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 氷川、一文字、シグナルマンの三人が自己紹介を始める。
「氷川誠です」
「これはご丁寧に。本官はシグナルマン。ポリス星からはるばるチーキュへと単身赴任してきた」
「男に名乗る名なんてないな」
「へ?」
 その直後、三人の背後を一匹の蝙蝠が襲った。

□

「良太郎。それにしてもここはどこなんだ?」
「全然わかんないよ」
「それと、アレはなんだ? おっ! イマジンか?」
 モモタロスが指差したところには、三人の男と対峙する一匹の蝙蝠がいた。

□

「アコ。ここはどこだ?」
「え? なんであなたあたしの名前を知ってるの? あ。もしかしてあたしの追っかけとか?」
「何言ってやがる。一緒に戦ってきただろ」
 アコはすぐに大声を出した。
「助けてーチカンー!!」
「アコ!?」

□

「助けてーチカンー!!」
「チカン!? 本官の許可なく勝手にセクハラ行為に出た輩がいるのか。えーい、許せん! 逮捕する!!」
「チカンか……。女を何だと想ってやがる」
「許せないですね」
 三人は一斉に走り出した。
 その場に一匹の蝙蝠がポツンと残った。

□

「おい良太郎。チカンだとよ」
「いけない。助けなきゃ」
「待て。俺はそれどころじゃねえ」
 良太郎の意識が、そこで途切れた。

□

「うっしゃあ! 邪魔者もいなくなったし一人で暴れられるぜ!!」
 蝙蝠の前に、1人の男が立ちふさがった。
「変身!!」
 ──SWORD FORM──
「俺、参上!!」
「最初の獲物だ」
 蝙蝠の名はズ・ゴオマ・グと言った。
 より強力になった究極の蝙蝠だ。

□

「俺はチカンじゃない!!」
「往生際が悪いな」
 凱が事情を説明する。
 アコは知り合いで、突然変な場所に来たので驚いたと。
「こんな人知りません!!」
「逮捕する!!」
「俺はチカンじゃない!」


□

「うっしゃあ! いくぜいくぜいくぜぇ!!」
 デンガッシャーがゴオマの腹を……とはうまくいかなかった。
「届かねえ!!」
 折られた分のデンガッシャーがないのだ。
「クソッ!!」
「そんなものか」
 次の瞬間、良太郎に憑依したモモタロスは、外へと放り出された。
「何!?」
 仮面ライダー電王・プラットフォームとモモタロスが並んだ。
「こいつは使えるぜ!!」
 実体化したモモタロスの手にはモモタロスソードが握られていた。

□

「いかんいかん。もう1人の犯罪者を逮捕し損ねるところだった。氷川くん、ここは頼んだ」
 シグナルマンがゴオマの元へと走り出した。
「僕も行きます!!」
「待て」
 一文字は凱を氷川の方に突き飛ばした。
「そのチカンを頼む」
 一文字はホッパー2の姿へと変身した。

□

 モモタロスソードがゴオマの体を斬る。
 2回、3回、4回。
 しかし、ゴオマが刃先を握り、モモタロスを蹴り倒した。
 ゴオマはモモタロスの手から離れたモモタロスドードで今度はモモタロスを斬った。
「モモタロス!!」
 電王がゴオマに追突した。
「グァッ!!」
「待て!! 戦いの素人が犯罪者と戦うんじゃない!!」
 一瞬、良太郎の頭に、見たこともない弁慶のイマジンがペロペロキャンディーを配る姿が浮かんだ。
 関係ない、と頭を振ると、次もまた変なのが現れた。

【現代地:茨城県】
【氷川誠の持ち物:ライダーブレス(ケタロス)、銃(神経断裂弾入り)】
【一文字隼人の持ち物:なし】
【シグナルマンの持ち物:シグナイザー】
【ズ・ゴオマ・グの持ち物:なし】
【良太郎の持ち物:電王ベルト、ライダーパス】
【モモタロスの持ち物:モモタロスソード】
【結城凱の持ち物:クロスチェンジャー】
【早坂アコの持ち物:クロスチェンジャー】
参戦時期
氷川誠⇒最終回後、一文字隼人⇒改心直後、シグナルマン⇒ラスト三話前、ズ・ゴオマ・グ⇒不明(少なくとも死亡後ではない)、野が良太郎&モモタロス⇒2話以降、結城凱⇒最終回Aパート終了後、早坂アコ⇒バードニックウェーブを浴びた直後
※アコはクロスチェンジャーの使い方を知りません。

027:我夢、藤宮、本郷、影山 危機が迫る! 投下順 029:竜也の期待
021:新たなる脅威 氷川誠 063:魔法陣ぐるぐる
021:新たなる脅威 一文字隼人 063:魔法陣ぐるぐる
021:新たなる脅威 シグナルマン 063:魔法陣ぐるぐる
021:新たなる脅威 ズ・ゴオマ・グ 063:魔法陣ぐるぐる
012:不幸青年 野上良太郎 063:魔法陣ぐるぐる
012:不幸青年 モモタロス 063:魔法陣ぐるぐる
初登場 結城凱 063:魔法陣ぐるぐる
初登場 早坂アコ 063:魔法陣ぐるぐる

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最終更新:2008年11月16日 12:55