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リヴァイブの正義

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だれでも歓迎! 編集
レジスタンスの目的は、押し付けられた平和への反抗です。
平和、隣人の幸福、それらの理想は万民の願いでもありますが、
そこに至るまでに思想、そのための手段は人それぞれちがいます。


彼らは議会をおこし、平和へよりよい道を模索しようと訴えます。
が、しかし、その対話が徹底的に反発しあった場合はどうなるのでしょうか。
自分たちは勝手にやる、お前たちも勝手にしろと言えば
世界最強の軍部隊が、現状の平和を乱すものとして、弾圧の対象に
なります。
そのため、不満があっても押し黙るか、率先して尻尾をふるか
彼らに従っている限りにおいては、傷つけられることはありません。

現在、統一政府は平和への道を確立するために、加盟各国に
自治権の返上を申し入れ、本当の意味での統一国家をつくろうと
しています。
ラクス・クラインのカリスマに頼りすぎな部分もあり、制度的に
平和へのシステムを生み出そうとしているのです。


ラクスは一定以上の品質で保たれている平和を実感することで
自らの正義を確信しています。
それは、小さき声をすりつぶしているということ。
それは、レジスタンスを生む土壌になっていること。


ラクスが正義の力を実行しなければ、
世界は再び戦火に陥ると、世界を人々を信じず、
一方で世界の人々がより賢くなり、より平和を求めると夢想し
そのためには、『平和の力』を振るいます。

彼女が力を行使すればするほど、反撃の声をあげる人々
彼女が力を行使すればするほど、平和をただ貪り、頼り、考えない人々

ラクスは平和のために戦っています。
レジスタンスは平和のために戦っています。

「賢者の絶対正義」
「愚者たちの試行錯誤」

彼女の「平和の力」は一定上の平和を生み出します。
しかし、その一定値からは決して増えません。
彼女は自分が間違いを起こさないと思っています。
彼女はすでに自分が間違いを起こしていることに
気がついていません。

ラクス・クラインは、神でも賢者でもなく、ただの人だというのに。

彼女に突きつけられるのは「平和」のために「戦う」という矛盾の証明。
愚者たちの試行錯誤をすて、賢者の絶対正義を信じたラクス。
愚者たちの試行錯誤の一つにしかすぎない賢者の絶対正義だけを
信じたラクス。
力を用いた正義に、力を用いた正義が対峙する。

リヴァイブが目指すものは賢者による統治ではなく、効率は悪くとも話し合いで作っていける世界です。
それは愚者たちの試行錯誤であり、傷つき、争いながらも、人々と世界を信じて歩み始めるのです。
例え失敗しようとも、自分達で考え、自分達の力で前に進んで行きたいと。

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