イケニ
背景
イケニ族は鉄器を使い、ブリテン島南部を領域とする部族で、誇り高く気質の激しい人々です。彼らは北海とウォッシュ湾に接する平地や湿地、沼沢地に住んでいます。部族の戦士たちは手練れの襲撃者であり、頻繁にコリタニ族、アトレバテス族といった隣接する他部族との争いを引き起こしていました。
戦いのとき、イケニ族の主力となるのは歩兵です。大きな楕円形、もしくは長方形に近い形をした盾を持ち、剣や槍を構えます。彼らもケルト人ですが、ヨーロッパ本土にいるケルト系部族と違い、身体を青く塗ったり、刺青を入れたりする風習があります。また非常に巧みな投石紐の使い手たちです。軽騎兵もいますが、イケニ族や他のブリテン島の部族は機動力の高い二頭戦車で有名です。戦士たちは投槍で敵を痛めつけたあと、戦車から降りて打ってかかります。その様子はホメロスの叙事詩に登場する英雄のようです。
イケニ族は決して知恵のない野蛮人ではなく、ウェンタ・イケノルムとして知られる首邑を築いており、そこは彼らの信仰の中心地でもあります。彼らの生活基盤は農業ですが、経済は低水準なものではありません。彼らは独自の貨幣さえ鋳造しているのです。彼らの文化、工芸、財物は、貴族階級がしばしば身に着けている素晴らしい黄金製のトルク(頸環)や宝石などに見ることができます。
プレイアブルな勢力として、イケニ族は勇敢かつ好戦的であり、彼らは戦いに臨む際には女神アンドラステに加護を求め、更なる勇気を引き出します。襲撃と略奪にも長けていますが、彼らには製鉄技術の専門的知識があり、これは部族の貴重な収入源ともなっています。そして戦士の集団として、宣戦布告するごとに民衆の幸福度は増加します。
イケニ族はこの時代のブリテン島の他部族を征服する力があり、海の向こうにはガリアとイベリア半島が横たわっています…イケニ族はその旗のもとに全てを従えさせることができるでしょうか?
文明ボーナス
戦士社会: 近隣諸国と戦闘を行うことで社会的秩序+1
猛烈な独立性: 自国領、または同盟国領で戦う場合の近接防御+10%
老練の族長
糾弾: 捕虜獲得数-50%
教養の望み: 全ての非蛮族文明との外交ボーナス
アンドラステの子: 全てのユニットの攻撃を行う際の突撃ボーナス+10%
最終更新:2015年01月01日 22:11