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P620K

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S. 構造

S.1. 外部構造

Top/Game/大戦略/大東亜興亡史
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----- 続き

S.2. 内部構造



1. 概要

1.1. 製品概要

 大東亜興亡史は本家の大戦略を作った"システムソフト(システムソフトアルファー)"の製品である。

1.2. 特徴

 本作は以下の理由から、比較的入門者向けと考えられる。第一に、あくまでも"比較的"であるものの、兵器性能が単純化されている。第二に、戦闘に勝つだけであれば、限られた戦力を限られた方針に従って運用すればよい。総合的な思考と根気が必要な陸上部隊による戦闘が避けたければ、航空部隊主体にして作戦を遂行すればよい。

1.3. 版間差異

PS3版 PS2版 PSP版 PC版
作品名称 _*1 _*2
発売日 13/06/20 08/9/25 2006/8/11
操作性 通常 応答遅延 通常
作戦画面精密性
作戦画面文字
戦闘表示 3D 2D
戦闘前待機時間 _*3
士官顔描写
士官名変更
部隊名変更
不可
保存時間
作戦数 後記参照 米軍追加 基準

_*1. 大戦略 大東亜興亡史 ~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲に成功セリ~
_*2. 大戦略 大東亜興亡史2 ~トラ・トラ・トラ ワレ奇襲に成功セリ~
_*3. 当該兵器の最初の戦闘は読み込みを行う。2度目以降は読み込みがなくなり、待機時間は短い。

1.7. 用語

 本稿で用いられる定義であり、一般的な定義とは異なる場合がある。
艦上機 航空母艦に収納できる航空機
艦載機 艦上機, 水上機
艦艇 移動域が、海上又は海中である兵器
既開発兵器 生産可能兵器一覧に掲載可能な兵器
航空機 移動域が、低空又は高空である兵器
後継機 当該兵器を完全開発することにより生産可能となる兵器
初代機 前代機のない兵器
水上艦 潜水艦以外の艦船
前代機 当該兵器を後継機とする兵器
強制空挺 別記参照
通常空挺 強制空挺以外の空挺
配置(出撃) 編成部隊を作戦に投入すること
封鎖 敵施設と同一Hexに部隊を置いて敵被収納部隊の出撃を阻むこと。
兵装 装備している武器の組み合わせ
編成部隊 インターミッションで編成した部隊。1順目から行動できる点で生産部隊と異なる。
昼夜能力比 夜間能力の昼間能力に対する割合
陸上機 艦載機, 飛空艇以外の航空機

1.8. 瑕疵

 報告, 調査によれば、以下の瑕疵(Bug, バグ)が見られる。ゲーム終了が避けられない瑕疵が作戦中, 作戦間共に存在するので、時折保存しよう。強制空挺や、一部の武器の仕様など、Bugが疑われるものもある。

B1. Inter Missionにおいて、4命令選択画面が表示されない。
B2. Inter Mission/地図において、解読不能な表示が出ることがある。
B3. 空挺時に、恐らく不必要にボタンを押しすぎた場合に、進行が止まる。
B4. AI部隊の行動Phaseが終了しない。防御部隊が範囲攻撃を行った場合などにみられるが、それに限定されない。
B5. 搭載輸送部隊が、敵本拠地に居る場合に、搭乗歩兵が降車できない。

C 局面 E R
B1 Inter Mission D E
B2 Inter Mission/地図 D D
B3 作戦/行動Phase B E
B4 作戦 D

E 回避方法
A 回避すべき方法が分かっており回避容易である。
B 回避すべき方法が分かっているが、回避は必ずしも容易ではない。
D 回避すべき方法は不明であるが、頻度は低い。
R 回復方法
A 回復は容易である。
D 回復方法は不明であるが、進行に影響しない。
E 回復方法は不明であり、ゲーム終了が避けられない。

1.9 トロフィー(Trophy)

 全てのTrophyは、条件達成以降最初の作戦間行動時に得られる。
G 名称 獲得要件 模写対象
P サムライ 他の全トロフィーを獲得する。 零式艦上戦闘機 二一型
G 富国強兵 J 150種類以上の兵器が生産可能になる。 大鳳型
UNITED WE WIN A M26 パーシング
神州不滅 J エンディングを迎える。 大和型
G PEACE -Shooting Ends- A B-36A ピースメーカー
G 進め一億火の玉だ! U 単一作戦内で、特定陣営の敵100部隊以上を撃破して作戦を終了させる。 九七式中戦車改 新砲塔チハ
G 疾風迅雷! 5順以内に(大)勝利する。 P-51D マスタング
万歳! 通算30回大勝利する。 五式中戦車 チリ
S Value your life 被害部隊数0で作戦を終了させる。 ブルックリン型
挙国一致 J 100種類以上の兵器が生産可能となる。 三式中戦車 チヌ
MORE PRODUCTION A B-17G フライングフォートレス
トラ・トラ・トラ J 真珠湾攻撃で勝利または大勝利する。 赤城型
乾坤一擲! キスカ撤退作戦で勝利または大勝利する。 巡潜甲型
fortune 5 minutes A ミッドウェー海戦で勝利または大勝利する。 SBD-3 ドーントレス
Flag of the United States 硫黄島決戦で勝利または大勝利する。 LVT(A)1
天佑か天罰か U 単一作戦内で、特定陣営の敵100部隊以上を撃破して作戦を終了させる。 B-25B ミッチェル
命は一代、名は末代 通算5回大勝利で作戦を終える。 月光 二一型
B 全てを戦争に J 60種類以上の兵器が生産可能になった。 九六式陸上攻撃機 一一型
GET HOT -keep moving- A フレッチャー型
遂げよ聖戦 U 初めて占領に成功した。 九七式側車付自動二輪車 陸王
撃鉄 初めて敵の撃破に成功した。 九五式軽戦車 ハ号
滅私奉公 初めて撃破される。 ペンシルバニア型
偉大なる一歩 U 初めて大勝利で作戦を終える。 F6F-3 ヘルキャット
血には血を 単一作戦内で、特定陣営の敵10部隊以上を撃破して作戦を終了させる。 コロラド型
戦争を行う者 単一作戦内で、特定陣営の敵20部隊以上を撃破して作戦を終了させる。 M18 ヘルキャット
死中おのずから活あるを信ず 単一作戦内で、特定陣営の敵20部隊以上を撃破して作戦を終了させる。 一式戦闘機 隼 一型甲
九死一生 機体(部隊?)耐久数が10%以下になった後、生き残ったまま作戦を終える。 八九式中戦車 乙型

G トロフィーの格
_ P プラチナ
G Gold
S Silver


2. 操作

2.1. 概要

 各作戦において、作戦間行動と、作戦行動を行う。作戦間行動は、実質的には作戦前の準備となる。

2.2. Inter Mission操作概要

 編成, 生産ライン, 投資, 地図の4命令を選択して行う。それぞれの趣旨は以下の通り作戦情報確認, 軍の能力を向上させる軍機能拡張, 兵器の能力を向上させる新兵器開発, 兵器を生産し将官を配置する編成に区分できる。
趣旨 命令
作戦情報確認 地図
軍機能拡張 投資/機能拡張
新兵器開発 投資/技術開発
編成 編成
生産ライン

2.2.1. 編成

 軍隊を構成する部隊を編成する。兵器と士官を組み合わせて、作戦に随行させる部隊の編成を行う。生産された兵器はすぐに完成する。ここで編成した部隊は、作戦において本拠地から出撃させることができる。未確認であるが、250部隊が上限とされている。
 PS/PS2版では、作戦間勘定の資金を消費する。PS/PS2版では、搭載部隊(空母や輸送機)には搭乗部隊(艦載機や歩兵)を搭載する事が出来るが、PS3版ではできない。効率性の面からは、本段階で搭載を済ませておくべきだ。PS3版では、作戦開始後に搭載を行う。

2.2.2. 生産ライン

 生産可能兵器一覧を編集する。既開発兵器のうち、生産ライン上限数に達するまで選択して当該一覧に載せることができる。当該一覧に載せると、生産できる。一度一覧から削除しても、再掲載できる。生産ライン上限数は機能拡張"生産ラインの増加"によって増加させることができる。

1.4.3. 地図

 世界地図上に作戦地点と経緯の簡潔な説明が書かれる。

1.4.4. 投資

 技術開発と軍機能拡張を行う。

2.3. 作戦行動操作

 作戦終了要件を満たすことで作戦を終了させることを目的とする。作戦行動は、行動Phaseと生産Phaseとに分かれる。
 多くの場合、1つまたは複数の敵本拠地全てを占領または破壊するか、敵を全滅させることで勝利を得られる。味方本拠地を占領または破壊されるか、味方が全滅すると敗北となる。稀にそれ以外の勝利敗北条件があるが、都度確認されたい。いずれの要件を満たさないまま期限が到来すると引き分けとなる。

2.3.1. 行動Phase

 自軍部隊を配置, 移動, 攻撃, 占領等の、生産以外の全ての行為を行う。

1.5.2. 生産Phase

 生産施設で生産を行う。


3. 攻略一般

3.1. 攻略概要

 大日本帝国軍又は米国軍を運用して、敵に勝利することを目指す。
 作戦を繰り返し、その結果により異なる次の作戦へ向かうか、同一作戦を再度行う。各作戦の前に作戦間行動を行う。作戦結果としては、大勝利, 勝利, 引分, 敗北, 転進の5つがあり、作戦とその結果により、次の作戦が決定する。勝利又は大勝利すれば必ず別の作戦へ進めるが、それ以外の場合は、作戦によっては同一作戦を再度, 且つ無制限に行う。
 少なくとも20程度の作戦を行うことにはなるが、特定の作戦を終えると終了(Ending)となる。終了後は、兵器, 資金等を維持したまま最初から行うことができる。

3.2. 勝利条件

 勝利条件は、行為要件と時刻要件に分けられる。行為要件は、大別して以下がある。殆どの場合で、勝利条件と大勝利条件で行為要件が加重されることは無い。
1. 敵部隊の全滅
2. 敵条件部隊の全滅
3. 敵本拠地の破壊または占領


3.2. 戦況と資源

 本作を完了させると同時に楽しむために、自軍の能力と、敵軍の能力と、舞台状況を知る必要がある。本稿では、それぞれ以下のように区分して纏めている。
状況 4. 作戦遂行環境
5. 大日本帝国作戦
6. 米国作戦
軍の能力(人の管理) 7. 士官一般(搭乗員)
8. 帝国軍士官
9. 米軍士官
軍の能力(資金の管理)~ 10. 経済
軍の能力(物の管理) 11. 部隊能力一般
12. 兵器能力一般
13. 帝国軍航空機能力
13. 帝国軍陸上兵器能力
14. 帝国軍水上艦能力
15. 帝国軍潜水艦能力
12. 帝国軍航空機能力
13. 帝国軍陸上兵器能力
18. 米国軍艦艇能力
20. 他兵器能力
21. 武器能力

3.3. 基本的な戦術

3.3.1. 概要

 如何なる戦術をとるかは、本作攻略の根本的な問題であり、読者各自で考えられたい。しかし、攻略に苦労する初心者は、本稿を参考にされたい。

3.3.1. 最も簡単な方法

 施設破壊が可能な航空機を開発できるようになった後は、敵本拠地を爆弾等で破壊してしまうのが最も早くて簡単な方法である。ある程度威力のある爆弾を装備できる軽爆撃機, 重爆撃機が攻撃主体となるが、それを敵本拠地まで飛ばして、晴れた日に爆撃すればよい。1回の攻撃で本拠地を完全破壊できる航空機は多種あり、その開発は難しくない。
 敵の索敵を逃れるためには、高空移動型の航空機を使うい, 戦闘が激しい地域を迂回すると良い。味方の索敵, 空戦能力を上げるために、戦闘機や偵察機を同行させても良い。成功率を上げるために、複数の破壊用爆撃機を飛ばせば良い。
 本作の敵AIは本拠地に対する破壊を行わず、また迅速な占領ができるわけでもないので、本拠地を守る必要は殆どない。この戦術を採るなら、自軍本拠地を守る部隊は出さなくても、敵本拠地破壊のための前記部隊を出すだけで十分であろう。
 この方法は、理論的にも、実践的にも簡単であるという点が長所であるが、以下の点で本作の楽しみを十分に堪能できないという欠点がある。第一に、鹵獲や希少物資の獲得, 開発経験値の獲得がほとんど見込めないため、兵器開発が十分に行えない。第二に、士官経験値の獲得が見込めないので、士官の能力を生かせない。

3.3.2. 航空機主体で戦う

 兵器には様々特徴があるが、大別して以下のように得手不得手関係がある。
移動 兵器種類 反撃無し 反撃あり
高攻撃力 低攻撃力
高空 重爆撃機 高射砲 戦闘機
低空 戦闘機 - 艦艇 戦闘機
対空砲
地上 下記以外 爆撃機
水上艦
長射程地上兵器
潜水艦 戦闘機
一部地上兵器
対空砲 潜水艦 装甲戦闘車両

3.3.3. 地上部隊を活躍させる

 上記の方法では、地上部隊の利用価値が殆どないので、地上部隊を活躍させる戦術を考えても良い。

3,4, 各兵器の役割

 前記のように、航空機主体で戦う場合の、各兵器の基本的な役割である。

3.4.1. 戦闘機

 主に対空, 対地(軽車両, 車両)攻撃に用いるが、対艦, 対地攻撃にも用いることができる。戦闘機に対して優位に戦える対空砲, 高射砲, 水上艦は戦闘機と比較して圧倒的に速力に劣るので、必然的に敵戦闘機と主に戦うのは戦闘機である。従って、戦闘機の性能を迅速に上げ、敵戦闘機に対して優位に立つことが、技術開発においては最も重要な課題となる。

3.4.2. 爆撃機

 主に対地, 対艦攻撃で用いる。戦闘機とともに主たる攻撃手段であるため、迅速に開発を進めたい。被害低減の要請から、高空移動型の爆撃機を優先的に開発したい。

3.4.3. 対潜航空機

 戦闘機, 爆撃機の多くは対潜攻撃力が無いか貧弱なので、潜水艦の出現する作戦では対潜航空機があった方が良い。

3.4.1. 戦艦

 対空, 対艦, 対地攻撃で用いる。対空, 対地攻撃では、2Hex以上の間接攻撃を行えば反撃を受けない。対艦攻撃では、敵反撃射程を考えてそれ以上離れて攻撃すると良い。弾切れに備えて油槽船を随行させると良い。

3.4.7. 潜水艦

 対艦攻撃は射程3以下なので、戦艦, 空母のみならず油槽艦等にも反撃を受ける。耐久値や回避も低いので、戦闘には向かない。速力もないが、港や海軍基地を封鎖するには必要であろう。昼夜能力比100%なので、特に夜間の索敵には向いている。海上索敵では活躍しよう。対空索敵においても、範囲は狭いが見つかっても攻撃を受けないことが多いので、積極的に利用しよう。対空ZOCを持つ場合が多いので、航空機の足止めにも利用できる。

3.4.10. 歩兵/輸送車

 耐久度が低いので、武装があっても攻撃は原則として行わない。輸送車は、占領したい施設の分布に応じて、必要なだけ用意する。

3.4.11. 上記以外の陸上兵器

 艦艇、航空機主体の作戦がほとんどなので、活躍の場がない。

3.4. 完了後の再試行

 クリアデータを用いた場合、資金, 兵器開発状況, 希少物資数, 将官, 機能拡張状況は維持される。このうち、希少物資数と機能拡張状況は、別の軍で行っても維持される。大日本帝国軍でクリアしたあと米国軍ではじめた場合、資金や将官, 開発状況は米国の初期状態であるが、希少物資数と機能拡張の状況は大日本帝国軍で獲得又は実施した状態が維持される。別の軍で開発した機能や、別の軍で得た希少物資を利用できる点は若干奇妙だが、そのような仕様である。なお、同一の軍で再度ゲームを行う場合は、資金, 兵器開発状況, 将官, (鹵獲兵器)が維持される。初代機開発日が到来していない兵器も生産, 使用できる。


4. 作戦遂行環境

4.1. 時間

 1日は6分割され、それぞれ早朝, 朝, 昼, 夕方, 夜, 深夜と呼ばれる。早朝, 朝, 昼を昼間と呼び、それ以外を夜間と呼ぶ。
 夜間は部隊の一部の能力が低下する。攻撃命中率, 索敵範囲などである。夜間能力は昼夜能力比に応じて定まる。昼夜能力比は兵器によって異なる。兵器性能画面で確認できる。一般的には、以下の通りである。その他具体的な能力については該当項を参考にされたい。
兵器
日本 夜間戦闘航空機 70-80
航空 60
歩兵 30
潜水艦 100
米国 夜間戦闘航空機 90
歩兵 30
潜水艦 100
 夜間は索敵範囲が狭く攻撃力も弱いので、原則としては、進軍せず場合によっては後退して敵を待ち伏せした方が良い。一方で、行動時間のうち半分が夜間なので、常時待ち伏せを行うのは時間がかかってしまい得策でない。自軍が優勢な場合や、修理, 補充拠点が近い場合は、夜間であっても索敵外に踏み込むことも含めて積極的に戦線を押し上げた方が、結果的に早く, 損失も少なく作戦を終えるできる。

4.2. 行動順

 各時間帯において、青, 赤, 緑, 黄, 紫の順に行動する。青が自軍, 赤が主力敵軍となる。

4.3. 天候

4.3.1. 天候

 天気には、晴れ, 曇り, 雨, 雪, 霧, 嵐, 吹雪の7種類がある。どの作戦も、2順目までの天気は確定している。海戦系の作戦の殆どでは2順目が嵐になる作戦が多いので、歩兵を輸送機で運搬する場合は非常に煩わしい。3順目以降は天気は確率的に変化するので、作戦をやり直せば異なる天候になる。各天気の発生確率は、作戦により異なる。

 天気により制限を受ける行為は、以下の通りである。"嵐とか吹雪の時は、航空機や艦船のZOCが消失します"と説明するSiteもあるが、少なくともPS3版ではZOCは天候による影響を受けない。如何なる天候でも消失しない。PS2版については、確認が必要である。航空機や水上艦が攻撃能力を失うので、ZOCに敵部隊が侵入しても反撃できないが、その点はZOCの存亡とは別である。
主体 行為

吹雪
航空機
水上艦
攻撃 A A A A -
航空機 離陸
発艦
A A A - -
地上部隊 破壊 A A - A -
通常空挺 A A - - -
航空機 破壊 - - - -

4.3.2. 累積値

 各作戦は、雨累積値, 雪累積値を持つ。雨累積値は、雨, 嵐によって上昇し、晴れ,曇りによって減少する。雪累積値は、雪, 吹雪によって上昇し、晴れ,曇りによって減少する。雨累積値が一定値以上になると雨地形になり、雪累積値が一定値以上になると雪地形になる。それぞれ、一定値を下回れば、通常地形に戻る。
 河川が深河川になった場合、河川上の部隊が深河川に進入できない部隊である場合、当該部隊は消滅する(説明書)。他の地形変化の場合は、未確認である。
通常 雨地形 雪地形
荒地 泥濘 雪荒地
平地 雪原
山地 雪山
河川 深河川 凍結河川
深河川 凍結河川
凍結湖

4.4. 情報確認

 PS2版では、スタートボタンを押して"指令書"を選び、さらに△ボタンを押しても、最大部隊数を確認出来る画面が表示されます。PS3版では、△ボタンで画面下部に3種類の情報が順番に表示される。作戦情報, 地形情報, である。
作戦情報 日付, 時刻, 天気, 予想天気, Phase, 部隊数/最大部隊数
地形情報 地形, 索敵範囲, 占領値, 建物値

4.5. 市街戦

 PS/PS2版のみの機能である。2WAYマップと呼ばれる。
 市街戦への移動は、突入場所に移動して止まる事で可能となる。次順開始時に自動的に部隊が市街に配置される。1つの突入口から1ターンに移動出来るのは1ユニットという事になります。高度が違えば1つの入り口から複数のユニットが突入する事も出来ます。
 そして別マップ(拡大マップ)では、1ターンに3度の行動フェイズがあります。つまり、拡大マップ内では通常マップの3倍の速度で戦闘が進みます。燃料も拡大マップ内では3倍になりますが、弾数は通常マップと同じです。
 まだ拡大マップに移動していない時でも拡大マップ内の行動フェイズが3回行われるので、拡大マップがあるとターン終了までの待ち時間が長くなる。
 なお、拡大マップではなく、複数の通常作戦地図が並行して存在する場合。この場合、同じ時間の流れのマップが複数存在する事になりますが、配置部隊数は両方を合算して配置可能部隊数の制限に服する。

4.6. 施設地形

施設 占領 建物
本拠地 20 ?
大都市 12 ?
中都市 8 ?
小都市 4 ?
飛行場 12 ?
簡易飛行場 6? ?
捕虜収容所 20 30
閘門 10 20

4.6.2. 特殊な地形

 米国.ビスマルク海海戦では、ニューギニア島内陸に閘門が存在する。内陸なので船が進入することはできない。

4.6. 配置(PS3版)

 編成部隊は原則として根拠地から出撃させる。当該作戦内で生産した部隊は生産地から出撃する。配置部隊の移動力に応じて移動した上で配置できる。敵根拠地を占領した場合、当該施設は大都市になるため、そこから出撃させることはできない。
 例外的に、ミッドウェー海戦, フィリピン攻撃(大日本帝国軍), 真珠湾攻撃など、根拠地が無い場合は、司令官が搭乗する空母部隊(以下旗艦部隊)から出撃できる。この時、旗艦部隊滞在地点の地形により、出撃できる部隊が異なる。当該地形を行軍可能な部隊が出撃できる。海では航空部隊や艦艇が、浅い海ではそれに加えて水陸進行可能な地上部隊が、港ではそれに加えて全ての地上部隊が出撃できる。空母は浅瀬には進入できないので、移動可能海域に港又は海軍基地が無ければ水陸型以外の陸上部隊を出撃させることはできない。
 この点は説明書に詳しい説明が無い上に、直感的に分かりにくいので、注意を要する。知っているのとそうでないのでは攻略の難度に相当の差が出る。

4.7. 配置(PS/PS2/PC版)

 根拠地・陸軍基地・飛行場・海軍基地の中又は根拠地隣接地に配置して出撃させる。編成部隊の出撃場所が多様であるものの配置時に移動できない点で、PS3版と異なる。敵の陸軍基地や飛行場、海軍基地を占領すると、当該建物に配置できる。敵の根拠地を占領すると大都市として扱われるので、配置できない。
 根拠地隣接地に配置した部隊は外に出ているので、同順の敵の攻撃対象にもなり、守備も可能である。


5. 大日本帝国軍作戦

5.1. 時期

C 作戦 開始 大勝 勝利
J.JS 日本海海戦
J.KG 鹿児島湾演習 J.PL -
J.VL ウラジオストク攻略戦
J.PL 真珠湾攻撃

5.2. 大日本帝国軍経路

 PS/PS2版とは若干異なっており、以下に記す。ここには書いていないが、ウェーク島上陸戦で勝利した場合も珊瑚海海戦に向かう。

作戦 結果 PS2版 PS3版
関東特殊演習 大勝利 コタバル上陸作戦 フィリピン攻撃
ウェーク島上陸戦 大勝利 セイロン島沖海戦 ビルマ侵攻戦
セイロン島沖海戦 珊瑚海海戦
Sevastopol要塞攻略戦 大勝利 スターリングラード攻防戦 Suez Canal攻防戦.乙
Suez Canal攻防戦.甲 大勝利 イタリア上陸戦 スターリングラード攻防戦.乙

C 作戦 大勝 勝利 引分 敗北 X
J.LG A.II A.I ?
J.K3 A.II A.I 2
J.II 張鼓峰事件 J.III
J.IV
J.IV ?
J.III 第一次重慶攻撃 A.III
A.IV
A.IV A.V ?
J.V 第二次重慶攻撃 J.VI J.VIII J.V
J.VI 広東上陸作戦 J.VII -
J.JS 日本海海戦 J.KG
J.VL
J.KG ?
J.KG 鹿児島湾演習 J.PL - 0
J.VII 関東特殊演習 J.XI ?
J.XI フィリピン攻撃 J.XII -
J.XII バターン半島攻略 J.XIII -
J.XIII ニューギニア/ラエ上陸戦 ? ? - ?
J.PL 真珠湾攻撃 J.XXXV J.XL ?
J.WK ウェーク島上陸戦 J.XXXVI J.CR 1
J.XXXVI ビルマ侵攻戦 J.XXXVII J.XIII
J.XXXVII インド解放戦 ? ? ?
J.CR 珊瑚海海戦 J.PM ? J.MD 1
J.PM ポートモレスビー攻略作戦 J.MD J.XLIV 0
J.MD ミッドウェー海戦 AL 2
J.AL アリューシャン列島攻略作戦 J.SV 0
J.SV ソロモン沖海戦 J.XLV 5
J.XLV ガダルカナル島奪回戦 J.XLVI
J.XLVI 「81号」い号作戦 J.XLVII J.XLIX
J.SFJ サモア/Fiji攻略戦
J.KS Kiska撤退作戦 J.BG
J.BG ブーゲンビル島沖海戦 ?
J.HW ハワイ攻略戦 0
J.SV Sevastopol要塞攻略戦 J.SY ? ? ? 0
J.S1 Suez Canal攻防戦.甲 J.G2 ? ? ? 0
J.S2 Suez Canal攻防戦.乙 ? ? ? 0
J.G2 スターリングラード攻防戦.乙 ? ? ? ? 0

Cd Year St
J.SFJ 1943 0214


  • :同一作戦を繰り返す。

2.3. 経済

 等級別報償表
C 作戦 1
O 22,000 A.II A.I
J.LG 22,200 A.II A.I
J.CK 張鼓峰事件 23,900 J.IV
J.K2 張鼓峰事件 23,900 J.IV
J.III 第一次重慶攻撃 A.III
A.IV
A.IV A.V
J.V 第二次重慶攻撃 32,000
J.VI 広東上陸作戦 26,200
J.VII 関東特殊演習 J.VII ? ?
J.VII フィリピン攻略 31,100 ? ? ?
J.VII バターン半 42,300 ? ? ?
J.LE ニューギニ 37,100 ? ? ?
J.PM ポートモレ 47,100 ? ? 32,100
J.VII ミッドウェ 43,400 ? 33,400 ?
J.PH 真珠湾攻撃 33,600 ? ? ?
J.? ウェーク島攻撃 66,550 61,550 ? 51,550
J.XXXVI ビルマ侵攻戦 34,000 29,000 24,000 ?
J.XLII ミッドウェー海戦 ? 49,400 ?
J.XLIII アリューシャン列島攻略作戦 48,800 ? ? ?
J.XLIII アリューシャン列島攻略作戦 48,000 ? 38,000
J.XLIII アリューシャン列島攻略作戦 41,200 ? ?
J.81 81号い号作戦 4,704 55,400
J.XLVII サモア/Fiji攻略戦 ? 44,600
J.KSK キスカ島撤退作戦 792 42,100
J.BGV ブーゲンビル沖海戦 1,520 43,800
J.SF 米国西海岸攻略戦 3,240
J.S1 Suez Canal攻防戦.甲 116,???

2.4. 天気

C 作戦 1 2
O ? ?
J.LG 盧溝橋事件 晴or曇
J.CK 張鼓峰事件
J.PM ポートモレ
J.SF 米国西海岸

4.5. 評価

い号 43 212 147 19 9/146 41/41 9 II

2.5. 盧溝橋事件

 最初の作戦であるため、日本軍兵器開発の余地は限られる。その為、当初は彼我の航空機能力の差は無いか劣勢である。従って、特にこだわりが無ければ、航空機を2機以上配置して、3順目に敵飛行場と敵根拠地上空に置いて、敵航空戦力を殺いでから攻略したい。敵は1順目に航空機の生産を始め、最初の生産航空機が3順目に完成する。3順目までに敵飛行場を封鎖できないと比較的面倒な作戦となる。又は2順目までに敵地上部隊を全て殲滅して勝利しても良い。
 敵の初期配置に航空戦力は無い。

2.6. 張鼓峰事件

 1938年7月29日に始まる。大勝利条件は08/03とやや厳しい。範囲は狭いが、夏にも拘らず雪原での戦いとなる。道路網も十分でないので、地上部隊の行軍には苦労すると思われる。必要なら塹壕を多数施設して部隊の移動力を高めたい。塹壕は雪が降っても移動抵抗に変化は無く、履帯重.乙を除いては移動抵抗1で進行できる。2順目までは雪なので、航空部隊が出撃できるのは早くても3順目以降である。
 雪が降らない状態が3順続くと、雪のない地形に変化する。運が良ければ5順目(7/29 夜)に雪のない地形に変化する。その場合でも、雪原地形に戻ることはある。雪のない地形であれば行軍が楽になるが、大勝利を目指すのであれば期待しない方が良い。
 ソビエト軍は航空機を生産しない。兵器開発は、三菱重工業.大型機を開発し、なるべく早く月光一一型を開発したい。

2.7. 沙草峰(PS3版)

 最大部隊数80で、航空機を使用できるので、PS/PS2版に比べれば格段に容易である。雪地形になりやすいので、塹壕を設置して移動力を確保すると良い。

2.8. 沙草峰(PS/PS2版)

作戦開始日時 : 1938年8月1日 早朝 作戦期限 : 8月17日 昼(約17日後)
勝利条件 : 通常(敵全滅か根拠地の占領/破壊) ループマップ(転進で最初から)
最大資金 初期収入 最大部隊数 操作 方針
大日本帝国 3,600 11,500 15 プレイヤー
ソビエト軍 3,600 10,000 15 CPU 侵攻重視
 このステージは歴史的には前のステージ「張鼓峰事変」の続きで、張鼓峰事件に含まれる場合もあります。「張鼓峰事件」で進軍してきたソ連軍は、日本の朝鮮守備隊により撃退されましたが、さらに兵力を増強し、朝鮮に対し進攻を仕掛けてきます。この軍事行動は、本格的な朝鮮占領作戦だったのではないかとも言われています。
 このステージの本来の開始日時は8月1日のようですが、前のステージである張鼓峰事件の開始日が7月30日なので、普通にプレイしていると本来の開始日時はオーバーしてしまいます。
よって(このステージで転進しない限り)、開始日時は張鼓峰事件をクリアした翌日からとなります。
 このステージはいくつか特徴があります。
  • 配置できる部隊がたったの15
  • 飛行場がないので陸軍のみ
  • いきなり橋を渡らないといけない
  • その後も道が狭い
 遠距離攻撃が出来る野砲(牽引砲)が必須であろう。15部隊しか出せないので、何をいくつ出すかよく考えて配置しましょう。補給車も必須ですので忘れないように。
 開始直後、橋をムリに渡ろうとしても厳しいので、まずは橋の手前に戦車や装甲車を配置して敵の進攻を食い止めつつ、やってくる敵軍を加農砲でドカドカ砲撃して減らしましょう。敵にも野砲がいるので、見かけたら最優先で倒して下さい。
 敵をある程度減らしたら、夜が明けてから隙を見て橋を渡り、そのまますぐ近くにある根拠地「パクシコリ」の上にユニットを置いて押さえましょう。パクシコリを占領したら、マップ右上のノヴォキエフスクの先の根拠地に向かっていく訳ですが、途中で敵の野砲に遭遇して撃たれる事になると思います。藪や山に隠れて少しでも索敵されないように進みたいところです。
 また、途中の都市は小都市なので弾薬の補給はできない。よって各部隊は必ずパクシコリに一度収納して弾薬の補給を行うか、もしくは途中で補給車からの補給を受けて下さい。ノヴォキエフスクに近づいたら、一気に距離を詰めて敵の野砲を撃破しましょう。
 もし前作戦でBA-6やBA-10を鹵獲出来た場合は、投入すると良い。移動力が高く攻撃力もあり、索敵範囲も広く。特に隠蔽値が1なので、山や藪に隠れておけば、敵に見つからずに進軍する事が出来る。
 沙草峰で大勝利するには、開始日から4日後の深夜(8/1開始なら8/5の深夜)までに終了しなければならない。航空機は使えないPS/PS2版では難しい作戦となる。大勝利は1周目ではまず不可能と語る者もいる。"私は2周目で騎兵x2、給油トラックx3、一式砲戦車ホニII*4、残りは三式中戦車と一式中戦車という編成で攻略した"。ホニIIは変形の必要がないので時間短縮に効果的だが、弾数が2なので、補給を効率的に行う。勝利方法は全滅が一番手っ取り早い。日数からしてキャンペーンでしか大勝利はできない。"とのことである。

2.9. 第1次ノモンハン事件(その後)

 初めて敵初期配置航空部隊が現れる。しかも9部隊あり、暫く後に生産した航空部隊も現れる。此方の航空戦力が不十分であれば苦戦を強いられよう。面倒を嫌うなら、航空部隊を充実させておこう。
 本作では珍しく敵は爆撃に積極的な爆撃機を生産するので、収納中の施設が攻撃されないよう注意しよう。収納中の施設が攻撃されると、被収納部隊が損害を受ける。

2.10. 第2次ノモンハン事件

 PS3版は全体的に易化しているが、本作戦も同様である。月光一一型又は天雷があると望ましい。やや難しく感じた人は、敵の本拠地と(簡易)飛行場を航空機で封鎖することを検討する良い。早ければ4順目に封鎖できる。敵の航空機生産の最初の部隊は3順目に離陸するので、それは防げないだろうが、それ以降は防げる。その場合は、敵に索敵されないようやや迂回するとともに、敵施設数より若干多めに部隊を派遣すべきであろう。

5.11. 日本海海戦

 ウラジオストク攻略戦を行うのであれば、勝利以上の結果が必要である。鹿児島湾演習や真珠湾攻撃作戦は結果に拘わらず行える。初回攻略の場合で、2作戦後の真珠湾攻撃で潤沢な艦船, 艦載機運用をしたいのであれば、これ以前の作戦と比べて圧倒的に域内経済力の高いこの作戦を引き延ばして資金を稼ぐと良い。そのためにも、作戦前に是非とも機能拡張"徴収額の増加"をできるだけ拡張しておきたい。同時に、作戦中の相場が安い時に艦艇等を生産しておくとよい。
 ソビエト軍は効果的な上陸, 占領作戦を行うわけではないので、勝利を目標としないなら放置して良い。ソビエト軍艦艇は施設破壊能力は持たないので、施設破壊や占領を行う爆撃機, 揚陸艦, 歩兵にだけ注意しておけば、労せずして十分な資金を得ることができよう。十分な資金を得たあとに転進しても良い。
 一方で初回攻略で大勝利を狙うのであれば、ソビエト軍の初期配置艦艇部隊が多いので注意する必要がある。本拠地占領による勝利を目指すのであれば、敵の薄い東側から攻めることを勧める。勝利条件部隊の全滅による勝利を目指すのであれば、日本海西側の敵艦艇部隊群と戦闘しなければならない。

5.12. 鹿児島湾演習

 中島飛行機.大型の開発が可能となる。迅速に富嶽開発しよう。航空機からの対地上, 対艦攻撃で富嶽に勝る兵器は無いので、最後まで役に立つ。
 敵本拠地は無く、勝利条件は敵部隊の全滅である。敵は油槽艦12隻で、全て鹿児島湾内北部にある。域内経済規模は大きくないので、特に資金に困窮していない限りは迅速に終了させてかまわないだろう。もし時間稼ぎをするならば、敵艦を1隻以上稼働させておかないといけないが、その場合は鹿児島湾を南下して、湾外に出ることもある。

5.16. Sevastopol要塞攻略戦

 中島飛行機.大型機の開発が可能となる。富嶽を生産できれば、黒海の敵艦隊の撃沈が容易であろう。海軍基地があるので、低価生産が可能なら艦船の生産を視野に入れてもよい。本拠地は内陸にあるので、既存艦船を出撃させることはできない。

5.17. Suez Canal攻防戦.乙

 ナイル川を超えてシナイ半島に陣取る米英と戦うマップである。道路は無く、ほぼ全面砂漠環境での戦闘となる。履帯重.甲, 騎馬などであれば抵抗値1で走行できるが、車両, 歩兵などは抵抗値が大きいので、陸上で歩兵を運ぶ手段は検討を要する。日本軍.軽車両系統に、歩兵運搬車両(履帯重.甲, 速度5-6)があるので、利用するとよい。
 要塞を連続的に建設することで地上兵器の移動能力を確保することを考えてもよい。
 米英とも航空機発着可能地形(本拠地, 飛行場)を2つずつ持つだけだが、その割にはそれなりの航空戦力を持つ。

3.4. 第一次重慶攻撃

 大勝利を目指すのであれば、期間が短いので、留意しよう。希少物資を利用しなくても、そろそろ月光二一型を運用できると思うので、活用しよう。

3.5. 百団作戦

 PS3版では、相対的にかなり容易な作戦である。敵は歩兵主体に生産してくるので弱い。一方で陸軍基地や都市が多いので、占領による鹵獲や希少資源の獲得、資金稼ぎに向いている。転戦による再戦はできないが、資金を稼ぎたければ本作戦を長引かせよう。その場合は、うっかり敵を全滅させないように注意しよう。
 PS/PS2版では、臨時列車と騎兵2部隊が最初から配置できないと飛行場を敵が飛び立つ前に占領できない。作戦前に生産しておく。これらを右端の陸軍基地に配置して、騎兵を搭載した後最高速で南下する。途中一部隊降車して先行させ鉄橋を占領、続いてもう一部隊で飛行場を占領する。なおこの方法はキャンペーンでのみ可能である。

3.6. 第2次重慶攻撃

 敵の航空戦力が格段に上がる。当初の敵部隊数は36であるが、20以上が航空部隊である。初日(初順ではない)で敵の航空部隊を減らせれば、相当楽な展開となる。東南方の敵施設に敵部隊はいない。西安付近の3都市近辺には、対空砲部隊が2部隊存在する。

3.8. 関東特殊演習

 PS2版以前では、航空機の支援を受けられないようであるが、PS3版では、航空機を出撃させることができる。工作車で簡易飛行場を建設することもできるので、PS3版では航空機を主体にして戦う方が効率的であろう。

以下引用である。
 このマップは航空支援が一切受けられませんので、加農砲での間接射撃のお世話になることになります。しかし、加農砲を活用するのには少々「仕込み」が必要となります。まずマップ左下の陸軍基地に「臨時装甲列車」1両と「騎兵」数部隊を配置、騎兵は列車に搭載しておきます。装甲列車の高速移動でマップ左側中央のソ連陸軍基地付近に騎兵をおろし速攻で占領してしまいましょう。ここを放置すると対地ロケット弾のメガヘックス攻撃でこちらの地上部隊がズタボロにされてしまいますので、出てくる前に発進基地ごと落としてしまおうと言うわけです。
 次にマップ左上の陸軍基地に加農砲2部隊と中戦車5~6部隊そして九三式装甲作業機を3部隊ほど、作業機で丘陵に塹壕を掘りまくり加農砲が展開できる地形を増やしておいて、奥地への砲撃を可能にしなければ攻略は極めて困難です。
占領した陸軍基地に加農砲2部隊&護衛の中戦車or軽戦車を配置し、ソ連軍根拠地南側からの支援砲撃を行いつつ東側から進撃すれば何とか勝てます。
 以降の地上戦を考慮してチハを鍛え上げないときつい。次作戦からやっとマトモな中戦車"一式中戦車 チヘ"が開発可能になりますので、なるべく多くのチハたんをLv★にしておきたい。
 キャンペーン全体を通して地上部隊は中戦車と加農砲、建物占領用の騎兵&空挺兵で事足ります。開発費用が安いため何を開発しても良いのですが、問題は部隊経験値を稼ぎづらいと言うことにつきます。89式とチハたんを徹底的に鍛え上げられるかどうかが鍵です、チヘたん&チヌたん(三式中戦車)はそこそこマトモに働いてくれますから、シャーマンクラスの中戦車に手を出さない限り大丈夫です。でも、チヘたん・チヌたんまで進化させるのが大変という罠。九五式重戦車は、即戦力ですが将来性がないので私は使ってません。

3.8. フィリピン攻撃

 峰風型駆逐艦6, 92式装甲車, 歩兵等が無償で配置される。根拠地が無く、既生産部隊は旗艦空母から配置する。配置規則については、配置を参考にされたい。旗艦空母がいる海域は東岸の海軍基地, 港から陸で隔てられるので、空母が港や海軍基地に侵入することができない。当然ながら、海岸沿いの鉄橋も空母が進入できる地形ではない。従って、既生産地上部隊は浅い海を通行可能な水陸両用型以外を配置することはできない。他の陸上兵器は、敵陸軍基地を占領して生産することで活用できる。
 南東側の海軍基地の周りは浅瀬なので、駆逐艦を入港させることはできない。

3.9. 真珠湾攻撃

 日本軍根拠地は無い。旗艦空母から部隊を配置する。空母や艦載機の運用にこだわる人もいようが、陸上部隊を利用して敵施設を占領して陸上機等を利用する方が攻略は容易だし、高い評価を得られるだろう。
 その為には、旗艦空母を島北東の敵海軍基地に侵入させて陸上部隊を展開するとよい。旗艦空母は最も近い敵港に3順目に侵入することができるので、そこから陸上部隊を配置すると良い。この時、島北東の電策施設により旗艦空母が索敵されてしまうが、付近に敵部隊はいないので問題無い。配置規則については、配置を参考にされたい。
 初期配置では、付近に米国部隊はいないので、最大通常速度で戦線を押し上げて良い。
 空母を始めとして米国の優秀な艦艇を鹵獲したいが、一度出撃した艦艇はなかなか帰港しない上に、港の占領を始めると耐久値の回復を待たずに出撃するので、相当難しいと考えて良い。艦艇の耐久値を3程度まで下げたとしても、艦砲残弾が枯渇しないうちは帰港しない。

5.11. ウェーク島攻撃

 木下重実が加入する。恐らく占領可能施設が少ないからだろうが、全部占領しても大勝利期限ぎりぎりだと勲4等の評価となる。
 直近数作戦と比べると、敵初期配置航空部隊が多いので、それなりに注意しよう。

5.12. 珊瑚海海戦

 Laeからポートモレスビーを攻略する。南方と東方に敵施設があるが、東方離島の敵施設(7施設)占領は輸送機よりも蒼空の方が向いている。
 敵軍には比較的艦艇が多い。敵初期配置では潜水艦部隊は無いので、生産前に鹵獲してしまえば対潜攻撃力は不要である。敵は海軍基地を2か所持つが、西側の海軍基地で比較的早め(2順目)に5部隊の生産を始める。早めに占領できれば、5部隊を鹵獲できる。もし、氏が"迅速"を習得しているのであれば、空挺兵を指揮させて占領させよう。2順目は嵐なので、歩兵搭載後の輸送機は3順目以降でなければ動けない。1順目で蒼空を本拠地近くの浅瀬に置き、2順目で空挺兵を搭載して移動すると良い。蒼空は浅瀬からなら荒天でも搭載後すぐに離陸できる。この鹵獲に失敗した場合は、敵潜水艦が出向するので対潜攻撃力が必要となる。
 暫くすると、東側の海軍基地でも生産を始めるので、それも鹵獲できると良い。

5.14. アリューシャン列島攻略作戦

 本作では珍しく、敵初期配置の潜水艦が多い。3-5順目に味方本拠地付近に潜水艦, 魚雷艇, 航空機がやってくるような敵部隊配置になっている。ある程度の戦力があれば負けることは無いだろうが、真正面から対抗すればそれなりの損害を受ける。損害を抑えたければ敵を避けてAttu島へ向かって良い。Attu島の飛行場を占領して北東から攻めれば、敵の航空機, 水上艦, 潜水艦が分散するので、戦い易くなる。
 味方本拠地が航空機で封鎖されるが、敵は爆撃, 上陸ともしてこないので、負けることは無い。
 320k

5.15. ブーゲンビル沖海戦

 航空機5-6機程度, 艦船10隻程度が近海に居る。此方も部隊数を多くすれば問題無いが、さほど多くない場合は、初順で本拠地南方, 距離5Hexを基準として東西に航空機による防御帯を作ると良い。また、富嶽が最も望ましいが艦船攻撃用の部隊を用意すると良い。
 その後敵の攻撃が収まるまでは味方空港を利用して回復しつつ攻撃を加えて、敵の攻撃が弱ってからは一直線に敵本拠に向かえば良い。

3.36. ビルマ侵攻戦

 都市が多く大勝利期限にも余裕があるので、資金稼ぎに向いている。とはいえ、全部占領しても大勝利期限ぎりぎりだと勲2等の評価となる。この後しばらくは収入の少ない作戦が続くので、資金を持っておきたい。

3.41. ポートモレスビー攻略作戦

 PS/PS2版だと進路が複数想定できるらしいが、北部が範囲外とされたPS3版においては、山脈を南に迂回する方法に限られる。両本拠地は山脈に隔てられるものの非常に近く、高空重爆撃機があれば天候が回復次第敵本拠地を爆撃して勝利することができる。
 次にミッドウェー海戦を行うのであれば、相場の安い時期に艦載機等を生産しておいてもよいであろう。

3.42. ミッドウェー海戦

 空母"赤城", 油槽艦4が与えられる。東の油槽艦が敵航空機(海上索敵4)から索敵された状態である。当該油槽艦西側の艦上爆撃機を壊滅させて北西方向に動かせば逃げ切れる。但し、震電のような高速の航空機か, 士官特技"突破"を用いないと、届かないだろう。油槽艦を生存させるのが難しければ、解散させてしまった方が、高い評価を得やすいが、解散した場合は売却資金は得られない。
 最も簡単な方法は、爆撃機で本拠地を破壊する。この場合は、艦載機でなくても墜落する前に戦闘を終わらせられよう。敵艦艇部隊は島西側近傍(A群)と、島北側やや遠方(B群)に居るので、それを迂回すればよい。
 敵部隊をある程度倒したければ、
 占領可能施設は4と少ないので、勲1等を得るのは難しい。

3.44. ソロモン沖海戦

 New Britain島から、Guadalcanal島, San Cristobal島を攻略する。Guadalcanal島には、米軍の飛行場2, 海軍基地1, 陸軍基地1があり、その他の施設がSan Cristobal島にある。Guadalcanal島には浅瀬からの上陸はできないが、San Cristobal島ではできる。
 6/30日までかかるようだと、勲2等が限界であろう。久々に収入のある作戦なので、資金をためても良いが、さほど効率は良くない。資金に余裕があるなら引き延ばさなくても問題無いだろう。
 米軍航空機は質量とも今までより一段強くなる。F4U-1 Corsair, F4U-4 Corsair, ベアキャット等が投入される。部隊数をあまり増やさずに損失を抑えたければ、最初は守勢に回り、艦艇による攻撃と併せて撃墜していくと良い。

5.45. Guadalcanal島奪回戦

 Nggela Sule島から、Guadalcanal島を攻撃する。Solomon海がやや広いので、陸上機と艦上機を併用すると良い。勲1等は取りづらい。二等輸送艦(揚陸艦)に工作車を2部隊搭載してSavo島とGuadalcanal島に1か所ずつ簡易飛行場を建設すると良い。

5.46. 「81号」い号作戦

 強風一一型を生産することができる。最も有用な戦闘機紫電改を迅速に生産しよう。士官を増やしたければ、大勝利はせずにキスカ撤退作戦に進むと良い。その場合、都市の多い地域なので、資金稼ぎに最適である。
 Boufainville島から、Port Moresbyを攻略する作戦である。New Britain島は日本軍施設が並ぶが、Solomon諸島とPort Moresbyの2方向に敵施設がある。本拠地南方の島の2小都市は、占領部隊の回収ができない。New Britain島はRabaultと島中部が山地又はで隔てられている上に浅瀬が無いので、島中央部の海軍基地を破壊されると修復が面倒である。密林を移動でき且つ修復能力を持つのは工兵だが、本作では日本軍は工兵が存在するものの生産できないものと思われる。
 敵航空機が多く、それなりに強いので、航空戦力が充実していない場合、運用部隊数を抑えたい場合は、戦力を向ける方向を絞り込もう。

3.47. Samoa/Fiji攻略戦

 2/16 早朝でも勲3等である。

3.50. Kiska撤退作戦

 米軍の初期兵力は、以下の通りで、うち艦艇5が勝利条件部隊である。潜水艦以外は初順で攻撃可能であろう。戦力的には脅威ではないが、迅速に済ませたければ潜水艦を攻撃できる航空機を用意しよう。本拠地が海岸と接していないので、艦艇部隊は配置できない。海軍基地はあるので、艦艇部隊を生産することはできる。経済規模の小さい作戦なので、迅速に終了させたい。
航空機 5
艦船 2
潜水艦 3

3.51. ブーゲンビル沖海戦

 敵初期配置部隊は、航空機33, 駆逐艦2, 軽巡洋艦5である。20部隊程度は初順に日本側本拠地に届く程度の距離に居るので、航空戦力が十分でない場合、損失を抑えたい場合は、本拠地北西に退いて守ることを考慮しても良い。2順目は嵐なので、初順に離陸しておかないと3順目まで離陸できない。最初の敵攻撃を凌げば、一気に戦線を押し上げるのみである。

3.52. マリアナ沖海戦

 敵初期配置部隊は、水上艦が30程度ある。米国軍は、部隊価値710,000という、全作戦を通しても屈指の高価値部隊が配置されている。初順で索敵できている搭載空母以外にも、近辺に複数の搭載空母がいる。突破能力を持つ士官に富嶽(対艦兵装)を装備させると、初順で大きな戦果が得られるだろう。

5.52. ハワイ

 敵初期戦闘機部隊数が多い。帝国軍航空機の損害を抑えたければ、最初の数順は山岳地形を使って守ると良い。このあたりから、米国軍輸送機スカイトレインBを鹵獲できるようになる。

5.53. 米国西海岸攻略

 海上基地から、San Francisco(と思われる)付近の海岸へ攻め込む作戦である。渡海作戦であるにも拘らず、艦艇部隊の配置はできない。艦艇を用いたければ生産することになる。敵初期部隊数は71とかなり多いが、さほど難しくは無い。敵航空機は殆ど水上偵察機であるOS2U Kingfisherであるほか、下記のような部隊が配置されているが、航空戦闘能力は低い。早いうちに敵空港を封鎖してしまえば、相当楽に戦えるだろう。
 大陸側補給基地は3か所しかないため、海上基地から離れた場所での航空機, 飛行艇の燃料管理には注意する必要がある。帝国軍飛行場から大陸北側の海軍基地, 飛行場までは40Hex程度、大陸南側の飛行場までは50Hex程度あると思われる。大陸側海岸は浅瀬が広範囲に分布するため揚陸場所は十分にあるが、陸上部隊の運用は敵陸軍基地を占領して生産した方が効率的な場合もあろう。
 PS2版では、自国の根拠地から最短距離の敵飛行場までかなり距離があり、二式飛行艇がないと占領はかなり厳しい。米国本土には港が存在しないので、飛行艇は片道乗り捨て(海に浮かんで墜落はしない)になる。戦闘機は紫電改なら届くが、なければ艦載機を使うので、空母の進軍に合わせて飛行艇を離陸させる。敵海軍は飛行艇のみである。
OS2U Kingfisher
B25-Bミッチェル(特別仕様) 1
軽巡洋艦 2
駆逐艦 3

5.53. Suez Canal攻防戦.甲

 シナイ半島からナイル川西方の独伊連合軍と戦う。同盟は英軍のみである。イタリア軍の航空機はそれなりに強力である。紅海西側で戦うよりも、紅海東側で英軍を利用しながら独伊空軍を迎え撃つ方が損害は少ない。大勝利期限まで10日ほどあり、他の作戦と比べて長い。敵領地を悉く占領すれば、7-8日かかっても勲1等を得られるので、急がず戦って良い。



4. 米軍作戦

4.1. 時期

C 作戦 開始 大勝 勝利
A.OO チュートリアル 1940 0801朝 ?
A.C2 第二次重慶攻撃 1940 0728昼 0801朝 0813夜
A.PL フィリピン攻撃 1941 1222早 1225夕 0107昼
A.BT Bataan半島攻略 1942 0109早 0113夜 0125昼
A.LE Lae上陸作戦 1942 0305早 0313早 0321昼
A.DL ドゥーリトル作戦 A.PM ?
A.PM ポートモレスビー攻略作戦 1942 0426早 0430昼 0512昼
A.CR 珊瑚海海戦 1942 0426早 0506昼 0512昼
A.MD Midway海戦 1942 ? 0506昼 0512昼
A.PS マリアナ沖海戦 1944 0509夜-
A.IW 硫黄島決戦 1944 1224朝 1230昼 0109夕
A.ML マレー防衛戦 1944 ? ? ?

 マリアナ沖海戦の大勝利期限は05/09夕方と記載されているが、本稿確認によれば、05/09夜-05/10夕方のいずれかである。

4.2. 経路

 PS/PS2版とは若干異なっており、以下に記す。

作戦 結果 PS2版 PS3版
サイパン島の戦い 無条件 グアムの戦い マリアナ沖海戦
マリアナ沖海戦 大勝利
勝利
敗北
レイテ湾海戦 グアムの戦い

  • フィリピン攻撃で引き分けた時と負けた時では進路が異なる。
C 作戦 大勝 勝利 引分 敗北
転進
X
A.OO チュートリ A.C2 ? 0
A.C2 第二次重慶 A.PL - 3
A.PL フィリピン A.DL
A.PM
A.PM A.BT 3
A.DL ドゥーリト A.PM ?
A.PM ポートモレスビー攻略作戦 A.IV 0
A.BT Bataan半島攻略 A.LE
A.LE Lae上陸作戦 A.LE
A.WK Wake島攻略 A.IW
A.IW 硫黄島決戦 ? A.?? 0
A.PS マリアナ沖海戦 A.GM ? A.GM
A.GM グアムの戦い A.LY ? ? -
A.LY レイテ湾海戦 A.T1 ? ? A.NG
A.NG ニューギニア防衛戦 ? ? ? A.NG 0
A.T1 帝都防空第1戦 ? ? ? ? 0
A.T2 帝都防空第2戦 ? A.OK ? E ?
A.OK 沖縄防衛戦 ? A.OK ? ? 0
A.ML マレー防衛戦 ? A.OK ? ? 1

4.3. 作戦域内経済規模

 以下、敵の本拠地と作戦開始時点の同盟軍施設を除くすべての施設を自軍が占領した場合の収入を作戦経済規模とする。報奨金は、勲1等評価を得た場合の報奨金である。1等級下がるごとに5,000減る。勲7等の場合は、いずれの作戦も報奨金0である。勲1等の報奨金が25,000以下の場合の勲6等の報奨金の額は未確認である。
C 作戦 規模 報償
A.OO チュートリ - 22,000
A.C2 第二次重慶 1,200 24,200
A.PL フィリピン 1,200 32,400
A.DL ドゥーリト A.PM
A.PM ポートモレ A.IV
A.BT Bataan半島 ? 32,600
A.LE Lae上陸作 3,420 38,800
A.CR 珊瑚海海戦 1,030 43,000
A.I2 硫黄島決戦 890 52,500

4.4. 天気

C 作戦 1 2
A.OO チュートリ ? ?
A.C2 第二次重慶
A.PL フィリピン
A.DL ドゥーリト
A.PM ポートモレ
A.CR 珊瑚海海戦
A.BT Bataan半島
A.LE Lae上陸作
A.OK 沖縄防衛戦
A.I2 硫黄島防衛戦

C 局面 大勝 勝利 引分 敗北
A.I 第二次重慶攻撃 24,000 A.II A.I
A.II フィリピン攻撃 27.400 A.IV A.V
A.III ドゥーリトル作戦 A.IV
A.IV ポートモレスビー攻略作戦 A.VIII
A.V バターン半島攻略 A.VI
A.VIII ミッドウェー海戦 A.X A.XI
A.X ポートモレスビー攻略作戦 A.X A.XI

6.4. 評価

C T P
A.I2 硫黄島防衛戦 14 FL I


4.4. 第二次重慶攻撃

 帝国軍で行う第二次重慶攻撃作戦のうち、南部と東部を除いた地域で行う。
 戦闘機としてP36Aホークが3部隊最初から割り当てられるが、P66バンガードが全性能で上回るので、作戦前に入れ替えると良い。具体的には、P36Aホークを売却して、P66バンガードを生産する。初順の到達距離内に歩兵が4部隊いるので、6部隊程度あると楽であろう。それ以上はあればある程作戦遂行が楽になるが、さほど必要ない。
 本作戦では輸送車が生産できないため、敵都市を占領するのは面倒だが、多くを占領しておくと0801朝(大勝利期限)以降でも勲1等の評価を得られる。大勝利条件は0801朝となっているが、実際は若干早い。0731朝であれば大勝利だが、0801朝であれば勝利となる。

C A S
米国義勇軍 - 80 99 1 1 1
大日本帝国軍 4,000 14 12 16 1 1
中華民国軍 2,400 10 10 6 2 1

C 都市
A 飛行場
S 簡易飛行場

4.5. フィリピン攻撃

 日本軍は、2か所の浅瀬から上陸してくる。参考資料によれば、PS3版はPS2版と異なるようだ。帝国軍同作戦と同じ地域だが、北部は除かれている。

C A S R F N
A 80 99 0 20 2 4 3 0 2
J 18,000 45 18 42 0 0 0 0 0 0

C 都市
A 飛行場
S 簡易飛行場
R 陸軍基地
F 工場
N 海軍基地
P
D 電索基地

日本軍の構成は、以下の通りである。
航空機 4
駆逐艦 7
潜水艦 0

4.3. ドゥーリトル作戦


4.7. バターン半島攻略

 19T 勲1等

軍事費 C A S R F N P D
80 99 0 3 1 1 0 0 0 0 0
16,000 40 20 ? 5 2 5 2 1 1 0 0

4.8. Lae上陸作戦

軍事費 C A S R F N P D
80 99 0 22 3 0 1 0 1 0 3
14,000 43 42 40 9 2 1 0 1 1 0 3
8,000 30 20 ? 2 1 0 1 0 0 0 0

4.8. ポートモレスビー攻略作戦

 敵本拠地とは8Hex程度しか離れていないが、間に山脈があるので、高空移動型以外は遠回りとなる。高空移動型の爆撃機で敵本拠地を破壊すると早いが、晴れになるのは早くても3順目以降である。
C A S R F N P D
80 99 0 20 2 4 3 0 2
18,000 21 24 9 1 0 0 0 0 1 0 0
16 13 8 2 1 0 1 0 1 0 0

4.10. 珊瑚海海戦

軍事費 C A S R F N P D
米国軍 80 99 0 6 1 2 0 0 2 3 1
大日本帝国軍 26,000 56 56 ? 9 1 3 0 0 2 3 1

4.8. ミッドウェー海戦

 既存の部隊とは別に、空母1小隊, 艦上戦闘機4小隊, 艦上攻撃機4小隊が無費用で与えられ、当該9小隊が展開している状態から始まる。作中に何の説明もないが、空母の存在する垂直位置から部隊を出撃させることができる。操作としては、通常の根拠地から出撃させるのと同様である。空母か港に居る場合は、地上部隊も出撃させることができる。
 敗北条件は、前記空母の沈没である。勝利条件は、60ターン敗北しないこと又は敵部隊の殲滅(部隊数を0にすること)である。
 当初敵は46部隊いる。6部隊を艦載している空母が付近に居るので、最初の順番で沈没させておきたい。日本軍の部隊編成は、以下の通りである。この段階で特殊爆弾を装備できる航空機を持っているならば、相当に楽であろう。

航空機 22+
航空母艦 4+
その他水上艦 3+
潜水艦 0
合計 46

4.10. 硫黄島

 海上基地から硫黄島を攻撃する。大日本帝国軍は、海岸付近に戦車砲等を多数配置する。一方で、初期配置される航空, 艦艇部隊は無い。敵が航空機を生産する前に敵飛行場上空を塞いでしまえば、楽な展開となるだろう。最も遠い飛行場でも3順目には到達できる。それまでは迎撃される心配はほぼないので、航空機は索敵外であっても最速で移動すると良い。

4.16. ビスマルク海海戦

 ニューギニア/ラエ上陸作戦と同じ地域である。但し、半島側東岸の一部が日本領となっている。勝利条件は、勝利条件部隊の全滅又は本拠地の占拠破壊である。勝利条件部隊は、揚陸艦5部隊である。狭い範囲に集中しているので、特殊爆弾を使用すると一撃で全滅させることも可能である。3順目で終了させることも十分可能であろう。
 一方で、久しぶりの経済地域であるので、作戦を長引かせたい場合はうっかり全滅させないように注意しよう。

4.19. キスカ上陸作戦

 域内経済力の弱い作戦地域なので、迅速に終わらせたい。敵部隊は全て2順目で届く範囲に居る。2順目で全滅させて勝利することも可能であるが、全施設占領してから2日程度で終わらせる方が高い評価が出るだろう。
 速度の速い潜水艦と水上艦を用いて3順目に敵海軍基地を塞いでしまえば、恐らく艦船を鹵獲できる。かなり簡単に艦艇を鹵獲する数少ない機会であろう。米軍の場合は速い潜水艦が無いので、特技"韋駄天"をもつ将官を潜水艦に乗せると良い。

4.20. トラック島大空襲

 日本軍はある程度の艦艇を持つので、攻撃できるようにしておこう。都市と同一の島内に空港建設可能地が無いことにより、空挺よりも揚陸による占領が向いている都市が3程度あるので、揚陸艦を使用しても良いだろう。

4.20. カルヴァニック作戦

 米国軍は海軍基地を持つとともに、艦艇を配置できるが、日本軍は艦艇も海軍基地も持たない。初期配置の航空機も少ないので、航空機主体で攻めれば楽であろう。日本軍は高射砲を配置しているので、留意を要する。上手くすると当日昼に全滅又は本拠地破壊で勝利できようが、評価は勲2等に留まるであろう。施設を占領してから勝利した方が高い評価がつき易い。

4.21. サイパン島の戦い

 サイパン島南西の基地から出撃する。日本軍は艦艇を持たないが、東岸と西岸南方の海軍基地で生産を行う。東岸は遠いが、急げば封鎖して鹵獲できるかもしれない。日本軍は潜水艦も生産するので、封鎖できなければ対潜攻撃の手段も用意しておこう。西岸南方の海軍基地での生産は、若干遅く始めるので、余裕を持って封鎖できるだろう。

4.22. グアムの戦い

 日本軍は飛行場は多いが初期配置航空機は貧弱且つ少ないので、飛行場の封鎖を優先して行うと良い。南西の日本軍海軍基地で艦艇を生産するので、早期に封鎖して鹵獲すると良い。塹壕は占領施設である点に留意する。
 米国軍は艦艇を配置できない。敵海軍基地を占領すれば生産することはできる。日本軍の当初航空部隊が4部隊程度しかなく、地上部隊を特殊爆弾等で殲滅していると3順目くらいで全滅勝利してしまう場合があるが、勲2等に留まるであろう。

4.25. レイテ湾海戦

 本拠地北西側の海に敵艦艇, 航空部隊が多数いるので、早期に対応したい。敵本拠地があるルソン島沿岸には浅瀬が無い。軽車両と歩兵は輸送機で運ぶことができるが、それ以外の陸上部隊は、敵港又は海軍基地を占領したうえで輸送船又は揚陸艦を用いるほかはない。揚陸艦であっても、敵又は中立の海軍基地又は港から揚陸させることはできない。

4.10. 硫黄島防衛戦

資金 部隊 C A S R F N P D
80 99 0 5 3 0 1 0 5 0
36,000 50 62 21 3 2 0 3 0 0 1 2

4.26. 帝都防空第1戦

 東京湾上の海上基地から攻撃する。日本軍の航空機が本拠地北方に多数ある。日本軍艦艇は初期配置されないので、北東の港の索敵, 封鎖に急いで向かえば、制海権の取得に障害はない。
 日本軍は飛行場を持たず、航空機生産可能な施設は本拠地に限られる。初期配置の航空機を制圧すれば制空権も問題無いだろう。

4.30. 沖縄防衛戦

 米軍は既に上陸済みであり、根拠地は現本部町近辺にある。日本軍は、開始直後に屋我地島の飛行場, 海軍基地, 名護南部の飛行場で生産を始める。輸送機を使って2順目から海軍基地の占領を始めれば敵艦艇が生産される前に鹵獲できる。
 日本軍の初期配置に航空機はない。全飛行場まで全速で向かえば、生産前に封鎖できるであろう。艦艇の初期配置としては、水上艦1-2, 潜水艦1程度あるようだ。歩兵が得意な将校に歩兵部隊を与えることも考慮して良いだろう。
 域内経済力は、全作戦有数の高さを誇る。この作戦を行う頃には資金が潤沢な場合が多いだろうが、未だ不足しがちなのであれば、本作戦完了を引き延ばすと良い。全施設を占領すれば、大勝利期限ぎりぎりでも勲1等を得られるだろう。

4.31. オリンピック作戦

 米軍根拠地は種子島にある。日本軍は、開始直後に屋我地島の飛行場, 海軍基地, 名護南部の飛行場で生産を始める。輸送機を使って2順目から海軍基地の占領を始めれば敵艦艇が生産される前に鹵獲できる。
 日本軍の初期配置に航空機はない。全飛行場まで全速で向かえば、生産前に封鎖できるであろう。艦艇の初期配置としては、水上艦1-2, 潜水艦1程度あるようだ。歩兵が得意な将校に歩兵部隊を与えることも考慮して良いだろう。
 域内経済力は、全作戦有数の高さを誇る。この作戦を行う頃には資金が潤沢な場合が多いだろうが、未だ不足しがちなのであれば、本作戦完了を引き延ばすと良い。全施設を占領すれば、大勝利期限ぎりぎりでも勲1等を得られるだろう。

4.32. 呉空襲

 勝利条件は、敵条件部隊の全滅又は敵本拠地の占領若しくは破壊である。東京上陸作戦へ向かうためには勝利以下の結果で終えなければならないので、うっかり条件部隊を殲滅しないように注意しよう。
 敵要塞には概ね対空砲があると考えて良い。

4.40. ベルリン陥落

 ソ連とドイツ以外は、艦艇部隊を使用できない。米国を含めて4国が同盟を結んでおり、ベルリン西から英国と米国が、南から仏国が, 東からソ連が攻撃する。同盟国のうち、フランス, 英国, ソ連の順に占領に積極的である。フランスや英国を排除してなるべく多数の敵施設を占領したければ、仏英部隊はドイツとなるべく接近させた後に、ドイツ軍部隊に特殊爆弾を使用して一緒に殲滅しておくとよい。


6. 士官一般

6.1. 概要

 本作では、特定の作戦の直前に士官が登場する
 史実を元にした航空士や将官たちを部隊構成兵器に搭乗させることにより、当該部隊の能力を向上させることができる。搭乗員は戦闘によってレベルアップし、練度が上がり、様々な特技も覚える。特技の中には攻撃力が上がるけど防御力が下がる"賭け"など、不利点を伴う物もある。特に日本の陸戦の将官にこの傾向が強い。しかし前述の"賭け"も、攻撃を受けない遠距離砲撃兵器だと利点のみを活用出来る。
 (PS/PS2版では?)、進化させたい部隊に乗せて経験値稼ぎに使うのにも便利です。
 搭乗員が乗っている部隊が殲滅されると、搭乗員は捕虜になる。捕虜は捕虜収容所を占領する事で戻る。PS3版では、少なくとも捕虜収容所の無い作戦では、少なくとも大勝利することで捕虜が戻る。なお、戦闘中に□ボタンを押すと、(PS2/PSPなら)搭乗員の顔グラフィックが現れます。
 搭乗員は最初は数人しかいないが、特定の作戦開始時に増員される。例えば、真珠湾攻撃では海軍の将官が増え、ノモンハン戦やビルマ戦になると、そこで活躍した航空士が参入する。
 如何なる作戦行動をとっても、1度で全ての将官を集めることはできない。基本的に、史実の戦いの作戦で参入する事が多い。 よって仮想ルートに進むと、搭乗員はあまり増えない。
 PC版と異なり、士官名称は変更できない。

6.2. 能力

6.2.1. 獲得要件

 将官は複数の能力を取得する。登場時点で1つの能力を擁している。Levelが規定されており、4, 7に達した時にそれぞれ新規の能力を取得する。Levelは10までだが、10に達しても新規の能力を取得しない。

6.2.2. 攻防能力上昇

 得意兵器に搭乗すると回避と命中率が上昇する(説明書)とのことだが、武器資料では上昇量が不明である。
 天性は多くの将官が獲得するので希少性は無いが、戦闘に有用な能力が幅広く上がるので有用性は高い。
能力 上昇量
冷静 回避 5
天性 火力 1
回避 5
命中 5
撃墜王 攻撃回数 1
致命打撃率 15
勇猛 火力 1
凄腕 命中 5
鋭敏 会心率 10
被致命打撃率 -15
遠目 索敵範囲 2
得意兵器搭乗 回避 ?
命中 ?

6.2.2. 特定階層

対高空 高空命中率 10
高空索敵 2
対低空 低空命中率 10
低空索敵 2
対地上 地上命中率 10
地上索敵 2
対海上 海上命中率 10
海上索敵 2
対海中 海中命中率 10
海中索敵 2

6.2.3. 積極消極能力変更

 上昇する能力と、下降する能力が併存する。

諸刃 火力 2
回避 -15
高揚 火力 1
回避 -15
用心 回避 15
命中 -15

その他能力向上

 韋駄天は非常に役にたつ。潜水艦など、速度の遅い兵器に用いると有用であろう。迅速は、殆どの施設を1順で占領できる点で有用である。封鎖の面倒な海軍基地, 港で敵艦艇部隊を鹵獲する場合に有用であろう。特攻は燃料消費が上昇するので、さほど有用ではない。燃料に余裕がある艦艇部隊で有用であろうが、能力取得者が陸軍将官の牟田口である点が問題であろう。
 暗視は、夜間能力が20%向上する。しかし、昼夜能力比80%を超える兵器に搭乗させても100%以上にはならない。
韋駄天 通常移動
高速移動
2
特攻 高速移動 3
迅速 占領速度 3倍
暗視 夜間索敵 +20%

特殊能力

 能力値の上昇ではないが、特異な行動を行うことができる。突破は、敵部隊を全滅させた時に、再度移動できる。移動可能量は、当初と同じである。燃料は通常通り消費する。攻撃力のある兵器を用いれば、弾が無くなるまで移動し続けることも現実的である。
突破 敵部隊殲滅時に、再度行動できる。

7.3. 士官錬度

 士官所属部隊が戦闘又は占領を行うと、士官個人の経験値が上昇する。一定の経験値を取得すると、Levelが上昇する。Levelが上昇すると、前記のように能力を取得する。搭乗員の所属(陸海空)と関係の深い部隊に所属させると、士官錬度が上がりやすい。具体的には、空軍士官は航空機部隊(飛空艇, 水上機含む)に, 陸軍士官は陸上部隊に, 海軍士官は艦艇部隊にである(説明書38)。
 戦闘又は占領を行わないと、士官錬度は上がらない。従って、歩兵以外の非戦闘部隊(戦闘の少ない部隊)に配属させるよりは、戦闘機など戦闘の多い部隊に搭乗させた方が良いだろう。


7. 帝国軍士官

7.1. 一覧

名称 模写 参戦
石本鉄三 岩本徹三 天下の浪人
町田茂治 村田重治 ブツ
平井三良 坂井三郎 零戦の撃墜王 ?
丘水猛雄 谷水竹雄
低橋各一 高橋赫一 艦爆の親分 J.PL
華草鷹繁 江草隆繁 艦爆の神様 J.PL
東沢博義 西澤廣義 海軍Top Ace J.CR
松野和雄 杉野計雄 不死身の撃墜王 J.MD
輿渕隆 鴛淵孝 維新隊の智将 J.SV
由田口練也 牟田口廉也 インパール作戦の発案者
御口喜一郎 樋口季一郎 J.KS
氏雅信 辻政信 昭和の妖怪
宮内久一 寺内寿一 瞬間湯沸かし器 J.ML
川本磯六 山本五十六 偉大な凡将
宮垣結 ? 黄金仮面 J.MD

 興渕と説明してあるSiteもあるが、少なくともPS3版では輿渕である。

7.2. 能力

特技 得意兵器
石本 天性 撃墜王 突破 三菱.小型
低橋 対海上 愛知.艦爆
東沢 勇猛 三菱.小型
平井 射撃? 天性? 集中 三菱.小型
松野 対低空 三菱.小型
輿渕 天性 三菱.小型
川西.小型
華草
天性 迅速 歩兵
由田口 諸刃 特攻 歩兵
宮内 冷静 歩兵
川本 勇猛 対海上 突破 戦艦
大型空母
宮崎 冷静 ? ? ? 戦艦


C 作戦 登場搭乗員
J.RKK A.II A.I
J.CKH 張鼓峰事件 J.III
J.IV
J.IV
J.III 第一次重慶攻撃 A.III
A.IV
A.IV A.V
J.V 第二次重慶攻撃 J.VI J.VIII J.V
J.VI 広東上陸作戦 J.VII -
J.VII 関東特殊演習 J.VII ?
J.VIII フィリピン攻撃 J.IX -
J.IX バターン半島攻略 J.IX -
J.PRL 町田茂治
J.XIII ニューギニア/ラエ上陸戦 細田敏夫
J.XXXV ウェーク島上陸戦 木下重実
J.XXXVI ビルマ侵攻戦 山吹悟 天性
J.XXXVII インド解放戦 - -
ミッドウェー海戦 松野 対低空
J.XLIV ソロモン沖海戦 5人
J.XLV ガダルカナル島奪回戦 3人
J.XLVI 81号い号作戦
J.SFJ Samoa/Fiji攻略戦 -
J.KSK キスカ島撤退作戦 御口喜一郎 鋭敏
J.BGV 作戦 丘水猛雄
今賀
J.IMP インパール作戦 2人

町田茂治 J.PRL 対海上 対海中 遠目? 指揮
御口喜一郎 J.KSK 鋭敏
|丘水猛雄|J.BGV|優勢対戦闘機?|優勢対爆撃機 天性 -

上坊良太郎 天性


日本軍
航空機 姓名(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
成井褌義(垂井光義) 第一次
ノモンハン(その後) 射撃 優勢
対戦闘機 人徳 -
紀原博道
(篠原弘道) 第一次
ノモンハン(その後) 射撃 優勢
対戦闘機 - -
河本利男
(橋本敏男) 真珠湾攻撃 爆撃 優勢
対輸送艦 暗視 遠目
近藤行雄
(遠藤幸男) 真珠湾攻撃 優勢
対爆撃機 暗視 指揮 -
山吹悟
(穴吹智) ビルマ侵攻戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 天性
減藤武夫
(加藤建夫) コタ・バル上陸作戦 射撃 暗視 遠目 指揮
細田敏夫
(太田敏夫) ニューギニア/ラエ
上陸戦 射撃 優勢
対戦闘機 生還 -
近村猛雄
(奥村武雄) ソロモン沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
松田正一
(杉田庄一) ソロモン沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 天性 -
筒野正
(菅野直) マリアナ沖海戦 射撃 優勢
対爆撃機 賭け -
青松定明
(赤松貞明) 帝都防空第一戦 優勢
対戦闘機 天性 生還 -
木藤歩
(伊藤進) 帝都防空第一戦 優勢
対爆撃機 韋駄天 激励 -
森貴重
(林喜重) 帝都防空第一戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 -
大林輝彦
(小林照彦) 帝都防空第一戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 指揮


陸上兵器
姓名
(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
二木浄直
(一木清直) 盧溝橋事件map1.2.3 踏破山 踏破木 生還 突貫
谷村安次
(岡村寧次) 広東上陸作戦 指揮 人徳 - -
外村朱人
(中村明人) 南部仏印進駐 ??? ??? ??? ???
川下友文
(山下奉文) シンガポール攻略戦 踏破木 韋駄天 指揮 -
山口浄健
(川口清健) ガタルカナル島
奪回戦 踏破山 踏破木 生還 突貫
千武春吉(百武晴吉) ガタルカナル島
奪回戦 踏破木 突貫 - -
托藤高徳
(佐藤幸徳) インパール作戦 踏破山 踏破木 激励 -
寺崎重三郎
(宮崎繁三郎) インパール作戦 射撃 踏破山 遠目 指揮
木上沙馬二
(井上左馬二) 硫黄島防衛戦 射撃 待伏せ -
柿林只道
(栗林忠道) 硫黄島防衛戦 踏破山 踏破木 指揮 待伏せ
串鳥充(牛島満) 沖縄防衛戦 待伏せ 指揮 人徳 ???
七原弘通
(八原博通) 沖縄防衛戦 指揮 射撃 ??? ???
細田稔
(大田実) 沖縄防衛戦 賭け 待伏せ 突貫 ???

艦船
姓名
(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
北雲仲一(南雲忠一) 盧溝橋事件 砲撃 優勢対輸送艦 - -
小森浅太郎
(大森仙太郎) 真珠湾攻撃 砲撃 優勢
対輸送艦 指揮 -
川崎茂暉
(山崎重暉) 真珠湾攻撃 優勢
対輸送艦 優勢
対潜水艦 - -
丘仲一
(原忠一) 真珠湾攻撃 生還 遠目 指揮 -
今村敬蔵
(古村啓蔵) 真珠湾攻撃 砲撃 優勢
対輸送艦 優勢
対潜水艦 -
川口太聞
(山口多聞) 真珠湾攻撃 優勢
対輸送艦 優勢
対潜水艦 指揮 -
四川群一
(三川軍一) 真珠湾攻撃 砲撃 優勢
対輸送艦 指揮 -
守茂徳
(神重徳) ソロモン沖海戦 砲撃 賭け 突貫 -
無馬雅文
(有馬正文) ソロモン沖海戦 優勢
対戦闘機 指揮 ??? ???
名中雷三
(田中頼三) ガタルカナル島
奪回戦 砲撃 優勢
対輸送艦 暗視 指揮
金村正福
(木村昌福) 「81号」
い号作戦 砲撃 生還 遠目 指揮
香春夫
(黛治夫) マリアナ沖海戦 天性 ??? ??? ???
木賎誠一
(伊藤整一) 沖縄防衛戦 砲撃 賭け 指揮 突貫


7. 米国軍将官

7.1. 概要

Cd 表記 モデル 別称 参戦
A.RIB イチャード・J・ボング Richard Ira Bong Dick A.C2
A.CHM ニャールズ・I・マクドナルド チャールズ・H・マクドナルド サタンズ・エンジェル
A.GRB ズエゴリー・ボストン Gregory Boyington Pappy
A.DGM バズラス・マッカーサー Douglas MacArthur Mac A.PL
A.JMW ヂャナサン・N・ウェンライトIV Jonathan Mayhew "Skinny" Wainwright IV エリート将官
A.JCM ノーマス・C・マJr. Jonathan Mayhew "Skinny" Wainwright IV ?
A.JUR ヂォイ・U・ロビンス ジェイ T Robbins コック A.LE
A.RAS エイモンド・B・スプールアンス 冷徹なる知将 ?
A.FJF ムランク・K・フレッチャー Frank Jack Fletcher 即断の空母司令官 A.CR
A.CWN ニォスター・X・ニミッツ Chester William Nimitz 太平洋の司令官 A.CR
A.WFH クゥリアム・G・ハルゼー William Frederick Halsey, Jr. A.LY
A.EGG ケルマー・H・グリデンJr エルマー・G・グリデンJr Midwayの爆撃王 A.MD
A.TCK ノーマス・D・キンケード Thomas Cassin Kinkaid 上陸作戦の護衛者
A.001 エイ・B・スプ Thomas Cassin Kinkaid 冷徹なる知将
A.AAB カーレイ・B・バーク Arleigh Albert Burke 31Knot Burke
A.MAM ヤーク・B・ミッチャー Marc Andrew "Pete" Mitscher Mitch A.MD


7.2. 能力

得意兵器
A.RIB 天性 撃墜王 L.双胴機
A.CHM 凄腕 対低空 L.双胴機
A.GRB 天性 用心 C.小型機
A.DGM 凄腕 鋭敏 歩兵
A.JMW 凄腕 歩兵
A.JCM 天性 撃墜王 L.双胴機
A.JUR 凄腕 L.双胴機
A.RAS 遠目 対高空 戦艦, ?
A.FJF 冷静 空母
A.CWN 冷静 戦艦
A.WFH 勇猛 戦艦
A.EGG 天性 D.雷撃機
A.TCK 連射 戦艦
空母
A.001 遠目 戦艦
空母
A.AAB 冷静 駆逐艦
油槽艦
A.MAM 冷静 空母

C Curtiss
L Lockheed
D Douglas Aircraft Company

米国軍
航空機
姓名(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
対戦闘機 - -
べビッド・D・スリング(デヴィッド・C・シリング) オーバーロード作戦 射撃 優勢対戦闘機 - -
オバート・T・ジョンソン(ロバート・S・ジョンソン) オーバーロード作戦 射撃 優勢対戦闘機 - -
ムランシス・T・ガブレスキ(フランシス・S・ガブレスキー) オーバーロード作戦 射撃 優勢対戦闘機 韋駄天 -
ヂャン・D・メイヤー
(ジョン・C・メイヤー) オーバーロード作戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ヂャージ・F・ブレディJr
(ジョージ・E・プレディJr) オーバーロード作戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ベヴィット・T・マッキャンベル
(デヴィット・S・マッキャンベル) ソロモン沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
セネス・B・ウォルッシュ
(ケネス・A・ウォルシュ) ソロモン沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ヂャセフ・K・フォス
(ジョゼフ・J・フォス) ガタルカナル島
奪回戦 射撃 優勢
対戦闘機 生還 -
ヂャン・M・スミス
(ジョン・L・スミス) ガタルカナル島
奪回戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対輸送艦 -
ヒール・F・カービィ
(ニール・E・カービィ) 第3次ソロモン海戦 射撃 優勢
対戦闘機 生還 -
テシル・F・ハリス
(セシル・E・ハリス) 第3次ソロモン海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ヂォラルド・S・ジョンソン
(ジェラルド・R・ジョンソン) カートホイール作戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
カレクサンダー・T・ブラシウ
(アレクサンダー・ヴラシウ) ブーゲンビル沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
リージン・B・バレンシア
(ユージン・A・ヴァレンシア) ブーゲンビル沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 天性 -
オバート・N・ハンソン
(ロバート・M・ハンソン) ブーゲンビル沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ソーネリアス・O・ヌーイ
(コーネリアス・N・ヌーイ) トラック島大空襲 射撃 優勢
対戦闘機 - -
ニュールズ・X・スウィーニー
(チャールズ・W・スウィーニー) 帝都防空戦第二戦 爆撃 - - -
パール・X・ティベッツJr
(ポール・W・ティベッツJr) 帝都防空戦第二戦 爆撃 - - -


陸上兵器
姓名
(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
モランド・N・スミス
(ホーランド・M・スミス) 硫黄島決戦 指揮 - - -
ボナルド・E・アイゼンハワー
(ドワイト・D・アイゼンハワー) オーバーロード作戦 優勢
対戦車 遠目 指揮 人徳
クォルトン・I・ウォーカー
(ウォルトン・H・ウォーカー) オーバーロード作戦 指揮 激励 - -
カアソニー・D・マコーリフ
(アンソニー・C・マコーリフ) オーバーロード作戦 射撃 指揮 - -
ヤススウェル・E・テイラー
(マクスウェル・D・テイラー) オーバーロード作戦 射撃 生還 - -
ヂャージ・D・マーシャル
(ジョージ・C・マーシャル) オーバーロード作戦 指揮 - - -
カエキサンダ・B・ヴァンデグリフト
(アレキサンダー・A・ヴァンデグリフト) ソロモン沖海戦 韋駄天 指揮 - -
ヂャーゼフ・M・コリンズ
(ジョーゼフ・L・コリンズ) ガタルカナル島
奪回戦 優勢
対戦車 指揮 - -
カエクサンダー・M・バッチ
(アレクサンダー・L・バッチ) ガタルカナル島
奪回戦 射撃 待伏せ 指揮 -
ノーマス・E・ホワイト
(トーマス・D・ホワイト) マリアナ沖海戦 指揮 激励 - -
ソーノニー・ホイットニー
(コートニー・ホイットニー) レイテ湾海戦 指揮 - - -
チモン・C・バックナーJr
(サイモン・B・バックナーJr) オリンピック作戦 指揮 - - -


艦船
姓名
(モデル名) 出現マップ 能力1 2 3 4 得意兵器
カーネスト・K・キング(アーネスト・J・キング) ミッドウェー海戦 射撃 優勢
対戦闘機 指揮 -
イッチモンド・L・ターナー
(リッチモンド・K・ターナー) 硫黄島決戦 砲撃 優勢
対戦車 指揮 -
オバース・B・シオボールド
(ロバート・A・シオボールド) アリューシャン列島
攻略作戦 砲撃 指揮 - -
オバース・D・ギフェン
(ロバート・C・ギフェン) ソロモン沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 指揮
クヵールデン・M・エイワース
(ウォールデン・L・エイワース) ソロモン沖海戦 砲撃 暗視 遠目 -
バニエル・K・キャラガン(ダニエル・J・キャラガン) ソロモン沖海戦 砲撃 指揮 - -
ムヵレスト・Q・シャーマン(フォレスト・P・シャーマン) ソロモン沖海戦 射撃 指揮 - -
サールトン・I・ライト
(カールトン・H・ライト) ガタルカナル島
奪回戦 砲撃 暗視 指揮 -
ホーヤス・スコット
(ノーマン・スコット) ガタルカナル島
奪回戦 砲撃 遠目 指揮 -
ニュールズ・I・マックモリス
(チャールズ・H・マックモリス) カートホイール作戦 射撃 指揮 - -
カーロン・T・メリル
(アーロン・S・メリル) ブーゲンビル沖海戦 射撃 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 -
カルロッド・F・モンゴメリー
(アルフレッド・E・モンゴメリー) ブーゲンビル沖海戦 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 指揮 -
ヂォシー・C・オルデンドルフ
(ジェシー・B・オルデンドルフ) レイテ湾海戦 砲撃 指揮 - -
スリフトン・B・G・スプレーグ
(クリフトン・A・F・スプレイグ) レイテ湾海戦 生還 指揮 - -
ヂャン・T・マッケーン
(ジョン・S・マッケーン) レイテ湾海戦 優勢
対戦闘機 優勢
対爆撃機 指揮 -
ムランク・D・シャーマン
(フランク・C・シャーマン) レイテ湾海戦 射撃 優勢
対戦闘機 指揮

進化(PS1/PS2版)

 経験値が貯まると部隊の練度が上がり、E, D, C, B, A, *の順に熟練度があがる。熟練度上昇に必要な経験値は、以下の通りである。熟練度*に達すると、上位の兵器に"進化"出来る。経験値は主に戦闘や敵の撃破で上昇するが、搭載可能部隊(輸送機・戦艦・空母等)は搭載状態で移動すると、移動距離に応じて上がる。潜水艦, 飛行艇, 軍艦などでも搭載可能な兵器があるので、利用しよう。偵察機も移動しているだけで、補給車は補給で、歩兵は占領でも上がる。部隊が補充されると、当該熟練度内で蓄積した分の経験値が案分され減少する。熟練度が低下することはない。

 進化は、作戦間構成の編成画面から実行する。

E 20 20
D 30 50
C 50 100
B 70 170
A 80 250


開発(PS3版)

 PS3版では、部隊単位の熟練度は存在しない。一方で、兵器(機体ではなく種類)毎に開発値が存在し、完全に開発が終了すると、次期兵器の生産が可能となる。PS/PS2版で部隊単位に管理された経験値が兵器単位に管理されていると考えて良い。従って、不要な部隊を解散, 売却等しても開発値は失われない。
 上記開発値は、戦闘や占領によって上がる。一方で、PS2版以前のように、搭載部隊の搭載移動, 偵察部隊の移動では上昇しない。従って、補給車, 偵察部隊, 輸送部隊などの戦闘に参加しにくい部隊の開発値はPS2版以前より上がりにくい。なお、油槽船は補給によって開発値が上昇する。地上補給部隊については、未調査である。
 日本軍地上兵器については、無変形長射程自走砲は2-3種類しかなく、1つは運搬車系統であるので、注意を要する。
 武器もない部隊を始めとする戦闘に不向きな兵器の開発値は、解析によって上昇させることを勧める。それ以外の方法としては戦闘により増やすことはできるが、面倒であろう。具体的には、索敵されていない. 反撃攻撃力の弱い敵部隊に接触するのが良いであろう。


7. 機能拡張

7.1. 概要

 様々な機能拡張が可能であるため、優先順に迷う人は、本稿を参考にされたい。最初に拡張すべきは、"徴収額の増加"である。最大限に拡張したら、次に生産性向上(航空), 生産性向上(艦艇)にそれぞれ最大限まで拡張する。
 その後、開発効率上昇と教育訓練を行うが、前者は拡張費が高額なので、4段階目程度まで上げたら教育訓練の方を先に行っても良い。開発効率を4段目程度まで挙げてから鹵獲部隊を利用して開発を行うよと良い。
 以下、機能拡張の一覧を表示する。IIの機能拡張は、1度エンディングを迎えた後に可能となる。それ以前にIの機能拡張を完全に終えたとしても、IIの機能拡張を行うことはできない。IIの機能拡張は拡張後は無費用で拡張前状態/拡張後状態を選択できる。未確認であるが、IIの機能拡張は敵軍も同様の恩恵を受けると考えられる。

T 機能拡張 上昇値/下降値
I 教育訓練 135 将官のLevel上昇量
研究機材の導入 315 兵器開発値
気象研究機材の導入   40

7.1. 教育訓練

 将官のLevelが上がりやすくなる。
1 10,000
2 15,000
3 20,000
4 25,000
5 30,000
6 35,000

7.6. 研究機材の導入

 兵器を開発する時の上昇量が上がる。かなり大幅に上がるので、是非とも利用したいが、費用も倍加していくのでかなり高い。完全開発すると、戦艦の開発を希少物資2-3で行うことができる。
1     5,000
2   10,000
3   20,000
4   40,000
5   80,000
6 160,000

7.7. 徴収額の増加

 施設収入が、初期状態のX倍となる。各段階とも同額の拡張費を要する。
費用 X
1 25,000 1.2
2 25,000 1.4
3 25,000 1.6
4 25,000 1.8
5 25,000 2.0
6 25,000 2.4

7.8. 気象研究機材の導入

 天気予想ができるようになる。次順の天気をX%の的中率で予測でき、機能拡張を重ねると精度が上昇する。的中率が高ければ、航空機の着陸の判断等で有用だろうが、最大でも80%なので、効果は大きくない。費用も安いが効果や優先度も低い。
費用 X
1 10,000 50
2 10,000 60
3 10,000 70
4 10,000 80

7.11. 航空生産性向上

 以下の通り。機能拡張を行うと、
費用 効果 損益
1   5,000 5% 100,000
2 10,000 10% 150,000
3 15,000 15% 200,000
4 20,000 20% 250,000
4 20,000 20% 250,000

7.13. 海上生産性向上

 以下の通り。
費用 効果 損益
1 10,000 5% 200,000
2 ? 10% 150,000
3 15,000 15% 200,000

7.14. 補給物資の簡素化


7.15. 最新電索装置の発明

 作戦地域全体を索敵できる。隠蔽効果も発揮されない。"最新電索装置の発明"とあるので、味方の索敵能力だけが向上するのかと誤解されがちであるが、敵も作戦地域全体を索敵できる。従って、輸送機などを孤立させておくと、敵は効率的に当該部隊を攻撃する。もともとAIは索敵を利用した戦略が未熟なので、味方よりも敵を利する場合が多い。

7.16. 精密射撃訓練

 誤射しない。

7.17. 生産循環の向上

 生産期間が1になる。生産期間が無くなるわけではないので、生産したPhase直後、次順に至る前に作戦が終了した場合は、生産中の部隊は無償で償却される。

7.18. 相場の均一化

 相場が常時100%となる。本機能拡張をしなくても、相場変動は確定的で予測可能なので、相場が均一化する利点は殆どない。加えて、100%以下の相場で部隊生産できない点で本機能拡張は弊害が大きいので勧めない。


10. 経済

10.1. 建物収入

根拠地 250
大都市 120
中都市   80
小都市 50
工場
陸軍基地
海軍基地
閘門
0

10.2. 評価報奨金

 PS2版であれば、大勝利なら100,000、通常の勝利なら50,000だけ収入を得られ、作戦間勘定残高が増加する。
 PS3版では、作戦/評価/結果により決定される。評価は、"勲X等"と表現され、1-7まである。敗戦又は転進の場合は、評価に拘わらず報奨金は得られない。引き分け, 勝利又は大勝利の場合は、評価により報奨金が定まる。以下に作戦, 評価ごとの報奨金を示す。転進すると勲7等とされ、報奨金は0である。作戦結果(大勝利, 勝利など)が異なっても、評価が同一であれば報奨金も同一である。多くの場合、期限ぎりぎりの大勝利とその直後の勝利では評価は変わらず、報奨金も同一である。
 評価は、作戦完了時刻, 予算消費, 生存損失部隊数, 生産部隊数, 占領施設数等によって定まるものと思われる。迅速な攻略や損失を抑えることも大事であるが、数多くの敵施設を占領してから本拠地を占領すると、比較的容易に高い評価が得られる。敵の施設を多く占領すれば、大勝利期限の直前-1日前程度に終わらせても勲1等を得られことも少なくない。

評価基準 非評価基準
終了時刻 作戦勝敗
占領施設数 終了方法(全滅, 占拠, 破壊)

5.3. 勘定(PS3版)

 PS3版では、単一勘定である。勘定の上限はかなり高いので、少なくとも序中盤は考慮する必要はない。作戦遂行時勘定残高が少ないと、補給等が行われない。作戦間勘定の残額と990,000の少ない方が作戦中に使用できる資金である。作戦中は、残高990,000を超える分の収入は得られない。作戦終了後の評価報奨金は残高990,000を超えて得られる。990,000を超える分の残高は、作戦には利用できないものの、作戦間での生産や機能拡張には用いることができる。

5.3. 勘定(PS/PS2版)

 作戦勘定と作戦間勘定が存在した。作戦勘定は、作戦遂行時に行い、作戦間勘定は、作戦間(作中ではInter Missionと呼ばれる。)で利用される。
 いずれの版も、占領している都市に応じて毎順資金収入がある。勘定には、作戦により規定された上限がある。作戦遂行時勘定の上限は相当程度低く、容易に上限に達する。資金の無駄を避けたければ、なるべく作戦内で生産を行うと良い。

5.4. 相場

 作戦中に部隊を生産する場合、生産価格が変動する。作戦間生産価格に相場を乗じた値で生産できる。相場は、70%から200%の間で変動する。予測可能性は高く、n+1順目の相場は、n順目の相場から、以下のように算定される。\betahはn順目の生産額の増加関数である。生産しない場合、最初の3順は100%で、4順目が75%, 5順目以降が70%となる。
R_{n+1} = 0.75 R_n  + \beta
70 200 400,000?
70 77 50,000
70 177 100,080
150 112 80
112 84 80

5.4. 資金増加方法

 資金繰りをさほど意識しなくても作戦は遂行できようが、早く高性能兵器が欲しい場合や、早期に艦艇を多数運用したい場合などは、それなりに意図的に資金の増加を図る必要がある。機能拡張や兵器開発を概ね終えてしまえば、資金需要が減るので必要なくなるが、それまでは以下の方法を併用して資金を増やしたい。

5.4.1. 作戦の遅延

 収入を生む施設を迅速に占領し、次の作戦に進行できる範囲で作戦終了を遅らせ、その間の収入を得る。作戦終了を遅らせると評価が下がるので、評価報奨金の額は減るが、評価は落ちやすい場合でも10順程度遅らせて1段階下がる程度なので、作戦を遅延させた方が資金は増える。しかし、単調作業を繰り返して興をそがれるので、作戦域内経済力が高い作戦以外では勧めない。

5.4.2. 転進の繰り返し

 転進した場合に同一作戦の繰り返しとなる作戦で、資金を稼ぎながら転進をし続ければ良い。転進しても当該作戦中に得た資金は維持されるので、単純で且つ無制限に資金が増えるが、単調な作業の繰り返しになるので、やはり勧めない。序盤であっても必要ないであろう。

5.4.3. 機能拡張の順序の調整

 収入の上昇につながる機能拡張, 費用の低減につながる機能拡張を優先的に行う。作業の無駄, 戦略上の無駄ともに殆どないので、本稿が最も進める方法である。

5.4.4. 部隊の売却

 部隊を売却すると、定価の60%だけ資金が増える。一方で、機能拡張.生産効率を最大限まで上げると作戦間生産価格は定価の70%にまで下がる。その状態で相場70%で生産すると定価の49%で生産できる。その後作戦間編成で当該部隊を売却すると定価の11%に相当する利益が上がる。定価の11%というと大した額ではないように思えるが、定価の49%で生産した部隊を60%で売るのであるから、投資金額の20%以上の利益が得られる。高額部隊がある航空機や艦船で行うと、かなりの資金源になるはずだ。売却しないまでも、艦船や高額航空機は作戦内で低相場時に生産して費用の低減化を図りたい。
 この場合、作戦終了時点で生産中の部隊は無償で破棄されるので留意されたい。


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