ペロ

こんにちは。私ペロっていいます。
ここにきた理由…ですか?
あまり聞いていて気分のいい話ではないと思いますが…それでもよければ。
まずは生まれからお話したいところですが…実はあんまり覚えてなくって。
物心ついたころから行商の一団の一人として暮らしてきました。
その中に本当のお父様やお母様がいたわけではないみたいで、私はどうやら拾われた子だったようです。
その頃の私はなんにも役に立てなくって…今もお役に立てるようなことはできませんが…ただ手間がかかるだけの存在だったと思います。
そんな私にもみんなは本当の家族のように接してくれました。
…あの日がくるまでは。
その日私たちの一団は大きな街につきました。
街についた日はちょっと豪華なご飯を食べるのが私たちの習慣で、その日も同じく豪華なご飯を食べさせてくれました。
そのあと強烈な眠気に襲われてたんですが、お腹いっぱいだからかなって素直に眠っちゃったんです。
…目を覚ましたときにはもう檻の中でした。
檻を見張っていたであろう男は言いました。
「売られっちまったなんてかわいそうにな、まあ恨むんなら売った奴らを恨めよな」と。
流石に私にも理解できました。
家族として育てられていたのではなく、家畜として生かされていただけなのだと。
…私はっ…家族だって…思ってたのにっ…。
…すみません、泣かないくらい強くならなきゃ…って…ぐすっ、思ってたんですけどっ…。
(ハンカチを差し出される)
…ありがとうございます…お優しいんですね…。
…でもちょっと罪な御方ですね、また人を信じたくなっちゃうじゃないですか…。
…すみません、話の途中でしたね。
こうして売られてしまった私ですが、一つだけやりたいことがあるんです。
本当の家族のことを知りたいんです。生きているとは思えませんけど、そうだとしても。
唯一の手がかりだったペンダントも、ここにきたときに奪われてしまって。
だけど他の人からすれば金銭的な価値しかないはずです。
…はい、お金を貯めて買い取りたいんです。
そもそも誰が持っているかもわかりませんけど。
そのためにどうしてもお金が必要なんです。
だから…私のこと好きにしてください…。
私にできるのは…そのくらいですから…。
あなたみたいな優しい人になら…私…

狼ガール

虚言だらけの狼少女。
娼館で望まれずに生まれ、お金の足しに売られた。
お金を貯めているのは本当で、自分自身を買って解放されるのが目的。
ヴィスタリア家臣育成プロジェクト第3弾になれるかは今後のペロ次第である。

動かしてみた結果それなりに素養がありそうな感じだったので、売られる前に接待とかは覚えさせられたのかもしれない。
そうなると身体に傷ができたとかで商品価値が落ちたとかだろうか。
とりあえずまだ初売り前だということにしておきたい。
コロシアムがアルフレイムにあるんなら出身はマカジャハットかもしれない。
猫かぶり状態とはいえ思ってたより無垢な感じになってしまったからけっきょく性癖は漏れ出すものなんやなって。

年齢 性別 身長 体重
12歳(本当) 女(本当) 139cm(たぶんそう) 軽い(と思う)
髪の色 瞳の色 肌の色 穢れ
金(たぶんそう) 赤(たぶんそう) 白(白いでしょ?) 0
経歴 育ての親に拾われた(嘘)
裏切られたことがある(嘘)
忘れられないほど美味しいものを知っている(嘘)
一般技能 詐欺師Lv5
娼婦Lv5
最終更新:2021年12月26日 19:55