばを吐きつけた。監督は謝罪したが、「判定があまりにも中国びいき」との批判は撤回せず、「中国のサッカーは永遠にレベル向上が難しい」と述べた。韓国チームは試合を放棄した。中国新聞社が報じた。(「ウェイ」はさんずいに「維」)
対戦したのは、韓国の高校代表チームと中国国家青年チーム。試合前半は双方とも得点できず、後半15分に中国が1点を先取した。試合はその後、双方の攻防が厳しさを増した。その結果、後半20分と37分に、韓国選手に対してレッドカードが出された。韓国側は「中国に有利な判定」と猛抗議した。混乱の中で、韓国チームの選手1人が、審判につばを吐きかけた。韓国チームは試合を放棄。それまでの得点合計で、3対0で中国チームの勝利となった。
韓国の南基永監督は試合後、選手が審判につばを吐いたことについては謝罪。しかし、判定に対する猛反発の姿勢は崩さず、「中国選手にも反則があったが、審判は警告すらしなかった」、「われわれの選手には、いきなりレッドカードを出した」と述べ、「こんな判定をするようでは、中国のサッカーは永遠にレベル向上が難しい」と批判した。
試合を放棄したことについては「次回大会に招待されなくともかまわない」、「こんな状況では、チームの強化の意義は、まったくない」と、切り捨てた。(編集担当:如月隼人)
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