エリカ「…あなた一応森羅魔法使いなのよね?」
ラクス「…ケンカ売ってます?下手な売り文句ですね~♡不慣れなことしないほうがいいんじゃないんです?」
ラクス「だいたい幾度となく飛ばしてあげてるじゃないですか~♡記憶力よわよわなんです?」
エリカ「はあ…違うわよ、そういうことじゃなくて」
ラクス「じゃあなんだっていうんですか」
エリカ「あなたがシンボリックロアを使ってるところを見たことないと思っただけよ」
ラクス「あー、確かにそうだったかもですね」
エリカ「そもそも飛行の魔法は森羅魔法の初歩でしょう?ちゃんとした森羅魔法使いであるという証明にはならないと思うわ」
ラクス「まあ一理ありますけど、シンボリックロアだってピンキリですよ?この前使ったゴリラさんパンチとかのほうが能力の証明にはなると思うんですけど?」
エリカ「じゃあなんで使わないのよ?」
ラクス「受益者のシンボルってアイテムを持ってる相手にしか使えないんです~♡おねーさん持ってないじゃないですか~♡」
エリカ「いや、だから作ればいいだけじゃない…ってまさかあなた」
ラクス「?」
エリカ「…作れないの?シンボル」
ラクス「は~???作れますけど?というかよわよわおねーさんは持ってますし?あたしの分もここにありますけど?」
エリカ「なんだ、作れるんじゃない」
ラクス「…ははーん、なんだそういうことですか~♡」
エリカ「…何よ急にニヤニヤして」
ラクス「欲しいならそうと言ってくれればいいじゃないですか~♡ざーこ♡おねだりが下手♡」
エリカ「なんでそうなるのよ…まあ貰えるなら貰ってあげるけど」
ラクス「すなおじゃないですね~♡ラクスちゃんの手作りグッズが欲しいくせに♡」
エリカ「はあ…はいはい、そういうことにしといてあげるわ、欲しいから頂戴」
ラクス「戯れも終わったところで真面目な話をしますけど、あれけっこう作るの時間かかるんですよね~、しかもいいんちょおねーさんの近くで作らなきゃならなくって」
ラクス「なのでどこか放課後の予定空けといてください、一時間かわいいラクスちゃんを眺める権利をあげちゃいます♡」
エリカ「わかったわ」
ラクス「そうそう、お茶とお菓子くらいはご馳走してくださいね~♡いいんちょおねーさん♡」
エリカ「…というわけだから今日の放課後は空いてないわ、悪いわね」
ミカエル「…ちょっと待ってください、つまりエリカさんはラクスさんにシンボルを作ってもらう、そういうわけですね?」
エリカ「?そう言ってるじゃない」
レオン「OK!」
ミカエル「OK!じゃないですよ…それはなんかこう…抜け駆けというか…ずるくないですか?」
レオン「ずるいぜ!」
エリカ(何かしら…ちょっと優越感あるわね)
ということでシンボル解禁します。料金はラクス持ち。
エリカはラクスのからかい受け流すの上手そうだよねという話。
最終更新:2022年11月16日 16:59