ラフルル・ディ・マレウス

ただ、優しいバジリスク



◆ 本編

バジリスクの名家"マレウス"の三女。
戦いに明け暮れる両親に代わり、奴隷の人族に育てられた。
それ故か、人族を何とも思わぬ家族に反発。蛮族も人族も、彼女にとっては見た目程度の違いでしかない。
だが、その考えが理解されるはずもない。ついには育ての親を、家族に殺められそうになってしまう。
もう、家を飛び出す他ない。
幼馴染のドレイクが、彼女に勇気をくれた。

『身寄りのない私を、"グリム"姉様はいつも慰めてくれました。
いつか恩返しするためにも、ラフルルは立派な冒険者になってみせます。』

第二十三話『最後のピース』にて、慕っていた"グリム"、実の姉である"ケラスス"が戦死。
大切な家族を二人も失ったことで、途方もない失望感に襲われてしまう。
平穏を願う彼女は、やり場のない感情を、憎むべき争いの中にぶつけることになる。
そうすればきっと…いつか、姉の元にたどり着く筈だから。

プロフィール

年齢 性別 身長 体重
12 138cm 36kg
髪の色 瞳の色 肌の色 穢れ
4
経歴 優しさに目覚めた
人族と蛮族の違いがよく分からない
守りの剣の影響を受けるとハイになる


























◆ たどり着いた先に

ここ日本において、UGNイリーガルとして活動する姿が目撃されている。
何人たりとも傷つける事のできない異能は、正に"魔王"と称される程である。

未だ、彼女は探し求める者との再会を果たせていない。
張り付いた作り笑い。悲痛と嘆きの日々は続いている。
その"青薔薇"のように、夢叶う日は訪れるのだろうか。
最終更新:2024年05月04日 02:13