チャットログ
あらすじ
"星見祭"が差し迫ったある日、PC達に喧騒の声が届く。
駆け付けると、そこは利用者の影も無い、何時になく静かな"マギスイーパー"があった。
事情を尋ねると、"
アンリ・サーキッス"を名乗る商人の苦情があったのだが、
その目に余る態度が切っ掛けとなり、騒ぎに発展してしまったらしい。
赤裸々の受付嬢"
リルム"。心苦しそうな"
ジオルド"の二人。
苦情の原因は、"ジオルド"が受けた"サーキッス"の依頼を、中々達成出来ない事にあった。
"サーキッス"の依頼とは、"
魔法怪盗団"を捕える事だ。
盗難の被害も実際に出ており、被害額だけなら相当な規模になる。
依頼人から脅迫に等しい圧力を掛けられたいま、このまま"ジオルド"に任せる訳にも行かないだろう。
この件を引継いだPC達だったが、何と全く調査に進展の無い事が判明。
"リルム"と"
クロウリー"の助言に従い、先ずは"魔法怪盗団"の標的を調査する事に。
"魔法怪盗団"は義賊の側面が強く、貴族階級が優先的に狙われる。
そこでPC達は、"
貴族サロン"から情報を得るべく、
繋がりのある真語魔法学科の講師"
ラトモス"を頼りに向かう。
講義の終わり際に彼を捕まえ、状況を説明する一行。
これを受けた"ラトモス"は、PC達を"貴族サロン"に同行させると提案。
難なく調査の足掛かりを得た。
肝心の"貴族サロン"まで、時間の猶予があったPC達は、
"魔法怪盗団"が潜むとされる"貧民街区"を調査する事した。
ここの住人の生活は苦しい筈だが、他の国々の貧民街と異なり、
餓死や凍死する住民は稀だと言うから驚きだ。
暫く街を捜索していると、突如として悲鳴が上がった。
駆け付けるPC達は、老婆が悪漢に襲われている現場に遭遇する。
瞬く間に悪漢を制圧する一行だったが、物陰から飛来した"矢"に、男が殺害されてしまう。
老婆はこれを"祈りの矢"による"天罰"だと語ったが、いくら相手が悪人でも、私刑にしていい理由は無い。
急いで射手を探したが、完全に見失ってしまうのだった。
その後、"
夢うつつ通り"の露店から、怪盗団の目撃情報を調査する。
すると、怪盗団が原因で解雇されてしまった、元警備員との接触を果たす。
結局、怪盗団のアジトに関わる情報は得られなかったが、
彼らが"
特殊な力"で金庫破りをしているとの情報を得た。
そして、"ラトモス"との約束の日。
"貴族サロン"に潜入したPC達だったが、思いも寄らない貴族社会の闇に触れてしまう。
明らかな悪意をぶつけられつつも、偶然居合わせた"
リッタ"により、次なる怪盗団の標的が判明。
先回りし、怪盗団を待ち受ける事にした。
PC達の目論見は的中し、予告通りに現れる"魔法怪盗団"。
一人は
少女。もう一人は"
禁書"によって顕現する狩人であった。
互いに主張はあるものの、彼らを捕えるべく交戦する事に。
勝利を収めた一行は、"
禁書/顔のない英雄"を回収する。
事後処理に入った所で、標的の商人らが踏み込んで来る。
不可解な言動から、彼らには裏があると睨むPC達。
中々退かない様子だったが、"
学園長"を頼った事で"ラトモス"が現場に急行。
彼の指摘を受け、渋々退散する商人たち。
"ラトモス"曰く、怪盗団の首魁の少女は"
十一人の提案者"の一人、
クレフェン家の御息女なのだと言う。
恐らく商人たちは、"クレフェン家"にゆすりを掛けるネタが欲しかったのだろう。
事なきを得た今回だが、後々の災いの種にならない事を祈りたいものだ。
登場人物
PC
NPC
最終更新:2023年01月08日 02:45