ヴィスタリア「さあやってまいりました、冒険者の皆様に簡単な料理を紹介するこのコーナー」
ヴィスタリア「お相手は私ヴィスタリアと」
ヴィスタリア「で、今日は何を作りますの?」
マトリ「豚ニラ玉だ」
ヴィスタリア「材料は何を用意すればいいんですの?」
マトリ「ニラ半束~1束、卵1つか2つ、豚肉は50gからだな」
ヴィスタリア「量がテキトーすぎでは?」
マトリ「量はテキトーでも死なないからたぶん大丈夫だ」
マトリ「今日は二人前なのでニラ1束、卵2つ、豚肉100gちょいで作るぞ」
マトリ「調味料の類は醤油さえあればまあ食べられる、お好みで白出汁と鶏ガラスープの素あたりを」
ヴィスタリア「まずはどうすればいいんですの?」
マトリ「豚肉を一口サイズに切る」
ヴィスタリア「一口サイズってどのくらいですの?」
マトリ「切れてなくても食べられるからテキトーでいいぞ」
マトリ「切った後はとりあえずフライパンに突っ込んでおくといい、最初に焼くのでな」
ヴィスタリア「次はどうします?」
マトリ「ニラを親指とか小指くらいの長さで切るぞ、これくらいはキミでもできるだろう?」
ヴィスタリア「当然ですわね、とんとんとん・・・あっ」
マトリ「えっ」
ヴィスタリア「ニラが消し飛びましたわ・・・」
マトリ「なんでフェンサー技能使ったんだ・・・」
―――――――しばらくお待ちください―――――――
ヴィスタリア「切れたニラがこちらになりますわ」
マトリ「次は卵を溶いていくぞ」
ヴィスタリア「この前片手で割れましたのよ!」どやあ
マトリ「アッハイ」
ヴィスタリア「反応うっすいですわね・・・」
マトリ「卵に醤油、白出汁、鶏ガラスープの素を加えてよく混ぜる」かちゃかちゃ
ヴィスタリア「量はどのくらいですの?」
マトリ「テキトーで、どうせ後でまた加えるからな」
ヴィスタリア「さっきからアバウトですわね・・・」
マトリ「混ぜ終わったら豚肉を焼く」カチチチチ
マトリ「とりあえず赤い部分がなくなるくらいまで、途中でニラの根元のほう?もまとめて火を通し始める」
ヴィスタリア「なぜですの?」
マトリ「固いので」
マトリ「次に先程混ぜた卵を投入、その後テキトーに混ぜる」
ヴィスタリア「ヒマですわね(ヒマですわね)」
マトリ「卵になんとなく火が通ったら残りのニラをつっこむ」
マトリ「醤油、白出汁、鶏ガラスープの素を適量加え、混ぜながら火を通す」
ヴィスタリア「調味料が適量っていうのが一番困りますのよねえ」
マトリ「個人の好みはあるだろうが・・・気持ち濃いめのほうがいいと思う、ご飯がすすむので」
マトリ「なんとなく火が通ったら完成です」
ヴィスタリア「お皿に盛り付けますわね」
マトリ「火を通しすぎるとニラの食感が損なわれるが・・・まあ食べられるので問題ない」
ヴィスタリア「頂きますわ」もぐもぐ
マトリ「食べ応えを求める冒険者諸君は豚肉の量を増やしてもいいと思うぞ」
ヴィスタリア「私たちはどちらかと言うと少食ですし、いつもだいたいこの量ですわよね」
マトリ「ここまでのお相手はマトリと」
ヴィスタリア「ヴィスタリアでお送りしましたわ、それでは皆さんご機嫌よう」
※実際に食べられるはずですが責任はとりません
最終更新:2020年10月13日 21:48