ミラ・ハロル

ミラ・ハロル
「たとえ無能の謗りを受けようと、たとえ魂が穢れようと、たとえ神に見捨てられようと、それで彼らを救えるなら私は満足です」

聖人の夜」に登場した魔動機の人。……人?
魔動機文明時代のエルピュセ神官で冒険者だった。いろいろあって魔動機として300年くらい過ごし、いまはミラ(コルテオーラのほう)が持つ聖印の中にいる。

冒険の途中に見つけた遺跡で、死者を利用した兵器の研究資料とその成果物を見つける。
研究成果のアーティファクトは大地に埋めることでそこを穢し、その地で死んだ者はその体と魂を囚われて恒久的に使いまわされる。それだけにとどまらず、蘇生させ続ける過程で質のいい体や魂を取り込み、やがて強大な怪物となって穢れを振りまくことまで幻視する。

当然、彼女はこのアーティファクトにより穢された領域の解呪を試みたが、どうやらメティシエによって祝福されているらしく人の身では力が及ばない。掘り起こして本体を破壊することも考えたが傀儡のアンデッドに阻まれて作業ができない。信仰の薄いこの大陸ではコールゴッドも効果を望めない。

万策尽きた彼女は最後の手段に出る。解決を先延ばしして未来に負債を押し付ける選択を取った。独自の魔法で未来に祈りを託し、自らの魂を魔動機に移し、そして自らの力を継承できる者がこの地を訪れるように運命の糸を手繰った。

そこから大破局を迎え、さらに300年を経て体はボロボロ。周りの魔動機は事務的な会話しかできないので心も追い詰められる。ミラ(コルテオーラのほう)たちに出会う時点で肉体(機体?)的にも精神的にも結構限界だった。

この後はみんなが知る通りのアレでアレしてハッピーエンドを迎えている。

継承者であるミラ(コルテオーラのほう)にはミラ(ハロルのほう)の声が聞こえる。シナリオの最後のほうでリーゼロッテがミラ(ハロルのほう)の意思を汲んだような発言をしていたような気がするので彼女もある程度分かるのかもしれない。

300年以上引きこもりやってたから今の文明は新鮮で面白いらしい。一体どうやって周囲を知覚しているのかは不明。ミラ(コルテオーラのほう)の目を通して見てる的な話か、自前の知覚:魔法を持っている的な話だと思う。

ミラ(ハロルのほう)が宿る聖印を持つ限り、ミラ(コルテオーラのほう)はちょっとしたオリジナル魔法と、もう一人の僕RPができる。
ミラ(ハロルのほう)のRP方針は自由だけど、僕の中のイメージを挙げておくから参考にしてもいいよ。
+ ...
口調はミラ(コルテオーラのほう)と同じつもり。人称は「私」「コルテオーラ」「~の人(あるいは職業名)」って感じで、ミラ(コルテオーラのほう)以外にはあまり興味がない。
自己評価は低め。未来に解決を投げたこともそうだし、神官として禁忌に近い魂の移し替えをしたこともそうだし、何よりほかにとれる手段がなかった自分の無能を恥じている。
もともとは冒険者だし、かなり高位の神官でもあるから先輩からのアドバイス的なこともしてくれるかもしれない。
オリジナル魔法についてはエルピュセにお願いしたら叶えてくれた感じ。
ちなみにエルピュセとしてはミラ(ハロルのほう)のことを今でも気に入っている。魂を扱う禁忌を犯している以上、表立っては力を貸せないけど、こっそりと運命の糸をつないだりしている。
ミラ(コルテオーラのほう)が占いで自分と瓜二つの少女を見たのとかはそういうこと。
300年ほど殺伐とした生活を送っていたため若干ドライな性格。割と手段を選ばない。
魔動機文明時代の人だし、一時期魔動機だったこともあって魔動機には結構詳しい。魔物知識判定を+1してもいいかもしれない。
ところで、ほかにも自分の意識を魔動機に移していたやつがいたような……?
最終更新:2021年11月09日 16:42