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「我が友、ツ・ガーミ」
「はい?」
「あれは何だ?」
 剣が指差した先には白鳥のオバケみたいなのがいた。
「もしかして、アンノウン?」
 翔一が言うと、白鳥のオバケはゆっくり近づいてきた。
「おい、そこの人間。私に道を案内しろ」
「おい貴様。誰にその口をきいている」
 危うく喧嘩になりかけたところで翔一が止める。
「まあまあ。それより、あなたアンノウンじゃないんですね?」
「アンノウン? 知らんな」
「じゃああなたの名前を教えてください。俺、津上翔一って言います」
「ジーク……。殿と呼べ」
「ジークか。ワームでもなさそうだな。まあいい。俺は神に代わって剣を振るう男。神代剣だ」
 自己紹介の終了と共に、二人の下にさらなる客がやって来た。


「私の名はグレイ。お前たちを殺す」
 グレイがハンドグレイザーを発射した。
 その爆煙の中から仮面ライダーアギト、仮面ライダーサソード、仮面ライダー電王が現れる。
「あなたもアギトなんですね!」
「何だアギトとは?」
「ツ・ガーミ、二度目の間違いは愚かだぞ」
 サソードがサソードヤイバーでグレイに切りかかる。
「剣士か。面白い」
 グレイが自らの腕を盾にしてサソードを蹴り飛ばした。
「だが、その剣も時期に折れる」
「クッ!」
 ──CAST OFF──
 サソードの装甲が吹っ飛んだ。
「こら! 余にもぶつかったではないか!!」
 電王がサソードに掴みかかる。
「まあまあ。それより、今は目の前の敵を……」
 グレイがアギトにハンドグレイザーを発射した。
「な!」
「ツ・ガーミ!! ……許さんッ!」
 ──RIDER SLASH──
 サソードヤイバーがグレイのボディに切りかかるがダメージは薄かった。
「ウッ……!!」
 サソードの変身が解ける。
「ウッ……!!」
 剣の姿がおぞましい銀色の異形──スコルピオワームに変わっていった。
「それが貴様の正体か」
 スコルピオワームがグレイに触覚で攻撃した。
 グレイの灰色のボディが火花をあげる。
「これはまずいな」
 壊れてしまっては元も子もない。
 グレイが逃げ出した。
 スコルピオワームの元に、変身を解いた翔一とジークが駆け寄った。
「まさか神代さんが本当にアギトだったなんて!」
 感激の表情で翔一が言った。ちなみに他人をアギトと勘違いするのは3度目なのである。
 しかし、スコルピオワームの触覚はなぜか翔一にも向けられた。
「ドン!」
 渇いた銃声がとどろいた。


「危なかったね」
「小僧か。今回は助かった。例を言おう」
 リュウタロスが助けたのだ。
 リュウボルバーの弾丸がスコルピオワームに見事命中していて、スコルピオワームは剣の姿で倒れていた。
「神代さんが悪い人なはずは……」
 直後、剣が体を起こした。
「……うん? 俺は一体何を……あいつは?」
 記憶のぬけている剣に3人は唖然とした。


 その上空。
 エリアルベースが剣たちの上で浮遊していた。
 その中にはたくさんの人々がいた。
 ヒーローが呼ばれた次元からそれぞれ一般人がよばれてるのだ。
「なぜ一般人や子供がエリアルベースに……?」
 石室コマンダーが大量の人々を見ながら言った。
「何かあったのか……?」
 コマンダーは後に自分と同じ顔をした人間に会う事になるのだが、それはまた未来の話だ。

【現在地:東京都】
【津上翔一の持ち物:なし】
【神代剣の持ち物:サソードヤイバー、サソードゼクター】
【ジークの持ち物:デンオウベルト、ライダーパス】
【リュウタロスの持ち物:リュウボルバー、デンオウベルト、ライダーパス】

参戦時期
翔一⇒最終回以降、剣⇒天道にサソードゼクターを売る直前、ジーク⇒映画終了直後、最終回直後

※エリアルベースの中には大量の一般市民とXIGの方々がいます。

030:共同戦線 投下順 032:光・闇
017:暗黒の皇帝 津上翔一
017:暗黒の皇帝 神代剣
026:降臨!満を持して… ジーク
初登場 リュウタロス
初登場 グレイ 063:魔法陣ぐるぐる
初登場 石室章雄

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最終更新:2008年11月16日 12:56