ヴィスタリア様"拷問"の時間です

※キャラ崩壊を多く含みます

マトリ「ヴィスタリア様、"拷問"の時間です」

ぐりむ「ふん、風呂上がりにやってくるとは品のないやつだな」ほかほかぐりむ

ヴィスタリア「いえ、きっと何か考えあってのことでしょう」ほかほかエルフ
ヴィスタリア「それはそうとさっきの呼び方きゅんとしましたわ、もう一回お願いできないかしら?お姉様でもよくってよ」

マトリ「今日の"拷問"はこちらだ」

ヴィスタリア「スルーしないで」

ぐりむ「なんだその魔動機は?」

マトリ「これはレイ=トゥーコと呼ばれる魔動機だ、内部に冷気を閉じ込めることができる」

ヴィスタリア「ふむ、それを使ってどうしようというのかしら?」

マトリ「ではご覧いただこう、これが今日の"拷問"器具です」ぱかっ

ヴィスタリア「そ…それは」

ぐりむ「ふん、何かと思えばハー○ンダッツのバニラ、ちょっとお高いアイスではないか」
ぐりむ「ヴィスタリアは今は亡きファラドーラ王国の王女にして"戦場に舞う華"」
ぐりむ「刃の届かぬ高嶺の華、咲き乱れるは敵の鮮血、受けた傷はだいたい味方の魔法」
ぐりむ「その身のこなしは我も評価せざるを得ぬ剣士、そんなものに屈したりせんわ!」

マトリ「べた褒めしすぎじゃないか?そいつすぐ調子に乗るぞ」

ヴィスタリア「ええ、ご安心なさいなぐりむ、私は牧○しぼり派ですの」どやぁ

ぐりむ「意外と庶民的だな貴様…」

ヴィスタリア「腕を落としましたわねマトリ、ハー○ンは溶け始めがベストですの、レイ=トゥーコから取り出した直後では牧○しぼりのほうが上ですわ」

マトリ「そうだろうな、キミならそう言うと思っていた、そこでこいつの出番だ」

ぐりむ「またわけのわからん魔動機を出しおって…」

マトリ「これはドル○ェグスト、ボタンを押すだけで温かい飲み物が楽しめる」ポチッとな

(うるさい音)

マトリ「できたぞ」

ぐりむ「ふん、何かと思えば珈琲とかいう黒くて苦い汁ではないか、そんなものを小娘が飲めるわけないだろう!」
ぐりむ「いや…まさかそれが"拷問"か?風呂上がりでホカホカのところを熱くて苦い汁で温める"拷問"だな?」

ヴィスタリア「あら、私珈琲は好きですわよ?」

ぐりむ「なん…だと…」

ヴィスタリア「ちなみにあれはエスプレッソ、簡単に言うと特に風味というか、苦みが強いものですわね、本来は砂糖をたくさん入れますの」

ぐりむ「ますます恐ろしいではないか!」

ヴィスタリア「でもご安心なさいな、私は誇り高き牧○しぼり派…じゃなかったノーブルエルフ、絶対ハー○ンに屈したりなんかしませんわ!」

マトリ「ではまずハー○ンを半分ほど盛り付けます」

ヴィスタリア「美味しそうですわね…」

ぐりむ「意外と効いてるではないか小娘!」

ヴィスタリア「ぐぬぬ…いや、この程度で屈する私ではありませんわ!」

マトリ「では次のステップだ、ハー○ンにエスプレッソをかけます」

ヴィスタリア「ああああああああ」

ぐりむ「小娘?」

ヴィスタリア「本来多量の砂糖を投入し苦みと共に楽しむところをハー○ンで代用、バニラと珈琲、冷たさと温かさのハーモニー…つまりはアフォガート…そんなの美味しいに決まってますわ…」

マトリ「食べたければ敗北を認めるんだな、ではいただきます」

ヴィスタリア「ああああ…負けです…私の負けですわ…」

ぐりむ「諦めるな小娘!小娘ぇぇええ!」


ヴィスタリアは屈した。


ヴィスタリア「おいしい…おいしい…」

ぐりむ「我もちょっと小腹が空いてきたではないか…」

マトリ「キミの分のハー○ンも用意してあるぞ、どれがいいかね」

ぐりむ「ほう、リッチミルクがあるとはなかなか気が利いてるではないか」
ぐりむ「で、これはなんのための拷問だったんだ?」

マトリ「?ただのお遊びだが」



パロディネタ。
ぐりむもこんな感じで戯れてたかもしれないねって妄想、意外とマトリとぐりむは上手くやれてたんじゃないかと個人的には思うんだけどどうだろうね。
ぐりむを勝手に使ったけど二次創作ということでどうか許して。お悔やみ申し上げます。

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最終更新:2020年12月15日 00:00