概要
この作品において、その後の方向性と評価を決定付け、
最大のターニングポイントとなった重要エピソード。そのため、一つの物語としては
最長の約半年間となっている。
ポケモンの扱いの悪さは今までの比ではないので注意。出る出ないの問題ではなく、蚊帳の外。
また、ポケモン要素を無しにしてにも、
登場人物の扱いの差や重要な見せ場となるバトルの内容、展開や描写に荒が目立ってしまい、物語そのものに問題点があることも指摘されてしまった。
さらに、キーアイテムの宝石・Bハートを取り合う内容は争奪戦のように聞こえるが、一から設定を掘り返してみれば、生き物であるポケモンを賭けにするという事実が発覚する。だが、誰もそのことについては異を唱えず、金の話題や己の戦闘欲ばかりを執拗に語ることから批判の対象となった。
共通ルール
- 本物のBハート所持者のみが参加資格を得ることができる
- 司会者の説明する内容に沿ってバトルは行われる
- 司会者は絶対であり、下手に機嫌を損ねると強制失格となることがある
- 優勝者には大会参加者全てのBハートと賞金10億円が贈られる模様
- ただし、敗退すれば大切なポケモンが封印されているBハートは没収される
- 敗退した場合は死にはしないが海岸へ放り出されてしまう
- 開催場所は自動販売機のボタンを一定の順番で押し、地下にある秘密の部屋で開催されるらしい
- 時間厳守!遅刻は厳禁である
開幕前レポート 20話
- 深夜ゼクロムと共に技の特訓をするリョウガ。ゼクロムと語り合いながらの特訓は大いに結構だが、相変わらず強くなることしか頭にない様子。ガリュウの話題を振ってもスルーされるゼクロムが不憫すぎる。中括弧内には1以上の整数を入力してください。 例: &footnote(){1}にもうない。ゼクロムは最終章で少し出番があるが、リョウガの夢の中だった。)
- ヤッピーが自動販売機のボタンを適当に押したら、偶然運良く地下への階段が開く。展開に脈絡がなさすぎる。
- 招待されて来たわけでもないのに、リョウガが入室した途端に大会の開催が宣言される。この世界は主人公を中心に回っているとでも言うのだろうか?
1回戦 いきなり落とし穴サバイバル
B戦士の反応を試し、強者と弱者を分けるいうテスト。
勝ち残ったのは16名。
1回戦勝者
- リョウガ(ゼクロム) タイプ→ドラゴン・でんき
- ハリル(ゾロア) タイプ→あく
- キャロラ(エンブオー) タイプ→ほのお・かくとう
- ラビネ(オーベム) タイプ→エスパー
- アフロン(バッフロン) タイプ→ノーマル
- カルタ(アギルダー) タイプ→むし
- ギザイル(ギギアル) タイプ→はがね
- シン(コジョンド) タイプ→かくとう
- ドカン(ダストダス) タイプ→どく
- バッツ(ゴルーグ) タイプ→じめん・ゴースト
- ピッケ(エモンガ) タイプ→でんき・ひこう
- フロード(キリキザン) タイプ→あく・はがね
- ユーロー(ウォーグル) タイプ→ノーマル・ひこう
- ラッシュ(デスカーン) タイプ→ゴースト
- ルリマル(ブルンゲル) タイプ→みず・ゴースト
- ローレン(ツンベアー) タイプ→こおり
1回戦の不満点・矛盾
- 内容に模倣説がある
- 翼があるのに飛べないゼクロム
- BURSTしたキャラたちがまるでコスプレ大会
- メインヒロインが捕まり、空気と化す
- 都合よく自販機から地下に入り、唐突にBHSが始まるという謎展開
- ポケモンに間違われ続けていたヤッピーが突然見破られる
- いきなり能力全披露・戦わずして全選手の特徴がわかってしまう
- 開始早々にして、すでに裏がありますよという描写
- ポケモンが永久に封印されているオリジナルBハートが大量に登場した
1回戦レポート 21話
- 見開きで16名の名前とポケモン(能力)を全て公開。そのため、大会編における相手の能力に期待するという楽しみが激減するという謎の事態。今まで貴重・数少ないとされていた本物のBハートが大量に登場してしまい、設定も破綻してしまった。
- 第2話でミルトはBURSTについて「聞いたことがない」と言っていたが、これでは単に彼女が世間知らずだっただけということなのだろうか。
- さらになぞの黒い人物がモニターで高笑い、強制失格になった人物もいるため明らかに裏があることを読者に思わせる。
- BURSTハートの総取りルールを聞いても、ミルトは精々自分たちの所有するBURSTハートが失われることしか心配していない。リョウガに至っては何も考えず、ただ強いヤツといっぱい戦えるからと面白がっている始末。ポケモンが入っているBURSTハートを勝敗で奪い合うルールを肯定的に扱うなど、ポケモン漫画の主人公として失格も甚だしい。
- 登場する予選通過者はほぼ全員が最終進化形の完成されたポケモンを使う。原作ありきの作品かつ、ある程度の強さの目安もあるため、易々と強いキャラを使うことはできない。1話からほとんどを使ってしまったため、在庫があとわずかの状況に。同時に次章以降があるとすれば、誰が登場するかの予想が立てやすく、容易いに先が読めてしまう。
- この時点で、BWの世界であるイッシュ地方に登場する強いポケモンの大半が登場してしまった。当時のイッシュ地方は鎖国的な面があり、他の地方に生息するポケモンは登場しないと説明されていた。
- 単なる変身体ではなく、本気の姿を見せていることも大きな特徴で、最終進化形態が試合中にパワーアップしてさらに隠した強さを見せることも期待できない。
- RPG終盤(ラストダンジョン等)に姿を見せるような色違い最上級モンスターがほとんど出尽くしてしまい、後の展開の予想が立てやすくなってしまった。
- 唯一未進化ポケを使うハリルの存在が浮いてしまっているが、なぜか参加者の間では優勝候補の扱いを受けたため、読者との隔離を生んでいる。
- 本来なら相当のリスクがあるため、参加をためらってしまうようなルールである。Bハートの総取りを例えると、SA○や加速世界といったオンラインゲームの中で巨大な大会が開かれ、見事優勝すれば参加者全員の経験値ポイントが全てもらえるのだが、負ければアバターデータおよび、登録アカウントといったオンラインそのものの参加資格を即座にオールデリートされてしまう。すなわち、全データを消去されて二度とゲームに携わることができなくなる規模の恐怖のデス・ルールが適用されている。
2回戦 BOX脱出サバイバル
- くじ引きで引いたA~HのBOXに二人一組で入り、10分以内に脱出すれば勝ち抜け 出来なかったら敗退となる。BURSTしても箱を壊すことは出来ない。また、二人で協力して脱出することも出来る。
対戦カード
色の濃いほうが勝ち
A キャロラ(エンブオー)VS ローレン(ツンベアー) 勝ちはしたものの苦戦したような表情?
B アフロン(バッフロン) VS フロード(キリキザン) 描写なし
C バッツ(ゴルーグ) VS ルリマル(ブルンゲル) 描写なし
D ラビネ(オーベム) VS ユーロー(ウォーグル) 描写なし
E カルタ(アギルダー) VS リョウガ(ゼクロム) 引き分け
F ハリル(ゾロア) VS ラッシュ(デスカーン) 瞬殺する
G シン(コジョンド) VS ギザイル(ギギアル) 描写なし
H ピッケ(エモンガ) VS ドカン(ダストダス) 描写なし
2回戦の不満点・矛盾
- 内容に模倣説がある
- 強制失格の光景を見ても主人公含む参加者は裏があることにまるで気づいていない
- 主人公が仲間を助けようとせず、優勝への意気込みを語る
- 伝説のポケモンであるゼクロムの力を他の参加者は軽視しており、まるで警戒心が無い
- ゴルーグの力をかませ犬に使う
- デスカーンの特徴を描かずにファンに対する思い入れも無く、瞬殺。シキミは怒ってもいいレベル
- まともに頭を使ったのは単細胞の主人公のみ
- ぬけがらを使うアギルダー
- そもそも戦闘描写が全く無い
- 密室空間がメインなのでいつも以上にポケモンたちが空気
- ついでにミルトたちも空気
- この大会では最終的な勝者は一人なので、例え箱の外のスイッチに気付いたところで押さない方が得策。次の3回戦でボーナスポイントが加点されるなどすれば話は変わるが…
2回戦レポート 22~23話
- 毎晩トレーニングするものの、必殺技は一日一回しか撃てないリョウガは誰がどうみても未完成であるのに勝てると思っているのがわからない。参加者は、七戦騎ハリルやキャロラを恐れ、ゼクロムのことは誰一人としてめずらしい・伝説というだけで警戒も恐れもしない。しかも、BOX・協力OKというルールをまともに適用したのはリョウガ・カルタのみである。
- 後の面子は全て時間制限にあせり、ガチでバトルして勝ち抜いておりBOXに閉じ込められただけで全く意味が無かった。後から気づいたり、いずれは戦うことになるという忠告はあるのだが、箱をがんばって壊そうとする・二人で協力してみるなどの葛藤という描写は全く無い。
- さらに戦う描写すらほとんどなく、密室を生かした戦法すら描かれなかった。
- 例えばデスカーンなら包帯、ツンベアーなら氷などを使ってボタンを固定できそうなのに、何故みんな戦って相手を重石にしようとしか考えないのか。もっと言えば、もしモンスターボールを持っていたら、ポケモンと協力するだけで難なくクリアできるだろう。ポケモンの世界観で行うことを、全く考慮していないルールである。
- カルタの出身地『クーガ村』。カラクダやチャビオから既にシティ/タウンは付いていなかったが、遂に『村』と付く地名が登場。ポケモンの町村名の法則が、完全に放棄された。
- このバトルも一回戦と同じく、小学館の昔ヒットしてアニメ化までした作品と一緒の展開である。
3回戦 足し算10点サバイバル
- 2回戦を突破した順番に9~1点のメダルを首からさげ、森の中に入っていく。相手を倒し、10点以上になってスタート地点に戻ると勝ち抜け。メダルを取られて0点になると即敗退となる
- 一回の戦闘で相当エネルギーを消費してしまうので連戦は好ましくないらしい、いかに奇襲をかけるかといったステルススキルが試されると思われる。だがしかし、高ポイントの人物がお互い戦わない関係にあり、すでに一人は敗退確定なので誰が勝つのかというのは大方予想できるという展開である。
- 初期状態で負ければBハートを回収されてB戦士として資格までもを失うサバイバルの通り、デスゲームを色濃く採用することで、従来に無い緊張感を伝えようとしていたと思われる。
各選手のポイント
ハリル(ゾロア) 9 |
キャロラ(エンブオー) 8 |
ルリマル(ブルンゲル) 7 |
ドカン(ダストダス) 6 |
シン(コジョンド) 5 |
ラビネ(オーベム) 4 |
フロード(キリキザン) 3 |
カルタ(アギルダー) 2 |
リョウガ(ゼクロム) 1 |
行われた対戦カード
色の濃いほうが勝ち
ドカン(ダストダス) 6 VS カルタ(アギルダー) 2 描写なし
リョウガ(ゼクロム) 1 VS ドカン(ダストダス) 6+2
ルリマル(ブルンゲル) 7 VS シン(コジョンド) 5
リョウガ(ゼクロム) 1+2+6 VS ハリル(ゾロア) 9 再戦 引き分け
キャロラ(エンブオー) 8 VS フロード(キリキザン) 3 描写なし
リョウガ(ゼクロム) 2+6 VS ラビネ(オーベム) 4
3回戦の不満点・矛盾(開始時)
- 少し頭を使えば結果がわかってしまう展開
- 主人公の新しい友人が空気→即敗退
- 普通の扱いから突然悪魔となったフロード
- ポケモンでなくBハートを心配する選手達
- キャラクターの扱いの差が激しい
- 優勝本命はゾロア 穴はゼクロム
- 各選手のポイントが1~9点になったのは、たまたまリョウガとカルタだけが2回戦を争わずに勝ち抜けたから。もっと多かったかもしれなければ少なかったかもしれないが、その時はどういうルールになっていたのだろうか?
3回戦の不満点・矛盾(本戦)
- 矛盾だらけの決着・スーハー
- 空気よりも軽い毒ガス
- どくタイプなのに自分にも有害な毒ガスであり、原作無視
- 毒の力を己の力と言い張るドカン
- 約2ヶ月を使って描かれたが、主人公以外に戦う描写のあったバトルは少ない
- ポケモンの相性逆転・無視した勝敗
- エンブオーがキリキザンに完敗
- ブルンゲルがコジョンドに降参する
- ゼクロムがゾロアにパワーで押し負けそうになる
- BHS編初登場のキャラのほとんどがまともな人物像を作られずに敗退する
- 数少ない長所である女性キャラの全滅
- 日光浴しただけで疲れる司会者
(特性がサンパワーなのかもしれない)
- ハリルが主役にしか見えない描写多数
3回戦レポート 24~25話
- BHS3回戦はこれまでで最長の24~30話と連載にして約2ヶ月も掛けて戦っている。今までは、やや頻繁に出会いと別れを繰り返してきているスタイルで、大会であるBHS編には言ってからはもう10話以上も経過するのだが、21話以降は一人も新キャラが出てこないという事態も生まれている。
- まずは、リョウガと友情を築いたカルタが描写無く敗退してしまったこと。せっかく出来た友達が1話やそこらで倒され、いきなり点数の高い相手と敵討ちバトルに突入したということにある。
- このため、点数の低いリョウガが確実に勝利し、一気に加点するのが大いに予想できる。さらに、いきなり「悪魔」とあだ名が付けられ、ダークホースとなった点数の低いフロードを危険と認識させ、GG七戦騎同士であり、大会開始時から行動を共にしている高得点キャロラ・ハリルが裏切って戦うのはあまり考えられない。他のキャラもルリマル以外はほとんどリョウガに絡まないどころかしゃべってもくれないという展開である。
- 「カルタがどんな想いでこのBHSにやって来たのか、おまえはなんにもしらないくせに!!」と、ドカンを非難するリョウガだが、それではリョウガはドカンがどんな想いでこのBHSにやって来たのか知っているとでもいうのだろうか? BHの取り合いなどというやくざな戦いに参加している以上、事情なんかそれぞれにあって当たり前。もしドカンにどうしても勝たなければいけない理由があったら、リョウガはどうする気だったのか。
3回戦レポート 26~30話
- ReBURSTを象徴する「スーハー」。絶望的な危機をどう回避するかという状況を矛盾だらけの方法で打ち破るという展開はここ数年あらゆるバトル漫画でもありえない。
- 本来見せたかった展開はポケモンをゲットする際に頭を使い、相手に合わせて特殊武器や地形・習性を利用する戦術のつもりだと思われる。
- 毒ガスを使う相手で、回復手段も問われる状況は明らかに大会では好ましくない。また、変身物においては猛毒を使う相手が、前後編になるほどヒーローを苦しめ、さらにみんなのトラウマと称される程の強敵になりうる存在とされることも多い。
- 戦いの最中、野生のポケモンたちが描かれるが、B戦士の力の余波で怪獣映画のように逃げる市民のように描いていることでB戦士はポケモンより数段強いという見方もでき、B戦士至上主義というポケモンをこれでもかというくらいに見下している。
- さらに、キャロラの冷酷な設定が無かったことにされ「GGを抜け出そう発言」このときのキャロラと初登場の13話とでは180度は違っている。そして、ポケモン界では勝敗がほぼ決まっている対戦カード3連発。相性という概念を入れておきながら自らそれを破棄してしまう上に描写が全く無く、どうやって不利な状況を跳ね返したかが全くわからない。
- 3回戦では、あからさまに本来のポケモンでは勝利することが難しい組み合わせを3カードも用意していた。
- 問題の3カード全て、相性を無視してひっくり返されるのではないか?と悪い方へ予想する人もいたほどであった。当時存在していたこの作品のスレでは、常に悪い方向へ予想することで、毎週備えていた。
問題の対戦カード
全ポケモンでも上位に入る攻撃力を持つゼクロム側が純粋なパワーで負けそうになった。具体的には巨大化した相手に人間サイズで挑むほどの力の差があり、ゼクロムが手加減した技であってもゾロアをうっかり倒してしまうこともある。
- コジョンドVSブルンゲル コジョンドが不利な持久戦に引きずり込まれる可能性が高い。
相手は絡め手を多数持ち、回復まで出来る。コジョンド側が謎の勝利。
- エンブオーVSキリキザン レベル差だけでは克服できない相性。キリキザンにとっては天敵。
エンブオーが描写無く完全敗北。
- 逆なでするかのように「相性が良いはず~」と説明を入れておきながら、原作を無視した敗北となった。
- 女性キャラの活躍はルリマルが必殺技を二つ使用しただけで、殴られたりするのはいやなのか後は描写が無く終わっている。しかし、相性の上では絶望的に不利なシンがどうやって勝利したのか、という描写が省かれており、彼が勝利したことに対する説得力がまるでない。
- この一件を期に、作中で魅力的と評価されていた女性キャラ達の扱いは、無情な展開によって振り回されてしまい、どんどん悪くなっていってしまう。
- ハリルのアルカデスに対する因縁を、明確な証拠も示さずに間違いだと決め付けるリョウガだが、アルカデスがどんな時でも世の中のために戦っていたというのなら、ハリルの村が村ぐるみで悪事を働いていたと仮定すれば何の矛盾もない。
そもそも、アルカデスについての情報がほとんど示されていないので、リョウガが信じていることにもハリルが感じていることにも共感のしようがない。
- 御三家ポケモン・エンブオーの敗北。冒険当初からつらいことも嬉しいこともを分かち合うことになる最初にもらえるポケモンの最終進化形態であり、初代で言うリザードンと同じ位置のポケモンのエンブオーが一番有利に戦える相手に描写無く敗北する。レアな野生ポケモン・ヤナップもポカブを選んだ時のみに、序盤のボス(ジム)戦前に無償でもらえ、長く手持ちに入れて旅をする人も多かったはず。ヤッピーは他の漫画と比べてもなかなかの外道であり、選んでいなくても最初のパートナーの一匹なので、お気に入り・思い出補正といった要素が少しはあるはずなのに、ポカブ(エンブオー)を選んだ人に対してこの扱いは醜すぎる。
- 「どれくらいおかしいのか?」と説明すれば、作品そのものを象徴する火竜・リオレ○スが、群れを率いる中型の鳥竜種に完膚なきまでに倒されるようなものであり、最初から勝負が決まっているような対戦カードを、使用する人物の格差だけで描写が一切なく勝敗をつけたことに問題がある。
- そもそも、ポケモンでは最初にもらえる炎タイプの最終進化形は何故か優遇されやすい。
- 《全身刃物の親》が組織を裏切ろうとした制裁という形で、《子とされる豚》のポイントを全損かつ、戦士としての証までも剥奪する内容はいかに。
- 両方の原作共に、絶対にありえないとされている組み合わせだが、組織のボスだけが持つ絶対的な権利によってアカウントを消去でもされたかのような、それ程にありえない負け方であった。
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余談 キリキザンVSエンブオー |
この組み合わせ、実はBHS終了から約1ヵ月後に本家ポケモンのアニメ・ベストウイッシュでサブタイトルになってしまった。
そのバトルの内容とは、エンブオーのアームハンマーとキリキザンのハサミギロチンが交差したり、相性の不利をキリキザンは「きんぞくおん」で援護したりするが、最終的にはやはりエンブオーが勝利する結果となった。キリキザン側のトレーナーも「これは仕方がない」と負けはしたが絶対的な相性差を認めているような発言もあった。キャロラVSフロード戦の内容が公式では反面教師にされてしまっているとも捉えられる。
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- リョウガが強くなったことについて、ハリルもラビネもリョウガの成長力ばかりに注目し、伝説ポケモンであるゼクロムの実力には一切触れようとしない。ポケモンファンにしてみれば、ゼクロムにBURSTしているような人間なら、苦戦することの方がおかしい事なのに。
- さらに伝説のポケモンを使っておきながら、このままでは押されてしまうという原作をとことん無視したバトル展開に、大会当初から関わってきた新人物の特徴・能力は全く描かれずに一瞬で倒し、ここでも主人公は強いというアピール。もはや問題点だらけであり、今までの話の中でも特にカオスな内容となった。
- ハリルは、リョウガの必殺技を最強のB戦士だからとあえて受け止めようとする。しかし、肝心のゾロアは明らかに、種族差や体格などを考慮して見ても、相手の攻撃を受け止められるようなポケモンでは無く、この作戦にポケモンの了承を得るような描写も無かった。この戦闘には、お互いのポケモンの存在が全く眼中になく、ただ単にリョウガ自身の成長と、変身によって得た身体能力のみを使ったライバル対決が描かれている。
- どれくらい無謀なのかを表現すると、レア駆逐艦が超弩級戦艦の最大主砲である46cm三連装砲を受け止めると言っているようなことであるため、無茶苦茶な展開である。
- この頃から、BURSTした時にBURSTするポケモンの絵がキャラの隣に表示されるようになったが、まるで地の文でキャラ分けする実力のないネット小説家が、台詞の前にキャラの名前を書き入れているかのようなもの。
こんなアイコンみたいな静止画を描いているスペースがあったら、BURSTハート内のポケモンの意思を、表情を付けて浮かばせてあげればいいのに。
最終更新:2021年09月25日 19:24