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邂逅編 活動レポート

あらすじは邂逅編 あらすじ 7~19話を参照。
全体的に主人公リョウガの罵倒や苦戦、戦力不足などの苦しい展開がメイン。そのためにカタルシスの欠如もあって、過酷な状況が続いていく。大まかに分けるとヤッピーの加入、ハリルとのバトル、レンドとの出会い&ゼクロムとの邂逅と三つに分けられる。
また、ここから話を見始めても独自の専門用語に苦しめられるので、最初から見ることをお勧めする。

ヤッピーの章
新しい仲間ヤッピーの登場と加入までを描く・・・が、行動や言動からはとても主人公と旅をする仲間というよりも、主人公に成敗される外道そのもの。ゲームでは序盤に人によっては長い冒険のお世話になるポケモンのヤナップに似ている(公式認定)ためにタチが悪い。このあたりから、ポケモンを物語の踏み台やかませ犬、道具、お払い箱といった展開が色濃くなっていく。

ハリルの章
主人公の勝ちパターンやキャラクターの描写不足。バッフロンのかませ犬に始まり、大きな謎を残して説明されないままに後のライバル関係となる人物と宿命のバトル。不完全なBURST等、現時点では全く意味のわからない専門用語を連発し、原作では到底起こりえない逆転現象が起きる。ポケモン世界において当たり前の常識や展開、設定が通用しないことを立て続けに行ったため、衝撃を与えた。

邂逅の章
この話のメインで、敗北が続くリョウガの強化が目的となる。いわゆる、修行編。
しかし、ポケモンの内容とは全く関係の無いバトルや、作中のキーアイテムであろう、Bハート衝撃の事実には掲示板等で怒りの業火に包まれる。ポケモンは道具を認定される永久封印という救いのない設定は物語に深い傷を残すことになり、ポケモンと謳いながら全く相容れない内容として受け入れられることになってしまう。また、ポケモン未登場もここから始まった。



ヤッピーの章

7話「新しい仲間!?」不満点

  • BURSTしているというだけでGGの七戦騎と決めつけ、いきなりヤッピーを殴るリョウガ。後には「ポケモンかもしれない」とまで言っており、どちらにせよ確認する前に攻撃する主人公というのはどうなのだろうか。
  • 病気の母や弟妹のためと語るヤッピーだが、料理は「値段の高い順」に要求。食い逃げまでしており、初登場からどうにも胡散臭い。どう見てもGGあたりのスパイである。
  • ヤナップそっくりの姿で嘘や食い逃げという悪事を働いたヤッピー。シーフ的なキャラを狙ったと思われるが、ポケモンを馬鹿にしているようにも見え、早くも非難を浴びる。
  • 「新しい仲間!?」というタイトルとは裏腹に、最後には悪人のような笑みを浮かべる。仲間というより、どう見てもこれから裏切りそうな敵である。


8話「世界一・・・!!?」不満点

  • BURSTしたリョウガの気迫だけで押されるヒヒダルマたち。しかも全員で洞窟の入口を離れてしまうため、本陣がガラ空きになっている。
    • 傷ついたダルマッカを発見するが、「キズぐすり持ってる?」「はい!」「じゃあ手伝いなさい!」「喜んで!」程度のやり取りで治療は終了。その後、元気になったダルマッカやヒヒダルマとの交流・和解もほぼ描かれない。せっかくポケモンが中心になれる場面なのに、少々もったいない。
  • 心を許された直後にBハートを盗むヤッピー。しかもゼクロムの力で「最強ヒーロー」になろうとする。やっぱりこいつスパイか何かでは?
    • そんなヤッピーを、リョウガはあっさりと仲間に誘う。改心フラグを立てたように見えるが、後に再び裏切るため説得力に欠ける。
    • 伝説のポケモン・ゼクロムの力を簡単に利用できると思うヤッピー。もっとも、実際にBURSTしようとして黒焦げになったので、ここだけは身をもって代償を教えてくれる。


ハリルの章

9話「光の羅針盤」不満点

  • 「バッフロンは列車を脱線させるほどの力を持ってるんだぜ!!」と説明された直後、そのバッフロン2匹を生身のリョウガが片手ずつで止めてしまう。ポケモンの強さを見せた直後、それ以上の力を人間に見せつけるためのかませ犬にしてしまっている。そしてここでのバッフロンの出番は終わりである。バッフロン「解せぬ」
    • そもそも興奮しているバッフロンに対し、原因を探ったり落ち着かせたりせず、いきなり力ずくで止めるリョウガ。ポケモンの気持ちより「俺のほうが強い」で解決しているように見えてしまう。
  • 重要アイテム「光の羅針盤」が、何の脈絡もなく店の棚から発見される。しかも、BURSTハートに関係する重要アイテムがなぜこんな所にあるのか説明もない。例えるなら、ゲームで適当に棚を調べたら重要なキーアイテムを拾ったような超展開である。
  • ハリルは生身で蹴った缶を壁にめり込ませ、しかもリョウガの頬を傷つける。これほどの脚力があるなら、リョウガ同様BURSTする必要性に疑問が残る。


10話「謎のBURST戦士」不満点

  • ライバル格のハリルがBURSTするポケモンは、ゼクロムと対をなすレシラム……ではなくゾロア。意外性はあるものの、伝説のポケモンであるゼクロムを相手に挑発し、互角以上に渡り合うため、ゼクロムの格が下がって見えてしまう。
    • 本来なら力の差を知恵や仲間との連携で覆す展開にもできるところだが、BURST同士の一対一で普通に圧倒してしまう。これではゼクロムの圧倒的な力や、格上に挑む危機感が伝わりにくい。
    • ハリルはミルトに変身したまま戦うが、アングルの都合でスカートの中が丸見えになる場面がある。重要なライバル戦の最中に入れる描写としては緊張感を削いでいる。
  • ハリルは光の羅針盤について「穴を1つ埋めてもらってあるとは本当に運がいい」と語る。しかし羅針盤が動き出した時点でBURSTハートが最低1つ存在することは予想できたはずであり、「運がいい」という台詞にはやや違和感が残る。

11話「不完全なBURST?」不満点

  • ハリルはゼクロムに対し「力量差も見極められない」と罵る。伝説のポケモンであるゼクロムを、ゾロア側が格下のように扱う構図にはやはり違和感がある。身の程をわきまえるのはどちらなのだろうか。
  • ゼクロムほど圧倒的な存在を主人公が序盤から使える設定自体、今後の成長や敵とのパワーバランスを描きにくくしている。実際、この戦いでは逆にゼクロム側の格を落とすことでハリルの強さを表現してしまっている。
  • 「不完全なBURST」という新たな用語が突然登場するが、この時点では具体的な説明がほとんどない。当時は単行本1巻すら発売前であり、説明不足の専門用語が続くため展開を追いづらかった。
    • 一方、リョウガは最初に見た時よりドラム缶が一つ増えていることから、ゾロアの変身を見破るファインプレーを披露。ポケモン知識57でも観察眼は優れてるのか……。


ハリルの章に入って登場した用語
  • BUSRT
  • 光の羅針盤
  • 不完全なBURST
  • アルカデスは敵・・・?味方・・・?
  • 本物(オリジナル)Bハート

12話「本当の実力」不満点

  • ハリルは相変わらずゼクロムを格下のように挑発し、ゾロアのBURSTでリョウガを完全に圧倒する。「使い手が未熟なら伝説のポケモンでも勝てない」と描きたかったのだろうが、ゼクロム自身の意思や力がほとんど描かれないため、単純に伝説のポケモンが弱くなったようにも見えてしまう。
  • ハリルの必殺技「闇影射球(ナイトシャドーショット)」が登場。漢字四文字+独自の読みという形式だが、元になったポケモンの技について説明がなく、名前だけではどんな技なのか分かりづらい。以降もこの形式の必殺技が増えていく。
    • リョウガはミルトの姿への攻撃にはためらう一方、ヤッピーの姿には容赦なく攻撃する。仲間同士でも扱いの差が激しい。
  • GG七戦騎キャロラが登場。ハリルに続いて早くも幹部クラスが現れるため、七戦騎の希少感はやや薄い。もっとも、初登場時の不気味さとインパクトは十分。
  • ヤッピーは命を助けてもらい仲間になった直後にもかかわらず、光の羅針盤を盗んで再び裏切る。8早での改心は何だったのか。ヤナップに似た外見も相まって、ヤナップにとってはとんだ風評被害である。


13話「羅針盤の行方」不満点

  • ハリルに完敗したリョウガだが、落ち込むどころか再戦を思ってワクワクしている。前向きなのはいいが、どこかの戦闘民族のようである。さらにハリルから「アルカデスは父を殺した悪党」と聞いたにもかかわらず、その情報を疑問視する様子もない。
  • ポケモンと間違えた子どもたちが、ヤッピーにモンスターボールやスーパーボールを投げるが、ポケモン要素としてはほぼ一発ネタで終わってしまう。
  • ヤッピーは光の羅針盤を「50億」で売ろうとするうえ、売り文句は一般人が知らない「アルカデス」。当然誰にも相手にされない。世界一のジャーナリストなら……いやそれ以前に、まず商売を勉強したほうがいい。
    • フリマ市にてチンピラに絡まれたヤッピーは、今度は自ら「ウキーウキー」と鳴いてポケモンのふりをする。ポケモンを単なる猿扱いしているようにも見え、ヤナップにとっては相変わらずの風評被害である。


邂逅の章

14話「レンドという男」不満点

  • ド外道ヤッピー、リョウガから飛び蹴りの制裁を受ける。初対面でもGGの一員と決めつけ、BURSTして地面に叩きつけていたため、これで二度目である。だが、苦しい言い訳でひとまず、許してもらえることに。なおヤッピー本人はこれでも懲りておらず、後にとんでもない悪事をしでかす。
  • またも詳細不明の「不完全BURST」という単語が登場する。そしてゼクロムのBURST戦士であるリョウガが、野生でも比較的見かけるガントルのBURST戦士・レンドに敗北する。リョウガ自身が未熟で負けること自体はおかしくないが、世界を滅ぼすほどの力を持つ伝説のポケモン・ゼクロムをまとっているという設定の重さは、ほとんど感じられない。最強装備を素人が使いこなせず敗北する、というだけでは済まないほど中身のポケモン自体に戦力差があるはずなのだが……。

15話「これが修行!?」不満点

  • 衝撃の永久封印。Bハートに封印されたポケモンは、二度と元に戻れないことが判明する。ゼクロムはガリュウを信頼し、自ら封印されたという美談なのだが、結果的には生きたポケモンが人間の使う変身アイテムに永久封印されるという、あまりにも重い設定になってしまった。
    • そこまでの犠牲を払ってBURSTする必要性もいまひとつ分からない。GGに対抗するためBURSTの力が必要だったとされるが、そもそもゼクロム自身が天災級の力を持つ伝説のポケモンである。なぜゼクロムのまま戦うのではなく、二度と戻れないBハートになる必要があったのかという肝心な部分は説明されない。
  • さらに現時点のリョウガは「不完全なBURST」とはいえ、一般ポケモンのBURST戦士にも敗北している。そのため、伝説のポケモンを永久封印した結果、むしろ弱体化していないか?という疑問まで生じてしまう。
    • 「人間とポケモンが互いを信頼し、心と力を重ね合わせる」というBURST本来のテーマ自体は、この回でようやく語られる。しかしその代償がポケモン側だけ一生出られませんではあまりにも重く、ガリュウとゼクロムの絆や自己犠牲という本来感動すべき部分まで素直に受け取りづらくなってしまった。

16話「ゼクロムへの道」不満点

  • Bハート内部には、落ちれば一巻の終わりという奈落に囲まれた細い一本道が延々と続いている。どこかで見た、あの世へ続く長い道の修行を思わせる光景で、リョウガは一週間も歩き続けることになる。おまけに木になる果実まで苦くて甘ずっぱい。修行場とはいえ、人にもポケモンにも優しくない環境である。
    • さらに失敗すれば、リョウガは二度と現実世界へ戻れないことが判明。前回の「ポケモンは永久封印」に続き、Bハート関連の設定がいちいち命懸けである。
  • ゼクロムへの道の先に、なぜか謎の少年が登場する。ゼクロムの門番らしいが、なぜ人間の少年の姿なのか、他のオリジナルBハートにも同様の存在がいるのかなどは不明。
    • 一方レンドは、ガリュウが「正義の味方は絶対に勝つ」とGGに立ち向かった過去を語る。意志の強さを示す台詞なのだろうが、現実は正義だから必ず勝てるほど甘くない。それよりも今まさにゼクロムと分かり合おうとしているリョウガのために、ガリュウとゼクロムがどのように信頼関係を築いたのかを詳しく語るべきではなかっただろうか。
    • 前回に続き、肝心のポケモン側の事情や心情は短い説明で済まされる一方、ガリュウをはじめとする人間側のエピソードには多くの尺が割かれている。「人とポケモンの絆」が重要な修行なのに、肝心のポケモン側が置いてけぼりになっている。


17話「門番の少年」不満点

  • ほぼ一話丸ごと、生身の肉弾戦。門番の少年を相手に、リョウガは柱や扉を利用した飛び蹴りまで披露する。第1話から身体能力の高さは描かれていたが、ここまで来るとポケモン漫画というより、変身ヒーローや格闘漫画の修行シーンに近い。しかも最後にゼクロムと対面するまで、ポケモンは一匹も登場しない。
    • リョウガは「もっと強くなりたい」とゼクロムへの面会を求めるが、ゼクロム自身について知ろうとする様子はほとんどない。完全なBURSTには「ポケモンと心を重ねる」ことが必要なはずなのに、現状ではゼクロムとの交流より、ゼクロムから得られる力を求めているように見えてしまう。
  • 試練の決着は、奈落へ落ちた少年をリョウガが反射的に助けたことで合格となる。善良さを試す意図は分かるものの、少年自身が鍵だったことも含め、戦いの強さより試練の仕掛けに左右された決着となっている。
  • 門番とも対話ではなく戦うことで認めてもらおうとする。これまで散々「人とポケモンの信頼」が重要だと説明された直後だけに、ゼクロムとどう分かり合うのかという肝心な部分が、またしても後回しになっている。


18話「リョウガとゼクロム」不満点

  • ようやくゼクロム本人と対面したリョウガだが、ガリュウとの思い出を語ろうとするゼクロムに対し、早々に「心を重ねてほしい」と要求する。さらに語るのも「悪いやつと戦うために強くなりたい」「家族や仲間を守れる強い男になりたい」という自身の理想が中心。ゼクロム自身を知ろうとする描写はほとんどなく、今回も「ゼクロム」より「ゼクロムの力」を求めているように見えてしまう。
    • ゼクロムは「大きな力には責任が伴う」「戦えば家族や仲間を失うかもしれない」と忠告する。それでもリョウガが「全てを守れる強い男になる」という理想を掲げると、ゼクロムは力を貸すことを承諾。理想そのものは立派だが、滅多に人間へ近づかないというゼクロムが、これだけで心を重ねることを認めるのは少々あっさりしている。
  • 門番との戦いには丸々一話を使った一方、肝心のゼクロムとの邂逅は半話ほどで終了。ガリュウとの関係やゼクロム自身の気持ちもほとんど描かれず、「人とポケモンが心を重ねる」という重要イベントとしては説得力に欠ける。
  • 元の世界へ戻ったリョウガへ、突然ミルトが抱きつくラブコメ展開。心配していた気持ちの表れではあるが、直前までのシリアスな修行からの切り替わりがかなり唐突。
  • レンドとの再戦では、必殺技「回転岩石(ローリングストーン)」が登場。ハリルの「闇影射球(ナイトシャドーショット)」に続く、漢字+カタカナルビの必殺技シリーズ再来である。
    • そして早くもGG七戦騎・ゼンガイが登場。七戦騎は序盤から次々と姿を見せており、「巨大な悪の組織の精鋭」という割には幹部との遭遇頻度が妙に高い。しかもゼンガイはアバゴーラのB戦士。ゼクロムとはタイプ相性上不利な組み合わせであり、完全BURSTを習得したリョウガの実戦テスト役になることが容易に予想できてしまう。


19話「2つのBURSTハート」不満点

  • ゼンガイは倒れているレンドへ追撃し、本物のBハートを奪おうとする。さらに敗北後は泣いて土下座したかと思えば、油断させて子供を人質に取ろうとするなど、巨大組織GGの幹部というより小悪党のような言動が目立つ。しかも目的はハリルやキャロラとの差を埋めることであり、ボスの命令にも独断で違反している。七戦騎の統率、大丈夫なのだろうか。
    • 一方のリョウガも、レンドから奪ったBハートに気を取られているゼンガイへ不意打ち。卑怯なゼンガイを止めるためとはいえ、直前まで相手の不意打ちを非難していたこともあり、少々引っかかる展開である。
  • リョウガはアバゴーラの甲羅を一撃で粉砕。残念ながら「からをやぶる」状態にはならない。……まあ本編ゲームの技を必ず使う必要はないので、ここはネタ程度に。
    • 完全BURSTとなったリョウガは、ゼンガイの「水矢線(ウォーターレーザー)」を片腕ではじき、圧倒。以前は七戦騎相手に苦戦していたことを考えれば修行の成果は分かりやすいが、敵組織の幹部が完全BURSTのお披露目用の相手になってしまったため、GGそのものの脅威まで薄れて見えてしまう。
  • そして待望の新必殺技、「電撃完波(ライトニングパーヴ)」が炸裂。友情・努力を経て完成した主人公の新必殺技なのだが、披露は比較的あっさりしており、もう少しタメや大ゴマを使って見せ場にしてもよかったのではないだろうか。なお「パーヴ」が何を意味するのかは不明。
    • リョウガは「不意打ちがなければレンドは負けなかった」と語る。しかしゼンガイはみず・いわタイプのアバゴーラのB戦士で、ガントルのB戦士であるレンドとは相性も良いとは言い難い。リョウガなりにレンドを評価した台詞なのだろうが、断言するには少々疑問が残る。
    • 戦闘後、子供たちと遊び、ワキをくすぐられたヤッピーから「ワキはらめぇ~」というセリフが飛び出す。……一体どこの層に向けた台詞なのだろうか。


その後への影響

  • バッフロンをかませ犬にしたリョウガは最後まで、マイナスの評価を脱却することは出来なかった。
  • 心を合わせていないと伝説のポケモンだろうが、野生ポケモンに敗北する内容に、B戦士弱体仮説を唱え始めるようになる。
  • 永久封印はその後においても、深い傷を残すことになっていき、Bハートが出るたびに槍玉に挙げられる。
  • Bハート修行後は力のバランスが大きく崩壊し、後の三闘将編に続く力のインフレはここから発生している。修行後の余韻に浸ることなく、この漫画とはなにか?を決定付けたあのBHS編が始まった。
    • 三流悪役が巨悪の幹部だったというショックは大きく、残りの七戦騎もかませ犬として残りが一気に登場し、そのまま使い捨てにされる。
  • 謎の少年はゼクロムに悪い人間が近づかないように、リョウガは優しさか欲を優先するかを確かめていた。しかし、BHS編以降のリョウガは大切な仲間を危険に晒してまで戦闘欲を求めていた。悪戦苦闘して乗り越えた試練はなんだったのか?
  • 頑固者のガントルのBハートを授かったリョウガだが、その後は宝玉扱いとされる。ガントルと対話するどころか、BURSTする者も現れなかった。
  • レンドはリョウガが貴重な敬語でレンドさんと呼ぶ人物で、さらに戦いの師匠という重要人物だが、残念ながらこの先のエピソードで登場することは無かった。
  • 無関係の一般市民には散々アルカデスの手がかりを尋ねておいて、ハリルの情報は頭から否定し、ゼクロムやレンドには尋ねようともしない。このチグハグなやり方のせいで、アルカデス探しは無駄に難航していくことになる。

  • これまでも、永久封印をはじめとするポケモンとは相容れない設定の数々が語られたものの、ゼクロムと邂逅を果たし、お互いに会話することで人とポケモンの交流が見られ、ヤッピーも解説役として少しは役に立つなどで今後の活躍によっては、今までの件を水に流すこともできるような終わり方で締めくくった。
    • 現段階ではポケモンに対する考え方を改め、次回以降のテコ入れがうまく成功すれば前半の不評もまだ十分に逆転可能であり、希望が持てる状況として読者は期待していた。

――しかし、次なる章「BHS編」が、今回決死の突破口で導いた逆転のチャンスを一瞬で無へ帰してしまうことになるとは、誰も予想できなかったのである。

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最終更新:2026年09月02日 17:47
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