「我が友、ツ・ガーミ」
「はい?」
「あれは何だ?」
剣が指差した先には白鳥のオバケみたいなのがいた。
「もしかして、アンノウン?」
翔一が言うと、白鳥のオバケはゆっくり近づいてきた。
「おい、そこの人間。私に道を案内しろ」
「おい貴様。誰にその口をきいている」
危うく喧嘩になりかけたところで翔一が止める。
「まあまあ。それより、あなたアンノウンじゃないんですね?」
「アンノウン? 知らんな」
「じゃああなたの名前を教えてください。俺、
津上翔一って言います」
「ジーク……。殿と呼べ」
「ジークか。
ワームでもなさそうだな。まあいい。俺は神に代わって剣を振るう男。
神代剣だ」
自己紹介の終了と共に、二人の下にさらなる客がやって来た。
□
「私の名はグレイ。お前たちを殺す」
グレイがハンドグレイザーを発射した。
その爆煙の中から仮面ライダーアギト、仮面ライダーサソード、仮面ライダー電王が現れる。
「あなたもアギトなんですね!」
「何だアギトとは?」
「ツ・ガーミ、二度目の間違いは愚かだぞ」
サソードがサソードヤイバーでグレイに切りかかる。
「剣士か。面白い」
グレイが自らの腕を盾にしてサソードを蹴り飛ばした。
「だが、その剣も時期に折れる」
「クッ!」
──CAST OFF──
サソードの装甲が吹っ飛んだ。
「こら! 余にもぶつかったではないか!!」
電王がサソードに掴みかかる。
「まあまあ。それより、今は目の前の敵を……」
グレイがアギトにハンドグレイザーを発射した。
「な!」
「ツ・ガーミ!! ……許さんッ!」
──RIDER SLASH──
サソードヤイバーがグレイのボディに切りかかるがダメージは薄かった。
「ウッ……!!」
サソードの変身が解ける。
「ウッ……!!」
剣の姿がおぞましい銀色の異形──スコルピオワームに変わっていった。
「それが貴様の正体か」
スコルピオワームがグレイに触覚で攻撃した。
グレイの灰色のボディが火花をあげる。
「これはまずいな」
壊れてしまっては元も子もない。
グレイが逃げ出した。
スコルピオワームの元に、変身を解いた翔一とジークが駆け寄った。
「まさか神代さんが本当にアギトだったなんて!」
感激の表情で翔一が言った。ちなみに他人をアギトと勘違いするのは3度目なのである。
しかし、スコルピオワームの触覚はなぜか翔一にも向けられた。
「ドン!」
渇いた銃声がとどろいた。
□
「危なかったね」
「小僧か。今回は助かった。例を言おう」
リュウタロスが助けたのだ。
リュウボルバーの弾丸がスコルピオワームに見事命中していて、スコルピオワームは剣の姿で倒れていた。
「神代さんが悪い人なはずは……」
直後、剣が体を起こした。
「……うん? 俺は一体何を……あいつは?」
記憶のぬけている剣に3人は唖然とした。
□
その上空。
エリアルベースが剣たちの上で浮遊していた。
その中にはたくさんの人々がいた。
ヒーローが呼ばれた次元からそれぞれ一般人がよばれてるのだ。
「なぜ一般人や子供がエリアルベースに……?」
石室コマンダーが大量の人々を見ながら言った。
「何かあったのか……?」
コマンダーは後に自分と同じ顔をした人間に会う事になるのだが、それはまた未来の話だ。
【現在地:東京都】
【津上翔一の持ち物:なし】
【神代剣の持ち物:サソードヤイバー、サソードゼクター】
【ジークの持ち物:デンオウベルト、ライダーパス】
【リュウタロスの持ち物:リュウボルバー、デンオウベルト、ライダーパス】
参戦時期
翔一⇒最終回以降、剣⇒天道にサソードゼクターを売る直前、ジーク⇒映画終了直後、最終回直後
※エリアルベースの中には大量の一般市民とXIGの方々がいます。
最終更新:2008年11月16日 12:56