モスルク

風を踏む者、噂の運び屋、未来を知る眼、冒険の始まり……すべて別人として語られるが、たどれば結局彼を訪ねることになる。



魔物知識判定と先制判定と回復役がいたりいなかったりする問題を解決するため、冒険者レベルを奪われた悲しきフェンサー。
先頭が始まる直前までの雑事一切を担当する代わり、戦闘にはほとんど参加しないお助けNPCみたいなスタイル。
とはいえまったく戦闘中何もしないわけではない。絡み武器を振り回して敵の行動を制限したり、敵後衛に突っ込んでのかく乱により味方の支援を行う。杖取られた魔術師兄貴はもっと筋力鍛えて。

いかにB技能とはいえ、その3つ全てをメインとしてバランスよく上げていくには経験点が足りない。周りについていけなくなったとき、トリックスターは何を思うのか。

どうでもいいが最近お子さんが出来たらしい。



世界を救う決戦には不参加。曰く「柄じゃねえ」とのこと。
本人はすでに冒険者を引退したと語り、妻子と半隠居生活を送っている。
引退したという言葉通りフェンサーとして活動することはなく、スカウト、セージ、ミスティックの技能を活かして学者然とした仕事をしているらしい。
非常に冷徹で現実的、皮肉げな性格だがドン引きするレベルの親バカ。娘の冒険は全て彼の敷いたレールを通っているとか。
普通にそこらへんを歩いているが誰の目にも止まらない、視界の隅に映ることはあっても気づかない。
そんな"会えるけど会えない英雄"。
最終更新:2020年03月22日 01:17