ザラ隊とレジスタンス連合の激戦が続く。
「でえやああああああ!」
「うおおおおおおおお!」
二尉が吠え、SB部隊を撃破する。
「でえやああああああ!」
「うおおおおおおおお!」
二尉が吠え、SB部隊を撃破する。
『第一先行部隊、全滅です!』
「SB3小隊で穴を埋めろ!FBの残存する2機は俺に続け!」
アスランが絶叫し、ユウナの居る旗艦へ向けて突撃する。
「SB3小隊で穴を埋めろ!FBの残存する2機は俺に続け!」
アスランが絶叫し、ユウナの居る旗艦へ向けて突撃する。
「やらせるかああああ!」
シホが、二尉が、カナードが立ちふさがる。
TJはサーベルを抜き、一閃する。
「くああああああ!」
シホのシグナスMk-Ⅱが一撃で戦闘不能に追い込まれる。
FBのうちの片方はカナードが撃破し、もう片方は二尉が機体を犠牲にして止めた。
二尉とシホの機体に、トゥルージャスティスが迫る。
ドレッドノートΗがアルミューレ・リュミエール・ハンディを展開、トゥルージャスティスの最初の斉射をしのぐ。
しかし、今度はジャスティスの全ビームブーメランが迫る。
「くっ・・!」
カナードが苦渋の表情を浮かべたその時だった。
シホが、二尉が、カナードが立ちふさがる。
TJはサーベルを抜き、一閃する。
「くああああああ!」
シホのシグナスMk-Ⅱが一撃で戦闘不能に追い込まれる。
FBのうちの片方はカナードが撃破し、もう片方は二尉が機体を犠牲にして止めた。
二尉とシホの機体に、トゥルージャスティスが迫る。
ドレッドノートΗがアルミューレ・リュミエール・ハンディを展開、トゥルージャスティスの最初の斉射をしのぐ。
しかし、今度はジャスティスの全ビームブーメランが迫る。
「くっ・・!」
カナードが苦渋の表情を浮かべたその時だった。
巨大な閃光が奔り、ビームブーメランごと、射線上の全敵MSが薙がれた。
「えっ・・・・・」
シホが声を上げ、閃光の発射された方向をレーダーで調べる。MSだ。
「認識コードは、味方・・・機体名・・・デスティニー・ブラスト!?」
シホが声を上げ、閃光の発射された方向をレーダーで調べる。MSだ。
「認識コードは、味方・・・機体名・・・デスティニー・ブラスト!?」
「アイアス、排除。」
シンが呟き、追加武装――アイアスが排除される。
巨大な閃光を放った長射程ビームランチャー・タスラムを収納し、ウイングを展開する。
「うおおおおおおおおお!!」
遂に、赤き光の翼が蘇った。
シンが呟き、追加武装――アイアスが排除される。
巨大な閃光を放った長射程ビームランチャー・タスラムを収納し、ウイングを展開する。
「うおおおおおおおおお!!」
遂に、赤き光の翼が蘇った。
「光の翼だと!?」
「デスティニーか!」
「いや、データとは形状が違うぞ!」
「なんだよ、あの光の翼のでかさ・・・・どういう出力してるんだよ!」
混乱するパイロットたち。
しかし、最も驚いていたのはアスランであろう。
「シン・・・・!!」
「デスティニーか!」
「いや、データとは形状が違うぞ!」
「なんだよ、あの光の翼のでかさ・・・・どういう出力してるんだよ!」
混乱するパイロットたち。
しかし、最も驚いていたのはアスランであろう。
「シン・・・・!!」
『シン・アスカ、デスティニー・ブラスト、戦列に加わる!』
レジスタンスたちが歓声を上げる。中でもリバイブの面々の喜びはひとしおだった。
「おっしゃああ!」
「征くぞ!」
「ええ!」
二尉とシホが檄を飛ばし、カナードは静かに戦闘態勢に戻り、ユウナは声を張り上げる。
「全機、再度戦闘態勢を取れ!あいつ等は僕らと違って負け慣れしていない。
隊長機を、トゥルージャスティスを墜とせば志気は大きく下がるはずさ!
シンはトゥルージャスティスを!大尉と少尉とシホは彼の援護だ!カナードは核ミサイル搭載艦を!」
「わかった!」
「了解!」
「了解だ!」
「了解しました!」
「フン、・・・・了解だ。」
応え、飛び立つ。
レジスタンスたちが歓声を上げる。中でもリバイブの面々の喜びはひとしおだった。
「おっしゃああ!」
「征くぞ!」
「ええ!」
二尉とシホが檄を飛ばし、カナードは静かに戦闘態勢に戻り、ユウナは声を張り上げる。
「全機、再度戦闘態勢を取れ!あいつ等は僕らと違って負け慣れしていない。
隊長機を、トゥルージャスティスを墜とせば志気は大きく下がるはずさ!
シンはトゥルージャスティスを!大尉と少尉とシホは彼の援護だ!カナードは核ミサイル搭載艦を!」
「わかった!」
「了解!」
「了解だ!」
「了解しました!」
「フン、・・・・了解だ。」
応え、飛び立つ。
「いっけえええええ!」
光の翼を展開し、最大出力で突っ込む。爆光と共に、たやすく道が開けた。
視界に、トゥルージャスティスを捉える。
「シイイイン!!!」
「征くぞ、隊長・・・・いや、アスラン・ザラ!!!」
トゥルージャスティスが全接近戦用ビーム兵器を起動して突撃する。
デスティニー・ブラストはビームブーメランを放り、対艦刀フラガラッハを抜いた。
レアメタル製の刀身が、切っ先から鍔本までにいたるビーム刃を展開する。
ブーメランとの時間差攻撃。しかし、TJは隠し腕を使ってブーメランをはじき、
ビームサーベルを薙ぐ。
その瞬間、フラガラッハが加速した。刀身に備えられたブースターによる急加速。
「なっっ・・!」
予想外のスピード。サーベルごと右腕が切り落とされた。急速離脱する。
「馬鹿な・・・・あれだけの急加速に耐えられるのか!?なんてアポジモーター
と間接だ・・・」
光の翼を展開し、最大出力で突っ込む。爆光と共に、たやすく道が開けた。
視界に、トゥルージャスティスを捉える。
「シイイイン!!!」
「征くぞ、隊長・・・・いや、アスラン・ザラ!!!」
トゥルージャスティスが全接近戦用ビーム兵器を起動して突撃する。
デスティニー・ブラストはビームブーメランを放り、対艦刀フラガラッハを抜いた。
レアメタル製の刀身が、切っ先から鍔本までにいたるビーム刃を展開する。
ブーメランとの時間差攻撃。しかし、TJは隠し腕を使ってブーメランをはじき、
ビームサーベルを薙ぐ。
その瞬間、フラガラッハが加速した。刀身に備えられたブースターによる急加速。
「なっっ・・!」
予想外のスピード。サーベルごと右腕が切り落とされた。急速離脱する。
「馬鹿な・・・・あれだけの急加速に耐えられるのか!?なんてアポジモーター
と間接だ・・・」
TJとDBの激突している周囲の空域。別れた二尉が必死で敵機を防いでいた。
「アスカの戦いだけは、死んでも邪魔させるな!」
「わーってますよ!」
「アスカの戦いだけは、死んでも邪魔させるな!」
「わーってますよ!」
「これで・・・・最後だ!」
カナードはΗユニットのバスターモードを起動、核ミサイル搭載の目星を付けた
最後の艦艇を沈めた。
カナードはΗユニットのバスターモードを起動、核ミサイル搭載の目星を付けた
最後の艦艇を沈めた。
「もう止めろシン!これが君の望んだことなのか!」
「望んじゃいないさ!今の状況も・・・・・今の世界も!」
絶叫して、フラガラッハを薙ぐ。
ビームキャリーシールドからビームシールドを展開するTJ。
そのシールドごと、フラガラッハは左腕を両断した。
「あんたたちの作った世界は・・・・優しくも暖かくもない!ただ単に人から
決断することを、夢を奪っただけだ!」
さらに横に薙ぎ払う。両足をもぎ取った。
後退するTJ。
「アスラン・ザラ!アンタの望んだ正義は何なんだ!ルナを殺して、メイリンを
狂わせた正義なのかよ!?応えろ!」
「俺は・・・・俺は!!!」
アスランの脳裏によぎる過去の出来事のフラッシュバック。
「何で・・・・何でこうなるんだよ!何で・・・!俺はどうすればいい!?
俺は・・・どうすれば許されるんだ!」
苦渋の表情を浮かべ、絶叫する。
「許されるわけ無いだろ!俺は、過ちを犯したヤツを知ってる・・・・・そいつは、
許されないことをした。けれどもそいつは、本当は許して欲しいくせに、
許されようとは思っていない!」
シンの脳裏によぎるユウナ。
「そんなヤツだっているのに、この期に及んで許されたいのか、アンタは!」
「っ・・・・ああああああああああああああああああ!」
リフターを突撃させる。
フラガラッハで大きく薙ぎ払う。
リフターは両断され爆散した。
「応えろ!アスラン・ザラ!」
「・・・・そうだな、だが、俺にもけじめがある。俺は、今はもう、俺の正義が
正しいとは思えない・・・・・だが、俺の正義のために死んだ人間がいる。
ルナマリアとメイリンの人生を狂わせもした・・・ならば俺は・・・・・最後まで
俺の正義の下に戦う!」
残る全ビーム兵器を起動させる。
「・・・・・行くぞ、シン!」
「俺は、負けられない・・・・・来い、『隊長』!!」
「望んじゃいないさ!今の状況も・・・・・今の世界も!」
絶叫して、フラガラッハを薙ぐ。
ビームキャリーシールドからビームシールドを展開するTJ。
そのシールドごと、フラガラッハは左腕を両断した。
「あんたたちの作った世界は・・・・優しくも暖かくもない!ただ単に人から
決断することを、夢を奪っただけだ!」
さらに横に薙ぎ払う。両足をもぎ取った。
後退するTJ。
「アスラン・ザラ!アンタの望んだ正義は何なんだ!ルナを殺して、メイリンを
狂わせた正義なのかよ!?応えろ!」
「俺は・・・・俺は!!!」
アスランの脳裏によぎる過去の出来事のフラッシュバック。
「何で・・・・何でこうなるんだよ!何で・・・!俺はどうすればいい!?
俺は・・・どうすれば許されるんだ!」
苦渋の表情を浮かべ、絶叫する。
「許されるわけ無いだろ!俺は、過ちを犯したヤツを知ってる・・・・・そいつは、
許されないことをした。けれどもそいつは、本当は許して欲しいくせに、
許されようとは思っていない!」
シンの脳裏によぎるユウナ。
「そんなヤツだっているのに、この期に及んで許されたいのか、アンタは!」
「っ・・・・ああああああああああああああああああ!」
リフターを突撃させる。
フラガラッハで大きく薙ぎ払う。
リフターは両断され爆散した。
「応えろ!アスラン・ザラ!」
「・・・・そうだな、だが、俺にもけじめがある。俺は、今はもう、俺の正義が
正しいとは思えない・・・・・だが、俺の正義のために死んだ人間がいる。
ルナマリアとメイリンの人生を狂わせもした・・・ならば俺は・・・・・最後まで
俺の正義の下に戦う!」
残る全ビーム兵器を起動させる。
「・・・・・行くぞ、シン!」
「俺は、負けられない・・・・・来い、『隊長』!!」
加速する二機。真っ正面から向き合う。DBが右腕のパルマフィオキーナを突き出す!
TJは全ビーム兵器を向ける。
「マニュピレーターごとつぶせば!!」
隠し腕のサーベルを突き出す。が、閃光が炸裂しても、マニュピレーターは
破壊できなかった。
「ッ!!ビームフィールド・・・!?」
マニュピレーターを包み込むように張られたランス状のビームシールド、「ブリューナク」
だった。
サーベルが徐々に負けていく。
轟音と、共に、隠し腕が、破壊されて、いく。
アスランは瞳を閉じた。
「やっと死ねるか・・・・・シン、俺の正義を越えていけ。暖かくて優しい世界を
作って見せろ。」
「言われなくても、そうする!」
「カガリ・・・メイリン・・・・」
(シン・・・俺はお前に断罪されたかったんだな・・・・・)
遂に、トゥルージャスティスのコックピットをブリューナクが貫き、
パルマフィオキーナが火を吹いた。離れるDB。
「本当に・・・・アンタって人は・・・・」
TJは全ビーム兵器を向ける。
「マニュピレーターごとつぶせば!!」
隠し腕のサーベルを突き出す。が、閃光が炸裂しても、マニュピレーターは
破壊できなかった。
「ッ!!ビームフィールド・・・!?」
マニュピレーターを包み込むように張られたランス状のビームシールド、「ブリューナク」
だった。
サーベルが徐々に負けていく。
轟音と、共に、隠し腕が、破壊されて、いく。
アスランは瞳を閉じた。
「やっと死ねるか・・・・・シン、俺の正義を越えていけ。暖かくて優しい世界を
作って見せろ。」
「言われなくても、そうする!」
「カガリ・・・メイリン・・・・」
(シン・・・俺はお前に断罪されたかったんだな・・・・・)
遂に、トゥルージャスティスのコックピットをブリューナクが貫き、
パルマフィオキーナが火を吹いた。離れるDB。
「本当に・・・・アンタって人は・・・・」
そして、トゥルージャスティスは爆散した。
敵はどんどん撤退していく。ここまで打たれ弱いとはユウナでも思っていなかっただろう。
「・・・・・仇は取ったぞ、メイリン、ルナ・・・・」
たった今死んだ彼を愛した少女と、最愛の人の名を紡ぎ、シンは顔をうつむかせた。
メットを外し、頬を伝うものを拭う。
『シンさん!』
『兄貴!』
通信が飛び込んでくる。ソラとシゲトだった。笑顔を向ける。
「ああ、今から帰還(かえ)るさ。」
そう言い放ち、スラスターを全開にする。
ふと、月のほうを振り向いた。かつての戦友を殺し、最愛の人と最期の時を過ごした
場所を眺める。
静かに、敬礼を送った。
「アンタの仇も、とってやるよ、「隊長」・・・・・」
「・・・・・仇は取ったぞ、メイリン、ルナ・・・・」
たった今死んだ彼を愛した少女と、最愛の人の名を紡ぎ、シンは顔をうつむかせた。
メットを外し、頬を伝うものを拭う。
『シンさん!』
『兄貴!』
通信が飛び込んでくる。ソラとシゲトだった。笑顔を向ける。
「ああ、今から帰還(かえ)るさ。」
そう言い放ち、スラスターを全開にする。
ふと、月のほうを振り向いた。かつての戦友を殺し、最愛の人と最期の時を過ごした
場所を眺める。
静かに、敬礼を送った。
「アンタの仇も、とってやるよ、「隊長」・・・・・」
EDロールに合わせて、ミネルバにいて、
まだ良好な関係だったころのシンとアスラン。
まだ良好な関係だったころのシンとアスラン。