らき☆ロワ @ ウィキ

1984年

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1984年 ◆BOMB.pP2l.



  『やる夫の奇妙な冒険』

                   ____
                 /⌒  ⌒\
               /( ●)  (●)\
              /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
              |     |r┬-|     |   <はじまるお!
              \      `ー'´     (⌒)
               >          ノ ~.レ-r┐、
              /          ノ__  | .| | |
               |          〈 ̄   `-Lλ_レレ
               |          ̄`ー┬--‐‐´
  ┌─────────────────────────┐
  │             参加者名-「やる夫」             │
  │元ロワ-やる夫がバトル・ロワイアルに参加しているようです..│
  ├───────┬────────┬────────┤
  │  破壊力-E  .│    スピード-E   .│.  射程距離-E . │
  ├───────┼────────┼────────┤
  │  持続力-E   .│ 精密動作性-E  .│.    成長性-E   │
  └───────┴────────┴────────┘
  A―超スゴイ B―スゴイ C―人間と同じ D―ニガテ E―超ニガテ

 ☆ ☆ ☆


厳かな教会の中で純白のウェディングドレスがはためき、それを拳銃から放たれた火が追う。
花嫁は決して逃げるでなく両手の剣を十字に構え、対する者は黒金の筒をその中心へとポイントする。
ジョン・ウー監督作品ならばバックに鳩が飛んでいてもおかしくないシチューエション。
こんな風に書き出せば格好がつくが、花嫁が俺(6/)で銃を構えているのがやる夫じゃ様にはならねぇな。

先に逃げたハルヒを追おうと、てっとりばやく目の前の饅頭野郎を始末しようとしたが、
女を先に行かせて残っただけあって拳銃ぐらいは使えるらしい。
あの頭の中に脳みそが入ってるかどうかなんてしらないが、物を使えるなら猿並と評価を上げてやる。

それはビビった故の条件反射でしかなかったんだろうが、やる夫は突進する俺に一発撃ちこんだ。
勿論、喰らっていればこんな暢気に解説できないってことなので俺は横っ飛びでそれを華麗に避けたんだが、
しかし中途半端に距離を取られちまった。離れるにも突っ込むにも中途半端な位置ってことだ。

「脳みそぶちまけるお――っ!www」

草を生やさなければ喋れないのか奴ときたらえらくご機嫌だ。
対して俺はというと、盾にしていた長椅子とその後ろの長椅子までいっぺんに穿たれたのを見て冷や汗をたらしている。
ぱっと見で判別がつくほど銃には詳しくないが、それなりに口径は大きいらしい。
パニックを起こした鼠の物まねじゃないが俺は長椅子でできた迷路の中をひた走る。
更に銃声。今度は見当外れの場所に飛んでいった。高そうなステンドグラスが一枚駄目になったがそんなことはどうでもいい。
つまり、簡単に言えば俺は弾切れを狙っているってことなのさ。

「ダキューン! ダキューン!www」

口から擬音を発しながら撃ち込んでくる様に、思わずこちらが赤面しそうになるが相手のペースに乗りはしない。
今ので4発。そして更に5発目が来た。一発毎に背後で何かが壊れる音がしたが俺の命じゃなきゃそれはなんでもいい。
オートマの大型拳銃。マガジンに入る弾丸の数はせいぜが10発ってところか? ――っと、これで6発目。

「欠陥商品だお――っ! これ、全然当たらないお!」

漫画じゃないんだ狙いもせずに当たったりするものか。
どうやら最初の数発はまぐれだったらしい。じゃあ、攻勢に移らせてもらうとするぜ。
俺対やる夫なんてカードがガチガチのバトルなんてしてても仕方が無いんだ。ここがカオスならズガンでいい。

「く、来るなお! 来たら撃つおっ!」

あいつが陣取る通路のど真ん中に飛び出し、突撃する。
とことん頭のずれたあいつだが、こんな真正面からならさすがに的を外さないだろう。このままいけば俺は死ぬ。
銃は剣よりも強し。それをここに屍を曝して証明することになるだろうさ――けどな、

剣だって投げれば飛び道具になるんだぜ?

両手に持っていた剣の片方をやる夫の足元めがけて投擲。
やる夫はそれを避けるためにたたらを踏む。つまり、あべこべだが最初のシチュと同じ。違うとすれば――

「ぎゃあああああああああああああああ!!!」

――俺はその隙を逃さないってことだ。
剣の切っ先がやつの心臓に――いや、やつが人間だとしたら心臓があるであろう位置に沈んでいる。
そう、人間だったらこの数行後に死亡表記が出てこの話はおしまいなんだ。なのにこいつときたら、

「やる夫の胸から剣が生えてるお! 痛いお――! 」

痛いですませるのか?
しかもこの感触。饅頭とはいったが本当にそれに近い感触だ。こいつに内臓や骨なんかはあるんだろうか?
そもそもそういうことをAAキャラに対して求めることがナンセンスなのかも知れないが。

「さっさと、抜くお!」

苦し紛れの発砲じゃ狙いも定まらないっていうかそもそもこいつは照準って言葉を知らないんだろうがこの距離はまずい。
饅頭から剣を引き抜きながらバックステップ。ついでに投げた剣も回収して再び距離を取る。
やつが放った弾丸は耳の隣でヒュンと音を鳴らした。避けられたのはラッキー。そしてやつが弾切れを起こしたのもラッキー。
距離をとるっていう冷静な判断が俺の命を救ったとそう自分でも評価できる。

「切り札を出すおwwww」

しかしやつが切り札を残していたことを考えていなかったのはアンラッキー……いや、バッドだった。
拳銃を捨てた手に新しく現れたのは一枚のディスク。
そしてこの場面ならばそれがただのディスクなわけがない。あれはスタンドディスクっていうお手軽強化アイテムだ。

「魔術師の赤(マジシャンズ・レッド)!」

よりにもよって厄介な……。
剣を投げるか、胡桃をぶつけるか、どっちにしろ遠い。さっきのは冷静ではなく臆病な判断だったのか。
だったら逃げるか?
これは絶対にノゥだぜ。やる夫相手に逃げたマーダーなんて評判を立てられちゃあもうこの世界では生きていけない。
しかし、この状況。どうしたものか?


 ☆ ☆ ☆


       ____
     /⌒  ⌒\
   /( >)  (<)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  <このやる夫は、なにからなにまで計算づくだおーッ!
  |    /| | | | |     |    (ほんとはちがうけど、あいつが悔しがるならこういってやるお!www)
  \  (、`ー―'´,    /
       ̄ ̄ ̄

        ____
     / \  /\  キリッ
.   / (ー)  (ー)\
  /   ⌒(__人__)⌒ \  <ここから先はずっとやる夫のターンだお!
  |      |r┬-|    |   
   \     `ー'´   /   /⌒ヽ◎
  ノ            \/   / ↑スタンドDISK


        ____
     / \  /\ 
.   / (ー)  (ー)\
  /   ⌒(__人__)⌒ \     サッ
  |      |r┬-|    |  ◎
   \     `ー'´   /   |⌒ヽ
  ノ            \/   /

        ____
     / \  /\ 
.   / (ー)  (ー)\了  彡◎ ポイーン!
  /   ⌒(__人__)⌒ \     
  |      |r┬-|    | 
   \     `ー'´   /   |⌒ヽ
  ノ            \/   /


        ____
     / \  /\ 
.   / (○) (○)\  
  /   ⌒(__人__)⌒ \  <お?    
  |      |r┬-|    |                   コロコロー……
   \     `ー'´   /   |⌒ヽ
  ノ            \/   /    \/⌒ヽ_ ( (((◎


        ____
     /  ノ  \\ 
.   /u(○) (○)\                                       ギャギャーン!
  /   ⌒(__人__)⌒ \  <……
  | U    |r┬-|  J |                              魔術師の赤《マジシャンズ・レッド》>
   \     `ー'´   /   |⌒ヽ
  ノ            \/   /

 ☆ ☆ ☆


.       プスプス   プスプス                                          ミヽ   ノノノノ  /彡
   ) 人__从     )               黒焦げになりやがれ! この饅頭野郎ッ!>   \\(゚∈゚ )//
  从/::::::─三─\  (        ボワァ                                     \\  / /
  /::: ( ○)三(○)\ノ         ○                                       \  (  ←魔術師の赤
../:::::::::::::::(__人__)::::: \         十 三=―     ○                              丶  \
..| :::::::::::::::::|r┬-|  :::::::::|                   十 三=―                          /\/\/ヽミ
 \ :::::::::::: `ー'´ :::::::/  人                 ボワァ                              ( / \_ノ
 ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::: \从从                                                \\
                                                                    彡ヽ


.       プスプス   プスプス                                                ノノノノ
   ) 人__从     )                  (なんで黒焦げで死なないんだよ……)>       (゚∈゚__)
  从/::::::─三─\  (                                                  /⌒  )
  /::: ( ○)三(○)\ノ                                                  ミイ  //
../:::::::::::::::(__人__)::::: \  <こ、こんなところで死にたくないお                           | ( (
..| :::::::::::::::::|r┬-|  :::::::::|     やる夫は主人公なはずなんだお……                       |  ) )
 \ :::::::::::: `ー'´ :::::::/  人     (それにまだ女の子とエッチなことしてないんだお)              | //
 ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::: \从从                                               | ノノ
                                                                  |ノノ
                                                                 彡ヽ`


    「そこで問題だ! この頭の足りないやる夫がどうやってこの死亡フラグをかわすか?」

     3択-一つだけ選びなさい
     答え(1) イケメンAAのやる夫は突如反撃のアイデアがひらめく
     答え(2) 仲間がきて助けてくれる
     答え(3) かわせない。 現実は非情である。


       ____
     /      \ ( ;;;;(
    /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   やる夫がマルをつけたいのは答え(2)だけど期待はできないお……
  /    (─)  (─ /;;/    十分前にこの教会を飛び出していったハルヒがあと数秒の間にここに都合よく戻ってきて
  |       (__人__) l;;,´     中原の美髯公のようにジャーン!ジャーン!ジャーン!と登場して『ゲェッ! 関羽!?』と
  /      ∩ ノ)━・'/     間一髪助けてくれるってわけにはいかないお
  (  \ / _ノ´.|  |      逆にハルヒはとっくにやる夫のことなんて忘れている可能性も否定できないお……
  .\  "  /__|  |
    \ /___ /


  <ガシャーン☆

       ____      
     /⌒  ⌒\      
    /( ●)  (●)\      < ここはやはり答え(1)しか……って、お?
  /::::::⌒(__人__)⌒::::\   
  |      `ー'´     |
  /     ∩ノ ⊃  /
  (  \ / _ノ |  |     
  .\ “  /__|  |  
    \ /___ /


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1  (またドアを蹴破っちまったぁ――ッ! これで何枚目だ?)
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <おれの名はジョセフ・ジョースター。気安くジョジョって呼んでくれればいいぜ
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_ ,   初対面でぶしつけだけどねぇ~~
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´    そこのマシュマロマン! この状況を3行で説明しろ! いいなッ!
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、


        ____
     / \  /\       <誰がマシュマロマンだお! やる夫にはやる夫って立派な名前があるお!
.   /#.(●) (●)\  
  /   ⌒(__人__)⌒ \      (けど助かったおwwwww)    
  |      |r┬-|    |
   \     `ー'´   /   |⌒ヽ
  ノ            \/   /了 ドンッ


        ____
     / \  /\  キリッ   <やる夫が
.   / (ー)  (ー)\       クックルに
  /   ⌒(__人__)⌒ \      殺されそう……なんだお!
  |      |r┬-|    |   
   \     `ー'´   /   /⌒ヽ
  ノ            \/   /


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ    (クックル?)
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <OK! 状況はつかめたぜ
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ     こいつとはちと因縁があるんでなぁ――ッ! お前はすっこんでなッ!
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_ ,
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´    このジョジョが相手をしてやるぜ鳥頭ッ!    
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ    (クソっ、ついてねぇ~ あれだけ苦労したあいつとまたやりあうハメになるなんてよぉー
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´     けど”あのディスク”! 取り返さないわけにもいかねぇしなぁ――ッ!)
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、

 ☆ ☆ ☆


        ____
     / \  /\  キリッ   <突然現れたジョジョってマッチョ男
.   / (ー)  (ー)\       『このジョジョが相手をしてやるぜ鳥頭ッ!』
  /   ⌒(__人__)⌒ \      って言った後、何をしたと思うお?
  |      |r┬-|    |   
   \     `ー'´   /   /⌒ヽ
  ノ            \/   /


      ____
     /_ノ  ヽ、_\
 ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ         <鞄から取り出したトミーガンを撃ちまくったおwwwwww
.)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)          いくらなんでもこれはガイキチの行動だおwwwwww
. /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //   バ     あんな機関銃てメッタ撃ちにされたらミンチになるおwwwwww
::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      ン
.. ノ     | |  |   \  /  )  /    バ       (でも、やる夫が助かるならおとなしくしておくお!)
  /     `ー'´      ヽ /    /     ン
  |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
   -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


       ____                ジュワジュワー……
      /      \                              魔術師の赤《マジシャンズ・レッド》!>
    /  u   ノ  \
  /      u (●)  \   <お?
  |         (__人__)|     鉄砲の弾があいつに届いてないお……
   \    u   .` ⌒/     もしかして空中で溶かしているのかお?
   ノ           \


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <チッ! 使いこなしているじゃねぇか
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ     今の装備だけじゃあ、ちょっと厳しいか? (あくまでちょっとだけどね)
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_ ,
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´    せめて油があれば……(波紋であいつの頭からディスクを弾き出してやれるっていうのによォ)    
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、


      ____
     /_ノ  ヽ、_\
 ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ         <火に油を注いでどうするんだおwwwwwwwww
.)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)          やる夫うまいこと言ったおwwwwwww
. /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //   バ     やっぱりマッチョは脳みそまで筋肉で出来て――
::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/      ン
.. ノ     | |  |   \  /  )  /    バ
  /     `ー'´      ヽ /    /     ン
  |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l
   -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、
____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


         __
      .-´    ``ヽ    <メメタァ!
     /  ヽー     `ヽ
    / ノ    (O )ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ  
   / (●) __)⌒/ ´`ヽ _  三,:三ー三,:
   | ::⌒(__ノ/  ノヽ--/ ̄ ,    `   ` ̄ ̄ ̄
  。ヽ 。   )(  }.  ...|  /!    波紋疾走ッ!
     ヽo (__ン  }、ー‐し'ゝL _  
    人  ー   jr--‐‐'´}    ;ーー------
   /        ヾ---‐'ーr‐'"==


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <……しゃあねぇ、最終手段だ
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_ ,   おい、そこのマシュマロマン
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´    てめぇには色々と聞きたいことがある。助けてやるからついて来な!    
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´     じゃあ、息が切れるまでとことんやるぜぇ……
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、


               _______
    :/ ̄| :  :  / /  #  ;,;  ヽ
  :. | ::|    /⌒  ;;#  ,;.;::⌒ : :::\ :
    | ::|:  / -==、   '  ( ●) .:::::|
  ,―    \   | ::::::⌒(__人__)⌒  ::::.::::| :  <た、たすけてくれるならどこまでもおともしますお
 | ___)  ::|: ! #;;:..  l/ニニ|    .::::::/
 | ___)  ::|  ヽ.;;;//;;.;`ー‐'ォ  ..;;#:::/      で、やる夫は何をすればいいんだお?
 | ___)  ::|   .>;;;;::..    ..;,.;- \
 ヽ__)_/ :  /             .\   ハァハァ....


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <逃げるんだよぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_                                             ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´                                          / ノ  ヽ、_.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト           なんなんだこいつ……ってか、待つお!>    /(●) (●) \
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ       やる夫をひとりにしちゃいやだおおおおおおお!    / ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´                                       |     .|r┬-|     |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ                                         \   | |  |    /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、                                      ノ     `ー'     \


                                                               ノノノノ
                                     (まったく、やれやれだぜ……)>      (゚∈゚__)
                                                              /⌒  )
  ダダダダダダダダダ……                                               ミイ  //
                                                              | ( (
<おおおお……                                                     |  ) )
                                                               | //
    <おおおお……                                                 | ノノ
                                                              |ノノ
                                                              彡ヽ`

 ☆ ☆ ☆


俺はぶっ倒れたままの扉を踏みつけると、そのまま教会の外へと出た。
30メートルぐらい歩いて草原へと横たわる。ひんやりとしたが焚き火代わりに燃え上がる教会と合わせれば丁度よかった。
やる夫とジョジョは……もう視界の中にはいない。

逃げられたわけじゃない。逃がしてやった――違う、逃げてもらったというのが正確なところだな。
確かに魔術師の赤の能力は絶大だった。俺がジョセフとやる夫を圧倒していたのは間違いない。
だが力にはそれに見合った”代償”ってものがある。
今、頭がキンキンして、全身がだるくてやる気がでないっていうのが今回のそれだ。所謂、精神疲労ってやつ?

なので俺はあいつらを追わなかった。
星を取り損ねたっていうのは、俺の行動方針がマーダーである以上痛いところではあったが、
しかし星の代わりになるであろう”あるもの”を俺は手に入れていた。
これがあれば、ここで星の一つや二つを見逃すのも惜しいとは思わない。

”あるもの”とは何か?
それは、この魔術師の赤の中に刻まれた記憶。
あのジョジョの記憶。さらには腐れ縁である柊かがみの記憶。そしてそこから見た三村や村雨達の記憶。

「お前はどこに行っても疫病神だな」

記憶の中にあるとあるロワのかがみに俺はそう言った。
誤解。誤解。誤解……いいじゃないか、おもしろいじゃないか。いつもは受けるほうだが今回は違う。
この記憶――情報をうまく利用すれば今回は――

「ここで誤解フラグに苦しむのはお前だぜ」

――柊かがみを誤解フラグの中心にすえることができる。
いつもは誤解フラグに振り回される俺だが、逆に言えばそれの酸いも甘いも知り尽くしているってわけだ。
その経験を活かせば……フッ、悪くないな。このロワでの俺は一味違うってやつに思い知らせてやるよ。
もっとも、名簿にのっているかがみがどこのかがみだかは知らないが、そんなことは些細なことにすぎない。


ぼうっとしてたら日が昇ってきた。そろそろ最初の放送が始まる頃合か。
まずは、それを聞いて……次はどうするか?
逃げていったジョジョを追うのはよくないな。誤解を解く役割を持っているし、最悪ディスクを奪われかねない。
だとするなら、やはり最初に接触すべきは――


「――三村信史だな」


まったく、面白くなってきたじゃないか。





 【G-6/教会の傍/1日目-早朝】

 【6/氏(神)@オールロワ】
 [状態]:疲労(小)、精神疲労(中)
 [装備]:バヨネットx2@漫画ロワ、マジシャンズレッド(魔術師の赤)のDISC@漫画ロワ
 [持物]:
 [方針/行動]
  基本方針:何がなんでも元の世界に帰る。
  0:とりあえず放送までは休憩。
  1:誤解をうまく使い、他の6/やかがみを陥れる。
   A) 自分自身である他の6/に誤解をなすりつける。
   B) スタンドDISC(漫画ロワ)の記憶を使ってかがみに誤解フラグを立てる。
  2:どこかでまともな服を調達する。

 [備考]
  ※涼宮ハルヒの出展元を分かっていません。


 ☆ ☆ ☆


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ   (なんか、こいつと会ってから”何か”がおかしい気がするが、気のせいか?)
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <どうやら、さっきのやつは追ってこないみてーだな
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ     平気かマシュマロマン?
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_                                             ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´                                          /⌒  ⌒.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト        だからやる夫にはやる夫って名前があるお!>    /(●) (●) \
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ         でも、助けてもらったことには感謝するんだお    / ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´                                       |     .|r┬-|     |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ                                         \    .`ー'     /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、  <じゃあギブアンドテイクだ。事情を話してもらおうおか    ノ             \


                   ―――――― か く か く ☆ し か じ か ――――――


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <なるほど。あれは元々オメーのものだったのか
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ     どうやらやっかいな相手に渡っちまったみたいだな……
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_                                             ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´                                          / ノ  ヽ、_.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト                .や、やる夫のせいじゃないお!>    /(●) (●) u\
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ                                        / ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´   <まぁ、そこんとこは今はよしってことにしておくが       |     .|r┬-|  J  |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ     アレがあると色々やばい.                     \   | |  |    /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、   取り戻す方法ってのを考えなくちゃなー            ノ     `ー'     \


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1     でも、今のやる夫達じゃああいつには勝てないお>
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ      弾も切れたし、やる夫にはもう武器がないんだお
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!  <とりあえずは三村に習ったセオリーどおりいくか
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_                            なんだお?>        ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´                                          / ノ  ヽ、_.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト   <仲間と武器と情報だぜマシュマロマン              ./(●) (●) \
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ    恐らくは三村も同じ様に動いているはず           ./ ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´    (俺が言うのもなんだが、                    |     .|r┬-|     |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ      生き返った死人に会うってのは奇妙な感覚だぜ)     .\   | |  |    /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、                                      ノ     `ー'     \


彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1           その三村ってのは頼りになるのかお?>
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ   <ああ、このジョジョ様ぐらい頼りになるぜ!
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ                  (なんだか不安を感じるお……)
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_                                             ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´   <とりあえず、「百貨店」に向かうとするか              ./⌒  ⌒.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト    まさかここに油が置いてないってことはないだろうからな   /(●) (●) \
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ                                        / ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´                           了解したお!>   |     .|r┬-|     |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ                      (また油って言ってるお     \    `ー'     /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、           もしかしてこいつ放火魔か何かかお?)    ノ            \



彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1   
..彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ   (結局、竜はどっかに飛んでいっちまったのか
彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ    よかれと思ってやったことが裏目に出るとメチャ落ち込むぜ……)
 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!
Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ    (にしても、ゴマモンといいさっきの竜といいこいつといい奇妙な生き物ばっかだな
...ヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_    SWの爺さんは喜ぶかもだが、                      ____
ヘ ヽゝ-、    !,ー'j -  | | (_,´    俺としちゃそろそろかわい子ちゃんに会いたいねぇ)       ./⌒  ⌒.\
.レ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト                                         /(●) (●) \
.´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ                                        / ⌒(__人__)⌒  \   
.ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´           (ハルヒはどこまでいってしまったんだお?  ..|     .|r┬-|     |
. ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ        こんなむさ苦しい男とふたりっきりはごめんだお)    \    `ー'     /
i,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、                                       ノ            \


                                                         /└────────┬┐
                                                        <   To Be Continued... | |
                                                         \┌────────┴┘




 【F-5/路上/1日目-早朝】

 【ジョセフ・ジョースター@漫画ロワ】
 [状態]:軽度(小)
 [装備]:トンプソンM1短機関銃(0/50+予備弾倉50発x2)、ヌンチャク@漫画ロワ
 [持物]:デイパックx2、基本支給品一式x2、RPG-7@現実(予備弾頭×1)、萌えもんパッチ@ニコロワ、不明支給品x0-2
 [方針/行動]
  基本方針:殺し合いからの脱出。
  1:百貨店へ向かいそこで波紋を通すための油を入手する。
  2:仲間を探す。
  3:ゴマモンを助ける、竜を説得する。どっちもやらなくちゃならないのが波紋使いの辛いところだ。
  4:魔術師の赤のスタンドDISCを取り戻す!
  5:ここのかがみはどの世界から来たかがみだ?

 [備考]
  参戦時期は死亡後です。
  誰がニコロワ出身かは全く分かってません。
  主催には時空を超える能力があると推測しています。


 【やる夫@やる夫ロワ】
 [状態]:ダメージ(中)
 [装備]:
 [持物]:デイパック、基本支給品、コルト・ガバメント(0/7)@なのはロワ、
 [方針/行動]
  基本方針:今度こそ殺し合いを打破する。
  1:このジョジョって男をボディガードにするおw
  2:ハルヒはどこにいったんだお?




【トンプソンM1短機関銃@現実】
[全長]:813mm [重量]:4.74kg [使用弾薬]:.45ACP弾 [装弾数]:50発
ジョセフが原作でストレィツォ相手に撃ちまくっていた機関銃で、別名シカゴ・タイプライター。
ドラムマガジンが目立つ、いわゆるマフィアが撃ちまくっているあれである。


069:ネクストらき☆ロワヒント「窓からの視線」 投下順 071:集結するカオス
069:ネクストらき☆ロワヒント「窓からの視線」 時系列順 071:集結するカオス
061:神は神と出会い、神の武器を持つ 6/氏(神) 081:君は僕に似ている
やる夫 078:もうどうにでもな~れ
041:人間賛歌 ジョセフ・ジョースター 078:もうどうにでもな~れ



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