名誉魔神

▽概要

供物ではなく、魔神の手足となることを選んだ者たち。
魔神としての名誉を得た彼らは、供物とは格別の待遇を受ける。
その体の何処かには焼印が刻まれており、一生消えることのない従属の証となっている。

▽契約

「名誉魔神」の正体とは、「魔神と交わされる特別な契約」である。
召異魔法と異なるのは、契約者に知識や技量を要求しない点にある。
必要なのは、「知識を持った魔神」と「特殊な焼印」、そして「本人の意思」の3点。
互いの合意が無ければ、焼印は肌を焼くこともなく、効力は得られない。
だが一度でも契約を交わせば、消えない焼印は効力を発揮し続けるのである。

▽焼印

焼印に必要な金具、「契約印」は上級魔神にのみ扱うことを許されており、
下級魔神が「名誉魔神」の契約を行うことは無い。また、契約はあくまで個別で
行われるものであり、全ての魔神に対して服従させるものではない(そのような契約内容を盛り込むのが一般的だが)。
魔神によって焼印の紋様は異なり、その形から契約主が分る場合がある。

▽召異魔法

『サーチデーモン』を使用することで、名誉魔神を判別することが出来る。
それ以外の方法で名誉魔神を判別するには、焼印を探すしかない。
『コントラクトアナザー』を使用することで、名誉魔神の契約を引き受けることが出来る。
最終更新:2021年09月21日 09:46